JP2003347812A - 自動車用リヤスポイラアンテナ - Google Patents
自動車用リヤスポイラアンテナInfo
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- JP2003347812A JP2003347812A JP2002147850A JP2002147850A JP2003347812A JP 2003347812 A JP2003347812 A JP 2003347812A JP 2002147850 A JP2002147850 A JP 2002147850A JP 2002147850 A JP2002147850 A JP 2002147850A JP 2003347812 A JP2003347812 A JP 2003347812A
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- Japan
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- band antenna
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- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】感度を向上させる自動車用高周波ガラスアンテ
ナ装置を提供する。 【解決手段】空洞部を有する合成樹脂製のリヤスポイラ
3が自動車後部のルーフ9近傍に設けられており、リヤ
スポイラ3の空洞部8に絶縁性を有する基板11が設け
られており、基板11にアンテナ導体4が設けられてい
る。
ナ装置を提供する。 【解決手段】空洞部を有する合成樹脂製のリヤスポイラ
3が自動車後部のルーフ9近傍に設けられており、リヤ
スポイラ3の空洞部8に絶縁性を有する基板11が設け
られており、基板11にアンテナ導体4が設けられてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日本のラジオFM
放送帯(76〜90MHz)、米国のラジオFM放送帯
(88〜108MHz)及びAM放送帯(530〜16
05kHz)の受信に適する自動車用リヤスポイラアン
テナに関する。以下、日本のラジオFM放送帯及び米国
のラジオFM放送帯を単にFM放送帯という。
放送帯(76〜90MHz)、米国のラジオFM放送帯
(88〜108MHz)及びAM放送帯(530〜16
05kHz)の受信に適する自動車用リヤスポイラアン
テナに関する。以下、日本のラジオFM放送帯及び米国
のラジオFM放送帯を単にFM放送帯という。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のアンテナとして、ポール
アンテナ及びガラスアンテナが知られている。ポールア
ンテナにおいては、風切音を発生し、かつ、折れる問題
があった。
アンテナ及びガラスアンテナが知られている。ポールア
ンテナにおいては、風切音を発生し、かつ、折れる問題
があった。
【0003】ガラスアンテナにおいては、窓ガラス板が
小さい等の理由により、アンテナ導体が設けられるスペ
ースが狭い窓ガラス板の場合には、アンテナ導体を大き
くできないため、感度が不十分となる問題があった。な
お、窓ガラス板が小さい等の例として、軽自動車、排気
量1000cc以下の小型自動車及びRV車等が例示さ
れる。さらに、ガラスアンテナにおいては、自動車の窓
ガラス板の室内側の面に設けられるため、車両ノイズの
影響を受けやすい問題があった。
小さい等の理由により、アンテナ導体が設けられるスペ
ースが狭い窓ガラス板の場合には、アンテナ導体を大き
くできないため、感度が不十分となる問題があった。な
お、窓ガラス板が小さい等の例として、軽自動車、排気
量1000cc以下の小型自動車及びRV車等が例示さ
れる。さらに、ガラスアンテナにおいては、自動車の窓
ガラス板の室内側の面に設けられるため、車両ノイズの
影響を受けやすい問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有する前述の欠点を解消する自動車用リヤスポイラアン
テナの提供を目的とする。
有する前述の欠点を解消する自動車用リヤスポイラアン
テナの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、空洞部を有す
る合成樹脂製のリヤスポイラが自動車後部のルーフ近傍
に設けられており、該リヤスポイラの空洞部に絶縁性を
有する基板が設けられており、該基板にアンテナ導体が
設けられていることを特徴とする自動車用リヤスポイラ
アンテナを提供する。
る合成樹脂製のリヤスポイラが自動車後部のルーフ近傍
に設けられており、該リヤスポイラの空洞部に絶縁性を
有する基板が設けられており、該基板にアンテナ導体が
設けられていることを特徴とする自動車用リヤスポイラ
アンテナを提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に従って詳細
に説明する。図1は一実施例の自動車の左側から見た左
右中心の断面図である。図1において、1は自動車の後
部ドア、2は合成樹脂製の透明板、3はリヤスポイラ、
3aは後部ドアパネル、5はリード線、6は必要に応じ
て設けられる前置増幅器、7は同軸ケーブル、8は空洞
部、9は自動車後部のルーフ、10はアンテナ導体の給
電点、11は絶縁性を有する基板である。
に説明する。図1は一実施例の自動車の左側から見た左
右中心の断面図である。図1において、1は自動車の後
部ドア、2は合成樹脂製の透明板、3はリヤスポイラ、
3aは後部ドアパネル、5はリード線、6は必要に応じ
て設けられる前置増幅器、7は同軸ケーブル、8は空洞
部、9は自動車後部のルーフ、10はアンテナ導体の給
電点、11は絶縁性を有する基板である。
【0007】図1に示すとおり、本発明では、空洞部8
を有する合成樹脂製のリヤスポイラ3が自動車後部のル
ーフ近傍に設けられている。後部ドアパネル3aは合成
樹脂製であってリヤスポイラ3と一体化されており、後
部ドア1に接着剤又は機械的手段により取り付けられて
いる。
を有する合成樹脂製のリヤスポイラ3が自動車後部のル
ーフ近傍に設けられている。後部ドアパネル3aは合成
樹脂製であってリヤスポイラ3と一体化されており、後
部ドア1に接着剤又は機械的手段により取り付けられて
いる。
【0008】透明板2は合成樹脂製のものを用い、窓の
機能を有する。透明板2の材質は取り付けの容易性から
合成樹脂が好ましいが、これに限定されず、ガラスでも
よい。
機能を有する。透明板2の材質は取り付けの容易性から
合成樹脂が好ましいが、これに限定されず、ガラスでも
よい。
【0009】空洞部8には基板11が設けられている。
基板11が空洞部8に設けられる手段については、空洞
部8の壁面に基板11を接着剤により接着してもよい
し、空洞部8に基板11を金具等の機械的手段により取
り付けてもよく、特に限定されない。基板11の形状
は、後述する図2に示す基板11では略台形であるが、
これに限定されず、略四角形、台形、三角形、円形等で
あってもよい。
基板11が空洞部8に設けられる手段については、空洞
部8の壁面に基板11を接着剤により接着してもよい
し、空洞部8に基板11を金具等の機械的手段により取
り付けてもよく、特に限定されない。基板11の形状
は、後述する図2に示す基板11では略台形であるが、
これに限定されず、略四角形、台形、三角形、円形等で
あってもよい。
【0010】アンテナ導体は基板11に設けられてい
る。アンテナ導体4が基板11に設ける手段としては、
印刷による手段でもよいが、印刷に限定されず、銅等の
導電性物質からなる線状体又は箔状体を、基板11の表
面に接着剤等により形成してもよい。また、アンテナ導
体4を設けた絶縁フィルムを基板11に貼着してもよ
い。基板11の材質は、絶縁性を有する材質なら特に限
定されないが、合成樹脂、及びセラミックス等が通常用
いられる。
る。アンテナ導体4が基板11に設ける手段としては、
印刷による手段でもよいが、印刷に限定されず、銅等の
導電性物質からなる線状体又は箔状体を、基板11の表
面に接着剤等により形成してもよい。また、アンテナ導
体4を設けた絶縁フィルムを基板11に貼着してもよ
い。基板11の材質は、絶縁性を有する材質なら特に限
定されないが、合成樹脂、及びセラミックス等が通常用
いられる。
【0011】図2は空洞部8の内側で、下方より基板1
1を透視して見上げた構成図である。図1に示すとお
り、自動車の横幅方向に長いループ状のAM放送帯用ア
ンテナ素子13が、そのループの長い手方向が自動車の
横幅方向になるように基板11に設けられている。
1を透視して見上げた構成図である。図1に示すとお
り、自動車の横幅方向に長いループ状のAM放送帯用ア
ンテナ素子13が、そのループの長い手方向が自動車の
横幅方向になるように基板11に設けられている。
【0012】AM放送帯用アンテナ素子13の右前側に
は、右方向に伸長される第1の接続素子13aが設けら
れている。第1の接続素子13aの先端13bには第1
のFM放送帯用アンテナ素子14が接続されており、第
1のFM放送帯用アンテナ素子14は先端13bを起点
として後方にAM放送帯用アンテナ素子13に沿って伸
長し、基板11の左端付近まで伸長される。さらに、第
1のFM放送帯用アンテナ素子14は先端13bを起点
として前方に、かつ、基板11の右側周縁に沿って伸長
される。
は、右方向に伸長される第1の接続素子13aが設けら
れている。第1の接続素子13aの先端13bには第1
のFM放送帯用アンテナ素子14が接続されており、第
1のFM放送帯用アンテナ素子14は先端13bを起点
として後方にAM放送帯用アンテナ素子13に沿って伸
長し、基板11の左端付近まで伸長される。さらに、第
1のFM放送帯用アンテナ素子14は先端13bを起点
として前方に、かつ、基板11の右側周縁に沿って伸長
される。
【0013】AM放送帯用アンテナ素子13の前方側左
右中心近傍部分を起点として、第2の接続素子19が前
方に伸長されている。第2のFM放送帯用アンテナ素子
15がAM放送帯用アンテナ素子13の前方側の部分に
沿って左右に伸長されている。第2のFM放送帯用アン
テナ素子15と第2の接続素子19とは、交差して接続
されている。
右中心近傍部分を起点として、第2の接続素子19が前
方に伸長されている。第2のFM放送帯用アンテナ素子
15がAM放送帯用アンテナ素子13の前方側の部分に
沿って左右に伸長されている。第2のFM放送帯用アン
テナ素子15と第2の接続素子19とは、交差して接続
されている。
【0014】第2の接続素子19の先端には第3のFM
放送帯用アンテナ素子16が接続されており、第3のF
M放送帯用アンテナ素子16は第2のFM放送帯用アン
テナ素子15に沿って左右に伸長されている。
放送帯用アンテナ素子16が接続されており、第3のF
M放送帯用アンテナ素子16は第2のFM放送帯用アン
テナ素子15に沿って左右に伸長されている。
【0015】第2のFM放送帯用アンテナ素子15の右
側先端と第3のFM放送帯用アンテナ素子16の右側先
端とは、基板11の右端近傍で第1のFM放送帯用アン
テナ素子14に接続されている。第3のFM放送帯用ア
ンテナ素子16は、第3のFM放送帯用アンテナ素子1
6より前方側に配設されている給電点10に接続されて
いる。
側先端と第3のFM放送帯用アンテナ素子16の右側先
端とは、基板11の右端近傍で第1のFM放送帯用アン
テナ素子14に接続されている。第3のFM放送帯用ア
ンテナ素子16は、第3のFM放送帯用アンテナ素子1
6より前方側に配設されている給電点10に接続されて
いる。
【0016】第3のFM放送帯用アンテナ素子16の左
右中心と第3のFM放送帯用アンテナ素子16の左側先
端との間の部分には第3の接続素子18が接続されてい
る。第3の接続素子18は第3のFM放送帯用アンテナ
素子16を起点として前方側に伸長されている。第3の
接続素子18の先端には第4のFM放送帯用アンテナ素
子17が接続されており、第4のFM放送帯用アンテナ
素子17は左右方向に伸長されている。
右中心と第3のFM放送帯用アンテナ素子16の左側先
端との間の部分には第3の接続素子18が接続されてい
る。第3の接続素子18は第3のFM放送帯用アンテナ
素子16を起点として前方側に伸長されている。第3の
接続素子18の先端には第4のFM放送帯用アンテナ素
子17が接続されており、第4のFM放送帯用アンテナ
素子17は左右方向に伸長されている。
【0017】また、パターンとして見る場合には、図2
における自動車用リヤスポイラアンテナは、下側から見
ている。しかし、これに限定されず、図2における自動
車用リヤスポイラアンテナのパターンが上側から見るも
のであってもよい。
における自動車用リヤスポイラアンテナは、下側から見
ている。しかし、これに限定されず、図2における自動
車用リヤスポイラアンテナのパターンが上側から見るも
のであってもよい。
【0018】第1のFM放送帯用アンテナ素子14の導
体長は、FM放送帯の中心周波数の波長をλMとすると
き、0.8×(λM/4)×K〜1.4×(λM)×K
とすることが好ましい。この範囲内である場合にはこの
範囲外である場合と比較してFM放送帯の感度が向上す
る。なお、Kはガラス短縮率であり、通常0.64であ
る。
体長は、FM放送帯の中心周波数の波長をλMとすると
き、0.8×(λM/4)×K〜1.4×(λM)×K
とすることが好ましい。この範囲内である場合にはこの
範囲外である場合と比較してFM放送帯の感度が向上す
る。なお、Kはガラス短縮率であり、通常0.64であ
る。
【0019】第2のFM放送帯用アンテナ素子15の、
第2の接続素子19より左側部分の導体長、第3のFM
放送帯用アンテナ素子16の、第2の接続素子19より
左側部分の導体長、第4のFM放送帯用アンテナ素子1
7の導体長、第2のFM放送帯用アンテナ素子15の、
第2の接続素子19より右側部分の導体長、及び、第3
のFM放送帯用アンテナ素子16の、第2の接続素子1
9より右側部分の導体長は、それぞれFM放送帯の中心
周波数の波長をλMとするとき、0.4×(λ M/4)
×K〜0.7×(λM)×Kとすることが好ましい。こ
の範囲内である場合にはこの範囲外である場合と比較し
てFM放送帯の感度が向上する。
第2の接続素子19より左側部分の導体長、第3のFM
放送帯用アンテナ素子16の、第2の接続素子19より
左側部分の導体長、第4のFM放送帯用アンテナ素子1
7の導体長、第2のFM放送帯用アンテナ素子15の、
第2の接続素子19より右側部分の導体長、及び、第3
のFM放送帯用アンテナ素子16の、第2の接続素子1
9より右側部分の導体長は、それぞれFM放送帯の中心
周波数の波長をλMとするとき、0.4×(λ M/4)
×K〜0.7×(λM)×Kとすることが好ましい。こ
の範囲内である場合にはこの範囲外である場合と比較し
てFM放送帯の感度が向上する。
【0020】第2のFM放送帯用アンテナ素子15と第
3のFM放送帯用アンテナ素子16とは、略平行が好ま
しく、第2のFM放送帯用アンテナ素子15と第3のF
M放送帯用アンテナ素子16との間隔は、10〜40m
mが好ましい。この範囲内である場合にはこの範囲外で
ある場合と比較してFM放送帯の感度が向上する。
3のFM放送帯用アンテナ素子16とは、略平行が好ま
しく、第2のFM放送帯用アンテナ素子15と第3のF
M放送帯用アンテナ素子16との間隔は、10〜40m
mが好ましい。この範囲内である場合にはこの範囲外で
ある場合と比較してFM放送帯の感度が向上する。
【0021】AM放送帯用アンテナ素子13のループの
縦寸法は、30〜150mm、特には70〜150mm
が好ましい。この範囲内である場合にはこの範囲外であ
る場合と比較してAM放送帯の感度が向上する。
縦寸法は、30〜150mm、特には70〜150mm
が好ましい。この範囲内である場合にはこの範囲外であ
る場合と比較してAM放送帯の感度が向上する。
【0022】アンテナ導体4に励起する受信信号は、給
電点10とリード線5、前置増幅器6を介して受信機
(不図示)に送られる。前置増幅器6は必要に応じて設
けられるものであり、アンテナ導体4に励起する受信信
号が前置増幅器6を介さずに給電点10とリード線5を
介して受信機に送られるようにしてもよい。
電点10とリード線5、前置増幅器6を介して受信機
(不図示)に送られる。前置増幅器6は必要に応じて設
けられるものであり、アンテナ導体4に励起する受信信
号が前置増幅器6を介さずに給電点10とリード線5を
介して受信機に送られるようにしてもよい。
【0023】
【実施例】以下に実施例を用いて本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例には限定されず、本発明の要旨
を損なわない限り、各種の改良や変更も本発明に含まれ
る。
本発明はこれらの実施例には限定されず、本発明の要旨
を損なわない限り、各種の改良や変更も本発明に含まれ
る。
【0024】図1、2に示すような自動車用リヤスポイ
ラアンテナを製作した。基板11の材質はポリカーボネ
ートとした。アンテナ導体4は、銀ペーストを基板11
の表面に印刷し、100〜120℃で焼付けて形成し
た。
ラアンテナを製作した。基板11の材質はポリカーボネ
ートとした。アンテナ導体4は、銀ペーストを基板11
の表面に印刷し、100〜120℃で焼付けて形成し
た。
【0025】各部の寸法、定数は以下のとおりである。
AM放送帯の周波数−感度特性を図3に実線で示し、同
時に長さ980mmのポールアンテナの感度を破線で示
した。FM放送帯の周波数−感度特性を図4に実線で示
し、上記ポールアンテナの感度を破線で示した。
AM放送帯の周波数−感度特性を図3に実線で示し、同
時に長さ980mmのポールアンテナの感度を破線で示
した。FM放送帯の周波数−感度特性を図4に実線で示
し、上記ポールアンテナの感度を破線で示した。
【0026】
基板11の横幅(最大長さ) 920mm、
基板11の前後方向の幅 170mm、
AM放送帯用アンテナ素子13のループの縦寸法 95mm、
AM放送帯用アンテナ素子13のループの横寸法(最大値) 880mm、
第1のFM放送帯用アンテナ素子14の導体長 1030mm、
第2のFM放送帯用アンテナ素子15の導体長 900mm、
第3のFM放送帯用アンテナ素子16の導体長 900mm、
第4のFM放送帯用アンテナ素子17の導体長 600mm。
【0027】
第1の接続素子13aの導体長 5mm、
第2の接続素子19の導体長 40mm、
第3の接続素子18の導体長 13mm、
第2のFM放送帯用アンテナ素子15と第3のFM放送帯用アンテナ素子16
との間隔 20mm、
第2のFM放送帯用アンテナ素子15とAM放送帯用アンテナ素子13のルー
プの上部との間隔 20mm、
前置増幅器のFM放送帯の平均増幅度 3.0dB。
【0028】なお、AM放送帯用アンテナ素子13のル
ープの縦寸法を40mmとし、他の仕様を上記実施例と
同様にした別の実施例も製作したが、上記実施例より、
AM放送帯の平均感度は約3dB低かった。
ープの縦寸法を40mmとし、他の仕様を上記実施例と
同様にした別の実施例も製作したが、上記実施例より、
AM放送帯の平均感度は約3dB低かった。
【0029】
【発明の効果】本発明は、ポールアンテナのように風切
音を発生することがなく、かつ、折れる問題がない。ま
た、アンテナ導体が設けられるスペースが狭い自動車で
あっても、アンテナ導体を大きくできるため、感度が十
分となる。さらに、本発明の自動車用リヤスポイラアン
テナは自動車の社外に設けられるため、車両ノイズの影
響を受けにくい。
音を発生することがなく、かつ、折れる問題がない。ま
た、アンテナ導体が設けられるスペースが狭い自動車で
あっても、アンテナ導体を大きくできるため、感度が十
分となる。さらに、本発明の自動車用リヤスポイラアン
テナは自動車の社外に設けられるため、車両ノイズの影
響を受けにくい。
【図1】一実施例の自動車の左側から見た左右中心の断
面図。
面図。
【図2】図1の空洞部8の内側で、下方より基板11を
透視して見上げた構成図。
透視して見上げた構成図。
【図3】実施例及び長さ980mmのポールアンテナの
AM放送帯の周波数−感度特性図。
AM放送帯の周波数−感度特性図。
【図4】実施例及び長さ980mmのポールアンテナの
FM放送帯の周波数−感度特性図。
FM放送帯の周波数−感度特性図。
1:自動車の後部ドア
2:後部ドア窓ガラス板
3:リヤスポイラ
3a:後部ドアパネル
4:アンテナ導体
5:リード線
6:前置増幅器
7:同軸ケーブル
8:空洞部
9:自動車後部のルーフ
11:基板
14:第1のFM放送帯用アンテナ素子
15:第2のFM放送帯用アンテナ素子
16:第3のFM放送帯用アンテナ素子
17:第4のFM放送帯用アンテナ素子
Claims (1)
- 【請求項1】空洞部を有する合成樹脂製のリヤスポイラ
が自動車後部のルーフ近傍に設けられており、 該リヤスポイラの空洞部に絶縁性を有する基板が設けら
れており、 該基板にアンテナ導体が設けられていることを特徴とす
る自動車用リヤスポイラアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002147850A JP2003347812A (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 自動車用リヤスポイラアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002147850A JP2003347812A (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 自動車用リヤスポイラアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003347812A true JP2003347812A (ja) | 2003-12-05 |
Family
ID=29766705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002147850A Pending JP2003347812A (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 自動車用リヤスポイラアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003347812A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006295712A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-10-26 | Yagi Antenna Co Ltd | ドア内蔵車載アンテナ |
JP2008092244A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Kojima Press Co Ltd | 車載用アンテナ及び車載用アンテナシステム |
EP2015394A1 (en) * | 2007-07-09 | 2009-01-14 | Asahi Glass Company, Limited | High frequency wave antenna for an automobile |
JP2009051246A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-03-12 | Daikyo Nishikawa Kk | アンテナ内蔵エアスポイラーの取付構造 |
JP2016012915A (ja) * | 2014-06-06 | 2016-01-21 | 原田工業株式会社 | 車載アンテナ装置 |
-
2002
- 2002-05-22 JP JP2002147850A patent/JP2003347812A/ja active Pending
Cited By (6)
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