JP2003341832A - チップ分離搬送装置 - Google Patents

チップ分離搬送装置

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JP2003341832A
JP2003341832A JP2002147213A JP2002147213A JP2003341832A JP 2003341832 A JP2003341832 A JP 2003341832A JP 2002147213 A JP2002147213 A JP 2002147213A JP 2002147213 A JP2002147213 A JP 2002147213A JP 2003341832 A JP2003341832 A JP 2003341832A
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JP
Japan
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rotary table
chip
chips
suction force
holding portion
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Application number
JP2002147213A
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English (en)
Inventor
Yasuhito Kumai
康仁 熊井
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Far East Engineering Co Ltd
Original Assignee
Far East Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保持部におけるチップ保持に関する不具合を解
消し、第1回転テーブル及び第2回転テーブルを一時的
に停止させなくても確実に移乗させることができるよう
にし、チップを2面で保持することでチップ外観の観察
や検査が色々な角度から行うことができるようにし、良
チップ及び不良チップの分離精度、検査精度を向上さ
せ、低コスト化及び搬送の高速化を図ることを目的とす
る。 【解決手段】長さが異なりかつ挾角が直角となる2辺に
よって各々の保持部11a,12aを形成した第1回転
テーブル11と、該第1回転テーブルと同様の保持部1
2aを有し該第1回転テーブル11と同一平面内でかつ
逆方向に回転するように構成された第2回転テーブル1
2とを備え、第1回転テーブル11によるチップ3の搬
送中に該チップが保持部11aから飛び、保持部12a
に直接移乗するようにした構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ分離搬送装
置に係り、特に第1回転テーブル及び第2回転テーブル
の保持部におけるチップの踊りにより該チップの検査結
果が変化してしまうことを防止でき、第1回転テーブル
及び第2回転テーブルを一時的に停止させなくても第1
回転テーブルから第2回転テーブルへチップを飛ばすこ
とで確実に移乗させることができ、チップを2面で保持
することでチップ外観の観察や検査を色々な角度から行
うことができ、良チップ及び不良チップの分離精度、検
査精度の向上が可能で高速かつ低コストなチップ分離搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チップ部品の品質を保証する手段とし
て、その表面に傷を有して電子部品としての機能が損な
われている瑕疵のあるものや、電極が欠けたもの等をそ
の外観から検査し、不良品を良品と分別することが行わ
れている。この外観検査装置は、従来一般的には小型形
状の電子部品の外観をその6面( 上面、下面、右側面、
左側面、前端面、後端面) に沿って検査する方式、又は
主な4面( 上面、下面、右側面左側面) を検査する方式
で行われ、例えばカメラの前に導かれた電子部品をハン
ドリング機構にて把持し、或いは真空チャックにて吸引
保持してその姿勢を縦横に変換しながら、各姿勢におい
て電子部品の各面を順次撮像するようにしている。
【0003】しかしながら「0603」と称される微小
電子部品にあっては、ハンドリング機構や真空チャック
にて把持することが困難になっている。かかる問題点の
解決として特願平11−69664において、180°
反転機構又は90°反転機構を有する搬送機構からなる
外観検査装置が考案されているが、電子部品を反転機構
内で詰まることなく搬送反転するには、反転機構内にか
かる電子部品の全長の20倍乃至数十倍という非常に長
くかつ緩やかな円弧形状に形成された通路が必要であ
り、その移動時間自体が装置速度の向上の妨げになって
いた。具体的には、空力を利用した90°反転機構を有
する搬送機構の場合、例えば「1608」サイズの電子
部品では90°反転機構部に35乃至50mmの長さの
通路を必要とし、かかる距離の移動時間に10乃至15
ms費やしているのが現状である。
【0004】電子部品の断面形状が長方形であると、断
面形状が正方形である電子部品よりさらに緩やかな円弧
形状の通路を具備する反転機構を配置せねばならず、ひ
いては更に長い移動距離を有する反転機構を装置に配設
していた。
【0005】また電子部品の造込み品質向上に伴い、従
来丸みを帯びていた電子部品の稜線形状が鋭利なエッジ
に形状変化しており、従来の真空チャックにおける矩形
の凹形状からなる保持部では、電子部品が踊ってしま
い、チャック時における各種の検査時に測定値がばらつ
いたり、検査が行いにくくなる等の問題があり、また通
常の電子部品が反転機構部でスムーズな反転が出来ずに
詰まるトラブルが増えている。
【0006】この他反転機構部直後に、電子部品搬送の
バッファ機構を配置していたため、装置が複雑かつ高価
になると共に、多部品の機構部品が増加するため、電子
部品が詰まるトラブル発生確率も増加していた。
【0007】そして従来の装置では、電子部品を保持し
ながら間欠回転する回転テーブルの停止時でなければ、
保持していた電子部品を反転機構部に移乗させることが
できなかったため、これが従来の装置による生産性の向
上の限界であると考えられていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の欠点を除くためになされたものであって、その
目的とするところは、各々の保持部が回転方向側の第1
辺と該第1辺より長い第2辺とからなり該第1辺と該第
2辺との挾角が直角に形成された第1回転テーブルと、
該第1回転テーブルと同様の保持部を有し該第1回転テ
ーブルと同一平面内でかつ逆方向に回転するように構成
された第2回転テーブルとを備え、第1回転テーブルに
よるチップの搬送中に該チップが該第1回転テーブルの
保持部から離れ、第2回転テーブルの保持部に直接移乗
するように構成することによって、第1回転テーブル及
び第2回転テーブルが停止していなくても、チップの移
乗ができるようにして、第1回転テーブルから第2回転
テーブルへのチップの移乗速度の向上を図ると共に、チ
ップが保持部の2面に密着して確実に保持されるように
して、移乗精度の向上を図ることであり、チップの外観
の観察を種々の方向から行うことを可能にする等、各種
の検査を容易かつ正確に行うことができるようにして、
生産性の高いチップ分離搬送装置を提供することであ
る。
【0009】また他の目的は、上記構成において、第1
回転テーブルによるチップの搬送中に保持部の状態が、
吸着力のある真空状態、真空引きが止められて未だ吸着
力が残っている残真空状態、大気圧に開放され吸着力が
なくなった非吸着状態と変化して、第1回転テーブルの
遠心力若しくはチップの慣性力又はこれらの相乗作用に
よりチップが該第1回転テーブルの保持部から離れて空
を飛び、真空引き状態の第2回転テーブルの保持部に直
接吸着されて移乗するように構成することによって、圧
縮空気を用いてチップを押し出さなくてもチップを第1
回転テーブルから第2回転テーブルへ飛ばすことができ
るようにすることであり、またこれによって第1回転テ
ーブル及び第2回転テーブルの停止時でなくても、チッ
プの移乗ができるようにすることである。
【0010】更に他の目的は、第1回転テーブルよりも
第2回転テーブルにおける真空吸引力を強め、該真空吸
引力の差をも用いてチップを移乗させることによって、
チップが第1回転テーブルから第2回転テーブルへ、落
下することなく、より確実に移乗するようにして、歩留
まりの向上を図ることである。
【0011】また他の目的は、上記構成において、第2
回転テーブルによる搬送によってチップが収納手段への
収納位置に到達する前に保持部の状態が吸着力のある真
空状態から真空引きが止められて未だ吸着力が残ってい
る残真空状態に変化し、収納位置まで搬送されたときに
チップを保持部から取り外し易くなるように構成するこ
とによって、第2回転テーブルを停止させることなく、
搬送中に上方から圧縮空気を吹きかける等するだけで、
チップが保持部から落ち、収納手段に収納されるように
することである。
【0012】更に他の目的は、上記構成に加えて、第1
回転テーブルから第2回転テーブルへのチップの移乗確
認用の移乗センサを配設することによって、ある保持部
においてチップ移乗が適切になされなかった場合に、そ
れを検知して各種検査時等における装置の誤作動を防止
することである。
【0013】また他の目的は、上記構成に加えて、第2
回転テーブルに保持されたチップが収納位置に来たこと
を到着センサにより検知するように構成することによっ
て、第2回転テーブルの保持部に吸着搬送されて来るチ
ップを、第2回転テーブルが回転中であっても、一時停
止させることなく収納位置において収納手段に収納でき
るようにすることであり、またこれによって検査により
判別された良チップと不良チップとを各々の収納位置
で、短時間に各々の収納手段、例えば収納箱やテープに
分離選別して収納できるようにすることである。
【0014】更に他の目的は、上記構成において、第1
回転テーブル及び第2回転テーブルの保持部における短
辺である第1辺を半径方向に対して略25°傾斜させて
形成することによって、遠心力等の作用によってチップ
が第1回転テーブルの保持部から確実に飛び、かつ第2
回転テーブルの保持部により確実に受け止められて保持
されるようにすることである。
【0015】また他の目的は、円周部にチップ支持用の
保持部が等間隔に形成され下面から各々の保持部まで通
じた吸気路が形成された回転テーブルと、該回転テーブ
ルが上端の円盤部に取り付けられ各々の吸気路の位置に
対応して該吸気路と通じるように円盤部の外周面から上
面まで通じる空気穴が円周方向に配列して形成された回
転軸と、該回転軸を回転させるモータと、外部から空気
を吸引するための空気口が形成され空気穴に通じると共
に円盤部の吸気路と通じ保持部において真空引き状態を
作ることが可能な捕空部と空気穴を閉じ保持部において
吸着力が残った残真空状態を作ることが可能な遮断部と
空気穴を大気圧に開放して保持部における吸着を解除可
能な開放部とが円周方向の所定の範囲に夫々形成された
エアジョイント板とを備えることによって、チップの搬
送状態を目視によっても観察可能なオープン形にすると
共に、保持部によるチップの保持、搬送及び脱却を、回
転テーブルの回転時でも行うことができる効率的なチッ
プ搬送装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】要するに本発明チップ分
離搬送装置(請求項1)は、回転する円板からなる回転
テーブルの円周部にチップ支持用の保持部が等間隔に形
成され、フィーダで1列搬送されて来る前記チップを真
空吸引により1個ずつ前記保持部に移乗搬送し、該チッ
プ搬送の過程中に前記チップの各種の接触測定検査及び
非接触測定検査、不良チップの脱却又は良品チップの収
納手段への収納を行うように構成されたチップ分離搬送
装置において、各々の前記保持部が回転方向側の第1辺
と該第1辺より長い第2辺とからなり該第1辺と該第2
辺との挾角が直角に形成された第1回転テーブルと、該
第1回転テーブルと同様の前記保持部を有し該第1回転
テーブルと同一平面内でかつ逆方向に回転するように構
成された第2回転テーブルとを備え、前記第1回転テー
ブルによる前記チップの搬送中に該チップが該第1回転
テーブルの前記保持部から離れ、前記第2回転テーブル
の前記保持部に直接移乗するように構成したことを特徴
とするものである。
【0017】また本発明チップ分離搬送装置(請求項
2)は、回転する円板からなる回転テーブルの円周部に
チップ支持用の保持部が等間隔に形成され、フィーダで
1列搬送されて来る前記チップを真空吸引により1個ず
つ前記保持部に移乗搬送し、該チップ搬送の過程中に前
記チップの各種の接触測定検査及び非接触測定検査、不
良チップの脱却又は良品チップの収納手段への収納を行
うように構成されたチップ分離搬送装置において、各々
の前記保持部が回転方向側の第1辺と該第1辺より長い
第2辺とからなり該第1辺と該第2辺との挾角が直角に
形成された第1回転テーブルと、該第1回転テーブルと
同様の前記保持部を有し該第1回転テーブルと同一平面
内でかつ逆方向に回転するように構成された第2回転テ
ーブルとを備え、前記第1回転テーブルによる前記チッ
プの搬送中に前記保持部の状態が、吸着力のある真空状
態、真空引きが止められて未だ吸着力が残っている残真
空状態、大気圧に開放され吸着力がなくなった非吸着状
態と変化して、前記第1回転テーブルの遠心力若しくは
前記チップの慣性力又はこれらの相乗作用により前記チ
ップが該第1回転テーブルの前記保持部から離れて空を
飛び、真空引き状態の前記第2回転テーブルの前記保持
部に直接吸着されて移乗するように構成したことを特徴
とするものである。
【0018】また本発明チップ分離搬送装置(請求項
3)は、回転する円板からなる回転テーブルの円周部に
チップ支持用の保持部が等間隔に形成され、フィーダで
1列搬送されて来る前記チップを真空吸引により1個ず
つ前記保持部に移乗搬送し、該チップ搬送の過程中に前
記チップの各種の接触測定検査及び非接触測定検査、不
良チップの脱却又は良品チップの収納手段への収納を行
うように構成されたチップ分離搬送装置において、各々
の前記保持部が回転方向側の第1辺と該第1辺より長い
第2辺とからなり該第1辺と該第2辺との挾角が直角に
形成された第1回転テーブルと、該第1回転テーブルと
同様の前記保持部を有し該第1回転テーブルと同一平面
内でかつ逆方向に回転するように構成され前記第1回転
テーブルよりも真空吸引力を強めた第2回転テーブルと
を備え、前記第1回転テーブルによる前記チップの搬送
中に前記保持部の状態が、吸着力のある真空状態、真空
引きが止められて未だ吸着力が残っている残真空状態、
大気圧に開放され吸着力がなくなった非吸着状態と変化
して、前記第1回転テーブルの遠心力若しくは前記チッ
プの慣性力若しくは前記第1回転テーブル及び前記第2
回転テーブルの真空吸引力の差又はこれらの相乗作用に
より前記チップが該第1回転テーブルの前記保持部から
離れて空を飛び、真空引き状態の前記第2回転テーブル
の前記保持部に直接吸着されて移乗するように構成した
ことを特徴とするものである。
【0019】また本発明チップ分離搬送装置(請求項
4)は、回転する円板からなる回転テーブルの円周部に
チップ支持用の保持部が等間隔に形成され、フィーダで
1列搬送されて来る前記チップを真空吸引により1個ず
つ前記保持部に移乗搬送し、該チップ搬送の過程中に前
記チップの各種の接触測定検査及び非接触測定検査、不
良チップの脱却又は良品チップの収納手段への収納を行
うように構成されたチップ分離搬送装置において、各々
の前記保持部が回転方向側の第1辺と該第1辺より長い
第2辺とからなり該第1辺と該第2辺との挾角が直角に
形成された第1回転テーブルと、該第1回転テーブルと
同様の前記保持部を有し該第1回転テーブルと同一平面
内でかつ逆方向に回転するように構成され前記第1回転
テーブルよりも真空吸引力を強めた第2回転テーブルと
を備え、前記第1回転テーブルによる前記チップの搬送
中に前記保持部の状態が、吸着力のある真空状態、真空
引きが止められて未だ吸着力が残っている残真空状態、
大気圧に開放され吸着力がなくなった非吸着状態と変化
して、前記第1回転テーブルの遠心力若しくは前記チッ
プの慣性力若しくは前記第1回転テーブル及び前記第2
回転テーブルの真空吸引力の差又はこれらの相乗作用に
より前記チップが該第1回転テーブルの前記保持部から
離れて空を飛び、真空引き状態の前記第2回転テーブル
の前記保持部に直接吸着されて移乗するように構成する
と共に、該第2回転テーブルによる搬送によって前記チ
ップが前記収納手段への収納位置に到達する前に前記保
持部の状態が吸着力のある真空状態から真空引きが止め
られて未だ吸着力が残っている残真空状態がに変化前記
収納位置まで搬送されたたときに前記チップを前記保持
部から取り外し易くなるように構成したことを特徴とす
るものである。
【0020】また本発明チップ分離搬送装置(請求項
5)は、回転する円板からなる回転テーブルの円周部に
チップ支持用の保持部が等間隔に形成され、フィーダで
1列搬送されて来る前記チップを真空吸引により1個ず
つ前記保持部に移乗搬送し、該チップ搬送の過程中に前
記チップの各種の接触測定検査及び非接触測定検査、不
良チップの脱却又は良品チップの収納手段への収納を行
うように構成されたチップ分離搬送装置において、各々
の前記保持部が回転方向側の第1辺と該第1辺より長い
第2辺とからなり該第1辺と該第2辺との挾角が直角に
形成された第1回転テーブルと、該第1回転テーブルと
同様の前記保持部を有し該第1回転テーブルと同一平面
内でかつ逆方向に回転するように構成され前記第1回転
テーブルよりも真空吸引力を強めた第2回転テーブルと
を備え、前記第1回転テーブルによる前記チップの搬送
中に前記保持部の状態が、吸着力のある真空状態、真空
引きが止められて未だ吸着力が残っている残真空状態、
大気圧に開放され吸着力がなくなった非吸着状態と変化
して、前記第1回転テーブルの遠心力若しくは前記チッ
プの慣性力若しくは前記第1回転テーブル及び前記第2
回転テーブルの真空吸引力の差又はこれらの相乗作用に
より前記チップが該第1回転テーブルの前記保持部から
離れて空を飛び、真空引き状態の前記第2回転テーブル
の前記保持部に直接吸着されて移乗するように構成する
と共に、該第2回転テーブルによる搬送によって前記チ
ップが前記収納手段への収納位置に到達する前に前記保
持部の状態が吸着力のある真空状態から真空引きが止め
られて未だ吸着力が残っている残真空状態に変化し前記
収納位置まで搬送されたときに前記チップを前記保持部
から取り外し易くなるように構成し、前記第1回転テー
ブルから前記第2回転テーブルへの前記チップの移乗確
認用の移乗センサを配設したことを特徴とするものであ
る。
【0021】また本発明チップ分離搬送装置(請求項
6)は、回転する円板からなる回転テーブルの円周部に
チップ支持用の保持部が等間隔に形成され、フィーダで
1列搬送されて来る前記チップを真空吸引により1個ず
つ前記保持部に移乗搬送し、該チップ搬送の過程中に前
記チップの各種の接触測定検査及び非接触測定検査、不
良チップの脱却又は良品チップの収納手段への収納を行
うように構成されたチップ分離搬送装置において、各々
の前記保持部が回転方向側の第1辺と該第1辺より長い
第2辺とからなり該第1辺と該第2辺との挾角が直角に
形成された第1回転テーブルと、該第1回転テーブルと
同様の前記保持部を有し該第1回転テーブルと同一平面
内でかつ逆方向に回転するように構成され前記第1回転
テーブルよりも真空吸引力を強めた第2回転テーブルと
を備え、前記第1回転テーブルによる前記チップの搬送
中に前記保持部の状態が、吸着力のある真空状態、真空
引きが止められて未だ吸着力が残っている残真空状態、
大気圧に開放され吸着力がなくなった非吸着状態と変化
して、前記第1回転テーブルの遠心力若しくは前記チッ
プの慣性力若しくは前記第1回転テーブル及び前記第2
回転テーブルの真空吸引力の差又はこれらの相乗作用に
より前記チップが該第1回転テーブルの前記保持部から
離れて空を飛び、真空引き状態の前記第2回転テーブル
の前記保持部に直接吸着されて移乗するように構成する
と共に、該第2回転テーブルによる搬送によって前記チ
ップが前記収納手段への収納位置に到達する前に前記保
持部の状態が吸着力のある真空状態から真空引きが止め
られて未だ吸着力が残っている残真空状態に変化し前記
収納位置まで搬送されたときに前記チップを前記保持部
から取り外し易くなるように構成し、前記第1回転テー
ブルから前記第2回転テーブルへの前記チップの移乗を
移乗センサにより検知し、前記第2回転テーブルに保持
された前記チップが前記収納位置に来たことを到着セン
サにより検知するように構成したことを特徴とするもの
である。
【0022】また本発明チップ分離搬送装置(請求項
7)は、上記構成において、第1回転テーブル及び第2
回転テーブルの保持部における短辺である第1辺を半径
方向に対して略25°傾斜させて形成したことを特徴と
するものである。
【0023】更に本発明チップ搬送装置(請求項8)
は、円周部にチップ支持用の保持部が等間隔に形成され
下面から各々の保持部まで通じた吸気路が形成された回
転テーブルと、該回転テーブルが上端の円盤部に取り付
けられ各々の前記吸気路の位置に対応して該吸気路と通
じるように前記円盤部の外周面から上面まで通じる空気
穴が円周方向に配列して形成された回転軸と、該回転軸
を回転させるモータと、外部から空気を吸引するための
空気口が形成され前記空気穴に通じると共に前記回転テ
ーブルの前記吸気路と通じ前記保持部において真空引き
状態を作ることが可能な捕空部と前記空気穴を閉じ前記
保持部において吸着力が残った残真空状態を作ることが
可能な遮断部と前記空気穴を大気圧に開放して前記保持
部における吸着を解除可能な開放部とが円周方向の所定
の範囲に夫々形成されたエアジョイント板とを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0024】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面に示す実施例に
基いて説明する。本発明に係るチップ分離搬送装置1
は、図1において、第1回転テーブル11と、第2回転
テーブル12とを備えており、フィーダ2で1列搬送さ
れて来るチップ3を真空吸引により1個ずつ保持部11
a,12aに移乗搬送し、該チップ搬送の過程中にチッ
プ3の各種の接触測定検査及び非接触測定検査、不良チ
ップ(図示せず)の脱却又は良品チップ3Aの収納手段
の一例たる収納箱4への収納を行うように構成されてい
る。
【0025】第1回転テーブル11は、図1から図3に
示すように、円周部に等間隔に形成された各々の保持部
11aが回転方向側の第1辺11bと該第1辺より長い
第2辺11cとからなり、該第1辺11bと該第2辺1
1cとの挾角が直角に形成されたものであって、下面1
1dから各々の保持部11aまで通じた吸気路11eが
形成されている。
【0026】短辺である第1辺11bは、第1回転テー
ブル11の半径方向に対して、略25°傾斜して形成さ
れている。なお、この角度は一般公差(例えば±1°)
はもちろんのこと、チップ3を第1回転テーブル11か
ら飛ばして第2回転テーブル12に移乗させるために適
した角度を含むものであり、その範囲は例えば±5°程
度である。
【0027】吸気路11eは、図2から図5に示すよう
に、例えば第1回転テーブル11の中央付近で下面11
dに通じ各保持部11aまで放射状に形成された溝11
fに、カバー13を被せてねじ14で固定することによ
って形成されている。また吸気路11eは、各保持部1
1aにおいて、第1辺11b及び第2辺11cが交わる
点に対して通じており、第1辺11b及び第2辺11c
に対して均等に真空吸引力を作用させることができるよ
うになっている。
【0028】第2回転テーブル12は、図1において、
第1回転テーブル11と同様の保持部12aを有し、該
第1回転テーブル11と同期して同一平面内でかつ逆方
向に回転するように構成され、第1回転テーブル11よ
りも真空吸引力を強めたものであって、長さの異なる第
1辺12b及び第2辺12c及び吸気路12eが形成さ
れている。第2回転テーブル12の回転方向は、第1回
転テーブル11の逆方向であるため、長さの長い第2辺
12cが回転方向側となっている。
【0029】第1回転テーブル11及び第2回転テーブ
ル12は、チップ3を保持した状態でも互いに干渉せ
ず、かつチップ3を飛ばして移乗させることができる程
度に近接して配設されている。
【0030】第1回転テーブル11及び第2回転テーブ
ル12は、チップ搬送装置5の一部であり、該チップ搬
送装置5,6によって、例えば夫々間欠回転するように
構成されている。このうち第1回転テーブル11が取り
付けられているチップ搬送装置5について説明すると、
図1、図4及び図5に示すように、チップ搬送装置5
は、第1回転テーブル11を回転軸15に取り付け、該
回転軸15をモータ16により駆動し、エアジョイント
板18により保持部11aにおける真空吸引力を切り換
えるように構成されている。
【0031】回転軸15は、第1回転テーブル11が上
端の円盤部15aに取り付けられ、各々の吸気路11e
の位置に対応して該吸気路11eと通じるように円盤部
15aの外周面15bから上面15cまで通じる空気穴
15dが円周方向に配列して形成されたものであって、
軸受箱19に、例えば上下2個の軸受20を介して回動
自在に軸支されている。2個の軸受20の間には、スペ
ーサ21が取り付けられ、下側の軸受20は、ワッシャ
22を介してナット23により固定されている。回転軸
15の上側には、ねじ36によって第1回転テーブル1
1及びカバー13が取り付けられている。
【0032】モータ16は、ねじ24によりモータ箱2
5に取り付けられ、モータ軸16aはカップリング26
を介して回転軸15と同軸上に連結されている。モータ
箱25は、軸受箱19に対してねじ28により固定され
ている。
【0033】エアジョイント板18は、図4から図7に
示すように、外部から空気を吸引するための空気口18
aが形成され、空気穴15dに通じると共に第1回転テ
ーブル11の吸気路11eと通じ、保持部11aにおい
て真空引き状態を作ることが可能な捕空部18bと、空
気穴15dを閉じ保持部11aにおいて吸着力が残った
残真空状態を作ることが可能な遮断部18c,18d
と、空気穴15dを大気圧に開放して保持部11aにお
ける吸着を解除可能な開放部18eとが円周方向の所定
の範囲に夫々形成されたものであり、ねじ28によって
軸受箱19に取り付けられている。
【0034】エアジョイント板18の内では、回転軸1
5の円盤部15aが回転するようになっており、捕空部
18bにおいては、円盤部15aの外周面15bとの間
には、空気穴15dを通じて真空吸引ができるように十
分な隙間が形成されているが、遮断部18c,18dに
おいては回転クリアランスとして、例えば0.005乃
至0.01mm程度の極くわずかな隙間があるのみであ
り、遮断部18c,18dに位置している空気穴15d
に対応する保持部11aには、真空吸引の効果が及ぶこ
とはなく、一方残真空状態は維持されるようになってい
る。
【0035】遮断部18cは、図6に示すように、捕空
部18bと開放部18eとの間に位置し、その範囲は、
円盤部15aにおける空気穴15dの配列角度よりも狭
く形成され、最大でも1箇所の空気穴15dのみが該遮
断部18cにより遮断されるようになっている。遮断部
18dは、開放部18eと捕空部18bとの間に位置
し、遮断する空気穴15dの数は1箇所に限られない。
【0036】開放部18dは、外部へ連通し、円盤部1
5aにおける1つの空気穴15dのみが通じる程度の範
囲に形成されている。なお、開放部18dにおいては、
大気圧に開放するだけでなく、真空引き等を行うように
してもよい。
【0037】捕空部18bの空気口18aには、継手9
を介してホース10が接続されている。ホース10は、
図示しない真空ポンプ等に接続されている。
【0038】エアジョイント板18の上側には、遮断板
29がねじ30により取り付けられ、捕空部18bにお
ける真空引きの際に空気が上方から入り込むことがない
ように構成されている。
【0039】フィーダ2は、第1回転テーブル11に対
してチップ3を1列に直進搬送し、空気口2aから矢印
A方向に真空吸引すると共に、空気口2bから矢印B方
向に圧縮空気を吹き込んで先頭から2番目以降のチップ
3を後退させ、先頭のチップ3のみを第1回転テーブル
11の保持部11aに吸着移乗させ、この際例えば3つ
のセンサ38によってチップ3の長短による良チップ3
Aと不良チップとの判別ができるように構成されてい
る。
【0040】このほか、第1回転テーブル11から第2
回転テーブル12へのチップ3の移乗を移乗センサ6に
より検知し、第2回転テーブル12に保持されたチップ
3が収納位置、例えば収納箱4の位置まで来たことを到
着センサ8により検知するように構成されている。収納
箱4は、例えば良チップ3Aを収納するためのものであ
るが、異なる位置に不良チップを収納するための収納箱
(図示せず)を取り付けてもよい。また到着センサ8の
位置や、その他チップ3を保持部12aから取外しす位
置に、該チップ3を取り外すための圧縮空気吹出し口
(図示せず)を設けてもよい。
【0041】またチップの外観検査用に、例えば第1カ
メラ31、第2カメラ32、第3カメラ33、第4カメ
ラ34及び第5カメラ35が取り付けられている。なお
カメラの数はこれに限定されるものではない。
【0042】本発明は、上記のように構成されており、
以下その作用について説明する。図1において、チップ
搬送装置5によって第1回転テーブル11は矢印C方向
に、自動機としてはかなり高速で間欠回転し、第2回転
テーブル12はその逆方向である矢印D方向に、同様に
自動機としてはかなり高速で間欠回転する。
【0043】各回転テーブルにおける真空吸引について
は、図7から図10に示すように、図示しない真空ポン
プによってホース10及び継手9を通じて、矢印E方向
に真空引きが行われると、捕空部18bに位置している
回転軸15の空気穴15dから矢印F方向に夫々空気が
吸引され、該空気穴15dと通じている第1回転テーブ
ル11の吸気路11eから矢印I方向に真空吸引が行わ
れ、保持部11aにおいて、第1辺11b及び第2辺1
1cに均等に吸着力が発生する。第2回転テーブル12
においても同様であるが、第1回転テーブル11よりも
真空吸引力が大きい。
【0044】開放部18eでは、空気穴15dが大気圧
に開放されるので、矢印G方向に空気が空気穴15dに
流入し、保持部11aにおける吸着が解除される。また
遮断部11cでは、真空吸引力は作用しないが、保持部
11aにおける吸着力が残っている残真空状態となる。
遮断部11dでは、既に開放部11eを通過しているの
で、吸着力は残っていない。
【0045】チップ3は、フィーダ2によって矢印L方
向に1列に直進搬送され、先頭のチップ3のみが第1回
転テーブル11の保持部11aに吸着され、フィーダ2
から移乗する。このとき保持部11aは、エアジョイン
ト板18における捕空部18bに位置しており、真空吸
引力が作用している。
【0046】また空気口2aから矢印A方向に真空吸引
力が作用するので、先頭のチップ3のみが加速し、フィ
ーダ2上のチップ3の進行速度よりも移動速度が速くな
るので、先頭のチップ3のみが分離して保持部11aに
吸着される。また先頭から2番目以降のチップ3に空気
口2bから矢印B方向に圧縮空気を吹きかけて後退させ
ることも同時に行われる。
【0047】また先頭のチップ3を3つのセンサ38に
よって検知し、チップ3の長短による良チップ3Aと不
良チップとの判別を行うと共に、該チップ3の検知に連
動して第1回転テーブル11及び第2回転テーブル12
が間欠回転する。間欠回転は、例えば7.2°ずつのス
テップ回転である。
【0048】保持部11aに吸着されたチップ3は第1
回転テーブル12の間欠回転に伴って搬送されて行き、
例えば第1カメラ31によって矢印H方向に外観観察を
行って、「良」、「不良」の判定が行われる。
【0049】保持部11aに保持されたチップ3は、第
2回転テーブル12への移乗位置に接近し、該保持部1
1aに連通している円盤部15aの空気穴15dは、遮
断部18cに到達して真空吸引が止められ、残真空状態
となる。次に該空気穴15dは開放部18eに到達し、
チップ3の吸着力がなくなるが、このとき保持部11a
は第2回転テーブル12の保持部12aに接近してお
り、またチップ3には遠心力及び間欠回転に伴う慣性力
が作用している。更に第2回転テーブル12の保持部1
2aは、エアジョイント板18の捕空部18bに位置し
ており、真空吸引力が作用している。しかもこの真空吸
引力は第1回転テーブル11よりも大きく設定されてい
る。
【0050】つまり、チップ3の遠心力、慣性力及び真
空吸引力の差の相乗効果によって、チップ3は第1回転
テーブルから第2回転テーブルへと、矢印J方向に空を
飛び、該第2回転テーブル12の保持部12aにタイミ
ングよく吸着保持される。保持部12aにチップ3が移
乗したことは、移乗センサ6によって検知される。
【0051】チップ3は、第2回転テーブル12により
搬送されるうちに、第2カメラ32による矢印K方向の
検査、第3カメラ33による矢印M方向の検査、第4カ
メラ34による矢印N方向の検査及び第5カメラ35に
よる矢印P方向の検査が順次行われ、夫々チップ3の
「良」、「不良」が判定される。なお、チップ3の検査
は外観検査に限られず、電気的特性の検査等でもよい。
【0052】検査行程を通過すると、空気穴15dは遮
断部15cに到達し、残真空状態となる。この状態にお
いては吸着力が弱いので、例えば上方から圧縮空気を吹
きかける等により保持部12aからチップ3を取り外す
ことができ、不良チップをまず回収して、収納位置に取
り付けられている到着センサ8のところまで搬送されて
来た良チップ3Aのみを収納箱4に収納する。
【0053】このときのチップ3Aの吸着状態は残真空
状態でもよいし、また図8に示すように、収納位置を開
放部18eと一致させてチップ3Aが自重により保持部
12aから例えば矢印Q方向に外れ、収納箱4内に落ち
るようにしてもよい。残真空状態の場合には、上から圧
縮空気を吹きかける等のことをすればよい。収納手段
は、収納箱4に限らず、テープ(図示せず)であっても
よい。
【0054】なお、上記構成においては、第1回転テー
ブル11及び第2回転テーブル12を同一水平面内に配
設するようにしたが、これに限定されるものではなく、
第1回転テーブル11及び第2回転テーブル12を同一
傾斜平面に配設しても、同様に搬送及び検査を行うこと
が可能である。
【0055】また図2においては、保持部11aにチッ
プ3が収まるように図示されているが、これに限定され
るものではなく、保持部11aからチップ3が大きくは
み出していてもよい。第1辺11b,12bと第2辺1
1c,12cとの挾角は直角であるものとしたが、これ
に限定されるものではなく、保持部11a,12aがチ
ップ3の2辺を吸着保持でき、かつ第1回転テーブル1
1から第2回転テーブル12へチップ3を飛ばして移乗
させることができる形状であればよい。
【0056】第1回転テーブル11から第2回転テーブ
ル12への移乗搬送において、高速性が要求されない場
合には、第1回転テーブル11及び第2回転テーブル1
2を停止させた状態で、電磁弁(図示せず)の切換えに
より保持部11a,12aに加圧又は真空引きを行って
真空圧差を生じさせ、第1回転テーブル11から第2回
転テーブル12へチップ3を移乗させるようにしてもよ
い。
【0057】また第1回転テーブル11のみで検査及び
分別収納を行うことができるならば、第2回転テーブル
12を使用する必要はない。第1回転テーブル11及び
第2回転テーブル12のみで足りない場合には、更に多
くの回転テーブルを増設し、順次移乗搬送しながら、所
望の検査を行うようにすればよい。
【0058】
【発明の効果】本発明は、上記のように各々の保持部が
回転方向側の第1辺と該第1辺より長い第2辺とからな
り該第1辺と該第2辺との挾角が直角に形成された第1
回転テーブルと、該第1回転テーブルと同様の保持部を
有し該第1回転テーブルと同一平面内でかつ逆方向に回
転するように構成された第2回転テーブルとを備え、第
1回転テーブルによるチップの搬送中に該チップが該第
1回転テーブルの保持部から離れ、第2回転テーブルの
保持部に直接移乗するように構成したので、第1回転テ
ーブル及び第2回転テーブルが停止していなくても、チ
ップの移乗ができ、第1回転テーブルから第2回転テー
ブルへのチップの移乗速度の向上を図ることができる効
果があると共に、チップが保持部の2面に密着して確実
に保持される効果があり、移乗精度の向上を図ることが
可能であり、チップの外観の観察を種々の方向から行う
ことを可能にし得る等、各種の検査を容易かつ正確に行
うことができるようになり、生産性の高いチップ分離搬
送装置を提供することができる効果がある。
【0059】また上記構成において、第1回転テーブル
によるチップの搬送中に保持部の状態が、吸着力のある
真空状態、真空引きが止められて未だ吸着力が残ってい
る残真空状態、大気圧に開放され吸着力がなくなった非
吸着状態と変化して、第1回転テーブルの遠心力若しく
はチップの慣性力又はこれらの相乗作用によりチップが
該第1回転テーブルの保持部から離れて空を飛び、真空
引き状態の第2回転テーブルの保持部に直接吸着されて
移乗するように構成したので、圧縮空気を用いてチップ
を押し出さなくてもチップを第1回転テーブルから第2
回転テーブルへ飛ばすことができるという効果があり、
またこの結果第1回転テーブル及び第2回転テーブルの
停止時でなくても、チップの移乗ができるという効果が
得られる。
【0060】更には、第1回転テーブルよりも第2回転
テーブルにおける真空吸引力を強め、該真空吸引力の差
をも用いてチップを移乗させるようにしたので、チップ
が第1回転テーブルから第2回転テーブルへ、落下する
ことなく、より確実に移乗するようになるため、歩留ま
りの向上を図ることができる効果がある。
【0061】また上記構成において、第2回転テーブル
による搬送によってチップが収納手段への収納位置に到
達する前に保持部の状態が吸着力のある真空状態から真
空引きが止められて未だ吸着力が残っている残真空状態
に変化し、収納位置まで搬送されたときにチップを保持
部から取り外し易くなるように構成したので、第2回転
テーブルを停止させることなく、搬送中に上方から圧縮
空気を吹きかける等のことをするだけで、チップが保持
部から落ち、収納手段に収納されるようにすることがで
きる効果がある。
【0062】更には、上記構成に加えて、第1回転テー
ブルから第2回転テーブルへのチップの移乗確認用の移
乗センサを配設したので、ある保持部においてチップ移
乗が適切になされなかった場合に、それを検知して各種
検査時等における装置の誤作動を防止することができる
効果がある。
【0063】また上記構成に加えて、第2回転テーブル
に保持されたチップが収納位置に来たことを到着センサ
により検知するように構成したので、第2回転テーブル
の保持部に吸着搬送されて来るチップを、第2回転テー
ブルが回転中であっても、一時停止させることなく収納
位置において収納手段に収納できる効果があり、またこ
の結果検査により判別された良チップと不良チップとを
各々の収納位置で、短時間に各々の収納手段、例えば収
納箱やテープに分離選別して収納できるという効果が得
られる。
【0064】更には、上記構成において、第1回転テー
ブル及び第2回転テーブルの保持部における短辺である
第1辺を半径方向に対して略25°傾斜させて形成した
ので、遠心力等の作用によってチップが第1回転テーブ
ルの保持部から確実に飛び、かつ第2回転テーブルの保
持部により確実に受け止められて保持される効果があ
る。
【0065】また円周部にチップ支持用の保持部が等間
隔に形成され下面から各々の保持部まで通じた吸気路が
形成された回転テーブルと、該回転テーブルが上端の円
盤部に取り付けられ各々の吸気路の位置に対応して該吸
気路と通じるように円盤部の外周面から上面まで通じる
空気穴が円周方向に配列して形成された回転軸と、該回
転軸を回転させるモータと、外部から空気を吸引するた
めの空気口が形成され空気穴に通じると共に円盤部の吸
気路と通じ保持部において真空引き状態を作ることが可
能な捕空部と空気穴を閉じ保持部において吸着力が残っ
た残真空状態を作ることが可能な遮断部と空気穴を大気
圧に開放して保持部における吸着を解除可能な開放部と
が円周方向の所定の範囲に夫々形成されたエアジョイン
ト板とを備えたので、チップの搬送状態を目視によって
も観察可能なオープン形にできると共に、保持部による
チップの保持、搬送及び脱却を、回転テーブルの回転時
でも行うことができる効率的なチップ搬送装置を提供す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】チップ分離搬送装置の使用状態を示す斜視図で
ある。
【図2】第1回転テーブルの使用状態を示す平面図であ
る。
【図3】第1回転テーブルの部分破断側面図である。
【図4】チップ搬送装置の縦断面図である。
【図5】チップ搬送装置の分解斜視図である。
【図6】回転軸の円盤部及びエアジョイント板を下側か
ら見た横断面図である。
【図7】回転軸が回転し、捕空部に位置している空気穴
から真空引きが行われている状態を示し、回転軸の円盤
部及びエアジョイント板を下側から見た横断面図であ
る。
【図8】チップがフィーダから第1回転テーブルに移乗
して搬送され、更に第2回転テーブルに移乗して搬送さ
れ、収納位置で保持部から外される状態を示し、第1回
転テーブル及び第2回転テーブルの使用状態を示す平面
図である。
【図9】第1回転テーブルへのチップの移乗を示し、回
転テーブルの使用状態を示す部分拡大平面図である。
【図10】第1回転テーブルから第2回転テーブルへの
チップの移乗を示し、第1回転テーブル及び第2回転テ
ーブルの使用状態を示す部分拡大平面図である。
【符号の説明】
1 チップ分離搬送装置 2 フィーダ 3 チップ 3A 良チップ 4 収納手段の一例たる収納箱 5 チップ搬送装置 6 移乗センサ 8 到着センサ 11 第1回転テーブル 11a 保持部 11b 第1辺 11c 第2辺 11d 下面 11e 吸気路 12 第2回転テーブル 12a 保持部 12b 第1辺 12c 第2辺 12e 吸気路 15 回転軸 15a 円盤部 15b 外周面 15c 上面 15d 空気穴 16 モータ 18 エアジョイント板 18a 空気口 18b 捕空部 18c 遮断部 18d 遮断部 18e 開放部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する円板からなる回転テーブルの円
    周部にチップ支持用の保持部が等間隔に形成され、フィ
    ーダで1列搬送されて来る前記チップを真空吸引により
    1個ずつ前記保持部に移乗搬送し、該チップ搬送の過程
    中に前記チップの各種の接触測定検査及び非接触測定検
    査、不良チップの脱却又は良品チップの収納手段への収
    納を行うように構成されたチップ分離搬送装置におい
    て、各々の前記保持部が回転方向側の第1辺と該第1辺
    より長い第2辺とからなり該第1辺と該第2辺との挾角
    が直角に形成された第1回転テーブルと、該第1回転テ
    ーブルと同様の前記保持部を有し該第1回転テーブルと
    同一平面内でかつ逆方向に回転するように構成された第
    2回転テーブルとを備え、前記第1回転テーブルによる
    前記チップの搬送中に該チップが該第1回転テーブルの
    前記保持部から離れ、前記第2回転テーブルの前記保持
    部に直接移乗するように構成したことを特徴とするチッ
    プ分離搬送装置。
  2. 【請求項2】 回転する円板からなる回転テーブルの円
    周部にチップ支持用の保持部が等間隔に形成され、フィ
    ーダで1列搬送されて来る前記チップを真空吸引により
    1個ずつ前記保持部に移乗搬送し、該チップ搬送の過程
    中に前記チップの各種の接触測定検査及び非接触測定検
    査、不良チップの脱却又は良品チップの収納手段への収
    納を行うように構成されたチップ分離搬送装置におい
    て、各々の前記保持部が回転方向側の第1辺と該第1辺
    より長い第2辺とからなり該第1辺と該第2辺との挾角
    が直角に形成された第1回転テーブルと、該第1回転テ
    ーブルと同様の前記保持部を有し該第1回転テーブルと
    同一平面内でかつ逆方向に回転するように構成された第
    2回転テーブルとを備え、前記第1回転テーブルによる
    前記チップの搬送中に前記保持部の状態が、吸着力のあ
    る真空状態、真空引きが止められて未だ吸着力が残って
    いる残真空状態、大気圧に開放され吸着力がなくなった
    非吸着状態と変化して、前記第1回転テーブルの遠心力
    若しくは前記チップの慣性力又はこれらの相乗作用によ
    り前記チップが該第1回転テーブルの前記保持部から離
    れて空を飛び、真空引き状態の前記第2回転テーブルの
    前記保持部に直接吸着されて移乗するように構成したこ
    とを特徴とするチップ分離搬送装置。
  3. 【請求項3】 回転する円板からなる回転テーブルの円
    周部にチップ支持用の保持部が等間隔に形成され、フィ
    ーダで1列搬送されて来る前記チップを真空吸引により
    1個ずつ前記保持部に移乗搬送し、該チップ搬送の過程
    中に前記チップの各種の接触測定検査及び非接触測定検
    査、不良チップの脱却又は良品チップの収納手段への収
    納を行うように構成されたチップ分離搬送装置におい
    て、各々の前記保持部が回転方向側の第1辺と該第1辺
    より長い第2辺とからなり該第1辺と該第2辺との挾角
    が直角に形成された第1回転テーブルと、該第1回転テ
    ーブルと同様の前記保持部を有し該第1回転テーブルと
    同一平面内でかつ逆方向に回転するように構成され前記
    第1回転テーブルよりも真空吸引力を強めた第2回転テ
    ーブルとを備え、前記第1回転テーブルによる前記チッ
    プの搬送中に前記保持部の状態が、吸着力のある真空状
    態、真空引きが止められて未だ吸着力が残っている残真
    空状態、大気圧に開放され吸着力がなくなった非吸着状
    態と変化して、前記第1回転テーブルの遠心力若しくは
    前記チップの慣性力若しくは前記第1回転テーブル及び
    前記第2回転テーブルの真空吸引力の差又はこれらの相
    乗作用により前記チップが該第1回転テーブルの前記保
    持部から離れて空を飛び、真空引き状態の前記第2回転
    テーブルの前記保持部に直接吸着されて移乗するように
    構成したことを特徴とするチップ分離搬送装置。
  4. 【請求項4】 回転する円板からなる回転テーブルの円
    周部にチップ支持用の保持部が等間隔に形成され、フィ
    ーダで1列搬送されて来る前記チップを真空吸引により
    1個ずつ前記保持部に移乗搬送し、該チップ搬送の過程
    中に前記チップの各種の接触測定検査及び非接触測定検
    査、不良チップの脱却又は良品チップの収納手段への収
    納を行うように構成されたチップ分離搬送装置におい
    て、各々の前記保持部が回転方向側の第1辺と該第1辺
    より長い第2辺とからなり該第1辺と該第2辺との挾角
    が直角に形成された第1回転テーブルと、該第1回転テ
    ーブルと同様の前記保持部を有し該第1回転テーブルと
    同一平面内でかつ逆方向に回転するように構成され前記
    第1回転テーブルよりも真空吸引力を強めた第2回転テ
    ーブルとを備え、前記第1回転テーブルによる前記チッ
    プの搬送中に前記保持部の状態が、吸着力のある真空状
    態、真空引きが止められて未だ吸着力が残っている残真
    空状態、大気圧に開放され吸着力がなくなった非吸着状
    態と変化して、前記第1回転テーブルの遠心力若しくは
    前記チップの慣性力若しくは前記第1回転テーブル及び
    前記第2回転テーブルの真空吸引力の差又はこれらの相
    乗作用により前記チップが該第1回転テーブルの前記保
    持部から離れて空を飛び、真空引き状態の前記第2回転
    テーブルの前記保持部に直接吸着されて移乗するように
    構成すると共に、該第2回転テーブルによる搬送によっ
    て前記チップが前記収納手段への収納位置に到達する前
    に前記保持部の状態が吸着力のある真空状態から真空引
    きが止められたがまだ吸着力が残っている残真空状態に
    変化し前記収納位置まで搬送されたときに前記チップを
    前記保持部から取り外し易くなるように構成したことを
    特徴とするチップ分離搬送装置。
  5. 【請求項5】 回転する円板からなる回転テーブルの円
    周部にチップ支持用の保持部が等間隔に形成され、フィ
    ーダで1列搬送されて来る前記チップを真空吸引により
    1個ずつ前記保持部に移乗搬送し、該チップ搬送の過程
    中に前記チップの各種の接触測定検査及び非接触測定検
    査、不良チップの脱却又は良品チップの収納手段への収
    納を行うように構成されたチップ分離搬送装置におい
    て、各々の前記保持部が回転方向側の第1辺と該第1辺
    より長い第2辺とからなり該第1辺と該第2辺との挾角
    が直角に形成された第1回転テーブルと、該第1回転テ
    ーブルと同様の前記保持部を有し該第1回転テーブルと
    同一平面内でかつ逆方向に回転するように構成され前記
    第1回転テーブルよりも真空吸引力を強めた第2回転テ
    ーブルとを備え、前記第1回転テーブルによる前記チッ
    プの搬送中に前記保持部の状態が、吸着力のある真空状
    態、真空引きが止められて未だ吸着力が残っている残真
    空状態、大気圧に開放され吸着力がなくなった非吸着状
    態と変化して、前記第1回転テーブルの遠心力若しくは
    前記チップの慣性力若しくは前記第1回転テーブル及び
    前記第2回転テーブルの真空吸引力の差又はこれらの相
    乗作用により前記チップが該第1回転テーブルの前記保
    持部から離れて空を飛び、真空引き状態の前記第2回転
    テーブルの前記保持部に直接吸着されて移乗するように
    構成すると共に、該第2回転テーブルによる搬送によっ
    て前記チップが前記収納手段への収納位置に到達する前
    に前記保持部の状態が吸着力のある真空状態から真空引
    きが止められて未だ吸着力が残っている残真空状態に変
    化し前記収納位置まで搬送されたときに前記チップを前
    記保持部から取り外し易くなるように構成し、前記第1
    回転テーブルから前記第2回転テーブルへの前記チップ
    の移乗確認用の移乗センサを配設したことを特徴とする
    チップ分離搬送装置。
  6. 【請求項6】 回転する円板からなる回転テーブルの円
    周部にチップ支持用の保持部が等間隔に形成され、フィ
    ーダで1列搬送されて来る前記チップを真空吸引により
    1個ずつ前記保持部に移乗搬送し、該チップ搬送の過程
    中に前記チップの各種の接触測定検査及び非接触測定検
    査、不良チップの脱却又は良品チップの収納手段への収
    納を行うように構成されたチップ分離搬送装置におい
    て、各々の前記保持部が回転方向側の第1辺と該第1辺
    より長い第2辺とからなり該第1辺と該第2辺との挾角
    が直角に形成された第1回転テーブルと、該第1回転テ
    ーブルと同様の前記保持部を有し該第1回転テーブルと
    同一平面内でかつ逆方向に回転するように構成され前記
    第1回転テーブルよりも真空吸引力を強めた第2回転テ
    ーブルとを備え、前記第1回転テーブルによる前記チッ
    プの搬送中に前記保持部の状態が、吸着力のある真空状
    態、真空引きが止められて未だ吸着力が残っている残真
    空状態、大気圧に開放され吸着力がなくなった非吸着状
    態と変化して、前記第1回転テーブルの遠心力若しくは
    前記チップの慣性力若しくは前記第1回転テーブル及び
    前記第2回転テーブルの真空吸引力の差又はこれらの相
    乗作用により前記チップが該第1回転テーブルの前記保
    持部から離れて空を飛び、真空引き状態の前記第2回転
    テーブルの前記保持部に直接吸着されて移乗するように
    構成すると共に、該第2回転テーブルによる搬送によっ
    て前記チップが前記収納手段への収納位置に到達する前
    に前記保持部の状態が吸着力のある真空状態から真空引
    きが止められて未だ吸着力が残っている残真空状態に変
    化し前記収納位置まで搬送されたときに前記チップを前
    記保持部から取り外し易くなるように構成し、前記第1
    回転テーブルから前記第2回転テーブルへの前記チップ
    の移乗を移乗センサにより検知し、前記第2回転テーブ
    ルに保持された前記チップが前記収納位置に来たことを
    到着センサにより検知するように構成したことを特徴と
    するチップ分離搬送装置。
  7. 【請求項7】 第1回転テーブル及び第2回転テーブル
    の保持部における短辺である第1辺を半径方向に対して
    略25°傾斜させて形成したことを特徴とする請求項1
    から請求項6に記載のチップ分離搬送装置。
  8. 【請求項8】 円周部にチップ支持用の保持部が等間隔
    に形成され下面から各々の保持部まで通じた吸気路が形
    成された回転テーブルと、該回転テーブルが上端の円盤
    部に取り付けられ各々の前記吸気路の位置に対応して該
    吸気路と通じるように前記円盤部の外周面から上面まで
    通じる空気穴が円周方向に配列して形成された回転軸
    と、該回転軸を回転させるモータと、外部から空気を吸
    引するための空気口が形成され前記空気穴に通じると共
    に前記回転テーブルの前記吸気路と通じ前記保持部にお
    いて真空引き状態を作ることが可能な捕空部と前記空気
    穴を閉じ前記保持部において吸着力が残った残真空状態
    を作ることが可能な遮断部と前記空気穴を大気圧に開放
    して前記保持部における吸着を解除可能な開放部とが円
    周方向の所定の範囲に夫々形成されたエアジョイント板
    とを備えたことを特徴とするチップ搬送装置。
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