JP2003346055A - 情報処理システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム

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JP2003346055A
JP2003346055A JP2002149268A JP2002149268A JP2003346055A JP 2003346055 A JP2003346055 A JP 2003346055A JP 2002149268 A JP2002149268 A JP 2002149268A JP 2002149268 A JP2002149268 A JP 2002149268A JP 2003346055 A JP2003346055 A JP 2003346055A
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    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601Electronic shopping [e-shopping]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の不必要な送信を減少させる。 【解決手段】 例えば、インターネットを介したオンラ
インショッピングにおいて、ユーザは、商品を注文する
際、保有するクライアントコンピュータから、注文を受
け付ける通信販売事業者のサーバに、クレジットカード
番号などの情報を送信する。このとき、クライアントコ
ンピュータは、オブジェクト472の表示位置を、ユー
ザの代理となる情報提供エージェント471から通信販
売事業者の代理となる店エージェント406に向かって
移動させ、情報が送信されていることをユーザに知らせ
る。移動終了後、クライアントコンピュータは、実際
に、情報をサーバに送信する。ただし、ユーザは、移動
中のオブジェクト472をマウスでクリックすることに
より、注文を取りやめることができる。この場合、情報
はサーバに送信されない。本発明は、ネットワークに接
続される電子機器に適用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システ
ム、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関
し、特に、情報の不必要な送信を減少させることができ
るようにした情報処理システム、情報処理装置および方
法、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどのネットワークに接
続した機器から、ネットワーク上の他の機器に、ユーザ
の個人情報を送信する機会は、非常に多い。
【0003】例えば、汎用のパーソナルコンピュータか
ら通信販売のWebサイトにアクセスして、ユーザが商品
を購入する場合(所謂、オンラインショッピング)、ユ
ーザは、クレジットカード番号、ユーザ名、電話番号な
どの個人情報を、パーソナルコンピュータから所定のコ
ンピュータに送信する必要がある。また、例えば、所定
のWebサイトで実施されるアンケートに回答する場合、
ユーザは、アンケートの回答を、例えばパーソナルコン
ピュータから、所定のコンピュータに送信する必要があ
る。また、購入した電化製品のユーザ登録を、ネットワ
ークを介して行う場合、ユーザは、登録情報を、パーソ
ナルコンピュータから所定のコンピュータに送信する必
要がある。
【0004】その他、ネットワークを介した各種チケッ
トの予約や株式の売買などの電子商取引においても、ユ
ーザは、取引に必要な情報を、インターネットなどのネ
ットワークを介して、送信先として指定された所定のコ
ンピュータに送信する必要がある。
【0005】以上に挙げた例の他にも、ネットワークに
接続された機器から、ネットワーク上の他の機器に個人
情報を送信する機会は非常に多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
ネットワークに接続された機器から、ネットワーク上の
他の機器に対して、ユーザの個人情報を送信する場合、
情報が送信されている最中に、ユーザが情報の送信を中
断した場合、中断するまでに、情報の一部が送信されて
しまっているという課題があった。
【0007】特に、パーソナルコンピュータなどの機器
から、ネットワーク上の他の機器に送信される情報の中
に、先に挙げたクレジットカード番号のような、機密性
の高い情報が含まれている場合、その情報が、部分的に
でも、送信されてしまうと、その情報が悪用される可能
性がある。従って、ユーザに不安を抱かせるという課題
があった。
【0008】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ユーザが、一旦、送信を指示した情報の送
信を取りやめる場合に、情報の不必要な送信を減少させ
ることができるようにするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理システ
ムは、第1の情報処理装置は、第2の情報処理装置よ
り、情報を受信する受信手段を備え、第2の情報処理装
置は、第1の情報処理装置に情報を送信している旨の案
内を提示する提示手段と、提示手段による案内の提示が
終了した後、情報を第1の情報処理装置に送信する送信
手段とを備えることを特徴とする。
【0010】本発明の情報処理装置は、他の情報処理装
置に情報を送信している旨の案内を提示する提示手段
と、提示手段による案内の提示が終了した後、情報を他
の情報処理装置に送信する送信手段とを備えることを特
徴とする。
【0011】前記提示手段には、前記案内の画像を表示
する表示手段を設けるようにさせることができる。
【0012】前記表示手段には、前記他の情報処理装置
に送信する前記情報の種類に対応した前記画像を表示す
るようにさせることができる。
【0013】前記表示手段には、予め設定された所定の
時間、前記画像を表示するようにさせることができる。
【0014】前記画像を前記情報と対応付けて記憶する
記憶手段をさらに設けるようにすることができる。
【0015】ユーザからの前記情報の入力を受け付ける
受付手段をさらに設けるようにし、前記記憶手段には、
前記受付手段により前記入力が受け付けられた前記情報
を記憶するようにさせることができる。
【0016】前記他の情報処理装置より、前記情報の要
求を受信する受信手段をさらに設けるようにし、前記提
示手段には、前記受信手段により前記情報の要求が受信
された場合、前記案内を提示するようにさせることがで
きる。
【0017】前記情報は、ユーザの氏名、住所、電話番
号、クレジットカード番号、およびメールアドレスのう
ち、少なくとも1つ以上の情報を含むようにさせること
ができる。
【0018】本発明の情報処理方法は、情報処理装置の
情報処理方法であって、他の情報処理装置に情報を送信
している旨の案内を提示する提示ステップと、提示ステ
ップの処理による案内の提示が終了した後、情報を他の
情報処理装置に送信する送信ステップとを含むことを特
徴とする。
【0019】本発明のプログラムは、情報処理装置を制
御するコンピュータに、他の情報処理装置に情報を送信
している旨の案内を提示する提示ステップと、提示ステ
ップの処理による案内の提示が終了した後の、情報の他
の情報処理装置への送信を制御する送信制御ステップと
を実行させる。
【0020】本発明の情報処理システムにおいては、第
1の情報処理装置では、第2の情報処理装置より、情報
が受信される。また、第2の情報処理装置では、第1の
情報処理装置に情報を送信している旨の案内が提示さ
れ、案内の提示が終了した後、情報が第1の情報処理装
置に送信される。
【0021】本発明の情報処理装置および方法、並びに
プログラムにおいては、他の情報処理装置に情報を送信
している旨の案内が提示され、案内の提示が終了した
後、情報が他の情報処理装置に送信される。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した情報処
理システムの一実施の形態の構成を示す図である。図1
において、インターネットなどにより構成されるネット
ワーク1には、通信販売事業者2の通販サーバ11、コ
ンテンツ配信事業者3のコンテンツ配信サーバ21、そ
の他のWebサーバ4、金融サーバ5、並びにクライアン
トコンピュータ6−1乃至6−n(以下の説明におい
て、クライアントコンピュータ6−1乃至6−nを個々
に区別する必要がない場合、まとめてクライアントコン
ピュータ6と称する)が接続されている。
【0023】通信販売事業者2は、オンラインショップ
により商品を販売する事業を行っている。通信販売事業
者2に設置されている通販サーバ11は、通信販売事業
者2により管理され、ネットワーク1を介して、クライ
アントコンピュータ6に対して、商品の紹介、および販
売を行うとともに、クライアントコンピュータ6からの
商品の注文を受け付ける。
【0024】コンテンツ配信事業者3は、ネットワーク
1を介して、クライアントコンピュータ6に、音楽、映
像、またはソフトウェアなどのコンテンツを有料、また
は無料で配信する事業を行っている。コンテンツ配信サ
ーバ21は、ネットワーク1を介して、クライアントコ
ンピュータ6に対して、コンテンツの紹介、および販売
を行うとともに、クライアントコンピュータ6からのコ
ンテンツの注文に応じて、対応するコンテンツを配信す
る。
【0025】Webサーバ4は、例えば、ネットワーク1
を介して、Webページを公開している。またWebサーバ4
は、クライアントコンピュータ6から、例えば、アンケ
ート結果、ユーザの個人情報などを含む所定の情報を取
得する。
【0026】金融サーバ5は、銀行、またはクレジット
カード会社などの金融機関により管理されているサーバ
であり、ネットワーク1を介した他のサーバからの要求
に従って、代金の所定の口座への支払処理(所定の口座
からの引き落とし処理)を実行する。
【0027】クライアントコンピュータ6は、そのユー
ザにより管理、操作されており、例えば、通販サーバ1
1より、販売されている商品に関する情報(商品の値
段、機能、外観の画像など)を受信し、ディスプレイ2
08(図6)に表示する。また、クライアントコンピュ
ータ6は、ディスプレイ208に表示された商品の中か
ら、ユーザにより購入が指示された商品を、通販サーバ
11に注文する。その際、クライアントコンピュータ6
のディスプレイ208には、クライアントコンピュータ
6から通販サーバ11に送信される情報の重要度に応じ
た、異なる画像が表示される。この表示処理の詳細な説
明は後述する。
【0028】また、クライアントコンピュータ6は、例
えば、コンテンツ配信サーバ21より、配信されている
コンテンツに関する情報(コンテンツのアイコン、値
段、タイトルなど)を受信し、ディスプレイ208(図
6)に表示する。また、クライアントコンピュータ6
は、ディスプレイ208に表示されたコンテンツの中か
ら、ユーザによりダウンロードが指示されたコンテンツ
を、コンテンツ配信サーバ21に注文する。その際、ク
ライアントコンピュータ6のディスプレイ208には、
クライアントコンピュータ6からコンテンツ配信サーバ
21に送信される情報の重要度に応じた、異なる画像が
表示される。この表示処理の詳細な説明は後述する。
【0029】また、クライアントコンピュータ6は、例
えば、Webサーバ4により公開されているWebページなど
を、ディスプレイ208に表示させる。また、クライア
ントコンピュータ6は、Webサーバ4に、ユーザの個人
情報などを送信する際、クライアントコンピュータ6の
ディスプレイ208に、送信される情報の重要度に応じ
た、異なる画像を表示させる。
【0030】次に、図2は、通販サーバ11の構成例を
表している。図2において、CPU51は、ROM52に記憶
されているプログラム、または記憶部59からRAM53
にロードされたプログラムに従って、後述する図10、
図15、および図29のフローチャートに示されている
処理を含む、各種の処理を実行する。RAM53にはま
た、CPU51が各種の処理を実行する上において必要な
データなども適宜記憶される。
【0031】CPU51、ROM52、およびRAM53は、バ
ス54を介して相互に接続されている。このバス54に
はまた、入出力インターフェース55も接続されてい
る。
【0032】入出力インターフェース55には、キーボ
ード、マウスなどよりなる操作部56、スピーカなどよ
りなる音声出力部57、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD(L
iquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ5
8、ハードディスクなどより構成される記憶部59、モ
デム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部6
0が接続されている。通信部60は、インターネットを
含むネットワーク1を介しての通信処理を行う。
【0033】入出力インターフェース55にはまた、必
要に応じてドライブ61が接続され、磁気ディスク7
1、光ディスク72、光磁気ディスク73、或いは半導
体メモリ74などが適宜装着され、それらから読み出さ
れたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部5
9にインストールされる。
【0034】図3は、通販サーバ11の記憶部59に記
憶されているデータベースの例を示している。商品デー
タベース91は、通信販売事業者2が、ネットワーク1
を介した通信販売により販売している商品の値段、機
能、外観の画像、在庫の有無、その他、商品に関する情
報を、商品毎に管理したデータベースである。
【0035】ユーザ情報データベース92は、商品の注
文を受け付ける際にクライアントコンピュータ6から受
信した、商品を注文したユーザの個人情報を、注文され
た商品毎に管理したデータベースである。購入履歴デー
タベース93は、過去に通販サーバ11が、ネットワー
ク1を介して、複数のクライアントコンピュータ6より
収集した、商品の購入履歴に関する情報を管理したデー
タベースである。注文ユーザ登録データベース94は、
通信販売の注文を受け付けたユーザを登録するデータベ
ースである。なお、記憶部59には、図3に示されてい
るデータベース以外の情報(プログラムを含む)も記憶
される。
【0036】次に、図4は、コンテンツ配信サーバ21
の構成例を表している。図4において、CPU121は、R
OM122に記憶されているプログラム、または記憶部1
29からRAM123にロードされたプログラムに従っ
て、後述する図40のフローチャートに示されている処
理を含む、各種の処理を実行する。RAM123にはま
た、CPU121が各種の処理を実行する上において必要
なデータなども適宜記憶される。
【0037】CPU121、ROM122、およびRAM123
は、バス124を介して相互に接続されている。このバ
ス124にはまた、入出力インターフェース125も接
続されている。
【0038】入出力インターフェース125には、キー
ボード、マウスなどよりなる操作部126、スピーカな
どよりなる音声出力部127、CRT、LCDなどよりなるデ
ィスプレイ128、ハードディスクなどより構成される
記憶部129、モデム、ターミナルアダプタなどより構
成される通信部130が接続されている。通信部130
は、インターネットを含むネットワーク1を介しての通
信処理を行う。
【0039】入出力インターフェース125にはまた、
必要に応じてドライブ131が接続され、磁気ディスク
141、光ディスク142、光磁気ディスク143、或
いは半導体メモリ144などが適宜装着され、それらか
ら読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じ
て記憶部129にインストールされる。
【0040】コンテンツ配信サーバ21においては、記
憶部129には、図5に示されるようなデータベースが
記憶されている。図5において、コンテンツデータベー
ス161は、コンテンツ配信サーバ21が、ネットワー
ク1を介して配信しているコンテンツの値段、機能、そ
の他、コンテンツに関する情報を、コンテンツ毎に管理
したデータベースである。
【0041】ユーザ情報データベース162は、コンテ
ンツの配信要求を受け付ける際にクライアントコンピュ
ータ6から受信した、コンテンツを要求したユーザの個
人情報を、コンテンツ毎に管理したデータベースであ
る。購入履歴データベース163は、過去にコンテンツ
配信サーバ21が、ネットワーク1を介して、複数のク
ライアントコンピュータ6より収集した、商品の購入履
歴に関する情報を管理したデータベースである。なお、
記憶部129には、図5に示されているデータベース以
外の情報(プログラムを含む)も記憶される。
【0042】次に、図6は、クライアントコンピュータ
6の構成例を表している。図6において、CPU201
は、ROM202に記憶されているプログラム、または記
憶部209からRAM203にロードされたプログラムに
従って、後述する図9、図13、図14、図30、図3
1、図33、図36、図38、および図39のフローチ
ャートに示されている処理を含む、各種の処理を実行す
る。RAM203にはまた、CPU201が各種の処理を実行
する上において必要なデータなども適宜記憶される。
【0043】CPU201、ROM202、およびRAM203
は、バス204を介して相互に接続されている。このバ
ス204にはまた、入出力インターフェース205も接
続されている。
【0044】入出力インターフェース205には、キー
ボード、マウスなどよりなる操作部206、スピーカな
どよりなる音声出力部207、CRT、LCDなどよりなるデ
ィスプレイ208、ハードディスクなどより構成される
記憶部209、モデム、ターミナルアダプタなどより構
成される通信部210が接続されている。通信部210
は、インターネットを含むネットワーク1を介しての通
信処理を行う。
【0045】入出力インターフェース205にはまた、
必要に応じてドライブ211が接続され、磁気ディスク
221、光ディスク222、光磁気ディスク223、或
いは半導体メモリ224などが適宜装着され、それらか
ら読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じ
て記憶部209にインストールされる。
【0046】次に、図7は、クライアントコンピュータ
6のCPU201により実行されるプログラムの例を示す
ブロック図である。図7において、入力監視プログラム
241は、操作部206に入力される操作を監視し続
け、ユーザにより操作部206が操作されると、対応す
る操作情報を、ワールド管理プログラム242に伝え
る。ワールド管理プログラム242は、通信販売、およ
びコンテンツ配信において、入力監視プログラム24
1、表示プログラム243、データ管理プログラム24
4、および通信プログラム245に、各種の処理を実行
させる。例えば、ワールド管理プログラム242は、入
力監視プログラム241からの操作情報、通信プログラ
ム245から供給された通信情報、またはデータ管理プ
ログラム244から供給された情報に従って、ディスプ
レイ208に表示させる画像を演算し、その結果決定さ
れた画像を表示プログラム243に供給する。
【0047】表示プログラム243は、ワールド管理プ
ログラム242から供給された画像を、ディスプレイ2
08に表示させる。データ管理プログラム244は、ユ
ーザの個人情報(氏名、住所、電話番号、Eメールアド
レス、およびクレジットカード番号など)の記録、およ
び更新の処理を管理する。また、データ管理プログラム
244は、オブジェクト(クライアントコンピュータ6
が、通販サーバ11、コンテンツ配信サーバ21、また
はWebサーバ4に情報を送信する際に、送信する情報の
重要度と対応して、クライアントコンピュータ6のディ
スプレイ208に表示させる画像のこと。例えば、図2
0のオブジェクト472)の記録、および更新を管理す
る。また、データ管理プログラム244は、ユーザが過
去に購入した商品、およびコンテンツの購入履歴の記
録、および更新を管理する。通信プログラム245は、
通信部210を介した通信処理を実行し、情報の送受信
を行う。
【0048】次に、図8は、クライアントコンピュータ
6の記憶部209に記憶されているデータベースの例を
示している。ユーザ情報データベース261は、通販サ
ーバ11、コンテンツ配信サーバ21、またはWebサー
バ4に送信する、ユーザの個人情報を管理したデータベ
ースである。ユーザ情報データベース261には、ユー
ザの個人情報が、個人情報毎に重要度と対応付けられて
記憶されている(詳細は、図16を参照して後述す
る)。
【0049】オブジェクトデータベース262は、クラ
イアントコンピュータ6が、通販サーバ11、コンテン
ツ配信サーバ21、またはWebサーバ4に情報を送信す
る際に、送信する情報の重要度と対応して、クライアン
トコンピュータ6のディスプレイ208に表示させる画
像のデータを管理しているデータベースである。本実施
の形態においては、情報が送信される際に、情報が送信
されることを示す画像を、ディスプレイ208に表示す
るようになっている。また、その際、送信される情報の
重要度に応じて、異なる画像がディスプレイ208に表
示される。オブジェクトデータベース262には、この
画像が記憶されている。
【0050】購入履歴データベース263は、過去にク
ライアントコンピュータ6が、ネットワーク1を介し
て、通販サーバ11、またはコンテンツ配信サーバ21
から購入した商品(コンテンツ)の購入履歴に関する情
報を管理したデータベースである。なお、記憶部59に
は、図8に示されているデータベース以外の情報(プロ
グラムを含む)も記憶される。
【0051】本実施の形態においては、ユーザが通信販
売事業者2に商品を注文する場合、クライアントコンピ
ュータ6は、まず、通販サーバ11より、通信販売事業
者2が販売している1品以上の商品のデータを取得し、
ディスプレイ208に表示させる。そして、クライアン
トコンピュータ6は、ディスプレイ208に表示された
商品の中から、ユーザにより選択された商品を、通販サ
ーバ11に注文する。
【0052】クライアントコンピュータ6は、通販サー
バ11より取得した商品のデータをディスプレイ208
に表示させるとき、3次元仮想空間としての店舗(以
下、仮想店舗と称する)を表示させ、その仮想店舗内
に、商品を陳列して表示させる。
【0053】次に、図9および図10のフローチャート
を参照して、クライアントコンピュータ6のディスプレ
イ208に仮想店舗を表示し、仮想店舗に商品を表示す
るまでの処理、すなわち店舗表示処理について説明す
る。図9のフローチャートは、クライアントコンピュー
タ6の処理を、図10のフローチャートは、通販サーバ
11の処理を、それぞれ表している。
【0054】なお、以下の説明において、クライアント
コンピュータ6の処理は、CPU201が各種のプログラ
ムを実行することにより行われる。また、通販サーバ1
1の処理は、CPU51が各種のプログラムを実行するこ
とにより行われる。また、クライアントコンピュータ
6、および通販サーバ11間の通信は、ネットワーク1
を介して行われる。
【0055】クライアントコンピュータ6の入力監視プ
ログラム241は、操作部206に入力される操作を監
視し続け、操作部206が操作されると、どのような操
作がされたかという操作情報を、ワールド管理プログラ
ム242に通知する。図9のステップS1において、ワ
ールド管理プログラム242は、入力監視プログラム2
41から通知される操作情報に基づいて、操作部206
より仮想店舗の表示の指示が入力されたか否かを判定
し、操作部206より仮想店舗の表示の指示が入力され
ない場合、ステップS1の処理を繰り返す。
【0056】ワールド管理プログラム242は、操作部
206より仮想店舗の表示の指示が入力されるまでステ
ップS1の処理を繰り返す。そして、ワールド管理プロ
グラム242が、操作部206より仮想店舗の表示の指
示が入力されたと判定したとき、処理はステップS2に
進む。
【0057】ステップS2において、ワールド管理プロ
グラム242は、仮想店舗に陳列表示させる商品のデー
タを通販サーバ11に要求するように、通信プログラム
245に指示する。通信プログラム245は、通販サー
バ11に、仮想店舗に陳列表示させる商品のデータを要
求する。この要求は、クライアントコンピュータ6の通
信部210からネットワーク1を介して、通販サーバ1
1に送信される。
【0058】通販サーバ11のCPU51は、図10のス
テップS11において、クライアントコンピュータ6よ
り、仮想店舗に陳列表示させる商品のデータの要求を受
信するまで待機し、通信部60を介して、クライアント
コンピュータ6より、要求を受信したとき、処理はステ
ップS12に進む。
【0059】ステップS12において、通販サーバ11
のCPU51は、商品データベース91より、仮想店舗に
表示させる商品のデータを読み出し、これを、通信部6
0からネットワーク1を介して、クライアントコンピュ
ータ6に送信する。図11は、商品データベース91の
例を示す図である。図11において、1番上の行には、
左側から順番に、「商品区分」、「商品コード」、「商
品名」、「価格」、「ユーザに要求する情報項目」、お
よび「アイコン」が示されている。
【0060】「商品区分」は、販売している商品の種類
(例えば、栄養補助剤、CD、靴、および本)による分類
を示している。「商品コード」は、商品を特定するため
に、商品毎に予め割り振られたコードである。「商品
名」は商品の名称である。「ユーザに要求する情報項
目」は、ユーザに商品を販売する際に、ユーザに要求す
る情報の項目を示している。「アイコン」は、仮想店舗
に陳列表示させる商品のアイコンである。このアイコン
は、例えば、商品の外観を模した3次元画像とすること
ができる。
【0061】本実施の形態においては、販売する商品の
種類に従って、異なる仮想店舗を表示することができ
(例えば、本屋、靴屋、帽子屋、栄養補助販売店、また
はCD販売店など)、図11に示されるように、仮想店舗
毎に、表示させる商品のデータが管理されている。すな
わち、図11の1番左側の列「商品区分」には、上から
順番に「栄養補助剤」および「CD」のように、商品の種
類毎に整理されている。
【0062】例えば、図9のステップS1で、栄養補助
剤を扱っている仮想店舗を表示するように指示された場
合、クライアントコンピュータ6は、ステップS2にお
いて、栄養補助剤の商品のデータを、通販サーバ11に
要求する。そこで、クライアントコンピュータ6から要
求を受信した通販サーバ11は、ステップS12におい
て、図11の栄養補助剤に区分されている商品の商品コ
ード、商品名、価格、およびアイコンを、クライアント
コンピュータ6に送信する。
【0063】ステップS12の処理の後、処理はステッ
プS11に戻り、上記したステップS11以降の処理を
繰り返す。
【0064】図9のステップS3において、クライアン
トコンピュータ6は、通販サーバ11がステップS12
で送信した商品のデータを、通信部210を介して受信
する。通信プログラム245は、この通信情報をワール
ド管理プログラム242に通知する。ステップS4にお
いて、ワールド管理プログラム242は、表示プログラ
ム243に、仮想店舗の表示を指示すると共に、ステッ
プS3で受信された商品のデータに基づいて、仮想店舗
の所定の位置に、商品の画像(アイコン)を表示するよ
うに、表示プログラム243に要求する。表示プログラ
ム243は、ワールド管理プログラムからの要求に従っ
て、ディスプレイ208に、仮想店舗を表示させ、仮想
店舗内の所定の位置に商品の画像(アイコン)を表示さ
せる。
【0065】図12は、ステップS4においてクライア
ントコンピュータ6のディスプレイ208に表示される
画像の例を示している。図12においては、ブラウザ4
01内の仮想空間表示領域402には、3次元仮想空間
が表示される。仮想空間表示領域402内には、仮想店
舗405が表示されている。操作ボタン403が、例え
ばマウス(操作部206)によりクリックされると、予
め設定された所定の処理が実行される。移動操作ボタン
404が、例えばマウス(操作部206)によりクリッ
クされると、クリックされた位置に表示されている矢印
の向きに応じて、仮想空間表示領域402のアングルが
移動される。
【0066】仮想店舗405には、2個の商品アイコン
407−1およびアイコン407−2(以下、商品アイ
コン407−1およびアイコン407−2を、個々に区
別する必要がない場合、まとめて商品アイコン407と
称する)が表示されている。商品アイコン407は、3
次元画像として表示させることができる。また、商品ア
イコン407は、ステップS3で受信された商品のデー
タに含まれている。また、仮想空間表示領域402に
は、商品の仮想店舗405の店主にあたる店エージェン
ト406が表示されている。この店エージェント406
も、3次元画像として表示させることができる。
【0067】以上のようにして、クライアントコンピュ
ータ6のディスプレイ208に、仮想店舗405が表示
され、仮想店舗405内の所定の位置に、商品に対応す
る商品アイコン407が表示される。ユーザは、例え
ば、マウス(操作部206)で、商品アイコンをダブル
クリックすることにより、購入する商品を選択すること
ができる。
【0068】次に、図13乃至図15のフローチャート
を参照して、仮想店舗405に表示された商品アイコン
407を選択して、ユーザが商品を購入するまでの処
理、すなわち商品の売買処理について説明する。なお、
図13および図14のフローチャートは、クライアント
コンピュータ6の処理を表し、図15のフローチャート
は、通販サーバ11の処理を表している。また、以下の
説明において、クライアントコンピュータ6の処理は、
CPU201が各種のプログラムを実行することにより行
われる。また、通販サーバ11の処理は、CPU51が各
種のプログラムを実行することにより行われる。
【0069】クライアントコンピュータ6の入力監視プ
ログラム241は、操作部206に入力される操作を監
視し続け、操作部206が操作されると、どのような操
作がされたかという操作情報を、ワールド管理プログラ
ム242に通知する。図13のステップS51におい
て、ワールド管理プログラム242は、入力監視プログ
ラム241から通知される操作情報に基づいて、操作部
206より商品アイコン407を選択する操作が入力さ
れたか否かを判定し、操作部206より商品アイコン4
07を選択する操作が入力されない場合、ステップS5
1の処理を繰り返す。
【0070】そうして、操作部206より商品アイコン
407を選択する操作が入力されるまでステップS51
の処理を繰り返す。そして、ワールド管理プログラム2
42が、操作部206より商品アイコン407を選択す
る操作が入力されたと判定したとき、処理はステップS
52に進む。
【0071】ステップS52において、ワールド管理プ
ログラム242は、選択された商品アイコン407に対
応する商品の販売を通販サーバ11に要求するように、
通信プログラム245に指示する。通信プログラム24
5は、通販サーバ11に、選択された商品アイコン40
7に対応する商品の販売を要求する。この要求は、クラ
イアントコンピュータ6の通信部210からネットワー
ク1を介して、通販サーバ11に送信される。なお、こ
の要求には、選択された商品アイコン407に対応する
商品の商品コードが含まれている。後にこの要求を受信
した通販サーバ11は、この商品コードにより、販売を
要求された商品を特定することができる。
【0072】通販サーバ11のCPU51は、図15のス
テップS81において、クライアントコンピュータ6よ
り、商品の販売要求を受信するまで待機し、通信部60
を介して、クライアントコンピュータ6より、商品の販
売要求を受信したとき、処理はステップS82に進む。
【0073】ステップS82において、通販サーバ11
のCPU51は、受信した商品の販売要求に含まれている
商品コードを読み出す。次に、CPU51は、図11の商
品データベース91を検索し、受信した販売要求に含ま
れている商品コードと同一の商品コードを特定する。次
に、CPU51は、特定された商品コードに対応する商品
を販売する際に、ユーザに要求する情報項目(例えば、
氏名、住所、およびクレジットカード番号)を、図11
の商品データベース91より読み出す。その後、処理は
ステップS83に進む。
【0074】ステップS83において、CPU51は、ス
テップS82で読み出された、ユーザに要求する情報項
目に対応する情報(例えば、氏名、住所、およびクレジ
ットカード番号)を、通信部60を介して、クライアン
トコンピュータ6に要求する。
【0075】図13のステップS53において、クライ
アントコンピュータ6の通信プログラム245は、ステ
ップS83で通販サーバ11が送信した、情報の要求
(例えば、氏名、住所、およびクレジットカード番号)
を受信する。ステップS54において、ワールド管理プ
ログラム242は、ユーザ情報データベース261を検
索し、要求されている情報を検索し、要求されている情
報に対応する重要度を特定する。図16は、ユーザ情報
データベース261の例を表している。図16のユーザ
情報データベース261において、左側の列「ユーザ情
報」には、ユーザの個人情報が記録されている。
【0076】すなわち、図16の上から順番に、ユーザ
の氏名「鈴木大介」、メールアドレス「suzuki@xxx.c
o.jp」、住所「東京都新宿区xxx町1−2−3」、電
話番号「03−xxxx−xxxx」、クレジットカード番号
「0123456789」、および金銭「\123456」が記録されて
いる。また、その下には「購入履歴」が示されている。
この「購入履歴」は、ユーザが過去に購入した商品の商
品名、購入日時、および値段などの情報が記録されてい
る。さらにその下に、「その他の情報」が記録されてい
る。
【0077】また右側の列「重要度」には、個人情報毎
の重要度が1乃至5の5段階評価で記録されている。す
なわち、氏名の重要度は「1」、メールアドレスの重要
度は「1」、住所の重要度は「2」、電話番号の重要度
は「4」、クレジットカード番号の重要度は「5」、金
銭の重要度は「5」、購入履歴の重要度は「1」、その
他の情報の重要度は「1」として設定、記録されてい
る。なお、情報毎の重要度は、デフォルトで設定してお
くようにすることもできるし、ユーザが、任意で設定す
ることも可能である。
【0078】そこで、ステップS54において、ワール
ド管理プログラム242は、ユーザ情報データベース2
61を検索し、要求されている情報、および要求されて
いる情報に対応する重要度を特定する。例えば、要求さ
れている情報が、ユーザの氏名、住所、およびクレジッ
トカード番号である場合、ワールド管理プログラム24
2は、図16のユーザ情報データベース261を検索
し、氏名に対応する重要度「1」、住所に対応する重要
度「2」、およびクレジットカード番号に対応する重要
度「5」を特定する。
【0079】ステップS55において、ワールド管理プ
ログラム242は、ステップS54で特定した情報に対
応する重要度の中から、最も高い重要度を特定する。例
えば、要求されている情報が、ユーザの氏名、住所、お
よびクレジットカード番号である場合、ワールド管理プ
ログラム242は、氏名に対応する重要度「1」、住所
に対応する重要度「2」、およびクレジットカード番号
に対応する重要度「5」を比較し、クレジットカード番
号に対応する重要度「5」を、最も高い重要度として特
定する。次に、ワールド管理プログラム242は、オブ
ジェクトデータベース262を参照して、最も高い重要
度に対応するオブジェクトを特定する。
【0080】図17は、オブジェクトデータベース26
2の例を表している。図17において、左側の列には重
要度が示され、右側の列には重要度に対応するオブジェ
クトが示されている。ワールド管理プログラム242
は、このオブジェクトデータベース262の中から、最
も高い重要度に対応するオブジェクトを特定する。例え
ば、重要度「5」が、最も高い重要度である場合、ワー
ルド管理プログラム242は、重要度「5」に対応する
オブジェクト、すなわち図17の重要度5に対応する、
「秘密」と記されたかばんのオブジェクトを特定する。
【0081】なお、図17の重要度「1」に対応するオ
ブジェクトの欄にはオブジェクトが記録されていない。
もし、最も高い重要度が「1」であった場合、以下のよ
うにオブジェクトが特定される。すなわち、ユーザの個
人情報の各項目には、それぞれ対応するオブジェクト
が、図18に示されるように記録されている。
【0082】図18において、左側の列には「情報項
目」が示され、右側の列には、情報項目に対応するオブ
ジェクトが示されている。すなわち、図18の左側の列
には、上から順番に、「名前」、「メールアドレス」、
「住所」、「電話番号」、「クレジットカード番号」、
「お金」、「購入履歴」、および「その他の情報」の情
報項目が示され、右側の列には、各情報項目に対応する
オブジェクトが示されている。
【0083】もし、最も高い重要度が「1」であった場
合、クライアントコンピュータ6から通販サーバ11に
送信される情報の項目、全てに対応するオブジェクトが
特定される。
【0084】最も重要度の高い情報に対応するオブジェ
クトが特定された後、処理はステップS56に進む。
【0085】ステップS56において、ワールド管理プ
ログラム242は、情報の送信を許可するか否かの選択
を促す画面を表示するように、表示プログラム243に
指示する。表示プログラム243は、情報の送信を許可
するか否かの選択を促す画面を、図19および図20に
示されるように表示する。
【0086】例えば、図12において、商品アイコン4
07−2が、ユーザにより選択された場合、図19に示
されるように、店エージェント406の台詞として案内
表示451「帽子ですね。お名前と住所とカード番号が
必要です。」が表示される。ユーザは、この表示によ
り、この商品(帽子)を購入するためには、ユーザの氏
名、住所、およびカード番号を通販サーバ11に送信し
なくてはならないことを知ることができる。
【0087】図19に示される画面が数秒間表示された
後、表示プログラム243は、ディスプレイ208に、
図20に示される画面を表示させる。図20において
は、店エージェント406の右側に情報提供エージェン
ト471、およびオブジェクト472、が表示されてい
る。オブジェクト472は、ステップS55で特定され
たオブジェクトである。このように、情報の重要度に対
応するオブジェクトを表示するようにすることにより、
ユーザに、送信される情報の重要度を、直感的に把握さ
せることが可能となる。なお、オブジェクト472は、
3次元画像とすることができる。オブジェクト472
は、情報提供エージェント471の直近に表示される。
【0088】また、情報提供エージェント471の台詞
として案内表示473「お名前と住所とカード番号を渡
しますか。 YES NO」が表示されている。ユーザは、
この案内表示473により、個人情報を送信するか否か
の選択を促されていることを知ることができる。また、
ユーザは、マウス(操作部206)で、案内表示473
中の「YES」の表示をクリックすることにより、個人情
報の送信を選択することができる。反対に、ユーザは、
マウス(操作部206)で、案内表示473中の「NO」
の表示をクリックすることにより、個人情報を送信しな
いことを選択することができる。
【0089】表示プログラム243が、図20に示され
る画面をディスプレイ208に表示した後、処理はステ
ップS57に進む。ステップS57において、ワールド
管理プログラム242は、入力監視プログラム241か
らの操作情報に基づいて、案内表示473中の「YES」
がクリックされたか否かを判定し、「YES」がクリック
されなかった、すなわち、「NO」がクリックされたと判
定した場合、処理はステップS58に進む。
【0090】ステップS58において、ワールド管理プ
ログラム242は、ディスプレイ208より、図20の
情報提供エージェント471、オブジェクト472、お
よび案内表示473の表示を消去し、図12の画面を表
示するように、表示プログラム243に指示する。表示
プログラム243は、ディスプレイ208より、情報提
供エージェント471、オブジェクト472、および案
内表示473の表示を消去し、図12の画面を表示させ
る。その後、ステップS59に進む。
【0091】ステップS59において、ワールド管理プ
ログラム242は、個人情報を送信しない旨の通知を通
販サーバ11に送信するように、通信プログラム245
に指示する。通信プログラム245は、通販サーバ11
に、個人情報を送信しない旨を通知する。その後、処理
はステップS51に戻り、ステップS51以降の処理を
繰り返す。
【0092】通販サーバ11のCPU51は、クライアン
トコンピュータ6がステップS59で送信した個人情報
を送信しない旨の通知を、通信部60を介して受信する
と、図15のステップS84において、クライアントコ
ンピュータ6より個人情報を受信しなかったと判定し、
一連の売買処理を終了する。
【0093】図13のステップS57において、ワール
ド管理プログラム242が、案内表示473中の「YE
S」がクリックされたと判定した場合、処理は図14の
ステップS60に進む。
【0094】ステップS60において、ワールド管理プ
ログラム242は、表示プログラム243に指示して、
情報提供エージェント471の直近に表示されているオ
ブジェクト472の、店エージェント406側への移動
を開始する。
【0095】図21は、ディスプレイ208に表示され
ているオブジェクト472の表示位置が移動する際の、
表示位置の軌道の例を示す図である。図21において、
オブジェクト472は、情報提供エージェント471か
ら店エージェント406に向かう山形の矢印を軌道とし
て、情報提供エージェント471から店エージェント4
06側に、その表示位置が移動する。情報提供エージェ
ント471から店エージェント406側への、オブジェ
クト472の表示位置の移動速度は、ユーザがマウス
(操作部206)によりオブジェクト472をクリック
することができる程度の速度とされる。例えば、オブジ
ェクト472が情報提供エージェント471から店エー
ジェント406側まで移動するのに要する時間は、10
秒間乃至30秒間の間のいずれかとすることができる。
【0096】オブジェクト472は、ステップS60に
おいて、図21に示される軌道に沿って、情報提供エー
ジェント471から店エージェント406に向かって移
動を開始する。なお、図21に示されている山形の矢印
は、実際には表示されない。
【0097】ステップS61において、ワールド管理プ
ログラム242は、入力監視プログラムからの操作情報
に基づいて、情報提供エージェント471から店エージ
ェント406に移動中のオブジェクト472が、マウス
(操作部206)によりクリックされたか否かを判定
し、マウス(操作部206)によりクリックされていな
い場合、ステップS62に進む。
【0098】ステップS62において、ワールド管理プ
ログラム242は、情報提供エージェント471から店
エージェント406へのオブジェクト472の移動が完
了したか否かを判定し、情報提供エージェント471か
ら店エージェント406へのオブジェクト472の移動
画完了していない場合、処理はステップS61に戻り、
ステップS61以降の処理が繰り返される。
【0099】ステップS62において、ワールド管理プ
ログラム242が、情報提供エージェント471から店
エージェント406へのオブジェクト472の移動が完
了したと判定した場合、ワールド管理プログラム242
は、表示プログラム243に指示し、図22に示される
ような画面をディスプレイ208に表示させる。図22
においては、オブジェクト472が店エージェント40
6の直近に表示され、店エージェント406の台詞とし
て案内表示491「確かに受け取りました。」が表示さ
れる。この案内表示491により、ユーザは、情報の受
け渡しが完了したと把握する(ただし、実際には、この
時点では、まだ情報は送信されていない)。その後、処
理はステップS63に進む。
【0100】ステップS63において、ワールド管理プ
ログラム242は、商品の販売に必要な情報(例えば、
ユーザの氏名、住所、およびクレジットカード番号)を
通販サーバ11に送信するように、通信プログラム24
5に指示する。通信プログラム245は、通販サーバ1
1に、商品の販売に必要な情報(例えば、ユーザの氏
名、住所、およびクレジットカード番号)を送信する。
これらの情報は、クライアントコンピュータ6の通信部
210からネットワーク1を介して、通販サーバ11に
送信される。
【0101】例えば、商品の販売に必要な情報が、ユー
ザの氏名、住所、およびクレジットカード番号である場
合、クライアントコンピュータ6から通販サーバ11に
対して、図16の氏名「鈴木大介」、住所「東京都新宿
区xxx町1−2−3」、およびクレジットカード番号
「0123456789」が送信される。
【0102】通販サーバ11のCPU51は、クライアン
トコンピュータ6がステップS63で送信した個人情報
を、通信部60を介して受信すると、図15のステップ
S84において、クライアントコンピュータ6より個人
情報を受信したと判定し、処理はステップS85に進
む。
【0103】ステップS85において、通販サーバ11
のCPU51は、受信された個人情報に不足があるか否か
を判定すると共に、無効な情報があるか否かを判定す
る。すなわち、通販サーバ11のCPU51は、第1に、
商品を販売する際に必要とされる個人情報の全てが、受
信された個人情報の中にそろっているか否かを判定す
る。例えば、商品を販売する際に必要とされる個人情報
が、ユーザの氏名、住所、およびクレジットカード番号
である場合、通販サーバ11のCPU51は、ユーザの氏
名、住所、およびクレジットカード番号の全てが受信さ
れているか否かを判定する。
【0104】通販サーバ11のCPU51は、第2に、受
信した個人情報が無効であるか否かを判定する。例え
ば、ユーザの住所が実在しないものであったり、クレジ
ットカード番号に誤りがあったりするか否かを判定す
る。そして、通販サーバ11のCPU51が、受信された
個人情報に不足はない判定すると共に、無効な情報はな
いと判定した場合、処理はステップS86に進む。
【0105】ステップS86において、通販サーバ11
のCPU51は、金融サーバ5に、ユーザの口座から商品
の代金を引き落として、通信販売事業者2の口座に振り
込むように要求する。この要求には、ユーザのクレジッ
トカード番号が含まれている。
【0106】金融サーバ5は、図23のステップS10
1において、通販サーバ11がステップS86で送信し
た要求を受信し、ステップS102において、受信した
要求に従って、ユーザの口座から商品の代金を引き落と
して、通信販売事業者2の口座に振り込む処理を実行す
る。この際、通販サーバ11から受信したユーザのクレ
ジットカード番号が利用される。
【0107】図15に戻って、ステップS87におい
て、通販サーバ11のCPU51は、注文ユーザ登録デー
タベース94に、ステップS86で口座からの代金引き
落としを要求したユーザを、商品配達先として登録す
る。その際、ユーザが注文した商品の商品コード、ユー
ザの氏名、住所、クレジットカード番号が、注文ユーザ
登録データベースに登録される。なお、通信販売事業者
2では、この注文ユーザ登録データベース94に登録さ
れたユーザに対して、商品コードに対応する商品の発送
が行われる。
【0108】ステップS88において、通販サーバ11
のCPU51は、通信部60を介して、クライアントコン
ピュータ6に、手続き完了を通知する。
【0109】クライアントコンピュータ6のワールド管
理プログラム242は、ステップS63の処理の後、ス
テップS64において、予め設定された所定の時間(例
えば1分間)のカウントを開始し、カウントが終了する
前に通販サーバ11より、手続き完了の通知が受信され
たか否かを判定する。そして、所定時間内に、ステップ
S88で通販サーバ11が送信した手続き完了の通知
を、通信部210を介して受信した場合、ステップS6
4において、ワールド管理プログラム242は、所定時
間内に手続き完了の通知が受信されたと判定し、処理は
ステップS65に進む。
【0110】ステップS65において、ワールド管理プ
ログラム242は、購入履歴データベース263に、購
入された商品の購入日、購入時刻、商品名、商品コー
ド、および金額を記録して、購入履歴データベース26
3を更新する。その後、一連の売買処理を終了する。
【0111】所定時間内に、ステップS88で通販サー
バ11が送信した手続き完了の通知を、通信部210を
介して受信しなかった場合、ステップS64において、
クライアントコンピュータ6のワールド管理プログラム
242は、所定時間内に手続き完了の通知が受信されな
かったと判定し、処理はステップS66に進む。
【0112】ここで、一旦、図15のフローチャートの
ステップS85に戻って、ステップS85において、通
販サーバ11のCPU51が、受信された個人情報に不足
があると判定するか、または、無効な情報があると判定
した場合、処理はステップS89に進む。
【0113】ステップS89において、通販サーバ11
のCPU51は、通信部60を介して、クライアントコン
ピュータ6に、商品の購入が不許可である旨を通知す
る。
【0114】このとき、クライアントコンピュータ6
は、通信部210を介して、ステップS89で通販サー
バ11が送信した通知を受信すると、ステップS64に
おいて、ワールド管理プログラム242は、通販サーバ
11より、所定時間内に手続き完了の通知が受信されな
かったと判定し、処理はステップS66に進む。
【0115】ステップS66において、ワールド管理プ
ログラム242は、表示プログラム243に指示して、
ディスプレイ208に、図24に示される画面を表示さ
せる。ただし、ステップS66においては、オブジェク
ト472は、店エージェント406の直近に表示されて
いる。
【0116】次に、ステップS67において、ワールド
管理プログラム242は、表示プログラム243に指示
して、店エージェント406から、情報提供エージェン
ト471に向かって、オブジェクト472の表示位置を
移動させてゆく。
【0117】すなわち、図24において、オブジェクト
472は、店エージェント406から情報提供エージェ
ント471に向かう山形の矢印を軌道として、店エージ
ェント406から情報提供エージェント471側に、そ
の表示位置が移動する。オブジェクト472が店エージ
ェント406から情報提供エージェント471側まで移
動するのに要する時間は、例えば、5秒間とすることが
できる。なお、図24に示されているオブジェクト47
2の移動を示す矢印は、実際には表示されない。オブジ
ェクト472の情報提供エージェント471への移動が
完了した後、処理はステップS68に進む。
【0118】ステップS68において、ワールド管理プ
ログラム242は、表示プログラム243に指示して、
ディスプレイ208に、図25に示される画面を表示さ
せる。図25においては、図24で表示されていた情報
提供エージェント471およびオブジェクト472は消
去され、店エージェント406の台詞として案内表示5
11「申し訳ありません。先ほどの帽子の購入手続がで
きませんでした。詳しくはここをクリックしてくださ
い。」が表示される。ユーザは、この案内表示511に
より、商品の購入手続ができなかったことを知ることが
できる。また、図25の案内表示511中の「ここをク
リック」の部分には下線が引かれている。ユーザは、マ
ウス(操作部206)で「ここをクリック」の部分をク
リックすることにより、どのような理由で、商品の購入
手続ができなかったのかを知ることができる。
【0119】ここで、図14のステップS61に戻っ
て、ワールド管理プログラム242が、情報提供エージ
ェント471から店エージェント406に移動中のオブ
ジェクト472が、マウス(操作部206)によりクリ
ックされたと判定した場合、処理はステップS69に進
む。すなわち、図26に示されるように、情報提供エー
ジェント471から店エージェント406側に移動中の
オブジェクト472に、マウスのカーソル531が合わ
せられ、この状態でマウスがクリックされた場合、処理
はステップS69に進む。なお、図26に示されている
オブジェクト472の移動を示す矢印は、実際には表示
されない。
【0120】ステップS69において、ワールド管理プ
ログラム242は、表示プログラム243に指示して、
ディスプレイ208に、図27に示されるような画面を
表示させる。図27においては、図26において、情報
提供エージェント471から店エージェント406に向
かって移動中だったオブジェクト472が、移動してき
た軌跡をたどって、情報提供エージェント471側に向
かって移動する。なお、図27に示されているオブジェ
クト472の移動を示す矢印は、実際には表示されな
い。
【0121】ステップS69の処理の後、処理は図13
のステップS56に戻り、ステップS56以降の処理が
繰り返される。
【0122】以上のようにして、商品の売買処理が行わ
れる。送信される情報の重要度に対応するオブジェクト
を表示するようにすることにより、ユーザに、送信され
る情報の重要度がどの程度のものか(どの位、重要な情
報なのか)を、直感的に把握させることが可能となる。
【0123】クライアントコンピュータ6のステップS
60乃至ステップS63の処理に明示されているよう
に、クライアントコンピュータ6から通販サーバ11に
対して、実際に個人情報を送信するタイミング(ステッ
プS63)は、クライアントコンピュータ6のディスプ
レイ208上で、情報提供エージェント471から店エ
ージェント406へのオブジェクト472の受け渡しが
完了した後になっている。図28は、この情報提供エー
ジェント471から店エージェント406へのオブジェ
クト472の受け渡しと、個人情報の送信のタイミング
を示す図である。
【0124】図28においては、情報提供エージェント
471から店エージェント406へのオブジェクト47
2の受け渡しのディスプレイ208への表示が「表示処
理」として示されている。また、個人情報の送信が「送
信処理」として示されている。図28において横軸は時
間である。表示処理は、t1乃至t2の間、行われる。
送信処理は、t2乃至t3の間、行われる。t1からt
2までの時間(表示処理に要する時間;t2−t1)
は、例えば30秒間とすることができる。また、t2か
らt3までの時間(送信処理に要する時間;t3−t
2)は、例えば1秒未満とすることができる。
【0125】従来、情報を送信する場合(例えばファイ
ルなどをアップロードする場合)、送信処理と同時に、
送信状況を示すダイアログを表示していた。そのように
した場合、ユーザが、情報の送信中に送信を取りやめる
とき、情報は、既に部分的に送信されてしまっていた。
送信を中断した情報が、機密性の高い情報である場合、
その情報を、部分的といえども、不必要に送信してしま
うことは、セキュリティ上好ましくない。そこで、図1
4のステップS60乃至ステップS63に示されるよう
に、送信処理を表示処理の直後、すなわちt2のタイミ
ングで行うことにより、この問題を解決することができ
る。
【0126】すなわち、送信処理を表示処理の直後、す
なわちt2のタイミングで行うようにすることにより、
万が一、ユーザが、表示処理中に送信を取りやめても、
実際の送信処理はまだ行われていないので、不必要な情
報の送信を防止することができる。
【0127】また、従来、3次元仮想空間において、オ
ンラインショップを行う場合、クライアントコンピュー
タ6は、課金用のWebページを表示するためのウィンド
ウを、3次元仮想空間の表示とは別に、ディスプレイ2
08に表示し、表示されたウィンドウを介して、個人情
報の入力を受け付けることが多かった。このように、課
金用のWebページを表示するためのウィンドウを、3次
元仮想空間の表示とは別に表示する場合、3次元仮想空
間の中における一貫したサービスの提供ができないとい
う問題がある。
【0128】これに対して、本発明においては、課金用
のWebページを表示するためのウィンドウを、3次元仮
想空間の表示とは別に表示することなく、3次元仮想空
間の中において、一貫したサービスを提供することが可
能となる。
【0129】ところで、本発明においては、ユーザ毎の
商品の購入履歴に基づいて、ユーザが所望しそうな商品
をユーザに推薦することができる。次に、図29乃至図
31のフローチャートを参照して、商品推薦処理につい
て説明する。なお、図29のフローチャートは、通販サ
ーバ11の処理を、図30および図31のフローチャー
トは、クライアントコンピュータ6の処理を、それぞれ
示している。また、以下の説明において、クライアント
コンピュータ6の処理は、CPU201が各種のプログラ
ムを実行することにより行われる。また、通販サーバ1
1の処理は、CPU51が各種のプログラムを実行するこ
とにより行われる。
【0130】図29のステップS201において、通販
サーバ11のCPU51は、通信部60からネットワーク
1を介して、クライアントコンピュータ6に商品の購入
履歴を要求する。この要求は、定期的(例えば1週間に
1回)送信するようにしても良いし、通販サーバ11の
管理者が設定した任意のタイミングで送信するようにし
ても良い。
【0131】図30のステップS221において、クラ
イアントコンピュータ6のワールド管理プログラム24
2は、通信プログラム245からの通信情報に基づい
て、購入履歴の要求を受信するまで待機する。クライア
ントコンピュータ6が、通信部210を介して、ステッ
プS201で通販サーバ11が送信した購入履歴の要求
を受信すると、処理はステップS222に進む。
【0132】ステップS222において、ワールド管理
プログラム242は、購入履歴データベース263に記
録されている購入履歴を読み出す。図32は、購入履歴
データベース263に記録されている購入履歴の例を示
している。図32に示されるように、購入履歴データベ
ース263には、ユーザが過去に購入した商品の購入
日、購入時刻、商品名、商品コード、および金額が記録
されている。これら、図32に示された情報が、ステッ
プS222で読み出される。
【0133】次に、ステップS223において、ワール
ド管理プログラム242は、ユーザ情報データベース2
61より、購入履歴に設定された重要度を特定する。す
なわち、ワールド管理プログラム242は、図16に示
されているユーザ情報データベース261の購入履歴に
対応する重要度「1」を特定する。
【0134】ステップS224において、ワールド管理
プログラム242は、オブジェクトデータベース262
より、重要度に対応するオブジェクトを特定する。すな
わち、ワールド管理プログラム242は、図17に示さ
れているオブジェクトデータベース262より、重要度
「1」に対応するオブジェクトを特定する。図17にお
いては、重要度「1」に対応するオブジェクトは「な
し」(存在しない)なので、ワールド管理プログラム2
42は、図18の下から2行目に示されている購入履歴
に対応するオブジェクトを特定する。
【0135】ステップS225において、ワールド管理
プログラム242は、購入履歴の送信を許可するか否か
の選択を促す画面を表示するように、表示プログラム2
43に指示する。表示プログラム243は、情報の送信
を許可するか否かの選択を促す画面を、図20に示され
るように表示する。ただし、ステップS225において
は、図20に示されている案内表示473には、「お名
前と住所とカード番号を渡しますか。 YES NO」の代
わりに、「購入履歴を渡しますか。 YES NO」が表示
される。また、ステップS225においては、図20に
示されているオブジェクト472(「秘密」の文字が記
されたかばん)の代わりに、ステップS224で特定さ
れたオブジェクト(図18の購入履歴のオブジェクト。
以下、このオブジェクトを購入履歴オブジェクトと称す
る)が表示される。
【0136】ユーザは、マウス(操作部206)で、案
内表示473中の「YES」の表示をクリックすることに
より、購入履歴を送信することを選択することができ
る。反対に、ユーザは、マウス(操作部206)で、案
内表示473中の「NO」の表示をクリックすることによ
り、購入履歴を送信しないことを選択することができ
る。
【0137】表示プログラム243が、購入履歴の送信
を許可するか否かの選択を促す画面をディスプレイ20
8に表示した後、処理はステップS226に進む。ステ
ップS226において、ワールド管理プログラム242
は、入力監視プログラム241からの操作情報に基づい
て、案内表示473中の「YES」がクリックされたか否
かを判定し、「YES」がクリックされなかった、すなわ
ち、「NO」がクリックされたと判定した場合、処理はス
テップS227に進む。
【0138】ステップS227において、ワールド管理
プログラム242は、購入履歴を送信しない旨の通知を
通販サーバ11に送信するように、通信プログラム24
5に指示する。通信プログラム245は、通販サーバ1
1に、購入履歴を送信しない旨を通知する。その後、ク
ライアントコンピュータ6の一連の商品推薦処理画終了
される。
【0139】通販サーバ11のCPU51は、クライアン
トコンピュータ6がステップS227で送信した、購入
履歴を送信しない旨の通知を、通信部210を介して受
信すると、図29のステップS202において、クライ
アントコンピュータ6より購入履歴を受信しなかったと
判定し、一連の商品推薦処理を終了する。
【0140】ステップS226において、ワールド管理
プログラム242が、案内表示473中の「YES」がク
リックされたと判定した場合、処理は図31のステップ
S228に進む。
【0141】ステップS228において、ワールド管理
プログラム242は、表示プログラム243に指示し
て、情報提供エージェント471の直近に表示されてい
るオブジェクトの、店エージェント406側への移動を
開始する。オブジェクトの移動の表示は、図21を参照
して上述したステップS60の処理の場合と同様であ
る。ただし、ステップS228においては、図21に示
されているオブジェクト472(「秘密」の文字が記さ
れたかばん)の代わりに、ステップS224で特定され
た購入履歴オブジェクトが移動される。
【0142】ステップS229において、ワールド管理
プログラム242は、入力監視プログラムからの操作情
報に基づいて、情報提供エージェント471から店エー
ジェント406に移動中の購入履歴オブジェクトが、マ
ウス(操作部206)によりクリックされたか否かを判
定し、マウス(操作部206)によりクリックされた場
合、ステップS230に進む。
【0143】ステップS230において、ワールド管理
プログラム242は、表示プログラム243に指示し
て、情報提供エージェント471から店エージェント4
06に向かって移動中だった購入履歴オブジェクトを、
情報提供エージェント471側に向かって移動させる。
【0144】ステップS230の処理の後、処理は図3
0のステップS225に戻り、ステップS225以降の
処理が繰り返される。
【0145】ステップS229において、ワールド管理
プログラム242が、情報提供エージェント471から
店エージェント406に移動中の購入履歴オブジェクト
が、マウス(操作部206)によりクリックされていな
いと判定した場合、処理はステップS231に進む。
【0146】ステップS231において、ワールド管理
プログラム242は、情報提供エージェント471から
店エージェント406への購入履歴オブジェクトの移動
が完了したか否かを判定し、情報提供エージェント47
1から店エージェント406への購入履歴オブジェクト
の移動画完了していない場合、処理はステップS229
に戻り、ステップS229以降の処理が繰り返される。
【0147】ステップS231において、ワールド管理
プログラム242が、情報提供エージェント471から
店エージェント406への購入履歴オブジェクトの移動
が完了したと判定した場合、ワールド管理プログラム2
42は、表示プログラム243に指示し、図22に示さ
れるような画面をディスプレイ208に表示させる。た
だし、この際、オブジェクト472の代わりに、購入履
歴オブジェクトが表示される。
【0148】ステップS232において、ワールド管理
プログラム242は、ステップS222で読み出した購
入履歴を通販サーバ11に送信するように、通信プログ
ラム245に指示する。通信プログラム245は、通販
サーバ11に、購入履歴を送信する。購入履歴は、クラ
イアントコンピュータ6の通信部210からネットワー
ク1を介して、通販サーバ11に送信される。
【0149】通販サーバ11のCPU51は、クライアン
トコンピュータ6がステップS232で送信した購入履
歴を、通信部60を介して受信すると、図29のステッ
プS202において、クライアントコンピュータ6より
購入履歴を受信したと判定し、処理はステップS203
に進む。
【0150】ステップS203において、通販サーバ1
1のCPU51は、購入履歴データベース93に、受信し
た購入履歴を記録する。通販サーバ11は、ほかのユー
ザの購入履歴も保持しており、複数のユーザの購入履歴
に基づいて、ユーザの商品に対する嗜好の偏りを演算す
る。次に、通販サーバ11のCPU51は、演算された嗜
好の偏りに応じて、ユーザに推薦する商品のリストを作
成する。例えば、栄養補助剤を頻繁に購入するユーザ
は、トレーニング機器も頻繁に購入しているという一般
的な傾向があったとする。ここで、ステップS202で
受信した購入履歴から、あるユーザが栄養補助剤を頻繁
に購入している傾向が判明した場合、通販サーバ11の
CPU51は、このユーザに推薦する商品として、トレー
ニング機器のリストを作成する。
【0151】ステップS204において、通販サーバ1
1のCPU51は、通信部60からネットワーク1を介し
て、クライアントコンピュータ6に、ステップS203
で作成した推薦する商品のリスト(商品のデータを含
む)を送信し、ユーザに商品を推薦するように、クライ
アントコンピュータ6に要求する。
【0152】図31のステップS233において、クラ
イアントコンピュータ6は、通信部210を介して、通
販サーバ11がステップS204で送信した推薦する商
品のリストを受信する。ステップS234において、ワ
ールド管理プログラム242は、通信プログラム245
より、推薦する商品のリストを受信した旨の通信情報を
受けると、表示プログラム243に指示して、ディスプ
レイ208に、仮想店舗を表示させ、受信された推薦リ
ストに基づいて、ユーザに推薦する商品の商品アイコン
を陳列表示させる。これ以降、ユーザが推薦された商品
を購入する場合、図13乃至図15のフローチャートを
参照して説明した売買処理が実行される。
【0153】ところで、図13乃至図15のフローチャ
ートを参照して説明した売買処理、および図29乃至図
31のフローチャートを参照して説明した商品推薦処理
を行うために、ユーザは、予め、ユーザ情報データベー
ス261に、ユーザの個人情報、および重要度を登録し
ておく必要がある。すなわち、ユーザは、予め、図16
に示されているユーザ情報データベース261におけ
る、氏名、メールアドレス、住所、電話番号、クレジッ
トカード番号、および金銭を登録しておく必要がある。
また、ユーザは、氏名、メールアドレス、住所、電話番
号、クレジットカード番号、金銭、購入履歴、およびそ
の他の情報にそれぞれ対応する重要度を、任意に設定す
ることができる。次に、図33のフローチャートを参照
して、クライアントコンピュータ6の個人情報設定処
理、すなわち個人情報に対応する重要度の設定処理につ
いて説明する。
【0154】ユーザは、操作部206を、予め指定され
た所定の手順で操作することにより、クライアントコン
ピュータ6に、個人情報の登録を行うことができる。ワ
ールド管理プログラム242は、図33のステップS3
01において、入力監視プログラム241からの操作情
報に基づいて、個人情報の設定が指示されるまで、個人
情報の設定が指示されたか否かを判定し続け、待機す
る。ステップS301において、ワールド管理プログラ
ム242が、個人情報の設定が指示されたと判定した場
合、処理はステップS302に進む。
【0155】ステップS302において、ワールド管理
プログラム242は、表示プログラム243に指示し
て、ディスプレイ208に、図34に示されるような画
面を表示させる。図34においては、情報提供エージェ
ント471の台詞として案内表示601「あなたの情報
について教えてください。」が表示されている。ユーザ
は、この案内表示601により、個人情報の入力を受け
付ける処理が実行されることを知ることができる。
【0156】図34に示される画面が数秒間表示された
後、ワールド管理プログラム242は、表示プログラム
243に指示して、ディスプレイ208に、図35に示
されるような個人情報設定ダイアログ621を表示させ
る。ユーザは、キーボードおよびマウス(操作部20
8)を操作することにより、個人情報ダイアログ621
内の所定の欄内に個人情報を入力し、また個人情報に対
応する重要度を設定することができる。
【0157】すなわち、個人情報ダイアログ621の中
央には上から順番に、氏名入力欄622、メールアドレ
ス入力欄623、住所入力欄624、電話番号入力欄6
25、カード番号入力欄626、購入履歴案内欄627
が表示されている。
【0158】ユーザは、操作部208を操作して、氏名
入力欄622に氏名を入力することができる。ユーザ
は、操作部208を操作して、メールアドレス入力欄6
23にメールアドレスを入力することができる。ユーザ
は、操作部208を操作して、住所入力欄624に住所
を入力することができる。ユーザは、操作部208を操
作して、電話番号入力欄625に電話番号を入力するこ
とができる。ユーザは、操作部208を操作して、カー
ド番号入力欄626にクレジットカード番号を入力する
ことができる。
【0159】また、個人情報ダイアログ621の右より
には上から順番に、氏名に対応する重要度設定欄631
−1、メールアドレスに対応する重要度設定欄631−
2、住所に対応する重要度設定欄631−3、電話番号
に対応する重要度設定欄631−4、クレジットカード
番号に対応する重要度設定欄631−5、購入履歴に対
応する重要度設定欄631−6、およびその他の情報に
対応する重要度設定欄631−7が表示されている。
【0160】ユーザは、操作部208を操作して、これ
らの重要度設定欄631−1乃至631−7内の重要度
を、1,2,3,4,5のうち何れかに設定することができ
る。
【0161】ステップS304において、ワールド管理
プログラム242は、図35の個人情報設定ダイアログ
621に対する個人情報の入力、および重要度の設定を
受け付ける。
【0162】個人情報設定ダイアログ621に対する個
人情報の入力、および重要度の設定を受け付けが終了し
た後、ステップS305において、ワールド管理プログ
ラム242は、個人情報設定ダイアログ621に入力さ
れた個人情報、および個人情報毎に設定された重要度
を、ユーザ情報データベース261に記憶させる。その
結果、図16に示されるようなユーザ情報データベース
261が、記憶部209内に記憶される。
【0163】ところで、以上の説明においては、重要度
毎のオブジェクトは、図17に示されるように、予め設
定されている。しかし、ユーザが、重要度に対応するオ
ブジェクトを、任意に設定することができるようにして
もよい。次に、図36のフローチャートを参照して、ク
ライアントコンピュータ6のオブジェクト設定処理につ
いて説明する。
【0164】ユーザは、操作部206を、予め指定され
た所定の手順で操作することにより、重要度毎のオブジ
ェクトの設定を行うことができる。ワールド管理プログ
ラム242は、図36のステップS331において、入
力監視プログラム241からの操作情報に基づいて、オ
ブジェクトの設定が指示されるまで、オブジェクトの設
定が指示されたか否かを判定し続け、待機する。ステッ
プS331において、ワールド管理プログラム242
が、オブジェクトの設定が指示されたと判定した場合、
処理はステップS332に進む。
【0165】クライアントコンピュータ6の記憶部20
9には、予め、重要度と対応付けるためのオブジェクト
の候補が、複数個、順番付けて記憶されている。ステッ
プS332において、ワールド管理プログラム242
は、表示プログラム243に指示して、オブジェクト設
定ダイアログを表示させる。オブジェクト設定ダイアロ
グには、重要度1,2,3,4,5毎に、オブジェクトを指
定する欄(以下、オブジェクト指定欄と称する)が設け
られている。オブジェクト指定欄には、記憶部209に
記憶されているオブジェクトの候補の1つが表示されて
いる。
【0166】ユーザは、操作部206を操作することに
より、オブジェクト指定欄に表示されるオブジェクトの
候補を、次の候補に変更することができる。従って、ユ
ーザは、所望するオブジェクトがオブジェクト指定欄に
表示されるまで、オブジェクトの候補を順に変更してゆ
くことができる。
【0167】ステップS333において、ワールド管理
プログラム242は、オブジェクト設定ダイアログにお
いて、重要度1,2,3,4,5毎のオブジェクトの指定を
受け付ける。ユーザが、重要度1,2,3,4,5の全てに
対応するオブジェクトの指定を完了した後、操作部20
6に所定の操作を入力すると、処理はステップS334
に進む。
【0168】ステップS334において、ワールド管理
プログラム242は、ステップS333で指定を受け付
けた、重要度とオブジェクトの対応関係を、オブジェク
トデータベース262に記憶させて、オブジェクトデー
タベース262を更新する。
【0169】以上のようにして、オブジェクト設定処理
が実行される。
【0170】次に、クライアントコンピュータ6がコン
テンツ配信サーバ21からコンテンツの配信を受ける場
合について説明する。
【0171】コンテンツ配信サーバ21は、コンテンツ
データベース161内に、配信しているコンテンツに関
する情報を記録している。図37は、コンテンツデータ
ベース161の例を示している。なお、図37には、音
楽のコンテンツが例として示されているが、このこと
は、コンテンツデータベース161が、音楽のコンテン
ツに関する情報のみを記録していることを意味するもの
ではない。
【0172】図37のコンテンツデータベース161に
おいては、左側の列から順番に、「分類」、「アーティ
スト名」、「曲コード」、「曲名」、「価格」、「ユー
ザに要求する情報項目」、および「アイコン」に関する
情報が記録されている。「分類」は、「新譜」、「洋
楽」、「邦楽」などのように分類されている。「新譜」
には、配信が開始されて間もない曲が分類されている。
「洋楽」には、外国のアーティストにより演奏された曲
が分類されている。「邦楽」には、国内のアーティスト
により演奏された曲が分類されている。
【0173】図37の左から2列目「アーティスト名」
には、曲を演奏しているアーティストのアーティスト名
が記録されている。図37の左から3列目「曲コード」
には、曲のそれぞれを識別するためのコードが記録され
ている。図37の左から4列目「曲名」には、曲のタイ
トルが記録されている。図37の左から5列目「価格」
には、曲を配信する際にユーザが支払う配信代が記録さ
れている。図37の左から6列目「ユーザに要求する情
報項目」には、曲を配信する際に、ユーザに要求する情
報の項目が記録されている。図37の1番右側の列「ア
イコン」には、クライアントコンピュータ6のディスプ
レイ208に仮想店舗を表示する際に、仮想店舗内に陳
列表示するためのアイコンが記録されている。
【0174】コンテンツ配信サーバ21は、クライアン
トコンピュータ6から、仮想店舗に陳列表示させる商品
(コンテンツ)を送信するようにとの要求を受信した場
合、コンテンツデータベース161に記録されたコンテ
ンツに関する情報を送信する。例えば、クライアントコ
ンピュータ6から、「新譜」に分類されている曲の情報
のみの送信を要求された場合、コンテンツ配信サーバ2
1は、「新譜」に分類されている曲の情報のみを、クラ
イアントコンピュータ6に送信する。「洋楽」、および
「邦楽」など、ほかの分類に関しても、同様である。ま
た、クライアントコンピュータ6より、全てのコンテン
ツに関する情報の送信が要求された場合、コンテンツ配
信サーバ21は、全てのコンテンツに関する情報を、ク
ライアントコンピュータ6に送信する。
【0175】クライアントコンピュータ6は、コンテン
ツ配信サーバ21から受信したコンテンツに関する情報
に基づいて、ディスプレイ208に表示された仮想店舗
に、コンテンツの個々に対応するアイコンを陳列表示さ
せる。なお、クライアントコンピュータ6のディスプレ
イ208に、仮想店舗を表示し、仮想店舗に商品(コン
テンツ)のアイコンを表示させるまでの店舗表示処理の
詳細な内容は、図9および図10のフローチャートを参
照して説明した店舗表示処理と同様である。
【0176】すなわち、図9および図10のフローチャ
ートを参照して説明した、クライアントコンピュータ6
と通販サーバ11の間での店舗表示処理において、通販
サーバ11により実行されている処理と同様の処理を、
コンテンツ配信サーバ21が実行する。その結果、クラ
イアントコンピュータ6のディスプレイ208には、仮
想店舗が表示され、仮想店舗内の所定の位置に、コンテ
ンツに対応するアイコンが陳列表示される。
【0177】ユーザは、仮想店舗内の所定の位置にコン
テンツに対応して表示されているアイコンを指定するこ
とにより、所望のコンテンツを選択することができる。
コンテンツ配信サーバ21は、ユーザにより選択された
コンテンツを、クライアントコンピュータ6に配信す
る。次に、仮想店舗に表示されたアイコンがユーザによ
り選択され、選択されたアイコンに対応するコンテンツ
を配信するまでのコンテンツ配信処理について、図38
乃至図40のフローチャートを参照して説明する。以
下、コンテンツとして、音楽(曲)を配信する場合を例
として説明するが、コンテンツ配信サーバ21は、音楽
以外のコンテンツを配信することも、勿論、可能であ
る。音楽以外のコンテンツが配信される場合も、以下の
処理と同様の処理が行われる。
【0178】なお、図38および図39のフローチャー
トは、クライアントコンピュータ6の処理を表し、図4
0のフローチャートは、コンテンツ配信サーバ21の処
理を表している。また、以下の説明において、クライア
ントコンピュータ6の処理は、CPU201が各種のプロ
グラムを実行することにより行われる。また、コンテン
ツ配信サーバ21の処理は、CPU121が各種のプログ
ラムを実行することにより行われる。
【0179】クライアントコンピュータ6のディスプレ
イ208には、仮想店舗が表示され、仮想店舗内の所定
の位置に、曲(コンテンツ)に対応するアイコン(以
下、コンテンツアイコンと称する)が、既に表示されて
いるとする。この状態において、クライアントコンピュ
ータ6の入力監視プログラム241は、操作部206に
入力される操作を監視し続け、操作部206が操作され
ると、どのような操作がされたかという操作情報を、ワ
ールド管理プログラム242に通知する。
【0180】図38のステップS401において、ワー
ルド管理プログラム242は、入力監視プログラム24
1から通知される操作情報に基づいて、操作部206よ
りコンテンツアイコンを選択する操作が入力されたか否
かを判定し、操作部206よりコンテンツアイコンを選
択する操作が入力されない場合、ステップS401の処
理を繰り返す。
【0181】ワールド管理プログラム242は、操作部
206よりコンテンツアイコンを選択する操作が入力さ
れるまでステップS401の処理を繰り返す。そして、
ワールド管理プログラム242が、操作部206よりコ
ンテンツアイコンを選択する操作が入力されたと判定し
たとき、処理はステップS402に進む。
【0182】ステップS402において、ワールド管理
プログラム242は、選択されたコンテンツアイコンに
対応する曲(コンテンツ)の配信をコンテンツ配信サー
バ21に要求するように、通信プログラム245に指示
する。通信プログラム245は、コンテンツ配信サーバ
21に、選択されたコンテンツアイコンに対応する曲
(コンテンツ)の配信を要求する。この要求は、クライ
アントコンピュータ6の通信部210からネットワーク
1を介して、コンテンツ配信サーバ21に送信される。
【0183】コンテンツ配信サーバ21に送信される要
求には、選択されたコンテンツアイコンに対応する曲の
曲コードが含まれている。後にこの要求を受信したコン
テンツ配信サーバ21は、この曲コードにより、配信を
要求された曲を特定することができる。
【0184】コンテンツ配信サーバ21のCPU121
は、図40のステップS431において、クライアント
コンピュータ6より、曲(コンテンツ)の配信要求を受
信するまで待機し、通信部130を介して、クライアン
トコンピュータ6より、曲(コンテンツ)の配信要求を
受信したとき、処理はステップS432に進む。
【0185】ステップS432において、コンテンツ配
信サーバ21のCPU121は、受信した、曲(コンテン
ツ)の配信要求に含まれている曲コードを読み出す。次
に、CPU121は、図37のコンテンツデータベース1
61を検索し、受信した配信要求に含まれている曲コー
ドと同一の曲コードを特定する。次に、CPU121は、
特定された曲コードに対応するコンテンツを配信する際
に、ユーザに要求する情報項目(例えば、氏名、クレジ
ットカード番号、およびメールアドレス)を、図37の
コンテンツデータベース161より読み出す。その後、
処理はステップS433に進む。
【0186】ステップS433において、CPU121
は、ステップS432で読み出された、ユーザに要求す
る情報項目に対応する情報(例えば、氏名、クレジット
カード番号、およびメールアドレス)を、通信部130
を介して、クライアントコンピュータ6に要求する。
【0187】図38のステップS403において、クラ
イアントコンピュータ6の通信プログラム245は、ス
テップS433でコンテンツ配信サーバ21が送信し
た、情報の要求(例えば、氏名、クレジットカード番
号、およびメールアドレス)を受信する。ステップS4
04において、ワールド管理プログラム242は、図1
6のユーザ情報データベース261を検索し、要求され
ている情報を検索し、要求されている情報に対応する重
要度を特定する。図16の説明は既にしてあるので、こ
こでは省略する。
【0188】例えば、要求されている情報が、ユーザの
氏名、クレジットカード番号、およびメールアドレスで
ある場合、ワールド管理プログラム242は、図16の
ユーザ情報データベース261を検索し、氏名に対応す
る重要度「1」、クレジットカード番号に対応する重要
度「5」、およびメールアドレスに対応する重要度
「1」を特定する。
【0189】ステップS405において、ワールド管理
プログラム242は、ステップS404で特定した、情
報に対応する重要度の中から、最も高い重要度を特定す
る。例えば、要求されている情報が、ユーザの氏名、ク
レジットカード番号、およびメールアドレスである場
合、ワールド管理プログラム242は、氏名に対応する
重要度「1」、クレジットカード番号に対応する重要度
「5」、およびメールアドレスに対応する重要度「1」
を比較し、クレジットカード番号に対応する重要度
「5」を、最も高い重要度として特定する。次に、ワー
ルド管理プログラム242は、図17および図18のオ
ブジェクトデータベース262を参照して、最も高い重
要度に対応するオブジェクトを特定する。図17および
図18の説明は既にしてあるので、ここでは省略する。
【0190】例えば、重要度「5」が、最も高い重要度
である場合、ワールド管理プログラム242は、重要度
「5」に対応するオブジェクト、すなわち図17の重要
度5に対応する、「秘密」と記されたかばんを特定す
る。
【0191】最も重要度の高い情報に対応するオブジェ
クトが特定された後、処理はステップS406に進む。
【0192】ステップS406において、ワールド管理
プログラム242は、情報の送信を許可するか否かの選
択を促す画面を表示するように、表示プログラム243
に指示する。表示プログラム243は、情報の送信を許
可するか否かの選択を促す画面を、図19および図20
に示されるように表示する。ただし、ステップS406
においては、図19の案内表示451は、「帽子です
ね。お名前と住所とカード番号が必要です。」の代わり
に、例えば「タイトルAですね。お名前とカード番号と
メールアドレスが必要です。」のように表示される。ま
た、図20の案内表示473は、「お名前と住所とカー
ド番号を渡しますか。 YES NO」の代わりに、「お名
前とカード番号とメールアドレスを渡しますか。 YES
NO」のように表示される。それ以外の表示は、既に説
明した通りである。
【0193】なお、図20のオブジェクト472は、ス
テップS405で特定されたオブジェクトである。オブ
ジェクト472は、情報提供エージェント471の直近
に表示される。
【0194】ユーザは、マウス(操作部206)で、案
内表示473中の「YES」の表示をクリックすることに
より、個人情報を送信することを選択することができ
る。反対に、ユーザは、マウス(操作部206)で、案
内表示473中の「NO」の表示をクリックすることによ
り、個人情報を送信しないことを選択することができ
る。
【0195】表示プログラム243が、図20に示され
る画面をディスプレイ208に表示した後、処理はステ
ップS407に進む。ステップS407において、ワー
ルド管理プログラム242は、入力監視プログラム24
1からの操作情報に基づいて、案内表示473中の「YE
S」がクリックされたか否かを判定し、「YES」がクリッ
クされなかった、すなわち、「NO」がクリックされたと
判定した場合、処理はステップS408に進む。
【0196】ステップS408において、ワールド管理
プログラム242は、ディスプレイ208より、図20
の情報提供エージェント471、オブジェクト472、
および案内表示473の表示を消去し、元の仮想店舗、
およびコンテンツアイコンを表示するように、表示プロ
グラム243に指示する。表示プログラム243は、デ
ィスプレイ208より、情報提供エージェント471、
オブジェクト472、および案内表示473の表示を消
去し、元の仮想店舗、およびコンテンツアイコンを表示
させる。その後、ステップS409に進む。
【0197】ステップS409において、ワールド管理
プログラム242は、個人情報を送信しない旨の通知を
コンテンツ配信サーバ21に送信するように、通信プロ
グラム245に指示する。通信プログラム245は、コ
ンテンツ配信サーバ21に、個人情報を送信しない旨を
通知する。その後、処理はステップS401に戻り、ス
テップS401以降の処理を繰り返す。
【0198】コンテンツ配信サーバ21のCPU121
は、クライアントコンピュータ6がステップS409で
送信した個人情報を送信しない旨の通知を、通信部13
0を介して受信すると、図40のステップS434にお
いて、クライアントコンピュータ6より個人情報を受信
しなかったと判定し、一連のコンテンツ配信処理を終了
する。
【0199】ステップS407において、ワールド管理
プログラム242が、案内表示473中の「YES」がク
リックされたと判定した場合、処理は図39のステップ
S410に進む。
【0200】ステップS410において、ワールド管理
プログラム242は、表示プログラム243に指示し
て、図21に示されるように、情報提供エージェント4
71の直近に表示されているオブジェクト472の、店
エージェント406側への移動を開始する。図21の詳
細な説明は既にしてあるので、ここでは省略する。
【0201】ステップS411において、ワールド管理
プログラム242は、入力監視プログラムからの操作情
報に基づいて、情報提供エージェント471から店エー
ジェント406に移動中のオブジェクト472が、マウ
ス(操作部206)によりクリックされたか否かを判定
し、マウス(操作部206)によりクリックされた場
合、ステップS412に進む。
【0202】すなわち、図26に示されるように、情報
提供エージェント471から店エージェント406側に
移動中のオブジェクト472に、マウスのカーソル53
1が合わせられ、この状態でマウスがクリックされた場
合、処理はステップS412に進む。なお、図26に示
されているオブジェクト472の移動を示す矢印は、実
際には表示されない。
【0203】ステップS412において、ワールド管理
プログラム242は、表示プログラム243に指示し
て、ディスプレイ208に、図27に示されるような画
面を表示させる。図27の詳細な説明は既にしてあるの
で、ここでは省略する。
【0204】ステップS412の処理の後、処理は図3
8のステップS406に戻り、ステップS406以降の
処理が繰り返される。
【0205】ステップS411において、ワールド管理
プログラム242が、情報提供エージェント471から
店エージェント406に移動中のオブジェクト472
が、マウス(操作部206)によりクリックされていな
いと判定した場合、処理はステップS413に進む。
【0206】ステップS413において、ワールド管理
プログラム242は、情報提供エージェント471から
店エージェント406へのオブジェクト472の移動が
完了したか否かを判定し、情報提供エージェント471
から店エージェント406へのオブジェクト472の移
動が完了していない場合、処理はステップS411に戻
り、ステップS411以降の処理が繰り返される。
【0207】ステップS413において、ワールド管理
プログラム242が、情報提供エージェント471から
店エージェント406へのオブジェクト472の移動が
完了したと判定した場合、ワールド管理プログラム24
2は、表示プログラム243に指示し、図22に示され
るような画面をディスプレイ208に表示させる。図2
2の詳細な説明は既にしてあるので、ここでは省略す
る。その後、処理はステップS414に進む。
【0208】ステップS414において、ワールド管理
プログラム242は、商品の販売に必要な情報(例え
ば、ユーザの氏名、クレジットカード番号、およびメー
ルアドレス)をコンテンツ配信サーバ21に送信するよ
うに、通信プログラム245に指示する。通信プログラ
ム245は、コンテンツ配信サーバ21に、商品の販売
に必要な情報(例えば、ユーザの氏名、クレジットカー
ド番号、およびメールアドレス)を送信する。これらの
情報は、クライアントコンピュータ6の通信部210か
らネットワーク1を介して、コンテンツ配信サーバ21
に送信される。
【0209】例えば、商品の販売に必要な情報が、ユー
ザの氏名、クレジットカード番号、およびメールアドレ
スである場合、クライアントコンピュータ6からコンテ
ンツ配信サーバ21に対して、図16の氏名「鈴木大
介」、クレジットカード番号「0123456789」、およびメ
ールアドレス「suzuki@xxx.co.jp」が送信される。
【0210】コンテンツ配信サーバ21のCPU121
は、クライアントコンピュータ6がステップS414で
送信した個人情報を、通信部130を介して受信する
と、図40のステップS434において、クライアント
コンピュータ6より個人情報を受信したと判定し、処理
はステップS435に進む。
【0211】ステップS435において、コンテンツ配
信サーバ21のCPU121は、受信された個人情報に不
足があるか否かを判定すると共に、無効な情報があるか
否かを判定する。すなわち、コンテンツ配信サーバ21
のCPU121は、第1に、コンテンツを配信する際に必
要とされる個人情報の全てが、受信された個人情報の中
にそろっているか否かを判定する。例えば、コンテンツ
を配信する際に必要とされる個人情報が、ユーザの氏
名、クレジットカード番号、およびメールアドレスであ
る場合、コンテンツ配信サーバ21のCPU121は、ユ
ーザの氏名、クレジットカード番号、およびメールアド
レスの全てが受信されているか否かを判定する。
【0212】コンテンツ配信サーバ21のCPU121
は、第2に、受信した個人情報が無効であるか否かを判
定する。例えば、ユーザの住所が実在しないものであっ
たり、クレジットカード番号に誤りがあったりするか否
かを判定する。そして、コンテンツ配信サーバ21のCP
U121が、受信された個人情報に不足はない判定する
と共に、無効な情報はないと判定した場合、処理はステ
ップS436に進む。
【0213】ステップS436において、コンテンツ配
信サーバ21のCPU121は、金融サーバ5に、ユーザ
の口座から商品の代金を引き落として、コンテンツ配信
事業者3の口座に振り込むように要求する。この要求に
は、ユーザのクレジットカード番号が含まれている。
【0214】金融サーバ5は、図23のフローチャート
に示された処理と同様の処理を実行する。すなわち、金
融サーバ5は、コンテンツ配信サーバ21がステップS
436で送信した要求を受信し、受信した要求に従っ
て、ユーザの口座から商品の代金を引き落として、コン
テンツ配信事業者3の口座に振り込む処理を実行する。
この際、コンテンツ配信サーバ21から受信したユーザ
のクレジットカード番号が利用される。
【0215】図40に戻って、ステップS437におい
て、コンテンツ配信サーバ21のCPU121は、通信部
130を介して、クライアントコンピュータ6に、要求
された曲(コンテンツ)を配信する。
【0216】クライアントコンピュータ6のワールド管
理プログラム242は、ステップS414の処理の後、
ステップS415において、予め設定された所定の時間
(例えば1分間)のカウントを開始し、カウントが終了
する前にコンテンツ配信サーバ21より、曲(コンテン
ツ)の受信が開始されたか否かを判定する。そして、所
定時間内に、コンテンツ配信サーバ21より、曲(コン
テンツ)の受信が開始された場合、ステップS415に
おいて、ワールド管理プログラム242は、所定時間内
に曲(コンテンツ)の受信が開始されたと判定し、処理
はステップS416に進む。
【0217】ステップS416において、ワールド管理
プログラム242は、購入履歴データベース263に、
購入(配信)された商品(コンテンツ)の購入日、購入
時刻、コンテンツ名、曲コード、および金額を記録し
て、購入履歴データベース263を更新する。その後、
処理はステップS417に進む。
【0218】ステップS417において、ワールド管理
プログラム242は、コンテンツ配信サーバ21より受
信が開始されたコンテンツを、記憶部210に記憶させ
る。なお、記憶部210に記憶された曲は、クライアン
トコンピュータ6に備えられている再生用ソフトウェア
により再生することができる。また、曲を受信しながら
再生する(ストリーミング)ようにしてもよい。
【0219】所定時間内に、コンテンツ配信サーバ21
より曲(コンテンツ)の受信が開始されなかった場合、
ステップS415において、クライアントコンピュータ
6のワールド管理プログラム242は、所定時間内に曲
(コンテンツ)の受信が開始されなかったと判定し、処
理はステップS418に進む。
【0220】ここで、一旦、図40のフローチャートの
ステップS435に戻って、ステップS435におい
て、コンテンツ配信サーバ21のCPU121が、受信さ
れた個人情報に不足がある判定するか、または、無効な
情報があると判定した場合、処理はステップS438に
進む。
【0221】ステップS438において、コンテンツ配
信サーバ21のCPU121は、通信部130を介して、
クライアントコンピュータ6に、コンテンツの配信が不
許可である旨を通知する。
【0222】このとき、クライアントコンピュータ6
は、通信部210を介して、コンテンツ配信サーバ21
が送信した通知を受信すると、ステップS435におい
て、ワールド管理プログラム242は、コンテンツ配信
サーバ21より、所定時間内に曲(コンテンツ)の受信
が開始されなかったと判定し、処理はステップS418
に進む。
【0223】ステップS418において、ワールド管理
プログラム242は、表示プログラム243に指示し
て、ディスプレイ208に、図24に示される画面を表
示させる。ただし、ステップS418においては、オブ
ジェクト472は、店エージェント406の直近に表示
されている。
【0224】次に、ステップS419において、ワール
ド管理プログラム242は、表示プログラム243に指
示して、図24に示されるように、店エージェント40
6から、情報提供エージェント471に向かって、オブ
ジェクト472の表示位置を移動させてゆく。図24の
詳細な説明は既にしてあるので、ここでは省略する。オ
ブジェクト472の情報提供エージェント471への移
動が完了した後、処理はステップS420に進む。
【0225】ステップS420において、ワールド管理
プログラム242は、表示プログラム243に指示し
て、ディスプレイ208に、図25に示される画面を表
示させる。図25の詳細な説明は既にしてあるので、こ
こでは省略する。ただし、ステップS420において
は、図25の案内表示511「申し訳ありません。先ほ
どの帽子の購入手続ができませんでした。詳しくはここ
をクリックしてください。」の代わりに、「申し訳あり
ません。先ほどのタイトルAの配信ができませんでし
た。詳しくはここをクリックしてください。」が表示さ
れる。ユーザは、この案内表示511により、曲(コン
テンツ)の配信ができなかったことを知ることができ
る。
【0226】以上のようにして、コンテンツ配信処理が
行われる。以上に説明したように、クライアントコンピ
ュータ6からコンテンツ配信サーバ21に情報を送信す
る場合、ディスプレイ208に、情報が送信されること
を表示することにより、ユーザは、容易に、情報が送信
されることを把握することができる。また、送信される
情報の重要度(機密性の高さ)に応じて、異なる画像
(オブジェクト)を表示することにより、ユーザは、送
信される情報が、どの位、重要な情報であるのかを直感
的に把握することが可能となる。
【0227】また、クライアントコンピュータ6のステ
ップS410、ステップS411、ステップS413、
およびステップS414の処理に明示されているよう
に、クライアントコンピュータ6からコンテンツ配信サ
ーバ21に対して、実際に個人情報を送信するタイミン
グ(ステップS414)は、クライアントコンピュータ
6のディスプレイ208上で、情報提供エージェント4
71から店エージェント406へのオブジェクト472
の受け渡しが完了した後になっている。その結果、ユー
ザは、ステップS410、ステップS411、およびス
テップS413の処理が終了した時点で、すでに情報の
送信は完了したと把握するが、実際には、その時点で
は、情報は送信されていない。
【0228】実際に情報を送信するタイミング(ステッ
プS414)を、情報の送信をユーザに案内する表示
(ステップS410、ステップS411、ステップS4
13)が終了した後にすることにより、情報の送信の案
内を表示中に、ユーザが情報の送信を取りやめにした場
合、情報の一部が外部に送信されてしまうことを防止す
ることができる。従って、不必要な情報の送信を減少さ
せることが可能となる。
【0229】従来、ユーザが、情報の送信を指示してか
ら、その送信を取りやめようと思いつくのは、情報の送
信を指示してから、数秒間のうちであることが多い。従
って、ユーザが情報の送信を指示してから数秒間乃至数
十秒間、ユーザには、情報を送信しているように見せか
けて、実際は送信しないようにしておくことにより、ユ
ーザが情報の送信を取りやめる場合に、情報の一部(ま
たは全て)が、送信されてしまうことを防ぐことができ
る。
【0230】なお、以上に説明した、本発明の実施の形
態においては、クライアントコンピュータ6のディスプ
レイ208に、重要度毎に異なるオブジェクトを表示さ
せることにより、送信される情報が、どの位、重要な情
報であるのかを、ユーザに提示している。この場合、送
信される情報の重要度は、視覚情報として、ユーザに提
示されている。しかしながら、送信される情報の重要度
は、視覚情報以外の情報として、ユーザに提示すること
も可能である。
【0231】例えば、音声情報として、ユーザに重要度
を提示するようにしてもよい。すなわち、送信される重
要度毎に、異なる音声(例えば、重要度が1の場合、
「情報が送信されるよ」、重要度が2の場合、「ちょっ
と重要な情報が送信されるよ」、重要度が3の場合、
「重要な情報が送信されるよ」、重要度が4の場合、
「とても重要な情報が送信されるよ」、重要度が5の場
合、「最重要な情報が送信されるよ」)を、音声出力部
207から出力させるようにしてもよい。
【0232】また、送信される情報の重要度は、視覚情
報、および聴覚情報以外の情報、すなわち、味覚、嗅
覚、体性感覚など、ユーザが識別することができれば、
いかなる情報として、ユーザに提示しても良い。
【0233】また、以上に説明した、本発明の実施の形
態においては、重要度は1乃至5の5段階で設定するよ
うになされているが、このことは、重要度の設定が、5
段階であることに限定されることを意味するものではな
い。重要度の設定は、重要か否かの2段階で設定するよ
うにしてもよいし、「重要」、「普通」、および「重要
ではない」の3段階で設定するようにしてもよい。勿
論、4段階で設定するようにしてもよいし、6段階以上
で設定するようにしてもよい。
【0234】また、以上の説明中において、通販サーバ
11、コンテンツ配信サーバ21、Webサーバ4、金融
サーバ5、およびクライアントコンピュータ6のうち
の、所定の2つ以上の装置間で行われる通信において送
受信される情報のうち任意の情報を、所定の手段により
暗号化して送受信するようにすることができる。このよ
うに暗号化した情報を送受信することにより、より安全
に情報の送受信を行うことが可能となる。
【0235】また、以上の説明においては、ユーザが、
クライアントコンピュータ6に操作を入力する場合、操
作部206として、マウスやキーボードを用いている
が、このことは、本発明が、操作部206として、マウ
スやキーボードを用いることに限定されるものではな
い。操作部206として、例えば、ジョグダイヤルのよ
うな回転押圧型操作素子を用いるようにしても良い。そ
の他、ユーザからの指示を入力することができるものな
ら、どのようなものを操作部206として用いても良
い。
【0236】また、以上の説明においては、クライアン
トコンピュータ6と通販サーバ11、およびクライアン
トコンピュータ6とコンテンツ配信サーバ21の間の通
信を例にして、本発明を説明したが、本発明は、上記以
外の機器の組み合わせで、複数の機器間で通信を行う場
合にも、適用することが可能である。例えば、Webサー
バ4とクライアントコンピュータ6間、金融サーバ5と
クライアントコンピュータ6間、クライアントコンピュ
ータ6同士の間などで、一方の機器から、他方の機器に
情報を送信する場合に、本発明を適用することが可能で
ある。
【0237】また、以上の説明においては、ユーザが利
用する機器として、汎用のパーソナルコンピュータ(ク
ライアントコンピュータ6)を例にしているが、ユーザ
が利用する機器は、クライアントコンピュータ6に限定
されるものではない。上述した説明中でクライアントコ
ンピュータ6により実行される処理を、例えば、携帯情
報端末装置、携帯電話機、およびPHS(Personal Handy-
phone System)に、実行させるようにしても良い。上述
した説明中でクライアントコンピュータ6により実行さ
れる処理を、操作手段、通信手段、および表示手段を有
するその他の機器に、実行させることが可能である。
【0238】また、以上の説明においては、ネットワー
ク1としてインターネットを例にして説明したが、ネッ
トワーク1は、インターネット以外のものでも良い。例
えば、LAN(Local Area Network)でも良い。
【0239】なお、本明細書において、ROM52,12
2,202、RAM53,123,203を含むプログラ
ム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステップ
は、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理は
もちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列
的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0240】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0241】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ネット
ワーク上の機器間での、情報の送受信を中断することが
できる。
【0242】また、本発明によれば、一旦、送信が指示
された情報の送信を取りやめる場合、情報の不必要な送
信を防止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報処理システムの構成例を
示すブロック図である。
【図2】通販サーバの構成例を示すブロック図である。
【図3】通販サーバの記憶部に記憶されるデータベース
の例を示すブロック図である。
【図4】コンテンツ配信サーバの構成例を示すブロック
図である。
【図5】コンテンツ配信サーバの記憶部に記憶されるデ
ータベースの例を示すブロック図である。
【図6】クライアントコンピュータの構成例を示すブロ
ック図である。
【図7】クライアントコンピュータを制御するプログラ
ムの構成を説明する図である。
【図8】クライアントコンピュータの記憶部に記憶され
るデータベースの例を示すブロック図である。
【図9】クライアントコンピュータの店舗表示処理を説
明するフローチャートである。
【図10】通販サーバの店舗表示処理を説明するフロー
チャートである。
【図11】商品データベースの例を示す図である。
【図12】クライアントコンピュータのディスプレイの
表示例を示す図である。
【図13】クライアントコンピュータの売買処理を説明
するフローチャートである。
【図14】クライアントコンピュータの売買処理を説明
する、図13に続くフローチャートである。
【図15】通販サーバの売買処理を説明するフローチャ
ートである。
【図16】ユーザ情報データベースの例を示す図であ
る。
【図17】オブジェクトデータベースの例を示す図であ
る。
【図18】オブジェクトデータベースの例を示す別の図
である。
【図19】クライアントコンピュータのディスプレイの
表示例を示す図である。
【図20】クライアントコンピュータのディスプレイの
表示例を示す別の図である。
【図21】クライアントコンピュータのディスプレイの
表示例を示す、さらに別の図である。
【図22】クライアントコンピュータのディスプレイの
表示例を示す図である。
【図23】金融サーバの代金引き落とし処理を説明する
フローチャートである。
【図24】クライアントコンピュータのディスプレイの
表示例を示す図である。
【図25】クライアントコンピュータのディスプレイの
表示例を示す別の図である。
【図26】クライアントコンピュータのディスプレイの
表示例を示す、さらに別の図である。
【図27】クライアントコンピュータのディスプレイの
表示例を示す図である。
【図28】情報の送信のタイミングを説明する図であ
る。
【図29】通販サーバの商品推薦処理を説明するフロー
チャートである。
【図30】クライアントコンピュータの商品推薦処理を
説明するフローチャートである。
【図31】クライアントコンピュータの商品推薦処理を
説明する、図30に続くフローチャートである。
【図32】購入履歴データベースの例を示す図である。
【図33】クライアントコンピュータの個人情報設定処
理を説明するフローチャートである。
【図34】クライアントコンピュータのディスプレイの
表示例を示す図である。
【図35】個人情報設定ダイアログの例を示す図であ
る。
【図36】クライアントコンピュータのオブジェクト設
定処理を説明するフローチャートである。
【図37】コンテンツデータベースの例を示す図であ
る。
【図38】クライアントコンピュータのコンテンツ配信
処理を説明するフローチャートである。
【図39】クライアントコンピュータのコンテンツ配信
処理を説明する、図38に続くフローチャートである。
【図40】コンテンツ配信サーバのコンテンツ配信処理
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク, 2 通信販売事業者, 3 コン
テンツ配信事業者,4 Webサーバ, 5 金融サー
バ, 6 クライアントコンピュータ, 51CPU,
60 通信部, 91 商品データベース, 94 注
文ユーザ登録データベース, 121 CPU, 130
通信部, 161 コンテンツデータベース, 20
1 CPU, 206 操作部, 208 ディスプレ
イ, 209 記憶部, 210 通信部, 241
入力監視プログラム, 242ワールド管理プログラ
ム, 243 表示プログラム, 244 データ管理
プログラム, 245 通信プログラム, 261 ユ
ーザ情報データベース,262 オブジェクトデータベ
ース, 263 購入履歴データベース, 405 仮
想店舗, 406 店エージェント, 407 商品ア
イコン, 471情報提供エージェント, 472 オ
ブジェクト

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された第1の情報処
    理装置、および前記第1の情報処理装置に情報を送信す
    る第2の情報処理装置から構成される情報処理システム
    において、 前記第1の情報処理装置は、 前記第2の情報処理装置より、前記情報を受信する受信
    手段を備え、 前記第2の情報処理装置は、 前記第1の情報処理装置に前記情報を送信している旨の
    案内を提示する提示手段と、 前記提示手段による前記案内の提示が終了した後、前記
    情報を前記第1の情報処理装置に送信する送信手段とを
    備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 他の情報処理装置に情報を送信している
    旨の案内を提示する提示手段と、 前記提示手段による前記案内の提示が終了した後、前記
    情報を前記他の情報処理装置に送信する送信手段とを備
    えることを特徴とする情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記提示手段は、前記案内の画像を表示
    する表示手段を備えることを特徴とする請求項2に記載
    の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記他の情報処理装置
    に送信する前記情報の種類に対応した前記画像を表示す
    ることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、予め設定された所定の
    時間、前記画像を表示することを特徴とする請求項3に
    記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像を前記情報と対応付けて記憶す
    る記憶手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に
    記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 ユーザからの前記情報の入力を受け付け
    る受付手段をさらに備え、 前記記憶手段は、前記受付手段により前記入力が受け付
    けられた前記情報を記憶することを特徴とする請求項6
    に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記他の情報処理装置より、前記情報の
    要求を受信する受信手段をさらに備え、 前記提示手段は、前記受信手段により前記情報の要求が
    受信された場合、前記案内を提示することを特徴とする
    請求項2に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記情報は、ユーザの氏名、住所、電話
    番号、クレジットカード番号、およびメールアドレスの
    うち、少なくとも1つ以上の情報を含むことを特徴とす
    る請求項2に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 情報処理装置の情報処理方法におい
    て、 他の情報処理装置に情報を送信している旨の案内を提示
    する提示ステップと、前記提示ステップの処理による前
    記案内の提示が終了した後、前記情報を前記他の情報処
    理装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とす
    る情報処理方法。
  11. 【請求項11】 情報処理装置を制御するコンピュータ
    に、 他の情報処理装置に情報を送信している旨の案内を提示
    する提示ステップと、 前記提示ステップの処理による前記案内の提示が終了し
    た後の、前記情報の前記他の情報処理装置への送信を制
    御する送信制御ステップとを実行させるプログラム。
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