JP2003347933A - クロック生成回路 - Google Patents

クロック生成回路

Info

Publication number
JP2003347933A
JP2003347933A JP2002156601A JP2002156601A JP2003347933A JP 2003347933 A JP2003347933 A JP 2003347933A JP 2002156601 A JP2002156601 A JP 2002156601A JP 2002156601 A JP2002156601 A JP 2002156601A JP 2003347933 A JP2003347933 A JP 2003347933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
signal
circuit
input
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002156601A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Kashiro
孝男 加代
Kenichi Nakamura
謙一 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2002156601A priority Critical patent/JP2003347933A/ja
Publication of JP2003347933A publication Critical patent/JP2003347933A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から入力された外部クロックと内部クロ
ックとの位相合わせ、及び外部から入力されたフレーム
信号と内部クロックとの位相合わせを、許容できる性能
の劣化の範囲内で、回路規模を縮小化して実現するクロ
ック生成回路を提供する。 【解決手段】 信号処理装置が、外部クロックと内部ク
ロックとの位相合わせと、フレーム信号と内部クロック
との位相合わせとを同時に行うことがないことを利用し
て、位相比較器のみ、或いは位相比較器及びLPFを共
有化し、許容できる性能の劣化の範囲内で回路規模を縮
小化したクロック生成回路を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号処理装置外部
で使用されているクロックと、信号処理装置内部で使用
する内部クロックとの位相合わせを行なうクロック生成
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル機器同士の間では、デ
ィジタルデータをそのまま送受信をすることができるよ
うになってきている。例えば、カメラで取得したデータ
や、テープやディスクを再生することにより取得したデ
ータを、他のディジタル機器と接続して、IEEE13
94などの規格に従ってディジタルデータのまま送信し
たり、逆に外部IF規格に従ってディジタルデータを受
信したりしている。また、外部IF規格の中にはディジ
タルデータの中に映像信号の区切りであるフレームを示
すディジタルデータを挿入してデータ伝送を行っている
ものもある。
【0003】このようなディジタル機器同士間のデータ
の送受信では、カメラで使用するクロック、テープやデ
ィスクからディジタルデータを取得する時に使用するク
ロック、或いは外部IF規格に従ってディジタルデータ
を送受信する時に使用するクロックと、ディジタルデー
タの入力を受けて信号処理装置内でディジタルデータの
圧縮や伸張などの信号処理を行なうときのクロックとが
必ずしも同じでないため、信号処理装置内での信号処理
を正常に行なうためには、これらのクロックの同期合わ
せを行なう必要がある。そして、このようなクロック間
の同期が取れていない場合には、時間と共に位相差が増
加していき、信号処理が破綻することになる。
【0004】例えば、カメラから入力したデータに対し
て、信号処理装置内にてデータ圧縮等の信号処理を行な
い、当該データを外部機器のディジタル機器に出力する
信号処理装置においては、カメラのクロックの位相と当
該信号処理装置内部で使用するクロックの位相とを同期
させる必要があり、また、逆に外部機器であるディジタ
ル機器から入力されたデータを、信号処理装置内部で処
理してディスクやテープに記録したり、映像信号をTV
に映出したりする時には、外部から入力するデータと同
期したクロックやフレーム周期の信号の位相に、信号処
理装置内部で信号処理を行なうために使用するクロック
の位相を同期させる必要がある。
【0005】以下、上述のようなクロックの同期合わせ
を行なう、従来のクロック生成回路について、図3を用
いて説明する。図3は、従来のクロック生成回路の構成
を示すブロック図である。
【0006】図3において、従来のクロック生成回路
は、信号処理装置外部から外部クロックが供給される第
1の入力端子1と、信号処理装置外部からフレーム信号
が供給される第2の入力端子2と、第1の入力端子1に
供給された外部クロックをm分周する第1の分周回路3
1と、VCO39で発振した内部クロックをn分周する
第2の分周回路32と、第1の分周回路31でm分周さ
れた外部クロックの位相と第2の分周回路32でn分周
された内部クロックの位相を比較する第1の位相比較回
路33と、VCO39で発振した内部クロックをフレー
ム周期まで分周する第3の分周回路34と、第2の入力
端子2から供給されたフレーム信号の位相と、第3の分
周回路34で内部クロックを分周したフレーム信号の位
相とを比較する第2の位相比較回路35と、第1の位相
比較回路33から出力されるクロック単位の誤差信号を
平滑化する第1のLPF36と、第2の位相比較回路3
5から出力されるフレーム単位の誤差信号を平滑化する
第2のLPF37と、第1のLPF36からの出力信号
と第2のLPF37からの出力信号を切替えて出力する
切替え回路38と、切替え回路38からの出力信号に従
って発振周波数を可変するVCO39と、を備えてい
る。なお、第1及び第2の分周回路31,32における
分周率m,nは、各分周回路31,32から出力される
クロックの周波数が同じになるように値が決定されるも
のである。
【0007】以下、前記構成を有する従来のクロック生
成回路の動作を説明する。例えば、前記従来のクロック
生成回路を含む信号処理装置が、ディジタルビデオカメ
ラやディスク録再機などのディジタル録再機器であると
する。この場合、前記信号処理装置は、一般に、REC
656規格に従ってデータが入力されて、DV規格に従
って信号処理が行われた後、IEEE1394規格に従
って外部にデータが出力されるか、逆に、IEEE13
94規格に従ってデータが入力されて、DV規格に従っ
て信号処理が行われた後、REC656規格に従ってデ
ータが出力、あるいはDA変換器を通してアナログの信
号として出力される。
【0008】このような前記信号処理装置に、REC6
56規格に従って外部からデータが入力され、DV規格
に従って信号処理が行われるとき、REC656規格で
は27MHzのクロック(以下、外部クロックと称す
る。)がデータと共に入力され、DV規格の信号処理が
行なわれる。ここで、DV規格の信号処理に18MHz
のクロック(以下、内部クロックと称する。)が使用さ
れているとすると、前記クロック生成回路において、入
力される27MHzの外部クロックに、信号処理で使用
する18MHzの内部クロックの同期を合わせる必要が
あり、また、逆に、前記信号処理装置に、IEEE13
94規格に従って外部からデータが入力され、DV規格
に従って信号処理が行われるときは、IEEE1394
規格の信号処理では30Hzのフレーム周期を示す信号
(以下、フレーム信号と称する。)のみが入力されるの
で、クロック生成回路において、この入力される30H
zのフレーム信号に、信号処理で使用する18MHzの
内部クロックの同期を合わせる必要がある。
【0009】まず、外部からREC656規格に従って
データが入力され、前記信号処理装置内においてDV規
格に従って信号処理が行われる場合の、クロック生成回
路の動作について説明する。この場合、クロック生成回
路の第1の入力端子1には、27MHzの外部クロック
が入力され、VCO39で、18MHzの内部クロック
が発振される。また、ここでは、第1の分周回路31に
おいて、前記外部クロックが6分周され、第2の分周回
路35において、前記内部クロックが4分周されるもの
とする。
【0010】まず、外部から第1の入力端子1に27M
Hzの外部クロックが供給されると、第1の入力端子1
に供給された27MHzの外部クロックは、第1の分周
回路31で6分周されて、4.5MHzのクロックが第
1の位相比較回路33に出力され、また、VCO39か
ら発振される18MHzの内部クロックは、第2の分周
回路32で4分周され、4.5MHzのクロックが第1
の位相比較回路33に出力される。
【0011】そして、第1の位相比較回路33では、外
部クロックを分周した4.5MHzのクロックの位相
と、内部クロックを分周した4.5MHzのクロックの
位相とを比較して、4.5MHzのクロック単位の誤差
信号を発生する。
【0012】そして、4.5MHzのクロック単位の誤
差信号は、第1の位相比較回路33から第1のLPF3
6に出力され、第1のLPF36では、4.5MHzの
クロック単位の誤差信号から、4.5MHzの周波数成
分を除去して平滑化し、誤差電圧を切替え回路38を介
してVCO39に出力する。
【0013】そして、VCO39は、前記切替え回路3
8から出力された前記誤差電圧に従って、VCO39か
ら発振されるクロックの周波数を変え、第1の分周回路
31から出力される分周後の外部クロックと、第2の分
周回路32から出力される分周後の内部クロックとが同
期するように動作する。
【0014】次に、IEEE1394規格に従って外部
からデータが入力され、信号処理装置内で、DV規格の
信号処理が行われる場合の、前記クロック生成回路の動
作について説明する。この場合、クロック生成回路の外
部入力端子2に30Hzのフレーム信号が入力され、V
CO39で、18MHzの内部クロックが発振される。
【0015】まず、外部から第2の入力端子2に30H
zのフレーム信号が入力されると、当該フレーム信号
は、第2の位相比較回路35に出力される。一方で、V
CO39から発振される18MHzの内部クロックは、
第3の分周回路34で30Hzの周波数のフレーム信号
に分周され、第2の位相比較回路35に出力される。
【0016】そして、第2の位相比較回路35は、第2
の入力端子2に入力されたフレーム信号の位相と、第3
の分周回路34で内部クロックを分周したフレーム信号
の位相とを比較して30Hzのフレーム単位の誤差信号
を発生する。
【0017】そして、該30Hzのフレーム単位の誤差
信号は、第2の位相比較回路35から第2のLPF37
に出力され、第2のLPF37では、30Hzのフレー
ム単位の誤差信号から、30Hzの周波数成分を除去し
て平滑化し、誤差電圧を切替え回路38を介してVCO
39に出力する。
【0018】そしてVCO39では、前記切替え回路3
8から出力された誤差電圧に従って、発振する内部クロ
ックの周波数を変更し、第2の入力端子2に供給された
フレーム信号と、第3の分周回路34から出力された内
部クロックが分周されたフレーム信号とが同期するよう
に動作する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のクロック生成回路では、外部からクロック信号
が入力される場合は、該外部から入力された外部クロッ
クと内部クロックの位相合わせを行なう第1の位相比較
回路33、及び該第1の位相比較回路33から出力され
たクロック単位の誤差信号を平滑化する第1のLPF3
6が必要であり、また、外部からフレーム信号が入力さ
れる場合には、外部から入力されたフレーム信号と内部
クロックとの位相の位相合わせを行なう第2の位相比較
回路35、及び該第2の位相比較回路35から出力され
るフレーム単位の誤差信号を平滑化する第2のLPF3
7が必要となるため、当該クロック生成回路内に少なく
とも2種類、つまり、外部クロック用と、フレーム信号
用のクロック生成回路を持つ構成をとっている。このよ
うに、従来のクロック生成回路が、2種類のクロック生
成回路を持つ構成をとるのは、外部からフレーム信号が
入力され、前記クロック生成回路において、該フレーム
信号と内部クロックとの位相合わせを行なう場合は、位
相比較を行なう周期が1フレームに一回(上述の場合に
おいては、30Hz毎)のみとなるので、フレーム信号
と内部クロックとの同期が取りにくく、応答も時間がか
かり、クロックの変動が大きくなりやすいが、外部から
外部クロック信号が入力され、該外部クロックと内部ク
ロックとの位相合わせを行なう場合は、外部クロックの
周波数と内部クロックの周波数の公約数になるような周
波数で位相比較を行えるので、短時間(上述の場合にお
いては、4.5MHz)毎に周波数を変えて、クロック
の周波数を安定させることができるため、クロック生成
回路で生成される同期クロックの劣化をできるだけ防ぐ
ようにするためである。
【0020】しかし、外部から入力された外部クロック
と内部クロックとの位相合わせを行なう場合と、外部か
ら入力されたフレーム信号と内部クロックとの位相合わ
せを行なう場合とで少なくとも2種類のクロック生成回
路が必要となる。従来のクロック生成回路の構成では、
その回路規模が大きくなってしまうという問題があっ
た。
【0021】本発明は、前記問題に鑑みてなされたもの
であり、外部から入力された外部クロックと内部クロッ
クとの位相合わせ、及び外部から入力されたフレーム信
号と内部クロックとの位相合わせを、許容できる性能の
劣化の範囲内で、その回路規模を縮小化して実現するク
ロック生成回路を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載のクロック発生回路は、信号処理装
置外部から入力される外部信号と、該信号処理装置用の
電圧制御発振回路にて発振された内部クロックとを同期
させるクロック生成回路において、外部から入力される
外部クロックの入力を受ける第1の入力端子と、前記信
号処理装置に入力されるデータのフレーム周期を示すフ
レーム信号の入力を受ける第2の入力端子と、前記第1
の入力端子に入力された外部クロックを、前記データの
フレーム周期に分周する第1の分周回路と、前記第1の
分周回路で外部クロックを分周したフレーム信号と、前
記第2の入力端子に入力されたフレーム信号とを切替え
て出力する切替え回路と、前記電圧制御発振回路から出
力された内部クロックを、前記データのフレーム周期に
分周する第2の分周回路と、前記切替え回路から出力さ
れるフレーム信号の位相と、前記第2の分周回路で内部
クロックを分周したフレーム信号の位相とを比較する位
相比較回路と、前記位相比較回路から出力されるフレー
ム単位の誤差信号を平滑化し、誤差電圧を出力するLP
Fと、前記LPFから出力される誤差電圧に基づいて、
内部クロックを生成する電圧制御発振回路と、を備える
ことを特徴とするものである。
【0023】また、請求項2に記載のクロック生成回路
は、信号処理装置外部から入力される外部信号と、該信
号処理装置用の電圧制御発振回路にて発振された内部ク
ロックとを同期させるクロック生成回路において、外部
から入力される外部クロックの入力を受ける第1の入力
端子と、前記信号処理装置に入力されるデータのフレー
ム周期を示すフレーム信号の入力を受ける第2の入力端
子と、前記第1の入力端子に供給された外部クロックを
m分周する第1の分周回路と、前記第1の分周回路で外
部クロックをm分周したクロックと、前記第2の入力端
子に入力されたフレーム信号とを切替えて出力する第1
の切り替え回路と、前記電圧制御発振回路で発振した内
部クロックをn分周する第2の分周回路と、前記電圧制
御発振回路で発振した内部クロックをフレーム周期に分
周する第3の分周回路と、前記第2の分周回路で内部ク
ロックを分周したクロックと、前記第3の分周回路で内
部クロックを分周したフレーム信号とを切替えて出力す
る第2の切り替え回路と、前記第1の切替え回路から出
力される信号の位相と、前記第2の切替え回路から出力
される信号の位相とを比較する位相比較回路と、前記位
相比較回路でクロック単位の位相比較が行なわれた場合
にはクロック単位の誤差信号を出力し、フレーム単位の
位相比較が行なわれた場合にはフレーム単位の誤差信号
を出力する前記第3の切替え回路と、前記第3の切替え
回路から出力されたクロック単位の誤差信号を平滑化
し、誤差電圧を出力する第1のLPFと、前記第3の切
替え回路から出力されたフレーム単位の誤差信号を平滑
化し、誤差電圧を出力する第2のLPFと、前記第1の
LPFから出力された誤差電圧と前記第2のLPFから
出力された誤差電圧とを切替えて出力する第4の切替え
回路と、前記第4の切替え回路から出力された誤差電圧
に基づいて、内部クロックを生成する電圧制御発振回路
と、を備えることを特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下に、本発明
の実施の形態1によるクロック生成回路について、図1
を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1によ
るクロック生成回路の構成の一例を示すブロック図であ
る。
【0025】図1において、本発明の実施の形態1によ
るクロック生成回路は、外部からのクロックが供給され
る第1の入力端子1と、外部からフレーム信号が供給さ
れる第2の入力端子2と、第1の入力端子1に供給され
た外部クロックを30Hzのフレーム周期に分周する第
1の分周回路3と、第1の分周回路3で外部クロックを
分周したフレーム信号と第2の入力端子2に供給された
フレーム信号とを切替えて出力する切り替え回路4と、
VCO8で発振した内部クロックをフレーム周期まで分
周する第2の分周回路5と、切替え回路4から出力され
るフレーム信号の位相と第2の分周回路5で内部クロッ
クを分周したフレーム信号の位相とを比較する位相比較
回路6と、位相比較回路6から出力されたフレーム単位
の誤差信号を平滑化するLPF7と、LPF7からの出
力信号に従って発振周波数を可変するVCO8と、を備
えている。
【0026】次に、本発明の実施の形態1によるクロッ
ク生成回路の動作について説明する。なお、本発明の実
施の形態1では、本クロック生成回路を含む信号処理装
置が、ディジタルビデオカメラやディスク録再機等のデ
ィジタル録再装置であるものとし、REC656規格に
従ってデータが入力され、DV規格に従って信号処理が
行われた後、IEEE1394規格に従って外部にデー
タが出力されるか、逆に、IEEE1394規格に従っ
て外部からデータが入力され、DV規格の信号処理が行
われた後、REC656規格に従ったデータとして出
力、あるいはDA変換器を通してアナログの信号として
出力されるものとする。
【0027】まず、外部からREC656規格に従って
データが入力され、前記信号処理装置内においてDV規
格に従って信号処理が行われる場合の、本実施の形態1
におけるクロック生成回路の動作について説明する。こ
の場合、クロック生成回路の第1の入力端子1には、2
7MHzの外部クロックが入力され、VCO8で、18
MHzの内部クロックが発振される。
【0028】まず、外部から第1の入力端子1に27M
Hzの外部クロックが入力されると、第1の入力端子1
に供給された外部クロックは、第1の分周回路3におい
て30Hzの周波数のフレーム信号に分周され、切替え
回路4に入力される。そして、切替え回路4では、外部
から第1の入力端子1に外部クロックが入力されたこと
を受け、位相比較回路6に、第1の分周回路3から入力
された,外部クロックを分周したフレーム信号を出力す
る。
【0029】一方、VCO8から発振される18MHz
の内部クロックは、第2の分周回路5において30Hz
の周波数のフレーム信号に分周され、位相比較回路6に
出力される。
【0030】そして、位相比較回路6では、前記第1の
分周回路3から入力された,外部クロックを分周したフ
レーム信号の位相と、前記第2の分周回路5から入力さ
れた,内部クロックを分周したフレーム信号の位相とを
比較して、30Hzのフレーム単位の誤差信号を発生す
る。
【0031】そして、前記位相比較回路6において発生
させた30Hzのフレーム単位の誤差信号はLPF7に
出力される。LPF7では、該30Hzのフレーム単位
の誤差信号から、30Hzの周波数成分を除去して平滑
化し、誤差電圧をVCO8に出力する。そして、VCO
8は、LPF7から出力された誤差電圧に従って、発振
する内部クロックの周波数を変え、前記第1の分周回路
3から出力された,外部クロックを分周したフレーム信
号と、前記第2の分周回路5から出力された,内部クロ
ックを分周したフレーム信号とが同期するように動作す
る。
【0032】次に、IEEE1394規格に従って外部
からデータが入力され、前記信号処理装置内においてD
V規格に従って信号処理が行われる場合の、本実施の形
態1におけるクロック生成回路の動作について説明す
る。この場合、クロック生成回路の外部入力端子2に3
0Hzのフレーム信号が入力され、VCO8で、18M
Hzの内部クロックが発振される。
【0033】まず、外部から第2の入力端子2に30H
zのフレーム信号が入力されると、第2の入力端子2に
入力されたフレーム信号は、切替え回路4に入力され
る。切替え回路4では、外部から第2の入力端子2にフ
レーム信号が入力されたことを受け、位相比較回路6に
第2の入力端子2に入力されたフレーム信号を出力す
る。一方、VCO8から発振される18MHzの内部ク
ロックは、第2の分周回路5において、30Hzの周波
数のフレーム信号に分周され、位相比較回路6に出力さ
れる。
【0034】そして、位相比較回路6は、前記第2の入
力端子2に入力されたフレーム信号の位相と、前記第2
の分周回路5から出力される,内部クロックを分周した
フレーム信号の位相とを比較して、30Hzのフレーム
単位の誤差信号を発生する。
【0035】そして、前記位相比較回路6から出力され
た30Hzのフレーム単位の誤差信号はLPF7に出力
される。LPF7では、前記30Hzのフレーム単位の
誤差信号から、30Hzの周波数成分を除去して平滑化
し、誤差電圧をVCO8に出力する。そして、VCO8
は、LPF7から出力した誤差電圧に従って、発振する
内部クロックの周波数を変え、外部から入力されたフレ
ーム信号と、第2の分周回路5から出力された,内部ク
ロックを分周したフレーム信号とが同期するように動作
する。
【0036】以上のように、本実施の形態1によるクロ
ック生成回路においては、信号処理装置が、外部クロッ
クと内部クロックとの位相合わせと、フレーム信号と内
部クロックとの位相合わせとを同時に行うことがないこ
とを利用し、第1の入力端子1から入力される外部クロ
ックを、第1の分周回路3においてフレーム単位の信号
に分周し、また、VCO8から発振される内部クロック
を、第2の分周回路5でフレーム単位の信号に分周し、
外部クロックと内部クロックとの位相合わせ、あるいは
フレーム信号と内部クロックとの位相合わせのどちらの
位相合わせを行う場合であっても、位相比較回路6にお
いて1フレーム周期で位相比較を行って、フレーム単位
の誤差信号を発生させ、LPF7において該フレーム単
位の誤差信号の、30Hzの周波数成分を除去して平滑
化するようにしたので、従来では少なくとも2種類必要
であった位相比較器とLPFとを共有化して使用するこ
とができ、これにより、クロック生成回路を構成する回
路の削減を図ることができる。また、前記LPFがアナ
ログ素子で実現されている場合には、アナログ素子の削
減をも図ることができる。
【0037】なお、本発明の実施の形態1によるクロッ
ク生成回路では、外部クロックが入力された場合であっ
ても、第1の分周回路3でクロック信号をフレーム単位
に分周して位相比較を行なうため、フレーム単位の周期
でしかクロックの位相比較を行なうことができず、クロ
ックの安定性という点では多少の性能の劣化が起こる。
そのため、クロックの安定性を高める為の工夫が必要で
あり、例えば、誤差信号の出力形式としてPWM出力を
行い、フレーム周期の間、クロックができるだけ安定す
るようにすることが必要である。
【0038】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2によるクロック生成回路について、図2を用いて説
明する。図2は、本発明の実施の形態2によるクロック
生成回路の構成の一例を示すブロック図である。
【0039】図2に示すように、本実施の形態2による
クロック生成回路は、外部からのクロックが供給される
第1の入力端子1と、外部からフレーム信号が供給され
る第2の入力端子2と、第1の入力端子1に供給された
外部クロックをm分周する第1の分周回路11と、第1
の分周回路11で外部クロックをm分周したクロック
と、第2の入力端子2に供給されたフレーム信号とを切
替えて出力する第1の切り替え回路12と、VCO8で
発振した内部クロックをn分周する第2の分周回路13
と、VCO8で発振した内部クロックをフレーム周期ま
で分周する第3の分周回路14と、第2の分周回路13
で内部クロックをn分周したクロックと、第3の分周回
路14で内部クロックを分周したフレーム信号とを切替
えて出力する第2の切り替え回路15と、第1の切替え
回路12からの出力信号の位相と、第2の切替え回路1
5からの出力信号の位相とを比較する位相比較回路16
と、位相比較回路16でクロック単位の位相比較が行な
われた場合はクロック単位の誤差信号を第1のLPF1
8に出力し、フレーム単位の位相比較が行なわれた場合
はフレーム単位の誤差信号を第2のLPF19に出力す
る第3の切替え回路17と、第3の切替え回路17から
出力されたクロック単位の誤差信号を平滑化し、誤差電
圧を出力する第1のLPF18と、第3の切替え回路1
7から出力されたフレーム単位の誤差信号を平滑化し、
誤差電圧を出力する第2のLPF19と、第1のLPF
18からの出力信号と、第2のLPF19からの出力信
号とを切替えて出力する第4の切替え回路20と、第4
の切替え回路20から出力される誤差電圧に基づいて、
発振周波数を可変するVCO8と、を備えている。
【0040】次に、本発明の実施の形態2によるクロッ
ク生成回路の動作について説明する。なお、本発明の実
施の形態2では、前記実施の形態1で説明したのと同様
にして、本クロック生成回路を含む信号処理装置が、デ
ィジタルビデオカメラやディスク録再機等のディジタル
録再機器であるとし、該信号処理装置に、REC656
規格に従ってデータが入力され、DV規格に従って信号
処理が行われた後、IEEE1394規格に従って外部
にデータが出力されるか、逆に、IEEE1394規格
に従って外部からデータが入力され、DV規格に従って
信号処理が行われた後、REC656規格に従ったデー
タとして出力、あるいはDA変換器を通してアナログの
信号として出力されるものとする。また、ここでは、前
記第1の分周回路11において、前記外部クロックが6
分周され、第2の分周回路13において、前記内部クロ
ックが4分周されるものとする。
【0041】まず、外部からREC656規格に従って
データが入力され、前記信号処理装置内においてDV規
格に従って信号処理が行われる場合の、本実施の形態2
におけるクロック生成回路の動作について説明する。こ
の場合、クロック生成回路の第1の入力端子1には、2
7MHzの外部クロックが入力され、VCO8で、18
MHzの内部クロックが発振される。
【0042】まず、外部から第1の入力端子1に27M
Hzの外部クロックが入力されると、第1の入力端子1
に供給された27MHzのクロックは、第1の分周回路
11において6分周され、4.5MHzのクロックが第
1の切替え回路12に出力される。そして、第1の切替
え回路12では、外部から第1の入力端子1に外部クロ
ックが入力されたことを受け、前記第1の分周回路11
から出力される、4.5MHzのクロックを位相比較回
路16に出力する。
【0043】一方、VCO8から発振される18MHz
の内部クロックは、第2の分周回路13において4分周
され、4.5MHzのクロックが第2の切替え回路15
に出力される。そして、第2の切替え回路15では、外
部から第1の入力端子1に外部クロックが入力されたこ
とを受け、第2の分周回路13から出力される4.5M
Hzのクロックを、位相比較回路16に出力する。
【0044】そして、位相比較回路16では、前記第1
の分周回路11から出力された,外部クロックを分周し
た4.5MHzのクロックの位相と、前記第2の分周回
路13から出力された,内部クロックを分周した4.5
MHzのクロックの位相とを比較して、4.5MHzの
クロック単位の誤差信号を発生する。
【0045】前記4.5Hzのクロック単位の誤差信号
は、前記位相比較回路16から第3の切替え回路17に
入力される。そして、第3の切替え回路17では、外部
から第1の入力端子1に外部クロックが入力されたこと
を受け、該4.5Hzのクロック単位の誤差信号を第1
のLPF18に出力する。
【0046】第1のLPF18では、前記4.5Hzの
クロック単位の誤差信号から、4.5MHzの周波数成
分を除去して平滑化し、誤差電圧を第4の切替え回路2
0に出力し、第4の切替え回路20は、外部から第1の
入力端子1に外部クロックが入力されたことを受け、第
1のLPF18から出力された誤差電圧を、VCO8に
出力する。
【0047】そして、VCO8は、第1のLPF18か
ら出力された誤差電圧に従って、発振するクロックの周
波数を変え、前記第1の分周回路11から出力された,
外部クロックを分周した4.5MHzのクロックと、前
記第2の分周回路13から出力された,内部クロックを
分周した4.5MHzのクロックとが同期するように動
作する。
【0048】次に、IEEE1394規格に従って外部
からデータが入力され、信号処理装置内においてDV規
格に従って信号処理が行われる場合の、本実施の形態2
におけるクロック生成回路の動作について説明する。こ
の場合、クロック生成回路の外部入力端子2に30Hz
のフレーム信号が入力され、VCO8で、18MHzの
内部クロックが発振される。
【0049】まず、外部から第2の入力端子2に30H
zのフレーム信号が入力されると、該外部から入力され
た30Hzのフレーム信号は、第1の切替え回路12に
入力される。第1の切替え回路12では、外部から第2
の入力端子2にフレーム信号が入力されたことを受け、
外部から入力された30Hzのフレーム信号を、位相比
較回路16に出力する。
【0050】一方、VCO8から発振される18MHz
の内部クロックは、第3の分周回路14において、30
Hzの周波数のフレーム信号に分周され、第2の切替え
回路15に出力される。第2の切替え回路15では、外
部から第2の入力端子2にフレーム信号が入力されたこ
とを受け、第3の分周回路14から出力される、30H
zのフレーム信号を位相比較回路16に出力する。
【0051】そして、位相比較回路16では、第2の入
力端子2に入力されたフレーム信号の位相と、前記第2
の分周回路13から出力された,内部クロックを分周し
たフレーム信号の位相とを比較して、30Hzのフレー
ム単位の誤差信号を発生する。
【0052】前記30Hzのフレーム単位の誤差信号
は、位相比較回路16から第3の切替え回路17に入力
され、外部から第2の入力端子2にフレーム信号が入力
されたことを受けた第3の切替え回路17は、該30H
zのフレーム単位の誤差信号を第2のLPF19に出力
する。第2のLPF19では、前記30Hzのフレーム
単位の誤差信号から、30Hzの周波数成分を除去して
平滑化し、誤差電圧を第4の切替え回路20に出力す
る。
【0053】第4の切替え回路20では、外部から第2
の入力端子2にフレーム信号が入力されたことを受け、
第2のLPF19から出力される誤差電圧をVCO8に
出力する。そして、VCO8は、第2のLPF19から
出力された誤差電圧に従って、発振するクロックの周波
数を変え、前記第2の入力端子2に入力されたフレーム
信号と、前記第3の分周回路14から出力された,内部
クロックを分周したフレーム信号とが同期するように動
作する。
【0054】以上のように、本発明の実施の形態2によ
るクロック生成回路では、信号処理装置が、外部クロッ
クと内部クロックとの位相合わせと、フレーム信号と内
部クロックとの位相合わせとを同時に行うことがないこ
とを利用し、第1の入力端子1から入力される外部クロ
ックを第1の分周回路11でクロック単位の信号に分周
し、VCO8から発振される内部クロックを、第2、第
3の分周回路13で、それぞれクロック単位の信号、フ
レーム単位の信号に分周し、外部から外部クロックが入
力されたか、あるいはフレーム信号が入力されたかに応
じて、第1〜第4の切替え回路12,15,17,20
において、クロック単位の信号、あるいはフレーム単位
の信号をそれぞれ切り替えるようにし、位相比較回路1
6を共用化して使用するようにしたので、切替え回路を
新たに設ける必要があるものの、従来のクロック生成回
路と同様の性能を保持しつつ、回路全体として、クロッ
ク生成回路を構成する回路の削減を図ることができる。
【0055】なお、本実施の実施の形態1、及び実施の
形態2では、信号処理装置が、ディジタルビデオカメラ
やディジタル録再装置等であり、該信号処理装置に、R
EC656規格に従ってデータが入力され、DV規格に
従って信号処理が行われて、IEEE1394規格に従
って外部にデータが出力される、あるいは、前記信号処
理装置に、IEEE1394規格に従って外部からデー
タが入力され、DV規格の信号処理が行われて、REC
656規格に従ったデータとして出力されたり、DA変
換器を通してアナログの信号として出力される場合を例
に挙げ、外部クロックの周波数が27MHz、内部クロ
ックの周波数が18MHz、フレーム信号の周波数が3
0Hzであるものとして説明したが、外部から入力され
る外部クロック、内部クロックの周波数、及び外部から
入力されるフレーム信号の周波数は、前記値に限られる
ものではなく、異なる周波数であっても、同様に本発明
を適用することが可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載のクロック生成
回路によれば、信号処理装置外部から入力される外部信
号と、該信号処理装置用の電圧制御発振回路にて発振さ
れた内部クロックとを同期させるクロック生成回路にお
いて、外部から入力される外部クロックの入力を受ける
第1の入力端子と、前記信号処理装置に入力されるデー
タのフレーム周期を示すフレーム信号の入力を受ける第
2の入力端子と、前記第1の入力端子に入力された外部
クロックを、前記データのフレーム周期に分周する第1
の分周回路と、前記第1の分周回路で外部クロックを分
周したフレーム信号と、前記第2の入力端子に入力され
たフレーム信号とを切替えて出力する切替え回路と、前
記電圧制御発振回路から出力された内部クロックを、前
記データのフレーム周期に分周する第2の分周回路と、
前記切替え回路から出力されるフレーム信号の位相と、
前記第2の分周回路で内部クロックを分周したフレーム
信号の位相とを比較する位相比較回路と、前記位相比較
回路から出力されるフレーム単位の誤差信号を平滑化
し、誤差電圧を出力するLPFと、前記LPFから出力
される誤差電圧に基づいて、内部クロックを生成する電
圧制御発振回路と、を備えることにより、クロック生成
回路を構成する回路の削減を図ることができるととも
に、LPFがアナログ素子で実現されている場合には、
アナログ素子の削減をも図ることができる。
【0057】また、本発明の請求項2に記載のクロック
生成回路によれば、信号処理装置外部から入力される外
部信号と、該信号処理装置用の電圧制御発振回路にて発
振された内部クロックとを同期させるクロック生成回路
において、外部から入力される外部クロックの入力を受
ける第1の入力端子と、前記信号処理装置に入力される
データのフレーム周期を示すフレーム信号の入力を受け
る第2の入力端子と、前記第1の入力端子に供給された
外部クロックをm分周する第1の分周回路と、前記第1
の分周回路で外部クロックをm分周したクロックと、前
記第2の入力端子に入力されたフレーム信号とを切替え
て出力する第1の切り替え回路と、前記電圧制御発振回
路で発振した内部クロックをn分周する第2の分周回路
と、前記電圧制御発振回路で発振した内部クロックをフ
レーム周期に分周する第3の分周回路と、前記第2の分
周回路で内部クロックを分周したクロックと、前記第3
の分周回路で内部クロックを分周したフレーム信号とを
切替えて出力する第2の切り替え回路と、前記第1の切
替え回路から出力される信号の位相と、前記第2の切替
え回路から出力される信号の位相とを比較する位相比較
回路と、前記位相比較回路でクロック単位の位相比較が
行なわれた場合にはクロック単位の誤差信号を出力し、
フレーム単位の位相比較が行なわれた場合にはフレーム
単位の誤差信号を出力する前記第3の切替え回路と、前
記第3の切替え回路から出力されたクロック単位の誤差
信号を平滑化し、誤差電圧を出力する第1のLPFと、
前記第3の切替え回路から出力されたフレーム単位の誤
差信号を平滑化し、誤差電圧を出力する第2のLPF
と、前記第1のLPFから出力された誤差電圧と前記第
2のLPFから出力された誤差電圧とを切替えて出力す
る第4の切替え回路と、前記第4の切替え回路から出力
された誤差電圧に基づいて、内部クロックを生成する電
圧制御発振回路と、を備えることにより、切替え回路を
新たに設ける必要があるものの、位相比較回路を共用化
せずに同期クロックを生成する場合と同様の性能を保持
しつつ、クロック生成回路全体として、クロック生成回
路を構成する回路の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるクロック生成回
路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2にかかるクロック生成回
路の構成を示すブロック図である。
【図3】従来のクロック生成回路の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 第1の入力端子 2 第2の入力端子 3 第1の分周回路 4 切替え回路 5 第2の分周回路 6 位相比較回路 7 LPF 8、39 VCO 11 第1の分周回路 12 第1の切替え回路 13 第2の分周回路 14 第3の分周回路 15 第2の切替え回路 16 位相比較回路 17 第3の切替え回路 18 第1のLPF 19 第2のLPF 20 第4の切替え回路 31 第1の分周回路 32 第2の分周回路 33 第1の位相比較回路 34 第3の分周回路 35 第2の位相比較回路 36 第1のLPF 37 第2のLPF 38 切替え回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5J106 AA04 BB02 CC01 CC21 CC41 CC52 DD09 FF01 FF06 GG18 HH10 KK38 KK39 5K047 AA16 MM33 MM46 MM50 MM55 MM63

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号処理装置外部から入力される外部信
    号と、該信号処理装置用の電圧制御発振回路にて発振さ
    れた内部クロックとを同期させるクロック生成回路にお
    いて、 外部から入力される外部クロックの入力を受ける第1の
    入力端子と、 前記信号処理装置に入力されるデータのフレーム周期を
    示すフレーム信号の入力を受ける第2の入力端子と、 前記第1の入力端子に入力された外部クロックを、前記
    データのフレーム周期に分周する第1の分周回路と、 前記第1の分周回路で外部クロックを分周したフレーム
    信号と、前記第2の入力端子に入力されたフレーム信号
    とを切替えて出力する切替え回路と、 前記電圧制御発振回路から出力された内部クロックを、
    前記データのフレーム周期に分周する第2の分周回路
    と、 前記切替え回路から出力されるフレーム信号の位相と、
    前記第2の分周回路で内部クロックを分周したフレーム
    信号の位相とを比較する位相比較回路と、 前記位相比較回路から出力されるフレーム単位の誤差信
    号を平滑化し、誤差電圧を出力するLPFと、 前記LPFから出力される誤差電圧に基づいて、内部ク
    ロックを生成する電圧制御発振回路と、を備える、 ことを特徴とするクロック生成回路。
  2. 【請求項2】 信号処理装置外部から入力される外部信
    号と、該信号処理装置用の電圧制御発振回路にて発振さ
    れた内部クロックとを同期させるクロック生成回路にお
    いて、 外部から入力される外部クロックの入力を受ける第1の
    入力端子と、 前記信号処理装置に入力されるデータのフレーム周期を
    示すフレーム信号の入力を受ける第2の入力端子と、 前記第1の入力端子に供給された外部クロックをm分周
    する第1の分周回路と、 前記第1の分周回路で外部クロックをm分周したクロッ
    クと、前記第2の入力端子に入力されたフレーム信号と
    を切替えて出力する第1の切り替え回路と、 前記電圧制御発振回路で発振した内部クロックをn分周
    する第2の分周回路と、 前記電圧制御発振回路で発振した内部クロックをフレー
    ム周期に分周する第3の分周回路と、 前記第2の分周回路で内部クロックを分周したクロック
    と、前記第3の分周回路で内部クロックを分周したフレ
    ーム信号とを切替えて出力する第2の切り替え回路と、 前記第1の切替え回路から出力される信号の位相と、前
    記第2の切替え回路から出力される信号の位相とを比較
    する位相比較回路と、 前記位相比較回路でクロック単位の位相比較が行なわれ
    た場合にはクロック単位の誤差信号を出力し、フレーム
    単位の位相比較が行なわれた場合にはフレーム単位の誤
    差信号を出力する前記第3の切替え回路と、 前記第3の切替え回路から出力されたクロック単位の誤
    差信号を平滑化し、誤差電圧を出力する第1のLPF
    と、 前記第3の切替え回路から出力されたフレーム単位の誤
    差信号を平滑化し、誤差電圧を出力する第2のLPF
    と、 前記第1のLPFから出力された誤差電圧と前記第2の
    LPFから出力された誤差電圧とを切替えて出力する第
    4の切替え回路と、 前記第4の切替え回路から出力された誤差電圧に基づい
    て、内部クロックを生成する電圧制御発振回路と、を備
    える、 ことを特徴とするクロック生成回路。
JP2002156601A 2002-05-30 2002-05-30 クロック生成回路 Pending JP2003347933A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002156601A JP2003347933A (ja) 2002-05-30 2002-05-30 クロック生成回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002156601A JP2003347933A (ja) 2002-05-30 2002-05-30 クロック生成回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003347933A true JP2003347933A (ja) 2003-12-05

Family

ID=29772762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002156601A Pending JP2003347933A (ja) 2002-05-30 2002-05-30 クロック生成回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003347933A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008301146A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Fujitsu Ltd 撮像装置におけるフレーム同期方法および装置
WO2009013860A1 (ja) * 2007-07-23 2009-01-29 Panasonic Corporation デジタルpll装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008301146A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Fujitsu Ltd 撮像装置におけるフレーム同期方法および装置
WO2009013860A1 (ja) * 2007-07-23 2009-01-29 Panasonic Corporation デジタルpll装置
JPWO2009013860A1 (ja) * 2007-07-23 2010-09-30 パナソニック株式会社 デジタルpll装置
JP4625867B2 (ja) * 2007-07-23 2011-02-02 パナソニック株式会社 デジタルpll装置
US7948290B2 (en) 2007-07-23 2011-05-24 Panasonic Corporation Digital PLL device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3037582B2 (ja) デジタルデータのバッファリング装置
US7443213B2 (en) Staged locking of two phase locked loops
JPWO2006114941A1 (ja) クロック発生回路およびオーディオシステム
JP2954043B2 (ja) Osd装置
JP2003347933A (ja) クロック生成回路
US6670857B2 (en) Audio clock restoring apparatus and audio clock restoring method
CN109787620B (zh) 一种基于数字分频器的校准频率的方法及装置
JP2877185B2 (ja) クロック発生器
JPH09284126A (ja) Pll回路及びデコーダ装置
JP5401947B2 (ja) クロック無瞬断切替装置およびその動作方法
JP2000174620A (ja) ジッタ抑圧回路
JP2003198874A (ja) システムクロック生成回路
JP3353372B2 (ja) 液晶表示装置
JP2000148281A (ja) クロック選択回路
KR20000052437A (ko) 에이치오유티 위치 제어 회로
JP3034388B2 (ja) 位相同期発振器
EP1540863B1 (en) Staged locking of phase locked loops
JP2006186548A (ja) 位相同期回路
JPH0759052A (ja) 自動周波数追従装置
JP2560982B2 (ja) クロック抽出回路
JPH07226860A (ja) Pll回路
JPH09130235A (ja) ディジタルpll回路
JPH08237119A (ja) Pll回路
JP2007082002A (ja) 分周回路、クロック生成回路、およびそれを搭載した電子機器
JPH09215005A (ja) 標本化信号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070821

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080108