JP2006040016A - 情報通信端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】 新たな通信相手と通信を行う際の信頼性を確保できる情報通信端末を提供する。
【解決手段】 紹介要請端末からの紹介要請を受けた仲介端末への紹介を許可する場合に、前記紹介要請端末との通信を可能にする通信情報が付加された前記仲介端末からの紹介要求を受信し(S204)、前記通信情報を取得して前記紹介要求に対して前記仲介端末に応答し(S206)、取得した通信情報によって前記紹介要請端末との通信を行う。
【選択図】 図6
【解決手段】 紹介要請端末からの紹介要請を受けた仲介端末への紹介を許可する場合に、前記紹介要請端末との通信を可能にする通信情報が付加された前記仲介端末からの紹介要求を受信し(S204)、前記通信情報を取得して前記紹介要求に対して前記仲介端末に応答し(S206)、取得した通信情報によって前記紹介要請端末との通信を行う。
【選択図】 図6
Description
本発明は、紹介サービス等に用いられる情報通信端末に関する。
インターネットを介して共通の趣味趣向や目的を有するグループなどにメンバーを登録したり、検索によりグループ内のメンバーを紹介したりするサービスがある。このようなサービスの利用者は、インターネット接続環境の向上、特に携帯電話などの携帯通信端末の普及により急増し、それに伴って近年悪意のある利用者による犯罪が社会問題化している。このサービスは、仮想世界において知り合いを作ることができるという反面、登録されている人物の信頼性などが乏しく、気軽に利用しにくいサイトもあるというのが現状である。そのため、例えば、特定の趣味を持つことなどを検索条件としてグループ内のメンバー検索を行う場合に、メンバーの検索範囲を当該検索実行者の知り合い等に限定するなど、人物等の検索、紹介をより安全に行う紹介システムなどが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、例えば、特定の趣味を持つことなどを検索条件としてグループ内のメンバー検索を行い、該当者全員へ情報を送信しようとする場合、従来は、自らが所有する情報通信端末内に作成した友人リスト(例えば、メールアドレスリスト)などの中で検索を行い、メールの同報送信機能などを利用してリスト内の該当メンバー全員にメールを送信していた。
特開2002−169918号公報(第4−8頁、第1図)
しかしながら上記従来の紹介システムでは、例えば、悪意のある利用者が、全く面識のない第三者の電話番号やメールアドレスなどを知り得て、知り合いであるかのごとく登録したりすれば、当該第三者の情報が意図せず別な人物に紹介されてしまう虞がある等、重要な個人情報の安全性に問題があった。また、上記のように登録されている人物の信頼性(例えば、本当に知り合いであるか否か)が確保されていないため、安全性を高めようとすると紹介や検索の範囲が狭められ、有効な友人紹介や友人検索が行えないという問題があった。
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであり、新たな通信相手と通信を行う際の信頼性を確保できる情報通信端末を提供することを目的とする。
本発明の情報通信端末は、紹介要請端末からの紹介要請を受けた仲介端末への紹介を許可する情報通信端末であって、前記紹介要請端末との通信を可能にする通信情報が付加された前記仲介端末からの紹介要求を受信する手段と、前記通信情報を取得して前記紹介要求に対して前記仲介端末に応答する手段と、取得した通信情報によって前記紹介要請端末との通信を行う手段とを備える。また、本発明の情報通信端末は、前記紹介要請端末の識別情報を自端末側リストに登録するための登録要求を送信する手段と、前記登録要求に対する応答を受信する手段と、登録を許可する旨の応答を受信する場合に、前記識別情報を前記リストに登録する手段とを備える。
上記構成によれば、仲介端末から取得した通信情報によって紹介要請端末との通信を行う手段を備えることにより、信頼性の高い仲介端末を介して紹介要請元端末との通信を行う為、新たな通信相手と通信を行う際の信頼性を確保できる。
本発明の情報通信端末によれば、仲介端末から取得した通信情報によって紹介要請端末との通信を行う手段を備えることにより、信頼性の高い仲介端末を介して紹介要請元端末との通信を行う為、新たな通信相手と通信を行う際の信頼性を確保できる。
以下、本発明の実施の形態を説明するための紹介システムについて、図面を用いて詳細に説明する。尚、以下の実施の形態では、情報通信端末として携帯電話端末を用いた紹介システムの例について説明する。
図1は、本発明の実施の形態を説明するための情報通信端末の内部構成を示す図であり、図2は、本発明の実施の形態を説明するための紹介システムのシステム構成例を示す図である。紹介システムは、相互に通信可能な複数の情報通信端末で構成される。情報通信端末は、主に、制御部10、通信手段20、個人情報登録手段30、個人情報データ領域40、友人リストデータ領域50、などで構成される。
制御部10は、CPU、ROM、RAM(いずれも図示省略)などで構成され、情報通信端末各部の動作を統括制御する。制御部10は、更に、友人リスト登録手段11、友人リスト登録応答手段12、友人紹介要請手段13、友人紹介手段14、友人紹介応答手段15、情報発信手段16、情報発信応答手段17、を有する。
友人リスト登録手段11は、識別情報を前記リストに登録するための登録要求を前記他端末へ送信し、登録要求に対する応答を受信し、応答に含まれる前記識別情報を前記リストに登録する機能を有する。友人リスト登録手段11は、後述する識別情報を相手情報通信端末へ送信して、相手情報通信端末が管理する友人リストへの当該識別情報の登録が検知された場合のみ、相手情報通信端末から送信された相手の識別情報を自らが管理する友人リストに登録する。友人リスト登録応答手段12は、相手情報通信端末からの登録要求に応答するものである。友人リスト登録応答手段12は、相手情報通信端末から相手の識別情報が送信されたことを検知して、識別情報を自らが管理する友人リストに登録する場合のみ、自らの識別情報を相手情報通信端末へ送信する。
友人紹介要請手段13は、自らの友人リストに登録された相手情報通信端末に別の友人紹介の要請を行うものである。友人紹介要請手段13は、紹介対象の情報通信端末が友人リストへの登録を承諾した場合のみ、紹介対象の情報通信端末から取得した紹介対象の識別情報を自らが管理する友人リストに登録し、同時に自らの識別情報を紹介対象の情報通信端末へ送信する。友人紹介手段14は、自らの友人リストに登録された相手情報通信端末からの友人紹介要請を検知して、紹介対象の情報通信端末へ、友人紹介要請元の情報通信端末と一時的に通信可能となる識別情報を送信して友人紹介可否の問い合わせを行い、問い合わせ結果を友人紹介要請元の情報通信端末へ送信する。
友人紹介応答手段15は、友人紹介要請元(紹介要請端末)からの紹介要請を受けた仲介端末への紹介を許可するものである。友人紹介応答手段15は、自らの友人リストに登録された相手情報通信端末から送信された、友人紹介要請元の情報通信端末と一時的に通信可能となる通信情報を検知して、友人紹介要請元の情報通信端末の友人登録を承諾した場合のみ、この通信情報を取得し、更に自らの識別情報を友人紹介要請元の情報通信端末へ送信する。
情報発信手段16は、自らの友人リストに登録された相手情報通信端末に任意の情報を送信するものである。情報発信応答手段17は、発信元端末から送信された情報を中継するものであり、友人リストを参照して、受信した情報の中継先を特定し、特定した中継先に情報を送信する。情報発信応答手段17は、自らの友人リストに登録された相手情報通信端末から任意の情報を受信し、受信した情報を後述する個人情報について比較し、所定の条件を満たす(比較結果が一致)と判断した場合のみ発信元端末への応答を行う。尚、当該情報通信端末が、ユーザーの入力によって、比較結果が一致である場合の発信元端末への応答を制限する手段を備えることにより、受信した情報が個人情報と一致する場合であっても、ユーザーは発信元端末への応答を拒否できる。また、情報発信応答手段17は、受信した前記任意の情報を自らの友人リストに登録された別の相手情報通信端末へ送信することを、中継段数を制限する制限情報に基づいて、予め設定された回数だけ繰り返す。
以上の、友人登録リスト手段11、友人リスト登録応答手段12、友人紹介要請手段13、友人紹介手段14、友人紹介応答手段15、情報発信手段16、情報発信応答手段17、の各機能は、制御部10のCPU(図示省略)が各手段に係わるプログラムを実行することにより実現される。即ち、上記各手段はプログラムの形態で制御部10内のROM(図示省略)に格納されている。
通信手段20は、情報通信端末がその他の情報通信端末と通信して通話やデータの送受信を行うための通信装置で構成される。具体的には、通信手段20は無線電話網を介して地上基地局との間で無線通信を行い、以降公衆電話網やインターネット網を介して別の情報通信端末と接続する。
個人情報登録手段30は、情報通信端末の入力部(図示省略)を含み、情報通信端末に係わる識別情報とそのユーザーに係わる識別情報とを後述する個人情報データ領域40に登録する。登録は、情報通信端末のユーザーの入力動作に応じて行われる。
個人情報データ領域40は、情報通信端末に係わる識別情報とそのユーザーに係わる識別情報とを格納するメモリ領域である。ここで識別情報について具体的に説明する。情報通信端末に係わる識別情報とは、情報通信端末固有の電話番号、電子メールアドレス、赤外線通信または一時的な通信が行える端末データなどであり、ユーザーに係わる識別情報とは、当該情報通信端末を使用するユーザーの氏名、年齢、性別、ニックネーム、趣味などである。情報通信端末に係わる識別情報とユーザーに係わる識別情報とは一意に対応する。
図3は、個人情報データ領域に保存される識別情報のデータ構成例を概念的に示す図である。友人として登録させたい相手情報通信端末へ自らの個人情報を送信する場合、友人リスト登録手段11が選択して送信する項目は、ニックネーム、電話番号、電子メールアドレスの3つの項目のみである。図に示すように、各項目は公開または秘匿が区別されている。これは、データごとに公開または秘匿を示すタグが付与されているためであり、この情報は他の情報通信端末の友人リストに登録される際も保持される。保存するデータは、暗号化してもよい。尚、識別情報の各項目が公開可能か否かは予め設定されているが、例えば、性別や年齢などの重要度の低い項目の公開可否はユーザーが任意に設定できるようにしてもかまわない。
友人リストデータ領域50は、相手情報通信端末から取得した識別情報を格納するメモリ領域である。このメモリ領域は、情報通信端末のユーザーがアクセスできないシステム領域内に確保される。情報通信端末のユーザー同士が相互に同意して友人登録動作を行うと、相手が送信した識別情報がこのメモリ領域に保存される。図4は、友人リストデータ領域に保存される識別情報のデータ構成例を概念的に示す図である。図に示すように、尚、友人リストに格納される識別情報は、ニックネーム、電話番号、電子メールアドレスの3項目である。友人リストを参照しても、公開可能な項目(例えば、図4の例ではニックネーム)しか表示されないので、ユーザーがそれ以外の重要な個人情報を把握して悪用することはできない。一方、リスト参照時に、表示されたニックネームを選択する等の操作をユーザーが行うことにより、制御部10は、秘匿して格納されている識別情報に基づいて、当該ニックネームに対応する情報通信端末への発呼や電子メールの送信を命令する。つまり、電話番号や電子メールアドレスなどの重要な個人情報は秘匿し、ニックネームだけに基づいて双方が電話による会話や電子メールのやり取りを行うことができるので、後述するように、極めて安全性の高い友人紹介や情報発信などが行える。尚、後述するように、友人に関する詳細な情報(例えば、性別や趣味など)をこの友人リストに関連付けて別途格納できるようにすれば、特定の項目で友人リストを検索し、条件に合致する友人を抽出することも可能となる。
次に、上記構成の情報通信端末の動作について説明する。
はじめに、情報通信端末間で相互に友人登録を行う場合(即ち、情報通信端末Aのユーザーと情報通信端末Bのユーザーが互いに相手を友人として登録する場合)の友人登録動作について説明する。
図5は、友人登録動作の流れを示すタイミングチャートである。情報通信端末Aのユーザーと情報通信端末Bのユーザーが互いに会う(あるいは以前からの知り合いである)などして面識を得ている場合には、双方が同意のうえで相手を「友人」として登録する。まず、情報通信端末Aのユーザーが友人登録のための所定の操作を行うと、制御部10aは、個人情報データ領域40aからニックネーム、電話番号、メールアドレスの識別情報を取得する。そして、ニックネーム、電話番号、メールアドレスの3つを友人登録用の識別データとして、通信手段20aを介して情報通信端末Bへ送信させる(ステップS101)。
情報通信端末Bの制御部10bは、情報通信端末Aから送信された識別情報を、通信手段20bを介して検知する(ステップS102)、情報通信端末Bのユーザーが、受信した識別情報を情報通信端末Bに登録する操作、即ち友人登録を許諾する操作を行うと、制御部10bは、友人リスト登録応答手段12bに、受信した識別情報を友人リストデータ領域50bへ保存させる。更に、友人リスト登録応答手段12bは、個人情報データ領域40bから上記と同様の手順で取得した友人登録用の識別情報を、通信手段20bを介して情報通信端末Aへ送信する(ステップS103)。
情報通信端末Bから送信された友人登録用の識別情報を、通信手段20aを介して受信した制御部10aは、情報通信端末Bが情報通信端末Aを友人リストに登録したと判断して、リスト登録手段11aに、受信した識別情報を友人リストデータ領域50aに保存させる(ステップS104)。以上の手順により、情報通信端末Aと情報通信端末Bとの間で友人登録が完了する。尚、ステップS105からステップS108までの同様な手順により、情報通信端末Aと情報通信端末Cとの間でも友人登録が完了する。これで図4に示すような友人リストが生成されるが、例えば、友人登録後に電話や電子メールのやり取り等で親しくなり、更に詳細な個人情報を公開しても良いと判断した相手について、性別や趣味など、自分の個人情報(図3参照)と同様の項目について手動で情報交換を行うことにより、詳細な情報を含む別リストを友人リストに関連付けて作成することもできる。
図6は、友人登録動作の各手順における双方の情報通信端末の画面表示例を示す図である。ステップS101において、携帯通信端末Aの表示部(図示省略)には友人登録しようとする相手が携帯通信端末Bであることが表示される(図6(a))。ステップS102において、情報通信端末Bの表示部には、情報通信端末Aから識別情報が送信され、情報通信端末Aが友人登録待ちであることが表示される(図6(b))。ステップS103において、情報通信端末Bのユーザーが、表示部に表示される選択画面(図6(c))で友人登録を承諾すると、情報通信端末Aの識別情報が情報通信端末Bの友人リストに追加されたことが表示される(図6(d))。一方、ステップS104において、情報通信端末Aの表示部には、情報通信端末Bから受信した識別情報が情報通信端末Aの友人リストに追加されたことが表示される(図6(e)。
以上のように、相手の承諾がないと双方の友人登録が行えないため、登録された友人情報に高い信頼性が確保される。また、友人情報の照会が行われる際に重要な個人情報が公開されないため、高い安全性が確保される。
次に、友人登録を行っている情報通信端末からの要請を受けて、同じく友人登録を行っている別の情報通信端末を紹介する場合(即ち、情報通信端末Aのユーザーの友人である情報通信端末Cのユーザーから友人紹介を依頼され、情報通信端末Aのユーザーの友人である情報通信端末Bのユーザーの承諾を得たうえで、紹介対象の情報通信端末Bに紹介要請元の情報通信端末Cの識別情報を送信する場合)の友人紹介動作について説明する。
図7は、友人紹介動作の流れを示すタイミングチャートである。尚、ここでは情報通信端末Aのユーザーが、友人登録している情報通信端末Bのユーザーを情報通信端末Cのユーザーに紹介しようとする場合の例について説明する。
情報通信端末Aと互いに友人登録を行っている情報通信端末Cのユーザーが、情報通信端末Aのユーザーに新たな友人を紹介してもらいたい場合、情報通信端末Aに対して友人紹介要請を行う。まず、情報通信端末Cのユーザーが友人紹介要請のための所定の操作を行うと、制御部10cは、友人紹介要請手段13cに、通信手段20を介して情報通信端末Aへ友人紹介の要請を送信させる(ステップS201)。
はじめに、友人紹介要請手段13cは、ニックネーム、電話番号、メールアドレスの識別情報を取得する。そして、電話番号及びメールアドレスのデータに当該データの使用可能な回数や使用可能時間の条件を付加して生成した“一時的な通信が行える端末データ”(以下、一時的な端末IDと称する)とニックネームを友人登録要請用の識別データとして、通信手段20cを介して送信する。
尚、友人登録要請用の識別データには、個人情報データ領域40cに格納されているその他の識別情報(例えば、性別や趣味)や、紹介してもらいたい友人に関する検索条件などをオプション情報として付加して送信してもかまわない。また、情報通信端末Cのユーザーが、情報通信端末Aが紹介する情報通信端末のユーザーに自分のニックネームを公開したくない場合、ニックネームに代えて“一時的なニックネーム”情報(一時的なニックネームまたはそれに相当する記号や番号など)をオプション情報として付加してもよい。一時的なニックネームを使用する場合、通常のニックネームは秘匿される。
情報通信端末Aの制御部10aは、情報通信端末Cからの友人紹介の要請を受信すると(ステップS202)、友人紹介手段14aに、友人リスト50aを検索させる(情報通信端末Cから送信された識別情報に、オプション情報として検索条件が付加されている場合。友人リスト50には、ニックネームと電話番号とメールアドレスのみが格納されるが、上述の通り、リストによっては性別や趣味などの詳細な情報が関連付けて保存されている友人データもあるため、情報通信端末Cから送信された検索条件をキーに検索することも可能である)。ユーザーは、その中から紹介先情報通信端末として適切な情報通信端末を選択する尚、紹介先とする情報通信端末は、情報通信端末Aのユーザーが手動で直接指定しても何等かまわない。
図7の例では、紹介先情報通信端末として情報通信端末Bが選択されるので、友人紹介手段14aは、通信手段20aを介して情報通信端末Bへ友人紹介の問い合わせを送信する(ステップS203)。このとき、友人紹介手段14aは、情報通信端末Cから送信されたニックネーム(または一時的なニックネーム)と一時的な端末IDの識別情報をそのまま情報通信端末Bへ送信するものであり、情報通信端末Aが保持している情報通信端末Cに関わる情報を情報通信端末Bへ開示しているのではない。即ち、友人紹介を行う情報通信端末が、自らが保持する他の情報通信端末の情報を開示することはない。
通信手段20bを介して情報通信端末Aからの友人紹介の問い合わせを受信した情報通信端末Bの制御部10bは(ステップS204)、紹介可否のユーザー入力を待機し、情報通信端末Bのユーザーが紹介承諾の操作を行うと、友人紹介応答手段15bに、通信手段20bを介して紹介承諾の応答を送信させる(ステップS205)。
尚、情報通信端末Bのユーザーが紹介拒否の操作を行った場合、情報通信端末Bの制御部10bは、情報通信端末Cのニックネーム(または一時的なニックネーム)と一時的な端末IDの識別情報を保存しない。そのため、友人紹介要請元である情報通信端末Cに係わる識別情報が不用意に情報通信端末Bに蓄積されることがなく、友人リストに登録された識別情報の安全性と信頼性を確保することができる。
情報通信端末Bから送信された紹介承諾の応答を受信した情報通信端末Aの制御部10aは(ステップS206)、友人紹介手段14aに、通信手段20aを介して紹介承諾の応答を情報通信端末Cへ送信させる(ステップS207)。尚、応答が紹介拒否である場合も同様に情報通信端末Cへ送信されるので、情報通信端末Cの制御部10cは、通信手段20cを介して友人紹介の要請に対する応答を受信できる(ステップS208)。
ステップS205で、紹介承諾の応答を友人紹介応答手段15bが情報通信端末Aに送信すると、制御部10bは、情報通信端末Bが情報通信端末Cとの友人登録を行うと判断し、友人リスト登録手段11bに、情報通信端末Bの友人登録用の識別情報を、通信手段20bを介して情報通信端末Cへ送信させる(ステップS209)。尚、このとき情報通信端末Cとの通信が可能となるのは、ステップS201で情報通信端末Cが送信した友人登録要請用の識別データの一時的な端末IDに、一時的に有効な情報通信端末Cのメールアドレスが含まれているからである。
ここで、一時的な端末IDについて図7の例を用いて説明する。ステップS201で情報通信端末Cが生成する一時的な端末IDは、情報通信端末Bなどのその他の情報通信端末を情報通信端末Cと一時的に通信可能とするためのIDであり、電話番号またはメールアドレスに基づいて生成される。例えばメールアドレスの場合、情報通信端末Cのメールアドレスデータに、当該アドレスの使用回数または使用可能時間等を設定する。例えば、使用回数を1回に設定する場合、情報通信端末Bから情報通信端末Cへ電子メールが1回送信されると、その時点でそのメールアドレスデータは消去される。従って、情報通信端末Cの重要な個人情報が悪用されるのを防止できる。尚、情報通信端末Bなどのその他の情報通信端末のユーザーが、受信した一時的な端末IDからメールアドレスや電話番後などの情報を把握することはできない。情報通信端末Bのユーザーは、一時的な端末IDはニックネームと一意に対応するので、ニックネームを指定することによってのみ、当該ニックネームのユーザーが所有する情報通信端末へ電話発信や電子メール送信を行うことができる。
尚、このステップS209からステップS212までの手順は、前述の友人登録動作の手順を示す図5のタイミングチャートにおけるステップS101からステップS104までの手順と同じである(即ち、情報通信端末Bの友人リスト登録手段11bと情報通信端末Cの友人リスト登録応答手段12cが動作して友人登録が行われる)ので説明を省略する。以上の手順により、情報通信端末Aが、友人紹介を要請した情報通信端末Cへ情報通信端末Bを紹介する友人紹介が完了する。
図8は、友人紹介動作の各手順における各情報通信端末の画面表示例を示す図である。ステップS201において、携帯通信端末Cの表示部(図示省略)には友人紹介を要請する相手が携帯通信端末Aであることが表示される(図8(a))。ステップS202において、情報通信端末Aの表示部には、情報通信端末Cから友人紹介要請を受信したことが表示される(図8(b))。情報通信端末Cから、オプション情報として検索条件などが付加されて送信されている場合、当該検索条件に基づいた検索を情報通信端末Aの友人紹介手段14aが行い、紹介相手を抽出する(図8(c)。ステップS203において、情報通信端末Aのユーザーが適切な紹介相手端末として情報通信端末Bを選択し、情報通信端末Bへ友人紹介許可問い合わせを送信すると、情報通信端末Bの表示部には問い合わせを受信した旨の表示が行われる(図8(d))。同時に、情報通信端末Bの表示部には、紹介要請元である情報通信端末Cのユーザーのニックネーム(または一時的なニックネーム)が表示され、更に、オプション情報を付加して送信している場合は、自らの性別や趣味の情報なども合わせて表示される(図8(e))。
情報通信端末Bから送信される友人紹介許可応答(ステップS205)は、情報通信端末Aが受信して(ステップS206)、そのまま紹介要請元の情報通信端末Cへ転送される(ステップS207)ので、このとき情報通信端末Aの表示部には画像表示は行われない(図8(f))。一方、情報通信端末Bが紹介承諾の応答を行った場合、ステップS208において、情報通信端末Cの表示部には、情報通信端末Aが友人紹介に成功した旨を示す表示が行われる(図8(g)。また、情報通信端末Bのユーザーが図8(e)の表示に対して紹介承諾の応答を行った時点で、情報通信端末Bから情報通信端末Cへの通信を開始する。このときの通信接続の確立は、情報通信端末Cの一時的な端末IDに基づいて行われる。
以上の手順では、友人紹介の問い合わせを受けた情報通信端末Bの方が、紹介要請元の情報通信端末Cよりも先に友人登録の手続きを開始するようにしたが、紹介要請元の情報通信端末Cの方から友人登録の手続きを開始させるようにすることもできる。
図9は、友人紹介動作の流れを示すもう一つのタイミングチャートである。図7と同様に、情報通信端末Aのユーザーが、友人登録している情報通信端末Bのユーザーを情報通信端末Cのユーザーに紹介しようとする場合の例である。図7と比較して、ステップS204より後の手順(図9におけるステップS220からステップS227まで)が異なる。ステップS201からステップS204までは同じ手順であるので説明を省略する。
ステップS204で、友人紹介の問い合わせを受信した情報通信端末Bの制御部10bは、ユーザーが紹介承諾の操作を行うと、友人紹介応答手段15bに、情報通信端末Bの一時的な端末IDを付加して紹介承諾の応答を送信させる(ステップS220)。
情報通信端末Bから送信された情報通信端末Bの一時的な端末IDと紹介承諾の応答を受信した情報通信端末Aの制御部10aは(ステップS221)、友人紹介手段14aに、通信手段20aを介して情報通信端末Bの一時的な端末IDと紹介承諾の応答を情報通信端末Cへ送信させる(ステップS222)。情報通信端末Cの制御部10cは、通信手段20cを介して情報通信端末Bの一時的な端末IDと紹介承諾の応答を受信する(ステップS223)。
紹介承諾の応答と情報通信端末Bの一時的な端末IDを受信した情報通信端末Cの友人リスト登録手段は、この一時的な端末IDを利用して、友人登録動作を開始する(ステップS224)。尚、このステップS224からステップS227までの手順は、前述の友人登録動作の手順を示す図5のタイミングチャートにおけるステップS101からステップS104までの手順と同じである(即ち、情報通信端末Cの友人リスト登録手段11cと情報通信端末Bの友人リスト登録応答手段12bが動作して友人登録が行われる)ので説明を省略する。以上の手順によれば、紹介要請元である情報通信端末Cの方から友人登録を開始することになるので、紹介を要請された側の端末が先に要請元にアクセスする必要がなく、自らの識別情報を不用意に外部に送信しないという観点からも好ましい。
尚、友人紹介の要請は、自端末の友人リストデータ領域50に友人として登録されている情報通信端末に対してのみ行うことができる。即ち、友人同士でなければ友人紹介の機能は利用できない。
以上のように、紹介対象となる相手の承諾がないと友人紹介要請元への友人紹介が完了しないため、紹介された新たな友人は、信頼性の高い友人から紹介された友人であるという信頼性が確保される。また、友人情報の照会が行われる際に重要な個人情報が公開されないため、高い安全性が確保される。
次に、任意の情報を情報通信端末から友人登録を行っている任意の情報通信端末へ発信する際に、発信した情報が、送信先となる情報通信端末の友人リストに登録されているすべての情報通信端末まで伝達される場合(即ち、情報通信端末Aのユーザーが、友人登録している情報通信端末Bのユーザーへ電子メールを送信すると、その電子メールが情報通信端末Bを中継点として、情報通信端末Bのユーザーの友人である情報通信端末Cのユーザーまで伝達される場合)の情報発信動作について説明する。
図10は、情報発信動作の流れを示すタイミングチャートである。尚、ここでは情報通信端末Aのユーザーが情報通信端末Bのユーザーのみを友人登録しており、また情報通信端末Bのユーザーが情報通信端末Cのユーザーのみを友人登録している場合の例について説明する。
情報通信端末Bと互いに友人登録を行っている情報通信端末Aのユーザーが、自分の友人リストに登録されたユーザー全員と更にその友人に電子メールで情報を発信したい場合、情報通信端末Aの操作者は、送信先の情報通信端末が電子メールの中継点となる回数(中継段数を制限する制限情報)を設定してから、友人登録された情報通信端末Bのユーザーへ電子メールを送信する。まず、情報通信端末Aのユーザーが電子メールを作成して友人登録されたすべての情報通信端末へ送信する所定の操作を行うと、制御部10aは、情報発信手段16aに、友人リストデータ領域50に友人登録された情報通信端末を抽出し、この場合、通信手段20aを介して情報通信端末Bへ電子メールを送信させる(ステップS301)。尚、ここでは、情報通信端末Aのユーザーは、情報通信端末を電子メールの中継点とする回数を1回(中継段数:2)と予め設定しているものとする。
通信手段20bを介して情報通信端末Aから送信された電子メールを受信した制御部10bは、情報発信応答手段17bに、受信メールの情報を表示させ(ステップS302)、更に、自端末が1回目の中継点であることを把握し、友人リストデータ領域50bから友人登録されている情報通信端末を抽出して中継先を特定し、特定したすべての情報通信端末へ電子メールを送信させる。この場合、友人登録されている情報通信端末が情報通信端末Cのみであるので、受信した電子メールを情報通信端末Cへ送信する(ステップS303)。通信手段20cを介して情報通信端末Bから送信された電子メールを受信した制御部10cは、表示部に受信メールの情報を表示させる(ステップS304)。
尚、上記では、電子メールの送信先の情報通信端末を中継点とする回数を1回と予め設定した場合について説明したが、2回に設定した場合は、更に情報通信端末Cの友人リストに友人登録されているすべての情報通信端末まで電子メールの送信が行われる。また、個人情報データ領域40に格納する識別情報に、友人からの電子メールを受け取るか否かの設定や、更に情報通信端末を中継した回数により電子メールの受信可否を設定できるようにしておいてもよい(例えば、情報通信端末を2回中継して送信される電子メールは、メール受信者の友人の友人の友人から送信されており、遠い友人からの電子メールということになるので受信を拒否するなど)。
図11は、情報発信動作の各手順における各情報通信端末の画面表示例を示す図である。最初に、携帯通信端末Aの表示部(図示省略)には友人登録している情報通信端末が携帯通信端末Bであることが表示され(図11(a))、電子メールの編集を選択すると(図11(b))、電子メール入力画面となる(図11(c))。ステップS301において作成した電子メールが送信されると、ステップS302において、情報通信端末Bの情報発信応答手段17bが、電子メール受信の報知(図11(d))と内容表示(図11(e))を行う。更に、ステップS304において、情報通信端末Cの情報発信応答手段17cが、電子メール受信の報知(図11(f))と内容表示(図11(g))を行う。
以上のように、ユーザーが指定した制限情報に基づいて、送信先の情報通信端末の友人リストに友人登録された情報通信端末までも情報発信することができるため、自分の管理する友人リスト内だけでなく、その友人に係わる友人や更にその友人に係わる友人までなど、特定の関係を有する多数の端末に情報を発信することができる。また、一方で所定の条件に応じて情報の受信を拒否することもできるため、送信者と受信者のニーズに合致した情報発信が可能である。
次に、情報発信動作の別の例について説明する。ここでは、発信される情報を検索条件として、友人の検索を行う場合(即ち、情報通信端末Aのユーザーが設定した所定の検索条件を満たす情報通信端末の検索を、最初に情報通信端末Aの友人リストに友人登録された情報通信端末、次に、情報通信端末Aの友人リストに登録された情報通信端末の友人リストに友人登録された情報通信端末、などと情報通信端末が検索範囲を中継して拡大していく場合)の友人検索動作について説明する。
図12は、友人検索動作の流れを示すタイミングチャートである。尚、ここでは情報通信端末Aのユーザーが情報通信端末Bのユーザーのみを友人登録しており、また情報通信端末Bのユーザーが情報通信端末Cのユーザーのみを友人登録している場合の例について説明する。情報通信端末Aのユーザーは、友人登録されている識別情報の中から趣味情報「テニス」を検索条件に設定して友人検索を行う。最初に、情報通信端末Aのユーザーが検索条件とキーワードとして設定して検索を実行する所定の操作を行うと、情報通信端末Aの制御部10aは、情報発信手段16aに、友人リストデータ領域50aに友人登録された情報通信端末すべてに検索条件情報を送信させる(ステップS401)。この場合、通信手段20bを介して情報通信端末Bが検索条件情報を受信する(ステップS402)。情報通信端末Bの情報発信応答手段17bは、個人情報データ領域40bに格納された識別情報を検索条件情報で検索するが、情報通信端末Bの個人情報データ領域40bに登録された趣味情報は「ボート」であるので、目的とする情報通信端末を検索できない。ここでは、発信された情報に対する応答の可否を、検索条件情報と趣味情報の一致に設定しているので、情報通信端末Bの情報発信応答手段17bは情報通信端末Aへの応答を行わない(ステップS403)。
次に、情報通信端末Bの制御部10bは、情報発信応答手段17bに、友人リストデータ領域50bに友人登録された情報通信端末すべてに検索条件情報を送信させる(ステップS404)。この場合、通信手段20cを介して情報通信端末Cが検索条件情報を受信する(ステップS405)。情報通信端末Cの情報発信応答手段17cは、個人情報データ領域40cに格納された識別情報を検索条件情報で検索する。この場合、個人情報データ領域40cに登録された趣味情報は「テニス」であるので、検索条件情報を合致する。情報通信端末Cの制御部10cは、友人検索への応答可否のユーザー入力を待機し、情報通信端末Cのユーザーが友人検索への応答承諾の操作を行うと、情報発信応答手段17cに、友人検索への応答を行う(ステップS406)。友人検索への応答を受信した情報通信端末A(ステップS407)と情報通信端末Cとは、前述の友人登録の手順に従って、双方で友人登録を行うことができる。
尚、ここでは、情報通信端末Aのユーザーは、情報通信端末を検索条件情報の中継点とする回数を1回と予め設定した場合について説明したが、2回に設定した場合は、更に情報通信端末Cの友人リストに友人登録されているすべての情報通信端末まで検索条件情報の送信が行われる。また、中継段数を制限する制限情報は検索条件情報の発信を行うユーザーが任意に設定できるようにしておいてよい。また、個人情報データ領域40に格納する識別情報に、友人検索を承諾するか否かの設定や、更に情報通信端末を中継した回数により友人検索の承諾可否を設定できるようにしておいてもよい(例えば、情報通信端末を2回中継して送信される検索条件情報は、友人検索者の友人の友人の友人を検索しており、遠い友人からの友人検索ということになるので友人検索を拒否するなど)。
図13は、友人検索動作の各ステップにおける各情報通信端末の画面表示例を示す図である。ステップS401において、携帯通信端末Aのユーザーが検索キーワードを入力して(図13(a))検索を開始すると、ステップS402において情報通信端末Bに検索条件情報が送信されるが、検索が失敗するので情報通信端末Bの表示部には表示が行われず(図13(b))、情報通信端末Aへの応答も行われない。次に、ステップS405において情報通信端末Cが検索条件情報を受信し、検索に成功すると、情報通信端末Cの表示部には友人検索されたことを示す表示が行われる(図13(c))。情報通信端末Cのユーザーが友人検索への応答承諾の操作を行うと(図13(d))、ステップS406で情報通信端末Aへ応答が送信され、ステップS407において情報通信端末Aには応答受信の検索結果が表示される(図13(e))。
以上のように、ユーザーが指定した制限情報に基づいて、送信先の情報通信端末の友人リストに友人登録された情報通信端末へ検索条件情報を伝達することができるため、自分の管理する友人リスト内だけでなく、その友人に係わる友人や更にその友人に係わる友人までなど、特定の関係を有する多数の端末にわたって検索を行うことができる。また、一方で検索条件を満たす情報通信端末であっても、ユーザーの選択により発信元端末への応答を拒否することもできるため、検索者と被検索者のニーズに合致した検索が可能である。
尚、以上の実施の形態において、識別情報は、その他の項目を任意に設定してもかまわない。特に、ユーザーに係わる識別情報は、趣味以外にも出身地や情報通信端末の現在位置情報などの項目を追加して、これを検索条件として検索が行えるようにしてもかまわない。
また、以上の実施の形態では、友人リストデータ領域を情報通信端末内に確保する構成としたが、情報通信端末と接続する通信ネットワーク上に設けたデータベース内に友人リストを格納する構成としてもかまわない。
図14は、外部のデータベースに友人リストを格納する場合の友人登録や友人紹介の状況を概念的に示す図である。このように情報通信端末外に友人リストを格納することにより、友人登録されている相手の電話番号やメールアドレスなどの重要な個人情報(秘匿情報)を情報通信端末が保持しないため、よりセキュアな紹介システムを構築することができる。
尚、以上の実施の形態では、情報通信端末として携帯電話端末を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、PHS電話端末、パーソナルコンピュータ端末、PDA端末など、インターネット等の通信ネットワークに接続可能な情報通信端末であればどのようなものでも本発明の主旨を実行可能であることは言うまでもない。
本発明の情報通信端末は、仲介端末から取得した通信情報によって紹介要請端末との通信を行う手段を備えることにより、信頼性の高い仲介端末を介して紹介要請元端末との通信を行う為、新たな通信相手と通信を行う際の信頼性を確保できる効果を有し、紹介サービス等に用いられる情報通信端末等に有用である。
10 制御部
11 友人リスト登録手段
12 友人リスト登録応答手段
13 友人紹介要請手段
14 友人紹介手段
15 友人紹介応答手段
16 情報発信手段
17 情報発信応答手段
20 通信手段
30 個人情報登録手段
40 個人情報データ領域
50 友人リストデータ領域
100、200、300 情報通信端末
11 友人リスト登録手段
12 友人リスト登録応答手段
13 友人紹介要請手段
14 友人紹介手段
15 友人紹介応答手段
16 情報発信手段
17 情報発信応答手段
20 通信手段
30 個人情報登録手段
40 個人情報データ領域
50 友人リストデータ領域
100、200、300 情報通信端末
Claims (4)
- 紹介要請端末からの紹介要請を受けた仲介端末への紹介を許可する情報通信端末であって、
前記紹介要請端末との通信を可能にする通信情報が付加された前記仲介端末からの紹介要求を受信する手段と、
前記通信情報を取得して前記紹介要求に対して前記仲介端末に応答する手段と、
取得した通信情報によって前記紹介要請端末との通信を行う手段とを備える情報通信端末。 - 請求項1記載の情報通信端末であって、
前記紹介要請端末の識別情報を自端末側リストに登録するための登録要求を送信する手段と、
前記登録要求に対する応答を受信する手段と、
登録を許可する旨の応答を受信する場合に、前記識別情報を前記リストに登録する手段とを備える情報通信端末。 - 紹介要請端末からの紹介要請を受けた仲介端末への紹介を許可する情報通信端末における通信方法であって、
前記紹介要請端末との通信を可能にする通信情報が付加された前記仲介端末からの紹介要求を受信し、
前記通信情報を取得して前記紹介要求に対して前記仲介端末に応答し、
取得した通信情報によって前記紹介要請端末との通信を行う通信方法。 - 紹介要請端末からの紹介要請を受けた仲介端末への紹介を許可する情報通信端末の制御プログラムであって、コンピュータを、
前記紹介要請端末との通信を可能にする通信情報が付加された前記仲介端末からの紹介要求を受信する手段、
前記通信情報を取得して前記紹介要求に対して前記仲介端末に応答する手段、
取得した通信情報によって前記紹介要請端末との通信を行う手段、として機能させるための制御プログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004220083A JP2006040016A (ja) | 2004-07-28 | 2004-07-28 | 情報通信端末 |
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- 2004-07-28 JP JP2004220083A patent/JP2006040016A/ja active Pending
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