JP2003507595A - フラッシュ紡糸方法及び溶液 - Google Patents
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Abstract
Description
基づく優先権の利益を請求する。
eric plexifilamentary film-fibril strand)のフラッシュ紡糸に関する。より
詳細には、本発明の方法は、現存する商業的なフラッシュ紡糸設備に最小限の変
更を加えて使用することができる紡糸用流体に関する。
Pont de Nemours and Company, Wilmin
gton, DE (本明細書中では、以後、du Pont と呼ぶ)に権利
譲渡された米国特許第3,081,519号に記載されているように、繊維形成
性ポリマーを、通常の沸点未満ではそのポリマーに対する溶媒ではない液状の紡
糸剤に溶解した溶液を、その液体の通常の沸点を超えた温度にそしてその温度に
対応する自生圧力(autogenous pressure)以上の圧力に維持し、次いでこの溶液
を、より低い温度でかなり低い圧力の帯域に紡糸して網状のフィルム−フィブリ
ル繊維を生成させる。Andersonらの(du Pontに権利譲渡された
)米国特許第3,227,794号に記載されているように、フラッシュ紡糸法
においては、紡糸剤が、(1)その紡糸剤の通常の沸点未満ではそのポリマーに
対する非溶媒である、(2)高圧下でそのポリマーと溶液を形成する、(3)降
圧室でその溶液の圧力を少し下げると、そのポリマーと望ましい2相分散系を形
成する、そして、(4)その分散系を降圧室からかなり低い圧力の帯域に放出す
るとフラッシュ蒸発する、ことが必要である。
ド製品は、トリクロロフルオロメタン紡糸剤にポリエチレンを溶解した紡糸流体
をフラッシュ紡糸することによって製造されてきた。不運にも、トリクロロフル
オロメタンは、成層圏のオゾンを破壊する化学物質と考えられているので、フラ
ッシュ紡糸工程で使用するための代替の紡糸剤が求められている。
その化合物がガスとして大気中に放出された場合の、成層圏のオゾンの破壊に対
するその化合物の予想される影響を、同じ質量のトリクロロフルオロメタンの放
出から予想される影響と比較した相対的な尺度である。ODP値は、異なったガ
スの放出が地球オゾン層に及ぼす影響を相対的に比較するために使用される。O
DP値は、一般的に、the World Meteorological O
rganization’s Global Ozone Research
and Monitoring Project の Report 37「オ
ゾン破壊の科学的評価:1994」の13章に記載されている方法に類似の方法
によって計算される。
の化合物がガスとして大気中に放出された場合の、地球大気の温室温暖化に対す
るその化合物の予想される影響を、同じ質量の二酸化炭素の大気中への放出から
予想される影響と比較した相対的な尺度である。GWPは、その化合物による長
波長(赤外)放射線のその化合物による吸収の程度、及びその化合物の大気中で
の予想される寿命に依存する。GWP値は、一般的に、the World M
eteorological Organization’s Global
Ozone Research and Monitoring Projec
t の Report 37「オゾン破壊の科学的評価:1994」の13章に
記載されている方法に類似の方法によって計算される。
後に蒸発する。そのガス状の紡糸剤は、通常、それを集め、凝縮させ、精製し、
次いでフラッシュ紡糸工程用の紡糸剤供給流れにリサイクルする。しかし、ある
程度の量のガス状の紡糸剤は、おそらく、ある点で大気中に逃げるであろう。従
って、フラッシュ紡糸工程において良好に機能し、かつ、ODP及びGWPが極
めて低く、沸点が100℃未満であり、引火点がないか又は0℃を超える温度で
ある紡糸剤を見出すことが求められている。
6号は、フラッシュ紡糸工程で使用するための代替用のある紡糸剤、即ち、ジク
ロロメタン(塩化メチレンとも呼ぶ)と沸点が0℃と−50℃の間であるハロゲ
ン化炭化水素共紡糸剤を開示している。
ジクロロメタン、ジクロロエタン、及びブロモクロロメタンから成る群から選ば
れ、副成分がドデカフルオロペンタン、デカフルオロペンタン、及びテトラデカ
フルオロヘキサンから成る群から選ばれる紡糸剤の混合物に溶解したポリマーか
ら製造した3次元フラッシュ紡糸繊維を開示している。
成分がジクロロメタン及びジクロロエタンから成る群から選ばれ、副成分がハイ
ドロフルオロエーテル及び環式過フッ素化炭化水素から成る群から選ばれる紡糸
剤の混合物であって、紡糸剤の副成分が3〜7個の炭素原子を有し大気圧下の沸
点が15℃と100℃の間である混合物に溶解したポリオレフィンポリマーから
製造した網状フィラメントフィルム−フィブリル繊維のフラッシュ紡糸方法を開
示している。
成分がジクロロメタン及びジクロロエタンから成る群から選ばれ、副成分が4〜
7個の炭素原子を有し大気圧下の沸点が15℃と100℃の間である環式部分フ
ッ素化炭化水素である紡糸剤の混合物に溶解したポリオレフィンポリマーから製
造した網状フィラメントフィルム−フィブリル繊維のフラッシュ紡糸方法を開示
している。
て低く、沸点が100℃未満であり、引火点がないか又は0℃を超える温度であ
るという望ましい組み合わせを示していない。したがって、フラッシュ紡糸方法
に使用するための代替共紡糸剤であって、ODP及びGWPが極めて低く、沸点
が100℃未満であり、引火点がないか又は0℃を超える温度である共紡糸剤が
求められている。
ストランドの製造方法に関する。本方法は、紡糸流体を生成させる段階、及びそ
の紡糸流体を、その自生圧力より高い圧力で、より低圧の領域にフラッシュ紡糸
して、合成繊維形成性ポリマーの網状フィラメントフィルム−フィブリルストラ
ンドを形成する段階を含んで成る。紡糸流体は、本質的に、(a)合成繊維形成
性ポリマー5〜30重量%、(b)4〜7個の炭素原子を有する炭化水素、及び
塩素化、臭素化及びフッ素化化合物から成る群から選ばれる主紡糸剤、及び(c
)4〜8個の炭素原子及び二重結合を含有しそして大気圧沸点が100℃未満で
あるフッ素化有機化合物から本質的に成る群から選ばれる共紡糸剤から成ってい
る。共紡糸剤は、紡糸流体の曇点圧を少なくとも平方インチ当たり50ポンド(
345kPa)だけ上昇させるのに十分な量で、紡糸流体中に存在する。
フルオロカーボン、ヒドロクロロフルオロカーボン、ヒドロフルオロエーテル、
ヒドロフルオロエステル、ヒドロフルオロアルコール、ヒドロフルオロケトン及
びこれらの混合物から成る群から選ばれる。共紡糸剤は、より好ましくは、不飽
和のヒドロフルオロカーボンで、最も好ましくは、共紡糸剤は3,3,4,4,
5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセンである。
ロエタン、ジクロロメタン、1,1,2−トリクロロ−2,2−ジフロロエタン
、ブロモクロロメタン、ペルフルオロデカリン、シクロペンタン、n−ペンタン
、シクロヘキサン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、及びこれらの混合物の群から
選ばれる。
、部分フッ素化炭化水素、及び完全フッ素化炭化水素から成る群から選ばれる。
より好ましくは、ポリマーはポリオレフィンである。最も好ましくは、紡糸流体
はポリエチレンポリマーを8〜18重量%含有する。
10〜80重量%を構成する。好ましくは、共紡糸剤は、引火点が無いか0℃よ
り高く、オゾン破壊能が0.1未満でありそして地球温暖化能が200未満であ
る。より好ましくは、共紡糸剤は、オゾン破壊能が0.05未満でありそして地
球温暖化能が100未満である。最も好ましくは、共紡糸剤は、地球温暖化能が
10未満である。共紡糸剤が、紡糸流体の曇点圧を少なくとも平方インチ当たり
200ポンド(1379kPa)だけ上昇させるのに十分な量で紡糸流体中に存
在することが、そして共紡糸剤の沸点が0℃より高いことが、更に好ましい。共
紡糸剤は少なくとも一個の水素原子を含んでいてもよい。
b)4〜7個の炭素原子を有する炭化水素、及び塩素化、臭素化及びフッ素化化
合物から成る群から選ばれる主紡糸剤、及び(c)4〜8個の炭素原子及び二重
結合を含有しそして大気圧沸点が100℃未満であるフッ素化有機化合物から本
質的に成る群から選ばれる共紡糸剤、から成っている紡糸流体に向けられている
。共紡糸剤は、紡糸流体の曇点を平方インチ当たり少なくとも50ポンド(34
5kPa)上昇させるのに十分の量、紡糸流体中に存在する。好ましくは、共紡
糸剤は、ペルフルオロカーボン、ヒドロフルオロカーボン、ヒドロクロロフルオ
ロカーボン、ヒドロフルオロエーテル、ヒドロフルオロエステル、ヒドロフルー
ロアルコール、ヒドロフルオロケトン、及びこれらの混合物から選ばれる。より
好ましくは、共紡糸剤は不飽和のヒドロフルオロカーボンであり、最も好ましく
は、共紡糸剤は3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキ
センである。好ましい紡糸流体の主紡糸剤は、ジクロロエチレン、ジクロロエタ
ン、ジクロロメタン、1,1,2−トリクロロ−2,2−ジフルオロエタン、ブ
ロモクロロメタン、ペルフルオロデカリン、シクロペンタン、n−ペンタン、シ
クロヘキサン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、及びこれらの混合物の群から選ば
れる。紡糸流体の好ましい合成繊維形成性ポリマーは、ポリオレフィン、部分フ
ッ素化炭化水素、及び完全フッ素化炭化水素から成る群から選ばれる。
を実施するための装置、及び種々の紡糸流体の、ある温度範囲に渉る曇点圧を示
している。
糸技術分野において、フラッシュ紡糸することができることが公知であるポリマ
ーの部類を包含することを意図している。
だけでなく、エチレンとα−オレフィンとの共重合体のような、繰り返し単位の
少なくとも85%がエチレン単位である共重合体をも包含することを意図してい
る。好ましいポリエチレン類の例としては、線状低密度ポリエチレン及び線状高
密度ポリエチレンが挙げられる。好ましい線状高密度ポリエチレンは、上限融点
範囲が約130〜140℃であり、密度が0.94〜0.98g/cm2 の範
囲であり、メルトインデックス(ASTMD−1238−57T条件Eにより定
義された)が0.1と100との間で、好ましくは4未満である。
マーだけでなく、繰り返し単位の少なくとも85%がプロピレン単位である共重
合体をも包含することを意図している。好ましいポリプロピレンポリマーの例と
して、アイソタクチックポリプロピレン及びシンジオタクチックポリプロピレン
が挙げられる。
だけから構成される主として飽和のポリマー炭化水素を意味することを意図して
いる。典型的ポリオレフィンの例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リメチルペンテン、及びエチレン、プロピレン、及びメチルペンテンモノマーの
種々の組み合わせが挙げられるが、ポリオレフィンはこれらに限定されるわけで
はない。
は、多数の、長さが不定で、そして平均フィルム厚が約4ミクロン未満でありフ
ィブリル巾の中央値が約25ミクロンメーター未満の、薄い、リボン状のフィル
ム−フィブリル素子で構成される三次元の一体型網状組織を意味している。網状
フィラメント構造体においては、フィルム−フィブリル素子は、通常纏まって構
造体の長さ方向の軸に沿って並んでおり、それらは、構造体の長さ、巾及び厚さ
の全体に渉って不規則な間隔で種々の場所で断続的に合体しそして分離して、連
続的三次元網状組織を成形する。
マーリッチ/紡糸剤リッチの2相液体/液体分散系に相分離し始める圧力を意味
している。
重量から求めた。
型引張試験機を用いて測定した。ストランドを状態調節し、70°F(21℃)
及び65%相対湿度で試験した。次いでストランドをインチ当たり10回ねじり
、インストロン型試験機の挟み部分に取り付けた。2インチゲージ長の試料を、
4インチ/分(10.2cm/分)の初期伸張速度で用いた。破断時の強力をグ
ラム/デニール(gpd)で記録する。破断時の伸びを、試料の2インチゲージ
長の%として記録する。モジュラスはストレス/ストレイン曲線の傾斜に対応し
、gpd単位で表示される。
nらの米国特許第5,147,586号に記載されている。
下に説明する。本発明は、網状のフィルム−フィブリルストランドを形成するた
めの、繊維形成性ポリマー及び新規な紡糸剤を含んで成る紡糸流体のフラッシュ
紡糸に関する。本発明の説明のために選ばれた一般的なフラッシュ紡糸装置は、
Brethauerらの米国特許第3,860,369号に開示されている装置
と類似しており、この特許は、引用することによって本明細書中に組み込まれる
ものとする。繊維形成性ポリマーのフラッシュ紡糸のシステム及び方法は、米国
特許第3,860,369号に完全に記載されており、それを図1に示す。フラ
ッシュ−紡糸方法は、通常、紡糸剤除去口11及び工程中で製造された不織シー
ト材が取り出される開口12を備えた、紡糸セルとも呼ばれる部屋10内で実施
される。ポリマーと紡糸剤の混合物を含んで成る紡糸流体は、加圧された供給用
導管13を通して紡糸オリフィス14に供給される。紡糸流体は供給用導管13
から室開口15を通して室16に移動する。ある紡糸分野では、Anderso
nらの米国特許第3,227,794号に開示されているように、室16は圧力
降下室として機能し、ここで圧力低下によって紡糸流体の相分離が起こる。圧力
センサー22を室16での圧力を監視するために備え付けることができる。
オリフィスへの、加圧されたポリマーと紡糸剤の通過は、オリフィスの近くで膨
張流(expansional flow)を生じさせ、それがポリマーを配向させる助けになると
考えられている。ポリマーと紡糸剤がオリフィスから放出される時、紡糸剤は急
速にガスとして膨張し、フィブリル化された網状フィラメントフィルム−フィブ
リルを後に残す。そのガスは門11を通って室10を出ていく。ガス状紡糸剤は
、紡糸流体中で再使用するために凝縮するのが好ましい。
フル26に対して向けられる。バッフルが交互に左右に向く回転バッフル26は
、繊維20を、より平坦なウエッブ構造24に広げる。広がったウエッブがバッ
フルから降下する際にウエッブ24が動いているベルト32に達するまで広がっ
た開いた構造に保つように、ウエッブを静電的に荷電する。ウエッブ24はベル
ト32上に沈積してバット34を形成する。ベルト上の荷電されたウエッブ24
の適切な紡糸を確実にするのを助けるためにベルトを接地する。繊維状バット3
4は、バットを圧縮して、重なった多方向形状に配向した網状フィラメントフィ
ルムーフィブリル網状組織で形成されたシート35にするローラー31の下を通
すことができる。シート35は、出口12を通って紡糸室10を出ていき、巻き
取りロール29上に巻き取られる。
〜7個の炭素原子を有する炭化水素及びODPが0.1未満でGWPが200未
満の他の塩素化、臭素化及びフッ素化化合物からなる群から選ばれる。共紡糸剤
は二重結合を含有する、部分的に又は完全にフッ素化した有機化合物を含んで成
る。本明細書で用いられる、用語「主紡糸剤」は、ポリマー中での最大の溶解性
を有する紡糸剤成分を指す。紡糸剤混合物は、主紡糸剤が、ポリマー5〜30重
量%(紡糸流体の全重量基準で)を主紡糸剤に溶解した溶液の曇点圧が、フラッ
シュ紡糸工程を効率的に行うことができなくなるほど発泡点に接近しているよう
なポリマー中での高溶解性を持っている場合に特に有用である。例えば混合紡糸
剤は、ポリマーを主紡糸剤に溶解した溶液が、通常Tc−40℃とTc+40℃
(Tc=紡糸剤臨界温度)との間であるフラッシュ紡糸温度で約2000lb/
in2(psi)(13790kPa)未満、より好ましくは約1000psi
(6895kPa)未満の曇点圧を有しているとき、特に有用である。共紡糸剤
は、ポリマー溶液の曇点圧を少なくとも50psi(345kPa)上昇させる
のに十分な量、主紡糸剤に添加される。共紡糸剤の添加によりポリマー溶液の曇
点圧が少なくとも200psi(1379kPa)上昇するのが好ましい。
,2−ジクロロエチレン、1,1ジクロロエタン、ジクロロメタン、及び1,1
,2−トリクロロ−2,2−ジフルオロエタン(HCFC−122)のような塩
素化溶媒、ブロモクロロメタン及びプロピルブロミドのような臭素化溶媒、ペル
フルオロデカリンのようなフッ素化溶媒、及びシクロペンタン、シクロヘキサン
、n−ヘキサン、及びn−ヘプタンのような炭化水素が含まれる。フラッシュ紡
糸方法で通常使用される条件下で、トランス−1,2−ジクロロエチレンは部分
的に異性化してシス−1,2−ジクロロエチレンを形成する。それゆえ、本明細
書においてトランス−1,2−ジクロロエチレンが使用される場合はいつでもト
ランス及びシス−1,2−ジクロロエチレンの混合物を含んでいるものとする。
ポリオレフィンのフラッシュ紡糸用の好ましい主紡糸剤はトランス−1,2−ジ
クロロエチレンとジクロロメタンである。HCFC−122は毒性問題のためあ
まり好ましいとは言えない。臭素化溶媒はフラッシュ紡糸に用いられる高温では
不安定であり、従ってあまり好ましいとは言えない。
満という低い値であるのが好ましく、より好ましくは0.05未満である。主紡
糸剤はまた、地球温暖化能が200未満という低い値であるべきであり、好まし
くは100未満、より好ましくは10未満である。本発明の主紡糸剤は、更に、
低燃焼性又は可燃性(引火点がないか引火点が0℃以上のいずれか)であること
が好ましい。加うるに、本発明のフラッシュ紡糸方法で主紡糸剤として使用され
る化合物は、少なくとも40kV/cmの絶縁耐力を持っているのが好ましく、
より好ましくは絶縁耐力が少なくとも60kV/cmである。
存して通常150℃〜360℃の範囲である紡糸温度で、紡糸流体の曇点圧を、
少なくとも50psi(345kPa)上昇させることができるべきである。共
紡糸剤は、共紡糸剤が紡糸流体中の紡糸剤の10%〜80重量%を構成するよう
な量で、紡糸流体に添加するのが好ましい。共紡糸剤は、大気圧沸点が100℃
未満であるべきである。より好ましくは、共紡糸剤は、大気圧沸点が0℃から1
00℃の間であり、最も好ましくは大気圧沸点が約20℃と約70℃との間であ
る。紡糸流体が紡糸オリフィスを通ってほぼ大気圧に保たれた帯域に放出された
際に、共紡糸剤はフラッシュ紡糸中に直ちに蒸発しなければならないので、共紡
糸剤の沸点は100℃未満であるべきである。フラッシュ紡糸法では紡糸剤はフ
ラッシュ蒸発後に再使用のために凝縮されるので、共紡糸剤は、0℃を超える大
気圧沸点を持っているのが好ましく、20℃を超える大気圧沸点を持っているの
がより好ましい。もし共紡糸剤の沸点が0℃以下ならば、フラッシュ紡糸法で再
使用のために共紡糸剤を凝縮するのが難しく高い費用がかかる。
で好ましく用いられるような特性の改良した組み合わせを持っている。その化合
物は、0.1未満、より好ましくは0.05未満の低オゾン破壊能を示す。共紡
糸剤はまた、200未満、好ましくは100未満、より好ましくは10未満の低
地球温暖化能を示す。本発明の共紡糸剤はまた、低燃焼性又は低可燃性(引火点
が無いか引火点が0℃より高いかのいずれか)である。本発明のフラッシュ紡糸
法で共紡糸剤として用いられる化合物は、絶縁耐性が、好ましくは少なくとも4
0kV/cm、より好ましくは少なくとも60kV/cmである。
全にフッ素化された有機化合物である。理論に拘束されたいとは思わないが、化
合物中のフッ素原子の存在は共紡糸剤の燃焼性を減少させ、一方化合物中の二重
結合の存在が化合物の地球温暖化能を低く保つと考えられている。好ましい共紡
糸剤の例としては、不飽和ペルフルオロカーボン、不飽和ヒドロフルオロカーボ
ン、及び不飽和ヒドロフルオロエーテルが挙げられる。
2−ペンテン及びペルフルオロシクロペンテン挙げられる。4〜8個の炭素原子
及び8〜16個のフッ素原子を有する他の非環状ペルフルオロオレフィンは、低
燃焼性、ゼロODP、低GWP、及びフラッシュ紡糸を成功裡に行うために共紡
糸剤に要求される範囲内の沸点を持っていると推定される。このような化合物の
例として、ペルフルオロ−1−ヘプテン、CF3CF=CFCF3、CF3CF=
CFCF2CF2、CF3CF2CF=CFCF2CF2CF3、CF3CF=CFCF 2 CF2CF2CF3、(CF3)2C=CFCF2CF3、(CF3)2CFCF=CF
CF3が挙げられる。4〜8個の炭素原子を有する他の環状ペルフルオロオレフ
ィンは、低燃焼性、ゼロODP、低GWP、及び望ましい共紡糸剤に必要な範囲
内の沸点を持っていると推定される。このような環状化合物の例として、ペルフ
ルオロシクロブテン、ペルフルオロシクロヘキセン、1−ペルフルオロエチル−
ペルフルオロシクロブテン、1−ペルフルオロメチル−ペルフルオロシクロペン
テン、及び1−ペルフルオロエチル−ペルフルオロシクロブテンが挙げられる。
ノナフルオロ−1−ヘキセン(ペルフルオロブチルエチレンとしても知られてい
る)(商品名Zonyl PFBEで、DuPontから市販されている)であ
り、それは、GWPが約10未満、オゾン破壊能がゼロで、引火点は無い。低燃
焼性、ゼロODP、低GWP、及びフラッシュ紡糸を成功裡に行うために共紡糸
剤に要求される範囲内の沸点を持っていると推定される、限定された水素原子を
有する他の非環式不飽和ヒドロフルオロカーボンがある。このような化合物の例
として、nが1,2,4,5又は6であるCF3(CF2)nCH=CH2;CF3
CH=CHCF3;CF3CF2CH=CHCF2CF3;CF3CH=CHCF2C
F2;(CF3)2C=CH2、CF3CH=CFCF2CF3;CF3CF=CHCF 2 CF3;6H−ペルフルオロ−1−ヘキセン;3,4,4,5,5,5−ヘキサ
フルオロ−3−(トリフルオロメチル)−1−ペンテン;及び4,5,5,6,
6,6−ヘキサフルオロ−4−(トリフルオロメチル)−2−ヘキセンが挙げら
れる。
ロODP、低GWP、及び本発明の方法及び紡糸流体における望ましい共紡糸剤
に必要とされる範囲内の沸点を持っていると推定される。このような環状化合物
の例として、1H,2H−ペルフルオロシクロブテン、1H,2H−ペルフルオ
ロシクロペンテン、1H−ペルフルオロシクロブテン、及び1H−ペルフルオロ
シクロペンテンが含まれる。
い(しかしゼロでない)ODPs及び低いGWPsを有するいくつかのヒドロク
ロロフルオロカーボンの例として、4−クロロ−1、1,2−トリフルオロ−1
−ブテン、及び1−クロロ−2,3,3−トリフルオロシクロブテンが挙げられ
る。
共紡糸剤に要求される範囲内の沸点を持っていると推定される不飽和ヒドロフル
オロエーテルの例としては、以下の化合物:1,2−ジメトキシ−3,3,4,
4,5,5−ヘキサフルオロシクロペンテン、1−エトキシ−2,3,3,4,
4,5,5−ヘプタフルオロシクロペンテン、1−メトキシ(ペルフルオロ−2
−メチル−1−プロペン)、CF3CF=CFOCH3、CF3CF=CFOCH2 CH3、(CF3)2C=CFOCH3、CF3CF=C(CF3)OCH2CH3、C
F3C(OCH2CH3)=CFCF2CF3が挙げられる。
の不飽和化合物の例として、二重結合を持ったヒドロフルオロエステル、ヒドロ
フルオロアルコール、及びヒドロフルオロケトン挙げられる。好ましいヒドロフ
ルオロエステルの例としては、CF2=CFCO2CH3、CF3CF2CO2CH=
CH2、CF3CF=CFCO2CH3、及びCF3CF2CF2CO2CH=CH2が
挙げられる。好ましいヒドロフルオロアルコールの例としては、CF2=CFC
H2OH、CF3CF=CFCH2OH、CF3CF=C(CH3)OHが挙げられ
る。好ましいヒドロフルオロケトンはCF3CF=CFCOCH3である。
例として、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(4−メチルペンテン−1)、
及びこれらの混合物のようなポリオレフィンが挙げられる。このようなポリオレ
フィンは、ジクロロメタン、ジクロロエチレン、又はHCFC−122のような
主紡糸剤及び上述した二重結合を含有する部分又は完全フッ素化した有機化合物
の中の1種である共紡糸剤から構成される紡糸剤中に、ポリオレフィンが溶解し
ている紡糸流体からフラッシュ紡糸することができる。ポリオレフィン用の好ま
しい紡糸剤の例としては、1,2−ジクロロエチレンと3,3,4,4,5,5
,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセン、ジクロロメタンと3,3,4,4
,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセン、及びシクロペンタンと3
,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセンとの混合物が
挙げられる。
例としては、ポリマー中の全水素原子数の10%と70%の間がフッ素原子によ
り置換されている部分的にフッ素化された炭化水素ポリマーが挙げられる。部分
的にフッ素化された炭化水素ポリマーは、少なくとも80重量%以上の、エチレ
ン、テトラフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、フッ化ビニリデン
及びフッ化ビニルから選ばれた重合した単量体単位から構成されているのが好ま
しい。特に好ましい部分フッ素化炭化水素ポリマーは、例えば化学構造−(CH 2 CH2)−(CF2CF2)−を持ったエチレンとテトラフルオロエチレンの実質
的に交互の単位から構成される共重合体のように、40〜70重量%の重合した
テトラフルオロエチレン単量体単位及び10〜60重量%の重合したエチレン単
量体単位から構成されている。このようなエチレン/テトラフルオロエチレン共
重合体は、例えばCarlsonの米国特許第3,624,250号(DuPo
ntに譲渡されている)、Modenaの米国特許第3,870,689号及び
Iharaらの米国特許第4,677,175号に開示されている。エチレン/
テトラフルオロエチレン共重合体樹脂は、DuPontの登録商標である商品名
TEFZEL(登録商標)でDuPontから市販されている。TEFZEL(
登録商標)フッ素ポリマー樹脂は、融点が235℃と280℃との間である。
化水素ポリマーは、85重量%以上〜70重量%のフッ化ビニリデンの重合した
単量体単位から構成されている。化学構造−(CH2CF2)−を持ったフッ化ビ
ニリデンポリマーがElf Atochemの登録商標である商品名KYNAR
(登録商標)でElf Atochemから市販されている。KYNAR(登録
商標)フッ素ポリマー樹脂は約170℃の融点を持っている。上述の紡糸剤から
フラッシュ紡糸することができるもう一つの部分フッ素化炭化水素ポリマーは、
AusimontからえられるHALAR(登録商標)フッ素ポリマー樹脂のよ
うな、エチレンとクロロトリフルオロエチレンの交互単量体単位を有する共重合
体である。上述の紡糸剤からフラッシュ紡糸することができる他の部分フッ素化
ポリマーはポリフッ化ビニルである。
ン)及び3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセン共
紡糸剤との各種の混合物中における多数のポリマーに関する、曇点圧対温度のプ
ロットである。本明細書で紡糸剤の割合が表現されている場合、第1の数字は紡
糸剤中の主紡糸剤の重量%を指し、第2の数字は紡糸剤中の共紡糸剤の重量%を
指す。
6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセンの、異なる4点の紡糸剤重量比(50
/50、曲線40;60/40、曲線41;70/30,曲線42;及び80/
20、曲線43)における混合物、又は100%トランス−1,2−ジクロロエ
チレン(曲線44)の何れかから構成される紡糸剤中の、10重量%ポリプロピ
レン溶液についての曇り点デ−タのプロットである。
,6−ノナフルオロ−1−ヘキセン(曲線46)或いは100%シクロペンタン
(曲線47)から構成される紡糸剤中の、18重量%高密度ポリエチレン溶液に
ついての曇り点デ−タのプロットである。
6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセンの、異なる4点の紡糸剤重量比(50
/50、曲線50;60/40、曲線51;70/30、曲線52;及び80/
20、曲線53)における混合物、又は100%トランス−1,2−ジクロロエ
チレン(曲線54)の何れかから構成される紡糸剤中の、20重量%HALAR
(登録商標)フルオロポリマー(エチレン及びクロロトリフルオロエチレンの交
互モノマー単位の共重合物)溶液についての曇り点デ−タのプロットである。
オロ−1−ヘキセンの、異なる3点の紡糸剤重量比(80/20、曲線55;8
5/15、曲線56;及び90/10,曲線57)における混合物、又は100
%ジクロロメタン(曲線58)から構成される紡糸剤中の、12重量%KYNA
R(登録商標)ポリフッ化ビニリデンポリマー溶液についての曇り点デ−タのプ
ロットである。
オロ−1−ヘキセンの、異なる2点の紡糸剤重量比(25/75、曲線61;及
び50/50、曲線62)における混合物、又は100%3,3,4,4,5,
5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセン(曲線60)、又は100%ジク
ロロメタン(曲線63)から構成される紡糸剤中の、20重量%TEFZEL(
登録商標)エチレン−テトラフルオロエチレン共重合物の溶液についての曇り点
デ−タのプロットである。
6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセンの、異なる2点の紡糸剤重量比(25
/75、曲線66;及び50/50、曲線67)における混合物、又は100%
トランス−1,2−ジクロロエチレン(曲線68)から構成される紡糸剤中の、
20重量%TEFZEL(登録商標)エチレン−テトラフルオロエチレン共重合
体の溶液についての曇り点デ−タのプロットである。
,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセンの異なる4種類の紡糸剤の重量比(
65/35、曲線75;70/30、曲線74;72.5/25.5、曲線73
;75/25、曲線72;及び80/20、曲線71)、又は100%トランス
−1,2−ジクロロエチレン(曲線70)から構成される紡糸剤中の、12重量
%高密度ポリエチレン溶液についての曇り点のデ−タのプロットである。
オロ−1−ヘキセンの、異なる3点の紡糸剤重量比(75/25、曲線80;8
0/20、曲線79;及び85/15、曲線78)における混合物から構成され
る紡糸剤中の、高密度ポリエチレン12重量%溶液についての曇り点デ−タのプ
ロットである。
明を具体的に説明することを意図したものであって、如何なる意味においても本
発明を制限することを意図したものではない。
紡糸装置である。その機械は二つの高圧の筒型室から成り、各々室の内容物に圧
力をかけるのに適したピストンを備えている。シリンダーは1.0インチ(2.
54cm)の内径を有し、そして各々50立方cmの内容積を有している。シリ
ンダーは一端を径3/32インチ(0.23cm)の流路(channel)及びスタテ
ィックミキサーとして作用する一連の微細なメッシュスクリーンを含む混合室を
経由して互いに結合されている。攪拌は、容器の内容物をスタティックミキサー
を経由して二つのシリンダーの間を強制的に前後に往来させることによって、行
なわれる。オリフィスを開くためのクイックアクション手段が付属した紡糸口金
アセンブリが、T字型部品を介して流路に取り付けられている。紡糸口金アセン
ブリは、0.25インチ(0.63cm)径、約2.0インチ(5.08cm)
長の導孔(lead hole)並びに長さ及び径が各々30mil(0.762mm)で
ある紡糸口金オリフィスから成っている。ピストンは、油圧系によって供給され
る高圧水によって駆動する。
及び紡糸剤を供給した。高圧水を用いてピストンを駆動させ1500〜4500
psig(10239〜30717kPa)の混合圧力を発生させた。次にポリ
マー及び紡糸剤を混合温度に加熱し、所定の時間その温度を保持し、その間ピス
トンを用いて二つのシリンダー間に約50psi(345kPa)以上の差圧を
交互に発生させ、ポリマー及び紡糸剤を混合流路を通って一つのシリンダーから
他のシリンダーに繰り返し移動させて、混合を行わせそして紡糸流体を生成させ
た。次いで紡糸流体の温度を最終紡糸温度に上げ、その状態で約15分以上保持
し温度の平衡をとり、その間混合を継続した。圧力降下室の模擬実験を行うため
に、紡糸流体の圧力を紡糸を行う寸前に所望の紡糸圧力に減少させた。この操作
は、紡糸セルと所望の紡糸圧力に保持した非常に大きな高圧水槽(「アキュムレ
ーター」)の間のバルブを開くことによって行った。紡糸セルとアキュムレータ
ーの間のバルブを開いた後、紡糸口金オリフィスを可及的速やかに開く。このた
めには通常約1〜3秒かかる。この操作は、大規模な紡糸操作において用いる降
下室の効果を模擬実験することを意図している。得られたフラッシュ紡糸生成物
をステンレス製の開放型メッシュスクリーン篭に収集した。紡糸操作中紡糸口金
直前で(コンピューターを用いて)記録した圧力を紡糸圧として入力する。
、絶対)よりも約15psi小さい、psigで表記してもよいことが注目され
る。単位psiはpsiaと同一と考えられる。SI単位に換算するには、1p
si=6.9kPaを使用する。以下の表においては、圧力は、対応するkPa
値を括弧に入れて併記したpsigで表す。
ASTMD1238により190℃、2.16kg荷重で測定した)であり、密
度が0.95g/cm3である高密度ポリエチレン(Equistar Che
micals LP of Houston,TXから得た、Alathon(
登録商標))をトランス−1,2−ジクロロエチレン(DCE)及びZonyl
(登録商標)PFBE(DuPontから得た、3,3,4,4,5,5,6,
6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセン)の混合物を紡糸剤として使用してフラッ
シュ紡糸を行った。
10重量%(紡糸流体の全重量を基準として)の高密度ポリエチレン濃度を有す
る紡糸流体を調製した。紡糸剤は、紡糸剤の全重量を基準として75重量%のト
ランス−1,2−ジクロロエチレンと25重量%のPFBEとの混合物であった
。ニ亜リン酸塩熱安定剤(GE Specialty Chemicalsから
の、Weston619F)を全紡糸剤を基準として0.1重量%で添加した。
実施例1の紡糸溶液の曇点圧のプロットを図8に曲線72として示す。
件を用いてフラッシュ紡糸することによって得られた。
TMD1238により190℃、2.16kg荷重で測定した)であり、密度が
0.95g/cm3である高密度ポリエチレン(Equistar Chemi
cals LP of Houston,TXから得た、Alathon(登録
商標))を、ジクロロメタン及びZonyl(登録商標)PFBE(DuPon
tから得た、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセ
ン)の混合物を紡糸剤として使用してフラッシュ紡糸した。紡糸流体の全重量を
基準として12重量%の高密度ポリエチレン濃度を有する紡糸流体を調製した。
紡糸剤は、紡糸剤の全重量を基準としてジクロロメタン80重量%とPFBE2
0重量%との混合物であった。ニ亜リン酸塩熱安定剤(GE Specialt
y Chemicalsからの、Weston619F)を全紡糸剤を基準とし
て0.1重量%で添加した。実施例4の紡糸溶液の曇点圧のプロットを図9に曲
線79として示す。
件を用いてフラッシュ紡糸することによって得られた。
ontから得たグレードHT2129)をトランス−1,2−ジクロロエチレン
(DCE)及びZonyl(登録商標)PFBE(DuPontから得た、3,
3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセン)の混合物から
フラッシュ紡糸した。Tefzel(登録商標)HT2129フルオロポリマー
は、エチレン及びテトラフルオロエチレンの実質上交互しているモノマー単位の
共重合体であって、メルトフローレートが7g/10min(ASTMD315
9により測定)であり、融点が約240℃である。
ロポリマー濃度を有する紡糸流体を調製した。紡糸剤は、紡糸剤の全重量を基準
としてトランス−1,2−ジクロロエチレン25重量%とPFBE75重量%と
の混合物であった。実施例5の紡糸溶液の曇点圧のプロットを図7に曲線66と
して示す。
件を用いてフラッシュ紡糸することによって得られた。
Pontから得たグレードHT2129)をジクロロメタン及びZonyl(登
録商標)PFBE(DuPontから得た、3,3,4,4,5,5,6,6,
6−ノナフルオロ−1−ヘキセン)の混合物からフラッシュ紡糸した。Tefz
el(登録商標)HT2129フルオロポリマーは、エチレン及びテトラフルオ
ロエチレンの実質上交互しているモノマー単位の共重合物であって、メルトフロ
ーレートが7g/10min(ASTMD3159により測定)であり、融点が
約240℃である。
ロポリマー濃度を有する紡糸流体を調製した。各々の紡糸流体で使用した紡糸剤
は、紡糸剤の全重量を基準としてジクロロメタン25重量%とPFBE75重量
%との混合物であった。実施例6〜8の紡糸溶液の曇点圧のプロットを図6に曲
線61として示す。
な品質の網状フィラメントが、全ての場合に得られた。
ontから得たグレードHT2129)を100%Zonyl(登録商標)PF
BE(DuPontから得た、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフル
オロ−1−ヘキセン)からフラッシュ紡糸した。Tefzel(登録商標)HT
2129フルオロポリマーは、エチレン及びテトラフルオロエチレンが実質上交
互しているモノマー単位の共重合物であってメルトフローレートが7g/10m
in(ASTMD3159により測定)であり、融点が約240℃である。
ロポリマー濃度を有する紡糸流体を調製した。紡糸剤は、100%PFBEであ
った。実施例6の紡糸溶液の曇点圧のプロットを図6に曲線60として示す。
た。
リマー(Elf Atochemから得た、グレード760)を、ジクロロメタ
ン及び Zonyl(登録商標)PFBE(DuPontから得た、3,3,4
,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセン)の混合物からフラッ
シュ紡糸した。Kynar(登録商標)760ポリフッ化ビニリデンポリマー樹
脂は、融点が165〜170℃であり、メルトフローレートが2〜4g/10m
in(ASTMD1238により450°F(232℃)及び27.6ポンド(
12.5kg)荷重で測定)である。
ar(登録商標)フルオロポリマー濃度を有する紡糸流体を調製し、そして実施
例12のために18重量%の上記ポリマーを有する紡糸流体を調製した。各々の
紡糸流体で使用する紡糸剤は、紡糸剤の全重量を基準としてジクロロメタン85
重量%及びPFBE15重量%の混合物であった。ニ亜リン酸塩熱安定剤(GE
Specialty ChemicalsからのWeston619F)を全
紡糸剤を基準として0.1重量%で添加した。
々の紡糸試験で得られた。
重合物で構成されるHalar(登録商標)フルオロポリマー樹脂(Ausim
ontから得た、グレード901)をトランス−1,2−ジクロロエチレン及び
Zonyl(登録商標)PFBE(DuPontから得た、3,3,4,4,5
,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセン)の混合物からフラッシュ紡糸
した。Halar(登録商標)フルオロポリマー樹脂は融点が240℃であり、
メルトインデックスが約1g/10minである。
ポリマー濃度を有する紡糸流体を調製した。実施例13〜15で使用した紡糸剤
は、紡糸剤の全重量を基準としてトランス−1,2−ジクロロエチレン(DCE
)70重量%とPFBE30重量%との混合物であった。実施例16の紡糸剤は
、紡糸剤の全重量を基準としてトランス−1,2−ジクロロエチレン60重量%
とPFBE40重量%との混合物であった。ニ亜リン酸塩熱安定剤(GE Sp
ecialty ChemicalsからのWeston619F)を全紡糸剤
を基準として0.1重量%で添加した。実施例13〜15の紡糸溶液の曇点圧の
プロットを図4に曲線52として示す。実施例16の紡糸溶液の曇点圧のプロッ
トを図4に曲線51として示す。
各々の紡糸試験で得られた。
ASTMD1238により190℃、2.16kg荷重で測定)であり、融点が
165℃であるポリプロピレン(Montellから得た)をトランス−1,2
−ジクロロエチレンとZonyl(登録商標)PFBE(DuPontから得た
、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセン)との混
合物からフラッシュ紡糸した。
流体を調製した。使用した紡糸剤は、紡糸剤の全重量を基準としてトランス−1
,2−ジクロロエチレン(DCE)60重量%及びPFBE40重量%の混合物
であった。ニ亜リン酸塩熱安定剤(GE Specialty Chemica
lsからの、Weston619F)を全紡糸剤を基準として0.1重量%で添
加した。実施例17及び18の紡糸溶液の曇点圧のプロットを図2に曲線41と
して示す。
、各々の紡糸試験で得られた。
TMD1238により190℃、2.16kg荷重で測定)であり、密度が0.
95g/cm3である高密度ポリエチレン(Equistar Chemica
ls LP of Houston,TXから得た、Alathon(登録商標
))を、シクロペンタン及びZonyl(登録商標)PFBE(DuPontか
ら得た、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセン)
の混合物を紡糸剤として使用してフラッシュ紡糸した。
紡糸流体を調製した。紡糸剤は、紡糸剤の全重量を基準としてシクロペンタン6
5重量%とPFBE35重量%との混合物であった。ニ亜リン酸塩熱安定剤(G
E Specialty Chemicalsからの、Weston619F)
を全紡糸剤を基準として0.1重量%で添加した。実施例19の紡糸溶液の曇点
圧のプロットを図3に曲線46として示す。
及び250の△Pを用いて調製した。フラッシュ紡糸操作は、アキュミュレータ
ー圧力1300psig、紡糸圧1150psig及び紡糸温度200℃で実施
した。デニールが262(100g荷重)、靭性が2.57g/デニール、モデ
ュラスが6.31g/デニールそして伸びが100%パーセントである、良好な
品質の網状フィラメント繊維が得られた。
ロエチレンと3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセ
ン(ペルフルオロブチルエチレンとも呼ぶ)との4種の混合物から構成される紡
糸剤中の10重量%ポリプロピレン溶液に関する曇点データのプロットである。
6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセンとの混合物から構成される紡糸剤中の18
重量%高密度ポリエチレン溶液に関する曇点データのプロットである。
ロエチレンと3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセ
ンとの4種の混合物から構成される紡糸剤中の20重量%HALAR(登録商標
)フッ素ポリマー(エチレンとクロロトリフルオロエチレンとの交互モノマー単
位の共重合体)溶液に関する曇点データのプロットである。
6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセンとの2種の混合物から構成される紡糸剤中
の12重量%KYNAR(登録商標)ポリフッ化ビニリデンポリマー溶液に関す
る曇点データのプロットである。
ナフルオロ−1−ヘキセン、又はジクロロメタンと3,3,4,4,5,5,6
,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセンとの3種の混合物の内の1種から構成さ
れる紡糸剤中のエチレンとテトラフルオロエチレンの共重合体TEFZEL(登
録商標)20重量%溶液に関する曇点データのプロットである。
ロロエチレンと3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキ
センとの2種の混合物の内の1種から構成される紡糸剤中の20重量%エチレン
とテトラフルオロエチレンとの共重合体TEFZEL(登録商標)溶液に関する
曇点データのプロットである。
ロエチレンと3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロ−1−ヘキセ
ンとの5種の混合物の内の1種から構成される紡糸剤中の12重量%高密度ポリ
エチレン溶液に関する曇点データのプロットである。
ヘキセンとの3種の混合物から構成される紡糸剤中の12重量%ポリエチレン溶
液に関する曇点データのプロットである。
Claims (24)
- 【請求項1】 合成繊維形成性ポリマーの網状フィラメントフィルム−フィ
ブリルストランドの製造方法であって、 (a)合成繊維形成性ポリマー5〜30重量%、(b)4〜7個の炭素原子を
有する炭化水素、及び塩素化、臭素化及びフッ素化化合物から成る群から選ばれ
る主紡糸剤、及び(c)4〜8個の炭素原子及び二重結合を含有しそして大気圧
沸点が100℃未満であるフッ素化有機化合物から本質的に成る群から選ばれ、
紡糸流体の曇点圧を少なくとも345kPaだけ上昇させるのに十分な量で紡糸
流体中に存在する共紡糸剤、から本質的に成る紡糸流体を生成させること;及び その紡糸流体を、その自生圧力より高い圧力で、より低圧の領域にフラッシュ
紡糸して、該合成繊維形成性ポリマーの網状フィラメントフィルム−フィブリル
ストランドを形成すること を含んで成る方法。 - 【請求項2】 共紡糸剤が、ペルフルオロカーボン、ヒドロフルオロカーボ
ン、ヒドロクロロフルオロカーボン、ヒドロフルオロエーテル、ヒドロフルオロ
エステル、ヒドロフルオロアルコール、ヒドロフルオロケトン及びこれらの混合
物から成る群から選ばれる、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 共紡糸剤が3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフル
オロ−1−ヘキセンである、請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 主紡糸剤が、ジクロロエチレン、ジクロロエタン、ジクロロ
メタン、1,1,2−トリクロロ−2,2−ジフルオロエタン、ブロモクロロメ
タン、ペルフルオロデカリン、シクロペンタン、n−ペンタン、シクロヘキサン
、n−ヘキサン、n−ヘプタン、及びこれらの混合物の群から選ばれる、請求項
2に記載の方法。 - 【請求項5】 共紡糸剤が3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフル
オロ−1−ヘキセンである、請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 合成繊維形成性ポリマーが、ポリオレフィン、部分フッ素化
炭化水素、及び完全フッ素化炭化水素から成る群から選ばれる、請求項2に記載
の方法。 - 【請求項7】 合成繊維形成性ポリマーがポリオレフィンである、請求項6
に記載の方法。 - 【請求項8】 合成繊維形成性ポリマーがポリエチレンである、請求項7に
記載の方法。 - 【請求項9】 紡糸流体が、ポリエチレンポリマーを8〜18重量%含有す
る請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 共紡糸剤が、主及び共紡糸剤の総重量の10〜80重量%
を構成する請求項3に記載の方法。 - 【請求項11】 共紡糸剤が引火点を有しない、請求項2に記載の方法。
- 【請求項12】 共紡糸剤が0℃より高い引火点を有する、請求項2に記載
の方法。 - 【請求項13】 共紡糸剤は、オゾン破壊能が0.1未満でありそして地球
温暖化能が200未満である請求項11又は請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 共紡糸剤は、オゾン破壊能が0.05未満でありそして地
球温暖化能が100未満である請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 共紡糸剤は、地球温暖化能が10未満である請求項14に
記載の方法。 - 【請求項16】 共紡糸剤が、紡糸流体の曇点圧を少なくとも1379kP
a上昇させるのに十分な量で紡糸流体中に存在する、請求項1に記載の方法。 - 【請求項17】 共紡糸剤の沸点が0℃より高い、請求項2に記載の方法。
- 【請求項18】 共紡糸剤が、少なくとも一個の水素原子を含んでいる請求
項2に記載の方法。 - 【請求項19】 (a)合成繊維形成性ポリマー5〜30重量%、(b)4
〜7個の炭素原子を有する炭化水素、及び塩素化、臭素化及びフッ素化化合物か
ら成る群から選ばれる主紡糸剤、及び(c)4〜8個の炭素原子及び二重結合を
含有しそして大気圧沸点が100℃未満であるフッ素化有機化合物から本質的に
成る群から選ばれ、紡糸流体の曇点圧を少なくとも345kPaだけ上昇させる
のに十分な量で紡糸流体中に存在する共紡糸剤、から本質的に成る紡糸流体。 - 【請求項20】 共紡糸剤が、ペルフルオロカーボン、ヒドロフルオロカー
ボン、ヒドロクロロフルオロカーボン、ヒドロフルオロエーテル、ヒドロフルオ
ロエステル、ヒドロフルオロアルコール、及びヒドロフルオロケトンから成る群
から選ばれる、請求項19に記載の紡糸流体。 - 【請求項21】 共紡糸剤が3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフ
ルオロ−1−ヘキセンである、請求項20に記載の紡糸流体。 - 【請求項22】 主紡糸剤が、ジクロロエチレンである、請求項21に記載
の紡糸流体。 - 【請求項23】 合成繊維形成性ポリマーが、ポリオレフィン、部分フッ素
化炭化水素、及び完全フッ素化炭化水素から成る群から選ばれる、請求項20に
記載の紡糸流体。 - 【請求項24】 主紡糸剤が、ジクロロエチレン、ジクロロエタン、ジクロ
ロメタン、1,1,2−トリクロロ−2,2−ジフルオロエタン、ブロモクロロ
メタン、ペルフルオロデカリン、シクロペンタン、n−ペンタン、シクロヘキサ
ン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、及びこれらの混合物の群から選ばれる、請求
項20に記載の紡糸流体。
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