JP2003343586A - 密封式転がり軸受 - Google Patents

密封式転がり軸受

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JP2003343586A
JP2003343586A JP2002156047A JP2002156047A JP2003343586A JP 2003343586 A JP2003343586 A JP 2003343586A JP 2002156047 A JP2002156047 A JP 2002156047A JP 2002156047 A JP2002156047 A JP 2002156047A JP 2003343586 A JP2003343586 A JP 2003343586A
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lubricating oil
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sealed rolling
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Masateru Kondo
正輝 近藤
Seiji Ijuin
誠司 伊集院
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NSK Ltd
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/66Special parts or details in view of lubrication
    • F16C33/6637Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
    • F16C33/6659Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles
    • F16C33/6677Details of supply of the liquid to the bearing, e.g. passages or nozzles from radial inside, e.g. via a passage through the shaft and/or inner ring

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  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑油の過剰滞留に起因する攪拌抵抗の増大
や軸受内圧の過大上昇を防止することができる良好な外
輪回転型の密封式転がり軸受を提供できる。 【解決手段】 密封式転がり軸受21は、内輪25と該内輪
25に嵌合した軸10とに形成された給油路23a,24a 及び排
油路23b,24b を介して、軸受内部への潤滑油の給排油が
行われる。内輪25に形成された排油路23b,24b における
軸受内部への開口43,44 の開口位置が、内外輪25,27 間
の円筒ころ9のピッチ円35と外輪軌道面27a との間に設
けられる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は密封式転がり軸受に
関し、詳しくは、非回転側の内輪と該内輪に嵌合した軸
とに形成された給油路及び排油路を介して、軸受内部へ
の給排油を行う外輪回転型の密封式転がり軸受に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】図4は、センジマ圧延機やクラスター圧
延機等で使用される外輪回転型の密封式転がり軸受の従
来例を示したものである。ここに示した密封式転がり軸
受1は、特公昭63−35323号公報に開示されたも
ので、軸方向に並ぶ二つの内側軌道輪ユニット3,4で
構成される内輪5と、単一の外輪7と、これら内外輪
5,7間に2列に装備される円筒ころ9と、各ころ列に
おける円筒ころ9相互の間隔を保持する保持器11と、
軸受両端の開口を塞ぐシール部材12とを備えた複列円
筒ころ軸受である。 【0003】この密封式転がり軸受1は、例えば、非回
転軸である軸10が内輪5に圧入嵌合される一方で、円
筒状のローラが外輪7に嵌合装着され、該ローラを回転
自在に支承している。そして、前記密封式転がり軸受1
の内輪5を構成する各内側軌道輪ユニット3,4には、
半径方向に貫通する給油路3a,4aと排油路3b,4
bとが設けられている。 【0004】また、前記内輪5に圧入嵌合される軸10
にも、外部に設けた潤滑油循環装置の給油口及び排油口
に、それぞれ前記給油路3a,4a及び排油路3b,4
bを連通させる為の給油路及び排油路(図示せず)が設
けられる。そして、内輪5とこの内輪5に嵌合した軸と
に形成された給油路及び排油路を介して、軸受内部への
給排油が行われる。 【0005】このような密封式転がり軸受1内への潤滑
油の供給量は、定常運転時に軸受に作用する荷重や、軸
受の発熱量に基づいて決定される。なお、従来の場合、
内輪5を構成する各内側軌道輪ユニット3,4は、内輪
軌道面3d,4dの外縁部に内輪つば部3c,4cが隆
起形成されており、内輪つば部3c,4cに前述の排油
路3b,4bが貫通形成されている。従って、各排油路
3b,4bの軸受内への開口13,14の開口位置は、
これら内側軌道輪ユニット3,4の内輪軌道面3d,4
dに接近している。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うな従来の外輪回転型の密封式転がり軸受1では、運転
時に回転する外輪7により作用する遠心力の影響で、軸
受内に供給された潤滑油が、外輪7の外輪軌道面7a側
に押し付けられ、該外輪軌道面7aに沿って環状に溜ま
った状態になる。 【0007】その為、開口13,14が内側軌道輪ユニ
ット3,4の内輪軌道面3d,4d側に接近している各
排油路3b,4bには、潤滑剤が流れ難くく、内外輪
5,7間の環状空間全体に潤滑剤が略充満した状態にな
らないと、軸受内に溜まっている潤滑剤が前記排油路3
b,4bの開口13,14に到達できない。そこで、潤
滑油の過剰滞留によって攪拌抵抗が増大し、軸受による
エネルギーロスの増大や軸受温度の上昇を招くという問
題があった。 【0008】また、前記密封式転がり軸受1の運転時に
は、潤滑油の過剰滞留によって軸受内圧が著しく上昇
し、シール部材12に大きな負担をかけるため、シール
部材12の寿命低下や潤滑油の軸受外部への漏れを招く
可能性もあった。従って、本発明の目的は上記課題を解
消することに係り、潤滑油の過剰滞留に起因する攪拌抵
抗の増大や軸受内圧の過大上昇を防止することができる
良好な外輪回転型の密封式転がり軸受を提供することで
ある。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、内
輪と該内輪に嵌合した軸とに形成された給油路及び排油
路を介して、軸受内部への潤滑油の給排油を行う密封式
転がり軸受において、前記内輪に形成された排油路の軸
受内部への開口位置が、内外輪間の転動体のピッチ円と
外輪軌道面との間に設けられることを特徴とする密封式
転がり軸受により達成される。 【0010】上記構成によれば、内輪に形成された排油
路における軸受内部への開口位置が、転動体のピッチ円
と外輪軌道面との間に設けられるので、従来と比較して
外輪軌道面側に大きく接近した配置となる。そこで、運
転時に回転する外輪により作用する遠心力の影響で、軸
受内に供給された潤滑油が、外輪軌道面側に押し付けら
れ、該外輪軌道面に沿って環状に溜まった状態になって
も、滞留する潤滑油液面が転動体のピッチ円に到達する
前に前記排油路からの排油が始まり、内外輪間の環状空
間の略全体に潤滑油が充満するような潤滑油の過剰滞留
は発生しない。また、静止時においても、排油路によ
り、必要以上の潤滑油の充満を防ぐことができる。 【0011】尚、好ましくは前記内輪の排油路が、内輪
軌道面の外縁部を外輪側に膨出させた段部や、内輪軌道
面の外縁部に外嵌された環状部材に貫通形成されること
によって、前記軸受内部への開口位置を転動体のピッチ
円と外輪軌道面との間に設けることができる。この場
合、比較的安価に、潤滑油の排出性能に優れた排油路を
確保することができる。また、前記環状部材の交換によ
って、排油路の開口位置の変更が容易にでき、軸受の仕
様変更等に伴う潤滑油の滞留量の変更等に対して、迅速
かつ安価に対処することができる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係る密封式転がり軸受を詳細に説明す
る。図1は本発明の第1実施形態に係る密封式転がり軸
受の要部縦断面図であり、図2は図1に示した密封式転
がり軸受内の外輪回転時及び静止時における潤滑油の滞
留状態を示す説明図である。 【0013】本第1実施形態の密封式転がり軸受21
は、図1及び図2に示したように、軸方向に並ぶ二つの
内側軌道輪ユニット23,24で構成される内輪25
と、単一の外輪27と、これら内外輪25,27間に2
列に装備される転動体である円筒ころ9と、各ころ列に
おける円筒ころ9相互の間隔を保持する保持器11と、
軸受両端の開口を塞ぐシール部材(オイルシール)29
とを備えた複列円筒ころ軸受である。 【0014】そして、前記密封式転がり軸受21は、例
えば、非回転軸である軸10が内輪25に圧入もしくは
すきまばめで嵌合される一方で、円筒状のローラが外輪
27に嵌合装着され、該ローラを回転自在に支承するこ
とで、センジマ圧延機やクラスター圧延機等で使用され
る外輪回転型の密封式転がり軸受である。 【0015】そして、前記密封式転がり軸受21の内輪
25を構成する各内側軌道輪ユニット23,24には、
半径方向に貫通する給油路23a,24aと排油路23
b,24bとが設けられている。また、前記内輪25に
嵌合される軸10にも、外部に設けた潤滑油循環装置の
給油口及び排油口に、それぞれ前記給油路23a,24
a及び前記排油路23b,24bを連通させる為の給油
路及び排油路(図示せず)が設けられる。そこで、前記
内輪25と該内輪25に嵌合した軸10とに形成された
給油路及び排油路を介して、軸受内部への潤滑油Lの給
排油が行われる。 【0016】更に、本第1実施形態の場合、前記内輪2
5を構成する各内側軌道輪ユニット23,24の内輪軌
道面23d,24dの外縁部には、該外縁部の内輪つば
部23c,24cを外輪27側に膨出させた段部33,
34が設けられている。前記各段部33,34の膨出高
さは、前記円筒ころ9のピッチ円35を越えて、外輪2
7の外輪軌道面27aに接近する適宜寸法に設定されて
いる。 【0017】そして、前記各段部33,34には、それ
ぞれ前述の排油路23b,24bが貫通形成されてお
り、各排油路23b,24bの軸受内への開口43,4
4が、前記円筒ころ9のピッチ円35と外輪軌道面27
aとの間に位置設定されている。尚、本第1実施形態で
は、各内側軌道輪ユニット23,24に装備する排油路
23b,24bが、図2に示したように、直径方向に対
向する2箇所に装備されているが、更に排油路の装備数
を増加させるようにしても良い。 【0018】即ち、本第1実施形態に係る外輪回転型の
密封式転がり軸受21によれば、前記内輪25に形成さ
れた排油路23b,24bにおける軸受内部への開口4
3,44の開口位置が、円筒ころ9のピッチ円35と外
輪軌道面27aとの間に設けられるので、図4に示した
従来の密封式転がり軸受1と比較して外輪軌道面側に大
きく接近した配置となる。 【0019】そこで、図2の上側半分に図示したよう
に、運転時に回転する外輪27により作用する遠心力の
影響で、軸受内に供給された潤滑油Lが、外輪軌道面2
7a側に押し付けられ、該外輪軌道面27aに沿って環
状に溜まった状態になっても、滞留する潤滑油Lの液面
1 が円筒ころ9のピッチ円35に到達する前に、前記
排油路23b,24bからの排油が始まり、内外輪間の
環状空間の略全体に潤滑油Lが充満するような潤滑油の
過剰滞留は発生しない。 【0020】従って、本第1実施形態の密封式転がり軸
受21によれば、運転時に軸受内部に滞留する潤滑油量
を必要最小限に抑えて、潤滑油Lの過剰滞留に起因する
攪拌抵抗の増大や軸受内圧の過大上昇を防止することが
でき、エネルギーロスが少ない優れた軸受性能を確保す
ると同時に、シール部材29への負担を軽減してシール
部材29の長寿命化による維持コストの軽減をも図るこ
とができる。 【0021】また、前記排油路23b,24bからの潤
滑油Lの排出が、ポンプ吸引等による強制排出とされた
場合には、図2の下側半分に図示したように、静止時に
軸受内に滞留する潤滑油Lの液面L2 の高さを排油路2
3b(24b)の開口43(44)の周方向位置によっ
て容易に調整できる。そこで、本第1実施形態の密封式
転がり軸受21によれば、内輪軌道面23d,24d付
近に排油路3b,4bの開口13,14を装備していた
従来の密封式転がり軸受1と比較して、静止時において
も潤滑油Lの滞留量を低減させることができ、外輪27
の回転を再開する際の攪拌抵抗を小さくすることもでき
る。 【0022】即ち、本第1実施形態の密封式転がり軸受
21は、前記内輪25に形成される排油路23b,24
bの開口43,44の開口位置が、円筒ころ9のピッチ
円35と外輪軌道面27aとの間で半径方向及び周方向
に沿って適宜設定されることで、静止時及び運転時それ
ぞれの潤滑油Lの液面L1 ,L2 の高さを容易に調整で
き、不要な攪拌抵抗を抑えつつ、十分な潤滑を確保でき
る。 【0023】図3は本発明の第2実施形態に係る密封式
転がり軸受の要部縦断面図である。尚、本第2実施形態
の密封式転がり軸受51は、上記第1実施形態の内輪2
5における段部33,34の代わりとなる環状部材6
0,61を内輪55の内輪つば部53c,54cに外嵌
した以外の構成は、上記密封式転がり軸受21と同様の
構成であるので、同符号を付して詳細な説明を省略す
る。 【0024】本第2実施形態の密封式転がり軸受51
は、図3に示したように、内輪55が軸方向に並ぶ二つ
の内側軌道輪ユニット53,54で構成されている。そ
して、前記密封式転がり軸受51の内輪55を構成する
各内側軌道輪ユニット53,54には、半径方向に貫通
する給油路53a,54aと排油路53b,54bとが
設けられている。 【0025】更に、前記内輪55を構成する各内側軌道
輪ユニット53,54の内輪軌道面53d,54dの外
縁部には、該外縁部の内輪つば部53c,54cに環状
部材60,61が外嵌されている。前記環状部材60,
61の半径方向高さは、前記円筒ころ9のピッチ円35
を越えて、外輪27の外輪軌道面27aに接近する適宜
寸法に設定されている。そして、前記各環状部材60,
61には、それぞれ前述の排油路53b,54bに連通
する排油孔(排油路)60b,61bが貫通形成されて
おり、各排油孔60b,61bの軸受内への開口63,
64が、前記円筒ころ9のピッチ円35と外輪軌道面2
7aとの間に位置設定されている。 【0026】即ち、本第2実施形態に係る外輪回転型の
密封式転がり軸受51は、前記内輪55に構成された排
油孔60b,61bにおける軸受内部への開口63,6
4の開口位置が、円筒ころ9のピッチ円35と外輪軌道
面27aとの間に設けられるので、図4に示した従来の
密封式転がり軸受1と比較して外輪軌道面側に大きく接
近した配置となる。 【0027】そこで、本第2実施形態の密封式転がり軸
受51によれば、上記第1実施形態の密封式転がり軸受
21と同様に、運転時に回転する外輪27により作用す
る遠心力の影響で、軸受内に供給された潤滑油が、外輪
軌道面27a側に押し付けられ、該外輪軌道面27aに
沿って環状に溜まった状態になっても、滞留する潤滑油
の液面が円筒ころ9のピッチ円35に到達する前に、前
記排油孔60b,61b及び排油路53b,54bから
の排油が始まり、内外輪間の環状空間の略全体に潤滑油
が充満するような潤滑油の過剰滞留は発生しない。 【0028】従って、本第2実施形態の密封式転がり軸
受51によっても、運転時に軸受内部に滞留する潤滑油
量を必要最小限に抑えて、潤滑油の過剰滞留に起因する
攪拌抵抗の増大や軸受内圧の過大上昇を防止することが
でき、エネルギーロスが少ない優れた軸受性能を確保す
ると同時に、シール部材29への負担を軽減してシール
部材29の長寿命化による維持コストの軽減を図ること
ができる。 【0029】更に、別部品である環状部材60,61を
内輪55の内輪つば部53c,54cに外嵌させ、該環
状部材60,61を貫通するように排油孔60b,61
bを形成した本第2実施形態に係る密封式転がり軸受5
1は、該環状部材60,61の交換によって、排油孔6
0b,61bの開口位置の変更が容易にでき、軸受の仕
様変更等に伴う潤滑油の滞留量の変更等に対して、迅速
かつ安価に対処することができる。 【0030】尚、本発明の密封式転がり軸受における内
輪、給油路及び排油路等の構成は、上記各実施形態の構
成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて
種々の形態を採りうることは云うまでもない。例えば、
上記各実施形態においては、外輪回転型の密封式転がり
軸受として複列円筒ころ軸受を例に説明したが、複列円
錐ころ軸受等の他の密封式転がり軸受にも応用できるこ
とは勿論である。また、保持器型式も限定されず、ピン
タイプ保持器にも応用できる。 【0031】 【発明の効果】以上に説明したように、本発明の密封式
転がり軸受によれば、内輪に形成された排油路における
軸受内部への開口位置が、転動体のピッチ円と外輪軌道
面との間に設けられるので、従来と比較して外輪軌道面
側に大きく接近した配置となる。そこで、運転時に回転
する外輪により作用する遠心力の影響で、軸受内に供給
された潤滑油が、外輪軌道面側に押し付けられ、該外輪
軌道面に沿って環状に溜まった状態になっても、滞留す
る潤滑油液面が転動体のピッチ円に到達する前に前記排
油路からの排油が始まり、内外輪間の環状空間の略全体
に潤滑油が充満するような潤滑油の過剰滞留は発生しな
い。従って、潤滑油の過剰滞留に起因する攪拌抵抗の増
大や軸受内圧の過大上昇を防止することができる良好な
外輪回転型の密封式転がり軸受を提供できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1実施形態に係る密封式転がり軸受
の要部縦断面図である。 【図2】図1に示した密封式転がり軸受内の外輪回転時
及び静止時における潤滑油の滞留状態を示す説明図であ
る。 【図3】本発明の第2実施形態に係る密封式転がり軸受
の要部縦断面図である。 【図4】従来の密封式転がり軸受の要部縦断面図であ
る。 【符号の説明】 9 円筒ころ 10 軸 11 保持器 21 密封式転がり軸受 23,24 内側軌道輪ユニット 23a,24a 給油路 23b,24b 排油路 23d,24d 内輪軌道面 25 内輪 27 外輪 27a 外輪軌道面 29 シール部材 33,34 段部 35 ピッチ円 43,44 開口 L 潤滑油
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J101 AA13 AA24 AA32 AA43 AA62 BA53 BA56 BA57 CA17 FA41 GA36

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内輪と該内輪に嵌合した軸とに形成され
    た給油路及び排油路を介して、軸受内部への潤滑油の給
    排油を行う密封式転がり軸受において、 前記内輪に形成された排油路の軸受内部への開口位置
    が、内外輪間の転動体のピッチ円と外輪軌道面との間に
    設けられることを特徴とする密封式転がり軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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