JP2003343131A - 建物用ドアの施解錠装置 - Google Patents
建物用ドアの施解錠装置Info
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Abstract
び出しコ−ド信号とを送信し、この送信信号に応動した
携帯機よりレスポンスコ−ド信号を受信して施解錠する
建物用ドアの施解錠装置において、ドア外面とドア内面
との各々に配設した送受信部が同時に電磁波信号を送信
することによって生ずることがある誤動作を防止するこ
と。 【解決手段】 送信アンテナ18と受信アンテナ19と
を設けてドア10の外面に配設した外側送受信部11
と、送信アンテナ36と受信アンテナ37とを設けてド
ア10の内面に配設した内側送受信部31とを設け、こ
れら外側送受信部11と内側送受信部31とをコントロ
−ラ13に設けたアンテナ切換回路13eによって所定
の時間間隔で切換え、外側送受信部11と内側送受信部
31とを交互に送受信動作させる構成となっている。
Description
無線信号を送受信して施解錠する建物用ドアの施解錠装
置に関し、特に、ドア外面とドア内面との各々に送受信
部を配設することによって生ずる施解錠の誤動作を防止
した施解錠装置に係る。
機と、送受信信号を信号処理するコントロ−ラとからな
る施解錠装置をドアに設備し、この施解錠装置と携帯機
(送受信ユニット)との間で無線信号を送受信して施解
錠制御する構成の施解錠システムが知られている。
信媒体としたチャレンジコ−ド信号と呼び出しコ−ド信
号とを順次ドア側の送受信機より送信する。そして、携
帯機を所持した者がそれらの信号の伝播領域に入ると、
携帯機がチャレンジコ−ド信号と呼び出しコ−ド信号に
応動してレスポンスコ−ド信号を出力する。
信機によって受信され、このレスポンスコ−ド信号が正
規信号であるか否かがコントロ−ラによって算出された
内部レスポンスコ−ドとの比較により判断され、その正
規判断結果に基づいて施解錠される。なお、このような
施解錠装置は、施錠状態にあるか、解錠状態にあるかを
判断し、施錠状態にあれば解錠する。そして、解錠して
ドアを開き、その後ドアを閉めると自動的に施錠され
る。また、解錠して一定時間の間にドアを開かない場合
も自動的に施錠される。さらに、解錠状態であれば、上
記の正規判断結果に基づいて施錠動作とする。
ロ−ラで生成された任意の乱数コ−ドであり、このコ−
ド信号は休止中である携帯機を起動させるものである。
呼び出しコ−ド信号は、コントロ−ラに登録された携帯
機のコ−ド信号で、その携帯機のIDコ−ドに対応させ
てメモリに記憶されており、その呼び出しコ−ドがメモ
リから読み出されて出力される。コントロ−ラは、チャ
レンジコ−ド信号と呼び出しコ−ド信号を送信した後、
送信した呼び出しコ−ド信号に対応する携帯機のIDコ
−ドと送信したチャレンジコ−ドから算出した内部レス
ポンスコ−ドを作成し、メモリに一時的に記憶する。
り、受信したチャレンジコ−ド信号の信号コ−ドとID
コ−ドから算出したレスポンスコ−ドを作成する。すな
わち、施解錠装置のコントロ−ラで行なわれる内部レス
ポンスコ−ドの算出と同様にしてレスポンスコ−ドを作
成し、このレスポンスコ−ド信号を出力する。
ド信号を受信した施解錠装置は、内部レスポンスコ−ド
と受信した外部レスポンスコ−ドとを比較し、一致して
いる場合に解錠動作する。
機は、送信回路と受信回路をコントロ−ラに設け、送信
アンテナと受信アンテナとをドア外面とドア内面とに備
えている。
−シリンダとユニット化した送信アンテナと受信アンテ
ナとを外側送受信部として配設し、また、ドア内面に
は、サムタ−ン装置とユニット化した送信アンテナと受
信アンテナとが内側送受信部として配設してある。
部は、同時に同じチャレンジコ−ド信号と呼び出しコ−
ド信号を出力する。したがって、携帯機を所持する者が
ドア外面側に近づけば、外側送受信部がレスポンスコ−
ド信号を受信し、施解錠する。同様に、携帯機を所持す
る者がドア内面側に近づけば、内側送受信部がレスポン
スコ−ド信号を受信し、施解錠する。
外面に外側送受信部を、ドア内面に内側送受信部配設し
た施解錠装置は、これら送受信部から同じチャレンジコ
−ド信号が同時に送信されるために、同じチャレンジコ
−ド信号の送信範囲がドア内外で重なる。
コ−ド信号を同時に送信した場合、同じ周波数で送信さ
れるため、チャレンジコ−ド信号が互いに干渉してしま
うと共に、チャレンジコ−ド信号が重複している送信範
囲では携帯機の受信が混信してしまうため、レスポンス
コ−ド信号を送信できずに施解錠できないと言う問題が
あった。
錠しても、携帯機を所持する者がドア外面の近くにいる
だけで解錠する不具合もあった。
ら電磁波を送信媒体としてチャレンジコ−ド信号と呼び
出しコ−ド信号とを送信するため、比透磁率の低いアル
ミニュウム等の材料で形成されたドアは磁力線が簡単に
突き抜けるので、ドア内外にチャレンジコ−ド信号によ
る磁界範囲が重複し、施解錠装置が誤動作する一つの要
因となっている。
外に送受信部を配置することによって生ずる施解錠の誤
動作を確実に防止するようにした施解錠装置を提供する
ことを目的とする。
ため、本発明では第1の発明として、携帯機との間で無
線信号を送受信する送受信機と、送受信信号を信号処理
するコントロ−ラと、このコントロ−ラによって施解錠
制御される電気錠とを備えた建物用ドアの施解錠装置に
おいて、送信機の送信アンテナと受信アンテナとを備え
てドア外面に配設した外側送受信部と、送信機の送信ア
ンテナと受信アンテナとを備えてドア内面に配設した内
側送受信部とを設け、さらに、外側送受信部の送受信動
作と内側送受信部の送受信動作とを所定の時間間隔で切
換える送受信切換手段を備えて構成したことを特徴とす
る建物用ドアの施解錠装置を提案する。
受信部と内側送受信部との送受信動作が所定の時間間隔
で切換わるため、外側送受信部が動作状態となるとき
は、内側送受信部の送受信動作が禁止され、この逆に内
側送受信部が動作状態となるときは、外側送受信部の動
作が禁止される。
信号の送信範囲がドア内外で重なることがない。すなわ
ち、ドアの外側から施解錠するときは、外側送受信部と
携帯機との送受信で行なわれ、ドアの内側から施解錠す
るときは、内側送受信部と携帯機との送受信によって行
なわれる。この結果、施解錠装置の誤動作が確実に防止
される。
受信部のみで送受信することから、送受信感度を高める
ことができる上、外側と内側の送受信部を同時に動作さ
せる場合に比べて消費電力を少なくすることができる。
において、ドア外面とドア内面の各々に送受信切換手段
を切換動作させる切換スイッチを設け、送受信切換手段
が、ドア外面の切換スイッチのスイッチ信号に応動して
外側送受信部を送受信動作させ、ドア内面の切換スイッ
チのスイッチ信号に応動して内側送受信部を送受信動作
させる構成としたことを特徴とする建物用ドアの施解錠
装置を提案する。
止中にある外側又は内側の送受信部であっても切換スイ
ッチを操作することによって直ちに送受信状態となる。
が送受信の禁止中であるか否かにかかわらず、切換スイ
ッチの操作によって送受信動作となる。このことから、
誤動作を防ぐ上に速やかに施解錠を行なうことができ
る。
は第2発明の施解錠装置に加えて、外側送受信部と内側
送受信部との間となる部所に送受信信号の遮蔽部材を設
けたことを特徴とする建物用ドアの施解錠装置を提案す
る。
されるので、外側送受信部の送信信号がドア内に伝播し
たり、内側送受信部の送信信号がドア外に伝播すること
が少ないが、この第3発明では、そのように伝播する送
信信号を遮断し誤動作をより確実に防止するために、外
側送受信部と内側送受信部との間に遮蔽部材を設けてい
る。
図面に沿って説明する。図1(A)は本発明の施解錠装
置を実施した建物用ドアの外面側一部を示す斜視図、図
1(B)はそのドアの内面側一部を示す斜視図である。
には、施解錠装置の外側送受信部11と、外側ドアハン
ドル12とを設け、また、このドア10には埋設するよ
うにして施解錠装置のコントロ−ラ13が配設してあ
る。
面図より分かる通り、その正面にはキ−シリンダのキ−
挿入部14、タッチスイッチ15、施錠と解錠の表示部
16、コ−ド信号の送受信部所17を備えてある。な
お、送受信部所17は、合成樹脂材などで形成されてお
り、ケ−ス21を金属製とする場合に設けられるもので
あり、ケ−ス21を合成樹脂材などで形成する場合は不
要となる。
て示した内部構成図より分かるように、送信アンテナ1
8、受信アンテナ19、送信アンテナ18に接近させて
配置したコンデンサ20、その他タッチスイッチ15の
スイッチ部などがケ−ス21内に設けた基板22に配設
してある。
を巻回して形成したもので、この送信アンテナ18とコ
ンデンサ20とで直列共振回路を形成している。すなわ
ち、直列共振回路の共振電流を利用してチャレンジコ−
ド信号と呼び出しコ−ド信号とを順次送信アンテナ18
より繰り返し送信させる。
出しコ−ド信号は、周辺無線機器への電波障害を考慮し
て、距離減衰性の高い電磁波を送信媒体とし、例えば、
LF(125kHz)磁界信号として送信する。
る公知のアンテナで、携帯機50(図1参照)から送ら
れる高周波電波、例えば、RF(315MHz)のレス
ポンスコ−ド信号を電波信号として受信する。
態で赤色光を表示させるもので、施解錠する者が視覚を
通して施錠と解錠とを確認できるようにしてある。
コントロ−ラ13によって信号処理される。すなわち、
このコントロ−ラ13は、CPUの他にRAM、ROM
などのメモリ、タイマ−等を有する制御回路を有し、こ
のコントロ−ラ13の制御下にチャレンジコ−ド信号と
呼び出しコ−ド信号とを送信アンテナ18より出力させ
る。なお、チャレンジコ−ド信号は任意の乱数コ−ド信
号である。呼び出しコ−ド信号は、予めコントロ−ラ1
3に設定された呼び出しコ−ドから、携帯機50のコン
トロ−ラ13への登録順に従って求めたもので、携帯機
50のIDコ−ドに対応させてメモリに記憶させて保持
する。
テナ19によって受信したレスポンスコ−ド信号を入力
し、このレスポンスコ−ドと送信したチャレンジコ−ド
から従来例同様に作成してメモリに記憶させた内部レス
ポンスコ−ドとを比較し、これらコ−ドが一致したと
き、施解錠準備モ−ドとなる。なお、レスポンスコ−ド
信号は、携帯機50のIDコ−ドと受信したチャレンジ
コ−ドから施解錠装置側と同様に算出されたコ−ド信号
で、携帯機50より出力させる。
モ−ドにおいてタッチスイッチ15を操作すると、その
スイッチ信号の入力に応動し、電気錠23(図1参照)
の電動駆動部(サムタ−ン装置に内蔵)を解錠制御し、
施錠状態となっているデットボルト24(図1参照)を
退出させて解錠させ、また、解錠状態となっているデッ
トボルト24を進出させて施錠させる。
または、所定時間内にドアを開閉しないときは、コント
ロ−ラ13が電気錠23の電動駆動部を制御して施錠さ
せる。
はラッチ機構を連動する構成となっており、例えば、引
き開きドア10の場合は、ドアハンドル12を引き操作
すると、ラッチボルト25が後退してドアを開くことが
できる。なお、ドアハンドル12の引き操作を解放する
と、ラッチ機構が自動的に復動する。
の内面には、内側送受信部31、内側ドアハンドル32
が設けてある。内側送受信部31は、サムタ−ン装置と
送受信機の送受信アンテナとをユニット化した構成とし
てあり、図4に拡大正面図として示した通り、その正面
にはサムタ−ンノブ33、タッチスイッチ34、施解錠
状態の表示部35とが設けてある。
て示した内部構成図より分かるように、送信アンテナ3
6、受信アンテナ37、送信アンテナ36と共振回路を
形成するコンデンサ38、タッチスイッチ34のスイッ
チ部などがケ−ス39内に設けられた基板40に配設さ
れている。
36、受信アンテナ37は外側送受信部11に備えたも
のと同構成であり、コントロ−ラ13の制御下に同様に
動作するものである。
3をモ−タ駆動する電動駆動部41が備えてある。な
お、この電動駆動部41には、外側送受信部11のキ−
シリンダをキ−操作したとき、または、サムタ−ンノブ
33を操作したときに電動電駆動系を切り離すクラッチ
機構が備えられている。
外側ドアハンドル12と同様にラッチ機構を連動し、こ
のドアハンドル32を押し操作すると、ラッチボルト2
5が後退してドアを開くことができる。なお、ドアハン
ドル32の押し操作を解放すれば、ラッチ機構が自動的
に復動する。
気回路を示したブロック図である。図示するように、コ
ントロ−ラ13は、CPUを備える制御回路13a、R
AMやROM等のメモリ13bの他に、送信回路13
c、受信回路13d、アンテナ切換回路13eなどを備
えている。
路13eの切換動作にしたがって、外側送受信部11と
内側送受信部31とを所定の時間間隔で交互に選択し、
選択した送受信部(11又は31)を送受信動作させ
る。
た場合は、送信アンテナ18からチャレンジコ−ド信号
と呼び出しコ−ド信号とを送信させ、携帯機50からの
レスポンスコ−ド信号を受信アンテナ19により受信す
る。このときは、内側送受信部31の送受信動作が停止
される。
たときは、送信アンテナ36からチャレンジコ−ド信号
と呼び出しコ−ド信号を送信させ、携帯機50からのレ
スポンスコ−ド信号を受信アンテナ37により受信す
る。このときは、外側送受信部11の送受信動作が停止
される。
3のフロ−チャ−トを参照しながら上記した施解錠装置
の動作について説明する。なお、外側送受信部11と内
側送受信部31は上記したように交互に切換えられて送
受信動作するので、以下の説明では外側送受信部11の
送受信時の動作について説明する。
て外側送受信部11の送信アンテナ18からチャレンジ
コ−ド信号が送信される。このときコントロ−ラ13
は、送信したチャレンジコ−ド信号のコ−ドと続いて送
信する呼び出しコ−ド信号のコ−ドに対応した携帯機の
IDコ−ドとから算出した内部レスポンスコ−ドを作成
してメモリ13dに記憶させる。この呼び出しコ−ド信
号は複数の携帯機の登録に対応させて設定されるa〜a
n+1のコ−ド信号であり、各携帯機のIDコ−ドに関
連させてメモリ13dに記憶されている。また、チャレ
ンジコ−ド信号はa〜a+nの種類に分けられた呼び出
しコ−ド信号と交互に送信される。(図7、ST100
〜ST103)
き、携帯機50がレスポンスコ−ド信号を出力すると、
このレスポンスコ−ド信号を外側送受信部11の受信ア
ンテナ19が受信する。(図7ST104) 受信アンテナ19が受信したレスポンスコ−ド信号は、
コントロ−ラ13の制御回路13aによって外部レスポ
ンスコ−ドとして処理され、内部レスポンスコ−ドと比
較される。(図7ST105)
出しコ−ド信号に対応したIDコ−ドを有するものであ
れば、外部レスポンスコ−ドが内部レスポンスコ−ドに
一致することから、コントロ−ラ13がこれらコ−ドの
一致を判断して施解錠の準備モ−ドに移る。(図7ST
106)
し、施錠していれば表示部16を緑色に点灯し、解錠作
動待機、解錠していれば表示部16を赤色に点灯して施
錠作動待機となる。(図8ST107〜ST111)
携帯機50を所持した者がこの待機状態でタッチスイッ
チ15を操作することになる。なお、タッチスイッチ1
5を操作しなかったときは初段のステップST100に
戻る(図8ST112、ST113)
ッチスイッチ15を操作すると、コントロ−ラ13がそ
のスイッチ信号に応じて電動駆動部41を制御して解錠
させる。そして、この解錠にしたがって自動施錠タイマ
−のカウントを開始させる。(図8ST114〜ST1
16)
を閉じないかぎり次のステップに進まず、解錠したまま
となる。(図9ST117、ST118) ドアを閉めると自動施錠タイマ−のカウントが開始し、
このタイマ−がタイムアップすることでコントロ−ラ1
3が電動駆動部41を制御して施錠する。(図9ST1
19〜ST121)
ア10を開けなかったときは自動施錠タイマ−(図8S
T116)のタイムアップで施錠となる。(図9ST1
17、ST120、ST121) また、ドア10を開けない場合、自動施錠タイマ−(図
8ST116)のカウント中にタッチスイッチ15を操
作することで施錠となる。(図9ST117、ST12
0、ST121、ST122)
は内部レスポンスコ−ドを消去して初段のステップST
100にリタ−ンする。(図9ST123、ST12
4)
では、解錠となっているためタッチスイッチ15を操作
することにより施錠となる。(図8ST113、ST1
25) このように施錠した後は、内部レスポンスコ−ドを消去
して初段のステップST100にリタ−ンする。(図8
ST126、ST127)
号を受信しない場合、或いは、レスポンスコ−ド信号を
受信したがこの外部レスポンスコ−ドが内部レスポンス
コ−ドと一致しないときは、呼び出しコ−ドを切換え
る。(図7ST104、図10ST128、ST12
9)
スポンスコ−ド信号を受信したときは、ステップST1
04以後のステップに移り、そのレスポンスコ−ドが内
部レスポンスコ−ドと一致すれば、ステップST106
以後のステップに移る。
て送信しても、レスポンスコ−ド信号を受信しない場
合、或いは、受信したレスポンスコ−ド信号のコ−ドが
内部レスポンスコ−ドと一致しないときには、解錠待機
状態を解除する。(図10ST130、ST131) そして、内部レスポンスコ−ドを消去して初段のステッ
プST100にリタ−ンする。(図10ST132〜S
T134)
3の動作について説明したが、内側送受信部31とコン
トロ−ラ13の動作は同様となっているので説明を省略
する。
を示すブロック図である。図示するように、携帯機50
は、受信アンテナ51、送信アンテナ52、CPUを備
える制御回路53、メモリ54、電源電池55などを備
えた構成となっている。
チャ−トである。携帯機50には、外側送受信部11が
送受信動作に切換えられていると、外側送受信部11か
ら送信されるチャレンジコ−ド信号を受信アンテナ51
により受信することにより、休止状態から起動し、ま
た、チャレンジコ−ドと携帯機固有のIDコ−ドから算
出したレスポンスコ−ドを作成してメモリ54に記憶さ
せる。(図12ST2001〜ST2003)
とにより、この携帯機50が有する呼び出しコ−ドと一
致したときにレスポンスコ−ド信号を送信アンテナ52
から送信する。さらに、レスポンスコ−ド信号を送信し
た後は、記憶されているレスポンスコ−ドを消去して初
段ステップにリタ−ンする。(図12ST2004〜S
T2007)
しコ−ド信号を所定時間の間受信しない場合、或いは、
呼び出しコ−ドが一致しない場合には、レスポンスコ−
ドを消去してリタ−ンする。(図12ST2004、S
T2005、ST2007、ST2008)
たが、外側送受信部11と内側送受信部31の切換えは
手動操作する切換スイッチによって行なう構成とするこ
とができる。すなわち、ドア外面とドア内面の各々に切
換スイッチを設け、コントロ−ラ13がドア外面側に設
けた切換スイッチのスイッチ信号に応動し外側送受信部
11を送受信動作させ、また、ドア内面側に設けた切換
スイッチのスイッチ信号に応動して内側送受信部31を
送受信動作させる構成とする。
となっている外側送受信部11、内側送受信部31を切
換スイッチの操作により直ちに送受信動作に切換えるこ
とができる。したがって、速やかに施錠又は解錠させる
ことができる。
1との間、例えば、ドア10に比透磁率の高い鉄板等の
磁気遮蔽部材を設け、ドア内外を磁気遮蔽する。それよ
り、外側送受信部11から電磁波として送信されるチャ
レンジコ−ド信号と呼び出しコ−ド信号がドア内に伝播
しない。同様に内側送受信部31から送信されるチャレ
ンジコ−ド信号と呼び出しコ−ド信号もドア外に伝播し
ない。
外側送受信部11のみか携帯機50と送受信し、ドア内
から施解錠するときは、内側送受信部31のみが送受信
することから、施解錠の誤動作が確実に防止される。ま
た、内側送受信部31と携帯機50との送受信によって
施錠させた場合、外側送受信部11は送受信が停止され
ているため、そのタッチスイッチ15を操作しても施解
錠動作しない。このことから、ドア外から不用意に解錠
されることがない。
たが、本発明はその他に次のようにして実施することが
できる。すなわち、チャレンジコ−ド信号と呼び出しコ
−ド信号とを常時送信する構成としないので、タッチス
イッチ15又は34を操作したとき、コントロ−ラ13
がそのスイッチ信号に応動してチャレンジコ−ド信号と
呼び出しコ−ド信号とを送信する構成とする。この構成
では、タッチスイッチ15又は34の操作にしたがって
携帯機50との間で送受信して施解錠動作する。
換スイッチを設けずに、タッチスイッチ15又は34の
操作で送受信切換回路13eを切換えると共に、この切
換えによって外側送受信部11又は内側送受信部31か
らチャレンジコ−ド信号と呼び出しコ−ド信号を送信さ
せる構成とすることができる。
外側送受信部と内側送受信部とを所定の時間間隔で切換
動作させる構成としたので、送信信号がドア内外で重な
ることによって生ずる誤動作を確実に防止することがで
きる。
受信部のみで送受信するので、送受信感度が高く、その
上、2つの送受信部が同時に送受信する場合に比べて電
力消費が少なくなって有利である。
部と内側送受信部の切換スイッチを設ければ、速やかに
施解錠させることができ、また、第3の発明のように、
外側送受信部と内側送受信部との間に磁気遮蔽部材を設
けることによって誤動作をより確実に防止することがで
きる。
アの外面側を示す部分的な斜視図である。図1(B)は
本発明の施解錠装置を実施した同ドアの内面側を示す部
分的な斜視図である。
た正面図である。
である。
た正面図である。
図である。
したブロック図である。
作を示すフロ−チャ−トの一部である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 携帯機との間で無線信号を送受信する送
受信機と、送受信信号を信号処理するコントロ−ラと、
このコントロ−ラによって施解錠制御される電気錠とを
備えた建物用ドアの施解錠装置において、 送信機の送信アンテナと受信アンテナとを備えてドア外
面に配設した外側送受信部と、送信機の送信アンテナと
受信アンテナとを備えてドア内面に配設した内側送受信
部とを設け、 さらに、外側送受信部の送受信動作と内側送受信部の送
受信動作とを所定の時間間隔で切換える送受信切換手段
を備えて構成したことを特徴とする建物用ドアの施解錠
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載した施解錠装置におい
て、 ドア外面とドア内面の各々に送受信切換手段を切換動作
させる切換スイッチを設け、送受信切換手段が、ドア外
面の切換スイッチのスイッチ信号に応動して外側送受信
部を送受信動作させ、ドア内面の切換スイッチのスイッ
チ信号に応動して内側送受信部を送受信動作させる構成
としたことを特徴とする建物用ドアの施解錠装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載した施解錠装置に
おいて、 外側送受信部と内側送受信部との間となる部所に送受信
信号の遮蔽部材を設けたことを特徴とする建物用ドアの
施解錠装置。
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---|---|---|---|
JP2002156836A JP2003343131A (ja) | 2002-05-30 | 2002-05-30 | 建物用ドアの施解錠装置 |
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP2003343131A (ja) |
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JP2018071280A (ja) * | 2016-11-02 | 2018-05-10 | 株式会社tsumug | 鍵システム、鍵ケース |
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2002
- 2002-05-30 JP JP2002156836A patent/JP2003343131A/ja active Pending
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