JP2003344068A - 位置表示装置 - Google Patents

位置表示装置

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JP2003344068A
JP2003344068A JP2002154797A JP2002154797A JP2003344068A JP 2003344068 A JP2003344068 A JP 2003344068A JP 2002154797 A JP2002154797 A JP 2002154797A JP 2002154797 A JP2002154797 A JP 2002154797A JP 2003344068 A JP2003344068 A JP 2003344068A
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moving body
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JP2002154797A
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English (en)
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Junichi Suzuki
淳一 鈴木
Wakio Yamada
和喜男 山田
Takuya Suefuji
卓也 末藤
Ikuo Tsujimoto
郁夫 辻本
Kenji Okuno
健治 奥野
Kazuhiro Kawamoto
和宏 川本
Masaki Koyama
正樹 小山
Masahito Fukuda
正仁 福田
Tei Satake
禎 佐竹
Koji Sakamoto
浩司 阪本
Kenji Kuramae
健治 藏前
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】人のように様々な移動手段を利用する移動体の
位置を精度良く地図上に表示する。 【解決手段】推定部3では速度検知部2から取り込んだ
移動速度に基づいて人が利用している移動手段を推定す
る。制御部4は推定部3による推定結果に基づき、人が
利用している移動手段に応じた適切な地図を選択し、選
択した地図に応じたマップマッチング部を起動する。起
動したマップマッチング部10〜12は人の位置情報を
地図と照らし合わせて移動手段(歩行、自転車又は自動
車)に応じた適切なマップマッチングを行い、その結果
を制御部4に返す。そして、制御部4はマップマッチン
グの結果に基づいて人の位置を選択した地図上にプロッ
トして表示部5に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人のような移動体
の位置を測位して地図上に表示する位置表示装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来では自動車の走行や船舶の航行を助
けるナビゲーションシステムや測量といった限られた分
野でのみ使用されていた測位技術が、近年では、携帯電
話やPHSを利用した測位技術の発達、GPSにおける
高感度化や信号処理技術の向上、さらには半導体技術の
進歩によるデバイスの小型化、低消費電力化などによっ
て人が携帯可能であるポータブルな形状及び寸法の位置
表示装置が提供されている。
【0003】一般にPHS(携帯電話を含む)を利用し
た測位技術としては、端末が通信している基地局の位置
をもって当該端末を携行する人の位置とするものや、端
末における受信電波の強度や伝搬遅延などの測定情報を
用いて複数の基地局からの距離を推定して測位演算する
もの、あるいはこれらを応用した様々な方式が提供され
ている。しかしながら、基地局は測位を目的とするもの
ではないから、1つの基地局のカバーエリアが数十メー
トルから数百メートル(携帯電話の基地局の場合には数
十キロメートル)まで及ぶ場合があり、基地局の位置を
基準とする測位方法では、通常、数十から数百メートル
の誤差が生じてしまう。
【0004】一方、近年では、地球を周回する複数個の
人工衛星(GPS衛星)から送信される衛星信号を受信
することにより、受信位置を測位するGPSが広く用い
られており、L1,L2という2種類の送信波の一方
(L2波)のみを用いることでコストダウンと小型化を
図った携帯用のGPS受信機が提供されている。このよ
うなGPS受信機では、受信位置を測位するために3個
以上のGPS衛星からの衛星信号を同時に受信する必要
があるため、見晴らしの良い場所では誤差が数メートル
以内という高い精度で測位できるが、ビルや高架などの
建築物が多く存在する市街地においては、マルチパスや
衛星信号を同時に受信可能なGPS衛星の配置等の影響
で数十メートル、場合によっては数百メートルに及ぶ誤
差が生じることがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、GPS技術
によって自動車の位置を測位するカーナビゲーションシ
ステムにおいては、上述のようなGPS受信機による誤
差を補正するために車速センサ等の他の検出技術を複合
し、さらに測位した位置情報を地図情報と照らし合わせ
て自動車が常に車道上に存在するように位置合わせ(マ
ップマッチング)を行って精度の向上を図っている。
【0006】しかしながら、人の場合には歩行を含めて
様々な移動手段(例えば、自転車や自動車、列車、飛行
機など)を利用して移動するため、常に歩道あるいは車
道上にマップマッチングすることができず、結局はGP
S受信機で測位した位置をそのまま地図上に表示するた
め、実際の位置からずれた箇所を示してしまうという問
題がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、人のように様々な移動手段を利用す
る移動体の位置を精度良く地図上に表示することができ
る位置表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、移動体の位置を表示する位置表
示装置であって、位置が既知である発信元から発信され
る電波を受信し且つ受信電波に基づいて移動体の位置を
測位する測位手段と、移動体の移動速度を検知する速度
検知手段と、速度検知手段で検知した速度に基づいて移
動体の移動手段を推定する推定手段と、予め用意した地
図情報と推定手段で推定した移動手段に応じて移動体の
位置を地図上にマップマッチングするマップマッチング
手段と、マップマッチング手段によるマップマッチング
の結果に応じて地図上に移動体の位置を表示する表示手
段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、表示手段は、移動体の移動手段に応じた地図上の適
切な箇所に移動体の位置を表示することを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、表示手段は、移動手段に応じて予め用意され
る複数種類の地図情報の中から推定手段で推定した移動
手段に応じた適切な地図情報を選択して移動体の位置を
表示することを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、測位手段による位置情報に高度を含
み、位置情報の高度が所定値を超える場合に表示手段が
地形図上に移動体の位置を表示することを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
の発明において、測位手段は、複数個のGPS衛星から
の衛星電波を受信して移動体の位置を測位することを特
徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、速度検知手段は、測位手段による測位結果から得ら
れる速度情報を利用して移動体の移動速度を検知するこ
とを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか
の発明において、測位手段を備えて移動体に伴って移動
する端末と、端末との間で情報を授受するセンタ装置と
からなり、少なくとも表示手段を端末に備えるとともに
その余の手段を端末若しくはセンタ装置に備えたことを
特徴とする。
【0015】請求項8の発明は、請求項1〜6の何れか
の発明において、測位手段を備えて移動体に伴って移動
する端末と、端末との間で情報を授受するセンタ装置と
からなり、少なくとも表示手段をセンタ装置に備えると
ともにその余の手段を端末若しくはセンタ装置に備えた
ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は本実施形態
の位置表示装置を示すブロック図であり、以下、この図
1を参照して本実施形態を詳細に説明する。なお、図示
は省略するが本実施形態は人が携帯可能なハウジングを
備えており、移動体である人に伴って移動し、外部から
与えられる起動指示あるいは測位手段であるGPS受信
部1に対する測位開始指示によって動作を開始する。
【0017】GPS受信部1は3個以上のGPS衛星か
らの衛星電波(衛星信号)を同時に受信し、従来周知の
GPS技術によりそれらの受信電波に基づいて移動体の
位置を測位するものであり、所定の時間間隔で測位した
移動体の位置情報を速度検知部2、推定部3並びに制御
部4に出力している。速度検知部2は所定の時間間隔で
GPS受信部1から取り込む位置情報に基づいて移動体
の移動速度を随時算出し、算出した移動速度を推定部3
に出力する。
【0018】推定部3では速度検知部2から取り込んだ
移動速度に基づいて人が利用している移動手段を推定す
る。具体的には、例えば移動速度が時速5km未満であ
れば歩行、時速5km以上且つ20km未満であれば自
転車、時速20km以上であれば自動車というように移
動手段を推定している。そして、推定部3による推定結
果(移動手段の種別)は制御部4に出力される。
【0019】一方、制御部4は推定部3による推定結果
に基づき、人が利用している移動手段に応じた適切な地
図を、移動手段に対応して予め用意した複数種の地図
(歩行用地図、自転車用地図又は自動車用地図)の中か
ら選択し、選択した地図を歩行用地図記憶部7、自転車
用地図記憶部8又は自動車用地図記憶部9から読み出す
とともに、選択した地図に応じたマップマッチング部
を、歩行用マップマッチング部10、自転車用マップマ
ッチング部11又は自動車用マップマッチング部12の
中から選択して起動する。起動したマップマッチング部
10〜12は人の位置情報を地図と照らし合わせて移動
手段(歩行、自転車又は自動車)に応じた適切なマップ
マッチングを行い、その結果を制御部4に返す。そし
て、制御部4はマップマッチングの結果に基づいて人の
位置を選択した地図上にプロットして表示部5に表示さ
せる。すなわち、表示部5が具備する液晶パネル等の表
示素子に選択した地図と、その地図上にプロットされた
人の位置とが表示される。なお、速度検知部2、推定部
3、制御部4並びに各マップマッチング部10〜12
は、マイクロコンピュータに速度検知用プログラム、移
動手段推定用プログラム並びにマップマッチング用プロ
グラムを実行させることで実現されるものである。ま
た、マップマッチングの具体的なアルゴリズムは従来周
知のものを利用することができるから詳細な説明は省略
する。
【0020】例えば、速度検知部2によって検知した移
動速度が約時速3kmであった場合、推定部3が現在の
移動手段を徒歩と推定し、その結果、制御部4が歩行用
地図記憶部7から歩行用地図を読み出すとともに歩行用
マップマッチング部10を起動する。ここで、歩行用地
図記憶部7に記憶する歩行用地図(地図情報)は詳細な
建物や幅員の狭い道路の情報までを含む詳細な市街地地
図であり、歩行用マップマッチング部10では人が歩行
していることを前提としたマップマッチング、すなわ
ち、GPS受信部1から得られる位置情報を、歩行用地
図における人が歩行可能なエリアにマップマッチングさ
せるものである。そして、表示部5には詳細な市街地地
図である歩行用地図と、地図上の歩行可能なエリアに測
位位置がプロットされて表示される。
【0021】その後、速度検知部2によって検知した移
動速度が、例えば時速40kmに変化した場合、推定部
3では人が移動手段を歩行から自動車に変更したと判断
する。その結果、制御部4は推定部3による推定結果に
基づいて自動車用地図記憶部9から自動車用地図を読み
出すとともに自動車用マップマッチング部12を起動す
る。ここで、自動車用地図記憶部9に記憶する自動車用
地図は車道を中心に表現された地図であり、自動車用マ
ップマッチング部12では人が自動車に乗車しているこ
とを前提としたマップマッチング、すなわち、GPS受
信部1から得られる位置情報を、自動車用地図における
車道上にマップマッチングさせる。そして、表示部5に
は車道を中心とする自動車用地図と、車道上に測位位置
がプロットされて表示される。
【0022】このように推定部3で推定する移動手段に
応じて適切な地図上にマップマッチングを行うので、G
PS受信機により測位した結果を単に地図上にプロット
する従来例に比較して、精度の高い位置表示が可能とな
る。また、本実施形態では移動手段の種類に応じた専用
の地図を選択するようにしているが、移動手段に共通で
使用し得る汎用地図を汎用地図記憶部6に記憶してお
き、何れの移動手段が推定された場合でも汎用地図を用
い、推定結果に応じたマップマッチング部10〜12を
選択して汎用地図上に測位位置をプロットするようにし
てもよい。この場合には、移動速度が遅い(歩行と考え
られる速度)ときには車道以外の場所(歩道等)にもマ
ップマッチングがされ、速度が速い(自動車と考えられ
る速度)ときには車道上にマップマッチングがされて表
示部5で表示されることになる。
【0023】なお、推定部3では現在の移動速度に基づ
いて移動手段を推定しているが、例えば、ある瞬間の移
動速度ではなく、一定時間以上継続して監視した移動速
度に基づいて移動手段を推定するようにしても良い。こ
のようにすれば、例えば人が自動車で移動中に停車した
場合のように、移動速度が高速から低速に変化したとき
でも一定時間内であれば、移動手段が自動車から徒歩に
変わったと判断せずに推定精度を向上することができ
る。
【0024】また、GPS受信部1で4個以上のGPS
衛星から衛星電波を受信して測位することで位置情報に
高度を含めることができる。そして、例えば測位位置の
高度が2000mであり、且つ測位位置の緯度及び経度
と一致する地図上の標高が2000mに満たない場合、
推定部3では人が飛行機のような移動手段を利用してい
ると判断し、制御部4が地形図を選択して地形図上にマ
ップマッチングを行って測位位置を表示するようにすれ
ば、使い勝手が向上するものである。
【0025】(実施形態2)本実施形態の位置表示装置
は、図2に示すようにGPS受信部1を備えて移動体に
伴って移動する端末Aと、端末Aとの間で情報を授受す
るセンタ装置Bとからなる。このような位置表示装置
は、例えば、営業担当者に端末Aを携帯させて会社に設
置したセンタ装置Bで端末A(営業担当者)の位置管理
を行うことで業務の効率化を図る用途や、老人あるいは
子供に端末Aを携帯させ、センタ装置Bで位置管理を行
って老人あるいは子供の家族にその居場所を知らせるサ
ービスの提供を行う用途、あるいは携帯電話網を使って
自分の居場所を相手に知らせるサービスの提供を行う用
途などに用いられる。
【0026】図2に示すように、端末AはGPS受信部
1と無線通信部13を備えている。GPS受信部1は実
施形態1で説明したものと同一のものであるから説明を
省略する。なお、無線通信部13は例えばPHSや携帯
電話のような無線通信網を介して無線を通信を行うもの
であるが、従来周知の技術を用いて実現可能であるから
詳細については説明を省略する。
【0027】一方、センタ装置Bは無線通信網と接続さ
れた有線通信網(例えば、公衆電話回線網など)を介し
て端末Aと通信する通信部14と、実施形態1の位置表
示装置が備える速度検知部2、推定部3、制御部4、表
示部5、汎用地図記憶部6、歩行用地図記憶部7、自転
車用地図記憶部8、自動車用地図記憶部9、歩行用マッ
プマッチング部10、自転車用マップマッチング部11
並びに自動車用マップマッチング部12とを備えてい
る。但し、通信部14を除く各部2〜12は実施形態1
で説明したものとそれぞれ同一のものであるから説明を
省略する。また、通信部14は例えばモデムのような電
話回線を介して通信を行うものであるが、従来周知の技
術を用いて実現可能であるから詳細については説明を省
略する。
【0028】而して本実施形態においては、GPS受信
部1で測位した端末A(移動体)の位置情報を無線通信
部13から送信し、無線通信網及び有線通信網を介して
センタ装置Bの通信部14で受信する。そして、センタ
装置Bでは通信部14で受信した位置情報に基づき、速
度検知部2や推定部3等々が実施形態1で説明した処理
動作を行うことにより、移動体の位置をその移動手段に
応じた適切な地図上にプロットして表示部5に表示す
る。すなわち、端末Aで測位した位置情報をセンタ装置
Bに送信し、センタ装置Bの表示部5で端末Aの位置を
地図上に表示するため、上述の各種位置情報システムに
も本発明の技術思想が適用できるものである。なお、速
度検知部2、推定部3、各種の地図記憶部6〜9並びに
各マップマッチング部10〜12はそれぞれ端末Aとセ
ンタ装置Bの何れに備えるようにしても良く、また両者
に分散して備えるようにしても良いが、センタ装置Bに
備える構成とすることで端末A側の処理負担を軽減する
ことができるという利点がある。また、表示部5を端末
Aに備える構成とし、センタ装置Bにおけるマップマッ
チングの結果を端末Aに送信して端末Aの表示部5で表
示するようにしても構わない。
【0029】ところで、GPS受信部1では通常は位置
情報のみならず速度情報も得ることができるから、速度
検知部2で前記速度情報をそのまま用いるようにしても
良い。このような構成であれば、例えば起動後の最初の
測位から移動速度を求めることができるから、推定部3
では起動後の最初の1回又は数回の測位結果から移動手
段を推定することができ、端末Aを起動した後の早い時
期に適切な地図の選択とマップマッチング部10〜12
の起動を行うことができる。これは、センタ装置Bから
端末Aの位置を検索する場合、あるいは端末Aの消費電
力を低減する必要がある場合には、端末Aに連続して測
位させることなく起動後の1回又は少なくとも数回の測
位を行った後に電源をオフするようなシステムで特に有
効である。なお、実施形態1,2では測位手段としてG
PS受信部1を用いたが、PHSや携帯電話を利用した
測位手段を用いても構わない。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は、移動体の位置を表示
する位置表示装置であって、位置が既知である発信元か
ら発信される電波を受信し且つ受信電波に基づいて移動
体の位置を測位する測位手段と、移動体の移動速度を検
知する速度検知手段と、速度検知手段で検知した速度に
基づいて移動体の移動手段を推定する推定手段と、予め
用意した地図情報と推定手段で推定した移動手段に応じ
て移動体の位置を地図上にマップマッチングするマップ
マッチング手段と、マップマッチング手段によるマップ
マッチングの結果に応じて地図上に移動体の位置を表示
する表示手段とを備えたので、例えば移動体が人である
場合に移動速度からその人が徒歩で移動しているのか、
自転車や自動車等の乗り物で移動しているかを推定し、
徒歩であれば常に歩道(横断歩道等を含む)上にマップ
マッチングし、自動車で移動している場合であれば常に
車道上にマップマッチングすることで人(移動体)の位
置を精度良く地図上に表示することができる。
【0031】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、表示手段は、移動体の移動手段に応じた地図上の適
切な箇所に移動体の位置を表示するので、請求項1の発
明と同様の効果を奏する。
【0032】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、表示手段は、移動手段に応じて予め用意され
る複数種類の地図情報の中から推定手段で推定した移動
手段に応じた適切な地図情報を選択して移動体の位置を
表示するので、例えば、移動体が人であって移動手段が
徒歩の場合には建物や幅員の狭い道路まで記載された詳
細な市街地地図を使うというように適切な地図を用いる
ことで精度良く、見やすく表示することができる。
【0033】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、測位手段による位置情報に高度を含
み、位置情報の高度が所定値を超える場合に表示手段が
地形図上に移動体の位置を表示するので、例えば地上あ
るいは水上を移動する移動手段のみならず、例えば飛行
機のように空を移動する移動手段の推定も可能であり、
そのような移動手段が利用されている場合に通常の道路
地図ではなく、地形図を表示することで使い勝手が向上
する。
【0034】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
の発明において、測位手段は、複数個のGPS衛星から
の衛星電波を受信して移動体の位置を測位するので、請
求項1〜4の何れかの発明と同様の効果を奏する。
【0035】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、速度検知手段は、測位手段による測位結果から得ら
れる速度情報を利用して移動体の移動速度を検知するの
で、起動時においても直ちに測位が可能ですぐに位置表
示が行える。
【0036】請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか
の発明において、測位手段を備えて移動体に伴って移動
する端末と、端末との間で情報を授受するセンタ装置と
からなり、少なくとも表示手段を端末に備えるとともに
その余の手段を端末若しくはセンタ装置に備えたので、
端末側の処理負担を軽減することができる。
【0037】請求項8の発明は、請求項1〜6の何れか
の発明において、測位手段を備えて移動体に伴って移動
する端末と、端末との間で情報を授受するセンタ装置と
からなり、少なくとも表示手段をセンタ装置に備えると
ともにその余の手段を端末若しくはセンタ装置に備えた
ので、端末の位置をセンタ装置において地図上に表示す
ることで端末の所在管理等が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示すブロック図である。
【図2】実施形態2を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 GPS受信部 2 速度検知部 3 推定部 4 制御部 5 表示部 10 歩行用マップマッチング部 11 自転車用マップマッチング部 12 自動車用マップマッチング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08G 1/13 G08G 1/13 G09B 29/00 G09B 29/00 A 29/10 29/10 A H04Q 7/34 H04B 7/26 106A (72)発明者 末藤 卓也 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 辻本 郁夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 奥野 健治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 川本 和宏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 小山 正樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 福田 正仁 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 佐竹 禎 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 阪本 浩司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 藏前 健治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB05 HB22 HB25 HC08 HC11 HD01 HD03 HD13 HD30 2F029 AA01 AA07 AB07 AB13 AC02 AC03 AC04 AC14 AC16 AD01 5H180 AA05 AA21 BB05 FF05 FF13 FF22 FF27 FF33 FF37 5J062 AA05 AA12 BB05 CC07 DD25 EE04 FF01 HH06 HH07 5K067 AA21 BB04 BB36 EE02 EE10 FF03 FF23 HH22 HH23 JJ52 JJ56

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の位置を表示する位置表示装置で
    あって、位置が既知である発信元から発信される電波を
    受信し且つ受信電波に基づいて移動体の位置を測位する
    測位手段と、移動体の移動速度を検知する速度検知手段
    と、速度検知手段で検知した速度に基づいて移動体の移
    動手段を推定する推定手段と、予め用意した地図情報と
    推定手段で推定した移動手段に応じて移動体の位置を地
    図上にマップマッチングするマップマッチング手段と、
    マップマッチング手段によるマップマッチングの結果に
    応じて地図上に移動体の位置を表示する表示手段とを備
    えたことを特徴とする位置表示装置。
  2. 【請求項2】 表示手段は、移動体の移動手段に応じた
    地図上の適切な箇所に移動体の位置を表示することを特
    徴とする請求項1記載の位置表示装置。
  3. 【請求項3】 表示手段は、移動手段に応じて予め用意
    される複数種類の地図情報の中から推定手段で推定した
    移動手段に応じた適切な地図情報を選択して移動体の位
    置を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の位
    置表示装置。
  4. 【請求項4】 測位手段による位置情報に高度を含み、
    位置情報の高度が所定値を超える場合に表示手段が地形
    図上に移動体の位置を表示することを特徴とする請求項
    1又は2又は3記載の位置表示装置。
  5. 【請求項5】 測位手段は、複数個のGPS衛星からの
    衛星電波を受信して移動体の位置を測位することを特徴
    とする請求項1〜4の何れかに記載の位置表示装置。
  6. 【請求項6】 速度検知手段は、測位手段による測位結
    果から得られる速度情報を利用して移動体の移動速度を
    検知することを特徴とする請求項5記載の位置表示装
    置。
  7. 【請求項7】 測位手段を備えて移動体に伴って移動す
    る端末と、端末との間で情報を授受するセンタ装置とか
    らなり、少なくとも表示手段を端末に備えるとともにそ
    の余の手段を端末若しくはセンタ装置に備えたことを特
    徴とする請求項1〜6の何れかに記載の位置表示装置。
  8. 【請求項8】 測位手段を備えて移動体に伴って移動す
    る端末と、端末との間で情報を授受するセンタ装置とか
    らなり、少なくとも表示手段をセンタ装置に備えるとと
    もにその余の手段を端末若しくはセンタ装置に備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の位置表示
    装置。
JP2002154797A 2002-05-28 2002-05-28 位置表示装置 Pending JP2003344068A (ja)

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