JP2003342796A - 電解メッキの方法およびこれを用いた電解メッキ装置 - Google Patents

電解メッキの方法およびこれを用いた電解メッキ装置

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JP2003342796A JP2002153454A JP2002153454A JP2003342796A JP 2003342796 A JP2003342796 A JP 2003342796A JP 2002153454 A JP2002153454 A JP 2002153454A JP 2002153454 A JP2002153454 A JP 2002153454A JP 2003342796 A JP2003342796 A JP 2003342796A
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隆 安部
Kouka Ri
興華 李
Masaru Miyazaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板の段差を埋めるメッキで所望のメッ
キ厚さの終点判定する機能を付加した電解メッキの方法
を提供する。 【解決手段】 段差の窪みを埋める電解メッキではメ
ッキ面積は全面でなく、この面積比を利用してメッキの
厚さが段差の上面に設けた終点検出用金属層に達して試
料の全面積にメッキされることを検出する方法によりメ
ッキ厚みの制御をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板、ガラス
基板および樹脂基板などに電解メッキをする方法および
これを用いたメッキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電解メッキ技術は古くからメタルの薄板
やパターン部を基板の表面に形成する技術として使われ
てきているが、最近のメッキ技術が高精度化され半導体
デバイスの配線や実装およびMEMS(Micro ElectroM
echanical Systems)デバイスを形成するために、主要
な製造技術になっている。特にMEMSでは、LIGA
と呼ばれる方法で電解メッキが使われ、高精細メタルパ
ターン基板が形成され、また、ガラス基板の表・裏面を
貫通する孔に電解メッキでメタルを埋める方法が使わ
れ、微細寸法を持つフィードスルー基板が形成されてい
る。これら、いずれのメッキでもメッキの厚さを制御し
て、微細な寸法パターンを形成できる高度な電解メッキ
技術が要求されている。
【0003】従来のMEMSにおけるメッキ技術では、
メッキされたメタルの厚みは電流密度と時間の積の検量
線から概算したり、メッキ作業を中断して測定したりす
ることによって厚みを制御してきたが、前者では、メッ
キされる面積の誤差が大きいので厚みの誤差も大きい、
また後者では、生産性が悪く低コスト化に問題があっ
た。また、メッキされる試料が大口径、大面積になるほ
ど、試料の面内でメッキ厚さのばらつきが大きくなる問
題があった。大口径のフィードスルーガラス基板を安価
に提供できると、このガラス基板とSi基板を陽極接合
して、ウエーハプロセスパッケージングで気密封止した
素子がウエーハ上に大量に製作できるのでMEMSの分
野ではこれが重要な要素技術の一つになってきている。
【0004】従来ではウエーハプロセスで素子を大量に
作り、個々に分割した素子をパッケージ単体に組み立て
て完成品としている工程を、ウエーハプロセスでパッケ
ージングまでしたあと、これを分割すると、パッケージ
付き素子が完成できるので、大幅な低コスト化と素子の
小型化ができる特徴がある。このように、ウエーハプロ
セスパッケージング技術の実用化により、フィードスル
ー付き基板の需要が急増している。フィードスルー付き
ガラス基板は通常、フィードスルーの電気抵抗を小さく
するため、貫通孔に銅や金などのメタルを電解メッキで
埋め込んだ構造が使われ、耐熱性が350℃以上あり、
気密性が高く、長期安定性が優れた特性を有する。
【0005】フィードスルー付きガラス基板の従来の製
造で使われてきた電解メッキ基板の構造側断面図を図5
に示す。これは、電解メッキ用金属層8を陰極として下
部からメッキしてガラス基板1の貫通孔にフィードスル
ー用埋め込み金属4で貫通孔を埋めてゆく方法で形成さ
れる。電解メッキによるメタル埋め込み量が不足すると
導通不良や電気抵抗が高くなる不良が発生するため、従
来の方法ではメッキメタルがガラス表面(上面)から盛
り上がるよう、オーバーメッキをしていた。しかし、こ
のガラス表面には配線パターン形成や陽極接合をする工
程があり、このガラス表面にあるメタルの突起物は好ま
しくなく、これをCMP(Chemical Mechanical Poli
shing)により鏡面仕上げして平坦なガラス平面にする
必要があり、このため従来は研磨作業に時間がかかりす
ぎる問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、電解メッ
キのメッキ厚さが所望の厚さとなる終点(上面)判定の
機能を付加した電解メッキの方法を提供することであ
る。また、大口径、大面積の試料のメッキ厚さの面内分
布を均一にする方法を提供し、この方式を用いた電解メ
ッキ装置を提供することである。上記、課題を解決する
ことによって、特性が揃った部品を大量に生産し、部品
や素子の低コスト化に寄与することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電解メッキで
段差の窪みの部分に金属を埋め込む場合に、試料の全面
積に対してメッキされる面積は必ず少なく、この面積比
を利用して、メッキの厚さが段差の上面に設けた終点
(上面)検出用金属層に達して試料の全面積にメッキさ
れることを使って、メッキの終点(上面)検出をするこ
とを基本としている。このような方法によれば、段差の
高さを試料面内で精密に制御することが可能になり、精
密な厚さ精度のメッキ部品が形成、供給できることが本
発明の特徴である。
【0008】基板に形成した段差の下部面から電解メッ
キで金属を埋める電解メッキ法において、段差の上面部
に導電層を設け、これを終点(上面)検出のセンサに用
いることを特徴とする電解メッキの方法を提供する。
【0009】基板に形成した段差は基板を貫通する孔ま
たは溝で、段差の下部面から電解メッキで金属を埋める
電解メッキ法において、基板の上面部に導電層を設け、
これを終点(上面)検出のセンサに用いることを特徴と
する電解メッキの方法を提供する。
【0010】基板に形成した段差は、フォトレジスト、
樹脂、絶縁体材料によって形成され、段差の下部面から
電解メッキで金属を埋める電解メッキ法において、基板
の上面部に導電層を設け、これを終点(上面)検出のセ
ンサに用いることを特徴とする電解メッキの方法を提供
する。
【0011】メッキ試料に電解メッキで金属を埋める方
法において、段差の上面に設けた導電層をメッキの終点
(上面)検出の手段に用いるよう電解メッキの装置を構
成する事を特徴とする電解メッキ装置を提供する。
【0012】メッキ試料に電解メッキで金属を埋める方
法において、段差の上面に設けた導電層をメッキの終点
(上面)検出の手段に用い、メッキ試料の面内にわたっ
てメッキの厚さが均一に進行するよう制御機構を付加し
て電解メッキの装置を構成する事を特徴とする電解メッ
キ装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施例1)本発明の1実施例で
ある電解メッキによるメッキ層厚さの終点検出法を、図
1と図2のガラス基板の構造側断面図および図3のメッ
キ中の抵抗値データ例で説明する。図1はアンダーメッ
キ、図2がオーバーメッキした時の形態例である。ガラ
ス基板1は保持基板5に接着層9により固定され、保持
基板5と犠牲層100の上面にあるメッキ用金属層8が
メッキされる陰極になってメッキ堆積が進行する。ガラ
ス基板の貫通孔底部にある接着層9はメッキ前に除去さ
れこの領域だけのメッキ用金属層8が露出している。
【0014】ガラス基板の上面にメッキ終点検出用金属
層2を有する構造が本発明の特徴であり、これが終点検
出のセンサの働きをすることを図3と図4によって説明
する。図3はメッキ通電における陽極・陰極間の抵抗値
変化を計測したデータ例である。また、図4は本発明に
用いた電界メッキ装置の概略構成図で、陽極・陰極間の
抵抗値をメッキ制御部31と信号処理部32でオンタイ
ムの計測をしながら電源部33でメッキ条件(電流な
ど)を制御する機能が付加されていることが特徴であ
る。
【0015】本発明によるメッキ終点検出は以下のよう
になされる。図3の特性曲線から、メッキの時間経過と
ともに陽極・陰極間の抵抗は序々に減少し、途中に抵抗
値が急減する領域(急峻変化領域)を経て、最小値に落
ち着くことがわかる。これはメッキされる陰極の有効面
積が増えることで説明でき、急峻変化領域ではガラス基
板の上面にあるメッキ終点検出用金属層2に複数個の貫
通孔に埋め込まれた金属が次々に接触して、メッキ面積
を増大させているためである。オーバーメッキではこの
抵抗が最小値になる。本発明ではこの状態をモニタする
ことによりメッキ作業の終点検出が可能であることがわ
かる。なお、図3のA点とB点が図1と図2で示した模
式図にそれぞれ対応している。また、抵抗値の急峻変化
領域が短時間であるほど、複数個の貫通孔に埋まるメッ
キの厚さが面内で均一に処理されていることである。実
際のメッキは直流とパルスメッキの組み合わせの条件で
行う。急峻変化領域の始まりを検出したら、周期的に電
流を反転させる制御をかけると、開口部の余剰なメッキ
金属は再溶解し、孔内の金属は再溶解が抑制されながら
埋め込みが進行し、面内を均一な厚さに充填することが
できるようになる。このように電流波形とメッキ装置の
構造を検討することによって大口径の基板にたいして厚
さの揃ったメッキ条件を持つ装置を提供することが可能
になる。
【0016】(実施例2)本発明の別の実施例であるメ
ッキ装置の概略構成図を図6に示す。実施例1で示した
図4のメッキ装置と異なる点はメッキ槽25中にメッキ
厚制御板28を挿入し、メッキ条件制御部35によって
これを移動できる機能を付加したことが特徴である。図
3で述べた抵抗値の急峻変化領域の時間巾がさらに最短
になるよう、制御板を制御する。この制御板は、メッキ
膜厚を均一化するよう実験的に決めた形状を有し、これ
をさらに可動する機構と併用して制御をかけ、メッキ厚
の面内均一化向上を図る。メッキ電流を制限する形状は
例えばスリットであって、これを試料面でスキャンして
ゆく方法で均一化を図る。
【0017】(実施例3)本発明の他の実施例であるフ
ィードスルー付きガラス基板の製造方法を図7から図1
2で説明する。これには、実施例1で述べた一部の工程
を使っている。 図7:ガラス基板1の表面に終点検出用埋め込み金属層
2を形成する。 図8:これをエッチングのマスクとしてガラス基板1に
貫通孔7を形成する。この方法は、例えばSF6ガスに
よるドライエッチングやレーザ支援ウエットエッチング
などがある。 図9:貫通孔に金属層を埋め込むメッキ基板10の構成
とするために図8のガラス基板と、電解メッキ用金属層
8と犠牲層100付き保持基板5を接着層9で接着し
て、酸素プラズマエッチにより、貫通孔底部の接着層9
を除去する。接着層9や犠牲層100は溶媒で良く溶け
るフォトレジストや有機樹脂材が好ましい。 図10:実施例1と2で述べた方法およびメッキ装置に
より銅の電解メッキで貫通孔にフィードスルー用埋め込
み金属層3を形成する。この厚さは終点検出用金属層2
に流れ出すメッキ電流によって抵抗が小さくなる検出法
によって決定されるので、均一化が可能になる。 図11:メッキ終了のメッキ基板10から犠牲層100
を溶媒で溶かし、保持基板5をはずし、残った金属層8
や接着層9をリムーバで除去する。 図12:最後に終点検出用金属層2をイオンミリングに
よりエッチングして、フィードスルー付きガラス基板が
出来上がる。
【0018】本発明の製造方法によれば、終点検出機構
によってガラス面から余分に突出した金属が形成される
のを防げるので、従来必要であったCMP工程が省略で
きる特徴がある。これで生産性が著しく向上し低コスト
化できる効果が大きい。
【0019】(実施例4)本発明の他の実施例であるフ
ィードスルー付きSi基板の製造方法を図13から図1
5で説明する。 図13:Si基板51に貫通孔57をドライエッチで形
成し、この周りに絶縁層であるSiO2膜54を約2μ
mの厚さに被服し、最上部に終点検出用金属層52を形
成する。このSi基板と電解メッキ用金属層8と犠牲層
100付き保持基板5を接着層9で接着して、酸素プラ
ズマエッチにより、貫通孔底部の接着層9を除去する。
接着層9や犠牲層100は溶媒で良く溶けるフォトレジ
ストや有機樹脂材が好ましい。 図14:実施例1と2で述べた方法およびメッキ装置に
より銅の電解メッキで貫通孔にフィードスルー用埋め込
み金属層53を形成する。この厚さは終点検出用金属層
2に流れ出すメッキ電流によって抵抗が小さくなる検出
法によって決定されるので、均一化が可能になる。 図15:メッキ終了のメッキ基板から犠牲層100を溶
媒で溶かし、保持基板5をはずし、残った金属層8や接
着層9をリムーバで除去する。最後に終点検出用金属層
52をイオンミリングによりエッチングして、フィード
スルー付きSi基板が出来上がる。
【0020】フィードスルー付きSi基板は、ガラス基
板よりも加工性が優れ、板厚を薄くでき、メタル研磨用
のCMP工程が不用になるのでLSI回路付きのSi基
板にも本発明の方法が適用でき、3次元実装などにも利
用することができるため実用上の効果が大きい。
【0021】(実施例5)本発明の他の実施例であるメ
ッキ厚さを必要とする基板の製造方法を図16から図2
0で説明する。これは、メッキでメッキ厚みを制御して
形状均一により特性の揃ったMEMS用カンチレバーな
どを作る場合に適用すると有効な技術である。 図16:Si基板71表面に厚さ約0.2μmの電解メ
ッキ用金属層78を形成し、フォトレジストパターン7
9を形成する。このフォトレジストパターン79の膜厚
は所望するメッキ厚と同じである。これはスピンコート
で試料の面内にわたって精度よく均一な高さにすること
ができる技術である。 図17:この試料表面に厚さ約0.1μmの終点(上
面)検出用金属層72を形成する。この金属層の形成に
おいて重要な点は、フォトレジストパターン79の側壁
部にメタルが付着しないようにすることで、フォトレジ
ストパターン79の断面形状を逆テーパにする、平行ビ
ームでメタルを成膜するなどで実現できる技術である。 図18:実施例1と2で述べた方法およびメッキ装置に
より銅の電解メッキで金属層73をフォトレジストパタ
ーン79の凹部を埋め尽くすごとく形成する。メッキ厚
さは上面検出用金属層72が接触して抵抗値の激減によ
って決定されるので、均一に形成することが可能であ
る。なお、所望のメッキ厚を得るためにこの検出点を基
準に時間管理の追加メッキで厚くでき、これは従来のメ
ッキ厚の制御法よりはるかに優れている。 図19:メッキ終了後、フォトレジストパターン79を
リムーバで除去し、メッキされたパターン76を残す。 図20:最後にイオンミリングにより電解メッキ用金属
層78をエッチングして、Si基板71上に所望のメッ
キで作ったパターンが出来上がる。この後、一部のSi
を除去することで、メッキで作ったカンチレバーが得ら
れる。
【0022】この方法によれば、メッキの厚さを精密に
制御することが可能になり、微細なMEMS部品の設計
精度を従来法より格段に向上できる特徴がある。この製
造方法では、段差にフォトレジストを用いたが、樹脂や
SiO2などの絶縁体でもよいことは言うに及ばない。
【0023】
【発明の効果】フィードスルー付きガラス基板の穴埋め
工程にメッキ終点(上面)判定の機能を付加した電解メ
ッキの方法を提供することで、メッキ後のCMP工程を
省略し、低コスト化に寄与する効果がある。所望の厚さ
を精密に要求されるメッキパターン形成に本発明の電解
メッキの方法を適用して、精密な厚さ精度のメッキ部品
が形成できるので、特性の揃ったMEMSデバイスを提
供できる効果がある。この方式を用いた電解メッキ装置
を提供することで大口径、大面積の試料のメッキ厚さの
面内分布を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で使われるアンダーメッキでの電解
メッキ基板の構造側断面図。
【図2】 実施例1で使われるオーバーメッキでの電解
メッキ基板の構造側断面図。
【図3】 実施例1のメッキ通電における陽極・陰極間
の抵抗値変化を計測したデータ例。
【図4】 実施例1の電解メッキ装置の概略構成図。
【図5】 従来の製造で使われている電解メッキ基板の
構造側断面図。
【図6】 実施例2の電解メッキ装置の概略構成図。
【図7】 実施例3の、ガラス基板に終点検出用金属層
を形成した基板の構造側面図。
【図8】 実施例3の、ガラス基板に貫通孔を形成した
基板の構造側面図。
【図9】 実施例3の、金属層を埋め込むメッキ基板の
構造側面図。
【図10】 実施例3の、貫通孔にフィードスルー用埋
め込み金属層を埋め込んだメッキ基板の構造側面図。
【図11】 実施例3の、貫通孔にフィードスルー用埋
め込み金属層を埋め込んだ基板の構造側面図。
【図12】 実施例3の、貫通孔にフィードスルー用埋
め込み金属層を埋め込んで完成した基板の構造側面図。
【図13】 実施例4の、Si基板に貫通孔と絶縁層と
終点検出用金属層を形成したメッキ基板の構造側面図。
【図14】 実施例4の、Si基板の貫通孔に埋め込み
金属層を形成したメッキ基板の構造側面図。
【図15】 実施例4の、完成したフィードスルー付き
Si基板の構造側面図。
【図16】 実施例5の、Si基板に電解メッキ用金属
層とフォトレジストパターンを形成したSi基板の構造
側面図。
【図17】 実施例5の、フォトレジストパターンに終
点(上面)検出用金属層を形成したSi基板の構造側面
図。
【図18】 実施例5の、フォトレジストパターン凹部
を埋める金属層を形成したSi基板の構造側面図。
【図19】 実施例5の、フォトレジストパターンを除
去したSi基板の構造側面図。
【図20】 実施例5の、メッキで作ったカンチレバー
を形成したSi基板の構造側面図。
【符号の説明】
1:ガラス基板 2,52,72:上面検出用金属層 3A,3B,3,53,73:埋め込み金属 5:保持基板 7,57:貫通孔 8,78:電解メッキ用金属層 9:接着層 10:メッキ基板 22:陽極金属板 23:ふた 25:メッキ槽 26:メッキ浴 27:溶液攪拌 28:メッキ厚制御板 31:メッキ制御部 32:信号処理部 33:電源部 35:メッキ条件制御部 51:Si基板 54:絶縁層 76:メッキされたパターン 100:犠牲層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 勝 仙台市太白区秋保町長袋字門前22 Fターム(参考) 4K024 AA09 AB08 BA01 BA15 BB09 BC10 CA07 CB21 FA05 GA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】段差を埋めるごとく段差の下部面から電解
    メッキで金属を堆積させる電解メッキ法において、段差
    の上面部に設けた導電層をメッキの膜厚を検出する手段
    に用いる事を特徴とする電解メッキの方法。
  2. 【請求項2】上記、請求項1記載の段差は、基板を貫通
    する孔または、溝であることを特徴とする電解メッキの
    方法。
  3. 【請求項3】上記、請求項1記載の段差は、フォトレジ
    スト、樹脂、絶縁体材料の少なくとも1種類によって形
    成されたことを特徴とする電解メッキの方法。
  4. 【請求項4】上記、請求項1−3記載のメッキ試料に電
    解メッキで金属を埋める方法において、段差の上面に設
    けた導電層をメッキの膜厚を検出する手段に用いるよう
    電解メッキの装置を構成する事を特徴とする電解メッキ
    装置。
  5. 【請求項5】上記、請求項1−3記載のメッキ試料に電
    解メッキで金属を埋める方法において、段差の上面に設
    けた導電層をメッキの膜厚を検出する手段に用い、メッ
    キ試料の面内にわたってメッキの厚さが均一に進行する
    よう制御機構を付加して電解メッキの装置を構成する事
    を特徴とする電解メッキ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019512163A (ja) * 2016-03-15 2019-05-09 レイセオン カンパニー その場モニタリング構造、及び半導体処理での使用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019512163A (ja) * 2016-03-15 2019-05-09 レイセオン カンパニー その場モニタリング構造、及び半導体処理での使用方法

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