JP2003347796A - 電子部品搭載装置 - Google Patents
電子部品搭載装置Info
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Abstract
のヘッドであり、作業ヘッド全体が回転してその内の2
個の作業ヘッドが、ノズルチェンジャー41のノズル4
2の配列方向と平行になるように回転角が制御される。
ノズルチェンジャー41のノズル42の配列ピッチは、
2個の作業ヘッド16a及び16bの中心軸のピッチと
同一に設定されている。ノズル42を交換する場合に
は、作業ヘッド16a、16b同時にZ軸方向に昇降し
2個のノズルを同時に交換する。
Description
するための電子部品搭載装置に関する。
での作業を自動的に行うために半田工程の前工程で、I
C、コンデンサ、抵抗等の電子部品を基板に自動的に搭
載する部品搭載装置が利用されている。部品搭載装置
は、X軸、Y軸、Z軸方向に移動可能な作業ヘッドを有
し、作業ヘッドの先端のノズルで部品を吸着できるよう
になっている。
に巻かれた部品が収納されたカートリッジ等からなる部
品供給装置の上方に作業ヘッドを移動させ、部品をノズ
ルで吸着し、作業ヘッドを基板の所望の位置まで移動さ
せた後、ノズルに吸着した部品を基板に実装する。
わせてノズルを交換する必要があり、そのため、部品の
形状に適合する複数のノズルを部品搭載装置内のノズル
チェンジャーに配置している。ノズルを交換する場合に
は、作業ヘッドをノズルチェンジャーの上方に移動さ
せ、作業ヘッドをZ軸方向に昇降させて所望のノズルと
交換している。
た従来の部品搭載装置では、一回に1つのノズルしか交
換することができないので、複数の作業ヘッドを有する
場合には、ノズルの交換に時間がかかり、基板に部品を
搭載するための作業時間が長くなってしまうという問題
点があった。
し、基板に部品を搭載する際の作業時間を短縮すること
である。
子部品搭載装置は、複数のノズルが所定の配列ピッチで
配置されたノズル交換部と、前記ノズル交換部のノズル
の配列ピッチと同一のピッチで配置されたノズルを有す
る複数の作業ヘッドと、前記複数の作業ヘッドの内の少
なくとも2つの作業ヘッドを垂直方向に同時に昇降さ
せ、該作業ヘッドに着脱可能に取り付けられたノズルを
同時に交換する制御手段とを備える。
時に交換することができるので、ノズルの交換時間を短
縮し、基板に部品を搭載するのに要する時間を短縮でき
る。上記の発明において、前記複数の作業ヘッドは基板
の部品搭載面と平行な水平面でそれぞれ独立に回転する
とともに、該複数の作業ヘッドが一体に回転するように
しても良い。
ッドを一体に回転させ、かつそれぞれの作業ヘッドを独
立に回転させることで、作業ヘッド全体を回転させたと
きに、作業ヘッドのノズルの向きをノズル交換部のノズ
ルの配列方向と一致させることができる。
板の部品搭載面と平行な水平面において、前記複数の作
業ヘッドのノズルの方向が一致するように回転角を制御
する。このように複数の作業ヘッドのノズルの方向をそ
ろえることで、方向性のあるノズルを適正な向きにする
ことができる。
ドの先端部のノズルに吸着された部品を撮影する撮影手
段を有し、前記制御手段は、基板の部品搭載面と平行な
水平面において、前記複数の作業ヘッドのノズルの向き
が一致するように回転角を制御して前記撮影手段により
前記ノズルに吸着された部品を撮影し、該撮影手段によ
り撮影された画像を認識して部品の角度が適正になるよ
うに前記複数の作業ヘッドの回転角を制御する。
される複数の部品の角度を適正にすることができるの
で、撮影手段の視野角の中により多くの部品入れて撮影
することができる。よって、部品を撮影するときの作業
ヘッドの移動量を少なくして部品を基板に搭載する際の
作業時間を短縮できる。
を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態
の電子部品搭載装置11の内部構造を示す図である。電
子部品搭載装置11には、基板を搬送するための搬送レ
ール12,13が設けられ、さらに、図1の左方向から
挿入された基板を所定の位置まで搬送し、部品の搭載が
終了したとき、基板を右方向に搬送する搬送機構が設け
られている。図1の左方向から挿入された基板は、搬送
機構により所定の位置まで搬送され、位置決め部(図示
せず)により固定され、部品の搭載が終了した段階で基
板の固定が解除され、搬送機構により次の工程に搬送さ
れる。
可能な4個の作業塔14〜17を有する。各作業塔14
〜17は、それぞれ6個の作業ヘッドを有しており、各
作業ヘッドはZ軸方向(図1の垂直方向)に移動可能に
構成されている。図1の右下に示す図は、作業塔16の
拡大図である。6個の作業ヘッド16a〜16fは、ロ
ータリー型の作業ヘッドであり、全体が一体となってX
Y平面(基板の部品搭載面と平行な水平面)で回転可能
な構造となっている。
昇降可能で、かつXY平面で360°回転可能な構造と
なっている。そして、各作業ヘッド16a〜16fの先
端部には部品を吸着するためのノズルが着脱可能に取り
付けられている。他の作業塔15〜17の作業ヘッドも
同様に構成されている。
動可能に取り付けられている。Y軸駆動部18の内部に
は、ボールネジ18a、18bが設けられており、Y軸
モータ31(図2参照)によりボールネジ18a、18
bが回転して作業塔14,15がY軸方向に移動する。
個のX軸駆動部19に固定され、X軸駆動部19がX軸
方向に移動することで作業塔14,15がX軸方向に移
動する。作業塔16,17も作業塔14,15と同様に
Y軸駆動部20とX軸駆動部21によりY軸方向及びX
軸方向に移動可能となっている。
リール状のテープに固定されたカートリッジ等からなる
部品供給装置が装着される。カメラと照明装置等からな
る撮影部24は、ノズルに吸着された部品を撮影する。
そして、後述する制御部35が、撮影された画像を認識
し、認識結果に基づいて作業ヘッドの回転角を制御して
部品の向きを修正する。
搭載装置11には、作業ヘッドの交換用のノズルを保持
するノズルチェンジャー(ノズル交換部)41(図3参
照)が設けられており、基板に部品を搭載する場合に
は、作業ヘッドをノズルチェンジャー41の上方まで移
動させ、実装する部品の形状に適合したノズルに交換す
る。
要部を示す図である。Y軸モータ31は、作業塔14〜
17をそれぞれY軸方向に移動させるモータであり、Y
軸駆動部18,20に複数個設けられている。X軸モー
タ32は、作業塔14〜17をX軸方向に移動させるモ
ータであり、X軸駆動部19,21に複数個設けられて
いる。
り付けられた6個の作業ヘッドを個別にZ軸方向に昇降
させるためのモータであり、各作業塔14〜17に1個
設けられている。回転モータ34は、作業塔14〜17
の6個の作業ヘッド全体を回転させるモータと、個々の
作業ヘッドを独立にXY平面で回転させるモータの2個
のモータからなる。この回転モータ34により複数の作
業ヘッドの回転角度を個別に制御することでノズルの方
向、つまり吸着した部品の向きをそろえることができ
る。
タ32,Z軸モータ33及び回転モータ34を制御して
作業塔14〜17及び作業ヘッドの位置を制御する。ま
た、カメラ等からなる撮影部24で撮影した画像からノ
ズルに吸着した部品の向きを認識し、部品を搭載する際
に適正な方向を向くように回転モータ34を制御して作
業ヘッドの向きを修正する。
ルチェンジャー41を示す図であり、図4は他の形状の
ノズルを収納するノズルチェンジャー46を示す図であ
る。図3は、6個の作業ヘッド16a〜16fの内の作
業ヘッド16aと作業ヘッド16bをノズルチェンジャ
ー41と対向させたときの状態を示している。
16fの先端部には、ノズル42を着脱可能に保持する
ためのノズル保持部43、44が設けられている。作業
ヘッド16a〜16fは、同時に昇降可能な2個の作業
ヘッド16a,16b(他の作業ヘッドについても同
様)の中心軸間の距離(ピッチ)が、ノズルチェンジャ
ー41のノズル42の配列ピッチと一致するように配置
されている。
ときに、作業ヘッド16a〜16f全体が回転し、さら
にノズル42の交換を行う2個の作業ヘッド16a、1
6bのノズル保持部43,44の向き(ノズル42をつ
かむ向き)がノズルチェンジャー41のノズル42の配
列方向と平行となるように作業ヘッド16a、16bが
XY平面で回転する。このとき、ノズル42の交換を行
わない他の4個の作業ヘッド16c〜16fも、ノズル
保持部43,44の向きがノズルチェンジャー41のノ
ズル42の配列方向と平行となるようにXY平面で回転
する。
Z軸方向に下降させ、ノズル保持部43,44を開い
て、先端に装着されているノズル42をノズルチェンジ
ャー41のあいている位置に戻す。次に、2個の作業ヘ
ッド16a,16bをZ軸方向に同時に上昇させた後、
所望のノズル42が収納されている位置に移動させ、作
業ヘッド16a,16bを同時にZ軸方向に下降させ
る。そして、それぞれのノズル保持部43,44を閉じ
てノズル42の上端部をつかみノズル42を保持する。
ノズル42をノズル保持部43,44で保持したなら、
作業ヘッド16a,16bをZ軸方向に同時に上昇させ
る。
同時に行うことができるので、ノズル42の交換に要す
る時間を減らし、部品搭載のための作業時間を短縮する
ことができる。図5(A)、(B)は、1個のノズルを
交換する場合と、実施の形態のように2個同時にノズル
42を交換する場合の説明図である。
置されているとすると、ノズルを1個ずつ交換する場合
には、図5(A)に示すように作業ヘッド16a〜16
f全体が回転して、1個の作業ヘッド16aがノズルチ
ェンジャー41のノズル42をつかめる位置にくる。
(B)に示すように、例えば、作業ヘッド16aと作業
ヘッド16bが、ノズルチェンジャー41のノズル42
の配列方向と平行となるように作業ヘッド16a〜16
fの回転角が制御される。そして、作業ヘッド16a,
16bがZ軸方向に同時に昇降され、2個のノズル42
が同時に交換される。
の交換に要する時間を短くし、それにより基板に部品を
実装する際の時間を短縮することができる。本発明は、
上述した実施の形態に限らず、以下のように構成しても
良い。 (1)本発明は、複数の作業ヘッドが一体に回転するロ
ータリ式の作業ヘッドに限らず、固定式の作業ヘッドに
も適用できる。 (2)実施の形態は2個の作業ヘッドを同時に交換する
場合について説明したが、同時に3個以上の作業ヘッド
をZ軸方向に昇降できるようにし、3個以上のノズルを
同時に交換できるようにしても良い。 (3)本発明は、作業ヘッドがXY平面を移動する部品
搭載装置に限らず、作業ヘッドが固定され、基板がXY
平面で移動する部品搭載装置にも適用できる。
交換できるのでノズル交換時間を短くし、部品を基板に
搭載するのに要する時間を短縮できる。
す図である。
る。
る。
る場合と、2個のノズルを同時に交換する場合の説明図
である。
Claims (4)
- 【請求項1】複数のノズルが所定の配列ピッチで配置さ
れたノズル交換部と、 前記ノズル交換部のノズルの配列ピッチと同一のピッチ
で配置されたノズルを有する複数の作業ヘッドと、 前記複数の作業ヘッドの内の少なくとも2つの作業ヘッ
ドを垂直方向に同時に昇降させ、該作業ヘッドに着脱可
能に取り付けられたノズルを同時に交換する制御手段と
を備える電子部品搭載装置。 - 【請求項2】前記複数の作業ヘッドは基板の部品搭載面
と平行な水平面でそれぞれ独立に回転するとともに、該
複数の作業ヘッドが一体に回転する請求項1記載の電子
部品搭載装置。 - 【請求項3】前記制御手段は、基板の部品搭載面と平行
な水平面において、前記複数の作業ヘッドのノズルの方
向が一致するように回転角を制御する請求項1または2
記載の電子部品搭載装置。 - 【請求項4】前記複数の作業ヘッドの先端部のノズルに
吸着された部品を撮影する撮影手段を有し、 前記制御手段は、基板の部品搭載面と平行な水平面にお
いて、前記複数の作業ヘッドのノズルの方向が一致する
ように回転角を制御して前記撮影手段により前記ノズル
に吸着された部品を撮影し、該撮影手段により撮影され
た画像を認識して部品の角度が適正になるように前記複
数の作業ヘッドの回転角を制御する請求項1または2記
載の電子部品搭載装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002156289A JP4348052B2 (ja) | 2002-05-29 | 2002-05-29 | 電子部品搭載装置 |
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Publications (2)
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JP4348052B2 JP4348052B2 (ja) | 2009-10-21 |
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- 2002-05-29 JP JP2002156289A patent/JP4348052B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2021166033A1 (ja) * | 2020-02-17 | 2021-08-26 | 株式会社Fuji | 部品実装機 |
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