JP2003512272A - 引っ張り手段に保持されたかごを備えるエレベータ - Google Patents

引っ張り手段に保持されたかごを備えるエレベータ

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JP2003512272A
JP2003512272A JP2001531710A JP2001531710A JP2003512272A JP 2003512272 A JP2003512272 A JP 2003512272A JP 2001531710 A JP2001531710 A JP 2001531710A JP 2001531710 A JP2001531710 A JP 2001531710A JP 2003512272 A JP2003512272 A JP 2003512272A
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ヴィットゥール,ホルスト
フィッシャー,フーベルト
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Wittur AG
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B11/00Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B11/04Driving gear ; Details thereof, e.g. seals
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 位置決めに関してフレキシブルに全体的にエレベータ縦穴の中に格納されるべき、引っ張り手段(8)に保持されたエレベータ(1)のための駆動装置であって、モータトルクはベルト伝動装置を介して平たい駆動輪に伝達され、エレベータの引っ張り手段を構成する平ベルトまたは合成繊維ロープは、駆動輪(5)のハブ(17)の一部に直接巻き掛けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の上位概念に基づく、引っ張り手段に保持されたかごを備
えるエレベータに関する。
【0002】 近年、かごの支持ユニットや駆動ユニットの部材のための付加的な機械室を省
くことのできる、建物用のエレベータが開発されている。そのために、縦穴壁に
平坦に接当し、縦穴壁とかごの間の側方領域に位置する駆動装置が公知である。
【0003】 このような種類のモータはギヤレス式に形成されるか、または、平坦に設計さ
れた特別な伝動装置を使用して形成される。このような構造は、相応に高いコス
トと結びついた特殊構造である。
【0004】 さらに、ドイツ実用新案明細書DE2986526U1より、ベルトプーリと
、このベルトプーリに対して同軸心状に組み合わされた駆動体とで構成されたエ
レベータ駆動装置が公知であり、これらのベルトプーリと駆動体は1つの平たい
駆動輪に組み合わされており、この駆動輪がベルト伝動装置を介して駆動モータ
と連結されている。このベルト伝動装置によって、支持ロープに作用する駆動体
とこの駆動体に連動していてその運動を引き起こす駆動モータとの間の空間的な
分離が達成されるので、駆動モータを、駆動体から間隔をおいた好都合な位置に
配置することができ、それによって、空間的な要求仕様に対するフレキシブルな
適応が可能となる。
【0005】 しかし、単段のベルト伝動装置では減速を具体化する可能性が限られているの
で、比較的トルクの強い駆動モータが必要である。駆動モータに関して、特別に
平たい構造でコストのかかる特殊構造を採用することを断念し、その代わりに標
準型モータを使用しようとする場合、このことは必然的にモータが大きく、駆動
軸方向のモータの幅が、駆動輪の回転軸に沿った幅よりも大きくなってしまう。
換言すれば、どうしてもモータが駆動輪およびこの駆動輪を保持するフレームよ
りも側方からエレベータ縦穴の中に突出してしまう。
【0006】 その結果として、エレベータ壁と、エレベータかごが通過する行程通路ないし
その上方または下方に向かう延長部との間に、駆動輪を格納することはできるも
のの、モータにとって、駆動輪がある側では、縦穴壁と、エレベータかごないし
その上方または下方に向かう延長部との間に十分なスペースが存在しない。その
ため必然的に、モータの配置自在性という点で制約が生じる。そこで、冒頭に挙
げた実用新案明細書では、ドアの横枠形材の影になるスペースの上側、またはド
アのフレーム形材の下側にあるポケット状の領域にモータを配置することが意図
されている。
【0007】 そこで本発明の課題は、従来式の駆動モータを使っているにもかかわらず、駆
動モータのほぼ自在な配置が縦穴内で保証されている、エレベータ縦穴の中に組
み込まれた、かごのための保持・駆動ユニットを提供することである。
【0008】 この課題を解決するため本発明では、引っ張り手段を構成する少なくとも1つ
の平ベルトまたは合成繊維ロープが駆動輪のハブの所定部分に直接巻き掛けられ
ており、前記所定部分はその特定個所に必要な駆動体断面形状部を設けている。
【0009】 従来の鋼製ロープが駆動体によって方向転換させられるときの湾曲は、一定の
少なからぬ曲率半径を下回ってはならず、そうでないと鋼製ロープに生じる曲げ
応力が、求められる耐久性にとって最大限許容される限界値を越えてしまうのに
対して、平ベルトまたは合成繊維ロープはこれよりもはるかに少ない曲率半径で
駆動体を介して案内される。このことから、平ベルトを駆動輪のハブに直接巻き
掛けるといった構造に基づいて、駆動体を非常に小さな外径で具体化することが
可能になる。これにより、支持ベルトの負荷は変わらないままで、より少ないト
ルクが駆動体に生じることになる。駆動モータに代償として要求されるべきトル
クが減る。その結果、小型のモータを使用することができ、このようなモータは
、たとえ標準型モータであっても、エレベータ縦穴内の非常にさまざまな個所に
格納できるようにするのに十分にコンパクトな構造となる。
【0010】 この場合の格別な利点は、その軸方向の幅(駆動モータに取り付けられたベル
トプーリを含む)が駆動輪の幅を越えないようなサイズの、駆動モータを採用で
きるようになることである。それにより、駆動モータを駆動輪と同じ側で、縦穴
壁と、かごが通過する行程通路ないしその上方または下方に向かう延長部との間
に格納することができる。
【0011】 好ましくは、駆動モータは少なくとも部分的に、駆動モータで支持されるベル
トプーリの内側に配置される。それが可能になる理由は、駆動輪に作用する駆動
モーメントが小さいのでベルトプーリを若干大きめの直径で形成することができ
、その結果、モータ部品のための十分なスペースがベルトプーリの内部に生じる
からである。つまり、モータのために追加的な構造空間が生じることになる。
【0012】 別の好適な実施形態では、駆動モータがアウターロータ型モータであり、その
ロータ外面が少なくとも1つの伝動ベルトのためのベルトプーリとして構成され
ている。このような構造の場合、ベルトプーリはモータの軸方向の追加的な構造
空間を作り出す必要はなく、このことがひいては標準型モータの採用を容易にす
る。
【0013】 1つの好適な実施形態は、駆動体断面形状部を設けているハブを一体的に形成
することを意図している。このことは、別個の駆動体を節約することができ、そ
れによってコストや組立時間の増大の原因となる付加部品を1つ節約できるとい
う利点がある。
【0014】 好ましくは、駆動体断面形状部を設けているハブと、ブレーキの周回摩擦面と
、駆動ベルトプーリとは一体的に形成される。それにより、追加のコストを生む
その他の個別部品が不要となる。駆動輪は、場合によっては能率的にチャックで
固定しながら、先に鋳造または鍛造された一次加工品から切削加工で製造するこ
とができる。本発明に基づいて高速回転する駆動輪の個々のコンポーネントを、
相互に芯合わせする必要性がなくなる。
【0015】 格別に好ましくは、ベルトプーリは、ブレーキ装置のための収容スペースを形
成するために段差屈曲構造となっており、すなわち、段差屈曲された内側の区域
と、径方向外側に向かう方向でこれに続いているディスク状の区域とで構成され
、このディスク状の区域はその外側円周で、伝動ベルトが作用するリムを設けて
いる。それにより、ブレーキの固定側コンポーネントのための円形の収容スペー
スが生まれる。こうすれば、ブレーキが駆動輪の外側寸法を越えて突出すること
がない。
【0016】 好ましくは付加的に段差屈曲された区域がその外面で、ドラムブレーキの周回
摩擦面を形成していると、もしくはその対案として、伝動ベルトが作用するリム
がその内面で、ドラムブレーキの周回摩擦面を形成していると、ハブに追加のブ
レーキディスクやブレーキドラムを格納する必要性がなくなる。それによって付
加的にハブで軸方向に利用できるようになる構造空間は、特に、伝動ベルトの幅
にとって好都合である。
【0017】 ブレーキの周回摩擦面を一体化するとともに、ベルトプーリと駆動体を組み合
わせて1つの駆動輪にすることで、たとえば側方の垂直方向ガイドレールの後方
にも配置することができるような、格別に平たいユニットを製作することができ
る。
【0018】 その他の利点および具体的事項は、図面に描かれている本発明の対象物の実施
形態から明らかである。:
【0019】 図1から図4には、かご3が昇降するための垂直方向の縦穴2を有する、本発
明のエレベータ1の第1実施形態が示されている。縦穴2の頭部領域4には、駆
動輪5と、この駆動輪に作用する駆動モータ6とで構成されたエレベータ駆動装
置が取り付けられており、この駆動装置は当然ながら場合によっては、縦穴内の
別の個所に格納されていてもよい。駆動モータ6はアウターロータ型モータとし
て形成されており、そのロータ外面は、部分的に、3つの平行な伝動ベルトのた
めのベルトプーリとして構成されている。縦穴2は上側と下側で密閉されており
、別個の機械室は有していない。
【0020】 縦穴の内のりの横断面は、エレベータかごの横断面よりも明らかに大きいので
、エレベータかごの進行方向に対して横向きに、縦穴壁と、エレベータかごが通
過する通路との間で、どの側にも中間スペースができている。
【0021】 駆動輪5は、1つの区域に、駆動体としての断面形状部(16)をもつハブ1
7を有している。この区域に平ベルト8が巻き掛けられている。この平ベルトに
かご3が吊り下げられている。平ベルト8は、相応に駆動される駆動体を介して
周回することによって、かごの昇降運動を引き起こす。
【0022】 さらに駆動輪5はもっとも外側の直径部に、リム9aを設けているベルトプー
リ9を有しており、このリムの外面に伝動ベルト15が作用する。リム9aの内
側は、リム9aによって形成されるブレーキドラムの摩擦面10になっている。
この摩擦面に対して公知のやり方で(図には詳しく示されていない)ブレーキシ
ューが押圧する。このブレーキシューは、図1から図4に示す実施形態では相応
に初期応力をかけられたばねによって、径方向外方に向かってリム9aの内側表
面に押圧される。運転時には、適当な(たとえば油圧で操作される)ブレーキシ
リンダが、ばねの初期応力に抗してブレーキシューを解放位置に保持する。
【0023】 ベルトプーリ9と、ハブ17に一体化された駆動体と、ブレーキの周回摩擦面
10とは(摩擦面10が本実施形態に示すようにベルトプーリ9に一体化されて
いるか、それともベルトプーリとは別個に構成された、ブレーキディスク21な
どの部品として設けられているかを問わない)、平たく構成された駆動輪5に組
み合わされている。駆動輪5は、固定回転軸12の回りで支持フレーム11に支
承されている。支持フレーム11には、駆動モータ6を支持する揺り腕13が枢
着されており、揺り腕13は、1つまたは複数の伝動ベルト15にテンションが
かけられるように揺り腕13に作用するテンションスプリング14によって付勢
されている。当然ながら、テンションスプリングとしては図示したような機械的
なばねだけでなく、油圧式に働くテンション装置などを含めた公知のさまざまな
テンション部材も考慮の対象となる。
【0024】 駆動輪5の回転軸12は、かご3の垂直方向の長手中央平面にそれぞれ割り当
てられた垂直ガイドレール24の案内平面25に配置されている(図3)。支持
フレーム11は、スペースを節約するためガイドレール24と側方の縦穴壁26
との間の空間に配置されていてよい。
【0025】 図1から図4に図示している実施形態では、駆動モータ6の(独自の符号は付
されていない)軸は、縦穴への入口を引き戸式に遮蔽しているドア21の平面2
0と平行に配置されている(図2参照)。これは、比較的小型に設計されたモー
タではあるが、高速性によって求められる出力を出す高速回転の駆動モータなの
で、モータは平面22(図2参照)から突出することがなく、すなわち、支持フ
レーム11の、かごの方を向いている側を通る平面を越えてエレベータかごの方
向に突き出ることがない。
【0026】 したがって、揺り腕13の外周部で保持されているモータ6は、本発明による
構成では、図1に示すようにドア横枠形材22の上側に位置していなくてもよい
。というのも、本発明による構成ではモータがもはや平面22から突出していな
いという事実に基づき、場合によってはモータが駆動輪と同じ側で、縦穴壁と、
エレベータかごの昇降通路との間、ないしこの通路の上方または下方に形成され
ると考えられる延長部との間に、十分なスペースを見出すからである。図5に示
す実施形態から明らかなように、モータは(たとえば)対応の揺り腕の、支持フ
レーム11の水平方向に延びる部分よりも下側によって、エレベータかごの運動
通路と縦穴壁との間の(図2で見て)右側の中間スペースで、ドア開口部のやや
上側に取り付けることもできる。メンテナンスをする場合、モータはこの位置に
あるほうが状況によってはアクセスしやすい。
【0027】 図8に示す実施形態から明らかなように、モータは(同じくあくまで一例とし
て)対応の揺り腕によって、ガイドレールと縦穴壁の間で、縦穴底面のやや上側
へ取り付けることもできる。図8では、図面を見やすくするために、このガイド
レールは破断して示されている。モータは、図面平面から見てガイドレールより
も後方、かつ点線で示すガイドレールの延長部よりも後方にある。
【0028】 図9に示す変形例では、モータは図8と比較したときに対向する側で、縦穴ド
アの敷居よりも下側に配置されていてもよい。
【0029】 図4は、駆動輪、そのフレーム、およびこれに取り付けられたモータを、詳細
部Vとして(図1の詳細図部Vの符号を参照)詳細に示している。ジャーナルな
いし軸12よりも上側に位置している図4の半分は(上側から見た)断面図であ
り、ジャーナル12よりも下側に位置している図4の半分は、同じく上側から見
た平面図である。
【0030】 図に示されるように、ロータ外面にベルトプーリ6aが取り付けられたアウタ
ーロータ型モータとして形成されているモータ6は、揺り腕13を介して、駆動
輪のフレーム11に保持されている。平行な3本のVベルト15によって駆動輪
5が駆動される。Vベルト15は、揺り腕13の枢着部を見えるようにするため
に、揺り腕13の枢着部の領域で破断して図示されている。駆動輪5のハブ17
は2つの転がり軸受を介して、支持フレーム11に両側で支持された、駆動輪の
回転軸であるジャーナル12に支承されている。
【0031】 エレベータかごは平ベルト8で支持されて動かされる。平ベルト8は、ハブ1
7の回りに直接巻き掛けられており、この目的のためにハブは巻き掛けられる個
所に、平ベルトを確実に受容するために必要な駆動体断面形状部を有する区域1
6を有している。この断面形状部は、平ベルト8を使用する場合には、実質的に
、両側に取り付けられた2つのボード状の突起で構成される。通常の場合、伝動
ベルトはその内側に(少なくともそれが合成素材の表面である場合には)十分に
摩擦力があるので、平ベルトの滑りを確実に防止するために特別なロープ溝等を
設けなくてよい。このとき、平ベルト8が巻き掛けられているハブ17の区域1
6は、半径方向の中間部材としてのスポークまたは板状輪心を介して本来のハブ
と連結された(従来の意味における駆動体をなす)リムが省略されるように、お
よびそれに伴って相応に大きな外径が省略されるように、スリーブ状に形成され
ている。むしろベルトは、回転軸のできるだけ近くに位置しているハブの直径部
に巻き掛けられる。ハブはこの領域に、強度の観点と通常の安全余裕からして適
切な壁厚を備えるように形成されている。したがって、伝動ベルトと接触する駆
動体断面形状部の外径は、主として、(少なくとも)駆動体断面形状部のもっと
も近くに位置する軸受の外径を基準として決める。伝動ベルトと接触する断面形
状部の外径が、該当する軸受の外径のほぼ2.5倍に相当する直径よりも大きく
ならないように形成するのが、特に好都合である。
【0032】 このようにして、伝動ベルトの力は比較的小さなてこ長さだけで駆動体に作用
するので、この構成では駆動に必要なモータトルクが少なくなる。
【0033】 支持ベルト8は、従来の支持ロープに比べて、転動軸に対して平行な構造空間
をより多く必要とするものの、このことは、駆動輪が必然的かつ不都合なことに
軸方向で幅広い構造になるという結果にはつながらない。というのも、高速回転
をするので相応にトルクが低減されるモータを採用できることによって、モータ
と駆動ベルトプーリを連結するベルトに対する要求仕様が低くなるからである。
ベルトで伝達されるべき引張力は、力の流れが同じであれば、回転数が増すにつ
れて明らかに低下する。したがってより細いベルト15を採用することが可能な
ので、伝動ベルト8のために付加的に必要となる軸方向の構造空間の少なくとも
大部分を利用することができる。
【0034】 図4に示す実施形態では、ベルトプーリ9はハブ17の側方のフランジまで延
びており、そこでたとえばバネキーによって回転不能に止められて、従来式のや
り方で軸方向に固定されている。別案として、ハブと駆動ベルトプーリは、前も
って鋳造または鍛造された一次加工品から一体的に加工製作されてもよい。この
選択肢は、平ベルトまたは合成繊維ロープが、鋼製ロープとは違って駆動体(な
いし場合によっては必要なロープ溝)を磨耗させることがないので、駆動体を個
々に交換できるようにすることが必ずしも必要ではなくなることによって、より
好ましいものとなる。
【0035】 図4に示す実施形態では、Vベルト15を支持している駆動ベルトプーリ9の
リム9aは、内側でブレーキドラムの摩擦面10を提供するように形成されてい
る。ボルト18に保持されたブレーキライニング19を、油圧式または機械式の
ブレーキ操作機構によって、外方に向かってこの摩擦面に押圧することができる
。このような構造は、ブレーキ力が非常に大きなてこ長さで作用するので、操作
力が比較的小さい場合、ないしブレーキ機構が比較的弱い設計になっている場合
でも、比較的高い制動モーメントを実現できるという利点がある。
【0036】 図6は、別形態による駆動輪構造の軸に近い領域を示している。機能が同じ構
成部品には、前出の各図面と同じ符号が付されている。
【0037】 駆動輪9のジャーナル12には、軸受14を介して、駆動輪9のハブ17が支
承されている。ハブ17は、平ベルト8のための駆動体断面形状部16を支持し
ている。ここでは平ベルトはできるだけ軸に近い領域に、すなわち実質的に軸受
14の外径とハブの壁厚とによって定まる領域に、巻き掛けられる。
【0038】 駆動ベルトプーリ9はここでは内側の段差屈曲された区域9bで構成されてお
り、これにディスク状の区域9cが続いており、このディスク状の区域は外側円
周に、伝動ベルト15が作用するリム9aを設けている。段差屈曲された区域は
、ここではドラム状に周回する延長部9dを備えている。このようにして、外側
からブレーキシュー19によって押しつけられるブレーキドラムが作り出される
【0039】 この実施形態は次のような利点がある。すなわち、すでに前述したとおり小さ
くされたプーリ直径のために、ベルト15の負荷が比較的小さくなり比較的細い
ベルトの使用が可能となり、それによって駆動ベルトプーリのリム9aも比較的
細く構成される。そのうえ駆動体は、ブレーキドラムの外径すなわち延長部9d
の外径よりもはるかに小さい直径上に位置している。このことに基づいて、ブレ
ーキシュー19が軸方向で駆動ベルトプーリ9から側方に突出することが可能と
なり、その際にこの領域で駆動体によって側方で覆われることがない。それによ
り、ブレーキシューをリムの側方を通過するように従来のフォーク状のブレーキ
ロッドで操作して、運転時に解放状態に保つという可能性が開かれる。通常であ
れば油圧式の操作をするために縦穴内に収納されることになるうえにコストのか
かる流体圧ポンプないし油圧ポンプが不要になり、このことは大幅な利点をもた
らす。このときブレーキドラムないし延長部9dは、好ましくは、ブレーキ力F
BREMSの非対称な作用によって生じるとともにブレーキシューを揺動させよ
うとするトルクを、摩擦面10によって受け止められる程度の幅に寸法決めする
とよい。
【0040】 図7は、別な構造を採用した駆動輪の、軸に近い部分を示している。機能が同
じ構成部品には、やはり、これまで対応する構成部品に使用してきた図番と同じ
図番が付されている。
【0041】 ジャーナル12には、軸受14を介して、ここでもやはりハブ17が支承され
ている。ハブ17はさらに、実質的に軸受の外径とハブの壁厚とによって規定さ
れる軸に近い領域で、この場合にも平ベルト8を受け入れるために構成された駆
動体断面形状部16を設けている。平ベルトは、事実上、いかなる駆動体磨耗に
もつながらないので、ハブ17を少なくともブレーキディスク21と一体的に構
成し、場合によっては駆動ベルトプーリ9とも一体的に構成することさえ可能で
ある。
【0042】 ブレーキディスクには、ブレーキキャリパ20に保持されたブレーキライニン
グ19が作用するが、このブレーキライニングは初期設定応力のもとでブレーキ
ディスクに対して押圧され、運転時には(好ましくは流体圧で)解放状態に保た
れる。
【0043】 個々の実施形態において油圧式のブレーキ操作が意図されている場合には、圧
媒タンクが設けられ(図示せず)、それにより、たとえば電源電圧供給部が故障
して圧媒を供給するポンプが故障したときでも、ブレーキの解放を手動で行うこ
とが可能である。それにより、たとえば救助の目的のためにかご3を任意の位置
へ動かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 駆動輪と駆動モータが縦穴頭部領域に配置されている場合の縦穴頭部領域を示す
縦断面図
【図2】 図1のIII−III線に沿った断面図
【図3】 図1のIV−IV線に沿った断面図
【図4】 図1のV部分の詳細図
【図5】 モータの型式が小型になったことを利用して、モータが縦穴頭部の代替的な位置
に格納されている別実施形態例の図1に対応する図
【図6】 駆動輪の設計上の別実施形態を示す部分図
【図7】 駆動輪の設計上のさらに別な実施形態を示す部分図である。
【図8】 モータの型式が小型になったことを利用して、モータが下側の縦穴端部の領域の
代替的な位置に格納されている別実施形態例の図1に対応する図
【図9】 モータの型式が小型になったことを利用して、モータが縦穴下端部領域の代替的
な位置に格納されている別実施形態例の図1に対応する図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ヴィットゥール,ホルスト ドイツ連邦共和国 デー‐85757 カール スフェルト/ロートシュヴァイゲ ヴァル トシュトラーセ 9アー (72)発明者 フィッシャー,フーベルト オーストラリア ニュー・サウス・ウェー ルズ 2065 ナレムバーン ダーヴァル・ ストリート 28 Fターム(参考) 3F306 AA07 BA00 BA09 BB01 BB03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引っ張り手段(8)に保持されたかご(3)を備えるエレベ
    ータ(1)であって、このかごは垂直方向に延びる縦穴(2)の中で、駆動体(
    7)を介して引っ張り手段(8)に作用する、縦穴(2)内に配置された駆動モ
    ータ(6)によって昇降可能であり、この駆動モータは少なくとも1つの伝動ベ
    ルト(15)を介して軸平行に配置されたベルトプーリ(9)に作用し、このベ
    ルトプーリはこれに対して同軸心状に組み合わされた駆動体(7)といっしにな
    って平たい駆動輪(5)を作り出しており、この駆動輪(5)には付加的にブレ
    ーキの周回摩擦面(10)が一体化されているものにおいて、 前記引っ張り手段(8)を構成する少なくとも1つの平ベルトまたは合成繊維
    ロープが駆動輪(5)のハブ(17)の所定部分に直接巻き掛けられており、前
    記所定部分はその特定個所に駆動体(7)を形成するために必要な駆動体断面形
    状部(16)を設けていることを特徴とするエレベータ。
  2. 【請求項2】 駆動体断面形状部の巻き掛けられている面の外径が、駆動体
    断面形状部(6)のもっとも近くに位置する軸受(14)の外径と、この領域に
    おける強度および剛性の観点から有意義な、ここではスリーブ状になっているハ
    ブ(17)の区域の壁厚の2倍とを加算した値に実質的に相当していることを特
    徴とする請求項1に記載のエレベータ。
  3. 【請求項3】 駆動モータで支持されるベルトプーリ(6a)を含めた駆動
    モータ(6)の軸方向の幅が、駆動輪(5)の同じく軸方向の幅を超えないこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータ。
  4. 【請求項4】 駆動モータ(6)がディスクロータ型モータであることを特
    徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のエレベータ。
  5. 【請求項5】 駆動モータ(6)が少なくとも部分的に、駆動モータで支持
    されるベルトプーリ(6a)の内部に配置されていることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1項に記載のエレベータ。
  6. 【請求項6】 駆動モータ(6)がアウターロータ型モータであり、そのロ
    ータ外面が少なくとも1つの伝動ベルト(15)のためのベルトプーリ(6a)
    として構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のエ
    レベータ。
  7. 【請求項7】 駆動体断面形状部(16)を設けているハブ(17)が全体
    として一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に
    記載のエレベータ。
  8. 【請求項8】 駆動体断面形状部(16)を設けているハブ(17)と、ブ
    レーキの周回摩擦面(10)とが一体的に形成されていることを特徴とする請求
    項1〜7のいずれか1項に記載のエレベータ。
  9. 【請求項9】 駆動体断面形状部(16)を設けているハブ(17)と、ブ
    レーキの周回摩擦面(10)と、ベルトプーリ(9)とが一体的に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のエレベータ。
  10. 【請求項10】 ベルトプーリ(9)が駆動体(16,17)から突出して
    おり、ベルトプーリ(9)はブレーキ装置(18,19)のための収容スペース
    をつくるために段差折曲形状であって、段差屈曲された内側の区域(9b)と、
    半径方向外側に向かう方向でこれに続くディスク状の区域(9c)とで構成され
    ており、このディスク状の区域はその外側円周に伝動ベルトが作用するリム(9
    a)を設けていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のエレベ
    ータ。
  11. 【請求項11】 段差屈曲された区域(9b)が(その回転軸に関して)外
    側で、ドラムブレーキの周回摩擦面(10)を形成していることを特徴とする請
    求項1〜10のいずれか1項に記載のエレベータ。
  12. 【請求項12】 段差屈曲された区域(9b)が、ブレーキドラムの周回摩
    擦面を形成する、周回する延長部(9d)を有しており、この延長部(9d)は
    軸方向に関してリム(9a)のもっとも外側の縁部よりも突出していることを特
    徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載のエレベータ。
  13. 【請求項13】 伝動ベルトが作用するリム(9a)が(その回転軸から見
    て)内側で、ドラムブレーキの周回摩擦面(10)を形成していることを特徴と
    する請求項1〜10のいずれか1項に記載のエレベータ。
  14. 【請求項14】 平ベルト(8)が鋼材、合成材料、または合成材料と鋼材
    の組合せでできていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の
    エレベータ。
  15. 【請求項15】 駆動輪(5)の回転軸(12)が、かごの長手中央平面に
    割り当てられた垂直ガイドレール(24)の案内平面(25)に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載のエレベータ。
  16. 【請求項16】 駆動輪(9)の回転数が駆動モータ(6)の回転数に比べ
    て減速されており、かごは滑車式に(つまり少なくとも2:1の比率で)引っ張
    り手段に吊り下げられていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に
    記載のエレベータ。
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