JP2003331957A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003331957A
JP2003331957A JP2002140172A JP2002140172A JP2003331957A JP 2003331957 A JP2003331957 A JP 2003331957A JP 2002140172 A JP2002140172 A JP 2002140172A JP 2002140172 A JP2002140172 A JP 2002140172A JP 2003331957 A JP2003331957 A JP 2003331957A
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space
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electronic component
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JP2002140172A
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English (en)
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Masakazu Koiso
正和 小磯
Yasuhiro Ishikawa
康弘 石川
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Union Machinery Co Ltd
Original Assignee
Union Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの実装位置に拘わらず、フレキシブ
ルプリント板が挿着できるように構成可能なコネクタを
提供する。 【解決手段】 コネクタ1は、前開口部13aを有して
前後に延びる第1空間部11と、先端部にカード側端子
を有したメモリカードを前開口部13aから挿入して第
1空間部11に挿抜自在に保持可能であり、凹部13の
後端側下方に位置して前端側が開口する下開口部17a
を有して前後に延びる第2空間部15と有し、先端部に
プリント板側端子85を有したフレキシブルプリント板
80を下開口部17aから挿入して第2空間部15に挿
着可能な保持部材10を有する。保持部材10の後端部
には、カード側端子が当接接触する接触部30cを有し
た傾斜アーム部30bと、この下方に位置してプリント
板側端子85と当接接続する突出片部30dと、これら
を繋ぐ基部30aとを有してなるコンタクト30が取り
付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタに関し、
さらに詳細には、端部にカード側端子を有したメモリカ
ードと端部にプリント板側端子を有したフレキシブルプ
リント板とを電気的に接続させるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の電子機器には小型のメモリカード
が搭載可能に構成されているものがある。このメモリカ
ードは、先端下面にカード側端子を複数有し、電子機器
の機器本体に設けられたコネクタの一端側から挿抜自在
に挿着保持されて用いられるのが一般的である。このよ
うなコネクタは前端部及び後端部に開口する開口部を有
して前後に延びる凹部を有し、この凹部の前端側からメ
モリカードを挿抜自在に保持可能であるとともに、凹部
の後端側からフレキシブルプリント板を着脱自在に挿着
可能に構成されているものがある。凹部内には、メモリ
カードが凹部に挿着保持された状態でコネクタの前端部
側においてカード側端子と電気的に接続するコネクタ側
第1端子部と、フレキシブルプリント板を凹部に挿着さ
せた状態においてコネクタの後端部側においてフレキシ
ブルプリント板に形成されたプリント板端子と電気的に
接続するコネクタ側第2端子部と、コネクタ側第1端子
部及びコネクタ側第2端子部を繋ぐ連結端子部とを有し
て一体成形されてなるコネクタ側端子が取り付けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コネク
タ側端子を構成するコネクタ側第1端子部及びコネクタ
側第2端子部が凹部内において前後方向に位置するよう
にコネクタ側端子が形成される場合には、コネクタ全体
の前後方向の長さが長くなる。その結果、種類の異なる
複数の電子機器のそれぞれに前後方向の長さが長いコネ
クタを実装すると、電子機器内のコネクタの実装位置に
よってはコネクタにフレキシブルプリント板が挿着でき
ない場合が生じる。また、このような前後方向の長さが
長いコネクタを電子機器内に実装するには広い実装スペ
ースが必要になる。さらに、前述したコネクタへのフレ
キシブルプリント板及びメモリカードの挿抜方向はコネ
クタの前後方向に限られるので、コネクタへの挿抜方向
の自由度を大きくしたいという要求がある。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、コネクタへの挿抜方向の自由度が大きく、
電子機器へのコネクタの実装スペースを省スペース化す
ることができ、電子機器内のコネクタの実装位置に拘わ
らず、フレキシブルプリント板をコネクタに挿着するこ
とができるように構成可能なコネクタを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明のコネクタは、前端側に開口する第1開口部
(例えば、実施形態における前開口部13a)を有して
前後に延びて形成された第1空間部と、先端部に電子部
品側端子(例えば、実施形態におけるカード側端子7
1)を有した電子部品(例えば、実施形態におけるメモ
リカード70)を第1開口部から挿入して第1空間部に
挿抜自在に保持可能であるとともに、第1空間部の下方
に位置して前端側に開口する第2開口部(例えば、実施
形態における下開口部17a)を有して前後に延びて形
成された第2空間部と有し、先端部にプリント板側端子
を有したフレキシブルプリント板を第2開口部から挿入
して第2空間部に着脱自在に挿着可能な保持部材と、第
1空間部の後端側に配設されて電子部品を第1空間部に
挿着保持させた状態において電子部品側端子と電気的に
接続するコネクタ側第1端子部(例えば、実施形態にお
ける傾斜アーム部30b)と、第2空間部の後端側に配
設されてフレキシブルプリント板を第2空間部に挿着さ
せた状態においてプリント板側端子と電気的に接続する
コネクタ側第2端子部(例えば、実施形態における突出
片部30d)と、コネクタ側第1端子部及びコネクタ側
第2端子部を連結するコネクタ側連結部(例えば、実施
形態における基部30a)とを有して一体成形されてな
る金属材料製のコネクタ側端子(例えば、実施形態にお
けるコンタクト30)とを有して構成される。
【0006】上記構成のコネクタによれば、前後に延び
て電子部品を前端側から挿入して保持可能な第1空間部
及び第1空間部の下方に位置して前後に延びてフレキシ
ブルプリント板を前端側から挿着可能な第2空間部とを
有してなる保持部材と、第1空間部の後端側に配設され
るコネクタ側第1端子部及び第2空間部の後端側に配設
されるコネクタ側第2端子部を有してなるコネクタ側端
子とを有して構成されることで、コネクタ側第1端子部
及びコネクタ側第2端子部を保持部材の後端部位置にお
いて上下に配設することができる。このため、コネクタ
側第1端子部及びコネクタ側第2端子部がコネクタの前
後方向に配設された場合と比較して、コネクタの前後方
向におけるコネクタの長さ寸法を小さくすることがで
き、コネクタの実装スペースを省スペース化することが
できる。また、フレキシブルプリント板をコネクタの後
端部側から挿着できない位置にコネクタが実装されてい
ても、フレキシブルプリント板をコネクタの前端部側か
らコネクタに挿着することができる。
【0007】本発明に係わるコネクタは、前端側に開口
する第1開口部を有して前後に形成された第1空間部
と、前端部に電子部品側端子を有した電子部品を第1開
口部から挿入して第1空間部に挿抜自在に保持可能であ
るとともに、第1空間部の下方に位置して後端側に開口
する第2開口部を有して前後に延びて形成された第2空
間部とを有し、先端部にプリント板側端子を有したフレ
キシブルプリント板を第2開口部から挿入して第2空間
部に着脱自在に挿着可能な保持部材と、第1空間部の後
端側に配設されて電子部品を第1空間部に挿着保持させ
た状態において電子部品側端子と電気的に接続するコネ
クタ側第1端子部と、第2空間部の前端側に配設されて
フレキシブルプリント板を第2空間部に挿着させた状態
においてプリント板側端子と電気的に接続するコネクタ
側第2端子部と、コネクタ側第1端子部及びコネクタ側
第2端子部を連結するコネクタ側連結部とを有して一体
成形されてなる金属材料製のコネクタ側端子とを有して
構成される。
【0008】上記構成のコネクタによれば、前後に延び
て電子部品を前端側から挿入して保持可能な第1空間部
及び第1空間部の下方に位置して前後に延びてフレキシ
ブルプリント板を後端側から挿着可能な第2空間部とを
有してなる保持部材と、第1空間部の後端側に配設され
るコネクタ側第1端子部及び第2空間部の前端側に配設
されるコネクタ側第2端子部を有してなるコネクタ側端
子とを有して構成されることで、コネクタ側第1端子部
及びコネクタ側第2端子部を保持部材の後端部位置にお
いて上下に配設することができる。このため、コネクタ
側第1端子部及びコネクタ側第2端子部がコネクタの前
後方向に配設された場合と比較して、コネクタの前後方
向におけるコネクタの長さ寸法を小さくすることがで
き、電子機器等へのコネクタの実装スペースを省スペー
ス化することができる。また、フレキシブルプリント板
をコネクタの前端部側から挿着できない位置にコネクタ
が実装されていても、フレキシブルプリント板をコネク
タの後端部側からコネクタに挿着することができる。
【0009】本発明に係わるコネクタは、前端側に開口
する第1開口部を有して前後に延びて形成された第1空
間部と、先端部に電子部品側端子を有した電子部品を第
1開口部から挿入して第1空間部に挿抜自在に保持可能
であるとともに、第1空間部の後端側の上方位置に開口
する第2開口部を有して第1空間部の後端側において上
下に延びて形成された第2空間部とを有し、先端部にプ
リント板側端子を有したフレキシブルプリント板を第2
開口部から挿入して第2空間部に着脱自在に挿着可能な
保持部材と、第1空間部の後端側に配設されて電子部品
を第1空間部に挿着保持させた状態において電子部品側
端子と電気的に接続するコネクタ側第1端子部と、第2
空間部の底部側に配設されてフレキシブルプリント板を
第2空間部に挿着させた状態においてプリント板側端子
と電気的に接続しするコネクタ側第2端子部と、コネク
タ側第1端子部及びコネクタ側第2端子部を連結するコ
ネクタ側連結部とを有して一体成形されてなる金属材料
製のコネクタ側端子とを有して構成される。
【0010】上記構成のコネクタによれば、前後に延び
て電子部品を前端側から挿入して保持可能な第1空間部
及び第1空間部の後端部から上方へ延びて上端部からフ
レキシブルプリント板を挿着可能な第2空間部とを有し
てなる保持部材と、第1空間部の後端側に配設されるコ
ネクタ側第1端子部及び第2空間部の底部側に配設され
るコネクタ側第2端子部を有してなるコネクタ側端子と
を有して構成されることで、コネクタ側第1端子部及び
コネクタ側第2端子部を保持部材の後端部位置において
上下に配設することができる。このため、コネクタ側第
1端子部及びコネクタ側第2端子部がコネクタの前後方
向に配設された場合と比較して、コネクタの前後方向に
おけるコネクタの長さ寸法を小さくすることができ、電
子機器等へのコネクタの実装スペースを省スペース化す
ることができる。また、フレキシブルプリント板をコネ
クタの前端部側又は後端部側から挿着できない位置にコ
ネクタが実装されていても、フレキシブルプリント板を
コネクタの上方側からコネクタに挿着することができ
る。
【0011】上記構成のコネクタにおいて、コネクタ側
第2端子部は第2空間部内に突出する突出片部を有し、
突出片部は、フレキシブルプリント板が第2空間部内に
挿着されると、第2空間部を形成する空間形成部材及び
突出片部との間にプリント板側端子が挟持された状態で
プリント板側端子と押圧接触するように形成されてもよ
い。
【0012】上記構成のコネクタによれば、コネクタ側
第2端子部は第2空間部内に突出する突出片部を有する
だけで、フレキシブルプリント板を第2空間部内に挿着
すれば、プリント板側端子は第2空間部を形成する空間
形成部材と突出片部との間で挟持された状態でコネクタ
側第2端子部と押圧接触する。このため、プリント板側
端子をコネクタ側第2端子部に容易に電気的に接続させ
た状態に維持させることができる。
【0013】上記構成のコネクタにおいて、コネクタ側
第2端子部は、前後に延びて上下に間隙を有して対向配
置され、又は上下に延びて前後に間隙を有して対向配置
された第1突出片部及び第2突出片部を有してチューニ
ングフォーク状に形成され、フレキシブルプリント板が
間隙内に挿入されるとプリント板側端子が第1突出片部
及び第2突出片部に挟持されてフレキシブルプリント板
が第2接続端子部に電気的に接続されるように構成され
てもよい。
【0014】上記構成のコネクタによれば、コネクタ側
第2端子部はチューニングフォーク状に形成されている
ので、プリント板側端子を第1突出片部及び第2突出片
部間の間隙内に挿入するだけで、プリント板側端子をコ
ネクタ側第2端子部に容易に電気的に接続させることが
できる。
【0015】上記構成のコネクタにおいて、保持部材は
第1空間部を形成して前後に延びる凹部を有し、凹部内
を前後に摺動可能であり、凹部に挿入された電子部品の
先端部が当接する当接部を有し、電子部品の挿抜ととも
に電子部品の挿抜方向に摺動するスライダと、スライダ
及び保持部材間に設けられ、電子部品の押し込み操作に
応じて、電子部品の先端部が当接部に当接したままで電
子部品側端子とコネクタ側第1端子部が接触して、電子
部品が保持部材に保持される接触状態位置、及び電子部
品が保持部材に対して挿抜可能な挿抜可能位置に位置決
め保持するハートカム機構とを有してもよい。
【0016】上記構成のコネクタによれば、電子部品の
先端部が当接する当接部を有するスライダと、スライダ
を接触状態位置及び挿抜可能位置に位置決め保持するハ
ートカム機構とを設けることで、電子部品の電子部品側
端子をコネクタ側第1端子部に確実に接触させた状態で
維持させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1から図12を使用して説明する。本実施の形態
はメモリカードを挿抜自在に保持し、且つフレキシブル
プリント板を接続可能なコネクタの態様を示す。なお、
図1に示すように、説明の便宜上、矢印が示す方向を前
後、左右及び上下方向として以下説明する。先ず、本発
明に係わるコネクタを説明する前に、これに挿着される
メモリカードとフレキシブルプリント板について説明す
る。
【0018】メモリカード70は、図1に示すように、
厚さが薄くチューイングガム大の大きさを有して平板状
であり、その後端下面に左右方向に所定の間隙を有して
並設された複数のカード側端子71を有している。カー
ド側端子71はメモリカード70内に内蔵された図示し
ないメモリ機構部に電気的に接続されて情報の読み書き
が可能に構成されている。メモリカード70の右側先端
部の縁部には斜め左側に傾斜する傾斜部73が形成され
るとともに、この縁部の下面には矩形状の段部75が形
成されている。また、傾斜部73よりも前端部側のメモ
リカード30の右側面には係合凹部77が形成されてい
る。
【0019】次に、フレキシブルプリント板について説
明する。なお、図2(a)はフレキシブルプリント板8
0の先端側の平面図を示し、同図(b)は同図(a)の
II−II矢視に相当する部分の断面図を示す。図2に
示すように、フレキシブルプリント板80は、可撓材料
製の基板81上に導体82を印刷し、その上部に絶縁物
83を積層したものであり、フレキシブルプリント板8
0の先端部の下部には変形し難い変形防止部材84が接
着されている。フレキシブルプリント板80の先端部は
絶縁物55が取り除かれて導体82に繋がったプリント
板側端子85が左右方向に並んで形成されている。
【0020】このように構成されたフレキシブルプリン
ト板80及び図1に示すメモリカード70が挿着される
コネクタ1は、図3に示すように、平面視において略矩
形状であり、図1に示すメモリカード70を前端側から
挿抜自在に保持可能であるとともに、図4に示すフレキ
シブルプリント板80のプリント板側端子85をメモリ
カード70が保持される位置よりも下方位置において前
端側から着脱自在に挿着可能な保持部材10と、保持部
材10の上面を覆うカバー部材40とを有して構成され
ている。
【0021】保持部材10は、図1を更に追加して説明
すると、絶縁材料製であり、保持部材10の左右方向の
中間部に前後に延びる第1空間部11を形成する凹部1
3を有し、この凹部13は前端から後端の近傍位置まで
延び、凹部13の前端には前開口部13aが開口し、凹
部13の下面中央部には平面視において矩形状の底開口
部13bが開口している。凹部13の上下寸法は図1に
示すメモリカード70の厚さ寸法と略同じであり、凹部
13の左右方向の幅寸法も図1に示すメモリカード70
の左右方向の幅寸法と略同じである。このため、凹部1
3内に図1に示すメモリカード70が挿入されると、メ
モリカード70の上面が保持部材10の上面と略同一平
面上に位置してメモリカード70が凹部13内に収容保
持されることになる。
【0022】保持部材10の後端側の下部には、図3及
び図4に示すように、底開口部13bの後端位置よりも
後端側に位置して前端側が矩形状に開口する下開口部1
7aを有して後端側へ延びる第2空間部15を形成する
挿着穴部17が設けられている。挿着穴部17は保持部
材10の後端近傍位置まで延び、フレキシブルプリント
板80の端部が挿着可能な大きさを有している。
【0023】このように形成された凹部13及び挿着穴
部17を有する保持部材10の後端部には左右方向に所
定の間隙を有して配置された複数のコンタクト30が取
り付けられている。コンタクト30は、図4に示すよう
に、水平方向に延びる基部30aと、この基部30aの
後端部から斜め上方へ延びる傾斜アーム部30bと、傾
斜アーム部30bの先端部に形成されて上方へ突出した
接触部30cと、基部30aの中央部下面から屈曲して
斜め後方へ延びた突出片部30dとからなり、例えば、
導電性金属材料の薄板を曲げ加工して一体成形される。
コンタクト30は、図3(d)に示すように、保持部材
10の後端側に左右方向に並んだ状態で複数形成された
コンタクト挿入孔19の下部に形成されたコンタクト保
持溝(図示せず)に凹部13内から保持部材10の後端
側に向けて挿入され、基部10aがコンタクト保持溝に
圧入されてコンタクト30が保持部材10に取り付けら
れる。コンタクト保持溝に圧入保持された図4に示すコ
ンタクト30の傾斜アーム部30bは、無負荷状態にお
いてその先端部が第1空間部11の上部まで延び、コン
タクト30の突出片部30dは無負荷状態においてその
先端部が第2空間部15の下部まで延びている。
【0024】このように保持部材10に取り付けられた
複数のコンタクト30は、図1に示すように、左右方向
のピッチが前述した図2に示すフレキシブルプリント板
80のプリント板側カード端子85のピッチ及び図1に
示すメモリカード70のカード側端子71のピッチと略
同一ピッチに配設されている。このため、メモリカード
70のカード側端子71を下方に向けた状態でメモリカ
ード70を凹部13に挿着すれば、複数のカード側端子
71がそれぞれに対応するコンタクト30に接触し、図
4に示すフレキシブルプリント板80のプリント板側端
子85を上方に向けた状態でフレキシブルプリント板8
0を図4に示す保持部材10の挿着穴部17に挿着すれ
ば、複数のプリント板側端子85がそれぞれに対応する
コンタクト30の突出片部30dに接触する。
【0025】さて、図1に示すように、保持部材10の
右側端部の前端側には凹部3に並んで前後に延びる本体
側段部21が形成されている。この本体側段部21の上
面にはハートカム機構50の一部を構成するカム溝51
が形成されている。カム溝51は上下方向の深さが異な
る複数の溝を繋げて平面視においてY字状に形成されて
いる。このカム溝51は、カード側端子71とコンタク
ト30が押圧接触した状態で、メモリカード70が保持
部材10に収容される接触状態位置、及びメモリカード
70を保持部材10に対して挿抜可能な挿抜可能位置に
位置決め保持可能に形成されている。
【0026】このカム溝57上にはこれに沿って前後方
向に移動が案内されるスライダ60が設けられている。
このスライダ60は、板状で前後に延びて内部が中空な
本体部61を有し、本体部61の後端部には凹部13側
へ突出する突出部62が形成されている。突出部62の
左側面には斜め内側に湾曲する傾斜面62aが形成され
ている。この傾斜面62aは図1に示すメモリカード7
0の傾斜部73と略同一形状を有しており、傾斜部73
を傾斜面62aに当接させることで、メモリカード70
の保持部材10に対する左右方向の位置ずれを調整する
ことができる。本体部61の後端部の下部には左側へ突
出して平面視において矩形状の当接部63が形成されて
いる。この当接部63はメモリカード70の先端下面に
形成された段部75と略同一形状であり、当接部63に
段部75を突き当てるとスライダ60に対するメモリカ
ード70の前後位置の位置決めを行なうことができる。
【0027】スライダ60の本体部61には、メモリカ
ード70をスライダ60に固定し及びスライダ60との
係止を解除するためのハートカム機構50の一部をなす
固定保持部材53が内蔵されている。固定保持部材53
は前後に延びる揺動アーム部53aと揺動アーム部53
aの中間部に形成されて左側へ突出する係止突起部53
bと揺動アーム部53bの前端部に下方(図1紙面の垂
直方向裏側)へ延びる案内突起部53cとを有して構成
されている。揺動アーム部53aの基端部は本体部61
内において左右方向に揺動自在に取り付けられて揺動ア
ーム部53aが左右に揺動可能であり、係止突起部53
bは揺動アーム部33aの左右揺動に応じてスライダ6
0の内側面に形成された図示しない開口部から突出入動
可能に形成されている。案内突起部53cはスライダ6
0の前端側の下面から下方へ延出して前述したカム溝5
1内に突出している。
【0028】このため、スライダ60が本体側段部21
上を前後方向に移動すれば、案内突起部53cがカム溝
51内を移動して係止突起部53bが開口部から突出入
動する。より具体的には、スライダ60が前述した接触
状態位置に移動すれば開口部から係止突起部53bが大
きい突出量を有して突出し、スライダ60が前述した挿
抜可能位置に移動すれば開口部から係止突起部53bが
小さい突出量で突出する。このため、大きい突出量で係
止突起部53bが突出している状態でメモリカード70
の係合凹部77に係止突起部53bが係合すれば、メモ
リカード70をスライダ60に係止させることができ、
一方、小さい突出量で係止突起部53bが突出している
状態でメモリカード70の係合凹部77に係止突起部5
3bが係合すれば、メモリカード70をスライダ60か
ら抜脱させることができる。スライダ60は保持部材1
0の後端部及びスライダ60の後端部間に挟装されたば
ね55により常に保持部材10の前側に付勢されてい
る。なお、固定保持部材53はバネ用ステンレス鋼など
の導電性金属材料の薄板を曲げ加工して形成される。こ
の固定保持部材53とカム溝51を併せて前述したハー
トカム機構50を構成する。
【0029】このように構成された保持部材10の上面
には、図3に示すように、前述したカバー部材40が取
り付けられている。カバー部材40は平面視において矩
形状であって保持部材10の上面を覆う板状の本体部4
0aと、本体部40aの左右両端部から下方へ屈曲して
延びる側板部40bと、側板部40bの前後の各縁部に
左右方向外側へ屈曲して延びる取り付け部40cとを有
して構成されている。本体部40aは保持部材10の平
面視形状と略同一形状であり、カバー部材40が保持部
材10の上面に装着されると、本体部40aが保持部材
10の上面を覆って図3(d)に示す凹部13内に収容
保持される図1に示すメモリカード70の上方への移動
を規制する。このため、図4に示すように、保持部材1
0に図1に示すメモリカード70が収容保持されてメモ
リカード70のカード側端子71がコンタクト30に押
圧接触した状態となり、コンタクト30によりメモリカ
ード70の前端部に上方へ押し上げる方向の力が作用し
ても、メモリカード70はカバー部材40により上方へ
の移動が規制される。このため、カード側端子71はコ
ンタクト30に押圧接触した状態に維持することができ
る。なお、図3(b)に示すカバー部材40は側板部4
0bに形成された係合孔部43が保持部材10の側面に
形成された係止突起23と係合して保持部材10に係止
される。
【0030】このように構成されたコネクタ1によれ
ば、図1に示すように、保持部材10の前側からカード
側端子71を下方に向けた状態のメモリカード70を凹
部13内に挿入すれば、メモリカード70は凹部3に沿
って後側に移動して、メモリカード70の段部75がス
ライダ60の当接部63に当接する。そして、メモリカ
ード70を更に後側に押圧操作すれば、メモリカード7
0はスライダ60とともに後側に移動し、スライダ60
はハートカム機構50によってスライダ60にメモリカ
ード70が当接したままでカード側端子71とコンタク
ト30とが押圧接触する前述した接触状態位置に移動し
て保持部材10に保持される。その結果、メモリカード
70とコンタクト30とを電気的に接続させた状態に維
持させることができる。なお、前述した様にメモリカー
ド70とコンタクト30とが押圧接触した状態になる
と、図4に示すコンタクト30の傾斜アーム部30bが
弾性変形してメモリカード70を上方へ押し上げようと
するが、メモリカード70はカバー部材40により上方
への移動が規制されているので、メモリカード70が凹
部13から上方へ移動することはない。このため、接触
状態位置において、メモリカード70とコンタクト30
とを電気的に接続させた状態に維持することができる。
【0031】また、図4に示すように、フレキシブルプ
リント板80のプリント板側端子85を上方へ向けた状
態で、フレキシブルプリント板80の端部を下開口部1
7aを介して挿入穴部17に挿入すれば、プリント板側
端子85が対応するコンタクト30の突出片部30dと
押圧接触して、プリント板側端子85とコンタクト30
とが電気的に接続される。その結果、コネクタ1の凹部
13にメモリカード70を挿着し、フレキシブルプリン
ト板80を挿入穴部17に挿着することで、コンタクト
30を介してメモリカード70とフレキシブルプリント
板80とを電気的に接続させることができる。また、本
発明のコネクタ1は前側からフレキシブルプリント板8
0を挿着可能に構成されているので、図示しない電子機
器においてこのコネクタ1がコネクタ1の後端側からフ
レキシブルプリント板80を挿着することが困難な場所
に実装される場合であっても、フレキシブルプリント板
80をコネクタ1に挿着させることができる。
【0032】なお、コネクタ1内に取り付けられコンタ
クト30の形状は前述した形状に限るものではなく、図
5に示すように、コンタクト30の基部30aから下方
へ延びる突出片部30dを、後端側から前側に延びて上
下に間隙29を有して対向配置され一対の第1突出片部
31及び第2突出片部32を有してチューニングフォー
ク状に形成してもよい。この場合、第1突出片部31及
び第2突出片部32の各先端部の内側には内側へ突出し
て対向配置された一対の当接部31a、32aが形成さ
れ、第1突出片部31及び第2突出片部32はそれぞれ
の基部において片持ち梁状に支持される。このため、フ
レキシブルプリント板80が前側から間隙29内に挿入
されると、第1突出片部31及び第2突出片部32が互
いに離反する方向に弾性変形して、プリント板側端子8
5が一対の当接部31a、32a間に挟持されてフレキ
シブルプリント板80がコンタクト30に電気的に接続
される。
【0033】また、コンタクト30の傾斜アーム部30
bは、図6に示すように、基部30aの前端部から後端
側に斜め上方へ延びるように形成されてもよい。さら
に、コンタクト30は、図7に示すように、傾斜アーム
部30bを基部30aの前端部から後端側に斜め上方へ
延びるように形成し、且つ突出片部30dを図5に示し
たチューニングフォーク状に形成してもよい。
【0034】また、図8に示すように、コネクタ1は、
メモリカード70を前端側から挿抜可能であるととも
に、フレキシブルプリント板80を後端側から挿着可能
に構成してもよい。この場合、挿入穴部17の下開口部
17aをコネクタ1の後端側に開口させ、この挿入穴部
17に前端側に斜め下方へ延びる突出片部30dが位置
するように形成されたコンタクト30をコネクタ1に取
り付ける。このコンタクト30は図4に示すコンタクト
30と同一形状であるので、同一態様部分については同
一符号を附してその説明を省略する。このように、フレ
キシブルプリント板80をコネクタ1の後端側から挿着
可能に構成することで、図示しない電子機器においてこ
のコネクタ1がコネクタ1の前端側からフレキシブルプ
リント板80を挿着不可能な場所に実装されている場合
であっても、フレキシブルプリント板80をコネクタ1
に挿着させることができる。
【0035】なお、図8に示すコンタクト30は、図9
に示すように、傾斜アーム部30bを基部30aの前端
部から後端側に斜め上方へ延びるように形成してもよ
い。さらに、図8に示すコンタクト30は、図10に示
すように、コンタクト30の突出片部30dを前端側か
ら後端側へ延びて上下に対向配置された第1突出片部3
1及び第2突出片部32を有してチューニングフォーク
状に形成し、コネクタ1の後端側からフレキシブルプリ
ント板80を挿着可能に構成してもよい。なお、このチ
ューニングフォーク状に形成された突出片部30dは、
前述した図5に示す突出片部30dと同様の構成である
ので、同一符号を附してその説明を省略する。また、図
10に示すコンタクト30は、図11に示すように、コ
ンタクト30の傾斜アーム部30bを基部30aの前端
部から後端側に斜め上方へ延びるように形成してもよ
い。
【0036】また、図12に示すように、コネクタ1
は、メモリカード70を前端側から挿抜可能であるとと
もに、フレキシブルプリント板80をコネクタ1の後端
側の上方位置から上下方向に挿着可能に構成してもよ
い。この場合、挿入穴部17をコネクタ1の後端位置に
おいて上下方向に延ばし、挿入穴部17の上端部に下開
口部aを開口させる。また、図12(a)に示すコンタ
クト1の基部30aの後端部は上方へ屈曲して起立状態
にされ、起立状態の基部30aから突出する突出片部3
0dは斜め下方へ向いた状態で挿入穴部17内を突出さ
せた状態にする。突出片部30dは、図12(b)に示
すように、下部から上方へ延びて前後に対向配置された
第1突出片部31及び第2突出片部32を有してチュー
ニングフォーク状に形成し、コネクタ1の上側からフレ
キシブルプリント板80を挿着可能に構成してもよい。
【0037】このように、フレキシブルプリント板80
をコネクタ1の上方位置から上下方向に挿着可能に構成
することで、図示しない電子機器において、コネクタ1
が、コネクタ1の前端及び後側からフレキシブルプリン
ト板80を挿着することが困難な場所に実装されている
場合であっても、フレキシブルプリント板80をコネク
タ1に挿着させることができる。
【0038】このように本発明に係わるコネクタ1によ
れば、フレキシブルプリント板80をコネクタ1の前
側、後側及び上方側のいずれかの方向から挿着すること
が出来るように構成可能であるので、コネクタ1へのフ
レキシブルプリント板80の挿抜方向の自由度を大きく
することができる。また、メモリカード70のカード側
端子71及びフレキシブルプリント板80のプリント板
側端子85に押圧接触するコンタクト30の傾斜アーム
部30b及び突出片部30dは上下に位置しているの
で、コネクタ1の前後方向の長さを短くすることがで
き、このため、電子機器等へのコネクタ1の実装スペー
スを省スペース化することができる。
【0039】尚、前述した実施の形態では、フレキシブ
ルプリント板80をコネクタ1に挿着する例を示した
が、これに限るものでなく、FFC(フレキシブルフラ
ットケーブル)をコネクタ1に挿着するようにしてもよ
い。
【0040】
【発明の効果】本発明によるコネクタによれば、前後に
延びて電子部品を前端側から挿入して保持可能な第1空
間部及び第1空間部の下方に位置して前後に延びてフレ
キシブルプリント板を前端側から挿着可能な第2空間部
とを有してなる保持部材と、第1空間部の後端側に配設
されるコネクタ側第1端子部及び第2空間部の後端側に
配設されるコネクタ側第2端子部を有してなるコネクタ
側端子とを有して構成されることで、コネクタ側第1端
子部及びコネクタ側第2端子部を保持部材の後端部位置
において上下に配設することができる。このため、コネ
クタ側第1端子部及びコネクタ側第2端子部がコネクタ
の前後方向に配設された場合と比較して、コネクタの前
後方向におけるコネクタの長さ寸法を小さくすることが
でき、コネクタの実装スペースを省スペース化すること
ができる。また、フレキシブルプリント板をコネクタの
後端部側から挿着できない位置にコネクタが実装されて
いても、フレキシブルプリント板をコネクタの前端部側
からコネクタに挿着することができる。
【0041】また、本発明によるコネクタによれば、前
後に延びて電子部品を前端側から挿入して保持可能な第
1空間部及び第1空間部の下方に位置して前後に延びて
フレキシブルプリント板を後端側から挿着可能な第2空
間部とを有してなる保持部材と、第1空間部の後端側に
配設されるコネクタ側第1端子部及び第2空間部の前端
側に配設されるコネクタ側第2端子部を有してなるコネ
クタ側端子とを有して構成されることで、コネクタ側第
1端子部及びコネクタ側第2端子部を保持部材の後端部
位置において上下に配設することができる。このため、
コネクタ側第1端子部及びコネクタ側第2端子部がコネ
クタの前後方向に配設された場合と比較して、コネクタ
の前後方向におけるコネクタの長さ寸法を小さくするこ
とができ、電子機器等へのコネクタの実装スペースを省
スペース化することができる。また、フレキシブルプリ
ント板をコネクタの前端部側から挿着できない位置にコ
ネクタが実装されていても、フレキシブルプリント板を
コネクタの後端部側からコネクタに挿着することができ
る。
【0042】さらに、本発明によるコネクタによれば、
前後に延びて電子部品を前端側から挿入して保持可能な
第1空間部及び第1空間部の後端部から上方へ延びて上
端部からフレキシブルプリント板を挿着可能な第2空間
部とを有してなる保持部材と、第1空間部の後端側に配
設されるコネクタ側第1端子部及び第2空間部の底部側
に配設されるコネクタ側第2端子部を有してなるコネク
タ側端子とを有して構成されることで、コネクタ側第1
端子部及びコネクタ側第2端子部を保持部材の後端部位
置において上下に配設することができる。このため、コ
ネクタ側第1端子部及びコネクタ側第2端子部がコネク
タの前後方向に配設された場合と比較して、コネクタの
前後方向におけるコネクタの長さ寸法を小さくすること
ができ、電子機器等へのコネクタの実装スペースを省ス
ペース化することができる。また、フレキシブルプリン
ト板をコネクタの前端部側又は後端部側から挿着できな
い位置にコネクタが実装されていても、フレキシブルプ
リント板をコネクタの上方側からコネクタに挿着するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるコネクタの保持
部材にメモリカードが挿入された状態の保持部材の平面
図を示す。
【図2】本発明の一実施の形態におけるコネクタに挿着
されるフレキシブルプリント板を示し、同図(a)はフ
レキシブルプリント板の一端側端部の平面図であり、同
図(b)は同図(a)のII−II矢視に相当する部分
の断面図を示す。
【図3】本発明の一実施の形態におけるコネクタを示
し、同図(a)はコネクタの平面図であり、同図(b)
はコネクタの正面図であり、同図(c)はコネクタの後
側側面図であり、同図(d)はコネクタの前側側面図で
ある。
【図4】本発明の一実施の形態におけるコネクタの図3
(a)中のIII−III矢視に相当する部分の断面図
を示す。
【図5】本発明の一実施の形態におけるコネクタに取り
付けられたコンタクトの側面図を示す。
【図6】本発明の一実施の形態におけるコネクタに取り
付けられたコンタクトの側面図を示す。
【図7】本発明の一実施の形態におけるコネクタに取り
付けられたコンタクトの側面図を示す。
【図8】本発明の一実施の形態におけるコネクタに取り
付けられたコンタクトの側面図を示す。
【図9】本発明の一実施の形態におけるコネクタに取り
付けられたコンタクトの側面図を示す。
【図10】本発明の一実施の形態におけるコネクタに取
り付けられたコンタクトの側面図を示す。
【図11】本発明の一実施の形態におけるコネクタに取
り付けられたコンタクトの側面図を示す。
【図12】本発明の一実施の形態におけるコネクタに取
り付けられたコンタクトの側面図を示す。
【符号の説明】
1 コネクタ 10 保持部材 11 第1空間部 13 凹部 13a 前開口部(第1開口部) 15 第2空間部 17a 下開口部(第2開口部) 29 間隙 30 コンタクト(コネクタ側端子) 30a 基部(コネクタ側連結部) 30b 傾斜アーム部(コネクタ側第1端子部) 30d 突出片部(コネクタ側第2端子部) 31 第1突出片部 32 第2突出片部 40a 本体部(空間形成部材) 50 ハートカム機構 60 スライダ 63 当接部 70 メモリカード(電子部品) 71 カード側端子(電子部品側端子) 80 フレキシブルプリント板 85 プリント板側端子
フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 AA16 AA21 BB19 BB23 BB25 CC23 DD18 DD19 EE03 EE07 HH05 HH16 HH20 HH30 5E077 BB11 BB32 CC01 CC23 DD14 HH07 JJ30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端側に開口する第1開口部を有して前
    後に延びて形成された第1空間部と、先端部に電子部品
    側端子を有した電子部品を前記第1開口部から挿入して
    前記第1空間部に挿抜自在に保持可能であるとともに、
    前記第1空間部の下方に位置して前端側に開口する第2
    開口部を有して前後に延びて形成された第2空間部と有
    し、先端部にプリント板側端子を有したフレキシブルプ
    リント板を前記第2開口部から挿入して前記第2空間部
    に着脱自在に挿着可能な保持部材と、 前記第1空間部の後端側に配設されて前記電子部品を前
    記第1空間部に挿着保持させた状態において前記電子部
    品側端子と電気的に接続するコネクタ側第1端子部と、
    前記第2空間部の後端側に配設されて前記フレキシブル
    プリント板を前記第2空間部に挿着させた状態において
    前記プリント板側端子と電気的に接続するコネクタ側第
    2端子部と、前記コネクタ側第1端子部及び前記コネク
    タ側第2端子部を連結するコネクタ側連結部とを有して
    一体成形されてなる金属材料製のコネクタ側端子とを有
    して構成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前端側に開口する第1開口部を有して前
    後に形成された第1空間部と、前端部に電子部品側端子
    を有した電子部品を前記第1開口部から挿入して前記第
    1空間部に挿抜自在に保持可能であるとともに、前記第
    1空間部の下方に位置して後端側に開口する第2開口部
    を有して前後に延びて形成された第2空間部とを有し、
    先端部にプリント板側端子を有したフレキシブルプリン
    ト板を前記第2開口部から挿入して前記第2空間部に着
    脱自在に挿着可能な保持部材と、 前記第1空間部の後端側に配設されて前記電子部品を前
    記第1空間部に挿着保持させた状態において前記電子部
    品側端子と電気的に接続するコネクタ側第1端子部と、
    前記第2空間部の前端側に配設されて前記フレキシブル
    プリント板を前記第2空間部に挿着させた状態において
    前記プリント板側端子と電気的に接続するコネクタ側第
    2端子部と、前記コネクタ側第1端子部及び前記コネク
    タ側第2端子部を連結するコネクタ側連結部とを有して
    一体成形されてなる金属材料製のコネクタ側端子とを有
    して構成されていることを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 前端側に開口する第1開口部を有して前
    後に延びて形成された第1空間部と、先端部に電子部品
    側端子を有した電子部品を前記第1開口部から挿入して
    前記第1空間部に挿抜自在に保持可能であるとともに、
    前記第1空間部の後端側の上方位置に開口する第2開口
    部を有して前記第1空間部の後端側において上下に延び
    て形成された第2空間部とを有し、先端部にプリント板
    側端子を有したフレキシブルプリント板を前記第2開口
    部から挿入して前記第2空間部に着脱自在に挿着可能な
    保持部材と、 前記第1空間部の後端側に配設されて前記電子部品を前
    記第1空間部に挿着保持させた状態において前記電子部
    品側端子と電気的に接続するコネクタ側第1端子部と、
    前記第2空間部の底部側に配設されて前記フレキシブル
    プリント板を前記第2空間部に挿着させた状態において
    前記プリント板側端子と電気的に接続しするコネクタ側
    第2端子部と、前記コネクタ側第1端子部及び前記コネ
    クタ側第2端子部を連結するコネクタ側連結部とを有し
    て一体成形されてなる金属材料製のコネクタ側端子とを
    有して構成されていることを特徴とするコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記コネクタ側第2端子部は前記第2空
    間部内に突出する突出片部を有し、前記突出片部は、前
    記フレキシブルプリント板が前記第2空間部内に挿着さ
    れると、前記第2空間部を形成する空間形成部材及び前
    記突出片部との間に前記プリント板側端子が挟持された
    状態で前記プリント板側端子と押圧接触するように形成
    されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記コネクタ側第2端子部は、前後に延
    びて上下に間隙を有して対向配置され、又は上下に延び
    て前後に間隙を有して対向配置された第1突出片部及び
    第2突出片部を有してチューニングフォーク状に形成さ
    れ、前記フレキシブルプリント板が前記間隙内に挿入さ
    れると前記プリント板側端子が前記第1突出片部及び前
    記第2突出片部に挟持されて前記フレキシブルプリント
    板が前記第2接続端子部に電気的に接続されることを特
    徴とする請求項1から3のいずれかに記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記保持部材は第1空間部を形成して前
    後に延びる凹部を有し、 前記凹部内を前後に摺動可能であり、前記凹部に挿入さ
    れた前記電子部品の先端部が当接する当接部を有し、前
    記電子部品の挿抜とともに前記電子部品の挿抜方向に摺
    動するスライダと、 前記スライダ及び前記保持部材間に設けられ、前記電子
    部品の押し込み操作に応じて、前記電子部品の先端部が
    前記当接部に当接したままで前記電子部品側端子と前記
    コネクタ側第1端子部が接触して、前記電子部品が前記
    保持部材に保持される接触状態位置、及び前記電子部品
    が前記保持部材に対して挿抜可能な挿抜可能位置に位置
    決め保持するハートカム機構とを有して構成されている
    ことを特徴とする請求項1から5の少なくともいずれか
    に記載のコネクタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009081914A1 (ja) * 2007-12-25 2009-07-02 Yamaichi Electronics Co., Ltd. レセプタクル部材、および、それが用いられる記録媒体接続用コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009081914A1 (ja) * 2007-12-25 2009-07-02 Yamaichi Electronics Co., Ltd. レセプタクル部材、および、それが用いられる記録媒体接続用コネクタ

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