JP2001333451A - 端末間コミュニケーションサービスの方法および端末間コミュニケーションサービスシステム - Google Patents

端末間コミュニケーションサービスの方法および端末間コミュニケーションサービスシステム

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JP2001333451A
JP2001333451A JP2000149478A JP2000149478A JP2001333451A JP 2001333451 A JP2001333451 A JP 2001333451A JP 2000149478 A JP2000149478 A JP 2000149478A JP 2000149478 A JP2000149478 A JP 2000149478A JP 2001333451 A JP2001333451 A JP 2001333451A
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communication
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wireless communication
communication service
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JP2000149478A
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Taiji Kasai
泰治 笠井
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近距離無線通信と広域網無線通信とを組合せ
て通信相手の情報確認と段階的な個人情報の転送を行な
う。 【解決手段】 近距離無線通信範囲内の携帯端末101
より発信される信号を携帯端末102が近距離無線通信
部により受信し、必要データの交換を行なう。そのデー
タは表示器に表示されるとともに、次フェーズへの移行
が促される。次に、広域網上のサーバ10へ広域無線通
信部により接続が行なわれ、相手の身元を確認するとと
もに次フェーズへの移行が促される。この時点で個人詳
細データが端末101と端末102との間で交換され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は端末間コミュニケ
ーションサービスの方法および端末間コミュニケーショ
ンサービスシステムに関し、特に近距離無線通信機能に
よって得られた情報をもとに広域網通信機能を利用して
相手を確認し、段階的な情報の交換と通知を行なうこと
ができる端末間コミュニケーションサービスの方法およ
び端末間コミュニケーションサービスシステムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】特開平8−251068号公報は、個人
携帯端末を用いて局地的に情報の交換を行なう技術を開
示している。このような技術を用いると、設定された動
作モードにより、相手の確認を行なうことなく局地的な
情報の交換が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の技術では、身元不明の相手に対しても個人情報を
送信することになるという問題があった。また、それを
避けるために少ない情報のみの送信を行なうことが考え
られるが、そうすると相手端末との条件の合致という点
で満足のいく結果が得られないという問題がある。
【0004】さらに、視聴覚手段による通知のみを行な
うと、混雑した場所では通信相手を発見できない可能性
がある上、無関係な人間にまで情報を知られてしまうと
いう問題がある。
【0005】また、情報の交換を途中で中止したい場合
にも、視聴覚手段でのみの通知であるため、キャンセル
機能自体意味をなさない。
【0006】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたものであり、利用者に便利な端末間コミュニケ
ーションサービスの方法および端末間コミュニケーショ
ンサービスシステムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明のある局面に従うと、端末間コミュニケーショ
ンサービスの方法は、近距離無線通信機能および広域網
通信機能を備えた携帯端末と、公開されたネットワーク
と、ネットワークに接続されたサーバとで構成されたシ
ステムを用いた端末間コミュニケーションサービスの方
法であって、近距離無線通信範囲内に存在する第1の携
帯端末より発信されるコミュニケーションサービス特定
の信号を第2の携帯端末で受信し、受信した情報をもと
にサーバで確認を行なうことにより、予めサーバに登録
されている相手とのコミュニケーションをとることを特
徴とする。
【0008】好ましくは端末間コミュニケーションサー
ビスの方法は、不特定多数の携帯端末に向け、自分のア
クセスコード、アクセスパスワード、簡易個人情報を送
信する段階と、送信されてきた簡易個人情報を表示器に
表示するとともに、サーバにて相手の確認を行なうか否
かの決定を促す段階とを備える。
【0009】好ましくは端末間コミュニケーションサー
ビスの方法は、通信相手の情報確認において、受信した
相手のアクセスコード、アクセスパスワードを広域網を
介して確認装置へ送信する段階と、送信されたデータを
もとに確認装置が確認を行なう段階と、端末へ確認結果
を送信する段階を有する。
【0010】この発明の他の局面に従うと、端末間コミ
ュニケーションサービスの方法は、複数の近距離無線通
信相手からの個人情報を取得する端末間コミュニケーシ
ョンサービスの方法であって、近距離用の無線通信装置
による情報交換時には部分的情報を取得し、広域網無線
通信装置により通信相手を確認または自分自身が相手に
確認された後は部分的情報以外の個人情報を通知または
取得できることを特徴とする。
【0011】好ましくは近距離無線通信の手段として、
Bluetooth、IrDA、PHSまたはDSRC(Dedicat
ed Short Range Communications)を使用することを特
徴とする。
【0012】好ましくは広域網無線通信の方法として、
パケット通信、回線通信、PHSのデータ通信を使用す
ることを特徴とする。
【0013】この発明のさらに他の局面に従うと、端末
間コミュニケーションサービスシステムは、近距離無線
通信と広域網無線通信とを組合せて、個別では取得でき
ない情報を取得することを特徴とする。
【0014】好ましくは端末間コミュニケーションサー
ビスシステムは、最終的な情報を送信する前に、意思の
再確認を表示器と入力装置によって行なうことを特徴と
する。
【0015】好ましくは端末間コミュニケーションサー
ビスシステムは、電話番号が送られてきた場合、1つの
動作で電話がかけられる(PHONE TO)機能を持
ち、自動的に発信画面を表示する機能を有することを特
徴とする。
【0016】好ましくは端末間コミュニケーションサー
ビスシステムは、メールアドレスが送られてきた場合、
自動的にアドレス帳へ登録する機能、およびメーラが起
動し、送られてきたメールアドレスを挿入する機能を有
する。
【0017】好ましくは端末間コミュニケーションサー
ビスの方法は、サーバでの確認において、確認するごと
に問合せてきた者に対し課金を行ない、情報登録者に対
しては一定量の問合せに対して課金を免除する課金シス
テムを有する。
【0018】また、この発明の他の局面に従うと端末間
コミュニケーションサービスの方法は、近距離無線通信
範囲内の携帯端末より発信される信号を受信し、必要デ
ータの交換を行なう段階と、そのデータを表示器に表示
するとともに次フェーズへの移行を促す段階と、設定さ
れた条件に従って受信されたデータの解析を行なう段階
と、広域網へ接続し、相手の身元を確認する段階と、こ
の情報や送信側端末からのデータを表示器に表示すると
ともに次フェーズへの移行を促す段階と、条件合致時に
使用者に視聴覚手段および通信に必要な情報を交換する
ことによって通知する段階とを備えることを特徴とす
る。
【0019】さらに好ましくは端末間コミュニケーショ
ンサービスの方法は、条件合致の基準となるべき必要最
低限の個人情報を得る段階と、アクセスコード、アクセ
スパスワードを取得し広域網無線通信を用いて相手の確
認を行なう段階とを備えることを特徴としている。
【0020】なお、確認を完了した後、端末間で情報交
換を相互に行なうかの確認を行なうという段階と、その
後にさらなる個人情報の交換を行なう段階を備えるとと
もに、視聴覚手段を用いて使用者に相手の存在を明示的
に通知する手段を備えることが好ましい。
【0021】また、一般的な無線通信手段を組合せて用
いると、全国どこでもすぐにサービスを行なうことがで
きるという利点がある。
【0022】さらに、視聴覚手段による通知のみではな
く、データとして情報を端末に保存したり、PHONE
TO機能による電話通信ができるようにすると効果的
である。
【0023】また、使用者に個人情報を登録させる代わ
りに一部の課金の免除をすると登録者を増やすことがで
き、好ましい。
【0024】上述の端末間コミュニケーションサービス
の方法および端末間コミュニケーションサービスシステ
ムを提供することにより、身元を保証できる人物との出
会いの機会を安心して設定することができ、不必要に個
人情報を相手に送信することもなく、お互いの所望とす
る条件を満たす人物とのみの接触の機会を与えることが
できる。
【0025】また、交換した情報もその後の連絡手段と
して使用することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の1
つにおける端末間コミュニケーションシステムの構成を
示すブロック図である。
【0027】図を参照して、端末間コミュニケーション
システムは、ISP(Internet Service Provider)な
どの情報サーバ10と、携帯コミュニケーション端末1
01,102と、キャリア提供のパケット通信における
ゲートウェイサーバ301と、インターネット網401
とから構成されている。
【0028】サーバ10は、経路制御装置や電話回線を
経由してインターネット401に接続されている。携帯
コミュニケーション端末101,102は、入出力装
置、視聴覚通知機能を有する反応部を備え、たとえばBl
uetooth、IrDA、PHS、DSRC(Dedicated Sho
rt Range Communications)などに代表される近距離無
線通信機能を備え、またパケット通信、回線通信、PH
Sのデータ通信などの広域網無線通信機能を備えてい
る。
【0029】ゲートウェイ301は、携帯コミュニケー
ション端末(PDA)の通信用のパケットをIP(Inte
rnet Protocol)に変換する機能を有している。
【0030】また、端末間コミュニケーションシステム
を、図2〜4のように構成することもできる。
【0031】図2は、図1での携帯コミュニケーション
端末が近距離無線通信部103,104と、広域無線通
信部201,202とに分離されている場合の構成図で
ある。
【0032】図3と図4は、パケット通信によるインタ
ーネット網への接続ではなく、電話回線網402を介し
て直接ISPなどの情報サーバへのアクセスを行なうシ
ステムを示す構成図である。図3と図4とでは、それぞ
れ端末が一体型である場合と分離型である場合とを表わ
している。
【0033】次に、携帯コミュニケーション端末10
1,102の詳細な構成について説明する。
【0034】図5は、携帯コミュニケーション端末10
1,102のブロック図である。この図において、符号
20は制御部であり、CPUなどから構成され、各部の
制御や種々の演算、データの一時的な格納などを行な
う。符号21は、広域網無線通信部であり、サーバ10
への接続に使用する。符号22は近距離無線通信部であ
り、近距離で条件に合致した人物を探すのに使用する。
符号23は表示部であり、段階的な個人情報や確認メッ
セージを表示するとともにユーザが応答を入力すること
ができ、また各種設定を行なうことができる。符号24
は反応部であり、使用者に任意のイベントを通知する。
符号25は記憶部であり、取得した個人情報や、設定し
た値などを格納する部分である。
【0035】図6と図7は、分離型(図2および4参
照)における端末の詳細な構成図である。図6は近距離
無線端末103,104を示し、図7は広域網無線端末
201,202を示している。これらの図において、符
号の説明は図5と同様であるためここでの説明は繰返さ
ない。
【0036】次に、本実施の形態における端末間コミュ
ニケーションシステムの処理について図8に示すフロー
チャートを参照して詳しく説明する。
【0037】図8を参照して、まずF10で示されるよ
うに、設定機能により予め相手の条件やモードが設定さ
れている端末101,102を、相手の存在を探索する
モードにしておく。
【0038】端末101と端末102とが所定距離内に
近づくと(F11)、使用者にはわからないように近距
離無線通信部22により接続を開始し、必要最低限度の
データおよびアクセスコード、アクセスパスワードを交
換する(F12)。ここで必要最低限のデータとは、携
帯端末のユーザの性別、年齢、条件およびモードである
ものとする。
【0039】以下、端末101から端末102へデータ
が送られた場合を例に挙げて説明を行なう。
【0040】この端末101から端末102に送信され
たデータに基づき、制御部20にて条件の合致やモード
の合致の判定を試みる。これらが合致すると、表示器2
3に年齢、性別とともに確認を行なうかどうかの確認メ
ッセージが表示される(F13,14)。
【0041】確認を行なうとユーザが入力すると(F1
4でYES)、広域網無線通信部21より端末102の
所有者のユーザIDとパスワード、および端末101の
所有者のアクセスコードとアクセスパスワードとをサー
バ10に送信する(F15)。これらの情報が通知され
たサーバ10は、端末102の所有者のログイン審査を
行ない、パスすると端末101の所有者のアクセス用の
個人コードとアクセス用のパスワードとをもとに、端末
101の所有者の身分確認を行なう。
【0042】次に、段階的個人情報取得の方法について
説明する。上述の動作により端末102によって、端末
101の所有者の身分確認が完了する(F16,F1
7)。端末102は、端末101に身元確認OK信号
(ACK)を送信する(F18)。一方、同様に端末1
01からサーバへの問合せにより端末102の所有者の
身分確認が行なわれる。双方で身分確認が完了した時点
(F19)で、詳細な個人情報を相手に送信するかどう
かのメッセージを表示器23に表示し(F20)、使用
者の意思確認を行なう。送信するという入力があった場
合、個人の詳細情報を相手に送信する(F21)。
【0043】図9は、図8のフローチャートの第1の変
形例を示すフローチャートである。図9のフローチャー
トが図8のフローチャートと相違する点は、通信相手1
01の詳細個人情報を通信相手101からではなくサー
バ10から取得する点である。ここで使用するのは通信
相手101から送信された情報コードである。
【0044】すなわち、図9を参照してF10〜F17
における処理は図8と同じであるが、F18において身
元確認OK信号(ACK)とともに情報コードが相手端
末に送信される。
【0045】また、F19において身元確認OK信号と
情報コードとが受信されたかが判定され、YESであれ
ばF20において個人情報を送信するか否かのメッセー
ジを表示器23に表示し、使用者の意思確認を行なう。
【0046】送信するという入力があった場合、F21
において個人情報を相手に送信し、F22において情報
コードをサーバに送信する。すると、F23でサーバか
ら個人情報が取得される。
【0047】図10は、図8のフローチャートの第2の
変形例を示すフローチャートである。このフローチャー
トにおいては、電子署名を利用した個人情報交換を行な
う。
【0048】図10を参照して、図8と同じF10〜F
15の処理の後、F16において、端末102はサーバ
10から確認結果および端末101の所有者の公開鍵を
取得する。そして、図8と同じF17〜F21での処理
の後、F24で端末101からの個人情報を受信し、F
25では、公開鍵をもとに受信データからダイジェスト
メッセージを生成し、データが改竄されていないこと
と、本人からの送信であることを確認する。
【0049】次に、上記のように得られた詳細情報の格
納/利用方法を説明する。詳細情報は、データ格納部2
5に格納される。ここで言う詳細情報とは、名前、メー
ルアドレス、電話番号、写真などである。電話番号があ
る場合は、PHONE TOとして登録され、電話発信
の画面が表示部23に表示され、1つの動作のみで相手
に電話の発呼ができる。
【0050】あるいは、メールアドレスがある場合は、
MAIL TO機能が動作し、既に宛先に相手のアドレ
スが登録された新規メール作成画面が表示部23に表示
される。
【0051】次に、課金システムについての説明を行な
う。通信相手の身分確認において、確認用サーバまたは
確認用システムを提供しているISPなどの確認機関
は、確認ごとに確認を要求してきた使用者に課金を行な
う。一方、個人情報を登録した場合は1回/日の確認要
求の課金を免除するなどして、個人情報の登録を促進す
る。また、確認要求の回数に応じて課金金額を減額する
などして、端末間コミュニケーションの機会の増大を促
進する。課金システムの必要データはサーバ10に格納
される。
【0052】なお、個人情報のデータ転送における通信
および確認アルゴリズム、PHONE TO、MAIL
TOの機能は公知の技術を用いるものとし、ここでの
説明は省略する。
【0053】なお、図1および3のように、端末として
近距離無線通信部と広域網無線通信部とが一体型のもの
を用いてもよいが、これら2つの通信部が図2および4
で示したように別装置になっており、何らかの方法でこ
の2つの装置間でデータの交換が行なうことができるも
のを端末として用いてもよい。
【0054】また、サーバへの身分確認において、本実
施の形態においては身分保証用パスワードを用いている
が、これも何らかの方法で確認できれば上記方法に限定
されるものではない。また、複数人の身分確認を同時に
行なうことも可能である。また、上述の実施の形態にお
いて記述されているデータの交換についてはデータの機
密保持のため、暗号化といったセキュリティが施される
ことが望ましい。
【0055】上述の実施の形態においては、個人情報に
絞って記述されているが、本発明は、その目的が何であ
れ近距離無線通信と広域網無線通信を併用することによ
る利便性の向上および高付加価値を目指しているもので
ある。
【0056】次に、画面を示しながら、端末の動作説明
を図11および図12を用いて行なう。
【0057】図11を参照して、まずは設定画面から説
明する。制御部20は、端末101の表示部23に対
し、図11に示されるようなメインメニュー画面M1を
表示させ、端末操作者に対して、本実施の形態における
処理である「相手を探す」、「サーバ設定」、「自分自
身設定」、および「条件設定」の中から所望する処理を
選択するように促す。
【0058】「条件設定」の処理が選択されると、これ
を検知した制御部20は、端末101の表示部23に対
し、図11に示される相手の条件設定メニュー画面M1
5を表示させるように制御する。ここで、年齢、性別、
モード、頼ってモードの設定が行なわれる。ここで言う
「モード」とは、「メル友募集」、「飲みに行こう」、
「恋人募集中」など相手を探す動機であり、「頼ってモ
ード」とは、相手の得意とする分野を示す。たとえば、
「地元の人間であり周辺に詳しい」、「英語を流暢に話
せる」、「コンピュータに詳しい」などを、頼ってモー
ドにおいて設定することができる。
【0059】メニュー画面M15において「設定」を選
択すると、設定完了通知画面M18が表示され、了解を
選択するとメインメニュー画面M1に戻る。
【0060】同様に、画面M1において「自分自身設
定」の処理を選択すると、自分自身のデータ設定メニュ
ー画面M16が表示され、画面M15と同様に、自分自
身の年齢、性別、モード、頼ってモードを設定すること
ができる。ここで言う「頼ってモード」とは、自分の得
意とする分野を示す。ここで「設定」が選択されると、
設定完了通知画面M18が表示され、「了解」が選択さ
れるとメインメニュー画面M1に戻る。
【0061】画面M1において「サーバ設定」の処理が
選択されると、サーバ設定メニュー画面M17が表示さ
れ、ホスト名、ポート番号、ユーザID、パスワードの
設定がなされる。ここで「設定」が選択されると、設定
完了通知画面M18が表示され、「了解」が選択される
とメインメニュー画面M1に戻る。
【0062】次に、「相手を探す」画面について説明す
る。端末操作者が画面M1において「相手を探す」処理
を選択すると、検索確認画面M2が表示される。ここで
端末操作者が内容を確認/同意し、「開始」処理を選択
すると、図8のF10の処理である通信相手探索処理に
入る。この処理においては、1つ以上の通信相手が発見
されるか、端末操作者よって中止がなされるまで定期的
に通信相手を探索し続ける。中止された場合は画面M2
へ戻る。一方、通信相手が発見された場合は図12の画
面M4で示されるように簡易個人情報を通信相手から取
得し表示する(図8のF13)。説明の都合上、発見し
た通信相手を端末102と仮定する。
【0063】ここで、図8の処理F14にあるように、
確認を行なうかどうか端末操作者に判断させ、中止が選
択された場合はM1へ戻り、確認が選択された場合は画
面M5を表示する。
【0064】画面M5が表示されている間は、広域無線
通信部21によりサーバ10へアクセスし、通信相手の
確認を行なう。サーバ10では、問合せ者のユーザID
とパスワード、確認した人のアクセスコードとアクセス
パスワードを取得し、情報格納部の情報を参照し確認処
理を行なう。確認できなかった場合は画面M4へ戻り、
確認が成功した場合は画面M6を表示し、操作者に相手
への確認完了通知を送信するか否かの判断をさせる。
【0065】ここで中止が選択された場合は画面M4へ
戻り、通知が選択された場合は相手からの確認完了通知
があったかどうか判断し、未通知であれば画面M7を表
示し、通知があるまで待機する。端末101,102双
方とも確認完了通知を送信/受信し合うことができた場
合は画面M8を表示し、個人詳細情報の送信確認を行な
う。
【0066】ここで操作者が中止を選択すると画面M4
へ戻り、確認処理を選択すると画面M11を表示し送信
される情報を操作者に知らせる。画面M11でOKを選
択すると、画面M8へ戻る。
【0067】画面M8で送信処理を選択した場合、画面
M11で表示した個人詳細情報を端末102へ送信し、
端末102からの情報を受信していない場合は画面M9
を表示し、端末102の所有者の個人詳細情報の受信が
あるまで待機する。
【0068】受信待機中に中止が選択されると、画面M
4へ戻り、情報を受信すると画面M10のように受信し
た端末102の所有者の詳細情報を表示する。ここまで
の処理により、確認と段階的な個人情報の取得とが完了
する。
【0069】次に、取得された情報の登録と活用方法に
ついて説明する。図12の画面M10が表示されている
段階で端末操作者が「中止」を選択した場合には画面M
4へ戻るが、「登録」の処理が選択された場合には端末
101の記憶部25に情報が格納され、画面M12のよ
うな登録完了画面が表示される。ここでOKが選択され
ると、画面M10へ戻る。画面M10で発呼処理を選択
した場合、画面M13において端末102の所有者の携
帯電話番号を表示するとともに、「発呼」または「メー
ル送信」の処理を選択させる。
【0070】発呼が選択された場合には電話による発呼
処理を行ない、通話が終了した段階で画面M13へ戻
る。メール送信処理が選択された場合には、画面M14
を表示し、メール作成を行なわせる。作成が完了した
ら、送信処理を選択することによりメールの送信が行な
われ、中止を選択することにより画面M10へ戻ること
ができる。
【0071】以上のように、本実施の形態によれば、近
距離無線通信と広域無線通信とを組合せることにより、
複雑な手順を踏むことなく、しかも短時間で通信相手の
情報確認と段階的な個人情報の取得および送信が可能と
なるという優れた効果がある。
【0072】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1つにおける端末間コ
ミュニケーションシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 端末間コミュニケーションシステムの第2の
構成例を示すブロック図である。
【図3】 端末間コミュニケーションシステムの第3の
構成例を示すブロック図である。
【図4】 端末間コミュニケーションシステムの第4の
構成例を示すブロック図である。
【図5】 携帯コミュニケーション端末のブロック図で
ある。
【図6】 分離型端末の詳細な構成図である。
【図7】 図6に続く構成図である。
【図8】 本実施の形態における動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】 本実施の形態における動作の第1の変形例を
示すフローチャートである。
【図10】 本実施の形態における動作の第2の変形例
を示すフローチャートである。
【図11】 携帯端末画面の構成を説明するための図で
ある。
【図12】 図11に続く図である。
【符号の説明】
10 サーバ、20 端末における演算処理部、21
端末における広域網通信部、22 端末における近距離
通信部、23 端末における表示器、24 端末におけ
る視聴覚動作部、25 端末におけるデータ格納部、1
01,102通信端末、103,104 近距離無線通
信端末、201,202 広域網無線通信端末、301
広域網通信インターネット網ゲートウェイ、401
インターネット網、402 電話回線網。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA10 GA15 HA01 HA08 HB01 HC01 HC09 HC13 HD03 JL01 JL03 JT01 JT03 JT09 LA08 LB02 LC06 5K033 AA09 CC01 DA01 DA19 DA20 5K067 AA32 BB04 CC12 DD17 EE02 EE10 EE16 EE23 FF13 FF23 GG01 GG11 HH22 HH23

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近距離無線通信機能および広域網通信機
    能を備えた携帯端末と、公開されたネットワークと、該
    ネットワークに接続されたサーバとで構成されたシステ
    ムを用いた端末間コミュニケーションサービスの方法で
    あって、 近距離無線通信範囲内に存在する第1の携帯端末より発
    信されるコミュニケーションサービス特定の信号を第2
    の携帯端末で受信し、受信した情報をもとにサーバで確
    認を行なうことにより、予めサーバに登録されている相
    手とのコミュニケーションをとることを特徴とする、端
    末間コミュニケーションサービスの方法。
  2. 【請求項2】 不特定多数の携帯端末に向け、自分のア
    クセスコード、アクセスパスワード、簡易個人情報を送
    信する段階と、 送信されてきた簡易個人情報を表示器に表示するととも
    に、前記サーバにて相手の確認を行なうか否かの決定を
    促す段階とを備えることを特徴とする、請求項1に記載
    の端末間コミュニケーションサービスの方法。
  3. 【請求項3】 通信相手の情報確認において、受信した
    相手のアクセスコード、アクセスパスワードを広域網を
    介して確認装置へ送信する段階と、送信されたデータを
    もとに確認装置が確認を行なう段階と、端末へ確認結果
    を送信する段階とを有することを特徴とする、請求項1
    または2に記載の端末間コミュニケーションサービスの
    方法。
  4. 【請求項4】 複数の近距離無線通信相手からの個人情
    報を取得する端末間コミュニケーションサービスの方法
    であって、 近距離用の無線通信装置による情報交換時には部分的情
    報を取得し、 広域網無線通信装置により通信相手を確認または自分自
    身が相手に確認された後は前記部分的情報以外の個人情
    報を通知または取得できることを特徴とする、端末間コ
    ミュニケーションサービスの方法。
  5. 【請求項5】 近距離無線通信の手段として、Bluetoot
    h、IrDA、PHSまたはDSRC(Dedicated Short
    Range Communications)を使用することを特徴とす
    る、請求項1〜4のいずれかに記載の端末間コミュニケ
    ーションサービスの方法。
  6. 【請求項6】 広域網無線通信の方法として、パケット
    通信、回線通信、またはPHSのデータ通信を使用する
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の端
    末間コミュニケーションサービスの方法。
  7. 【請求項7】 近距離無線通信と広域網無線通信とを組
    合せて、個別では取得できない情報を取得することを特
    徴とする、端末間コミュニケーションサービスシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 最終的な情報を送信する前に、意思の再
    確認を表示器と入力装置によって行なうことを特徴とす
    る、請求項7に記載の端末間コミュニケーションサービ
    スシステム。
  9. 【請求項9】 電話番号が送られてきた場合、1つの動
    作で電話がかけられる(PHONE TO)機能を持
    ち、自動的に発信画面を表示する機能を有することを特
    徴とする、請求項7または8に記載の端末間コミュニケ
    ーションサービスシステム。
  10. 【請求項10】 メールアドレスが送られてきた場合、
    自動的にアドレス帳へ登録する機能、およびメーラが起
    動し、送られてきたメールアドレスを挿入する機能を有
    することを特徴とする、請求項7〜9のいずれかに記載
    の端末間コミュニケーションサービスシステム。
  11. 【請求項11】 サーバでの確認において、確認するご
    とに問合せてきた者に対し課金を行ない、情報登録者に
    対しては一定量の問合せに対して課金を免除する課金シ
    ステムを有することを特徴とする、請求項1〜6のいず
    れかに記載の端末間コミュニケーションサービスの方
    法。
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