JP2003336234A - 除雪機の操作装置 - Google Patents

除雪機の操作装置

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JP2003336234A JP2002144665A JP2002144665A JP2003336234A JP 2003336234 A JP2003336234 A JP 2003336234A JP 2002144665 A JP2002144665 A JP 2002144665A JP 2002144665 A JP2002144665 A JP 2002144665A JP 2003336234 A JP2003336234 A JP 2003336234A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも片方の手で操作していないと除雪
機の作業ができなくなるデッドマンクラッチ、またはデ
ッドマンスイッチと操作レバーとの組み合わせ。 【解決手段】 機体の後部に、操縦を行う操縦ハンドル
と、この操縦ハンドルの前側に設けられた操作パネルに
配設される操作レバーとを有する自走式除雪機であっ
て、.操縦ハンドル6の近傍に、少なくとも片方の手
で操作していないと除雪機の作業ができなくなるデッド
マンクラッチ、またはデッドマンスイッチ18を、除雪
用レバー14と別個に設けた。.操作レバーを、一本
の操作レバーにより複数の操作が行えるマルチレバー1
4、あるいは複数の操作レバー19,20が集中して配
置され、連繋して操作可能の構成とし、デッドマンクラ
ッチ、またはデッドマンスイッチ18と関連させた。
.デッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチ1
8を、一本の操作レバーにより複数の操作が行えるマル
チレバー14に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも片方の
手で操作していないと、除雪機の作業ができなくなるデ
ッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチを備えた
除雪機の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図10及び図11に示すように、
機体Bの後部に、機体Bの操縦を行う操縦ハンドルC
と、この操縦ハンドルCの前側に設けられた操作パネル
Dに配設される操作レバー群Eと、を有する自走式除雪
機Aが周知である。この除雪機Aは、機体B上にエンジ
ン部F及び油圧装置などを搭載し、エンジン部Fの後方
の機体B下部に、油圧無段変速装置(HST)を備える
トランスミッション(変速機構)Gにより駆動されるク
ローラ走行装置Hを装備している。機体Bの前側には、
フローティング及びローリング制御が可能の除雪部I
と、除雪部Iから上方に延び、除雪部Iに上下のオーガ
Jにより掻き込まれてブロワKにより吹き上げられる雪
を投擲するための,投雪方向を変更可能にした投雪シュ
ートLが設けられ、機体の前進走行と共に、除雪作業を
行うようにしている。
【0003】前記操作レバー群Eには、機体を左右いず
れかに旋回させるサイドクラッチレバーM、走行クラッ
チを接・断する走行クラッチレバーN、前・後進、高速
・低速を切り換える変速レバーO、除雪部Iへの動力を
オン・オフする除雪用クラッチレバーP、除雪部オーガ
を上下・左右に傾動させる油圧レバーQ、投雪距離を調
節する投雪レバーR等のほか、スイッチ類が設けられて
いる。また、操縦ハンドルCから後方に突出するように
して、機体後退時に作業者が操縦ハンドルCと後方障害
物との間に挟まれるような場合の緊急時に、機体の後退
を停止させる後退時非常停止装置Sを設けている。また
一方で、少なくとも片方の手で操作して(握って)いな
いと、除雪機の作業ができなくなるデッドマンクラッ
チ、またはデッドマンスイッチが知られ、このデッドマ
ンクラッチ、またはデッドマンスイッチを設けることが
義務づけられるようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の除雪機にお
いては、デッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッ
チが設けられていない場合が多いので、作業者が除雪機
から離れた状態でも、除雪機は駆動走行が可能であり、
除雪機が暴走する危険があった。また、デッドマンクラ
ッチ、またはデッドマンスイッチを設けた場合には、デ
ッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチを操作し
ていない他方の手で各種の操作レバーを操作しなければ
ならず、操作性に問題があった。さらに、後退時非常停
止装置が設けられている場合でも、緊急時においてこれ
を操作しないと除雪機は走行を停止しないので危険であ
る、といった問題点もあった。本発明は上記の問題点を
解決することを目的になされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下の構成を有する。 A.機体の後部に、操縦を行う操縦ハンドルと、この操
縦ハンドルの前側に設けられた操作パネルに配設される
操作レバーとを有する自走式除雪機において、前記操縦
ハンドルの近傍に、少なくとも片方の手で操作していな
いと除雪機の作業ができなくなるデッドマンクラッチ、
またはデッドマンスイッチを、除雪用レバーと別個に設
けた。
【0006】B.上記操作レバーを、一本の操作レバー
により複数の操作が行えるマルチレバーとし、デッドマ
ンクラッチ、またはデッドマンスイッチと関連させた。
C.上記操作レバーを、複数の操作レバーが集中して配
置され、連繋して操作可能の構成とし、これら操作レバ
ーとデッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチと
関連させた。 D.機体の後部に、操縦を行う操縦ハンドルと、この操
縦ハンドルの前側に設けられた操作パネルに配設される
複数の操作レバーとを有する自走式除雪機において、少
なくとも片方の手で操作していないと除雪機の作業がで
きなくなるデッドマンクラッチ、またはデッドマンスイ
ッチを、一本の操作レバーにより複数の操作が行えるマ
ルチレバーに設けた。
【0007】
【作用】上記A.〜D.(請求項1〜4)の構成を有す
ることによって、本発明の除雪機の操作装置は、以下の
作用をする。 .操縦ハンドルの近傍に、少なくとも片方の手で操作
していないと除雪機の作業ができなくなるデッドマンク
ラッチ、またはデッドマンスイッチを、除雪用レバーと
別個に設けることで、除雪作業時に、片方の手でデッド
マンクラッチ、またはデッドマンスイッチを操作した
(握った)まま、他方の手で除雪用レバーを操作して、
適切な除雪作業が行える。
【0008】.操作レバーを、一本の操作レバーによ
り複数の操作が行えるマルチレバーとし、デッドマンク
ラッチ、またはデッドマンスイッチと関連させること
で、除雪作業時に、片方の手でデッドマンクラッチ、ま
たはデッドマンスイッチを操作した(握った)まま、他
方の手でマルチレバーを操作して、複数の作業を自在に
選択して作業が行える。 .操作レバーを、複数の操作レバーが集中して配置さ
れ、連繋して操作可能の構成とし、これら操作レバーと
デッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチと関連
させることで、除雪作業時に、片方の手でデッドマンク
ラッチ、またはデッドマンスイッチを操作した(握っ
た)まま、他方の手で複数の操作レバーを連繋して操作
し、複数の作業を行うことができる。 .少なくとも片方の手で操作していないと除雪機の作
業ができなくなるデッドマンクラッチ、またはデッドマ
ンスイッチを、一本の操作レバーにより複数の操作が行
えるマルチレバーに設けることで、マルチレバーで操作
性よく選択した作業を行いながら、マルチレバーから手
を離すと作業は停止される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
の図面を参照して具体的に説明する。図1及び図2にお
いて、符号1は自走式除雪機で、この除雪機1は、基台
2の下側に左右一対の信地旋回あるいは超信地旋回が可
能のクローラ走行装置3を装備し、基台2上にエンジン
部4及び油圧装置などを搭載すると共に、エンジン部4
の後方の基台2下部に、図示しない油圧無段変速装置
(HST)を備えるトランスミッション(変速機構)5
を装着し、その上側にバー式の操縦ハンドル6を設けて
いる。操縦ハンドル6の前側に設けられた操作パネル7
に、複数の操作レバー8を配設している。基台2の前側
には、フローティング及びローリング制御が可能となっ
ている除雪部9と、除雪部9から上方に延び、除雪部9
に上下のオーガ10により掻き込まれてブロワ11によ
り吹き上げられる雪を投擲するための,投雪方向を変更
可能にした投雪シュート12、及び該投雪シュート12
の上側において、上下に回動して投雪角度を調節可能に
したシュータデフレクタ13が設けられている、
【0010】基台2の前端左右中央部に除雪部9の後部
左右中央部が左右回動可能に支持され、その回動支持部
を通って基台2側から除雪部9側に動力が伝達され、除
雪部9が駆動される。回動支持部と基台2との間には横
方向に油圧シリンダが介装され、この油圧シリンダの伸
縮作動により除雪部9及び投雪シュート12が左右回動
(ローリング)制御される。該油圧シリンダの伸縮作動
操作は、上記操作レバー8のうちの後述するマルチレバ
ー14により、図示しないソレノイドバルブを切換えて
行われる。
【0011】除雪部9を左右回動(ローリング)させる
油圧シリンダの伸縮、フリーの切換えは、自動・手動切
換えレバーにより、除雪部9のローリングが自動と手動
とに切換えられる。そして、除雪部9のローリングを手
動に切換えたとき、マルチレバー14の頂部に設けたス
イッチレバーを操作することにより除雪部9のローリン
グを制御する。また、除雪部9のローリング制御を自動
水平状態にしているときでも除雪部ローリング制御ダイ
ヤルによる手動操作が可能であり、その手動操作を解除
すると除雪部9が自動水平状態に復帰し、除雪部9のロ
ーリング制御を傾斜状態に制御しているときでも、自動
水平制御が可能となる自動水平制御装置が設けられてい
る。これらの制御は、何れも電子制御回路に連繋して行
われる。また、マルチレバー14は、左右いずれかに傾
動させたときサイドクラッチを作動させて機体を左右い
ずれかに旋回させ、前後に回動させたとき油圧シリンダ
により除雪部9のピッチングを制御する機能を有してい
る。
【0012】上記除雪部9は、前方を開放したオーガハ
ウジング9a内に下部オーガ及び上部オーガ10を水平
に軸支し、機体の前進と共に対向する積雪を掻き込んで
左右両側から中央部に集め、下部オーガの左右中間部後
方に設けられたブロワ11により上方に吹き上げて投雪
シュート12、シュータデフレクタ13を介して投雪す
る。また、投雪シュート11は、シュート回動部を水平
方向に回動させて投雪方向を左右に変え、シュータデフ
レクタ13の上下角度を投雪角度調節用シリンダにより
変えて投雪角度・距離を調節する。除雪部9の左右両端
部には接地ソリ9bが設けられ、除雪部9のローリング
を自動に、あるいはフローティング状態にしたとき、接
地または接雪状態で移動する。
【0013】上記操作レバー8には、マルチレバー14
のほか、前・後進、高速・低速を切り換える変速レバー
15、走行クラッチを入り・切り操作する走行クラッチ
レバー16などが設けられ、また、操作パネル7には各
種のスイッチ類が設けられている。操縦ハンドル6から
後方に突出するようにして、機体後退時に作業者が操縦
ハンドル6と後方障害物(壁)との間に挟まれるような
場合の緊急時に、機体の後退を停止させる後退時非常停
止装置17が設けられている。
【0014】操縦ハンドル6の握り部6aに対して、該
握り部6aと共に作業者が片方の手で握って、あるいは
上方から押しつけて(操作して)いないと、エンジンが
停止し、あるいは主クラッチが切り状態となって除雪作
業ができなくなるデッドマンクラッチ、またはデッドマ
ンスイッチ18,18を、マルチレバー14とは別個に
設けている。このデッドマンクラッチ、またはデッドマ
ンスイッチ18は、作業者の手による握り、あるいは押
しつけを解除すると、バネの弾発力により握り部6aか
ら離間し、エンジンを停止し、あるいは主クラッチを切
り、デッドマンスイッチ18を握り部6aと共に握った
り、握り部6aに押しつけたりする状態では、エンジン
は駆動状態が維持され、主クラッチは入り状態を持続す
る。
【0015】上記デッドマンクラッチ、またはデッドマ
ンスイッチ18を、図3に示すように、握りレバー18
a,18aの形式にして、この握りレバー18a,18
aのいずれかを握っておればエンジンは駆動状態が維持
され、あるいは主クラッチの入り状態を持続し、両レバ
ー18a,18aの握りを解除すると、エンジンは停止
し、あるいは主クラッチが切られるようにしてもよいも
のである。また、図4及び図5に示すように、上記操作
レバー8のマルチレバー14に代えて、左右のサイドク
ラッチレバー19,19の間で、サイドクラッチレバー
19と共に連繋して操作できる範囲に油圧レバー20を
配置し、作業者は片方の手でデッドマンクラッチ、また
はデッドマンスイッチ18を握りながら、他方の手でサ
イドクラッチレバー19及び油圧レバー20を操作して
除雪作業を行い、デッドマンクラッチ、またはデッドマ
ンスイッチ18の握りを解除すると、除雪作業が行われ
なくなるようにしてもよいものである。
【0016】さらに、図示しないが、上記図1及び図2
におけるデッドマンスイッチ18,18を止めて、マル
チレバー14の握り部(グリップ)にデッドマンクラッ
チ、またはデッドマンスイッチを設けて、作業者がマル
チレバー14を握っている間は除雪作業が行え、マルチ
レバー14の握りを離すとデッドマンクラッチ、または
デッドマンスイッチが作動して、除雪機1の走行が停止
し、または除雪部9の駆動が停止して、除雪作業が行わ
れなくなるようにしてもよいものである。
【0017】また、図6及び図7に示すように、上記デ
ッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチ18,1
8を一個のものにし、操縦ハンドル6の握り部6aの両
側部から握れる長さのデッドマンクラッチ、またはデッ
ドマンスイッチ18bとし、リンクロッド21、リター
ンスプリング22を介してエンジン部4のマイクロスイ
ッチ23をオン・オフするようにし、デッドマンクラッ
チ、またはデッドマンスイッチ18bを握り部6aと共
に握っているか、あるいは握り部6aに押しつけている
とエンジン部4は駆動を続け、デッドマンクラッチ、ま
たはデッドマンスイッチ18bを離すとエンジン部4が
停止するようにしている。
【0018】図8及び図9に示すように、デッドマンク
ラッチ、またはデッドマンスイッチ18c,18dを、
一対の支持フレーム24,24間に支持された回転軸2
5と、この回転軸25と同心の筒軸25aとに別に軸支
し、デッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチ1
8cに走行クラッチフックピン26、デッドマンクラッ
チ、またはデッドマンスイッチ18dに除雪部クラッチ
フックピン32をそれぞれ設け、両デッドマンクラッ
チ、またはデッドマンスイッチ18c,18dにワイヤ
フック27をそれぞれ連結し、また、それぞれに設けら
れたフック28がリンクロッド31により連結されてい
る。両デッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチ
18c,18dは、リターンスプリング29によりオフ
側に復帰する習性が与えられ、支持フレーム24に設け
られたストッパ30位置で停止する。ワイヤフック27
及びこれに連結されたワイヤは、デッドマンクラッチ、
またはデッドマンスイッチ18c,18dの作動線上に
取り付けられていて、オン状態における固定力(握り
力)を低減するようにしている。
【0019】そして、デッドマンクラッチ、またはデッ
ドマンスイッチ18dをオンにすると、フック28がリ
ンクロッド31により引っ張られて走行クラッチフック
ピン26を固定する位置まで回動する。次にデッドマン
クラッチ、またはデッドマンスイッチ18cをオンにす
ると、一旦、固定位置の手前で止まる。さらに、力を加
えると、デッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッ
チ18dが手で保持できる範囲内でオフ方向に回動し、
両デッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチ18
c,18dが固定される。この状態になると、左右どち
らかの手を離してもデッドマンクラッチ、またはデッド
マンスイッチ18c,18dは固定されたままである。
デッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチ18
c,18dを解除するときは、両手を離すか、片方のデ
ッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチを握り部
6aから浮かせてフック28,28のロックを解除して
やればよい。デッドマンクラッチ、またはデッドマンス
イッチ18cを先にオンしても同様の結果が得られる。
【0020】このような構成の自走型除雪機1において
は、デッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチを
片方の手で握ってオンにし、他方の手で操作部を操作す
る。エンジン部4からの動力が操作部における各種の操
作により、トランスミッション5や除雪部9等に動力伝
達され、また、2つの油圧シリンダ、シュート回動部、
投雪角度調節用シリンダ等が制御される。そして、クロ
ーラ3が駆動されて機体が走行し、除雪部9、投雪シュ
ート12、角度調節されたシュータデフレクタ13によ
り除雪・投雪作業が行われる。このような除雪作業時に
は機体は低速走行しており、信地旋回あるいは超信地旋
回は低速で行われる。
【0021】この実施例の除雪機1においては、それぞ
れデッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチを装
備しているので、片方の手でデッドマンクラッチ、また
はデッドマンスイッチを握って(操作して)いない限り
除雪作業が行えない。除雪作業中に危険な状態になった
場合には、作業者が操縦ハンドル6の握り部6a握り動
作を解除すれば、デッドマンクラッチ、またはデッドマ
ンスイッチが働いて、除雪機1はエンジン部4が停止し
たり、走行が停止したり、除雪部9の駆動が停止したり
して、危険を回避することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の除雪機の操
作装置によれば、請求項1〜4の構成を有することによ
り、以下の作用効果を奏することができる。
【0023】.操縦ハンドルの近傍に、少なくとも片
方の手で操作していないと除雪機の作業ができなくなる
デッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチを、除
雪用レバーと別個に設けたので、除雪作業時に、片方の
手でデッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチを
操作した(握った)まま、他方の手で除雪用レバーを操
作して、適切な除雪作業が行うことができる。また、デ
ッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチの操作を
解除すると、除雪機は作業を停止し安全である。
【0024】.操作レバーを、一本の操作レバーによ
り複数の操作が行えるマルチレバーとし、デッドマンク
ラッチ、またはデッドマンスイッチと関連させたので、
除雪作業時に、片方の手でデッドマンクラッチ、または
デッドマンスイッチを操作した(握った)まま、他方の
手でマルチレバーを操作して、複数の作業を自在に選択
して作業を行うことができる。 .操作レバーを、複数の操作レバーが集中して配置さ
れ、連繋して操作可能の構成とし、これら操作レバーと
デッドマンクラッチ、またはデッドマンスイッチと関連
させたので、除雪作業時に、片方の手でデッドマンクラ
ッチ、またはデッドマンスイッチを操作した(握った)
まま、他方の手で複数の操作レバーを連繋して操作し、
複数の作業を能率よく行うことができる。
【0025】.少なくとも片方の手で操作していない
と除雪機の作業ができなくなるデッドマンクラッチ、ま
たはデッドマンスイッチを、一本の操作レバーにより複
数の操作が行えるマルチレバーに設けたので、マルチレ
バーで操作性よく選択した作業を行いながら、作業者が
マルチレバーから手を離すと、作業は停止されて安全で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による操作装置を備えた除雪機全体の平
面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】本発明による操作装置の部分平面図である。
【図4】本発明による操作装置を備えた除雪機全体の平
面図である。
【図5】同側面図である。
【図6】本発明による操作装置の部分側面図である。
【図7】同部分平面図である。
【図8】本発明による操作装置の平面図である。
【図9】同部分側面図である。
【図10】従来の除雪機全体の平面図である。
【図11】同側面図である。
【符号の説明】
1 自走型除雪機 2 基台 3 クローラ走行装置 4 エンジン部 5 トランスミッション 6 操縦ハンドル 6a 握り部 7 操作パネル 8 操作レバー 9 除雪部 9a オーガハウジング 10 オーガ 11 ブロワ 12 投雪シュート 13 シュータデフレクタ 14 マルチレバー 15 変速レバー 16 走行クラッチレバー 17 後退時非常停止装置 18,18a,18b,18c,18d デッドマンク
ラッチ、またはデッドマンスイッチ 19 サイドクラッチレバー 20 油圧レバー 21 リンクロッド 22,29 リターンスプリング 23 エンジン部のマイクロスイッチ 24 支持フレーム 25 回転軸 26 走行クラッチフックピン 27 ワイヤフック 28 フック 30 ストッパ 31 リンクロッド 32 除雪部クラッチフックピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小渕 敏之 岡山県岡山市中畦684番地 小橋工業株式 会社内 Fターム(参考) 3J070 AA03 BA32 BA34 BA35 BA36 BA41 CC04 CC12 CC22 DA03 EA11 EA31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の後部に、操縦を行う操縦ハンドル
    と、この操縦ハンドルの前側に設けられた操作パネルに
    配設される操作レバーとを有する自走式除雪機におい
    て、 前記操縦ハンドルの近傍に、少なくとも片方の手で操作
    していないと除雪機の作業ができなくなるデッドマンク
    ラッチ、またはデッドマンスイッチを、除雪用レバーと
    別個に設けたことを特徴とする除雪機の操作装置。
  2. 【請求項2】 上記操作レバーを、一本の操作レバーに
    より複数の操作が行えるマルチレバーとし、デッドマン
    クラッチ、またはデッドマンスイッチと関連させたこと
    を特徴とする請求項1記載の除雪機の操作装置。
  3. 【請求項3】 上記操作レバーを、複数の操作レバーが
    集中して配置され、連繋して操作可能の構成とし、これ
    ら操作レバーとデッドマンクラッチ、またはデッドマン
    スイッチと関連させたことを特徴とする請求項1記載の
    除雪機の操作装置。
  4. 【請求項4】 機体の後部に、操縦を行う操縦ハンドル
    と、この操縦ハンドルの前側に設けられた操作パネルに
    配設される複数の操作レバーとを有する自走式除雪機に
    おいて、 少なくとも片方の手で操作していないと除雪機の作業が
    できなくなるデッドマンクラッチ、またはデッドマンス
    イッチを、一本の操作レバーにより複数の操作が行える
    マルチレバーに設けたことを特徴とする除雪機の操作装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8192343B2 (en) 2007-12-21 2012-06-05 Alfa Wassermann, Inc. Continuous flow ultra-centrifugation systems
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