JP2003338185A - 半導体装置及びデータ読み出し方法 - Google Patents

半導体装置及びデータ読み出し方法

Info

Publication number
JP2003338185A
JP2003338185A JP2002141346A JP2002141346A JP2003338185A JP 2003338185 A JP2003338185 A JP 2003338185A JP 2002141346 A JP2002141346 A JP 2002141346A JP 2002141346 A JP2002141346 A JP 2002141346A JP 2003338185 A JP2003338185 A JP 2003338185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data line
lines
line
sense
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002141346A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Watanabe
健太郎 渡邊
Yoshinori Takano
芳徳 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002141346A priority Critical patent/JP2003338185A/ja
Publication of JP2003338185A publication Critical patent/JP2003338185A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Mram Or Spin Memory Techniques (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のデータ線あるいはリファレンスデータ
線が平行してレイアウトされる半導体装置において、シ
ールド線に最も近いデータ線又はリファレンスデータ線
の感じる容量が他のデータ線等の感じる容量と比較して
大きくなる場合にセンス時間の遅れを無くすべく容量の
不均等を緩和させる。 【解決手段】 センスアンプ1のデータ線などの複数の
信号線が平行にレイアウトされる場合、複数の信号線の
うち最も外側の信号線の容量と、内側の信号線の容量の
アンバランスを回避する。第1は複数の信号線4の配列
外側にダミーデータ線10を挿入し、その更に外側にシ
ールド線6を配置する。ダミーデータ線は、プリチャー
ジ時に複数の信号線全てとイコライズされ読み出し時に
フローティングになり、リセット時には基準電位にリセ
ットされる。複数の信号線の所定の場所で信号線の順序
を入れ替えて全ての信号線の容量を均等化しても良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラッシュメモリ
やMRAMなどの複数のセンスアンプを備えた半導体装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、例えば、NOR型などのフラ
ッシュメモリやMRAMなどの半導体メモリに用いられ
る従来の複数のデータ線の半導体基板上の概略的な配置
を示したものである。また、図9は、従来例及び本発明
に用いられるセンスアンプの概略構成図である。センス
アンプ(S/A:Sense Amp )は、センス線及びリファ
レンスセンス線をそれぞれ駆動する負荷素子を備えてい
る。図9に示すように、負荷素子の一方は、データ線に
接続され、他方は、リファレンスデータ線に接続されて
いる。そして、データ線は、センス線を介してセンスア
ンプに接続され、リファレンスデータ線は、リファレン
スセンス線を介してセンスアンプに接続されている。セ
ンスアンプは、負荷素子を装置内に内蔵する場合(図9
(a))と、装置外に負荷素子を配置してセンスアンプ
とは別体にする場合(図9(b))とがある。
【0003】図10に示すように、半導体基板(図示し
ない)上には負荷素子を備えた複数((n+1)個)の
センスアンプS/A0〜S/Anが配置されている。各
センスアンプ101は、例えば、S/A0に示すよう
に、本体側がつながっている信号線(以下、「センス
線」という)を接続した本体側センス端子(図示しな
い)とリファレンス側がつながっている信号線(以下、
「リファレンスセンス線」という)を接続したリファレ
ンス側センス端子(図示しない)とを備えている。セン
スアンプ(S/A0〜S/An)101は、半導体基板
に配列され、それに応じて各2個のセンス端子に接続さ
れたセンス線、リファレンスセンス線((2n+2)
本)も配列されている。データ線(SN0〜SNn)
は、本体側センス端子に接続されたセンス線に直接つな
がっている第1の信号線102とこの第1の信号線に接
続された第2の信号線104とから構成されている。一
方、リファレンスデータ線は、リファレンス側センス端
子に接続されたリファレンスセンス線に直接つながって
いる第1の信号線103と全てのセンスアンプ101の
第1の信号線103が接続された第2の信号線105と
から構成されている。したがって、この第2の信号線1
05は、共通リファレンスデータ線105という。
【0004】データ線の第1の信号線102及びリファ
レンスデータ線の第1の信号線103は、センスアンプ
の配列にしたがって、図の横方向に配列されている。ま
た、データ線を構成する複数((n+1)本)の第2の
信号線104、共通リファレンスデータ線105及びデ
ータ線をシールドするためのシールド線(SL0、SL
1)106が所定の間隔で配線された状態で図の縦方向
に配列され、これらは、第1の信号線102、103と
交差している。共通リファレンスデータ線105には、
各センスアンプ101のリファレンスセンス線に接続さ
れた第1の信号線103の全てがその交点で接続されて
いると共に、前述のセンスアンプ101の本体側センス
線に接続されたデータ線の第1の信号線102の全てが
それぞれスイッチ(SW0〜SWn)を介して接続され
ている。スイッチSW0〜SWnは、プリチャージ(pr
e charge)時にデータ(SN0〜SNn)線と共通リフ
ァレンスデータ線とを電位を等しく(イコライズ)する
為に備えてあり、シールド線(SL0、SL1)106
は、データ線をシールドする為に形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このセンス回路を有す
る半導体メモリの読み出しシーケンスを説明する。読み
出しシーケンスは、スイッチSW0〜SWnをオン状態
にしているプリチャージ期間とオフ状態にしているセン
ス期間から成っている。まず、プリチャージ期間には、
データ線(SN0〜SNn)104及び共通リファレン
スデータ線105は、ほぼ同電位となっている。そのた
め、このプリチャージ期間に、例えば、データ線SN2
が感じる容量は、対接地容量Cgndのみである。一
方、シールド線SL0に隣接するデータ線SN0が感じ
る容量は、このシールド線SL0が存在するため配線間
容量(Cint)が加わってCgnd+Cintとな
る。したがって、電位を等しくが不十分な場合にはデー
タ線SN0がプリチャージされるスピードは、他のデー
タ線より遅くなってしまい、センス時間の遅れの原因と
なっている。
【0006】また、センス期間について説明する。図1
1は、データの電位を示したものである。センス期間に
はデータ線SN1〜SNnの電位は、読み出しデータの
“1”、“0”に対応して電位V1又はV0へ向かう。
例えば、データ線SN2の読み出しデータが“1”で、
データSN1、SN3の読み出しデータ線が“0”の場
合に、データ線SN2が帯電する電荷Q2は、 Q2=Cgnd×V1+Cint×(V1−V0)×2 となる。一方、データ線SN0の読み出しデータが
“1”の場合に、データ線SN0が帯電する電荷Q0
は、 Q0=Cgnd×V1+Cint×(V1−V0)+C
int×V1 となる。したがって、 ΔQ=Q0−Q2=Cint×V0 だけ、帯電する電荷に差が生じる。これもセンス時間の
遅れの原因となる。
【0007】このように従来例として、各センスアンプ
のリファレンス側センス端子に接続されたリファレンス
センス線に共通に入力する共通リファレンスデータ線を
持つ構造を挙げたが、各センスアンプのリファレンス側
センス端子に固有のリファレンスデータ線を持つ場合も
あり得る。このような場合においても、データ線、リフ
ァレンスデータ線の配線が平行に走るような場合には、
最も端のデータ線、リファレンスデータ線で容量が大き
くなることには変わりはない。以上のように、複数のデ
ータ線が平行してレイアウトされるような場合において
は、最も外側のデータ線の感じる容量が他のデータ線の
感じる容量と比較して大きくなる為に、センス時間の遅
れの原因となっている。本発明は、このような事情によ
りなされたものであり、複数のデータ線あるいはリファ
レンスデータ線が平行してレイアウトされるような半導
体装置において、最も外側のデータ線(シールド線に最
も近いデータ線あるいはリファレンスデータ線)の感じ
る容量が他のデータ線あるいはリファレンスデータ線の
感じる容量と比較して大きくなる場合に、センス時間の
遅れを無くす様に容量の不均等を緩和する半導体装置を
提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、センスアンプ
のデータ線などを有する複数の信号線が平行にレイアウ
トされるような場合において、複数の信号線のうち最も
外側の信号線の容量と、内側の信号線の容量のアンバラ
ンスを回避するものであり、第1は、複数の信号線の配
列外側にダミーデータ線を挿入し、そのさらに外側にシ
ールド線を配置する構成を有することを特徴としてい
る。ダミーデータ線は、プリチャージ時に複数の信号線
全てと電位を等しくされ読み出し時にフローティング
(floating)になり、リセット(reset )時には基準電
位にリセットされる。以上のようなシーケンスによって
信号線の容量アンバランスがプリチャージ時及び読み出
し時共に改善される。第2は、複数の信号線が平行にレ
イアウトされている部分の所定の場所で信号線の順序を
入れ替えるように構成することを特徴としている。信号
線の順序入れ替え、全ての信号線が同じ割合でシールド
線に隣接するように構成することができ、この構成によ
って、全ての信号線の容量を均等化することができるも
のである。
【0009】すなわち、本発明の半導体装置は、複数の
センスアンプ(S/A0〜S/An)と、前記センスア
ンプの各々の第1のセンス端子に接続されたセンス線が
つながっているデータ線(SN0〜SNn)と、前記セ
ンスアンプの各々のリファレンス側センス端子に接続さ
れたリファレンスセンス線がつながっている共通リファ
レンスデータ線と、プリチャージ時に前記データ線と前
記共通リファレンスデータ線を電位を等しくする手段
と、前記データ線をシールドする1対のシールド線(S
L0、SL1)と、前記シールド線と前記データ線との
間に配置されているダミーデータ線(DN0、DN1)
と、前記ダミーデータ線と前記共通リファレンスデータ
線を電位を等しくする手段とを備えたことを特徴として
いる。前記データ線を駆動する第1の負荷素子(LS0
〜LSn)、)及び前記共通リファレンスデータ線を駆
動する第2の負荷素子(LC0)をさらに備えるように
しても良い。前記ダミーデータ線を駆動する第3の負荷
素子(LD0、LD1)をさらに備えるようにしても良
い。前記ダミーデータ線と前記共通リファレンスデータ
線とを電位を等しくする手段は、スイッチ(DS0、D
S1)であっても良い。前記前記データ線と前記共通リ
ファレンスデータ線を電位を等しくする手段は、スイッ
チ(SW0〜SWn)でああっても良い。前記複数のセ
ンスアンプの各データ線は、所定の部分で実質的に平行
に配列されており、前記1対のシールド線は、前記複数
のデータ線の配列の両側に実質的に平行に配置されてい
るようにしても良い。
【0010】また、本発明の半導体装置は、複数のセン
スアンプ(S/A0〜S/An)と、前記センスアンプ
の各々の第1のセンス端子に接続されたセンス線がつな
がっているデータ線(SN0〜SNn)と、前記センス
アンプの各々の第2のセンス端子に接続されたリファレ
ンスセンス線がつながっているリファレンスデータ線
(RN0〜RNn)と、前記データ線を駆動する第1の
負荷素子(LS0〜LSn)と、前記リファレンスデー
タ線を駆動する第2の負荷素子(LR0〜〜LRn)
と、前記データ線をシールドする1対のシールド線(S
L0、SL1)と、前記1対のシールド線と前記データ
線との間に配置されているダミーデータ線(DN0、D
N1)と、前記ダミーデータ線を駆動する第3の負荷素
子(LD0、LD1)とを備えたことを特徴としてい
る。前記複数のセンスアンプの各データ線及びリファレ
ンスデータ線は、所定の部分で実質的に平行に配列され
ており、前記1対のシールド線は、前記複数のデータ線
及びリファレンスデータ線の配列の両側に実質的に平行
に配置されているようにしても良い。
【0011】また、本発明の半導体装置は、複数のセン
スアンプ(S/A0〜S/An)と、前記センスアンプ
の各々の第1のセンス端子に接続されたセンス線がつな
がっているデータ線(SN0〜SNn)と、前記センス
アンプの各々の第2のセンス端子に接続されたリファレ
ンスセンス線がつながっているリファレンスデータ線
(RN0〜RNn)と、前記データ線をシールドする1
対のシールド線(SL0、SL1)とを備え、前記複数
のセンスアンプの各データ線及びリファレンスデータ線
は、所定の部分で実質的に平行に配列されており、前記
1対のシールド線は、前記複数のデータ線及びリファレ
ンスデータ線の配列の両側に平行に配置され、且つ前記
データ線及びリファレンスデータ線は、2層の積層配線
層に形成され、この2層配線層を用いて所定の位置で前
記配列の順番の並び替えを行って、全ての前記データ線
及びリファレンスデータ線が実質的に同じ割合で前記1
対のシールド線に隣接するように配置されることを特徴
としている。
【0012】また、本発明の半導体装置は、複数のセン
スアンプ(S/A0〜S/An)と、前記センスアンプ
の各々の第1のセンス端子に接続されたセンス線がつな
がっているデータ線(SN0〜SNn)と、前記センス
アンプの各々の第2のセンス端子に接続されたリファレ
ンスセンス線がつながっている共通リファレンスデータ
線と、前記データ線をシールドする1対のシールド線
(SL0、SL1)とを備え、前記複数のセンスアンプ
の各データ線及び共通リファレンスデータ線は、所定の
部分で実質的に平行に配列されており、前記1対のシー
ルド線は、前記複数のデータ線及び共通リファレンスデ
ータ線の配列の両側に平行に配置され、且つ前記データ
線及び共通リファレンスデータ線は、2層の積層配線層
に形成され、この2層配線層を用いて所定の位置で前記
配列の順番の並び替えを行って、全ての前記データ線及
びリファレンスデータ線が実質的に同じ割合で前記1対
のシールド線に隣接するように配置されることを特徴と
している。本発明の半導体装置のデータ読み出し方法
は、上記いずれかの半導体装置に形成されたメモリセル
に書き込まれたデータを読み出す方法において、前記ダ
ミーデータ線は、プリチャージ時に複数のデータ線の全
てと電位を等しくされ、データ読み出し時にフローティ
ングになり、リセット時には基準電位にリセットされる
ことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。まず、図1乃至図3を参照して第1
の実施の形態を説明する。図1は、例えば、NOR型な
どのフラッシュメモリやMRAM等の半導体メモリに用
いられる、この実施の形態のデータ線を含むセンス回路
を示す概略配線回路図、図2は、この実施の形態の読み
出し時のデータの電位を説明する特性図、図3は、半導
体メモリの半導体基板上の概略平面図である。半導体基
板(図示しない)上には複数((n+1)個)のセンス
アンプ(S/A0〜S/An)1が配置されている。セ
ンスアンプには負荷素子が内蔵されている図9(a)に
示す構造のものを用いる。各センスアンプ1は、例え
ば、S/A0に示すように、本体側につながる信号線
(すなわち、データ線)を接続し、本体側センス端子
(図示しない)につながるセンス線とリファレンスセル
側につながる信号線(即ち、リファレンスデータ線)を
接続し、リファレンス側センス端子(図示しない)につ
ながるリファレンスセンス線とを備えている。センスア
ンプ(S/A0〜S/An)1は、半導体基板に配列さ
れ、それに対応して各2個のセンス端子に接続されたセ
ンス線及びリファレンスセンス線も配列されている。
【0014】データ線(SN0〜SNn)は、本体側セ
ンス端子に直接接続されたセンス線につながる第1の信
号線2とこの第1の信号線に接続された第2の信号線4
とから構成されている。一方、リファレンスデータ線
は、リファレンス側センス端子に直接接続されたリファ
レンスセンス線につながる第1の信号線3と、全てのセ
ンスアンプ(S/A0〜S/An)1の第1の信号線3
が接続された第2の信号線5とから構成されている。し
たがって第2の信号線5は、共通リファレンスデータ線
5という。データ線の第1の信号線2及びリファレンス
データ線の第1の信号線3は、センスアンプの配列に従
って、図の横方向に配列されている。また、データ線を
構成する複数((n+1)本)の第2の信号線4、共通
リファレンスデータ線5及びデータ線等をシールドする
ためのシールド線(SL0、SL1)6が所定の間隔で
配線された状態で図の縦方向に配列され、これらは、第
1の信号線2、3と交差している。
【0015】共通リファレンスデータ線5には各センス
アンプ1のリファレンス側センス端子に接続したリファ
レンスセンス線の第1の信号線3の全てがその交点で接
続されていると共に、前述のセンスアンプ1の本体側セ
ンス端子に接続したデータ線の第1の信号線2の全てが
それぞれスイッチ(SW0〜SWn)7を介して接続さ
れている。スイッチ(SW0〜SWn)7は、プリチャ
ージ時にデータ線(SN0〜SNn)と共通リファレン
スデータ線とを電位を等しく(イコライズ)する為に備
えてあり、シールド線(SL0、SL1)6は、データ
線をシールドする為に形成されている。
【0016】この実施の形態では、データ線を構成する
第2の信号線4の配列の最外信号線SN0、SNnとシ
ールド線(SL0、SL1)6との間にダミーデータ線
(DN0、DN1)10を配置することを特徴としてい
る。即ち、第2の信号線SN0とシールド線SL0との
間にダミーデータ線DN0が配置され、第2の信号線S
Nnとシールド線SL1との間にダミーデータ線DN1
が配置される。ダミーデータ線(DN0、DN1)10
は、それぞれ共通リファレンスデータ線5に配線により
リセットスイッチ(DS0〜DS1)11を介して接続
されている。プリチャージ期間には、スイッチ(SW0
〜SWn)7及びダミーデータ線のリセットスイッチ
(DS0〜DS1)11は、オン状態にして、データ線
の第2の信号線4、ダミーデータ線10、共通リファレ
ンスデータ線5を電位を等しくする。従来例において
は、データ線を構成する第2の信号線4の配列の最外信
号線SN0、SNnのとなりは、シールド線(SL0、
SL1)6であるので、他のデータ線よりも大きな容量
を感じていた。しかし、本発明の回路構成においては、
第2の信号線4のSN0、SNnに隣接して配置されて
いるダミーデータ線DN0、DNnもデータ線(SN0
〜SNn)と同電位であるのでデータ線毎の容量の不均
等は緩和される。
【0017】次に、センス期間について考える。センス
期間では、スイッチ(SW0〜SWn)7及びダミーデ
ータ線のリセットスイッチ(DS0〜DS1)11をオ
フ状態にする。したがって、データ線(SN0〜SN
n)の電位は、図2に示すように読み出しデータの
“1”、“0”に対応して電位V1又はV0へ向かう。
ダミーデータ線(DS0、DS1)10の電位VDN
0、VDN1は、センス期間でフローティング状態にな
っているので、データ線(SN0、SNn)の電位をそ
れぞれVSN0=V0又はV1、VSNn=V0又はV
1とし、リセットスイッチ(DS0、DS1)11をオ
フにした瞬間のダミーデータ線(DN0、DN1)10
の電位をVeqlとすると、 VDN0=(Veql+VSN0)/2 VDN1=(Veql+VSNn)/2 となる。したがってVDN0、VDN1とVSN0、V
SNnとの電位差は、 VDN0−VSN0=(Veql−VSN0)/2 VDNn−VSNn=(Veql−VSNn)/2 となる。従来例ではシールド線SL0、SL1がデータ
線の第2の信号線SN0、SNnに隣接して配置されて
いる。
【0018】したがって、シールド線SL0、SLnの
電位差は、VSN0、VSNnであり、これを本発明の
ものと比較すると、本発明の方が電位差が小さいために
センス時間を短縮することが可能となる。また、データ
線SN0、SNnとデータ線SN1〜SNn−1が充電
する電荷の差も小さくなる。この実施の形態において、
データ線SN0〜SN0を駆動する負荷素子は、センス
アンプS/A0〜S/Anの内に有っても良いし、これ
らセンスアンプとは別にデータ線SN0〜SNnに接続
されていても良い。また、ダミーデータ線DN0、DN
1に負荷素子が接続されていても良い。これらダミーデ
ータ線に負荷素子が接続されていている場合にはスイッ
チSW0〜SWn、リセットスイッチDS0、DS1は
なくても良い。
【0019】次に、図3を参照して半導体装置の全体構
造を概略説明する。半導体基板には、メモリセルアレ
イ、メモリセルアレイ部に隣接するカラムゲート部、リ
ファレンスセルアレイ、負荷素子を有するセンスアンプ
部、半導体基板上に形成された配線群(データ線、リフ
ァレンスデータ線、シールド線、ダミーデータ線)、配
線に形成され、センスアンプとの接離を制御するイコラ
イズスイッチ部が形成されている。図において、メモリ
セルアレイに記憶されたデータは、ビット線を介して読
み出され、センスアンプによりリファレンスセルアレイ
と比較して外部に読み出されるように構成されている。
配線群を含む負荷素子を有するセンスアンプ部は、図1
に示す部分に相当する。
【0020】次に、図4乃至図6を参照して第2の実施
の形態を説明する。図4及び図5は、例えば、NOR型
などのフラッシュメモリやMRAMなどの半導体メモリ
に用いられる、この実施の形態のデータ線を含むセンス
回路を示す概略配線回路図、図6は、シールド線に全て
のデータ線が同じ割合で隣接するように配線された構造
の一例を示す概略配線回路図である。図4に示すよう
に、半導体基板(図示せず)上には複数((n+1)
個)のセンスアンプ(S/A0〜S/An)21が配置
されている。この実施の形態で用いるセンスアンプは、
負荷素子を内蔵した図9(a)に示す構造のものを用い
る。センスアンプには負荷素子が内蔵されている。各セ
ンスアンプ21は、例えば、S/A0に示すように本体
(メモリセル)側につながるデータ線を接続し、本体側
センス端子(図示しない)につながるセンス線とリファ
レンスセル側につながるリファレンスデータ線を接続
し、リファレンス側センス端子(図示しない)につなが
るリファレンスセンス線とを備えている。センスアンプ
(S/A0〜S/An)21は半導体基板に配列され、
それに対応して各2個のセンス端子に接続された信号線
((2n+2)本)も配列されている。データ線(SN
0〜SNn)は、本体側センス端子に接続されたセンス
線につながる第1の信号線22とこの第1の信号線22
に接続された第2の信号線24とから構成されている。
【0021】一方、リファレンスデータ線(RN0〜R
Nn)は、リファレンス側センス端子に接続されたリフ
ァレンスセンス線につながる第1の信号線23と、各セ
ンスアンプ21の第1の信号線23のそれぞれが接続さ
れた第2の信号線25とから構成されている。データ線
の第1の信号線22及びリファレンスデータ線の第1の
信号線23は、センスアンプの配列にしたがって、所定
の間隔でほば垂直に配線された状態で図の横方向に配列
されている。また、データ線を構成する複数((n+
1)本)の第2の信号線24、複数((n+1)本)の
リファレンスデータ線25及びデータ線をシールドする
ためのシールド線(SL0、SL1)26が所定の間隔
で大部分がほぼ水平に配置された状態で図の縦方向に配
列され、これらは、第1の信号線22、23と交差して
いる。
【0022】これらデータ線などの配線構造をさらに説
明する。データ線(SN0〜SNn)及びリファレンス
データ線(RN0〜RNn)の第2の信号線24、25
は、交互に配列され、この配列の外側にシールド線(S
L0、SL1)26がこの配列にほぼ平行に配置されて
いる。ここで、第2の信号線24、25の配列は、シー
ルド線(SL0、SL1)26に挟まれている。この配
列の負荷素子を備えたセンスアンプS/A0の下の部分
では、データ線SN0(第2の信号線24)がシールド
線SL0に隣接するように配線されている。しかし、例
えば、センスアンプS/Anの下の部分では、シールド
線SL0に隣接しているのは他のデータ線に変わってい
る。例えば、図4に示すA点ではリファレンスデータ線
RNnがシールド線SL0に隣接している。このよう
に、シールド線SL0、SL1に隣接するデータ線ある
いはリファレンスデータ線の隣接部分を部分的に限定す
る方法は、データ線などに適当な部分で幾つかの段差を
設け、段差より右の部分がシールド線SL0から離れる
ようにする。その代り、シールド線SL0に隣接するデ
ータ線SN0の段差を越えた延長部分にはデータ線RN
nが配置されるように配線される。
【0023】このように配線するには、例えば、このよ
うなシールド線、データ線やリファレンスデータ線の大
部分を半導体基板(図示しない)上の第1の配線層に形
成し、図に示すように、センスアンプS/Anの下の部
分では、シールド線SL1に隣接しているリファレンス
データ線RNnをデータ線SN0の段差を越えた延長部
分の配線に第2の配線層をパターニングして得た接続配
線20により接続してリファレンスデータ線RNnとす
る。このような接続配線20は、各シールド線にデータ
線及びリファレンスデータ線が同じ割合で隣接すること
を目的として必要な本数を適宜の位置に配置することが
できる。この実施の形態では、接続配線を第2の配線層
としたが、本発明ではこの部分を第1の配線層とし他の
配線を第2の配線層とすることもできる。
【0024】以上のように、この実施の形態では、デー
タ線あるいはリファレンスデータ線は、積層配線層を用
いて所々で配列順番の並び替えが行われるようにしてい
るので、従来例のデータ線SN0、SNnだけがシール
ド線SL0、SL1に隣接するように配置されているの
に対し、この実施の形態では、各データ線及びリファレ
ンスデータ線を各シールド線に対して同じ割合で隣接す
るように配置を行えばどのデータ線あるいはリファレン
スデータ線も平均して各シールド線SL0、SL1の隣
りに来る部分が有るようにした結果、データ線あるリフ
ァレンスデータ線間の容量の不均等を無くすことができ
る。この実施の形態では、リファレンスデータ線(RN
0〜RNn)は、それぞれ別の信号線としたが(図4の
例)、これらをまとめた共通リファレンスデータ線を用
いることができる。例えば、図5は、共通リファレンス
データ線を適用した例である。すなわち、リファレンス
データ線は、リファレンスセンス線に接続され、センス
アンプの数に相当する本数の第1の信号線23と、第2
の信号線である1本の共通リファレンスデータ線27か
ら構成されている。共通リファレンスデータ線27は、
データ線(SN0〜SNn)を構成する第2の信号線2
4の配列のほぼ中央に並列に配置されている。
【0025】シールド線(SL0、SL1)26は、こ
の配列の外側に隣接して配列されている。シールド線
(SL0)26と共通リファレンスデータ線27との間
の第2の信号線(SN0〜SN(n-1)/2 )24群は、半
導体基板上の第2の配線層に形成された接続配線28を
適宜の本数、適宜の位置で用いて所々で配列順番の並び
替えを行うようにしている。このような構成により、ど
の第2の信号線(SN0〜SN(n-1)/2 )24もほぼ同
じ割合でシールド線(SL0)26に隣接するようにな
っている。また、シールド線(SL1)26と共通リフ
ァレンスデータ線27との間の第2の信号線(SN(n+
1)/2 〜SNn)24群は、半導体基板上の第2の配線
層に形成された接続配線29を適宜の本数、適宜の位置
で用いて所々で配列順番の並び替えを行うようにしてい
る。このような構成により、どの第2の信号線(SN(n
+1)/2 〜SNn)24もほぼ同じ割合でシールド線(S
L1)26に隣接するようになっている。この実施の形
態では、接続配線として斜め配線を用いて配線の並べ替
えを行っているが、本発明を実施するためには必ずしも
斜め配線を使う必要はなく、例えば、垂直配線であって
も良い。
【0026】図6は、シールド線(SL0、SL1)に
全てのデータ線(この図では6本である)が同じ割合で
隣接するように配線された構造の一例を示すものであ
る。6本の第2の配線層から構成された接続配線により
全てのデータ線が配列の外側に配置されたシールド線S
L0、SL1に同じ割合で隣接しているように構成させ
ることができる。以上のように、この実施の形態では、
いずれの例を用いてもデータ線あるいはリファレンスデ
ータ線間の容量の不均等を無くすことができる。
【0027】次に、図7及び図8を参照して第3の実施
の形態を説明する。図7は、例えば、NOR型などのフ
ラッシュメモリやMRAMなどの半導体メモリに用いら
れる、この実施の形態のデータ線を含むセンス回路を示
す概略配線回路図、図8は、半導体メモリの半導体基板
上の概略平面図である。図7に示すように、半導体基板
(図示しない)上には複数((n+1)個)のセンスア
ンプ(S/A0〜S/An)31が配置されている。こ
こで用いるセンスアンプは、図9(b)に示す、負荷素
子を別体に配線した構造のものを用いる。各センスアン
プ31は、例えば、S/A0に示すように、本体(メモ
リセル)側につながるデータ線(SN0〜SNn)34
に、本体側センス端子(図示しない)につながるセンス
線32を介して接続され、リファレンスセル側につなが
るリファレンスデータ線(RN0〜RNn)35に、リ
ファレンス側センス端子(図示しない)につながるリフ
ァレンスセンス線33を介して接続されている。
【0028】センス線32及びリファレンスセンス線3
3は、センスアンプ(S/A0〜S/An)31の配列
に従って、所定の間隔でほば垂直に配線された状態で図
の横方向に配列されている。また、データ線(SN0〜
SNn)34及びリファレンスデータ線(RN0〜RN
n)35は、センスアンプ(S/A0〜S/An)31
の配列に従って、所定の間隔でほば水平に配線された状
態で図の縦方向に配列されている。また複数のデータ線
34、複数のリファレンスデータ線35及びデータ線等
をシールドするためのシールド線(SL0、SL1)3
6が所定の間隔で大部分がほぼ水平に配置された状態で
図の縦方向に配列されている。データ線(SN0〜SN
n)34及びリファレンスデータ線(RN0〜RNn)
35は、交互に配列され、この配列の外側にシールド線
(SL0、SL1)36がこの配列にほぼ平行に配置さ
れているように構成されている。さらに、この実施の形
態では、データ線及びリファレンスデータ線の配列の最
外信号線SN0、RNnとシールド線(SL0、SL
1)36との間にダミーデータ線(DN0、DN1)3
0を配置することを特徴としている。すなわち、データ
線(SN0)34とシールド線(SL0)36との間に
ダミーデータ線(DN0)30が配置され、リファレン
スデータ線(RNn)35とシールド線(SL1)36
との間にダミーデータ線(DN1)30が配置される。
【0029】また、データ線(SN0〜SNn)34、
リファレンスデータ線(RN0〜RNn)35及びダミ
ーデータ線(DN0〜DNn)30は、いずれも各々を
駆動する第1の負荷素子(LS0〜LSn)37、第2
の負荷素子(LR0〜LRn)38、第3の負荷素子
(LD0、LD1)39が接続されている。これらデー
タ線34、リファレンスデータ線35、ダミーデータ線
30は、センス線及びリファレンスデータ線33と交差
している。
【0030】次に、図8を参照して半導体装置の全体構
造を概略説明する。半導体基板には、メモリセルアレ
イ、メモリセルアレイ部に隣接するカラムゲート部、リ
ファレンスセルアレイ、負荷素子部、センスアンプ部、
半導体基板上に形成された第1の配線群(データ線、リ
ファレンスデータ線)、第2の配線群(リファレンスデ
ータ線、シールド線、ダミーデータ線)が形成されてい
る。センスアンプ部、負荷素子部及び配線群を含む部分
は、図7に示す部分に相当している。図8において、メ
モリセルアレイに記憶されたデータは、ビット線を介し
て読み出され、センスアンプによりリファレンスセルア
レイと比較して外部に読み出されるように構成されてい
る。以上のように、この実施の形態は、複数のセンスア
ンプ、センスアンプの本体側のデータ線及びリファレン
ス側のデータ線、データ線及びリファレンスデータ線を
駆動する為の負荷素子、データ線及びリファレンスデー
タ線をシールドする為のシールド線、シールド線とデー
タ線との間に配置されているダミーデータ線、ダミーデ
ータ線を駆動する為の負荷素子から構成されている。こ
のような構成により、シールド線とのカップリング容量
を受けるデータ線がダミーデータ線となり、データ線及
びリファレンスデータ線への影響は緩和される。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上の構成により、シールド
線の隣りに配置されたデータ線の容量が低減されてデー
タ線間の容量の不均等が緩和される。また、各データ線
がそれぞれ同じ割合でシールド線に隣接することによ
り、データ線間の容量の不均等が緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のデータ線を含むセ
ンス回路を示す概略配線図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の読み出し時のデー
タの電位を説明する特性図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の半導体装置(半導
体メモリ)の概略平面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態のデータ線を含むセ
ンス回路を示す配線回路図。
【図5】本発明の第2の実施の形態のデータ線を含むセ
ンス回路を示す配線回路図。
【図6】本発明の第2の実施の形態において、シールド
線に全てのデータ線が同じ割合で隣接するように配線さ
れた構造の一例を示す概略配線回路図。
【図7】本発明の第3の実施の形態のデータ線を含むセ
ンス回路を示す配線回路図。
【図8】本発明の第3の実施の形態の半導体装置(半導
体メモリ)の概略平面図。
【図9】本発明及び従来例において用いる負荷素子を備
えたセンスアンプの概略図。
【図10】従来のデータ線を有するセンス回路を構成す
る半導体装置の概略平面図。
【図11】図10の半導体装置の読み出し時のデータ線
の電位を示す特性図。
【符号の説明】
1、21、31・・・センスアンプ(S/A0〜S/A
n)、2、22・・・データ線(SN0〜SNn)の第
1の信号線、3、23・・・リファレンスデータ線の第
1の信号線、4、24・・・データ線の第2の信号線、
5、27・・・共通リファレンスデータ線(リファレン
スデータ線の第2の信号線)、6、26、36・・・シ
ールド線(SL0、SL1)、7・・・スイッチ(イコ
ライズスイッチ)(SW0〜SWn)、10、30・・
・ダミーデータ線(DN0、DN1)、11・・・ダミ
ーデータ線のリセットスイッチ(DS0、DS1)、2
0、28、29・・・接続配線、 32・・・センス
線、33・・・リファレンスセンス線、34・・・デー
タ線(SN0〜SNn)、35・・・リファレンスデー
タ線(RN0〜RNn)、37・・・第1の負荷素子
(LS0〜LSn)、38・・・第2の負荷素子(LR
0〜LRn)、39・・・第3の負荷素子(LD0、L
D1)、Cint・・・配線間容量、Cgnd・・・対
接地容量。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/105 H01L 29/78 371 27/108 27/10 681G 27/115 29/788 29/792 (72)発明者 高野 芳徳 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内 Fターム(参考) 5B025 AD05 AE05 5F083 EP77 FZ10 GA01 GA13 LA03 LA11 ZA28 5F101 BE02 BF08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセンスアンプと、 前記センスアンプの各々の第1のセンス端子に接続され
    たセンス線がつながっているデータ線と、 前記センスアンプの各々の第2のセンス端子に接続され
    たリファレンスセンス線がつながっている共通リファレ
    ンスデータ線と、 プリチャージ時に前記データ線と前記共通リファレンス
    データ線とを電位を等しくする手段と、 前記データ線をシールドする1対のシールド線と、 前記シールド線と前記データ線との間に配置されている
    ダミーデータ線と、 前記ダミーデータ線と前記共通リファレンスデータ線と
    を電位を等しくする手段とを備えたことを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 前記データ線を駆動する第1の負荷素子
    と、前記共通リファレンスデータ線を駆動する第2の負
    荷素子とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 前記ダミーデータ線と前記共通リファレ
    ンスデータ線とを電位を等しくする手段は、スイッチで
    あることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半
    導体装置。
  4. 【請求項4】 前記ダミーデータ線を駆動する第3の負
    荷素子とを備えたことを特徴とする請求項2又は請求項
    3に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記前記データ線と前記共通リファレン
    スデータ線とを電位を等しくする手段は、スイッチであ
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
    記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記複数のセンスアンプの各データ線
    は、所定の部分で実質的に平行に配列されており、前記
    1対のシールド線は、前記複数のデータ線の配列の両側
    に実質的に平行に配置されていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 複数のセンスアンプと、 前記センスアンプの各々の第1のセンス端子に接続され
    たセンス線がつながっているデータ線と、 前記センスアンプの各々の第2のセンス端子に接続され
    たリファレンスセンス線がつながっているリファレンス
    データ線と、 前記データ線を駆動する第1の負荷素子と、 前記リファレンスデータ線を駆動する第2の負荷素子
    と、 前記データ線をシールドする1対のシールド線と、 前記1対のシールド線と前記データ線との間に配置され
    ているダミーデータ線と、 前記ダミーデータ線を駆動する第3の負荷素子とを備え
    たことを特徴とする半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記複数のセンスアンプの各データ線及
    びリファレンスデータ線は、所定の部分で実質的に平行
    に配列されており、前記1対のシールド線は、前記複数
    のデータ線及びリファレンスデータ線の配列の両側に実
    質的に平行に配置されていることを特徴とする請求項7
    に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 複数のセンスアンプと、 前記センスアンプの各々の第1のセンス端子に接続され
    たセンス線がつながっているデータ線と、 前記センスアンプの各々の第2のセンス端子に接続され
    たリファレンスセンス線がつながっているリファレンス
    データ線と、 前記データ線をシールドする1対のシールド線とを備
    え、 前記複数のセンスアンプの各データ線及びリファレンス
    データ線は、所定の部分で実質的に平行に配列されてお
    り、前記1対のシールド線は、前記複数のデータ線及び
    リファレンスデータ線の配列の両側に平行に配置され、
    且つ前記データ線及びリファレンスデータ線は、2層の
    積層配線層に形成され、この2層配線層を用いて所定の
    位置で前記配列の順番の並び替えを行って、全ての前記
    データ線及びリファレンスデータ線が実質的に同じ割合
    で前記1対のシールド線に隣接するように配置すること
    を特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 複数のセンスアンプと、 前記センスアンプの各々の第1のセンス端子に接続され
    たセンス線がつながっているデータ線と、 前記センスアンプの各々の第2のセンス端子に接続され
    たリファレンスセンス線がつながっている共通リファレ
    ンスデータ線と、 前記データ線をシールドする1対のシールド線とを備
    え、 前記複数のセンスアンプの各データ線及び共通リファレ
    ンスデータ線は、所定の部分で実質的に平行に配列され
    ており、前記1対のシールド線は、前記複数のデータ線
    及び共通リファレンスデータ線の配列の両側に平行に配
    置され、且つ前記データ線及び共通リファレンスデータ
    線は、2層の積層配線層に形成され、この2層配線層を
    用いて所定の位置で前記配列の順番の並び替えを行っ
    て、全ての前記データ線及びリファレンスデータ線が実
    質的に同じ割合で前記1対のシールド線に隣接するよう
    に配置することを特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 半導体装置に形成されたメモリセルに
    書き込まれたデータを読み出す方法において、 前記ダミーデータ線は、プリチャージ時に複数のデータ
    線の全てと電位を等しくされ、データ読み出し時にフロ
    ーティングになり、リセット時には基準電位にリセット
    されることを特徴とする半導体装置のデータ読み出し方
    法。
JP2002141346A 2002-05-16 2002-05-16 半導体装置及びデータ読み出し方法 Pending JP2003338185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002141346A JP2003338185A (ja) 2002-05-16 2002-05-16 半導体装置及びデータ読み出し方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002141346A JP2003338185A (ja) 2002-05-16 2002-05-16 半導体装置及びデータ読み出し方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003338185A true JP2003338185A (ja) 2003-11-28

Family

ID=29701956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002141346A Pending JP2003338185A (ja) 2002-05-16 2002-05-16 半導体装置及びデータ読み出し方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003338185A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7630223B2 (en) 2005-12-22 2009-12-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory device and method of arranging signal and power lines
US9741434B2 (en) 2013-03-22 2017-08-22 SK Hynix Inc. Resistance change memory
US9824736B1 (en) 2016-09-09 2017-11-21 Toshiba Memory Corporation Memory device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7630223B2 (en) 2005-12-22 2009-12-08 Samsung Electronics Co., Ltd. Memory device and method of arranging signal and power lines
US9741434B2 (en) 2013-03-22 2017-08-22 SK Hynix Inc. Resistance change memory
US9824736B1 (en) 2016-09-09 2017-11-21 Toshiba Memory Corporation Memory device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11317501A (ja) リ―ドオンリメモリ及びその製造方法及びリ―ドオンリメモリ読み出し方法
JPH0836894A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
CN112119495A (zh) 具有通过混合接合方法连接的多个芯片的半导体存储器装置
JPH0642536B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2009033029A (ja) 半導体記憶装置
JP2003338185A (ja) 半導体装置及びデータ読み出し方法
JP2643953B2 (ja) 集積メモリ回路
JPH08297967A (ja) 三重ポートを有する半導体メモリ装置
JP4190865B2 (ja) 半導体メモリ
JPH07130164A (ja) 半導体装置
JP3068944B2 (ja) マスクrom
JP2001014876A (ja) 半導体記憶装置
US5875138A (en) Dynamic access memory equalizer circuits and methods therefor
JPH0834296B2 (ja) 半導体記憶装置
US6421266B1 (en) Memory circuit having improved sense-amplifier block and method for forming same
TW436797B (en) Semiconductor memory apparatus
TW201448174A (zh) 半導體裝置
JPH043595B2 (ja)
JP2859195B2 (ja) 半導体集積回路の配線構造とその配線方法
JP3736677B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2642520B2 (ja) 半導体読出し専用メモリ
KR101449932B1 (ko) 레이아웃 면적을 저감하는 플래시 메모리 장치
JP3159159B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2001076490A (ja) 半導体記憶装置
JPH098255A (ja) 半導体記憶装置