JP2003334360A - 弾球遊技機の球排出路構造 - Google Patents

弾球遊技機の球排出路構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球箱内の遊技球を頻繁に均す必要がなく、遊
技者が遊技に集中することができる。 【解決手段】 球皿2の球抜き口22から球排出口25
へ至る球排出路24の路壁に、上流端が先細となるとと
もに下流側へ漸次幅広となる球拡散突起4を形成する。
球拡散突起4は上流へ向く山形断面の三角錐形状に成形
されて、球排出路24の垂直部241の対向する路壁面
にそれぞれ形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は弾球遊技機の球排出
路構造に関し、特に、球排出口から球箱内へ排出される
遊技球が一箇所に集中せず分散するようにした球排出路
構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図9には球排出路を有する球皿を設けた
弾球遊技機の前板の正面図を示し、図10にはその平面
図を示す。前板1はその左端11が図略の本体枠にヒン
ジ結合されており、前板1の上半に一体皿タイプの球皿
2が設けられている。球皿2下方の左右位置にはそれぞ
れ灰皿12と遊技球発射用の操作ハンドル13が設けら
れている。賞球排出口14から球皿2内に排出された遊
技球Mは、皿内底面2aの傾斜にしたがって転動して、
球発射装置に続く案内路21に向かうが、賞球として排
出される遊技球Mが多くなってくると次第に球皿2内に
余剰球として溜まる。
【0003】そこで、球皿2の前面に設けられた操作ボ
タン31を押して、皿内底面2aに開口している球抜き
口22のシャッター板23を公知の構造でスライド開放
させて、余剰の遊技球Mを、球排出路24を経て球排出
口25から、下方に置いた図略の球箱内へ落下させてい
る。なお、遊技を終了する等の場合には、球皿2の前面
に設けられた操作ボタン32を押して、案内路21の途
中に開口する球抜き口26のシャッター板27を公知の
構造でスライド開放させて、案内路21内の発射用遊技
球(発射球)Mを、球排出路24の途中に連結された補
助排出路28へ流出させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
球排出路構造では、遊技球Mは球排出路24内を常に略
同一の軌跡を辿って流出するため、球排出口25から球
箱へ排出される遊技球Mは球箱内の殆ど同一位置へ落下
して山盛り状となる。このため、遊技者が球箱内の遊技
球を頻繁に均す必要があるため煩わしいという問題があ
った。
【0005】そこで、本発明はこのような課題を解決す
るもので、球箱内の遊技球を頻繁に均す必要がなく、遊
技者が遊技に集中することができる弾球遊技機の球排出
路構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、球皿(2)の球抜き口(22)から球
排出口(25)へ至る球排出路(24)の路壁に球拡散
突起(4)を形成する。この球拡散突起(4)は例えば
上流端が先細となるとともに下流側へ漸次幅広となる形
状とするのが良い。さらには球拡散突起(4)を、上流
へ向く山形断面の三角錐形状に成形すると良い。
【0007】本発明では、球排出路を流通する際に、遊
技球は球拡散突起に当たり、球拡散突起によって、下流
側へ落下するにつれて幅方向の互いに反対側へ案内され
て拡散され、球排出口からその下方に置かれた球箱へ排
出される。これにより、遊技者が頻繁に球箱内の遊技球
を均す必要はなくなるから、遊技に集中することができ
る。
【0008】上記球排出路(24)のうち上下方向へ延
びる部分(241)の対向する路壁面にそれぞれ球拡散
突起(4)を形成すると、さらに効果的に遊技球を分散
させることができる。
【0009】上記球皿(2)として、賞球排出口(1
4)から排出された遊技球(M)を貯留するとともに、
当該遊技球(M)を球排出路(24)を経て球箱へ排出
するようにした一体式のものを使用すると、その球排出
路は比較的長いから、球拡散突起を配置するスペースが
十分確保できる。この場合、上記球排出路(24)の、
球拡散突起(4)が形成された部分よりも上流位置に、
発射用遊技球(M)の案内路(21)に開口する球抜き
口(26)から延びる補助排出路(28)を連結すると
良い。これによれば、遊技終了等により発射用遊技球を
案内路から排出する際に、遊技球が補助排出路を経て球
排出路に至ると球拡散突起によって拡散されて球排出口
から球箱内へ排出される。したがって、この場合にも、
遊技者が頻繁に球箱内の遊技球を均す必要はない。
【0010】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には球排出
路を有する球皿を設けた弾球遊技機の前板の正面図を示
し、図2にはその平面図を示す。前板1および球皿2の
基本構造は既に説明した従来のものと同一であり、同一
部分には同一符号を付してある。図1において、前板1
の上半には一体皿タイプの球皿2が設けられており、球
皿2の皿内底面2aに開口する球抜き口22からは、球
皿本体20と球皿本体20の中央部下方に形成された膨
出部201内を、球排出路24が斜め下方へ延びたのち
略垂直に下方へ向かっている。球排出路24の垂直部2
41は略四角断面をなし(図2)、その対向する前後の
路壁面に球拡散突起4が形成されている。
【0012】球拡散突起4の斜視図を図3に示す。球拡
散突起4は上流端41(図1の上方)が先細で、下流側
へ漸次幅広となる三角錐形状をしており、その断面は山
形となっている。このような球拡散突起4が垂直部24
1の路壁面上に突出形成されて、垂直部241の空間内
で対向している(図2)。なお、案内路21に開口する
球抜き口26からは補助排出路28が延びて上記垂直部
241の上端位置に連結されている。
【0013】このような構造において、賞球排出口14
から排出された遊技球Mが球皿2内に余剰球として溜ま
った場合には、球皿2の前面に設けられた操作ボタン3
1を押して、球抜き口22のシャッター板23を公知の
構造でスライド開放させる。これにより、余剰の遊技球
Mは球排出路24を経て球排出口25から下方に置いた
図略の球箱内へ流出させられる。この時、球排出路24
を流通する際に、遊技球Mは垂直部241に形成された
球拡散突起4の左右いずれかの斜面4a,4b(図3)
に当たり、下流側へ落下するにつれて上記各斜面4a,
4bに沿って幅方向(図1、図2の左右方向)の互いに
反対側へ案内される。球箱は通常略長方形で、その長手
方向を図1、図2の左右方向へ向けて置かれるから、球
排出口25から排出される遊技球Mは、球排出口25の
直下に山盛りになることなく球箱の長手方向へ拡散され
る。これにより、遊技者が頻繁に球箱内の遊技球を均す
必要はなくなるから、遊技に集中することができる。
【0014】なお、遊技を終了する等の場合には、球皿
2の前面に設けられた操作ボタン32を押して球抜き口
26のシャッター板27を公知の構造でスライド開放さ
せ、案内路21内の発射球Mを補助排出路28へ流出さ
せる。この場合にも、球排出路24の垂直部241に形
成された球拡散突起4によって上記と同様の作用効果が
得られる。
【0015】(第2実施形態)球排出路24の垂直部2
41の長さが充分確保できない場合には、図4、図5に
示すように球排出路24の下半傾斜部242の、底面上
の中央位置に球拡散突起4を形成する。球拡散突起4は
第1実施形態と同様に上流端41が先細で、下流側へ漸
次幅広となる三角錐形状をしており、その断面は山形と
なっている。なお、案内路21に開口する球抜き口26
から延びる補助排出路28は球排出路24の上半部に連
結されている。
【0016】このような構造によっても、余剰の遊技球
Mは球排出路24を流通する際に、傾斜部242に形成
された球拡散突起4の左右いずれかの斜面4a,4b
(図3)に当たり、下流側へ落下するにつれて各斜面4
a,4bに沿って幅方向(図5の上下方向)の互いに反
対側へ案内される。そして、球排出口24の下方に置か
れた球箱内へ拡散状態で排出される。これにより、遊技
者が頻繁に球箱内の遊技球を均す必要がなくなり、遊技
に集中することができる。遊技を終了する等の場合に
は、案内路21内の発射球Mを球抜き口26から補助排
出路28へ流出させるが、この場合も、球排出路24に
形成された球拡散突起4によって上記と同様の作用効果
が得られる。
【0017】(その他の実施形態)球拡散突起4の山形
断面の頂部42を図6に示すように丸めておくと、遊技
球Mが当たった際に欠ける等の問題が生じない。また、
図7に示すように、球拡散突起5は断面半円形の半円錐
形状としても良い。さらには図8に示すように、球拡散
突起6を、上流端が先細となり下流側へ漸次幅広となる
一定厚の三角形状としても良い。第1実施形態におい
て、球拡散突起4を垂直部241の前後の内壁面に形成
したが、左右の内壁面に形成しても良い。また、いずれ
か一方の内壁面のみに形成するようにしても良い。さら
に、第1および第2実施形態において、補助排出路28
にも球拡散突起4を形成することができる。また、上記
各実施形態では一体式の球皿に本発明を適用した例につ
いて説明したが、上皿と下皿よりなる分離式の球皿で
は、下皿に本発明を適用する。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明の弾球遊技機の球
排出路構造によれば、球箱内の遊技球を頻繁に均す必要
がなく、遊技者が遊技に集中することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す、球排出路を有す
る球皿を設けた弾球遊技機の前板の正面図である。
【図2】球皿の平面図である。
【図3】球拡散突起の斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す、球排出路を有す
る球皿を設けた弾球遊技機の前板の正面図である。
【図5】球皿の平面図である。
【図6】球拡散突起の他の例を示す斜視図である。
【図7】球拡散突起の他の例を示す斜視図である。
【図8】球拡散突起の他の例を示す斜視図である。
【図9】従来例を示す、球排出路を有する球皿を設けた
弾球遊技機の前板の正面図である。
【図10】球皿の平面図である。
【符号の説明】
14…賞球排出口、2…球皿、21…案内路、22…球
抜き口、24…球排出路、241…垂直部、25…球排
出口、26…球抜き口、28…補助排出路、4…球拡散
突起、M…遊技球。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球皿の球抜き口から球排出口へ至る球排
    出路の路壁に球拡散突起を形成したことを特徴とする弾
    球遊技機の球排出路構造。
  2. 【請求項2】 前記球拡散突起を、上流端が先細となる
    とともに下流側へ漸次幅広となる形状に成形した請求項
    1に記載の球排出路構造。
  3. 【請求項3】 前記球拡散突起を、上流へ向く山形断面
    の三角錐形状に成形した請求項2に記載の弾球遊技機の
    球排出路構造。
  4. 【請求項4】 前記球排出路のうち上下方向へ延びる部
    分の対向する路壁面にそれぞれ前記球拡散突起を形成し
    た請求項1ないし3のいずれかに記載の弾球遊技機の球
    排出路構造。
  5. 【請求項5】 前記球皿は、賞球排出口から排出された
    遊技球を貯留するとともに、当該遊技球を前記球排出路
    を経て球箱へ排出するようにした一体式のものである請
    求項1ないし4のいずれかに記載の弾球遊技機の球排出
    路構造。
  6. 【請求項6】 前記球排出路の、前記球拡散突起が形成
    された部分よりも上流位置に、発射用遊技球の案内路に
    開口する球抜き口から延びる補助排出路を連結した請求
    項5に記載の弾球遊技機の球排出路構造。
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