JP2003513157A - 食用脂配合物 - Google Patents
食用脂配合物Info
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- A23L33/11—Plant sterols or derivatives thereof, e.g. phytosterols
Abstract
Description
、特に高級オリーブ油、例えばバージンオリーブ油に基づいた、オリーブ油を基
にした生成物及びその様なオリーブ油を基にした生成物の製造方法、並びにオリ
ーブ油を基にした生成物の製造に使用可能な、ある植物スタノール及び/又はス
テロールエステルに関する。
ある。天然で最も頻繁に生じる植物ステロールは、シトステロール、カンペステ
ロール及びスチグマステロールである。植物油及び脂肪は、我々の食事における
植物ステロールの主な源である。植物油において、ステロールの大部分が脂肪酸
エステルとして存在する。飽和植物ステロール、例えばシトスタノール及びカン
ペスタノールは、我々の食事中に、少量存在している。フィンランド人の食事に
おける合計スタノールの1日摂取量は、30〜80mg/kgと推定されている。し
かしながら、トール油のステロールは、10〜20%の植物スタノール(主にシ
トスタノール及びカンペスタノール)を含む。植物スタノールはまた、対応する
植物ステロールの二重結合を除去する水素化によっても産生され得る。
のマーガリン、サラダドレッシング、棒チョコ及びヨーグルトと共に、植物スタ
ノール及びステロールのコレステロール低下特性に対して多くの注目が集められ
てきた。近年の研究に基づき、2〜38gの植物スタノール又はステロールの一
日摂取量は、健康を推奨する食事の一部として使用される場合であっても、血清
LDLコレステロールレベルを有意に低下せしめる。植物スタノール及びステロ
ールを強化した食品は、上昇した血清の合計及びLDLコレステロールレベルを
低下せしめるために、増強された食事によるアプローチを提供する。脂肪酸エス
テル形態の植物スタノール及び/又はステロールによる主要食品の強化は、味及
び口あたりを落としめることなく可能である。コレステロール低下効果及び植物
スタノールが実質的に吸収可能でないという事実に基づき、植物スタノールは更
に好ましいが、植物スタノールとステロールの配合物又は植物ステロール単独も
使用され得る。
植物スタノール及び/又はステロールの使用による最良の利益は、主要食品を強
化する場合に得られる。例えば、北欧において、マーガリン及びスプレッドは、
その様な強化に非常に適した食品であるが、南欧においては、他の主食候補を見
つけることが必要である。この地域において、オリーブ油は特に重要な主要食品
である。更に、オリーブ油の消費は、高級オリーブ油の健康上の評判及び風味に
より、世界の他の地域においても増大している。オリーブ油は、天然において非
常に低レベルの植物ステロールを含む(典型的に0.2g/100g油未満)。
更に、高級オリーブ油、例えばバージンオリーブ油は、コレステロールの前駆体
であるスクアレンを極めて大量に含む。スクアレンの含有量は変化するが、エク
ストラバージン油は、典型的に約300mg/100g油含む。食事性スクアレン
は、ヒトにおける血清コレステロールレベルを増大せしめることが示されている
。血清の合計及びLDLコレステロールレベルに対するその様な効果は、植物ス
タノール及び/又はステロールによって影響を弱められ得る。従って、市販の高
級オリーブ油を植物スタノール及び/又はステロールで強化し、そしてその様な
オリーブ油が通常使用されるオリーブ油と同様の特性を有することを保証するこ
とは明らかに必要である。
るはずである。典型的に高級オリーブ油、例えばバージンオリーブ油は、冷蔵庫
の温度で長時間保存された場合に、均一な透明の結晶化が起こると同時に濁る。
植物スタノール及び/又はステロールを強化したオリーブ油は、濁りを回避する
はずである。
た脂肪酸組成を有する、広く一般的な植物油又は市販の食用油が使用される。そ
の様な市販の植物油又はそれらの配合物に由来する脂肪酸を有する植物スタノー
ル及び/又はステロールエステルによる、高級オリーブ油、例えばバージンオリ
ーブ油の強化は、室温以下の温度でより高度に融解する脂質の沈殿を更に増強す
る。形成した結晶は、室温での長期間の保存の後でさえも通常溶解しない。この
問題は、高レベルの多価不飽和脂肪酸及び低レベルの飽和脂肪酸を有する、現在
市販されている植物油、例えば低飽和ダイズ油(PUFA:67重量%、SAF
A:7.9重量%)、ヒマワリ油(PUFA:64重量%、SAFA:12重量
%)又はリノラ(linola)油(PUFA:70重量%、SAFA:11重
量%)に由来するスタノール及び/又はステロールの脂肪酸エステル化を用いて
も解決されることはない。
しており、この中で、バージンオリーブ油は、0℃で24時間の低温試験にかけ
られた場合に、透明のままのバージンオリーブ油を得るために、15〜35℃の
温度でマイクロフィルターで濾過される。
びサラダ油を記載している。液体グリセリドの基油に、0.5〜10重量%(遊
離ステロールとして算出)のステロールの脂肪酸エステルを混入する。脂肪酸部
分は、C1-12飽和モノカルボン酸部分又は最大24個の炭素原子を有する不飽和
脂肪酸として表される。1つの態様において、ステロールの脂肪酸エステルは、
市販の遊離ステロールとモノカルボン酸無水物との、過塩素酸触媒型のエステル
化によって調製される。ステロールの脂肪酸エステルは、冷蔵庫の温度での沈殿
を防ぐのに十分なほど少ない量で加えられる。例示した態様において、料理油及
びサラダ油は、相互溶媒(例えばヘキサン又はジエチルエーテル)中で液体グリ
セリド基油及び植物ステロールモノカルボン酸エステルを溶解し、そしてその溶
媒を蒸発させることによって調製した。トリオレインにおける植物ステロールの
異なる脂肪酸エステルの溶解性も提示されており、これはC12(0.6%)及び
C16(0.1%)飽和脂肪酸植物ステロールエステルについて非常に低い溶解性
を示している。第’569号特許に開示されている方法及び生成物は、少なくと
も2つの欠点に苦しめられている。第1に、個々の市販の遊離ステロールから調
製される脂肪酸の使用は、これらの出発生成物が極めて高価なので、実用的でも
経済的でもない。第2に、第’569号特許で使用される過塩素酸触媒型のエス
テル化工程は、残留塩化物が当該生成物中に残るので、食品用の工程ではない。
従って、第’569号特許は商業的な利用に適していない。
ロールが、分子間エステル化工程を経て脂肪酸エステルに変換される工程を教示
している。更に、例2において、上昇したステロールエステル含量を有する植物
油を製造する方法を記載している。しかしながら、教示されている方法は、高級
な市販のオリーブ油、例えばバージンオリーブ油の場合に実施され得ない物理的
特性に基づいた、油の配合物全体の分子間エステル化に基づいている。
脂肪酸組成を有する対応するステロール/スタノールエステルの融解特性におい
て著しい差異をもたらす。例えば、低エルカ酸の菜種油脂肪酸とのステロールエ
ステル及び対応するスタノールの脂肪酸エステルを基にした植物油は、NMR技
術によって測定した場合に、異なる温度で以下の量の固体脂肪含量(合計の脂肪
の重量%)を示した。
ステルの脂肪酸組成を変化させ、又はエステル内の植物スタノールとステロール
の異なる比率を用いることによって仕立てられ得る。
題は、高級オリーブ油、例えばバージンオリーブ油における、いわゆる高PUF
A植物油由来の脂肪酸を有する植物スタノール及び/又はステロールの脂肪酸エ
ステルを溶解し、そしてオリーブ油に含まれる、非常に低含量の飽和脂肪酸エス
テルを有する植物スタノール及び/又はステロールの脂肪酸エステルを得るため
に、冷蔵庫の温度から室温の範囲の温度で、オリーブ油から任意の高融点脂質を
結晶化することによって解決される。必要とされる結晶化の温度及び時間は、使
用するスタノール及び/又はステロールの脂肪酸エステルの量及び型に依存する
。結晶化の温度及び時間を適切に選択することによって、バージンオリーブ油は
冷蔵庫の温度で透明のままであるか、又は当該油が冷蔵庫から取り出され、そし
て短時間室温で維持される場合に透明となる。例えば、液体グリセリド基油中の
植物ステロールパルミテートに関して、非常に限定された溶解性(0.1%)を
示す米国特許第3,751,569号と比較した場合、高レベルの不飽和脂肪酸
を有する植物スタノール及び/又はステロールの脂肪酸エステル配合物は、スタ
ノール及び/又はステロールエステルの溶解性をはっきりと増大させる。
ール及び/又はステロールエステルの組成を教示する。従って、本発明に従う油
は、60%超、好ましくは65%超の多価不飽和脂肪酸、及び5%未満の飽和脂
肪酸を含む脂肪酸組成を有する、適切な量の植物スタノール及び/又はステロー
ルエステルを添加することによって得ることもできる。冷蔵庫の温度で透明なオ
リーブ油が所望の場合、60%超、好ましくは65%超の多価不飽和脂肪酸、及
び5%未満の飽和脂肪酸、好ましくは3%未満、2%未満、又は最も好ましくは
1.5%未満の飽和脂肪酸、例えばステアリン酸を含む脂肪酸組成を有する植物
スタノール及び/又はステロールエステルが使用される。その様なスタノール及
び/又はステロールの脂肪酸エステルは、当業界で知られている任意のエステル
化法によって、例えば適切にあらかじめ決定された脂肪酸組成を有する脂肪酸配
合物又は脂肪酸アルコールエステル配合物のエステル化によって得ることができ
る。上文及び本明細書の全体に渡って、特に断らない限り、全てのパーセンテー
ジの値が重量%である。
al of the European Communities No.L3
9/2(15.2.1992)に従い決定される、エクストラバージンオリーブ
油、バージンオリーブ油、通常のオリーブ油及びランパンテオリーブ油を含むこ
とを意味する。更に、the Official Journal of th
e European Communitiesに定義されている、バージンオ
リーブ油と低級オリーブ油の任意な配合物は、この定義に含まれる。好ましくは
、その様な配合物は少なくとも25%、更に好ましくは少なくとも50%、そし
て最も好ましくは少なくとも75%のバージンオリーブ油を含む。
ルの脂肪酸エステルで強化された、上文の定義に従うバージンオリーブ油を含む
ことが意味される。約0.3〜25重量%、好ましくは約0.3〜10重量%、
更に好ましくは約1.5〜10重量%、そして最も好ましくは約3〜10重量%
の植物スタノール及び/又はステロールの脂肪酸エステル(遊離スタノールとし
て計算)もオリーブ油を基にした生成物に含まれ得る。
び少なくとも7%の飽和脂肪酸を含む植物油又は植物油配合物を含むことを意味
する。典型的な高PUFA植物油は、ヒマワリ油、コーン油、ダイズ油、低飽和
ダイズ油、ベニバナ油、綿実油、リノラ油又はそれらの配合物を含む。脂肪酸組
成における飽和脂肪酸の量は、典型的に約7.5〜49%、更に好ましくは約8
〜25%、そして最も好ましくは約10〜20%である。
テロール、及び4,4−ジメチルステロール(トリテルペンアルコール)又はそ
れらの配合物を含むことを意味する。用語「フィトスタノール」は4−デスメチ
ルスタノール、4−モノメチルスタノール及び4,4−ジメチルスタノールを含
むことを意味し、そして好ましくは対応するフィトステロールの水素化によって
得られる。典型的な4−デスメチルステロールは、シトステロール、カンペステ
ロール、スチグマステロール、ブラシカステロール、22−デヒドロブラシカス
テロール、Δ5−アベナステロールを含むことを意味する。典型的な4,4−ジ
メチルステロールは、シクロアルテノール、24−メチレンシクロアルタノール
及びシクロブラノールを含む。典型的なフィトスタノールは、シトスタノール、
カンペスタノール及びそれらの24−エピマー、シクロアルタノール及びトリテ
ルペンアルコール(シクロアルテノール、24−メチレンシクロアルタノール及
びシクロプラノール)の飽和によって得られる飽和型を含む。用語フィトステロ
ール及びフィトスタノールはまた、4−デスメチルステロール及びスタノール、
4−モノメチルステロール及びスタノール、4,4−ジメチルステロール及びス
タノールの全ての可能な天然配合物並びに天然配合物の混合物を含む。用語フィ
トステロール及びフィトスタノールは更に、任意な独立した4−デスメチルステ
ロール、4−モノメチルステロール又は4,4−ジメチルステロールあるいはそ
れらの対応する飽和(スタノール)型を含む。
テロール」及び「フィトスタノール」と同義語であると意図されている。「ステ
ロール」及び「スタノール」も、「フィトステロール」及び「フィトスタノール
」をそれぞれ意味するであろう。
される。好ましくは、当該二重結合は、シス配置を有するが、1又は複数の二重
結合がトランス配置であってもよい。多くの市販の植物油が、脱臭工程における
熱異性化に起因して、トランス配置を有する1又は複数の二重結合を含む、パー
センテージレベルの多価不飽和脂肪酸を含む。更に、二重結合は、いわゆるメチ
レン介在型又は共役型のいずれでもよい。典型的な植物油に由来する多価不飽和
脂肪酸は、リノレイン酸、リノレン酸及びγ−リノレン酸であるが、魚油由来の
多価不飽和脂肪酸、例えばエイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸も利用
され得る。
鎖の両方の脂肪酸を含む、4〜24個の炭素原子を有する脂肪酸を意味する。
PUFA植物油由来の脂肪酸より産生されるスタノール及び/又はステロールエ
ステルを意味するが、魚油に由来する多価不飽和脂肪酸又は植物油及び魚油に由
来する多価不飽和脂肪酸の配合物も使用され得る。
、好ましくは食品用の工程を用いて製造される。「食品用の工程」とは、スタノ
ール及び/又はステロールの脂肪酸エステル産物が、(1)スタノール及び/又
はステロールの脂肪酸エステルの1又は複数の質に影響を及ぼすので、最終産物
において望ましくなく、又は(2)食品の安全性の観点から消費者にとって有害
な、残留化学物質(例えば、溶媒又は触媒は塩化物を含む)を含まない任意な工
程を含むと本明細書で定義される。多くの食品用の工程が当業界で知られており
、これらのいずれかが本明細書で使用されるスタノール及び/又はステロール脂
肪酸エステルを製造するのに適していると思われる。好ましくは、当該食品用の
工程は、溶媒を含まない食品用の工程である。スタノール及び/又はステロール
の脂肪酸エステルは、米国特許第5,502,045号に記載の方法によって、
例えば高PUFA植物油又はそれらの配合物から得られた脂肪酸アルコールエス
テルのエステル転移によって製造され得る。
方法は、エステル転移又はエステル交換触媒の存在下での、高PUFA植物油と
の遊離スタノール及び/又はステロールのエステル化によるものである。あるい
は、直接的な、好ましくは触媒的なエステル化方法、例えば米国特許第5,89
2,068号に開示されているもの、又は酵素的なエステル化方法、例えばEP
195 311に開示されているものも使用され得る。
性は、米国特許第5,502,045号に記載の方法に従う、高PUFAステロ
ール及び/又はスタノールエステルのエステル化後に得られる油相に存在する、
過剰な高PUFAアルコールエステルを利用することである。この高PUFAア
ルコールエステルとステロール及び/又はスタノールエステルの混合物は、それ
自体、高融点ステロール及び/又はスタノールエステルを除去する分画段階にか
けられ、そして次にスタノール及び/又はステロールのエステル化のために使用
されることがある。
本発明に従いあらかじめ決定された脂肪酸組成を有する脂肪酸アルコールエステ
ルを用いて、米国特許第5,502,045号において概要が説明された方法に
よって製造され得る。脂肪酸アルコールエステルは、当業界で知られている任意
の方法、例えば高PUFA液体植物油又は高PUFA油の配合物から得られるア
ルコール脂肪酸エステルの溶媒又は界面活性剤分画によって製造され得る。脂肪
酸アルコールエステルの対応する配合物も、減圧下での蒸留方法によって得るこ
とができる。その様な蒸留方法は、優先的に16以下の炭素原子を有する飽和脂
肪酸を除去するために使用され得る。限定された脂肪酸組成を有する脂肪酸アル
コールエステルも、例えば米国特許第5,670,348号に従い得られる、飽
和脂肪酸の含量が低下した植物油又は油の配合物のアルコール分解によって得る
こともできる。
遊離脂肪酸又は当該組成の脂肪酸配合物と、スタノール及び/又はステロールと
の間の直接的な、好ましくは触媒的なエステル化法、例えば米国特許第5,89
2,068号によっても製造され得る。エステル転移又はエステル交換触媒を用
いる、所望の脂肪酸組成を有するトリグリセリドによるスタノール及び/又はス
テロールのエステル化も、スタノール及び/又はステロールエステルを製造する
のに適した方法である。更に、スタノール及び/又はステロールエステルはまた
、例えばEP195311に概要が説明されている、酵素的なエステル化によっ
て製造され得る。
はステロールエステルを得るために使用され得る。
は更に、例えば米国特許第5,502,045号において概説されているエステ
ル転移工程などの、任意な直接的、好ましくは酵素的エステル化工程に基づく方
法によって、又は例えばEP195311に概説されている様な、酵素的なエス
テル化工程の使用によって得られるスタノール及び/又はステロールの脂肪酸エ
ステルの、商業的に応用されている分画工程、例えば乾式の、洗浄剤及び湿式分
画によって得ることができる。特に溶媒からの分画は、所望のステロール及び/
又はスタノールエステル組成を調製するために使用され得る。EP 195 3
11において概説されている様な酵素的エステル化工程を用いた場合、分画は、
好ましくは酵素及びできる限りの水層を除いた後に、エステル化工程において使
用される反応溶媒中で直接使用され得る。
エステルを製造するために使用され得る、ごく一部の食品用工程である。
テロールの脂肪酸エステルを含むバージンオリーブ油、好ましくはエクストラバ
ージンオリーブ油は、例えば脂肪酸源として高PUFA植物油又は高PUFA植
物油の混合物を用いることによって、米国特許第5,502,045号に開示さ
れている様なエステル工程によって得られる、5〜50重量%(好ましくは5〜
25%)のスタノール及び/又はステロールの脂肪酸エステルを溶解することに
よって得ることができる。これは、好ましくはバージンオリーブ油の通常の精製
工程の一部として行われ得る。この様にして得られるスタノール及び/又はステ
ロールエステルのオリーブ油配合物は、当業界で知られている様な常用の「不凍
化(Winterizing)」段階又は任意な分画工程が行われた後に、スタ
ノール及び/又はステロールエステルをオリーブ油中に完全に溶解するために加
熱され、そして混合される。例えば、不凍化又はバッチ乾式分画型の工程は、0
〜30℃、好ましくは5〜25℃で行われることがあり、その結果4〜25℃の
温度範囲のある点で、更に好ましくは4〜8℃の温度範囲のある点で透明な、オ
リーブ油を基にした生成物を生成せしめる。本発明に従い製造されるオリーブ油
を基にした生成物の全てが、冷蔵庫の温度で濁りを示す場合、冷蔵庫から取り出
し、そして室温、すなわち18〜30℃の温度範囲のある点、更に好ましくは1
8〜25℃の温度範囲のある点で保存されたときに透明となることもある。この
ことは、本発明のオリーブ油を基にした生成物が、30℃又はそれ以上、好まし
くは25℃又はそれ以上、更に好ましくは20℃又はそれ以上、より更に好まし
くは18℃又はそれ以上で透明であることを意味している。生成物が冷蔵庫の温
度(すなわち約2〜12℃、好ましくは約2〜8℃)で保存される場合、それは
好ましくは8℃、更に好ましくは4℃である。欧州の消費者は主に室温で油を保
存して使用するので、オリーブ油を基にした生成物は、好ましくは25℃又はそ
れ以上、更に好ましくは20℃又はそれ以上、そして最も好ましくは18℃又は
それ以上で透明であるだろう。
エステル並びに最終生成物の量及び型に依存して変化し得る。主にスタノール及
び/又はスタノールエステルの飽和脂肪酸が構成される固体部分を、例えば真空
フィルターを通すことによって除去した後に、得られたオリーブ油を基にした生
成物はそのまま使用されるか、又は未処理のバージンオリーブ油で希釈され、そ
の結果オリーブ油を基にした生成物中で所望の含量の植物スタノール及び/又は
ステロールを得ることができる。バージンオリーブ油の質に依存して、オリーブ
油中に天然に含まれる高融点脂質成分のいくつかは、フィルタリング工程によっ
て同時に除去され、そしてその結果、当該工程は冷蔵庫の温度(すなわち約2〜
12℃、好ましくは約2〜8℃)でオリーブ油の透明性を向上せしめる。当業者
にとって、不凍化又はバッチ乾式分画型の工程に加えて、任意な型の分画工程が
、高融点を有するスタノール及び/又はステロールの脂肪酸エステル、例えば飽
和脂肪酸に基づいたステロール及び/又はスタノールの脂肪酸エステルを結晶化
し、そして除去するために使用され得ることは明らかである。また、当業者にと
って、当業界で知られている任意の濾過方法が使用され得ることも明白である。
る別の方法は、米国特許第5,502,045号に開示されているエステル転移
後に得られる高PUFAステロール及び/又はスタノールエステル配合物の過剰
な脂肪酸メチルエステルを利用することである。乾燥段階後、スタノール及び/
又はステロールエステルの脂肪酸アルコールエステル混合物は、製造されるスタ
ノール及び/又はステロールエステルの組成に依存して5〜25℃に冷却され、
そして高融点成分は結晶化するために4〜24時間放置される。任意に追加の脂
肪酸アルコールエステルは、分画工程を容易にするために加えられる。任意な脂
肪酸アルコールエステルが使用され得るが、高PUFAアルコールエステルの使
用が好ましい。濾過後、透明な油層は、好ましくは過剰な脂肪酸アルコールエス
テルを除去し、そして味のないスタノール及び/又はステロールエステルを得る
ために脱臭される。得られたスタノール及び/又はステロールエステルは、好ま
しくはそのままバージンオリーブ油中で混合され得る。
テルは更に、適当な組成を有する脂肪酸又は脂肪酸アルコールエステルから製造
され得る。その様にして得られた植物スタノール及び/又はステロール脂肪酸エ
ステルは、本発明によって教示される、オリーブ油を基にした生成物を得るため
に、直接オリーブ油に加えられ得る。
肪酸出発材料」、例えば脂肪酸、脂肪酸アルコールエステル又は、例えば微生物
、酵素又は油を産生する植物の新品種の利用を含む工程によって得られる油を利
用して産生され得る。ステロール及び/又はスタノール部分は、任意なステロー
ル及び/又はスタノール源、例えば製紙産業又は植物油の処理から得られること
もある。増大した量又は更に魅力的な組成の、常用の方法又は遺伝的修飾によっ
て製造される適当なステロール及び/又はスタノールを産生する新品種も、スタ
ノール及び/又はステロールの製造にとって可能な原材料として含まれる。好ま
しくは、その後スタノール及び/又はステロールは、本発明のオリーブ油を基に
した生成物を製造するために食品用の工程で利用される。
た脂肪酸組成を有する植物スタノールの脂肪酸エステルで強化される。植物スタ
ノール及びステロールの脂肪酸エステル配合物又は植物ステロールの脂肪酸エス
テルも使用され得る。
テージを重量%で示す。
脂肪酸エステルの調製 植物スタノールの脂肪酸エステルは試験的な規模で製造された。市販の植物ス
テロールの水素化によって得られる6kgの植物スタノール(組成:68.2%の
シトスタノール、28.3%のカンペスタノール、1.1%のシトステロール及
び微量の他の不飽和ステロール)は、8.6kgのLowSatSoyメチルエス
テル混合物を配合され、そして110〜120℃で乾燥された。乾燥混合物の温
度は90〜95℃まで低下され、そしてナトリウムメチラート触媒(73g)が
加えられた。温度を120℃まで上昇させ、そして反応を減圧下(40mmHg)で
4時間行った。変換はGC解析によってモニタリングされた。一度98%超の変
換が達成されると、温度は100℃まで低下され、そして30重量%の熱い、9
0℃超の水が触媒を破壊するために加えられた。水層を除去し、そして油層を再
洗浄して1000ppm 未満の石けん含量を提供する。油層は95℃で乾燥させ、
そして乾燥材料は1重量%の漂白補助剤(Trysil,Grace,Germ
any)を減圧下で、95℃で20分間用いて漂白した。濾過による漂白補助剤
の除去後、標準的な試験規格の脱臭(バッチの脱臭剤、性能9kg)が、過剰なダ
イズ油のメチルエステルを除去し、そして味のないスタノールエステル生成物を
得るために行われた。得られた植物スタノールエステルの脂肪酸組成は以下の通
りである:SAFA:8.7%、MUFA:27.5%及びPUFA:63.8
%。C16:O及びC18:Oの含量は共に3.6%であった。スタノール含量
は、高いエステル化変換によって57.6重量%であった(遊離スタノール量
1.5重量%)。
エステルの調製 リノラ油由来の脂肪酸を有するスタノールの脂肪酸エステル配合物は、例1で
概説したものと同一の植物スタノール配合物及び方法で調製された。得られた植
物スタノールエステルの脂肪酸組成は以下の通りである:SAFA:10.6%
、MUFA:17.7%及びPUFA:71.8%。C16:O及びC18:O
の含量は、それぞれ6.2%及び3.9%であった。スタノール含量は、高いエ
ステル化変換によって57.9重量%であった(遊離スタノールの量 0.13
重量%)。
ルの脂肪酸エステルの調製 高PUFA植物スタノールエステルは、ヒマワリ油を基にしたメチル脂肪酸エ
ステルの蒸留後に得られた脂肪酸メチルエステルによって、例1に概説したもの
と同様の手順を用いて製造された。一緒にした蒸留のカット(cut)は、5.
6%のSAFA(0.3%のC16:O、5.0%のC18:O)、26.5%
のMUFA及び67.9%のPUFAを含んでいた。植物スタノールエステルの
合計ステロール(植物ステロール+植物スタノール)含量は59.5%であり、
一方、植物スタノールの含量は58.4重量%であった。遊離スタノールの量は
0.86重量%であった。
油の調製 例1に従い製造された低飽和ダイズ油に由来する脂肪酸を有する、7重量%の
植物スタノールエステル(4.0重量%の植物スタノール及び0.05重量%の
植物ステロールと等しい)は、油を60℃まで加熱し、そして常圧で撹拌するこ
とによってエクストラバージンオリーブ油(Carlshamn Mejeri
,Sweden)中で溶解した。全ての植物スタノールエステルを溶解した場合
、配合物は+7℃で21時間ゆっくりと撹拌することによって結晶化した。油は
真空(40mmHg)及び不凍化工程で常用される厚い(カーボン)濾紙を用いるこ
とによって濾過された。濾液の重量は、最初のエクストラバージンオリーブ油の
植物スタノールエステル配合物の1.1重量%であった。得られたオリーブ油を
基にした生成物は、遊離型の0.12重量%植物スタノールと一緒に3.7重量
%の植物スタノールを含んでいた。植物スタノールエステルの脂肪酸は、追加し
た植物スタノールエステル中の8.7%の飽和脂肪酸と比較して、4.9%の飽
和脂肪酸(2.4% C16:O及び1.5% C18:O)を含んでおり、こ
のことは、それが主に結晶化した飽和植物スタノールエステルであったことをは
っきりと示している。濾液の植物スタノール含量は19.3重量%であり、わず
かに0.18重量%の、遊離型の植物スタノールを有していた。得られた植物ス
タノールエステル強化型バージンオリーブ油は少なくとも5日間5℃で透明のま
まであり、一方、びんのガラス壁の透明な結晶化が、3日後にコントロールのエ
クストラバージンオリーブ油において見られた。
調製 植物スタノールエステル強化型エクストラバージンオリーブ油が例4と同様に
調製され、但し、結晶化は16℃で21時間行った。得られた、オリーブ油を基
にした生成物は、遊離型の0.11重量%の植物スタノールと一緒に、3.7重
量%の植物スタノールを含んでいた。植物スタノールエステルの脂肪酸組成は、
4.5%SAFA(2.3% C16:O及び1.4% C18:O)、29.
0% MUFA及び66.6% PUFAであった。濾液の重量は、最初のバー
ジンオリーブ油のスタノールエステル配合物の1.5重量%であった。濾液の植
物スタノール含量は10.7重量%であり、わずかに0.1重量%が遊離植物ス
タノールであった。濾液の植物スタノールエステルの脂肪酸組成は、36.9%
SAFA(18.9% C16:O及び15.4% C18:O)、19.7%
MUFA及び43.4% PUFAであった。このデータは、主に飽和脂肪酸
植物スタノールエステルが結晶化されることをはっきりと示している。得られた
植物スタノール強化型バージンオリーブ油は5℃で少なくとも5日間透明のまま
であり、一方、びんのガラス壁の透明な結晶化が、3日後にコントロールのエク
ストラバージンオリーブ油において見られた。
ストラバージンオリーブ油(Carlshamn Mejeri,Sweden
)中で溶解され、そして16℃で20時間結晶化された。濾過後に得られた油の
試料を7℃の冷蔵庫で保存し、そしてこれが濁っていくことを確認した。試料は
室温で透明になったが、室温で1日後に濁り始め、室温で2日後に透明な結晶が
形成した。得られた、オリーブ油を基にした生成物は、3.3重量%の植物スタ
ノールを含んでいた。植物スタノールエステルの脂肪酸組成は、元のリノラスタ
ノールエステルの、10.6% SAFA、17.7% MUFA及び71.8
% PUFAと比較して、6.0% SAFA、19.4% MUFA及び74
.6% PUFAであった。このデータに基づき、植物スタノールエステルの脂
肪酸の6%のSAFA含量が、オリーブ油を基にした生成物の所望の特性を得る
には高過ぎることは明らかである。
バージンオリーブ油(Carlshamn Mejeri,Sweden)中で
溶解し、そして例4に従い処理した。結晶化温度は、16重量%の試料の場合+
7℃(20時間)及び+23℃(7日間)であり、そして11重量%の試料の場
合は+23℃(7日間)であった。7℃で結晶化した16重量%の試料は、7℃
で少なくとも1週間透明のままであった。このオリーブ油を基にした生成物の全
スタノール含量は8.9重量%であり、そしてオリーブ油を基にした生成物に含
まれる植物スタノールエステルの脂肪酸組成は、1.7% SAFA(0.65
% C16:O及び0.34% C18:O)、26.8% MUFA及び71
.5% PUFAであった。このオリーブ油を基にした生成物は、所望の植物ス
タノール含量のオリーブ油を基にした生成物を得て商品化するために、未処理の
バージンオリーブ油と一緒に希釈され得る。
透明となった。オリーブ油を基にした生成物のスタノール含量は、11%及び1
6%の場合、それぞれ6.3及び8.9重量%であった。
トラバージンオリーブ油(Carlshamn Mejeri,Sweden)
中で溶解され、そして7℃で11時間保存された。ヒマワリ油のメチルエステル
カットを基にした植物スタノールエステルで強化された、オリーブ油を基にした
生成物(SAFA:5.6%;C16:O 0.3%、C18:O 5.0%)
は+7℃で透明な結晶化を示し、そしてこれらの試料が室温で透明とならなかっ
たことは、C18:Oスタノールエステルの量が、このオリーブ油を基にした生
成物中で多過ぎることをはっきり示唆している。3つ全ての配合物も結晶化した
のは、SAFA含量が多過ぎるためである(8.7%、10.6%及び5.6%
)。
テルの調製 例1で概説した手順によって得られた10gの植物スタノールエステルは、2
00mlの遠心管内の90mlのn−ヘキサン中で溶解した。混合物を+7℃で24
時間保存し、この後混合物を温度をプログラムで制御できる遠心機で遠心した。
ヘキサン層を除き、そしてヘキサンを蒸発させた。得られた植物スタノールエス
テルは、4.6%SAFA(2.4% C16:O及び1.8% C18:O)
、27.2% MUFA及び68.2% PUFAを含んでいた。
ブ油を基にした生成物の調製 例9から得た7重量%の植物スタノールは、例4で概説したものと同様の手順
に従いエクストラバージンオリーブ油中に溶解され、そして+7℃で保存された
。油は少なくとも7日間透明なままであった。
成物の調製 脂肪酸メチルエステルの2つのバッチは、例3に記載のものと同様の方法で蒸
留によって調製したが、次の脂肪酸組成が得られた:4.9% SAFA、34
.1% MUFA及び61% PUFA並びに他方のものは2.5% SAFA
、36.5% MUFA及び61% PUFA。得られた脂肪酸メチルエステル
は、例1に記載の方法を用いる植物スタノールのエステル化に使用された。0.
3gのスタノールの脂肪酸エステルを10gのエクストラバージンオリーブ油に
溶解した。両方のオイルが少なくとも1週間室温で透明なままであった。
物の調製 例11で調製し、そして使用したものと同一の、4.9% SAFA、44.
1% MUFA及び61% PUFAを含んで成る脂肪酸メチルエステルを、植
物ステロールのエステル化に使用した。0.6gのステロールの脂肪酸エステル
を10gのエクストラバージンオリーブ油に溶解した。油は少なくとも1週間室
温で透明なままであった。
Claims (37)
- 【請求項1】 (1)少なくとも1つのバージンオリーブ油並びに(2)ス
テロール及び/又はスタノールの脂肪酸エステル配合物を含んで成るオリーブ油
を基にした生成物であって、前記配合物の脂肪酸部分が5重量%未満の飽和脂肪
酸及び60重量%超の多価不飽和脂肪酸を含む生成物。 - 【請求項2】 配合物の脂肪酸部分が65重量%超の多価不飽和脂肪酸を含
む、請求項1に記載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項3】 配合物の脂肪酸部分が3重量%未満の飽和脂肪酸を含む、請
求項1又は2に記載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項4】 配合物の脂肪酸部分が2重量%未満のステアリン酸を含む、
請求項1から3のいずれか1項に記載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項5】 配合物の脂肪酸部分が1.5重量%未満のステアリン酸を含
む、請求項1から3のいずれか1項に記載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項6】 30℃で透明な、請求項1から5に記載のいずれか1項に記
載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項7】 25℃で透明な、請求項1から5に記載のいずれか1項に記
載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項8】 20℃で透明な、請求項1から5に記載のいずれか1項に記
載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項9】 18℃で透明な、請求項1から5に記載のいずれか1項に記
載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項10】 8℃で透明な、請求項1から5に記載のいずれか1項に記
載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項11】 4℃で透明な、請求項1から5に記載のいずれか1項に記
載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項12】 冷蔵庫から取り出し、そして室温に至らせた後に透明とな
る、請求項1から5のいずれか1項に記載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項13】 少なくとも1つのバージンオリーブ油がバージンオリーブ
油を含んで成る、請求項1から12のいずれか1項に記載のオリーブ油を基にし
た生成物。 - 【請求項14】 少なくとも1つのバージンオリーブ油がエクストラバージ
ンオリーブ油を含んで成る、請求項1から12のいずれか1項に記載のオリーブ
油を基にした生成物。 - 【請求項15】 ステロール及び/又はスタノールの脂肪酸エステルが、主
にスタノールの脂肪酸エステルを含んで成る、請求項1から14のいずれか1項
に記載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項16】 スタノールの脂肪酸エステルのスタノール部分が、シトス
タノール及び任意にカンペスタノールを含んで成る、請求項1から15のいずれ
か1項に記載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項17】 配合物(2)が遊離ステロール及び/又はスタノールとし
て計算された、0.3〜10重量%の量で存在する、請求項1から16のいずれ
か1項に記載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項18】 配合物が食品用の工程を用いて製造される、請求項1から
17のいずれか1項に記載のオリーブ油を基にした生成物。 - 【請求項19】 (1)少なくとも1つのバージンオリーブ油並びに(2)
ステロール及び/又はスタノールの脂肪酸エステル配合物を含んで成るオリーブ
油を基にした生成物であって、前記配合物の脂肪酸部分が5重量%未満の飽和脂
肪酸及び60重量%超の多価不飽和脂肪酸を含む生成物を製造する方法であって
、 (a)ステロール及び/又はスタノールの脂肪酸エステル配合物を製造するため
に、5重量%未満の飽和脂肪酸及び60重量%超の多価不飽和脂肪酸を含む脂肪
酸源でステロール及び/又はスタノールをエステル化し、そして (b)オリーブ油を基にした生成物を得るために、少なくとも1つのバージンオ
リーブ油に配合物を溶解すること、 を含んで成る方法。 - 【請求項20】 脂肪酸源が65重量%超の多価不飽和脂肪酸を含む、請求
項19に記載の方法。 - 【請求項21】 脂肪酸源が2重量%未満のステアリン酸を含む、請求項1
9又は20に記載の方法。 - 【請求項22】 エステル化段階が、過剰なアルコールの脂肪酸エステルを
用いてステロール及び/又はスタノールをエステル交換し、そしてエステル交換
触媒の存在下でエステル化段階を実施することを含んで成る、請求項19から2
1のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項23】 ステロール及び/又はスタノールの脂肪酸エステルが、主
にスタノールの脂肪酸エステルを含んで成る、請求項19から22のいずれか1
項に記載の方法。 - 【請求項24】 エステル化段階が食品用の工程を用いて行われる、請求項
19から23のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項25】 (1)少なくとも1つのバージンオリーブ油並びに(2)
ステロール及び/又はスタノールの脂肪酸エステル配合物を含んで成るオリーブ
油を基にした生成物であって、前記配合物の脂肪酸部分が5重量%未満の飽和脂
肪酸及び60重量%超の多価不飽和脂肪酸を含む生成物を製造する方法であって
、 (a)高PUFAの植物油に由来する脂肪酸を有する植物スタノール及び/又は
ステロールの脂肪酸エステルを、少なくとも1つのバージンオリーブ油に溶解し
、そして (b)オリーブ油を基にした生成物を得るために、0〜30℃の間の温度で、溶
解段階から得られた油から高融点脂質を結晶化すること、 を含んで成る方法。 - 【請求項26】 65重量%超の脂肪酸部分が多価不飽和脂肪酸を含んで成
る、請求項25に記載の方法。 - 【請求項27】 2重量%未満の脂肪酸部分がステアリン酸を含んで成る、
請求項25又は26に記載の方法。 - 【請求項28】 結晶化段階が5〜25℃の間の温度で実施される、請求項
25から27のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項29】 ステロール及び/又はスタノールの脂肪酸エステルが、主
にスタノールの脂肪酸エステルを含んで成る、請求項25から28のいずれか1
項に記載の方法。 - 【請求項30】 配合物が食品用の工程を用いて製造される、請求項25か
ら29のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項31】 配合物の脂肪酸部分が60重量%超の多価不飽和脂肪酸及
び5重量%未満の飽和脂肪酸を含んで成り、2重量%未満の配合物がステアリン
酸を含んで成る、植物ステロール及び/又はスタノールの脂肪酸エステル配合物
。 - 【請求項32】 配合物の脂肪酸部分が65重量%超の多価不飽和脂肪酸を
含んで成る、請求項31に記載のステロール及び/又はスタノールの脂肪酸エス
テル配合物。 - 【請求項33】 1.5重量%未満の配合物がステアリン酸を含んで成る、
請求項31又は32に記載のステロール及び/又はスタノールの脂肪酸エステル
配合物。 - 【請求項34】 配合物の脂肪酸部分が3重量%未満の飽和脂肪酸を含んで
成る、請求項31から33のいずれか1項に記載のステロール及び/又はスタノ
ールの脂肪酸エステル配合物。 - 【請求項35】 脂肪酸部分がそれぞれ4〜24個の炭素原子を含む、請求
項31から34のいずれか1項に記載のステロール及び/又はスタノールの脂肪
酸エステル配合物。 - 【請求項36】 配合物がスタノールの脂肪酸エステルを含み、そしてスタ
ノール部分がシトスタノール及び任意にカンペスタノールを含んで成る、請求項
31から35のいずれか1項に記載のステロール及び/又はスタノールの脂肪酸
エステル配合物。 - 【請求項37】 食品用の工程を用いて製造される、請求項31から36の
いずれか1項に記載のステロール及び/又はスタノールの脂肪酸エステル配合物
。
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