JP2001076490A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001076490A
JP2001076490A JP2000167884A JP2000167884A JP2001076490A JP 2001076490 A JP2001076490 A JP 2001076490A JP 2000167884 A JP2000167884 A JP 2000167884A JP 2000167884 A JP2000167884 A JP 2000167884A JP 2001076490 A JP2001076490 A JP 2001076490A
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sense
lines
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Nobuaki Otsuka
伸朗 大塚
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】読み出し用のセンス線及び書き込み用のデータ
線の線間容量の影響を軽減し、高速で動作マージンの大
きい大容量の半導体記憶装置を提供する 【解決手段】本発明の半導体記憶装置においては、1カ
ラム又は数カラムごとに設けられたローカルセンスアン
プから周辺回路に配置された次段のグローバルセンスア
ンプまで、読み出しデータ信号を転送するセンス線が、
周辺回路に設けられた書き込み制御回路から各カラムに
書き込みデータを転送するデータ線によりシールドされ
る。読み出し用のセンス線と書き込み用のデータ線とが
同時に動作しないことを利用して、読み出し、書き込み
動作において互いに他をシールド線として用いることに
より、隣接する信号線の間、又は各2本の信号線からな
る信号線対の間の線間容量によるクロストークを排除
し、読み出し速度の低下や、ばらつきを回避することが
可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に係
り、特にメモリコア(以下メモリセルアレイと呼ぶ)か
らの読み出し動作速度と読み出し動作マージンの改善に
使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶装置には、カラムごと
に設けられたローカルセンスアンプと、周辺回路領域に
形成されたグローバルセンスアンプとを備えるものがあ
る。図7にこのような半導体記憶装置の読み出し回路の
構成例が示されている。
【0003】図7に示す読み出し回路は、メモリセルア
レイ1と、複数のビット線2と、前記複数のビット線2
にそれぞれ接続されるトランジスタスイッチからなるカ
ラム選択手段3と、前記カラム選択手段3にそれぞれ接
続されるローカルセンスアンプ4と、前記メモリセルア
レイ1の1辺に沿って配置されるセンス線5と、前記セ
ンス線5と周辺回路領域との接続線6と、周辺回路領域
に形成されたグローバルセンスアンプ7と、読み出しデ
ータ信号の出力回路8とから構成される。
【0004】後に示すように、周辺回路領域との接続線
6はセンス線5の一部をなし、センス線5及び周辺回路
領域との接続線6は、それぞれバス配線を構成するもの
であるから、以下、センス線5と周辺回路領域との接続
線6とを一括して、センス線5、6と呼ぶことにする。
【0005】同様に、書き込みデータをメモリセルアレ
イ1に転送するデータ線についても、グローバルセンス
アンプ7を形成する周辺回路領域に第1の書き込み制御
回路を備え、ローカルセンスアンプ4の形成領域に第2
の書き込み制御回路を備え、これら第1、第2の書き込
み制御回路とデータ線(図7におけるセンス線5、6に
相当する)を介して、書き込みデータがメモリセルアレ
イ1に書き込まれる。なお、従来の問題点をわかりやす
く説明するために、図7では書き込みデータをメモリセ
ルアレイ1に転送する経路は省略されている。
【0006】次に、図7に示す従来の半導体記憶装置の
読み出し動作を説明する。ここでは、ビット線2が、そ
れぞれ相補の読み出しデータ信号を転送する2本のビッ
ト線対からなり、メモリセルからビット線対に読み出さ
れた僅かな電位差が1対のビット線2に現れ、この電位
差が前記ビット線対に接続されたローカルセンスアンプ
4を用いて増幅される場合について説明する。
【0007】なお図7において、ビット線2に接続され
るカラム選択手段3、及びセンス線5、6は、いずれも
各1本の線として示されているが、以下相補の信号を扱
う場合には、これらの各1本の線はそれぞれ1対の線を
示すものとする。
【0008】ローカルセンスアンプ4は、カラム選択手
段3を介して各ビット線2に接続され、メモリセルアレ
イ1の1辺に沿って配置される。ローカルセンスアンプ
4で増幅されたメモリセルの読み出しデータ信号は、こ
れらのローカルセンスアンプ4が順次並列に接続され、
かつ、前記メモリセルアレイ1の1辺に沿って配置され
た相補のセンス線5及び周辺回路領域との相補の接続線
6(以下、センス線対5、6と呼ぶ)に転送され、周辺
回路領域に配置されたグローバルセンスアンプ7で増幅
され、読み出しデータ信号の出力回路8から出力され
る。
【0009】ここでセンス線対5、6に現れる信号は、
通常の相補型ロジック回路における電圧振幅を有するも
のではなくて、ビット線対の読み出しデータ信号と同様
に、電源電圧に比べて小さい中間電圧レベルの電圧振幅
を有するものであり、この信号のロジックは前記センス
線対5、6に現れる電位差の正負の極性により定められ
る。
【0010】このように、電源電圧に比べて小さい中間
電圧レベルの電圧振幅を有する読み出しデータ信号を転
送する理由は次の通りである。先に述べたように、セン
ス線対5はメモリセルアレイ1の1辺に沿って延在する
信号線であるため、その長さは最大メモリセルアレイ1
の1辺の長さに達する。
【0011】また、多数のローカルセンスアンプ4が並
列に接続されるので、センス線対5に付加される寄生容
量Cは極めて大きな値になる。従って、センス線対5の
抵抗Rと寄生容量Cで定まるR*C積による遅延時間
は、他の信号線に比べて極めて大きい。
【0012】このようにR*C積が極めて大きい信号線
を用いて、通常の相補型ロジック回路の電圧振幅を有す
る信号を転送すれば、寄生容量の充放電による電力消費
が大きくなり、また、R*C遅延による読み出し動作速
度の低下を免れることができない。
【0013】従ってビット線対と同様に、センス線対
5、6の読み出しデータ信号も比較的電圧振幅の小さな
中間電圧レベルの信号とし、センス線対6に接続したグ
ローバルセンスアンプ7を用いて、前記読み出しデータ
信号を通常の相補型ロジック回路における電圧振幅の信
号に変換すれば、電力消費を抑制しつつ、読み出し速度
を向上することができる。
【0014】以上、各ビット線2にローカルセンスアン
プ4を接続する構成について説明したが、半導体記憶装
置の大容量化に伴い、カラム数が増加する場合には、ト
ランジスタスイッチからなるカラム選択手段3を介し
て、数カラムごとにローカルセンスアンプ4が接続され
る。
【0015】しかし、カラム数が少ない場合には、ロー
カルセンスアンプ4を形成することなく、メモリセルか
ら読み出されたビット線対の電位差が、カラム選択手段
3を介して、そのままセンス線対5、6に転送されるこ
ともある。いずれにしても、センス線対5、6では比較
的小さな中間電圧レベルの電圧振幅で読み出しデータ信
号が転送される。
【0016】次に図8を用いて、例えば複数のセンス線
対5のうち互いに隣接するA、/A、及び、B、/B、
及び、C、/Cの3対を抜き出して、読み出しデータ信
号の転送を行う場合の読み出しデータ信号レベルの相互
関係について説明する。
【0017】先に述べたように、センス線対5はメモリ
セルアレイ1の1辺に沿って延在するので、センス線対
5を構成するセンス線自身の寄生容量が大きくなる。ま
た同時に、隣り合うセンス線間の線間寄生容量による容
量結合も大きくなる。
【0018】このため、センス線対5で転送される相補
の読み出しデータ信号の電圧レべルは、隣り合うセンス
線間の容量結合の度合いにより変化する。また、相補の
読み出しデータ信号は、比較的小さい中間電圧レベルと
して転送されるので、容量結合による相補の読み出しデ
ータ信号の電圧レベル差の変化は、正常なデータ転送の
大きな妨げとなる。なお、このような容量結合による相
補の読み出しデータ信号の電圧レベル差の変化は、セン
ス線対5、及び接続用センス線対6に共通する問題であ
ることはいうまでもない。
【0019】図8を用いてこの問題をさらに具体的に説
明する。相補の読み出しデータ信号により電位差を生じ
るセンス線対5、6のうち、電圧レベルの高い方を
“H”、低い方を“L”とする。また“1”データの時
にはA,B,C側が“H”、/A、/B、/C側が
“L”となり、“0”データの時には、A,B,C側が
“L”、/A、/B、/C側が“H”になると仮定す
る。なお、図8において、簡単のためセンス線対5、6
が直線のバス配線として示されている。
【0020】センス線対5、6を構成するセンス線間の
電圧レベル差は、読み出しデータ信号が相補型であるた
め、常に“H”と“L”が逆極性になるのは当然である
が、/AとB、/BとCのように、互いに隣り合うセン
ス線対5、6に属する線と線との間では、それぞれのセ
ンス線対5、6に転送される相補の読み出しデータ信号
のデータの種類、すなわち“1”、“0”の別に依存し
てセンス線間の電圧レベルの相互関係が定められる。
【0021】例えば図8に示すように、センス線対A、
/A、及び、C、/Cに読み出しデータ信号“1”が転
送され、センス線対B、/Bに読み出しデータ信号
“0”が転送される場合には、/AとB、及び、/Bと
Cの間には同レベルの電圧変化を生じ、センス線間の容
量結合が電圧変化を互いに助け合い、加速するように作
用する。
【0022】しかし、図9に示すように、全てのセンス
線対に読み出しデータ信号“1”が転送される場合に
は、前記/AとB、及び、/BとCの間には逆方向の電
圧変化を生じ、容量結合が電圧変化を互いに妨げるよう
に作用する。このため、グローバルセンスアンプ7ヘの
相補入力信号のレベル差が低下し、読み出し動作マージ
ンが低下し、読み出し動作速度もまた低下するという問
題を生じる。
【0023】図8及び図9に示すように、複数のセンス
線対が平行に配置されるバス配線のレイアウトにおい
て、このバス配線の縁に位置するセンス線対の外側には
隣り合う信号線が存在しないので、バス配線の縁におけ
るセンス線対の動作の態様は、バス配線の内部における
動作の態様と異なるものになる。
【0024】上記のような容量結合の問題を回避する方
法の1つとして、図10に示すように、各センス線対
A、/A、及び、B、/B、及びC、/Cの間に、各セ
ンス線対と同一の配線層を用いて、ダミー信号線を配置
し、そのダミー信号線の電圧レベルを一定値(例えば接
地)に固定することにより、センス線対の間にシールド
線Gを設ける手段が考えられる。
【0025】しかし、この場合、対をなす2本のセンス
線に対して1本のシールド線Gを設けなければならない
ので、センス線対からなるバス配線の占有面積が大幅に
増加する。例えば読み出し動作において、シールド線G
の太さがセンス線と同一であると仮定すれば、シールド
線Gを設けることにより、センス線の配線に要するチッ
プ面積は1.5倍に増加する。
【0026】特にビット幅の大きい高速SRAM (Stat
ic Random Access Memory)では、センス線として、多数
の太い信号線からなるバス配線を用いる必要があるた
め、多数のシールド線Gをバス配線内に形成すれば、半
導体装置のチップ面積が大幅に増加する。
【0027】隣り合うセンス線間の容量結合の影響を回
避する他の方法として、図11に示すように、センス線
対をツイストする方法が知られている。図11の縦の破
線で示すように、対をなす隣り合うセンス線を一定の間
隔ごとに互いに入れ替えれば、容量結合の影響を補償す
ることができる。
【0028】しかし、前記容量結合の補償を十分に行う
ためにはツイスト数を増加しなければならないが、図1
2に示すように、R*C遅延の影響が大きい長距離のセ
ンス線対において、異なる配線層への接続が、ツイスト
のための多数のコンタクトホール10を介して繰り返さ
れるので、寄生抵抗の増加や容量の不均衡が大きくな
り、逆に動作マージンが低下するという問題を生じる。
【0029】さらに、図7を用いて説明したように、セ
ンス線対5、6を駆動するローカルセンスアンプ4がセ
ンス線対5に分散して接続されるため、読み出し特性に
位置依存性が生じる。
【0030】例えば図13に示すように、ツイストされ
たセンス線の片側の中間点にローカルセンスアンプ4、
又は直接カラムセレクト手段3が接続されれば、その接
続点からグローバルセンスアンプまでの間の容量のバラ
ンスが不均一となり、ツイストされたセンス線に容量の
不均衡を生じ、読み出し特性の位置依存性を生じる原因
になる。
【0031】以上、記憶情報を読み出すセンス線対を例
として説明したが、書き込みデータをメモリセルアレイ
に転送するデータ線についても同様の問題があり、従
来、大容量の半導体記憶装置の動作速度の向上や、動作
マージン改善の大きな障害になっていた。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
半導体記憶装置は、記憶データの読み出し、書き込みに
用いるセンス線やデータ線間の容量結合の影響が大き
く、読み出し、書き込み速度の低下や動作マージンの減
少を生じるという問題があった。
【0033】本発明は、上記の問題点を解決すべくなさ
れたもので、前記センス線やデータ線の容量結合の影響
を軽減し、高速で動作マージンの大きい半導体記憶装置
を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決する手段】本発明の半導体記憶装置は、周
辺回路に配置された書き込み制御回路からメモリセルア
レイのカラム選択手段に書き込みデータを転送するデー
タ線を用いて、メモリセルアレイのカラム選択手段から
周辺回路に配置されたセンスアンプに読み出しデータ信
号を転送するセンス線をシールドすることを特徴とす
る。また、逆に前記センス線を用いて前記データ線をシ
ールドすることを特徴とする。
【0035】すなわち、読み出し動作時にはセンス線に
読み出しデータ信号が転送されるが、データ線は一定電
圧となり、書き込み動作時にはデータ線に書き込みデー
タが転送されるが、センス線は一定電圧となるので、半
導体記憶装置の読み出し及び書き込み動作において、前
記センス線及びデータ線を互いに他のシールド線として
利用することができる。
【0036】具体的には本発明の半導体記憶装置は、メ
モリセルアレイのカラムに設けられたカラム選択手段
と、前記メモリセルアレイの周辺回路に設けられたセン
スアンプと、前記周辺回路に設けられた書き込み制御回
路と、前記カラム選択手段から前記センスアンプに読み
出しデータ信号を転送するセンス線と、前記書き込み制
御回路から前記カラム選択手段に書き込みデータを転送
するデータ線とを備え、かつ、前記センス線及びデータ
線が交互に平行に配置された複数の前記センス線及びデ
ータ線からなるバス配線を具備することを特徴とする。
【0037】また、本発明の半導体装置は、メモリセル
アレイのカラムに設けられた第1のセンスアンプと、前
記メモリセルアレイの周辺回路に設けられた第2のセン
スアンプと、前記周辺回路に設けられた第1の書き込み
制御回路と、前記カラムに設けられた第2の書き込み制
御回路と、前記第1のセンスアンプから前記第2のセン
スアンプに読み出しデータ信号を転送するセンス線と、
前記第1の書き込み制御回路から前記第2の書き込み制
御回路に書き込みデータを転送するデータ線とを備え、
かつ、前記センス線及びデータ線が交互に平行に配置さ
れた複数の前記センス線及びデータ線からなるバス配線
を具備することを特徴とする。
【0038】好ましくは、前記第1のセンスアンプ、及
び前記第2の書き込み制御回路は、それぞれカラム選択
ゲートを介して複数のカラムから選択された1個のカラ
ムに接続されることを特徴とする。
【0039】また、前記センス線は、相補の読み出しデ
ータ信号を転送する互いに隣接する1対の信号線からな
るものであっても良いし、前記センス線及び前記データ
線は、それぞれ相補の読み出しデータ信号及び相補の書
き込みデータを転送する互いに隣接する1対の信号線か
らなるものあっても良い。
【0040】また、前記センス線は、相補の読み出しデ
ータ信号を転送する第1の1対の信号線からなり、前記
データ線は、相補の書き込みデータを転送する第2の1
対の信号線からなるものであって、かつ、前記バス配線
は、前記第1、第2の1対の信号線に属する各1本の信
号線が交互に平行に配置されることにより構成しても良
い。また、前記半導体記憶装置において、前記センス線
及び前記データ線は、それぞれ異なる配線層に形成され
ても良い。
【0041】また好ましくは、前記センス線により相補
の信号として転送される前記読み出しデータ信号の電圧
振幅は、電源電圧に比べて小さい中間電圧振幅であるこ
とを特徴とする。
【0042】また好ましくは、前記半導体記憶装置は、
前記バス配線の両側の縁に沿って前記バス配線に隣接す
るように平行に配置された、一定電圧のシールド配線を
さらに具備することを特徴とする。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。はじめに図1を用いて、以
下の実施の形態に共通な、本発明の半導体記憶装置全体
の回路構成の一例を説明する。
【0044】図1に示す半導体記憶装置は、半導体チッ
プ100の上に形成された4個のメモリセルアレイ11
と、メモリセルアレイ11の1辺に沿って形成されたカ
ラム選択手段13と、これに隣接して形成された第1の
センスアンプ及び第2の書き込み制御回路からなる領域
14と、メモリセルアレイ11の1辺に沿って平行に配
置された前記領域14との接続線を備えるバス配線15
と、第2のセンスアンプ及び第1の書き込み制御回路か
らなる領域17と、バス配線15及び前記領域17を互
いに接続するバス配線接続部16と、読み出しデータ信
号及び書き込みデータの入出力部18と、その他の周辺
回路19とから構成される。
【0045】本発明の半導体記憶装置は、必ずしも全て
第1のセンスアンプ及び第2の書き込み制御回路からな
る領域14を備えるものではなく、バス配線15とカラ
ム選択手段13とが直接接続される場合もある。
【0046】図1において、本発明の目的とするところ
は、特に記憶データの読み出し及び書き込みに用いるセ
ンス線及びデータ線間の容量結合の影響が大きく、読み
出し及び書き込み速度の低下や動作マージン減少の原因
となるバス配線15及びバス配線接続部16に関するバ
ス配線の構成に関するものである。
【0047】次に、図2を用いて第1の実施の形態につ
いて説明する。図2は、第1の実施の形態に係るバス配
線15、バス配線接続部16及びこれにつながる回路を
示す部分拡大図である。
【0048】半導体記憶装置の読み出し動作において、
メモリセルアレイ11のビット線から読み出された読み
出しデータ信号は、複数のトランジスタスイッチからな
るカラム選択手段13を介して第1のセンスアンプ14
に接続され、この第1のセンスアンプ14から周辺回路
領域に形成された第2のセンスアンプ17まで、バス配
線15、16を構成するセンス線Sを介して読み出しデ
ータ信号が転送される。第2のセンスアンプ17におい
て、所要の信号レベルに増幅された後、I/O18を介
して読み出しデータが外部に出力される。
【0049】また、半導体記憶装置の書き込み動作にお
いて、I/O回路18を介して外部から書き込まれた書
き込みデータは、第1の書き込み制御回路17で増幅さ
れ、バス配線15、16を構成するデータ線Dを介して
第2の書き込み制御回路14に転送され、カラム選択手
段13で選択されたビットを介してメモリセルに書き込
まれる。
【0050】図2に示すバス配線15、16において、
読み出し用のセンス線Sと書き込み用のデータ線Dとが
それぞれ1本の線として示されているが、必ずしもセン
ス線及びデータ線は1本の線に限定されるものではな
い。
【0051】読み出しデータ信号が相補の信号からなる
場合には、前記センス線は1対のセンス線(センス線
対)となり、また書き込みデータが相補のデータからな
る場合には、前記データ線は1対のデータ線(データ線
対)となる。
【0052】センス線がセンス線対からなりデータ線が
1本の線からなる場合や、センス線が1本の線からなり
データ線がデータ線対となる場合や、またセンス線及び
データ線が共にセンス線対及びデータ線対からなる場合
がある。
【0053】第1の実施の形態に係る半導体記憶装置に
おいて、センス線は、読み出し動作時に電圧レベルの変
化を生じ、書き込み動作時にはプリチャージ状態にある
ため、電源電圧レベル又は接地レベルのような固定電圧
レベルにある。一方、データ線は、書き込み動作時に電
圧レベルの変化を生じ、読み出し動作時にはプリチャー
ジ状態にあるため、電源電圧レベル又は接地レベルのよ
うな固定電圧レベルにある。
【0054】すなわち、センス線及びデータ線は、同時
に電圧レベルの変化を生じることがなく、一方が動作し
ている場合は、他方の電圧レべルは固定されているの
で、図2に示すように、センス線とデータ線とを交互に
平行に配置することにより、互いに他方の信号線に対し
てシールド線として作用することができる。このように
して、記憶データの読み出し、書き込み動作の速度と動
作マージンを改善することができる。
【0055】なお、図2に示す第1の実施の形態におい
て、バス配線15、16の縁に位置するセンス線又はデ
ータ線の外側には、隣接する信号線が存在しないので、
前記書き込み又は読み出し信号線によるシールド効果に
不均衡を生じる。これを回避するためには、図2に示す
ように、バス配線15、16の外周に隣接するように接
地線(又は一定電圧の線)Gを配置すれば良い。
【0056】このようにすれば、センス線及びデータ線
からなるバス配線において、従来容量結合の問題を回避
する方法の1つとして考えられてきた、各センス線及び
データ線の間にそれぞれシールド線G配置する手段に比
べて、単にバス配線の外周にのみシールド線Gを配置す
ればよいので、前記センス線及びデータ線が各1本の信
号線からなる場合には、バス配線の占有面積を約1/2
に縮小することが可能になる。
【0057】前記第1の実施の形態の効果は、前記セン
ス線及び前記データ線のいずれか又は両方が相補信号を
転送する1対の線からなる場合にも同様に有効である。
また、先に述べたように、バス配線15とカラム選択手
段13とが、第1のセンスアンプ14を介することなく
直接接続される場合もあるが、この場合にも前記第1の
実施の形態の効果が同様に有効であることはいうまでも
ない。
【0058】なお、図2に示すように、カラム選択手段
13に接続された第1のセンスアンプ及び第2の書き込
み制御回路14、又はそのいづれかを用いる回路構成
は、特に大容量の半導体記憶装置の回路構成として有用
である。
【0059】次に、図3(a)、図3(b)を用いて、
第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態
の半導体記憶装置は、前記第1、第2のセンスアンプを
接続するセンス線が相補の読み出しデータ信号を転送す
るセンス線対A、/A乃至F、/Fからなり、前記第
1、第2の書き込み制御回路を接続するデータ線が相補
の書き込みデータを転送するデータ線対A、/A乃至
F、/Fからなる場合について説明する。
【0060】第2の実施の形態におけるセンス線対A、
/A乃至F、/F及びデータ線対A、/A乃至F、/F
の配置を図3(a)、図3(b)に示す。ここでは、互
いに隣接するセンス線対と、互いに隣接するデータ線対
とが、交互に平行に配置される。
【0061】ここでは一例として、それぞれ6組のセン
ス線対とデータ線対とを配置する場合が示されている
が、複数組の同数のセンス線対とデータ線対について、
同様に配置されることはいうまでもない。この場合セン
ス線対とデータ線対の数は互いに等しいので、全てのセ
ンス線対とデータ線対を余すところなく交互に平行に配
置することができる。
【0062】第2の実施の形態において、相補の読み出
しデータ信号を転送するセンス線対は、読み出し動作時
に電圧レベルの変化を生じ、書き込み動作時にはプリチ
ャージ状態にあるため、電源電圧レベル又は接地レベル
のような固定電圧レベルにあるが、相補の書き込みデー
タを転送するデータ線対は、書き込み動作時に電圧レベ
ルの変化を生じ、読み出し動作時にはプリチャージ状態
にあるため、電源電圧レベル又は接地レベルのような固
定電圧レベルにある。
【0063】すなわち、センス線対及びデータ線対は、
同時に電圧レベルの変化を生じることがなく、一方が動
作している場合は他方の電圧レべルは固定されているの
で、図3(a)、図3(b)に示すように、センス線対
とデータ線対とを交互に平行に配置することによりバス
配線を構成し、センス線対とデータ線対を互いに他のシ
ールド線として用いることができる。
【0064】なお、第2の実施の形態において、バス配
線の縁に位置するセンス線又はデータ線の外側には隣接
する信号線が存在しないので、前記書き込み又は読み出
し信号線によるシールド効果に不均衡を生じる。これを
回避するためには図3(b)に示すように、バス配線の
両側に隣接して接地線(又は一定電圧の線)Gを配置す
れば良い。
【0065】容量結合の問題を回避する方法の1つとし
て、図10に示すように、各センス線対及びデータ線対
A、/A、及び、B、/B、及びC、/Cの間に、シー
ルド線Gを設ける手段が考えられる。
【0066】しかし、この場合、対をなす各2本のセン
ス線、データ線に対してそれぞれ1本のシールド線Gを
設けなければならないので、センス線対及びデータ線対
からなるバス配線の占有面積が大幅に増加する。例えば
シールド線Gの太さがセンス線及びデータ線と同一であ
るとすれば、シールド線Gを設けることにより、バス配
線の占有面積は1.5倍に増加する。従って、第2の実
施の形態を用いればバス配線の占有面積が、従来の約1
/1.5に削減され、チップサイズの大幅な縮小を図る
ことが可能になる。
【0067】なお、第2の実施の形態において、前記バ
ス配線が第1のセンスアンプ及び第2の書き込み制御線
を介してカラム制御手段に接続される場合について説明
したが、バス配線とカラム選択手段とが直接接続される
場合にも前記第2の実施の形態が有効であることはいう
までもない。
【0068】次に図4(a)、図4(b)を用いて本発
明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の
形態では、センス線が各2本のセンス線対A、/A乃至
F、/Fからなり、データ線は各1本の信号線A乃至F
からなり、これらのセンス線対とデータ線とが交互に平
行に配置される場合について説明する。
【0069】ここで、書き込みデータを転送するデータ
線を各1本とする理由は、読み出しデータ信号はビット
線に現れる微小な電位差を増幅する上で、1対の相補信
号として転送することが望ましいが、書き込みデータは
通常のロジック回路と同等な電圧振幅の書き込みデータ
を外部から入力し、通常のロジック信号と同様に1本の
データ線で転送され、カラム選択手段に接続された書き
込み回路で相補信号に変換する方が効率が良い場合があ
るためである。
【0070】この場合にも、読み出し時において、前記
各1本の書き込みデータ線は、各2本の読み出しセンス
線対のシールド線として作用する。このように、各2本
のセンス線対と各1本のデータ線を交互に平行に配置す
ることにより、シールド用のダミー配線を配置したり信
号線対をツイストさせたりすることなく、隣り合う信号
線間の容量結合の影響を回避することができる。
【0071】さらに、図4(b)に示すように、複数の
平行配線からなるバス配線の縁に位置する信号線の容量
結合を、内部の信号線の容量結合と揃えるためには、バ
ス配線の両側にのみ隣接してシールド線Gを配置すれば
良い。このようにすれば、本第3の実施の形態におい
て、前記第1、第2の実施の形態と同様に、半導体記憶
装置のチップサイズの縮小を図ることができる。
【0072】次に、図5(a)、図5(b)を用いて、
第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態
は、前記第3の実施の形態をさらに発展させた例であ
り、図5(a)、図5(b)に示すように、センス線及
びデータ線が共に各2本のセンス線対及びデータ線対
A、/A乃至F、/Fからなり、それぞれセンス線対及
びデータ線対に属する各1本の信号線が、互いに隣接す
るように交互に平行に配置される。
【0073】このように、データ線対とセンス線対を各
1本ずつ交互に平行に配置することにより、全ての信号
線に対して、その両隣りが実質的なシールド線として作
用する。図3(a)、図3(b)及び図4(a)、図4
(b)に示す前記第2、第3の実施の形態においては、
相補のセンス線対を構成する各2本の隣接する信号線が
互いにシールドされることなくそのまま配置されるた
め、センス線対で転送される相補の読み出しデータ信号
が必ず“H”と“L”の逆の電圧レベルとなり、センス
線対間の容量結合が互いの変化を阻害する方向に作用す
るという問題が残される。
【0074】しかし、図5(a)、図5(b)に示す第
4の実施の形態では、隣り合う信号線の一方が、動作状
態において固定電圧レベルにあるため、センス線対を構
成する2本の線間の電圧変化に対して互いに容量結合に
よる影響を及ぼすことがなくなり、読み出し速度の低下
やばらつきを抑制することが可能になる。
【0075】なお、図2に示す第1の実施の形態におい
て説明したように、バス配線の縁に位置するセンス線又
はデータ線のシールド効果の不均衡を回避するために
は、図5(b)に示すように、バス配線の両側に隣接し
て接地線Gを配置すれば良い。
【0076】このようにすれば、先に第1の実施の形態
で説明したように、従来の各センス線及びデータ線の間
にそれぞれシールド線Gを配置する手段に比べてバス配
線の占有面積を約1/2に縮小することが可能になる。
【0077】次に、図6(a)、図6(b)を用いて本
発明の第5の実施の形態について説明する。図6(a)
は、同一配線層内において、前記第4の実施の形態で説
明したように、センス線対A、/A及びデータ線対A、
/Aに属する各1本の信号線が、互いに隣接するように
交互に平行に配置された場合の、信号線に対して垂直な
面内における断面図である。
【0078】また、図6(b)は、互いに異なる配線層
内において、センス線対A、/A、及び、B、/Bと、
データ線対A、/A、及び、B、/Bとにそれぞれ属す
る各1本の信号線が、互いに隣接するように交互に平行
に配置された場合の、信号線に対して垂直な面内におけ
る断面図である。
【0079】図6(b)のように、センス線対と異なる
配線層にデータ線対が配置される場合には、センス線対
に属する隣接する信号線の破線で示す線間容量結合に対
して、センス線対に属する第1層の信号線と、これに隣
接するデータ線に属する第2層の信号線との間の、実線
で示す層間容量結合の作用が加わり、例えばデータ線を
一定の電圧(例えば接地)にすれば、前記データ線が前
記センス線に対してシールド線としての作用を及ぼすこ
とが可能になる。
【0080】図6(b)から明らかなように、図3
(a)、図3(b)及び図4(a)、図4(b)に示す
第2、第3の実施の形態において、センス線とデータ線
が上下の異なる配線層に形成される場合でも、互いに隣
り合う前記センス線及びデータ線の間には、図6(b)
の実線で示す容量結合の作用が加わるので、同様に前記
データ線が前記センス線に対してシールド線としての作
用を及ぼすことが可能になる。
【0081】図6(b)に示す第5の実施の形態は、セ
ンス線、データ線の信号線幅を大きくして配線抵抗を小
さくするデバイス、例えばSRAM等について特に有効
な手段となる。
【0082】また、図6(a)、図6(b)において、
センス線及びデータ線からなるバス配線の縁に位置する
センス線又はデータ線の容量結合の不均衡を回避するた
めには、バス配線の両側に隣接してシールド線を形成す
れば良い。なお、図6(b)において、このようなシー
ルド線を第1層又は第2層に配置することができる。第
1層及び第2層に配置して最適化すればさらに良好な結
果が得られる。
【0083】なお本発明は上記の実施の形態に限定され
ることはない。その他本発明の要旨を逸脱しない範囲
で、種々変形して実施することができる。
【0084】
【発明の効果】上述したように、本発明の半導体記憶装
置によれば、読み出し用のセンス線と書き込み用のデー
タ線とが同時に動作しないことを利用して、読み出し、
書き込み動作において互いに他をシールド線として用い
ることにより、隣接する信号線間又は各2本の信号線か
らなる信号線対の間の線間容量によるクロストークの問
題が排除され、読み出し速度の低下やばらつきを回避
し、データ依存性がない動作の安定した高速・大容量の
半導体記憶装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の構成を示す図。
【図2】第1の実施の形態に係るセンス線、データ線及
びシールド線の配置を示す図。
【図3】第2の実施の形態に係るセンス線、データ線及
びシールド線の配置を示す図であって、(a)はセンス
線対とデータ線対とが交互に平行に配置されたバス配線
の構成を示す図。(b)はセンス線対とデータ線対から
なるバス配線の両側にシールド線を配置した構成を示す
図。
【図4】第3の実施の形態に係るセンス線、データ線及
びシールド線の配置を示す図であって、(a)はセンス
線対と1本のデータ線とが交互に平行に配置されたバス
配線の構成を示す図。(b)はセンス線対と1本のデー
タ線からなるバス配線の両側にシールド線を配置した構
成を示す図。
【図5】第4の実施の形態に係るセンス線、データ線及
びシールド線の配置を示す図であって、(a)はセンス
線対とデータ線対とが各1本ずつ交互に平行に配置され
たバス配線の構成を示す図。(b)はセンス線対とデー
タ線対とが各1本ずつ交互に平行に配置されたバス配線
の両側にシールド線を配置した構成を示す図。
【図6】第5の実施の形態に係るセンス線対及びデータ
線対の配置を示す断面図であって、(a)はセンス線対
とデータ線対が同一配線層に形成される場合を示す図。
(b)はセンス線対とデータ線対が異なる配線層に形成
される場合を示す図。
【図7】従来のメモリセルアレイの読み出し回路の構成
例を示す図。
【図8】“1”、“0”データが交互に転送される場合
にセンス線対の配置により生じる従来の問題点を示す
図。
【図9】“1”データのみが転送される場合にセンス線
対の配置により生じる従来の問題点を示す図。
【図10】センス線対の間にシールド線を設けた従来の
配置を示す図。
【図11】センス線対にツイストを設けた従来のセンス
線対の配置を示す図。
【図12】コンタクトホールを介して接続される従来の
ツイストにおける交差部の構造を示す図。
【図13】従来のツイストの中間点にローカルセンスア
ンプ又は直接カラム選択手段が接続される場合を示す
図。
【符号の説明】
1、11…メモリセルアレイ 2…ビット線 3、13…カラム選択手段 4…ローカルセンスアンプ 5、6…センス線 7…グローバルセンスアンプ 8…出力回路 10…コンタクトホール 14…第1センスアンプ及び第2書き込み制御回路 15…バス配線 16…バス配線接続部 17…第2センスアンプ及び第1書き込み制御回路 18…入出力部 19…周辺回路 100…半導体チップ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルアレイのカラムに設けられた
    カラム選択手段と、 前記メモリセルアレイの周辺回路に設けられたセンスア
    ンプと、 前記周辺回路に設けられた書き込み制御回路と、 前記カラム選択手段から前記センスアンプに読み出しデ
    ータ信号を転送するセンス線と、 前記書き込み制御回路から前記カラム選択手段に書き込
    みデータを転送するデータ線とを備え、 かつ、前記センス線及び前記データ線が交互に平行に配
    置されたバス配線を具備することを特徴とする半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 メモリセルアレイのカラムに設けられた
    第1のセンスアンプと、 前記メモリセルアレイの周辺回路に設けられた第2のセ
    ンスアンプと、 前記周辺回路に設けられた第1の書き込み制御回路と、 前記カラムに設けられた第2の書き込み制御回路と、 前記第1のセンスアンプから前記第2のセンスアンプに
    読み出しデータ信号を転送するセンス線と、 前記第1の書き込み制御回路から前記第2の書き込み制
    御回路に書き込みデータを転送するデータ線とを備え、 かつ、前記センス線及びデータ線が交互に平行に配置さ
    れた複数の前記センス線及びデータ線からなるバス配線
    を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のセンスアンプ、及び前記第2
    の書き込み制御回路は、それぞれカラム選択ゲートを介
    して複数のカラムから選択された1個のカラムに接続さ
    れることを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記センス線は、相補の読み出しデータ
    信号を転送する互いに隣接する1対の信号線からなり、
    前記バス配線は、前記1対の信号線と前記データ線とが
    交互に平行に配置されることにより構成されることを特
    徴とする請求項1、2のいずれか1つに記載の半導体記
    憶装置。
  5. 【請求項5】 前記センス線は、相補の読み出しデータ
    信号を転送する互いに隣接する第1の1対の信号線から
    なり、前記データ線は、相補の書き込みデータを転送す
    る互いに隣接する第2の1対の信号線からなるものであ
    って、前記バス配線は、前記第1、第2の1対の信号線
    が交互に平行に配置されることにより構成されることを
    特徴とする請求項1、2のいずれか1つに記載の半導体
    記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記センス線は、相補の読み出しデータ
    信号を転送する第1の1対の信号線からなり、前記デー
    タ線は、相補の書き込みデータを転送する第2の1対の
    信号線からなるものであって、前記バス配線は、前記第
    1、第2の1対の信号線に属する各1本の信号線が交互
    に平行に配置されることにより構成されることを特徴と
    する請求項1、2のいずれか1つに記載の半導体記憶装
    置。
  7. 【請求項7】 前記センス線及び前記データ線は、それ
    ぞれ異なる配線層に形成されることを特徴とする請求項
    1、2のいずれか1つに記載の半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記センス線により相補の信号として転
    送される前記読み出しデータ信号の電圧振幅は、電源電
    圧に比べて小さい中間電圧振幅であることを特徴とする
    請求項4記載の半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記バス配線の両側の縁に沿って、前記
    バス配線に隣接するように平行に配置された一定電圧の
    シールド配線を具備することを特徴とする請求項1、
    2、及び請求項4乃至6のいずれか1つに記載の半導体
    記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100498448B1 (ko) * 2002-09-30 2005-07-01 삼성전자주식회사 데이터 버스 사이의 커플링을 최소화하는 동기식 반도체장치 및 방법
KR100642636B1 (ko) 2004-07-30 2006-11-10 삼성전자주식회사 반도체 메모리 장치 및 이 장치의 데이터 라인 배치 방법
CN114255802A (zh) * 2020-09-22 2022-03-29 长鑫存储技术有限公司 集成电路

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