JP2003336007A - カチオン電着塗料及び塗装物 - Google Patents

カチオン電着塗料及び塗装物

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JP2003336007A
JP2003336007A JP2002146284A JP2002146284A JP2003336007A JP 2003336007 A JP2003336007 A JP 2003336007A JP 2002146284 A JP2002146284 A JP 2002146284A JP 2002146284 A JP2002146284 A JP 2002146284A JP 2003336007 A JP2003336007 A JP 2003336007A
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cationic electrodeposition
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electrodeposition coating
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Eiji Kuwano
英治 桑野
Tadayoshi Hiraki
忠義 平木
Kiyoshi Kato
清 加藤
Susumu Midokochi
奨 御堂河内
Shinji Miyatake
信次 宮武
Satoru Matsubara
識 松原
Hirokazu Hayashi
宏和 林
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車ボディや部品の塗膜形成において、鉛
化合物を含まなくても防食性、仕上り性、塗料安定性に
優れたカチオン電着塗料、塗装品を開発すること。 【解決手段】1.カチオン電着塗料において、基体樹脂
とブロックポリイソシアネート硬化剤の固形分合計10
0重量部に対し、タルクをアルミニウム化合物で処理を
施した顔料(A)を0.1〜20重量部含有するカチオ
ン電着塗料。2.さらに基体樹脂と硬化剤の固形分合計
100重量部に対し、少なくとも1種のアンチモン化合
物(B)、及び/又はビスマス化合物(C)を0.1〜
20重量部含有する1項に記載のカチオン電着塗料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、鉛化合物やクロ
ム化合物などの有害金属を使用することなく、防錆性に
優れた塗膜を形成するカチオン電着塗料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】 カチ
オン電着塗料は、つきまわり性に優れ、また耐久性や防
食性などの性能に優れた塗膜を形成することができるた
め、例えば自動車車体や部品などの塗装、電気器具の塗
装等に広く採用されている。
【0003】カチオン電着塗料には、その防食性を一層
向上させるために、しばしば防錆顔料、例えばクロム酸
鉛、塩基性ケイ酸鉛、クロム酸ストロンチウムなどの鉛
化合物やクロム化合物が配合されているが、該化合物は
非常に有害な物質であり、公害対策上その使用には問題
がある。
【0004】そこで該鉛化合物等に代わる無毒性ないし
低毒性の防錆顔料として、従来、リン酸亜鉛、リン酸
鉄、リン酸アルミニウム、リン酸カルシウム、モリブデ
ン酸亜鉛、モリブデン酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化
鉄、リンモリブデン酸アルミニウム、リンモリブデン酸
亜鉛などの使用が検討されてきたが、これらの化合物
は、前述の鉛化合物やクロム化合物ほどの防錆能をもた
ず、また仕上がり性や塗料安定性を損なうものも多く、
実用的には満足できるものではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の如
き問題を解決すべく鋭意検討した結果、鉛化合物等を用
いなくとも、防食性、仕上り性、塗料安定性のいずれに
も優れたカチオン電着塗膜を形成できることを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は、 1.カチオン電着塗料において、基体樹脂とブロックポ
リイソシアネート硬化剤の固形分合計100重量部に対
し、タルクをアルミニウム化合物で処理を施した顔料
(A)を0.1〜20重量部含有するカチオン電着塗
料、 2.さらに基体樹脂と硬化剤の固形分合計100重量部
に対し、少なくとも1種のアンチモン化合物(B)を
0.1〜20重量部含有する1項に記載のカチオン電着
塗料、 3.基体樹脂が、エポキシ当量が180〜2500のエ
ポキシ樹脂に液状キシレンホルムアルデヒド樹脂及びア
ミノ基含有化合物を反応させてなるキシレンホルムアル
デヒド樹脂変性アミノ基含有エポキシ樹脂(I)を含有
する1項又は2項に記載のカチオン電着塗料、 4.さらに基体樹脂と硬化剤の固形分合計100重量部
に対し、少なくとも1種のビスマス化合物(C)を0.
1〜20重量部含有する1項乃至3項のいずれか1項に
記載のカチオン電着塗料、 5.アンチモン化合物(B)が五酸化アンチモンである
2項乃至4項のいずれか1項に記載のカチオン電着塗
料、 6.1項乃至5項のいずれか1項に記載のカチオン電着
塗料により塗膜が形成された塗装物、に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】 本発明は、タルクにアルミニウ
ム化合物で処理を施した顔料(A)、さらにアンチモン
化合物(B)、及び/又はビスマス化合物(C)を含有
するカチオン電着塗料に関する。以下、本発明について
詳細に説明する。 顔料(A):タルクをアルミニウム化合物で処理を施し
た顔料(A)であるが、水酸化アルミニウム、酸化アル
ミニウムなどのアルミニウム化合物を用いてタルク粒子
表面を被覆したものであるが、この中でも水酸化アルミ
ニウムが防食性を高める効果の面からも好ましい。
【0008】基体となるタルクは、形状的には鱗片状粒
子よりなる粉末であり、従来からも塗料用の体質顔料と
して用いられ、塗膜を形成したときに、その塗膜内で他
の各種顔料粒子と共に層状をなして重畳しあうことによ
り、水や塩分などの腐食因子が外部から侵入することを
防止する遮蔽層として機能すると考えられている。具体
的には、3珪酸マグネシウムや6珪酸マグネシウム、含
水珪酸マグネシウムなどが顔料として塗料組成物に用い
られている。
【0009】組成式は、 Mg Si10(OH)
で示される鉱物であるが、鉱床によっては、少量のカ
ルサイト(CaCO)や、マグネサイト(MgC
)、ドロマイト〔CaMg(CO、MgはM
n、Fe、Znと置換されることがある〕などが含まれ
ている。
【0010】顔料を他の物質で被覆し防錆効果を発揮す
る従来の発明に、カチオン電着塗料中に、ビスマス、ラ
ンタン、モリブデン含有化合物のいずれかと、水酸化ア
ルミニウムなどの金属水酸化物を顔料表面に被覆した顔
料を含有する発明として、特開平11−279461号
公報が挙げられる。またカチオン電着塗料中に、アルミ
ニウムとケイ酸マグネシウムで処理したトリポリリン酸
アルミを含有する発明として、特開2001−3292
21号公報が挙げられる。
【0011】本発明において、一般的に顔料として用い
られてきたタルクを用い、水酸化アルミニウムなどの金
属水酸化物(D)を粒子表面に被覆した場合でも効果は
みられるが、タルクのうち、特に、炭酸(CO)を含
有するタルクに、リン酸などの薬剤で処理するとタルク
にリン酸(PO)が含有されるようになることに着目
した。
【0012】上記の炭酸(CO)を含むタルクを、例
えば、オルトリン酸、ピロリン酸、メタリン酸、ポリリ
ン酸などのリン酸系薬剤で処理すると、炭酸(CO
を含有するタルクは多量の二酸化炭素ガスを発生しなが
ら反応し、処理後のタルクにはリン酸(PO)が含有
されるようになる。
【0013】上記、リン酸(PO)を含有したタルク
は、それ自身単独でも防錆能を有するが、更に水酸化ア
ルミニウム Al(OH) などのアルミニウム化合物
で被覆することによって防錆能が著しく向上することを
見い出し本発明を完成した。タルクにアルミニウム化合
物で処理を施した顔料(A)の製造方法としては、まず
リン酸(PO)を含有したタルクの表面をアルミニウ
ム化合物で被覆するには、例えば、リン酸(PO)を
含有したタルクを炭素数1〜8の低級アルコ−ルなどと
脱イオン水との混合液中に分散し、ついで水酸化アルミ
ニウムなどのアルミニウム化合物をこの分散液中に均一
に溶解し混合したのち、これらの溶剤を蒸発乾固するこ
とによって行なえる。
【0014】具体的には、リン酸(PO)を含有した
タルクを、pHを5〜9に調整した水酸化アルミニウム
の水溶液(濃度は0.1〜80重量%が適している)に
混合し、20〜80℃で放置すると、リン酸(PO
を含有したタルクの粒子表面に水酸化アルミニウムのゲ
ル化物が析出し、沈殿する。
【0015】その後、必要により分級し、水洗、精製、
乾燥することにより、水酸化アルミニウムで被覆されリ
ン酸(PO)を含有したタルクの粒子、即ち、顔料
(A)が得られる。
【0016】水酸化アルミニウムなどのアルミニウム化
合物のタルクへの被覆量は、厳密に制限されるものでは
なく、一般には、基体顔料であるタルクに対し、水酸化
アルミニウムなどのアルミニウム化合物を1〜50重量
%、好ましくは5〜30重量%、さらに好ましくは10
〜25重量%の範囲で被覆することがよい。またタルク
にアルミニウム化合物で処理を施した顔料(A)のカチ
オン電着塗料への配合量は、基体樹脂と硬化剤との固形
分合計100重量部に対し、0.1〜20重量部、特に
0.5〜10重量部の範囲内が好ましく、配合量が0.
1重量部以下の場合には防食性への効果が十分でなく、
また配合量が20重量部を超える場合には仕上がり性や
塗料安定性が低下する。
【0017】アンチモン化合物(B):顔料(A)を含
有するカチオン電着塗料は、さらにアンチモン化合物
(B)を含有することによって、顔料(A)を単独、ま
たはアンチモン化合物(B)のそれぞれを単独でカチオ
ン電着塗料中に含有することに比べ、防食性が向上する
ことを見出せた。
【0018】アンチモン化合物(B)の中でも、酸化ア
ンチモンは、組成式Sb2 O3+x (0<X≦2)で表さ
れるものであり、具体例としては、たとえばSb
、Sb13、Sb などが挙げら
れ、多くの場合、それらの混合物として生成するか、あ
るいはそれらの水和物、それら水和物の混合物、それら
酸化物と水和物の混合物などとして存在する。本発明に
おいて、防食性の向上には、五酸化アンチモン(Sb
) が、特に良好であることを見出した。また五酸
化アンチモン(Sb)は、三酸化アンチモンに
比べて粒子径が小さく塗料などの仕上がり性や塗料安定
性を損うことが少ないことから、五酸化アンチモンが多
く用いられる。
【0019】他に、五酸化アンチモンの水性ゾル中に、
水酸化アルミニウムなどを加えて生成した、アルミニウ
ム処理を施した五酸化アンチモンも用いることができ
る。具体例として、EFR−6N(サンエポック社製、
商品名、5酸化アンチモン)、セルナックス(日産化学
工業(株)製、商品名、アンチモン酸亜鉛粉末の水分散
品)、SN−100D(石原産業(株)製、商品名、ア
ンチモンドープ酸化スズの水分散ゾル)などが挙げられ
る。
【0020】カチオン電着塗料へのアンチモン化合物
(B)の添加量は、0.1〜20重量部、特に0.5〜
10重量部の範囲内が好ましく、配合量が0.1重量部
以下の場合には防食性への効果が十分でなく、また配合
量が20重量部を超える場合には仕上がり性や塗料安定
性が低下する。
【0021】ビスマス化合物(C):顔料(A)を含有
するカチオン電着塗料は、さらにビスマス化合物(C)
を含有することによって、顔料(A)を単独、又はビス
マス化合物(C)を単独でカチオン電着塗料中に含有す
ることに比べ、防食性が大幅に向上することを見い出せ
た。
【0022】ビスマス化合物(C)としては、例えば、
乳酸ビスマス、ケイ酸ビスマス、トリフェニルビスマ
ス、没食子酸ビスマス、水酸化ビスマス、三酸化ビスマ
ス、硝酸ビスマス、安息香酸ビスマス、クエン酸ビスマ
ス、オキシ炭酸ビスマスなどがあげられる。
【0023】カチオン電着塗料へのビスマス化合物
(C)の添加量は、0.1〜20重量部、特に0.5〜
10重量部の範囲内が好ましく、配合量が0.1重量部
以下の場合には防食性への効果が十分でなく、また配合
量が20重量部を超える場合には仕上がり性や塗料安定
性が低下する。
【0024】上記のようにして得られたアルミニウム化
合物で処理を施した顔料(A)のカチオン電着塗料への
導入は、通常のカチオン電着塗料への顔料の配合と同様
にして行なうことができ、例えば、適当な分散用樹脂、
着色顔料、体質顔料、防錆顔料、硬化触媒などと一緒
に、サンドミルやボールミルなどの分散機器を用いて分
散し、顔料ペーストを製造することができる。
【0025】ここで本発明の電着塗料は、アニオン型及
びカチオン型いずれであってもよいが、一般には、耐食
性の点からカチオン型が好ましく、また基体樹脂として
は、エポキシ系、アクリル系、ポリブタジエン系、アル
キド系、ポリエステル系のいずれの樹脂でも使用するこ
とができるが、なかでも例えばアミン付加エポキシ樹脂
に代表されるポリアミン樹脂が好ましい。
【0026】基体樹脂の変性方法としては、特に、片方
の末端に疎水性の変性剤を付加し、エポキシ樹脂の別の
末端にアミン化合物を付加して基体樹脂内の分極化を図
った変性方法が均一塗装性(注1)には好ましく、その
ような変性剤としてエポキシ基との反応性を有するキシ
レンホルムアルデヒド樹脂変性アミノ基含有エポキシ樹
脂(I)や、ポリカプロラクトンを用いた基体樹脂が挙
げられる。変性量としては可塑化に必要な最少量に留め
る必要があり、エポキシ樹脂100重量部に対し5〜5
0、さらには10〜30重量部が好ましい。
【0027】均一塗装性:袋構造を有する被塗物を電着
塗装を行った場合、通常、電流密度が低下する内板部は
膜厚が薄く防食性も悪い、ここで外板の造膜性を押さえ
て内板の造膜性が良好である内外板の膜厚に差の少ない
均一な被塗物が得られる電着塗装性を「均一塗装性」が
良好と称する。また均一膜厚性が良好であると、塗料使
用量の削減や防食性の向上に寄与するものである。
【0028】上記、基体樹脂の内容について、さらに詳
細に説明する。基体樹脂の出発材料として用いられるエ
ポキシ樹脂(i)としては、塗膜の防食性等の観点か
ら、特に、ポリフェノール化合物とエピハロヒドリン、
例えば、エピクロルヒドリンとの反応により得られるエ
ポキシ樹脂が好適である。
【0029】該エポキシ樹脂の形成のために用い得るポ
リフェノール化合物としては、従来のものと同様のもの
が使用でき、ビス(4−ヒドロキシフェニル)−2,2
−プロパン(ビスフェノールA)、4,4−ジヒドロキ
シベンゾフェノン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)メ
タン(ビスフェノールF)、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−1,1−エタン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)−1,1−イソブタン、ビス(4−ヒドロキシ−t
ert−ブチル−フェニル)−2,2−プロパン、ビス
(2−ヒドロキシナフチル)メタン、テトラ(4−ヒド
ロキシフェニル)−1,1,2,2−エタン、4,4−
ジヒドロキシジフェニルスルホン(ビスフェノール
S)、フェノールノボラック、クレゾールノボラック等
を挙げることができる。
【0030】また、ポリフェノール化合物とエピクロル
ヒドリンとの反応によって得られるエポキシ樹脂として
は、中でも、ビスフェノールAから誘導される下記式
【0031】
【化1】 ここでn=0〜8で示されるものが好適である。
【0032】エポキシ樹脂(i)は、一般に180〜
2,500、好ましくは200〜2,000であり、さ
らに好ましくは400〜1,500の範囲内のエポキシ
当量を有することができ、また、一般に少なくとも20
0、特に400〜4,000、さらに特に800〜2,
500の範囲内の数平均分子量を有するものが適してい
る。
【0033】かかるエポキシ樹脂の市販品としては、例
えば、ジャパンエポキシレジン(株)からエピコート8
28EL、同左1002、同左1004、同左1007
なる商品名で販売されているものが挙げられる。
【0034】アミン化合物は、エポキシ樹脂にアミノ基
を導入して該エポキシ樹脂をカチオン化するためのカチ
オン性付与成分であり、エポキシ基と反応する活性水素
を少なくとも1個含有するものが用いられる。
【0035】上記の1級アミノ基を有するアミン化合物
としては、モノエタノールアミン、プロパノールアミ
ン、ヒドロキシエチルアミノエチレンジアミン、ヒドロ
キシエチルアミノプロピルアミン、ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミ
ン、ペンタエチレンヘキサミンなどのケチミン化物が挙
げられる。
【0036】上記1級アミンと併用できるアミン化合物
としては、従来からのアミン付加エポキシ樹脂に用いら
れるものが使用できるが、特に2級アミンが好ましく、
例としてジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、ジエ
タノールアミン、ジ(2−ヒドロキシプロピル)アミ
ン、モノメチルアミノエタノール、モノエチルアミノエ
タノールなどが挙げられる。
【0037】基体樹脂の変性方法としては、疎水性変性
剤により内部の分極化を図ることが好ましく、そのよう
な変性剤としてエポキシ基との反応性を有する液状キシ
レンホルムアルデヒド樹脂やカプロラクトン性ポリオー
ル化合物が挙げられる。
【0038】液状キシレンホルムアルデヒド樹脂は例え
ば、キシレン、ホルムアルデヒド、及び場合によりフェ
ノール類を酸性触媒の存在下に縮合反応させることによ
り製造することができる。
【0039】上記のホルムアルデヒドとしては、工業的
に入手容易なホルマリン、パラホルムアルデヒド、トリ
オキサン等のホルムアルデヒドを発生する化合物などを
例示することができる。このような液状キシレンホルム
アルデヒド樹脂は、一般に、20〜50,000センチ
ポイズ(25℃)、好ましくは30〜15,000セン
チポイズ(25℃)の範囲内の粘度を有することがで
き、そして一般に100〜50,000、特に200〜
10,000の範囲内の水酸基当量を有していることが
好ましい。
【0040】変性剤の例としては、複数の活性水素基を
含有する化合物にカプロラクトンを付加して得られるポ
リオール化合物を使用することもできる。
【0041】変性剤として用いる液状キシレンホルムア
ルデヒド樹脂や、上記の複数の活性水素基を含有する化
合物にカプロラクトンを付加して得られるポリオール化
合物においてエポキシ樹脂への反応方法は特に限定しな
いが、アミン化合物と変性剤をエポキシ樹脂のエポキシ
基に同時に反応させることが好ましい。
【0042】上記の変性剤の使用割合は、厳密に制限さ
れるものではなく、塗料組成物の用途等に応じて適宜変
えることができるが、エポキシ樹脂の固形分重量を基準
にして5〜50重量%、好ましくは10〜30重量%の
範囲内が適当である。これより少ないと樹脂の中和剤の
必要量が多くなり、またこれより多いと水分散安定性が
劣る。
【0043】硬化剤としては、ブロック化ポリイソシア
ネート化合物やアミノ樹脂等の従来から知られた硬化剤
を用いることができ、特にブロック化ポリイソシアネー
ト化合物が好ましい。
【0044】このポリイソシアネート化合物としては、
例えば、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソ
シアネート、フェニレンジイソシアネート、ビス(イソ
シアネートメチル)シクロヘキサン、テトラメチレンジ
イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、メ
チレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート
などの芳香族、脂環族または脂肪族のポリイソシアネー
ト化合物およびこれらのイソシアネート化合物の過剰量
にエチレングリコール、プロピレングリコール、トリメ
チロールプロパン、ヘキサントリオール、ヒマシ油など
の低分子活性水素含有化合物を反応させて得られる末端
イソシアネート含有化合物が挙げられる。
【0045】ブロック剤としては、例えばε−カプロラ
クタム、γ−ブチロラクタムなどのラクタム系化合物;
メチルエチルケトオキシム、シクロヘキサノンオキシム
などのオキシム系化合物;フェノール、パラ−t−ブチ
ルフェノール、クレゾールなどのフェノール系化合物;
n−ブタノール、2−エチルヘキサノールなどの脂肪族
アルコール類;フェニルカルビノール、メチルフェニル
カルビノールなどの芳香族アルキルアルコール類;エチ
レングリコールモノブチルエーテルなどのエーテルアル
コール系化合物等が挙げられる。これらのうち、オキシ
ム系およびラクタム系のブロック剤は、比較的低温で解
離するブロック剤であるため、電着塗料用樹脂組成物の
硬化性の点から特に好適である。
【0046】基体樹脂の中和・水性化は、通常、該樹脂
をギ酸、酢酸、乳酸などの水溶性有機酸で中和して水溶
化・水分散化することによってエマルションを得ること
ができる。
【0047】カチオン電着塗料組成物は、エマルション
に顔料ペーストを配合し、必要に応じて、有機溶剤、界
面活性剤、表面調整剤、はじき防止剤などの添加物を配
合し、固形分濃度が約5〜40重量%となるように脱イ
オン水などで希釈し、pHを5.0〜7.0の範囲内に
調整し、カチオン電着浴を得ることができる。
【0048】カチオン電着塗装は、通常、浴温15〜3
5℃に調整し、印可電圧100〜400Vの条件で行な
うことができる。 電着塗膜の膜厚は、特に制限される
ものではないが、一般には、硬化塗膜に基いて10〜4
0μmの範囲内が好ましい。また、塗膜の焼付け硬化温
度は、一般に100〜200℃の範囲内で5〜90分間
が適している。
【0049】
【発明の効果】 本発明によれば、タルクをアルミニウ
ム化合物で処理を施した顔料(A)をカチオン電着塗料
中に含有することにより、公害対策上問題のある鉛化合
物などの防錆顔料を使用せずに、該防錆顔料を配合した
場合とほぼ同等ないし、それ以上の優れた防錆性を有す
る電着塗膜を与えるカチオン電着塗料が得られる。
【0050】さらにタルクをアルミニウム化合物で処理
を施した顔料(A)に、アンチモン化合物(B)、及び
/又はビスマス化合物(C)を併用して使用することに
より、単品で使用した場合に比べいっそう防食性が向上
する。
【0051】タルクをアルミニウム化合物で処理を施し
た顔料(A)に、アンチモン化合物(B)、及び/又は
ビスマス化合物(C)を組み合わせると、このように優
れた防錆性が得られる理由は明らかではないが、タルク
の形状が鱗片状粒子よりなる粉末であり、塗膜を形成し
たときに、その塗膜内で層状をなして重畳しあうことに
より、水や塩分などの腐食因子が外部から侵入すること
を防止する遮蔽層として機能し、また、アルミニウム化
合物は、例えば、酸素、水、イオンなどの腐食因子の捕
捉作用により、塗膜内を通過する腐食因子の透過を阻止
することで防食効果が長期間持続すると考えられてい
る。
【0052】さらに、アンチモン化合物(B)、及び/
又はビスマス化合物(C)を添加することによって、腐
食因子が塗膜界面へ到達するのを遮蔽したり、捕捉する
作用の相乗効果により防食効果が増すものと推定され
る。
【0053】
【実施例】 以下、実施例を掲げて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれによって限定されるもの
ではない。尚、「部」および「%」は「重量部」および
「重量%」を示す。
【0054】製造例1 顔料ペーストN
o.1の製造 ボールミルに、60%エポキシ系4級アンモニウム塩型
の顔料分散樹脂 8.33部(固形分5部)、アルミニ
ウム化合物処理タルク(カルサイトを含有したタルクを
オルトリン酸で処理した後、水酸化アルミニウムを10
重量%被覆した本発明品) 3部、チタン白16.5
部、クレー8部、カーボンブラック0.3部、ジオクチ
ル錫オキサイト1部、脱イオン水24.3部を配合して
20時間分散し、固形分55%の顔料ぺーストNo.1
を得た。
【0055】製造例2〜6 顔料ペーストN
o.2〜6の製造 製造例1の顔料ペーストNo.1と同様にして、表1の
ような配合で顔料ペーストNo.2〜No.6を得た。
【0056】
【表1】 (注1)タルクMV:United Siera Divi.社製、商品
名、タルク (注2)EFR-6N:サンエポック社製、商品名、5
酸化アンチモン 製造例7 アミン変性エポキシ樹脂No.
1の製造 温度計、サーモスタット、撹拌器、還流冷却器を備えた
反応容器にエピコート828EL(油化シェルエポキシ
社製エポキシ樹脂、エポキシ当量約190)を380
部、ビスフェノールAを137部仕込み、100℃に加
熱保持しながら、N−ベンジルジメチルアミン0.26
部を添加し、120℃まで加熱昇温し、約2時間反応さ
せた。その後、メチルイソブチルケトン120部を配合
し、80℃まで冷却し、ジエチレントリアミンのメチル
イソブチルジケチミン(メチルイソブチルケトンの75
%溶液)14部とN−エチルモノエタノールアミン57
部を配合し、100℃まで加熱昇温して約5時間反応さ
せ、ついでプロピレングリコールモノメチルエーテル4
1部を加え、固形分80%のアミン変性エポキシ樹脂N
o.1を得た。
【0057】製造例8 アミン変性エポキ
シ樹脂No.2の製造 温度計、還流冷却器、及び攪拌機を備えた内容積2リッ
トルのセパラブルフラスコに50%ホルマリン240
g、フェノール55g、98%工業用硫酸101g及び
メタキシレン212gを仕込み、84〜88℃で4時間
反応させる。反応終了後、静置して樹脂相と硫酸水相と
を分離した後、樹脂相を3回水洗し、20〜30mmH
g/120〜130℃の条件で20分間未反応メタキシ
レンをストリッピングして、粘度1050センチポイズ
(25℃)のフェノール変性の液状キシレンホルムアル
デヒド樹脂240gを得た。別のフラスコに、エピコー
ト828EL(ジャパンエポキシレジン社製、商品名、
エポキシ樹脂 、エポキシ当量190、分子量350)
1000g、ビスフェノールA 400g及びジメチル
ベンジルアミン0.2gを加え、130℃でエポキシ当
量750になるまで反応させた。次に、液状キシレンホ
ルムアルデヒド樹脂を300g、ジエタノールアミンを
140g及びジエチレントリアミンのケチミン化物を6
5gを加え120℃で4時間反応させた後、ブチルセロ
ソルブを420g加え、固形分80%のキシレンホルム
アルデヒド樹脂変性アミノ基含有エポキシ樹脂であるア
ミン変性エポキシ樹脂No.2を得た。
【0058】製造例9 ブロック化ポリイソ
シアネートの製造 温度計、サーモスタット、撹拌器、還流冷却器及び滴下
装置を備えた反応容器にイソホロンジイソシアネート
(IPDI)50部をメチルケトオキシム40部に40
〜60℃で滴下した後、80℃で1時間加熱し、滴定法
によるイソシアネート基残存率が0になるまで反応させ
て、固形分約90%のブロック化ポリイソシアネート硬
化剤を得た。
【0059】製造例10 カチオン電着塗料用のエ
マルションNo.1の製造 製造例7で得たアミン変性エポキシ樹脂No.1 8
7.5部(固形分70部)、製造例9で得たブロック化
ポリイソシアネート硬化剤 33.3部(固形分30
部)、10%酢酸15部、を配合し均一に撹拌した後、
脱イオン水 158.3部を強く撹拌しながら約15分
かけて滴下し、固形分34%のカチオン電着用のエマル
ションNo.1を得た。
【0060】製造例11 カチオン電着塗料用のエ
マルションNo.2の製造 製造例8で得たアミン変性エポキシ樹脂No.2を用い
る以外は、カチオン電着塗料用のエマルションの製造例
1と同様にして固形分34%のカチオン電着用のエマル
ションNo.2を得た。
【0061】実施例1 製造例10で得たカチオン電着用のエマルションNo.
1 294部(固形分100部)に、顔料ペーストをN
o.1 61.4部(固形分33.8部)、脱イオン水
313.6部を加え、均一に混合して固形分20%のカ
チオン電着塗料No.1を得た。
【0062】実施例2〜5、比較例1〜4 実施例1と同様の操作にて、表2のような配合でカチオ
ン電着塗料No.2〜9を得た。
【0063】
【表2】
【0064】試験板の作成 実施例1〜5、及び比較例1〜4で得たカチオン電着塗
料中に、パルボンド#3020(日本パーカライジング
社製、リン酸亜鉛処理剤)で化成処理した0.8×15
0×70mmの冷延ダル鋼板を浸漬し、それをカソード
として電着塗装を行なった。膜厚20μmの電着塗膜を
形成し、水洗した後、150℃-20分、170℃-20
分の焼付けを行なった。
【0065】得られた塗装板の性能試験結果を下記の表
3に示す。
【0066】
【表3】
【0067】(注3)防食性:素地に達するように電着
塗膜にナイフでクロスカットキズを入れ、これをJIS
Z2371に準じて840時間塩水噴霧試験を行な
い、ナイフ傷からの錆、フクレ幅によって評価した。 ◎:錆またはフクレの最大幅がカット部より2mm未満
(片側) ○:錆またはフクレの最大幅がカット部より2mm以上
3mm未満(片側) △:錆またはフクレの最大幅がカット部より3mm以上
4mm未満(片側)でかつ平面部にブリスターの発生が
幾分認められる、 ×:錆またはフクレの最大幅がカット部より4mm以上
か、全面にブリスターの発生がみられる。
【0068】(注4)硬化性:得られた各電着塗板の塗
面を、メチルイソブチルケトンをしみこませた4枚重ね
のガーゼで圧力約4kgf/cm2(0.392MP
a)で約3〜5cmの長さを20往復こすった時の塗面
外観を目視で評価した。 ○:塗面にキズが認められない。 △:塗面にキズが認められる。 ×:塗膜に艶びけが認められる。
【0069】(注5)耐衝撃性:デュポン式衝撃試験機
を用いて、撃心の直径1/2インチ、落錘高さ50c
m、測定雰囲気20℃の条件で試験を行ない、衝撃を受
けた凸凹部を目視で評価した。 ○:異常なし △:細かな亀裂が少しみられる ×:大きなワレがみられる。
【0070】(注6)仕上がり性:塗面の仕上がり性を
サーフテスト301(MITSUTOYO社製、商品名、表面粗
度計)で表面粗度(Ra)値を測定した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 御堂河内 奨 神奈川県平塚市東八幡4丁目17番1号 関 西ペイント株式会社内 (72)発明者 宮武 信次 兵庫県尼崎市神崎町33番1号 関西ペイン ト株式会社内 (72)発明者 松原 識 兵庫県尼崎市神崎町33番1号 関西ペイン ト株式会社内 (72)発明者 林 宏和 兵庫県尼崎市神崎町33番1号 関西ペイン ト株式会社内 Fターム(参考) 4J038 DB061 DB071 DB161 DB381 DB461 HA216 HA536 KA08 KA14 NA03 NA26 NA27 PA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カチオン電着塗料において、基体樹脂と
    ブロックポリイソシアネート硬化剤の固形分合計100
    重量部に対し、タルクをアルミニウム化合物で処理を施
    した顔料(A)を0.1〜20重量部含有するカチオン
    電着塗料。
  2. 【請求項2】 さらに基体樹脂と硬化剤の固形分合計1
    00重量部に対し、少なくとも1種のアンチモン化合物
    (B)を0.1〜20重量部含有する請求項1に記載の
    カチオン電着塗料。
  3. 【請求項3】 基体樹脂が、エポキシ当量が180〜2
    500のエポキシ樹脂に液状キシレンホルムアルデヒド
    樹脂及びアミノ基含有化合物を反応させてなるキシレン
    ホルムアルデヒド樹脂変性アミノ基含有エポキシ樹脂
    (I)を含有する請求項1又は2に記載のカチオン電着
    塗料。
  4. 【請求項4】 さらに基体樹脂と硬化剤の固形分合計1
    00重量部に対し、少なくとも1種のビスマス化合物
    (C)を0.1〜20重量部含有する請求項1乃至3の
    いずれか1項に記載のカチオン電着塗料。
  5. 【請求項5】 アンチモン化合物(B)が五酸化アンチ
    モンである請求項2乃至4のいずれか1項に記載のカチ
    オン電着塗料。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    カチオン電着塗料により塗膜が形成された塗装物。
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