JP2003346624A - 高周波リレー - Google Patents

高周波リレー

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JP2003346624A JP2002149442A JP2002149442A JP2003346624A JP 2003346624 A JP2003346624 A JP 2003346624A JP 2002149442 A JP2002149442 A JP 2002149442A JP 2002149442 A JP2002149442 A JP 2002149442A JP 2003346624 A JP2003346624 A JP 2003346624A
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光弘 河合
Hiromi Shima
宏海 島
Kazumi Sako
和美 迫
Satoshi Sumino
聡史 住野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立後の調整作業が容易で、かつ、調整可能
な範囲が広く、不良品を発生させることなく所望の動作
特性を得る。 【解決手段】 固定接点7a,7b,7cが露出するよ
うに固定端子6a,6b,6cをインサート成形された
ベースブロック1と、ベースブロック1に載置され、励
磁・消磁に基づいて可動鉄片54を回動させる電磁石ブ
ロック4と、可動鉄片54の回動動作に連動し、ベース
ブロック1の固定接点7a,7c又は7b,7cに接離
する可動ブロック3とを備えた構成とする。可動鉄片5
4に、可動ブロック3を押し込むための押込バネ57を
設ける。押込バネ57は、可動鉄片54に固定される固
定部58と、可動ブロック3を押圧する押圧部62と、
可動ブロック3に対して略直角に延設され、延設方向を
調整可能な脚部60とを備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高周波信号の開閉
に適した高周波リレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波リレーとして、例えば、特
開2001−345036号公報に開示のものがある。
この高周波リレーでは、ベースブロック上に、コンタク
トブロック、サブベースブロック、ヒンジ板ブロック、
接極子ブロック等が配設される。コンタクトブロック
は、ベースブロックとサブベースブロックで囲まれた空
間内を上下動し、伝送路を開閉する。コンタクトブロッ
ク自体は、電磁石ブロックの励磁・消磁に基づいて接極
子ブロックを回動させることにより、ヒンジ板ブロック
を介して動作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、リレーでは、部
品及び組立精度のばらつきのため、所望の動作特性を得
られないこともある。この場合、組立後に調整作業が必
要となる。
【0004】しかしながら、前記従来の高周波リレーで
は、接極子の底面に固定した接極子ばねを変形させる以
外に調整方法がない。すなわち、接極子ばねの接極子か
らはみ出した部分を掴んで変形させることのみによっ
て、ヒンジばね及び支持部材を介してコンタクトブロッ
クを押圧する力を調整しなければならない。また、この
ような1箇所の調整だけでは、調整可能な範囲が限ら
れ、所望の動作特性を得ることができない場合もあり、
不良品が発生する原因となる。
【0005】そこで、本発明は、組立後の調整作業が容
易で、かつ、調整可能な範囲が広く、不良品を発生させ
ることなく所望の動作特性を得ることのできる高周波リ
レーを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、固定接点が露出するように固
定端子をインサート成形されたベースブロックと、鉄心
にスプールを介してコイルを巻回してなり、前記ベース
ブロックに載置され、励磁・消磁に基づいて可動鉄片を
回動させる電磁石ブロックと、前記可動鉄片の回動動作
に連動し、前記ベースブロックの固定接点に接離する可
動接点を有する可動ブロックとを備えた高周波リレーに
おいて、前記可動鉄片は、前記可動ブロックを押し込む
押込バネを備え、該押込バネは、前記可動鉄片に固定さ
れる固定部と、前記可動ブロックを押圧する押圧部と、
前記可動ブロックに対して略直角に延設され、延設方向
を調整可能な脚部とを備えたものである。
【0007】この構成により、組立後、押込バネの脚部
を変形させて可動ブロックに対する延設方向を変更する
だけで、簡単に所望の動作特性を得ることができる。可
動ブロックに対する脚部の角度は容易に変更でき、変更
幅が広いため、不良品の発生率を大幅に低減することが
可能となる。
【0008】前記電磁石ブロックに、側面に前記可動鉄
片に固定した押込バネの脚部をガイドするガイド部を形
成すればよい。
【0009】前記電磁石ブロックは、前記ガイド部に連
続し、前記押込バネの脚部の延設方向を調整可能な調整
部を備えると、調整作業の作業性を向上させることが可
能となる点で好ましい。
【0010】前記ベースブロックにグランドプレートを
載置し、前記押込バネの一部を前記グランドプレートに
接合するのが好ましい。
【0011】前記押込バネの脚部は、先端部に前記電磁
石ブロックのガイド部に配設される屈曲部を備え、前記
可動鉄片が回動する際、前記屈曲部がガイド部に当接す
ることにより前記脚部が弾性変形するように構成するの
が好ましい。
【0012】この構成により、可動鉄片の回動時、ガイ
ド部に当接する屈曲部までの広い範囲で脚部を弾性変形
させることにより、弱い弾性力を作用させることが可能
となる。この結果、電磁石ブロックの吸引力をそれ程大
きくしなくても、可動鉄片をスムーズに回動させること
ができる、また、復帰バネの弾性力を弱くしても可動ブ
ロックを介して可動鉄片を元の位置に復帰させ易くな
る。したがって、安価な構成とすることが可能となる。
【0013】前記押込バネは、可動鉄片からはみ出し
た、押圧部の位置を調整可能な調整部を備えると、さら
に調整容易な構成とすることができる点で好ましい。
【0014】前記電磁石ブロックは、前記ガイド部のほ
かに、他の形式の押込バネを支持可能な支持凹部を備え
ると、形式の異なるリレーに対して部品の共用化を図る
ことができ、コストを低減可能となる点で好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施形態を添
付図面に従って説明する。
【0016】図1は、本実施形態に係る高周波リレーを
示す。この高周波リレーは、大略、ベースブロック1上
に、グランドプレート2、可動ブロック3及び電磁石ブ
ロック4を載置し、ケース5で被覆した構成である。
【0017】ベースブロック1は、図2及び図3に示す
ように、略矩形板状で、固定端子6a,6b,6cをイ
ンサート成形することにより得られる。
【0018】固定端子6a,6b,6cは、導電性板状
体を略直角に折曲したもので、固定接点部7と脚部8と
で構成されている。ベースブロック1の中央部に配設さ
れる固定端子6c(共通端子)の固定接点部7には2箇
所に固定接点7cが設けられ、両端部に配設される固定
端子6a,6b(a,b端子)の固定接点部7には1箇
所に固定接点7a,7bがそれぞれ設けられている。
【0019】ベースブロック1の両端部上面にはガイド
壁9が立設されている。ガイド壁9(端面側)には略U
字形の保持部10が形成され、上端の幅狭部11を加締
ることにより後述する鉄心39を固定可能となってい
る。保持部10の両側には係合凹部12が形成され、そ
の中央部は保持凹部13となっている。また、ガイド壁
9(側面側)は、内外面が段状に形成されている。
【0020】ベースブロック1の上面には、突条部14
によって囲まれた凹所15が形成されている。突条部1
4にはグランドプレート2が載置される。突条部14
は、複数箇所で高さ寸法が抑えられ、載置されるグラン
ドプレート2との間に空気層16(図3(b)参照)を
形成できるようになっている。また、突条部14には4
箇所に突起17が形成され、グランドプレート2の固定
に利用される。また、突条部14にはシール溝18が形
成され、後述するシール作業の際、内部へのシール剤の
侵入が防止される。また、突条部14には架橋部19が
形成され、薄肉の固定端子6a,6b,6c(ここで
は、板厚約0.18mmのものを使用)が接点開閉時に
変形することを防止する。架橋部19の幅寸法は、イン
サート成形時、樹脂が流動可能な最小寸法とされてお
り、接点開閉時の固定端子6a,6b,6cの浮き上が
りを防止しつつ、露出面積が最大となるように設計され
ている。凹所15には、両端部及び中央部が上方に突出
する台座部20が形成され、固定端子6の固定接点部7
がそれぞれ露出している。台座部20では、固定接点部
7の上面だけでなく縁部7dも露出している。また、凹
所15には、復帰バネ100を位置決めするための係止
受部21が形成されている。
【0021】復帰バネ100は、図4に示すように、板
状のバネ材をプレス加工することにより矩形枠部22内
に弾性舌片23を形成したものである。矩形枠部22の
一端両側には係止部24が延設されている。弾性舌片2
3は、基部側が湾曲部25を介して矩形枠部22に支持
されると共に、矩形枠部22に形成した窪み部26の働
きにより弾性変形容易となっている。また、弾性舌片2
3は、先端に位置ずれ防止用のズレ止め部27を形成さ
れている。復帰バネ100は、係止部24がベースブロ
ック1の係止受部21に係止された状態でベースブロッ
ク1の凹所15内に配設される。このため、弾性舌片2
3の先端を押圧すると、復帰バネ100は、弾性舌片2
3のみならず、弾性舌片23の基部から矩形枠部22の
係止部24までの広い範囲で弾性変形する。したがっ
て、ベースブロック1の凹所15内という限られた狭い
空間であっても、復帰バネ100に所定の変位量に対し
て所望の弱い弾性力を得ることが可能となっている。
【0022】ベースブロック1の側面には、前述のよう
に、前記ガイド壁9の一部が延在し、一方の側縁では中
央部及び両端部を除く領域で窪んでおり、他方の側縁で
は中央部両側及び両側部1箇所及び2箇所で窪んでい
る。そして、この窪んだ位置には、後述するグランドプ
レート2のシールド片33が配置される。
【0023】ベースブロック1の底面では、図3(c)
に示すように、外縁部とが所定深さまで切除され、固定
端子6の固定接点部7が位置する各台座部20の中央に
貫通する貫通孔1a,1b,1cがそれぞれ形成されて
いる。これにより、インサート成形時、固定端子6を直
接金型で支持することができ、位置ずれを防止すること
が可能となる。なお、凹部1dにはベースブロック1を
射出成形する際のゲートが位置し、ゲート跡が底面から
突出することが防止されている。
【0024】グランドプレート2は、図5に示すよう
に、導電性板状体をプレス加工したもので、両側には矩
形孔28がそれぞれ形成されている。矩形孔28の両側
には下面から突出する当接部29がそれぞれ形成されて
いる。グランドプレート2の両側部には上方に膨出する
補強リブ30がそれぞれ形成され、各補強リブ30の両
端近傍には取付孔31が穿設されている。また、グラン
ドプレート2の一方の側縁4箇所と他方の側縁2箇所か
ら脚部32がそれぞれ延設されている。各脚部32の基
部には幅広のシールド片33が形成されている。
【0025】可動ブロック3は、図6に示すように、導
電性板材からなる可動接触片34の中央部に合成樹脂製
の支持部35を一体化したものである。支持部35の上
面中央部には可動接触片34の延在方向に沿って逃し溝
36が形成され、両側中央部には突条37がそれぞれ形
成されている。逃し溝36は、図示しないゲート跡が上
面から突出することを防止するために設けられている。
支持部35の下面には一対の突部38が形成され、復帰
バネ100のズレ止め部27が係止される。可動ブロッ
ク3は、支持部35をグランドプレート2の矩形孔28
に配設されて上下動し、復帰バネ100によって付勢さ
れた上動位置で可動接触片34の両端部をグランドプレ
ート2の当接部29に当接され、下動位置で固定接点7
a,7c又は7b,7cに閉成する。
【0026】電磁石ブロック4は、図7に示すように、
鉄心39にスプール40を介してコイル41を巻回した
ものである。鉄心39は磁性板材を屈曲したもので、両
端部をベースブロック1の保持部10に位置決めされ、
その幅狭部11を熱加締されることによりベースブロッ
ク1に固定される。スプール40は、鉄心39の中間部
を覆う胴部42(図11参照)と、胴部42の両端及び
中央にそれぞれ形成されるガイド部43a,43b,4
3cとからなる。両端ガイド部43a,43bには、鍔
部44と、この鍔部44から延設される厚肉部45とで
構成されている。鍔部44には溝部44aが形成され、
自動巻線機にてコイル41を巻き始める際の案内に利用
される。厚肉部45には、鍔部44に沿って凹部45a
が形成され、その近傍には絶縁壁46が形成されると共
に、コイル端子47が圧入されている。凹部45aは、
樹脂の使用量を抑えて成形後の変形を防止し、胴部42
にコイル41を巻回する際のチャッキングに利用され
る。絶縁壁46は、隣接するコイル端子47間の絶縁を
図る(本実施形態は、各厚肉部45に1つのコイル端子
47をそれぞれ圧入する構成にしたが、形式の違いによ
り、2つのコイル端子を圧入する場合もあり、その際の
コイル端子47間の絶縁を図る意である。)。厚肉部4
5の端面には逃し部48が形成され、ベースブロック1
の幅狭部11を熱加締する際の樹脂の広がりスペースが
確保されている。また、厚肉部45の対向内面間には鉄
心39の一端部が露出し、対向内面上部には上方に向か
うに従って徐々に離間する傾斜面45bが形成されてい
る。傾斜面45bは、成形用金型の強度を大きくするた
めに設けたものである。さらに、厚肉部45の下面に
は、ベースブロック1の係合凹部12に係合する係合突
部49がそれぞれ形成されている。中央ガイド部43c
の両側面には上下方向にガイド溝50(ここでは、幅寸
法は0.3mm)が延びている。ガイド溝50の上方側
には逃し凹部51が形成され、下方側には調整用凹部5
2が形成されている。これら凹部51,52は、幅狭の
ガイド溝50を成形するための金型の加工を可能とする
ために設けられている。特に、調整用凹部52は、後述
する押込バネ57の支持部35の弾性変形及び調整の役
割をも果たす。また、中央ガイド部43cの上面4箇所
には、この中央ガイド部43cによって分離された各胴
部42間にコイル41を架け渡すためのガイド突部53
が形成されている。さらに、中央ガイド部43cの下面
には凹部43d(図11参照)が形成され、そこには永
久磁石101が配設されている。永久磁石101は上下
面で極性が相違し、上面が鉄心39に接触している。コ
イル41は、一端部をガイド部43aに圧入したコイル
端子47に巻き付けられ、鍔部44に形成した溝部44
aに挿通されて方向付けされ、胴部42に巻回された
後、ガイド部43bに圧入したコイル端子47に巻き付
けられる。
【0027】前記電磁石ブロック4の下方には、可動鉄
片54が回動自在に配設されている。可動鉄片54は、
図9に示すように、磁性板材からなり、中央部には幅方
向に延びる突条55が形成され、永久磁石101の下面
に吸着され、突条55を中心として回動自在となる。ま
た、可動鉄片54の一端側上面にはステンレス等の非磁
性材料からなる遮磁板56が貼着されている。これによ
り、可動鉄片54は、電磁石ブロック4の永久磁石10
1に回動自在に支持された状態で、両端部の磁気バラン
スが崩れ、一端側(遮磁板56とは反対側)を鉄心39
に吸引される。
【0028】前記可動鉄片54の下面中央部には押込バ
ネ57が固定されている。押込バネ57は、図9(b)
に示すように、磁性板材をプレス加工することにより得
られ、可動鉄片54に固定される固定部58と、可動ブ
ロック3を駆動する駆動部59と、電磁石ブロック4の
ガイド溝50に支持される脚部60とで構成されてい
る。固定部58は、可動鉄片54の中央部下面にスポッ
ト溶接等によって固定される短冊状のものである。駆動
部59は、固定部58の両側中央部から延び、固定部5
8の周囲に形成される枠状のもので、下方に向かって段
状に屈曲されている。駆動部59の両側部には、部分的
に可動鉄片54からはみ出す調整部61が形成され、先
端中央部には可動ブロック3の支持部35に形成した突
条37を押圧するための押圧部62が設けられている。
脚部60は、駆動部59の両側中央部から上方に屈曲さ
れたもので、前記両押圧部62の中心に位置している。
脚部60の先端には円弧状の屈曲部63が形成されてい
る。また、脚部60は、前記電磁石ブロック4の中央ガ
イド部43cに形成したガイド溝50にガイドされる。
【0029】なお、可動鉄片54に固定する押込バネ5
7には、図8(b)に示す脚部60のないタイプのもの
があり、このような脚部60のない押込バネ57を備え
たものであっても、前記構成の電磁石ブロック4であれ
ば、図8(a)に示すように、調整用凹部52に係合凹
部102を形成することにより、簡単に対応することが
可能となっている(図8(d)参照)。
【0030】ケース5は、図1に示すように、下面が開
口する箱状で、上面中央部にゲート跡の突出を防止する
凹部64、角部にガス抜き孔65がそれぞれ形成されて
いる。また、下面開口縁部には、両端中央部にスタンド
オフ66が設けられ、組立完了後、図示しないプリント
基板に実装される際、ベースブロック1の底面とプリン
ト基板との間に所定の間隙を形成する。
【0031】続いて、前記高周波リレーの組立方法につ
いて説明する。
【0032】固定端子6をインサート成形してなるベー
スブロック1の凹所15に復帰バネ100を配設する。
復帰バネ100は、係止部24を係止受部21に係止し
た状態で、両端に位置する各固定接点7a,7c又は7
b,7cに対して一方側に偏って配設される。すなわ
ち、中央部の固定接点部7との間には十分な距離が確保
され、絶縁性が担保されている。
【0033】続いて、ベースブロック1上に可動ブロッ
ク3及びグランドプレート2を順次載置する。グランド
プレート2は、取付孔31に挿通した突起17を熱加締
することによりベースブロック1に固定される。この状
態では、図10に示すように、可動ブロック3は、支持
部35の突部38に復帰バネ100の弾性舌片23に形
成したズレ止め部27を係合されると共に、支持部35
の側面をグランドプレート2の矩形孔28にガイドさ
れ、押し込み可能な状態で上方に付勢され、可動接触片
34の両端部(可動接点)がグランドプレート2の当接
部29に当接する。
【0034】一方、鉄心39にスプール40を介してコ
イル41を巻回し、凹部43dに永久磁石101を配設
することにより電磁石ブロック4を形成する。そして、
可動鉄片54の下面中央部に押込バネ57を一体化し、
押込バネ57の脚部60を電磁石ブロック4のガイド溝
50に挿入すると共に、可動鉄片54の突条55を永久
磁石101の下面に吸着させることにより、電磁石ブロ
ック4の下方に可動鉄片54を回動自在に配設する。こ
の状態では、可動鉄片54は、一端部に貼着した遮磁板
56によって磁気バランスが崩れているため、永久磁石
101の吸引力に従って図11中時計回り方向に回動す
る。
【0035】続いて、復帰バネ100、可動ブロック3
及びグランドプレート2を取り付けたベースブロック1
に、可動鉄片54及び押込バネ57を設けた電磁石ブロ
ック4を載置する。電磁石ブロック4のガイド部43
a,43bにそれぞれ形成される係合突部49をベース
ブロック1の係合凹部12にそれぞれ係合させ、幅狭部
11を熱加締して鉄心39を保持することにより一体化
する。これにより、可動接触片34の両端部(可動接
点)と固定端子6の固定接点7a,7c又は7b,7c
との開閉は、グランドプレート2によって囲まれた凹所
15内に位置する。グランドプレート2の側縁には下方
に向かって延びるシールド片33が形成されている。ま
た、グランドプレート2と凹所15を構成する突条部1
4との間には空気層16が部分的に形成されている。し
たがって、接点開閉部分の絶縁性が高く、高周波信号の
伝送を適切に行うことが可能である。また、可動鉄片5
4が回動し、押込バネ57によって可動ブロック3を押
圧する領域の側方は開口している。
【0036】この状態で、一旦、コイル端子47を介し
てコイル41に通電し、電磁石ブロック4を励磁・消磁
する。そして、固定端子6a,6c間又は6b,6c間
の信号の導通状態、すなわち接点開閉のタイミングや接
点圧等の動作特性を検査する。これにより、可動鉄片5
4が適切に回動しているか否かを判断することができ
る。動作状態が適切でない場合には、押込バネ57を変
形させて調整する。ここでは、まず、可動鉄片54に比
べて幅方向にはみ出した調整部61を側方より直接掴ん
で変形させる。この調整部61による調整作業で所望の
動作状態が得られなければ、電磁石ブロック4の側面に
形成した調整用凹部52を介して脚部60を掴んで変形
させることにより調整作業を行う。これにより、確実に
所望の動作特性を得ることが可能となる。
【0037】このようにして調整作業が済めば、ベース
ブロック1にケース5を被せ、底面の合わせ面をシール
する。シール作業では、内部にシール剤が侵入すること
があるが、ベースブロック1にはシール溝18を形成し
ているため、可動ブロック3等の駆動部品や固定接点部
7等に至ることはない。
【0038】次に、前記高周波リレーの動作について説
明する。
【0039】前述のようにして形成された高周波リレー
は、グランドパターンを形成されたプリント基板(図示
せず)に実装して使用する。これにより、グランドプレ
ート2とプリント基板のグランドパターンによって囲ま
れた領域内に接点開閉機構を位置させることができ、よ
り一層、絶縁性を高めることができる。
【0040】コイル端子47間に電圧を印加する前は、
可動鉄片54は遮磁板56によって磁気バランスが崩れ
ているため、永久磁石101の磁力に従って、図11
中、突条55を中心として時計回り方向に回動してい
る。このため、押込バネ57の押圧部62によって一方
の可動ブロック3が押し下げられ、可動接触片14の両
端部(可動接点)が固定接点7a,7cに閉成し、固定
端子6a,6c間が導通し、復帰バネ100によって他
方の可動ブロック3が押し上げられ、可動接触片14の
両端部(可動接点)がグランドプレート2の当接部29
に当接している(初期位置)。
【0041】ここで、コイル端子47間に電圧を印加し
て電磁石ブロック4を励磁すると、可動鉄片54は、鉄
心39から離間している方の端部を吸引され、図11
中、突条55を中心として反時計回り方向に回動する。
可動鉄片54は、回動する際、下面に固定した押込バネ
57の脚部60、詳しくは、ガイド溝50を構成する側
面に接触する先端の屈曲部63までの広い範囲での弾性
変形に伴う弱い弾性力を受けるだけとなり、可動鉄片5
4の回動はスムーズに行われる。これに伴い、押込バネ
57が復帰バネ100の付勢力に抗して可動ブロック3
を押し下げる。押込バネ57と復帰バネ100とは、接
点開閉位置に対してほぼ対称な位置に配設され、上下以
外の成分すなわち水平方向の成分を相殺するように構成
されている。このため、可動ブロック3に作用する力の
殆どが上下方向にのみ働くことになる。しかも、復帰バ
ネ100は、弾性舌片23のみならず、矩形枠体の一部
をも弾性変形させるため、押込力がそれ程強くなくても
変位する。したがって、可動ブロック3はスムーズに下
動して可動接触片14の両端部(可動接点)を固定接点
7b,7cに閉成し、固定端子6b,6c間を導通す
る。固定接点部7は上面を露出させるだけでなく、台座
部20の存在により、縁部をも露出させることにより、
空気との接触面積が増大している。このため、絶縁性が
高く、信号が漏洩しにくい。
【0042】一方、可動鉄片54の回動によって押込力
を除去された可動ブロック3は、復帰バネ100の弾性
力によって上動して可動接触片の両端部(可動接点)を
固定接点7a,7cから離間し、固定端子6a,6c間
の導通を遮断する。そして、上動した可動ブロック3の
可動接触片34は、両端部をグランドプレート2の当接
部29に当接させて接地され、高周波信号の漏れが確実
に防止される。
【0043】コイル端子47間への印加電圧を除去する
と、可動鉄片54は、押込バネ57及び復帰バネ100
の弾性力、遮磁板56によって一端側のみ弱められた永
久磁石101の磁力等に従って図11中時計回り方向に
回動し、前述の初期位置に復帰する。
【0044】なお、前記実施形態では、可動鉄片54に
遮磁板56を設け、コイル41に通電する場合と通電し
ない場合とで接点の開閉位置を切り替えるようにした、
いわゆる自己復帰型のリレーについて説明したが、次の
ような構成としてもよい。すなわち、遮磁板56を設け
ることなく、コイル41への通電方向を変更し、鉄心3
9の端部での極性を変更することにより接点の開閉位置
を切り替えるようにした、いわゆる自己保持型のリレー
としてもよい。また、コイル端子47を3箇所に設け、
そのうちの1つを共通コイル端子とすることにより、コ
イルを巻回方向の相違する2本で構成してもよい。共通
コイル端子と他の2つのコイル端子とをそれぞれ連結す
る各コイルの巻回方向を異ならせることにより、共通コ
イル端子と、選択したいずれか一方のコイル端子との間
に通電して可動鉄片54を回動させることも可能であ
る。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、可動鉄片に設けた押込バネを、可動ブロック
に対して略直角に延設され、延設方向を調整可能な脚部
とを備えた構成としたので、脚部を変形させて可動鉄片
に対する角度を変更するだけで簡単に可動鉄片に作用す
る弾性力を調整することができ、不良品の発生率を低減
しつつ、所望の動作特性を容易に得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る高周波リレーの分解斜視図
である。
【図2】 (a)は図1に示すベースブロックの斜視
図、(b)は平面図である。
【図3】 (a)は図2に示すベースブロックの断面
図、(b)は(a)の部分拡大図、(c)は底面側から
の斜視図である。
【図4】 図1に示す復帰バネの斜視図である。
【図5】 図1に示すグランドプレートの斜視図であ
る。
【図6】 (a)は図1に示す可動ブロックの斜視図、
(b)は底面側からの斜視図、(c)は断面図である。
【図7】 (a)は図1に示す電磁石ブロックの斜視
図、(b)は正面図である。
【図8】 (a)は図1に示す電磁石ブロックの底面側
からの斜視図、(b)は可動鉄片及び他の実施形態に係
る押込バネの底面側からの斜視図、(c)は可動鉄片及
び押込バネの底面側からの斜視図、(d)は(b)に示
す可動鉄片及び押込バネを組み付けた状態を示す電磁石
ブロックの底面側からの斜視図、(e)は(c)に示す
可動鉄片及び押込バネを組み付けた状態を示す電磁石ブ
ロックの底面側からの斜視図である。
【図9】 (a)は可動鉄片及び押込バネの分解斜視
図、(b)は組み付けた状態を示す底面側からの斜視図
である。
【図10】 (a)はベースブロックに可動ブロック及
びグランドプレートを組み付けた状態を示す斜視図、
(b)は断面図である。
【図11】 本実施形態に係る高周波リレーの断面図で
ある。
【図12】 本実施形態に係る高周波リレーのケースを
組み付ける前の状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…ベースブロック 2…グランドプレート 3…可動ブロック 4…電磁石ブロック 5…ケース 6a,6b,6c…固定端子 7…固定接点部 7a,7b,7c…固定接点 8…脚部 14…突条部 15…凹所 16…空気層 18…シール溝 19…架橋部 20…台座部 21…係止受部 22…矩形枠部 23…弾性舌片 24…係止部 29…当接部 30…補強リブ 33…シールド片 34…可動接触片 39…鉄心 40…スプール 41…コイル 43a,43b,43c…ガイド部 44…鍔部 45…厚肉部 46…絶縁壁 47…コイル端子 50…ガイド溝 51…逃し凹部 52…調整用凹部 53…ガイド突部 54…可動鉄片 56…遮磁板 57…押込バネ 58…固定部 59…駆動部 60…脚部 61…調整部 62…押圧部 100…復帰バネ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01H 50/64 H01H 50/64 G (72)発明者 島 宏海 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 迫 和美 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 住野 聡史 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点が露出するように固定端子をイ
    ンサート成形されたベースブロックと、 鉄心にスプールを介してコイルを巻回してなり、前記ベ
    ースブロックに載置され、励磁・消磁に基づいて可動鉄
    片を回動させる電磁石ブロックと、 前記可動鉄片の回動動作に連動し、前記ベースブロック
    の固定接点に接離する可動接点を有する可動ブロックと
    を備えた高周波リレーにおいて、 前記可動鉄片は、前記可動ブロックを押し込む押込バネ
    を備え、該押込バネは、前記可動鉄片に固定される固定
    部と、前記可動ブロックを押圧する押圧部と、前記可動
    ブロックに対して略直角に延設され、延設方向を調整可
    能な脚部とを備えたことを特徴とする高周波リレー。
  2. 【請求項2】 前記電磁石ブロックは、側面に前記可動
    鉄片に固定した押込バネの脚部をガイドするガイド部を
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の高周波リレ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記電磁石ブロックは、前記ガイド部に
    連続し、前記押込バネの脚部の延設方向を調整可能な調
    整部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の高周波
    リレー。
  4. 【請求項4】 前記ベースブロックにグランドプレート
    を載置し、前記押込バネの一部を前記グランドプレート
    に接合したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    か1項に記載の高周波リレー。
  5. 【請求項5】 前記押込バネの脚部は、先端部に前記電
    磁石ブロックのガイド部に配設される屈曲部を備え、前
    記可動鉄片が回動する際、前記屈曲部がガイド部に当接
    することにより前記脚部が弾性変形するようにしたこと
    を特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の
    高周波リレー。
  6. 【請求項6】 前記押込バネは、可動鉄片からはみ出し
    た、押圧部の位置を調整可能な調整部を備えたことを特
    徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の高周
    波リレー。
  7. 【請求項7】 前記電磁石ブロックは、前記ガイド部の
    ほかに、他の形式の押込バネを支持可能な支持凹部を備
    えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項
    に記載の高周波リレー。
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