JP3946953B2 - フラッシュ紡糸法およびフラッシュ紡糸溶液 - Google Patents

フラッシュ紡糸法およびフラッシュ紡糸溶液 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は重合体のプレクシフィラメント状フィルム−フィブリル・ストランドのフラッシュ紡糸法に関する。特に本発明は装置に対する変更を最低限度に抑制した現存の装置に使用できる紡糸溶液、および大気中にオゾンを破壊する成分を放出せず且つ可燃性の低い雰囲気中で実施できる、現存の工業用の装置を使用する紡糸法に関する。
【0002】
【発明の背景】
ポリエチレンのプレクシフィラメント状フィルム−フィブリル・ストランドからつくられる市販のスパン接合製品は、従来トリクロロフルオロメタンからフラッシュ紡糸してつくられて来たが、トリクロロフルオロメタンはオゾンを破壊する化学物質であり、従って代替物質が研究されて来た。Shinの米国特許5,032,326号には、1種の代替紡糸流体、即ち塩化メチレンと、−50℃〜0℃の沸点をもつ共溶媒の炭化水素とが記載されている。Kato等の米国特許5,286,422号に記載されているように、塩化メチレンをベースにしたShinの方法は全く満足な結果を与えず、該米国特許5,286,422号には代替物質として紡糸流体のブロモクロロメタンまたは1,2−ジクロロエチレンおよび共溶媒の例えば二酸化炭素、ドデカフルオロペンタン等が記載されている。
【0003】
日本特許公開明細書JO5263310−A(1993年10月12日付け)には、溶媒混合物の主成分が塩化メチレン、ジクロロエチレンおよびブロモクロロメタンから成る群から選ばれ、溶媒混合物の少量成分はドデカフルオロペンタン、デカフルオロペンタンおよびテトラデカフルオロペンタンから成る群から選ばれる溶媒混合物中に溶解した重合体からフラッシュ紡糸した不織布シートを製造するのに有利な三次元繊維が記載されている。
【0004】
【発明の概要】
本発明方法は、紡糸流体の自発性圧力よりも大きな圧力において低圧の区域へフラッシュ紡糸を行ない、この際紡糸流体は(a)5〜30重量%の合成繊維生成ポリオレフィン、(b)塩化メチレンおよび1,2−ジクロロエチレンから成る群から選ばれる主溶媒、および(c)(i)炭素数が4〜7で、(ii)大気圧下における沸点が15〜100℃の環式の部分的にフッ素化された炭化水素の共溶媒から実質的に成り、該共溶媒は少なくとも50ポンド/平方インチだけ紡糸流体の曇り点圧力を上昇させるのに十分な量で紡糸流体中に存在することを特徴とする合成繊維生成ポリオレフィンのプレクシフィラメント状フィルム−フィブリル・ストランドの製造法である。
【0005】
適当な共溶媒は1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタン;1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロシクロペンタン;および1,1,2,2,3,3,4,5−オクタフルオロシクロペンタンから成る群から選ぶことができる。
【0006】
合成繊維を生じる好適なポリオレフィンは直鎖ポリエチレンであり、代替品としてはポリプロピレンがある。
【0007】
本発明はまた(a)5〜30重量%の合成繊維生成ポリオレフィン、(b)塩化メチレンおよび1,2−ジクロロエチレンから成る群から選ばれる主溶媒、および(c)(i)炭素数が4〜7で、(ii)大気圧下における沸点が15〜100℃の環式の部分的にフッ素化された炭化水素の共溶媒から実質的に成り、該共溶媒は少なくとも50ポンド/平方インチだけ紡糸流体の曇り点圧力を上昇させるのに十分な量で紡糸流体中に存在することを特徴とする紡糸流体に関する。
【0008】
適当な共溶媒は1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタン;1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロシクロペンタン;および1,1,2,2,3,3,4,5−オクタフルオロシクロペンタンから成る群から選ぶことができる。
【0009】
好適な紡糸流体において合成繊維を生じるポリオレフィンは直鎖ポリエチレンである。好適な方法では合成繊維を生じるポリオレフィンの濃度が流体の8〜18%をなす紡糸流体を使用する。
【0010】
好適方法では共溶媒の量は紡糸流体の曇り点圧力を少なくとも200psigだけ上昇させるのに十分な量である。
【0011】
本明細書の一部として添付されている図面はある温度範囲に亙り種受理紡糸流体の曇り点圧力を示す。
【0012】
【発明の詳細な記述】
「合成繊維生成ポリオレフィン」という言葉はフラッシュ紡糸業界に公知の種類の重合体を含むものとする。
【0013】
「ポリエチレン」と云う言葉は、エチレンの均質重合体ばかりでなく、反復単位の少なくとも85%がエチレン単位である共重合体も含むものとする。1種の好適なポリエチレンは熔融点の上限が約130〜140℃、密度が0.94〜0.98g/cm3、熔融係数(ASTM D−1278−57T条件E)が0.1〜100、好ましくは4よりも小さい直鎖高密度ポリエチレンである。
【0014】
「ポリプロピレン」という言葉はプロピレンの均質重合体ばかりでなく、少なくとも85%の反復単位がプロピレン単位である共重合体も含むものとする。
【0015】
本明細書で使用される「曇り点圧力」という言葉は、単一相の液体の溶液が相分離をして重合体に富んだ相/紡糸液に富んだ二相の液/液体分散物に分離し始める圧力を意味する。
【0016】
本明細書で使用されるプレクシフィラメント」と云う言葉は、薄いリボン状の不規則な長さをもったフィルム−フィブリル要素の多数から成る三次元の一体となった網状構造物であり、平均のフィルム厚さは約4μ以下であり、中間のフィブリルの幅は約25μ以下のものである。プレクシフィラメント状構造物においては、フィルム−フィブリル要素は一般に該構造物の長手方向の軸に沿って一緒に延び、該構造物の長さ、幅および厚さにに亙る種々の場所において不規則な間隔で断続的に一体となったり分離したりして連続的な三次元構造物をつくっている。
【0017】
曇り点圧力を上げるためには、紡糸液中の共溶媒は重合体に対する「非溶媒」であるか、少なくとも主溶媒、即ち塩化メチレンまたは1,2−ジクロロチレンよりも溶解度の悪い溶媒でなければならない。(換言すれば、フラッシュ紡糸すべき重合体を共溶媒だけに溶解した場合、この重合体は該共溶媒に溶解しないか、或いは得られた溶液は約7000psig以上の曇り点圧力をもっているであろう。)
塩化メチレンおよび1,2−ジクロロエチレンはフラッシュ紡糸製品(即ちポリエチレンおよびポリプロピレン)の生成に工業的に使用されるポリオレフィンに対する非常に良好な溶媒であり、その曇り点圧力は効率的な操作ができない発泡点に極めて近い。上記の共溶媒の一つを使用することにより、この混合物の溶解力は、フラッシュ紡糸により所望のプレクシフィラメント製品が容易に得られるほど十分に低下する。
【0018】
重合体/溶媒の組み合わせの曇り点圧力を決定する装置および方法は上記Shin等の米国特許5,147,586号に記載されている。
【0019】
図1は、塩化メチレンと1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンとの3種の異なった溶媒重量比における混合物(70/30、曲線11;75/25、曲線13;80/20、曲線15)、或いは100%塩化メチレン(曲線17)から成る溶媒中に12重量%の高密度ポリエチレンを含む溶液に対する曇り点のデータをプロットしたグラフである。ここで溶媒の割合を表す場合、最初の数字は塩化メチレンの重量%、2番目の数字は溶媒混合物中の共溶媒の重量%を表す。
【0020】
図2は、塩化メチレンと1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンとの6種の異なった溶媒重量比における混合物(30/70、曲線21;35/65、曲線23;40/60、曲線25、50/50、曲線26;60/40、曲線27;70/30、曲線28)、或いは100%塩化メチレン(曲線29)から成る溶媒中に9重量%のポリプロピレンを含む溶液に対する曇り点のデータをプロットしたグラフである。
【0021】
図3は、1,2−ジクロロエチレンと1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンとの70/30混合物(曲線31)、或いは100%1,2−ジクロロエチレン(曲線33)から成る溶媒中に12重量%の高密度ポリエチレンを含む溶液に対する曇り点のデータをプロットしたグラフである。
【0022】
図4は、塩化メチレンと1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロシクロペンタンとの70/30混合物(HFC−C456ff)(曲線37)、或いは100%塩化メチレン(曲線39)から成る溶媒中に12重量%の高密度ポリエチレンを含む溶液に対する曇り点のデータをプロットしたグラフである。
【0023】
図5は、塩化メチレンと1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブタン(HFC−338pcc)との4種の溶媒重量比の混合物の一つ(70/30、曲線41;75/25、曲線43;80/20、曲線45、85/15、曲線46)、或いは100%塩化メチレン(曲線47)から成る溶媒中に12重量%の高密度ポリエチレンを含む溶液に対する曇り点のデータをプロットしたグラフである。
【0024】
図6は、塩化メチレンと1,1,1,2,3,4,4,5,5,5−デカフルオロペンタン(HFC−43−10mee)との4種の溶媒重量比の混合物の一つ(75/25、曲線51;80/20、曲線52;85/15、曲線53;90/10、曲線54)から成る溶媒中に12重量%の高密度ポリエチレンを含む溶液に対する曇り点のデータをプロットしたグラフである。
【0025】
図7は、塩化メチレンと1,1,1,2,3,4,4,5,5,5−デカフルオロペンタンとの3種の溶媒重量比の混合物の一つ(60/40、曲線56;70/30、曲線57;80/20、曲線58)、或いは100%塩化メチレン(曲線59)から成る溶媒中に9重量%のポリプロピレンを含む溶液に対する曇り点のデータをプロットしたグラフである。
【0026】
図8は、塩化メチレンと1,1,1,2,3,4,4,5,5,5−デカフルオロペンタンとの5種の溶媒重量比の混合物の一つ(70/30、曲線61;75/25、曲線62;77.5/22.5、曲線63;80/20、曲線64;85/15;曲線65)から成る溶媒中に12重量%の高密度ポリエチレンを含む溶液に対する曇り点のデータをプロットしたグラフである。
【0027】
工業的な操作で重合体をフラッシュ紡糸した場合生じたウエッブを広げるためには、フラッシュ紡糸した材料を回転している調節板に対して投げ付け(例えばBrethauer等の米国特許3,851,023号参照)、次いで静電荷を賦与する。調節板によって生成物は方向を変えて広がり始め、静電荷によって生成物(ウエッブ)はさらに広がる。工業的に許容できる時間内に工業的に満足すべき製品を得るためには、ウエッブが著しい広がりを達成することが必要であり、これは十分な静電荷が所望の時間の間ウエッブ上に残留している場合に達成される。ウエッブを取り囲む雰囲の誘電定数が低すぎる場合には電荷は急激に消滅する。ウエッブを取り囲む雰囲気の主要成分は蒸発した溶媒であり、これはフラッシュ紡糸を行なう前にフラッシュ紡糸された重合体を溶解していた溶媒である。塩化メチレンおよび1,2−ジクロロエチレンから成る群から選ばれる主溶媒と上記の共溶媒との混合物は、蒸発するとウエッブ上に十分な電荷を保持し満足すべき製品を与えるのに十分な誘電力をもっている。これらの混合物はASTM D−2477で測定して約20kV/cm以上の誘電強度をもっている。
【0028】
溶媒混合物の融点は室温付近であるから、高圧の溶媒回収システムは不必要であり、また高圧の溶媒注入システムも不必要である。また本発明の溶媒混合物は可燃性が低い。
【0029】
塩化メチレンおよび1,2−ジクロロエチレンから成る群から選ばれる主溶媒と一緒に使用される共溶媒の量は、通常溶媒混合物の重量100重量部に関し約10〜50重量部の範囲内にある。塩化メチレンは比較的毒性が強く、また100%ジクロロエチレンは僅かに可燃性があるから、溶媒混合物は温和な性質をもった共溶媒を高い割合で含むことが有利である。共溶媒で希釈すると主溶媒による毒性および可燃性が減少する。しかし多くの潜在的な使用可能性をもった共溶媒を高い割合で使用すると、紡糸溶液の曇り点圧力が工業的なフラッシュ紡糸工程に対しては高すぎる圧力まで上昇する。本発明の部分的にフッ素化された環式の共溶媒は、比較的高い割合で使用しても紡糸溶液の曇り点圧力を工業的なフラッシュ紡糸を実施し得る圧力以上に上昇させることはない。
【0030】
例えば、70重量部の塩化メチレンと30重量部の1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンから成る紡糸溶液は、200℃において約1900psigの曇り点圧力をもっている(図1曲線11参照)。1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンの代わりに同じ濃度の他の環式の部分的にフッ素化された共溶媒である1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロシクロペンタンを用いると、曇り点圧力は200℃において約1400psigになる(図4曲線37)。他方共溶媒を同じ濃度の直鎖の1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブタンに変えると、曇り点圧力は200℃で3400psigに上昇する(図5曲線41)。同様に共溶媒を直鎖の1,1,1,2,3,4,4,5,5,5−デカフルオロペンタンに変えると、曇り点圧力は200℃で3000psigよりも高い値になる(図6参照)。
【0031】
60重量部の塩化メチレンと40重量部の共溶媒から成る溶媒混合物に9%のポリプロピレンを含む溶液でも同じ利点が得られる。共溶媒が1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンの場合、200℃におけるこの溶液の曇り点圧力は約750psigである(図2、曲線27)。他方1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンの代わりに直鎖の1,1,1,2,3,4,4,5,5,5−デカフルオロペンタンを用いると、200℃において曇り点圧力は約1900psigに上昇する(図7、曲線56参照)。
【0032】
同様に主溶媒がジクロロエチレンの場合も部分的にフッ素化された環式共溶媒を使用する利点は明らかである。70重量部のジクロロエチレンと30重量部の1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンから成る溶媒混合物中に12重量%ポリエチレンを含む紡糸溶液では、200℃において曇り点圧力は約1300psigである(図3、曲線31参照)。1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンの代わりに直鎖の1,1,1,2,3,4,4,5,5,5−デカフルオロペンタンを用いると、200℃において曇り点圧力は約4000psigに上昇する(図8、曲線61参照)。
【0033】
下記実施例により本発明を例示する。これらの実施例は本発明をいかなる方法においても限定するものではない。
【0034】
試験法
フラッシュ紡糸したストランドの強度(tenacity)はInstronの引張り試験機で決定する。70°F、65%相対湿度でストランドをコンディショニングして試験する。次に試料に10回/インチの撚りをかけ、Instron試験機の鉤に取り付ける。ゲージ長を2インチにし、毎分100%の伸び速度を使用する。破断時の強度(T)をg/デニールの単位で記録する。
【0035】
フラッシュ紡糸したストランドの伸び(elongation)は破断時の伸びとして測定し、%単位で報告する。
【0036】
モジュラス(modulus)は応力/歪曲線の傾斜に相当し、gpd単位で表される。
【0037】
ストランドのデニールは長さ18cmのストランドの試料から決定される。
【0038】
プレクシフィラメント状フィルム−フィブリルのストランド製品の表面積は、フラッシュ紡糸された製品のフィブリル化の程度および細かさの目安である。表面積はS.Brunauer,P.H.EmmettおよびE.TellerのJ.Am.Chem.Soc.誌、60巻、309〜319頁(1938年)記載のBET窒素吸着法で測定され、m2/gの単位で報告される。
【0039】
試験過程
実施例を実施する装置および方法は米国特許5,250,237号10欄以下に記載の方法と同様である。米国特許5,250,237号は参考のために添付されている。使用した紡糸口金のオリフィスの直径は30ミル、長さも30ミルであった。
【0040】
【実施例】
実施例 1
熔融係数0.75の高密度ポリエチレン12重量%を、塩化メチレンと1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンの混合物中に溶解した。この場合主溶媒の塩化メチレン対共溶媒の1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンの重量比は75/25であった。GE Speciality Chemicalsから市販されているジステアリルペンタエリスリトール二亜燐酸塩安定剤Weston 619Fを溶媒混合物の0.1重量%の濃度で溶媒混合物中に含ませた。1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンは大気圧下における沸点が約68℃である。この共溶媒が存在すると紡糸液の曇り点圧力が200psiよりも多く上昇する(図1曲線13参照)。ポリエチレンおよび溶媒を190℃、圧力2000psigで45分間混合した。この溶液を蓄積器の圧力900psig、紡糸圧力約800psigで温度190℃において紡糸オリフィスを通して紡糸した。良くフィブリル化されたプレクシフィラメント状の製品が得られた。このもののデニールは174、モジュラスは12.5gpd、強度5.4gpd、伸び93%、表面積21.2m2/gであった。
【0041】
実施例 2
熔融係数0.75の高密度ポリエチレン12重量%を、1,2−ジクロロエチレンと1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンの混合物中に溶解した。この場合主溶媒のジクロロエチレン対共溶媒の1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンの重量比は70/30であった。ジステアリルペンタエリスリトール二亜燐酸塩安定剤Weston 619Fを溶媒混合物の0.1重量%の濃度で溶媒混合物中に含ませた。この共溶媒が存在すると紡糸液の曇り点圧力が200psiよりも多く上昇する(図3参照)。ポリエチレンおよび溶媒を210℃、圧力2000psigで30分間混合した。この溶液を蓄積器の圧力1300psig、紡糸圧力約1200psigで温度210℃において紡糸オリフィスを通して紡糸した。良くフィブリル化されたプレクシフィラメント状の製品が得られた。このもののデニールは172、モジュラスは7.3gpd、強度3.9gpd、伸びは82%であった。
【0042】
実施例 3
熔融係数0.75の高密度ポリエチレン12重量%を、塩化メチレンと1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロシクロペンタンの混合物中に溶解した。この場合主溶媒の塩化メチレン対共溶媒の1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロシクロペンタンの重量比は70/30であった。ジステアリルペンタエリスリトール二亜燐酸塩安定剤Weston 619Fを溶媒混合物の0.1重量%の濃度で溶媒混合物中に含ませた。1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロシクロペンタンは大気圧下における沸点が約80℃である。この共溶媒が存在すると紡糸液の曇り点圧力が200psiよりも多く上昇する。ポリエチレンおよび溶媒を200℃、圧力2500psigで30分間混合した。この溶液を蓄積器の圧力1000psig、紡糸圧力約800psigで温度2000℃において紡糸オリフィスを通して紡糸した。良くフィブリル化されたプレクシフィラメント状の製品が得られた。このもののデニールは239、モジュラスは10.9gpd、強度5.1gpd、伸びは73%であった。
【0043】
実施例 4
熔融流動速度1.43、分子量分布4.77のポリプロピレン8重量%を、塩化メチレンと1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンの混合物中に溶解した。この場合主溶媒の塩化メチレン対共溶媒の1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンの重量比は60/40であった。ジステアリルペンタエリスリトール二亜燐酸塩安定剤Weston 619Fを溶媒混合物の0.1重量%の濃度で溶媒混合物中に含ませた。この共溶媒が存在すると紡糸液の曇り点圧力が200psiよりも多く上昇する(図2参照)。ポリプロピレンおよび溶媒を220℃、圧力2500psigで30分間混合した。この溶液を蓄積器の圧力1000psig、紡糸圧力約875psigで温度220℃において紡糸オリフィスを通して紡糸した。良くフィブリル化されたプレクシフィラメント状の製品が得られた。このもののデニールは95、モジュラスは2.8gpd、強度1.5gpd、伸びは107%であった。
【0044】
実施例 5
熔融係数0.75の高密度ポリエチレン12重量%を、塩化メチレンと1,1,2,2,3,3,4,5−オクタフルオロシクロペンタンの混合物中に溶解した。この場合主溶媒の塩化メチレン対共溶媒の1,1,2,2,3,3,4,5−オクタフルオロシクロペンタンの重量比は80/20であった。1,1,2,2,3,3,4,5−オクタフルオロシクロペンタンの大気圧下の沸点は79℃である。この共溶媒が存在すると紡糸液の曇り点圧力が200psiよりも多く上昇する(図3参照)。ポリエチレンおよび溶媒を200℃、圧力4000psigで30分間混合した。この溶液を蓄積器の圧力1200psig、紡糸圧力約1100psigで温度200℃において紡糸オリフィスを通して紡糸した。良くフィブリル化されたプレクシフィラメント状の製品が得られた。
【0045】
実施例 6
熔融係数0.75の高密度ポリエチレン12重量%を、1,2−ジクロロエチレンと1,1,2,2,3,3,4,5−オクタフルオロシクロペンタンの混合物中に溶解した。この場合主溶媒の1,2−ジクロロエチレン対共溶媒の1,1,2,2,3,3,4,5−オクタフルオロシクロペンタンの重量比は75/25であった。この共溶媒が存在すると紡糸液の曇り点圧力が200psiよりも多く上昇する。ポリエチレンおよび溶媒を200℃、圧力4000psigで30分間混合した。この溶液を蓄積器の圧力1400psig、紡糸圧力約1200psigで温度200℃において紡糸オリフィスを通して紡糸した。良くフィブリル化されたプレクシフィラメント状の製品が得られた。
【図面の簡単な説明】
本明細書の一部として添付されている図面は或る温度範囲に亙り種々の紡糸流体の曇り点圧力を示す。
【図1】 塩化メチレン100%、或いは塩化メチレンと1−トリフルオロメチル−2,2−ジフルオロシクロブタンとの3種の混合物の一つから成る溶媒中に高密度ポリエチレンを12重量%を含む溶液に対する曇り点データのプロットである。
【図2】 塩化メチレン100%、或いは塩化メチレンと1−トリフルオロメチル−2,2−ジフルオロシクロブタンとの6種の混合物の一つから成る溶媒中にポリプロピレンを9重量%を含む溶液に対する曇り点データのプロットである。
【図3】 1,2−ジクロロエチレンと1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタンの70/30混合物または1,2−ジクロロエチレン100%から成る溶媒中に高密度ポリエチレンを12重量%を含む溶液に対する曇り点データのプロットである。
【図4】 塩化メチレンと1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロシクロペンタンの混合物または塩化メチレン100%から成る溶媒中に高密度ポリエチレンを12重量%を含む溶液に対する曇り点データのプロットである。
【図5】 塩化メチレン、または塩化メチレンと1,1,2,2,3,3,4,4−オクタフルオロブタンの混合物から成る5種の溶媒の一つから成る溶媒中に高密度ポリエチレンを12重量%を含む溶液に対する曇り点データのプロットである。
【図6】 塩化メチレンと1,1,1,2,3,4,4,5,5,5−デカフルオロペンタンの混合物から成る4種の異なった溶媒の一つから成る溶媒中に高密度ポリエチレンを12重量%を含む溶液に対する曇り点データのプロットである。
【図7】 塩化メチレン、または塩化メチレンと1,1,1,2,3,4,4,5,5,5−デカフルオロペンタンの混合物から成る5種の溶媒の一つから成る溶媒中にポリプロピレンを9重量%を含む溶液に対する曇り点データのプロットである。
【図8】 1,2−ジクロロエチレンと1,1,1,2,3,4,4,5,5,5−デカフルオロペンタンの混合物から成る5種の異なった溶媒の一つから成る溶媒中に高密度ポリエチレンを12重量%を含む溶液に対する曇り点データのプロットである。

Claims (11)

  1. 紡糸流体の自発性圧力よりも大きな圧力において低圧の区域へフラッシュ紡糸を行ない、この際紡糸流体は(a)5〜30重量%の合成繊維生成ポリオレフィン、(b)塩化メチレンおよび1,2−ジクロロエチレンから成る群から選ばれる主溶媒、および(c)(i)炭素数が4〜7で、(ii)大気圧下における沸点が15〜100℃の環式の部分的にフッ素化された炭化水素の共溶媒から実質的に成り、該共溶媒は少なくとも50ポンド/平方インチだけ紡糸流体の曇り点圧力を上昇させるのに十分な量で紡糸流体中に存在することを特徴とする合成繊維生成ポリオレフィンの三次元網状フィルム−フィブリルから成るストランドの製造法。
  2. 共溶媒は1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタン;1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロシクロペンタン;および1,1,2,2,3,3,4,5−オクタフルオロシクロペンタンから成る群から選ばれることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 合成繊維生成ポリオレフィンは直鎖ポリエチレンであることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 合成繊維生成ポリオレフィンはポリプロピレンであることを特徴とする請求項2記載の方法。
  5. 紡糸流体は合成繊維生成ポリオレフィンを8〜18重量%含んでいることを特徴とする請求項1記載の方法。
  6. 共溶媒は少なくとも200ポンド/平方インチだけ紡糸流体の曇り点圧力を上昇させるのに十分な量で紡糸流体中に存在することを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. (a)5〜30重量%の合成繊維生成ポリオレフィン、(b)塩化メチレンおよび1,2−ジクロロエチレンから成る群から選ばれる主溶媒、および(c)(i)炭素数が4〜7で、(ii)大気圧下における沸点が15〜100℃の環式の部分的にフッ素化された炭化水素の共溶媒から実質的に成り、該共溶媒は少なくとも50ポンド/平方インチだけ紡糸流体の曇り点圧力を上昇させるのに十分な量で紡糸流体中に存在することを特徴とするフラッシュ紡糸流体。
  8. 合成繊維生成ポリオレフィンを8〜18重量%含んでいることを特徴とする請求項7記載のフラッシュ紡糸流体。
  9. 共溶媒は1−トリフルオロメチル−1−フルオロ−2,2−ジフルオロシクロブタン;1,1,2,2,3,3−ヘキサフルオロシクロペンタン;および1,1,2,2,3,3,4,5−オクタフルオロシクロペンタンから成る群から選ばれることを特徴とする請求項7記載のフラッシュ紡糸流体。
  10. 合成繊維生成ポリオレフィンは直鎖ポリエチレンであることを特徴とする請求項7記載のフラッシュ紡糸流体。
  11. 合成繊維生成ポリオレフィンはポリプロピレンであることを特徴とする請求項7記載のフラッシュ紡糸流体。
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