JP2003343129A - 建物用ドアの施解錠装置 - Google Patents
建物用ドアの施解錠装置Info
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Abstract
の施解錠装置において、施解錠する者の意志による操作
で施解錠することができるタッチスイッチを備えること
を主な目的とする。 【解決手段】 送信アンテナと受信アンテナとを設けた
送受信機と、この送受信機とシリンダ錠とを備えると共
にタッチスイッチ16を設けた外側錠部11をドア10
の外面に配設し、また、送信アンテナと受信アンテナと
を設けた送受信機と、施解錠機構の電動駆動部を設けた
サムタ−ン装置とを備えると共にタッチスイッチ35を
設けた内側錠部31をドア10の内面に配設し、携帯機
50からのレスポンスコ−ド信号の受信にしたがってコ
ントロ−ラ14が施解錠の準備モ−ドに移行し、この準
備モ−ドにおいてタッチスイッチ16、35を操作する
ことにより、施錠又は解錠が実行される構成となってい
る。
Description
ける施解錠装置に関し、特に、携帯機から送信した無線
信号によって施解錠モ−ドに移行させた状態でタッチス
イッチを操作し施施又は解錠を実行させる構成とした施
解錠装置に係る。
る)とからなる錠部と、送受信信号を信号処理するコン
トロ−ラとからなる施解錠装置をドアに設備し、この施
解錠装置を携帯機(送受信ユニット)の特定の無線信号
によって施解錠制御する構成の施解錠システムが知られ
ている。
信媒体としたチャレンジコ−ド信号と呼び出しコ−ド信
号とを順次ドア側の送受信機より送信する。そして、携
帯機を所持した者がそれらの信号の伝播領域に入ると、
携帯機がチャレンジコ−ド信号と呼び出しコ−ド信号に
応動してレスポンスコ−ド信号を出力する。
信機によって受信され、このレスポンスコ−ド信号が正
規信号であるか否かがコントロ−ラによって算出された
内部レスポンスコ−ドとの比較により判断され、その判
断結果に基づいて施錠されている電気錠が解錠される。
なお、このような施解錠装置は、解錠してドアを開き、
その後ドアを閉めると、自動的に施錠される。また、解
錠して一定時間の間にドアを開かない場合も自動的に施
錠される。
である携帯機を起動させるものであるが、呼び出しコ−
ド信号は、呼び出しに対応する携帯機のIDコ−ドに関
連してコントロ−ラに登録されているコ−ド信号であ
る。コントロ−ラは、チャレンジコ−ドと呼び出しコ−
ド信号を送信した後、送信した呼び出しコ−ド信号に対
応する携帯機のIDコ−ドと送信したチャレンジコ−ド
から、内部レスポンスコ−ドを生成し、一時的に記憶す
る。
り、受信したチャレンジコ−ド信号とIDコ−ドから算
出してレスポンスコ−ドを生成する。すなわち、施解錠
装置のコントロ−ラで行なわれる内部レスポンスコ−ド
の算出と同様にしてレスポンスコ−ドを生成し、このレ
スポンスコ−ド信号を出力する。
した施解錠装置は、内部レスポンスコ−ドと受信した外
部レスポンスコ−ドとを比較し、一致している場合に解
錠動作する。なお、上記した錠部の送受信機は、キ−シ
リンダと共にドア外面に備える他に、サムタ−ン装置と
共にドア内面にも備え、ドア内外の送受信機の送受信信
号を一つのコントロ−ラで信号処理する構成としたもの
がある。
の施解錠装置は、携帯機を所持した者がドアに近づくこ
とによって自動的に解錠され、そして、ドアを開閉した
後またはドアを所定時間の間に開けなかったときに自動
的に施錠されるために、携帯機を所持した者がドアに近
づいた後は、その者の意志にかかわらず自動的に解錠さ
れ、また、施錠される。
されたか、また、解錠されたかを自己の意志による操作
によって確認することができる確認手段が要請されるよ
うになった。そこで、本発明ではこのような確認手段を
効果的に備える施解錠装置を提供することを第1の目的
とする。
側錠部が破壊され、ドア外から施解錠動作部が不正に操
作されることを防ぐ防護対策機構を提供することを第2
の目的とする。
機が備える共振回路によって生ずる周囲の無線機器への
影響を可能なるかぎり少なくする構成とすることを第3
の目的とする。
成するため、本発明では、第1の発明として、携帯機と
の間で無線信号を送受信する送受信機と、送受信信号を
信号処理するコントロ−ラと、このコントロ−ラによっ
て施解錠制御される電気錠機構とを備えた建物用ドアの
施解錠装置において、前記送受信機はシリンダ錠とユニ
ット化した外側錠部としてドア外面に配設すると共に、
この外側錠部には送信アンテナと受信アンテナとを設け
る他、タッチスイッチを設け、さらに、携帯機の無線信
号に応動して前記コントロ−ラを施解錠準備モ−ドに移
行させ、かつ、この準備モ−ドにおいて前記タッチスイ
ッチのスイッチ動作を検出して施錠または解錠を実行さ
せる制御手段を設けて構成したことを特徴とする建物用
ドアの施解錠装置を提案する。
錠装置において、前記送受信機はサムタ−ン装置とユニ
ット化した内側錠部としてドア内面に配設すると共に、
この内側錠部には送信アンテナと受信アンテナとを設け
る他に、タッチスイッチを設けたことを特徴とする建物
用ドアの施解錠装置を提案する。
機が携帯機からの無線信号を受信すると、コントロ−ラ
がその受信信号に応動して施解錠準備モ−ドとなる。そ
して、この準備モ−ドにおいてタッチスイッチを操作す
れば、コントロ−ラがそのスイッチ動作信号に応動して
電気錠を施解錠動作させる。
者の意志によるスイッチ操作によって施錠又は解錠が実
行される。このようなタッチスイッチによる施錠と解錠
の確認操作は外側錠部と内側錠部とで行なうことができ
る。
シリンダ錠とをユニット化した錠部に、送信アンテナ、
受信アンテナ、タッチスイッチを設けたので、これらア
ンテナやタッチスイッチが最も効果的に配置される。す
なわち、タッチスイッチを錠部とは別設する必要がな
く、最も操作し易い位置に配設することができる。
錠装置が設置されている配線回路を利用して容易に設備
することができる。すなわち、錠部の交換とコントロ−
ラのソフトウエアの変更によって容易に実施することが
できるので、既に設備されている施解錠装置の改修を簡
単に行なうことができる。
記した施解錠装置において、送受信機とシリンダ錠とを
ユニット化した外側錠部と、送受信機とサムタ−ン装置
とをユニット化した内側錠部とをドアの取付け孔を介し
て一体的に連結して配設し、かつ、外側錠部の取付け孔
と施解錠機構との間に防護部材を設けたことを特徴とす
る建物用ドアの施解錠装置を提案する。
付け孔を介して一体的に連結して取付けられるが、これ
らの錠部は送受信機とのユニット化により合成樹脂材な
どのケ−スによって覆う構成とする場合があるため、特
に、外側錠部については不正行為によってケ−スが破壊
され、錠部の一部材が取り外されてしまうことがある。
などの施解錠機構が取付け孔から差し入れた工具などに
よって不正に動作され、解錠されることがある。本発明
ではこのような不正行為を防止するため、施解錠機構と
取付け孔との間に防護部材を設けることにより、錠部ケ
−スが破壊された場合でも取付け孔を防護部材によって
閉塞し、不正行為による解錠を防止する構成となってい
る。
又は第2の発明の施解錠装置において、外側錠部と内側
錠部には、磁性体に導電線を巻回した送信アンテナと、
この送信アンテナの近くに配置したコンデンサとで形成
した共振回路を設けたことを特徴とする建物用ドアの施
解錠装置を提案する。
に、錠部には送信アンテナを配置し、この送信アンテナ
と共振回路を形成するコンデンサはコントロ−ラに設け
られている。このため、送信アンテナとコンデンサとの
間の配線が長くなるために、この配線に発生する電磁界
が公共の電波を干渉したり、周囲の無線機器に影響を与
えるおそれがあった。
る送信アンテナとコンデンサとを外側錠部と内側錠部と
に設け、配線による電磁界の影響を防止した構成として
ある。
図面に沿って説明する。図1(A)は本発明の施解錠装
置を実施した建物用ドアの外面側一部を示す斜視図、図
1(B)はそのドアの内面側一部を示す斜視図である。
には、施解錠装置の外側錠部11と、外側ドアハンドル
12と、補助シリンダ錠部13とを設け、また、このド
ア10には埋設するようにして施解錠装置のコントロ−
ラ14が配設してある。
より分かる通り、その正面にはシリンダ錠のキ−挿入部
15、タッチスイッチ16、施解錠の表示部17、コ−
ド信号の送受信部所18を備えてある。なお、送受信部
所18は、合成樹脂材などで形成されており、ケ−ス2
2を金属製とする場合に設けられるものであり、ケ−ス
22を合成樹脂材などで形成する場合は不要となる。
した内部構成図より分かるように、送信アンテナ19、
受信アンテナ20、送信アンテナ19に接近させて配置
したコンデンサ21、その他タッチスイッチ16のスイ
ッチ部などがケ−ス22内に設けた基板23に配設して
ある。
して形成したもので、この送信アンテナ19とコンデン
サ21とで直列共振回路を形成している。すなわち、直
列共振回路の共振電流を利用してチャレンジコ−ド信号
と呼び出しコ−ド信号とを順次送信アンテナ19より繰
り返し送信させる。
出しコ−ド信号は、周辺無線機器への電波障害を考慮し
て、距離減衰性の高い電磁波を送信媒体とし、例えば、
LF(125kHz)磁界信号として送信する。
る公知のアンテナで、携帯機50(図1参照)から送ら
れる高周波電波、例えば、RF(315MHz)のレス
ポンスコ−ド信号を電波信号として受信する。
態で赤色光を表示するもので、施解錠する者が視覚を通
して施錠と解錠とを確認できるようにしてある。
トロ−ラ14によって信号処理される。すなわち、この
コントロ−ラ14は、CPUの他にRAM、ROMなど
のメモリ、タイマ−等を有する制御回路を有し、このコ
ントロ−ラ14の制御下にチャレンジコ−ド信号と呼び
出しコ−ド信号とを送信アンテナ19より出力させる。
なお、チャレンジコ−ド信号は任意の乱数コ−ド信号で
ある。呼び出しコ−ド信号は、予めコントロ−ラ14に
設定された呼び出しコ−ドから、携帯機50のコントロ
−ラ14への登録順に従って求めたもので、携帯機50
のIDコ−ドに対応させてメモリに記憶させて保持す
る。
テナ20が受信したレスポンスコ−ド信号を入力し、こ
のレスポンスコ−ドと送信したチャレンジコ−ドから生
成してメモリに記憶されている内部レスポンスコ−ドと
を比較し、これらコ−ドが一致したとき、解錠準備モ−
ドとなる。なお、レスポンスコ−ド信号は、携帯機50
のIDコ−ドと受信したチャレンジコ−ドから施解錠装
置側と同様に算出されたコ−ド信号で、携帯機50より
出力させる。
−ドにおいてタッチスイッチ16を操作すると、そのス
イッチ信号の入力に応動し、施解錠機構24(図1参
照)を電動駆動部(サムタ−ン装置に内蔵)を解錠制御
し、施錠状態となっているデットボルト25(図1参
照)を退出させ解錠させる。
または、所定時間内にドアを開閉しないときは、コント
ロ−ラ14が施解錠機構24の電動駆動部を制御して施
錠させる。
チ機構を連動する構成となっており、例えば、押し開き
ドア10の場合は、ドアハンドル12を押し操作する
と、ラッチボルト26が後退してドアを開くことができ
る。なお、ドアハンドル12の押し操作を解放すると、
ラッチ機構が自動的に復動する。
操作によってその施解錠機構27を施解錠させるもので
あるが、この施解錠機構27は補助サムタ−ンに設けら
れた電動駆動部によって制御される。すなわち、この電
動駆動部が上記したコントロ−ラ14によって制御され
ることにより外側錠部11と同様に施解錠される構成と
なっている。
の内面には、内側錠部31、内側ドアハンドル32、補
助サムタ−ン33が設けてある。内側錠部31は、サム
タ−ン装置と送受信機とをユニット化した構成としてあ
り、図4に拡大正面図として示した通り、その正面には
サムタ−ンノブ34、タッチスイッチ35、施解錠状態
の表示部36とが設けてある。
した内部構成図より分かるように、送信アンテナ37、
受信アンテナ38、送信アンテナ37と共振回路を形成
するコンデンサ39、タッチスイッチ35のスイッチ部
などがケ−ス40内に設けられた基板に配設されてい
る。
37、受信アンテナ38は外側錠部11に備えたものと
同構成であり、コントロ−ラ14の制御下に同様に動作
するものである。
4をモ−タ駆動する電動駆動部41が備えてある。な
お、この電動駆動部41には、外側錠部11のシリンダ
錠をキ−操作したとき、または、サムタ−ンノブ34を
操作したときに電動電駆動系を切り離すクラッチ機構が
備えられている。
外側ドアハンドル12と同様にラッチ機構を連動し、こ
のドアハンドル32を引き操作すると、ラッチボルト2
6が後退してドアを開くことができる。なお、ドアハン
ドル32の引き操作を解放すれば、ラッチ機構が自動的
に復動する。
錠部31に設けた電動駆動部41と同様の電動駆動部と
クラッチ機構とを備え、コントロ−ラ14によって制御
される電動駆動部の動作により施解錠するものである。
のフロ−チャ−トを参照しながら上記した施解錠装置の
動作について説明する。なお、外側錠部11と内側錠部
31の送受信時の動作は同様となるので、外側錠部11
の送受信時の動作について説明する。
て外側錠部11の送信アンテナ19からチャレンジコ−
ド信号が送信される。このときコントロ−ラ14は、送
信したチャレンジコ−ド信号のコ−ドと続いて送信する
呼び出しコ−ドに対応した携帯機のIDコ−ドとから算
出した内部レスポンスコ−ドを作成してメモリに記憶さ
せる。この呼び出しコ−ド信号は複数の携帯機の登録に
対応させて設定されるa〜an+1のコ−ド信号であ
り、各携帯機のIDコ−ドに関連させてメモリに記憶さ
れている。また、チャレンジコ−ド信号はa〜a+nの
種類に分けられた呼び出しコ−ド信号と交互に送信され
る。(図6、ST100〜ST103)
き、携帯機50がレスポンスコ−ド信号を出力すると、
このレスポンスコ−ド信号を外側錠部11の受信アンテ
ナ20が受信する。(図6ST104) 受信アンテナ20が受信したレスポンスコ−ド信号は、
コントロ−ラ14によって外部レスポンスコ−ドとして
処理され、内部レスポンスコ−ドと比較される。(図6
ST105)
出しコ−ド信号に対応したIDコ−ドを有するものであ
れば、外部レスポンスコ−ドが内部レスポンスコ−ドに
一致することから、コントロ−ラ14がこれらコ−ドの
一致を判断して施解錠の準備モ−ドに移る。(図6ST
106)
し、施錠していれば表示部17を緑色に点灯し、解錠作
動待機、解錠していれば表示部17を赤色に点灯して施
錠作動待機となる。(図7ST108〜ST111)
携帯機50を所持した者がこの待機状態でタッチスイッ
チ16を操作することになる。なお、タッチスイッチ1
6を操作しなかったときは初段のステップST100に
戻る(図7ST112、ST113)
ッチスイッチ16を操作すると、コントロ−ラ14がそ
のスイッチ信号に応じて電動駆動部41を制御して解錠
させる。そして、この解錠にしたがって自動施錠タイマ
−のカウントを開始させる。(図7ST114〜ST1
16)
を閉じないかぎり次のステップに進まず、ドア10が開
き状態となる。(図8ST117、ST118) ドアを閉めると自動施錠タイマ−のカウントが開始し、
このタイマ−がタイムアップすることでコントロ−ラ1
4が電動駆動部41を制御して施錠する。(図8ST1
19〜ST121)
ア10を開けなかったときは自動施錠タイマ−(図7S
T116)のタイムアップで施錠となる。(図8ST1
17、ST120、ST121) また、ドア10を開けない場合、自動施錠タイマ−(図
7ST116)のカウント中にタッチスイッチ16を操
作することで施錠となる。(図8ST117、ST12
0、ST121、ST122)
は内部レスポンスコ−ドを消去して初段のステップST
100にリタ−ンする。(図8ST123、ST12
4)
では、解錠しているためタッチスイッチ16を操作する
ことにより施錠となる。(図7ST113、ST12
5) このように施錠した後は、内部レスポンスコ−ドを消去
して初段のステップST100にリタ−ンする。(図7
ST126、ST127)
号を受信しない場合、或いは、レスポンスコ−ド信号を
受信したがこの外部レスポンスコ−ドとして内部レスポ
ンスコ−ドと一致しないときは、呼び出しコ−ドを切換
える。(図6ST104、図9ST128、ST12
9)
スポンスコ−ド信号を受信したときは、ステップST1
04以後のステップに移り、そのレスポンスコ−ドが内
部レスポンスコ−ドと一致すれば、ステップST106
以後のステップに移る。
て送信しても、レスポンスコ−ド信号を受信しない場
合、或いは、受信したレスポンスコ−ド信号のコ−ドが
内部レスポンスコ−ドと一致しないときには、解錠待機
状態を解除する。(図9ST130、ST131) そして、内部レスポンスコ−ドを消去して初段のステッ
プST100にリタ−ンする。(図9ST132〜ST
134)
動作について説明したが、内側錠部31とコントロ−ラ
14の動作は同様となっているので説明を省略する。
チャ−トである。携帯機50には、CPUの他にRA
M、ROMなどのメモリを備え、ドア10の外側錠部1
1から送信されるチャレンジコ−ド信号を受信すること
により、休止状態から起動し、また、チャレンジコ−ド
と携帯機固有のIDコ−ドから算出したレスポンスコ−
ドを作成してメモリに記憶させる。(図10ST200
1〜ST2003)
とにより、この携帯機50が有する呼び出しコ−ドと一
致したときにレスポンスコ−ド信号を送信する。さら
に、レスポンスコ−ド信号を送信した後は、記憶されて
いるレスポンスコ−ドを消去して初段ステップにリタ−
ンする。(図10ST2004〜ST2007)
しコ−ド信号を所定時間の間受信しない場合、或いは、
呼び出しコ−ドが一致しない場合には、レスポンスコ−
ドを消去してリタ−ンする。(図10ST2004、S
T2005、ST2007、ST2008)
ドア10に取付ける前の状態を示す分解斜視図である。
図示するように、内側錠部31は、取付板42を挟むよ
うにしてとりねじ43によりドア10の内面に固着す
る。
嵌着させる凸部を有し、この凸部に外側錠部11を取付
けるための取付けねじ44が設けてある。そして、この
取付けねじ44を施解錠機構24の貫通孔を通してドア
外方に向かって突出させてある。
けねじ45が設けてあり、この取付けねじ45に上記し
た取付けねじ44をねじ込むようにして外側錠部11を
ドア10の外面に取付けてある。なお、外側錠部11
は、シリンダ部と取付けねじ45とをドア外面側の取付
孔10bを通すようにして取付けてある。
軸や取付けねじ45を通す孔部を形成した円形の防護部
材46を設け、この防護部材46をシリンダ部と施解錠
機構24との間に配設させる。
うに、施解錠機構24のデットボルト回転軸部をこの防
護部材46で閉塞するようにし、不正行為による解錠を
防止する構成となっている。
樹脂材で形成した場合、このケ−ス22が破壊されてし
まうことかあり、この場合、図13に示した如く、上記
防護部材46を設けていなければ、取付孔10bより差
し入れた工具47によってデッドホルト回転軸48が回
転され、不正に解錠されてしまうことがある。上記した
防護部材46はこのような問題を解決したものである。
たが、チャレンジコ−ド信号と呼び出しコ−ド信号は常
時送信させる構成とせず、携帯機50を所持した者がド
ア10に近づきタッチスイッチ16を操作することによ
ってこれらのコ−ド信号を送信させる構成とすることも
できる。このように構成することにより電力消費の節約
を計ることができて有利となる。
は、外側錠部及び/又は内側錠部にタッチスイッチを設
け、このタッチスイッチの操作によって施解錠を実行す
る構成としたので、携帯機を所持する者の意志による操
作によって施錠し、また、解錠することができる。
に外側錠部及び/又は内側錠部に設けたので、最適な配
置位置となる。そして、この施解錠装置は、既に設備さ
れている施解錠装置を改修する場合に、その配線を有効
に利用して設備できるので、実用化の高い施解錠装置と
なる。
の取付け孔と施解錠機構との間に防護部材を設けたの
で、外側錠部が破壊されるようなことがあっても、取付
け孔から差し入れた工具などによって不正に解錠される
ことがない。
ナと共振回路を形成するコンデンサを外側錠部及び/又
は内側錠部に設けたので、送信アンテナとコンデンサと
の配線が短くなり、この配線に発生する電磁界による周
囲機器に及ぼす影響がほとんど生じない。
アの外面側を示す部分的な斜視図である。図1(B)は
本発明の施解錠装置を実施した同ドアの内面側を示す部
分的な斜視図である。
面図である。
側錠部の背面図である。
面図である。
側錠部の背面図である。
示すフロ−チャ−トの一部である。
するための分解斜視図である。
示す簡略図である。
の一例を示した図12同様の簡略図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 携帯機との間で無線信号を送受信する送
受信機と、送受信信号を信号処理するコントロ−ラと、
このコントロ−ラによって施解錠制御される電気錠機構
とを備えた建物用ドアの施解錠装置において、 前記送受信機はシリンダ錠とユニット化した外側錠部と
してドア外面に配設すると共に、この外側錠部には送信
アンテナと受信アンテナとを設ける他、タッチスイッチ
を設け、 さらに、携帯機の無線信号に応動して前記コントロ−ラ
を施解錠準備モ−ドに移行させ、かつ、この準備モ−ド
において前記タッチスイッチのスイッチ動作を検出して
施錠または解錠を実行させる制御手段を設けて構成した
ことを特徴とする建物用ドアの施解錠装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載した建物用ドアの施解錠
装置において、 前記送受信機はサムタ−ン装置とユニット化した内側錠
部としてドア内面に配設すると共に、この内側錠部には
送信アンテナと受信アンテナとを設ける他に、タッチス
イッチを設けたことを特徴とする建物用ドアの施解錠装
置。 - 【請求項3】 請求項1に記載した建物用ドアの施解錠
装置において、 送受信機とシリンダ錠とをユニット化した外側錠部と、
送受信機とサムタ−ン装置とをユニット化した内側錠部
とをドアの取付け孔を介して一体的に連結して配設し、
かつ、外側錠部の取付け孔と施解錠機構との間に防護部
材を設けたことを特徴とする建物用ドアの施解錠装置。 - 【請求項4】 請求項1又は2に記載した建物用ドアの
施解錠装置において、 外側錠部と内側錠部には、磁性体に導電線を巻回した送
信アンテナと、この送信アンテナの近くに配置したコン
デンサとで形成した共振回路を設けたことを特徴とする
建物用ドアの施解錠装置。
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JP2002152130A JP4078665B2 (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 建物用ドアの施解錠装置 |
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