JP2003123880A - フラット配線材用コネクタの配線材支持構造 - Google Patents

フラット配線材用コネクタの配線材支持構造

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JP2003123880A
JP2003123880A JP2001315145A JP2001315145A JP2003123880A JP 2003123880 A JP2003123880 A JP 2003123880A JP 2001315145 A JP2001315145 A JP 2001315145A JP 2001315145 A JP2001315145 A JP 2001315145A JP 2003123880 A JP2003123880 A JP 2003123880A
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wiring material
flat
flat wiring
cable
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Noritomo Okamura
憲知 岡村
Hiroki Hirai
宏樹 平井
Yoshito Sakai
義人 酒井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの大型化を伴うことなく支持部材に
対するフラット配線材の位置決め精度を高める。 【解決手段】 回路基板に実装される基板用コネクタC
1(第1コネクタ)と、フラットケーブル1(フラット
配線材)を保持する配線材側コネクタC2(第2コネク
タ)とからなり、両コネクタ同士を嵌合させるとケーブ
ル1の末端部分がコネクタC1に差込まれて導体2と相
手側端子とが接触するように構成される。コネクタC2
には板状のホルダー10bが設けられ、ケーブル1がこ
のホルダー10b上に支持されている。ケーブル1の末
端部分にはその途中部分に複数の穿孔部(位置規制部)
が幅方向に一定間隔で形成されており、ホルダー10b
に形成された突起26がこの穿孔部5に嵌入されること
によりケーブル2がホルダー10b上に前後左右に位置
決めされた状態で支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平角導体を並設し
たフラットケーブル、リボン電線、FPC(Flexible P
rinted Circuit)等のフラット配線材を回路基板等に電
気的に接続するためのフラット配線材用コネクタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、複数の端子を並列に収納した
基板用のコネクタ(第1コネクタ)を回路基板上に実装
する一方、フラットケーブル等のフラット配線材の末端
部分に相手側のコネクタ(第2コネクタ)を装着し、両
コネクタを嵌合させることによりフラット配線材を回路
基板に電気的に接続するようにしたフラット配線材用コ
ネクタは一般に知られている。
【0003】この種のフラット配線材用コネクタにおい
て、前記フラット配線材はその末端部分が処理されて導
体が外部露出されており、この末端部分が第2コネクタ
に設けられた板状の支持部材上に支持されている。そし
て、両コネクタを嵌合させると、フラット配線材の末端
部分が前記支持部材と共に基板用コネクタ内に差込まれ
て各導体に前記端子が接触し、その結果、フラット配線
材の各導体と回路基板上のパターンとが電気的に接続さ
れるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フラット配線材用コネ
クタでは、第1コネクタに第2コネクタが嵌合すると、
フラット配線材の各導体が支持部材を介して相手側端子
に対して位置決めされる。従って、フラット配線材の各
導体を確実に相手側端子に接触させるには、支持部材に
対してフラット配線材を前後方向(コネクタ嵌合方向)
および幅方向に位置決めしておく必要がある。そこで、
従来では、フラット配線材の末端部分裏面(下面)に位
置決め用の薄板を貼着する一方、支持部材の表面に凹部
を形成し、前記薄板をこの凹部に嵌め合わせた状態でフ
ラット配線材を支持することにより、支持部材に対して
フラット配線材を位置決めしていた。
【0005】ところが、このような位置決め構造では、
次のような問題がある。すなわち、フラット配線材への
薄板の貼付けは一般に機械により自動的に行われるが、
このときの貼付け誤差は0.5mm程度であり、コネクタ
製造時の成型や穿孔等の誤差が概ね0.1mm程度である
のに比べると誤差が大きい。従って、支持部材に対する
フラット配線材の位置決め精度は必ずしも高いものとは
いえず、例えば導体を狭ピッチで備えたフラット配線材
を対象とする場合には不向きであった。
【0006】従って、狭ピッチのフラット配線材にも十
分対応できるように、より精度良くフラット配線材を支
持部材に対して位置決めできる構造が望まれる。
【0007】なお、この種の位置決め構造として、例え
ば支持部材の幅方向両端に位置決め用の側壁を設けてフ
ラット配線材を幅方向に位置決めすることも考えられる
が、これでは側壁の分だけ支持部材が左右に大きくな
る。また、側壁だけではフラット配線材を前後方向に位
置決めすることは不可能なため、前後位置決め用の構成
がさらに必要となり、結局、コネクタの大型化を助長す
る結果となり必ずしも得策とはいえない。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であって、フラット配線材用コネクタにおいて、コネク
タの大型化を伴うことなく支持部材に対するフラット配
線材の位置決め精度を高め、コンパクトな構成でフラッ
ト配線材の各導体を相手側端子に対してより確実に接触
させ得るようにすることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、端子を収納する第1コネクタと、フラッ
ト配線材の末端部分を板状の支持部材上に支持した状態
で該フラット配線材を保持する第2コネクタとを互いに
嵌合させてフラット配線材を前記支持部材と共に第1コ
ネクタに差込むように構成されたフラット配線材用コネ
クタの前記第2コネクタにおけるフラット配線材の支持
構造であって、前記フラット配線材自体に切欠き又は穿
孔からなる位置規制部が形成されるとともに、この位置
規制部に対応する位置決め用の突起が前記第2コネクタ
の支持部材上に形成され、前記位置規制部を前記突起に
嵌め合わせた状態でフラット配線材を支持部材上に支持
した状態において、該フラット配線材の幅方向およびこ
れに直交するコネクタ嵌合方向のフラット配線材と支持
部材との相対変位を規制するように前記突起および前記
位置規制部が形成されているものである。
【0010】この構造によると、フラット配線材自体を
直接支持部材に対して位置決めするため、フラット配線
材に位置決め用の薄板を貼り付けてこの薄板を介して間
接的にフラット配線材と支持部材とを位置決めしていた
従来構造に比べると、簡単な構成で位置決め精度を高め
ることができる。しかも、フラット配線材そのものに切
欠き又は穿孔(位置規制部)を設け、そこに支持部材の
突起を嵌合させる構造なので、支持部材の幅をフラット
配線材と同一、あるいはそれ以下に抑えることができ
る。従って、コネクタの大型化を伴うこともない。
【0011】特に、フラット配線材に複数の位置規制部
を形成しておけば、支持部材に対してフラット配線材を
安定した状態で位置決めすることが可能となる。
【0012】具体的には、前記位置規制部としてフラッ
ト配線材の幅方向両端に一対の切欠きを形成したり、あ
るいはフラット配線材の幅方向に所定間隔を隔てて複数
の穿孔を形成する一方、これらの切欠き又は穿孔に嵌合
する突起を支持部材上に形成することができる。
【0013】なお、この構造において、前記位置規制部
は、前記導体と端子との接触位置よりもフラット配線材
の末端側に設けられているのが好ましい。
【0014】このような構造によると、フラット配線材
に位置規制部(切欠きや穿孔)を形成しながらも、フラ
ット配線材の全ての導体を活用することが可能となる。
つまり、導体と端子との接触位置が位置規制部(切欠き
や穿孔)よりも末端側にあると位置規制部により導体が
断線される部分が生じて使用できる導体の数が制限され
ることとなるが、上記のような構造とすれば、位置規制
部を挟んでフラット配線材末端とは反対側で導体と端子
とが接触することとなるので、そのような制限を受ける
ことなく、全ての導体を活用することができる。
【0015】この場合、前記突起の高さは、支持部材上
にフラット配線材を支持した状態で前記突起の上端が前
記導体の上面と面一又はそれ以下(つまり、導体の上面
から突出しない状態)となるように形成されているのが
好ましい。
【0016】このような構造によると、コネクタ嵌合時
に、突起と端子先端との衝突を防止することができ、第
1コネクタと第2コネクタとをスムーズに嵌合させるこ
とができるようになる。
【0017】なお、上記のような配線材支持構造におい
ては、前記フラット配線材の下面にその末端部分から突
出する状態で係止部材が固定される一方、前記支持部材
の前端部に前記係止部材の先端部を上側から覆う係止部
が設けられ、前記係止部の下側に係止部材が挿入された
状態で前記支持部材上にフラット配線材が支持されてい
るのが好ましい。
【0018】この構造によると、フラット配線材の末端
部分の浮き上がりを有効に防止することができ、第1コ
ネクタと第2コネクタとの嵌合をスムーズに行わせるこ
とが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態につ
いて図面を用いて説明する。
【0020】図1及び図2は、本発明が適用されるフラ
ット配線材用コネクタを示しており、図1はフラット配
線材用コネクタの斜視図、図2は同縦断面図である。
【0021】これらの図に示すようにフラット配線材用
コネクタは、複数の平角導体2を並列に備えたフラット
ケーブル1(フラット配線材)の端部に装着される配線
材側コネクタC2(第2コネクタ)と、回路基板(図示
せず)に実装される基板用コネクタC1(第1コネク
タ)とから構成されている。
【0022】配線材側コネクタC2(以下、コネクタC
2という)は、図3及び図4に示すように、ハウジング
10aとホルダー10b(支持部材)とから構成されて
おり、ホルダー10bをフラットケーブル1(以下、ケ
ーブル1と略す)に重ね、これらをハウジング10aに
挿着することによりケーブル1の末端に装着されるよう
に構成されている。
【0023】具体的に説明すると、ハウジング10a
は、上記ホルダー10b等を差込むための前後方向(図
4では左右方向)に貫通する細長の差込孔11を具備し
た筒状の胴部12を有している。この胴部12には、そ
の後端上部(図4では左端上部)に連結片13を介して
上下方向に折畳み(折り曲げ)可能なロック片14が設
けられるとともに、胴部12の幅方向(図4では紙面に
直交する方向)両側には、前記ロック片14を下方に折
畳んだ状態でこのロック片14を係止(ロック)するフ
ック18を備えた一対の脚部16が設けられている。
【0024】前記ロック片14には、その上部であって
幅方向中央にカム15が延長形成されており、後述する
ようにコネクタC2をケーブル1に装着してロック片1
4をロックすると、このカム15がコネクタC2の上部
に真直ぐ突出すように構成されている(図1参照)。な
お、ロック片14のうちその揺動支点(連結片13の結
合部分)からロック片14の下端までの寸法は、該揺動
支点からカム15の先端までの寸法よりも長く設定され
ている。
【0025】また、前記胴部12のうちその底面部分に
はホルダー10bをロックするための係止穴12a及び
前記基板用コネクタC1に対する係止用のフック12b
が設けられ、さらにその側面部分には基板用コネクタC
1に対する案内部を構成するための前後方向の突条19
がそれぞれ形成されている。
【0026】一方、ホルダー10bは、平坦な合せ面2
0を上部に有する板状の部材で、この合せ面20をケー
ブル1の裏面に重ね合せるようになっている。
【0027】合せ面20において、その前端部分(図4
では右側端部)には幅方向に延びる前端突条24と、こ
の前端突条24の両端(幅方向両側)から前後に延びる
一対の側部突条25とが形成されるとともに、これら側
部突条25の間にケーブル1を挿入するための凹部22
が形成されている。なお、図4に示すように前端突条2
4の下方は前記凹部22に連続した空洞とされており、
その結果、この前端突条24がケーブル1の後記係止板
4(係止部材)に対する係止部となっている。
【0028】前記合せ面20において、前記凹部22の
直ぐ後側(図4では左側)には、ケーブル位置決め用の
複数の突起26が突設されており、当実施形態では、4
つの突起26が幅方向に等間隔で一列に配列されてい
る。各突起26は、いずれも同一形状を有しており、例
えば上端にテーパが形成された円柱形状を有している。
【0029】合せ面20においてその後端には幅方向に
延びる後端突条28が設けられている。また、ホルダー
10bにおいてその下面にはハウジング10aに対する
ロック用のフック27が形成され、さらにその側面部分
には基板用コネクタC2に対する案内部を構成するため
の前後方向の突条29がそれぞれ形成されている。
【0030】上記ケーブル1は、図3に示すようにその
端末が処理されて各導体2が露出しているとともに、そ
の端末部分の幅方向両端にはホルダー10bの側部突条
25に対応する切欠き6が形成され、さらにこれら切欠
き6の間に位置決め用の穿孔部5が前記突起26に対応
する配列で穿設されている。これらの穿孔部5は、突起
26の断面形状と同様の円形とされ、その直径は突起2
6を嵌入可能な寸法に設定されている。なお、これらの
穿孔部5,切欠き6およびこれに対応する前記ホルダー
10bの突起26、側部突条25は、コネクタC1,C
2を互いに嵌合させたときに穿孔部5および切欠き6が
導体2と後記端子34との接触位置よりもケーブル1の
末端側(先端側)に位置するようにそれぞれ設けられて
いる。
【0031】また、ケーブル1には、その端末部分の裏
面にケーブル端部の撓みを規制する補強板3が積層固定
されるとともに、前記穿孔部5よりも末端側にはさらに
補強板3の裏面に係止板4(係止部材)が積層固定され
ている。なお、補強板3には前記穿孔部5に一致する穿
孔部(図示せず)が穿設されており、また、係止板4は
その前端(図4では右側端)をケーブル1の末端からわ
ずかに突出させた状態で補強板3に固定されている。
【0032】上記のようなコネクタC2のケーブル1へ
の装着は以下のようにして行われる。
【0033】まず、図4に示すように、ハウジング10
aのロック片14を開放した状態でケーブル1の末端部
分を胴部12の後側(図4では左側)から差込孔11に
差し込むことによりケーブル1をハウジング10aに通
し、この状態で、ケーブル1の裏面にホルダー10bを
重ね合わせる。具体的には、図5(a)に示すようにケ
ーブル1の末端をホルダー10bの凹部22に差し込み
ながら係止板4の先端を前端突条24の下側に挿入し、
この状態で前記突起26を穿孔部5に嵌入しながらケー
ブル1とホルダー10bとを重ね合わせる。このように
すると突起26によりケーブル1の前後方向及び幅方向
の変位が規制され、ケーブル1がホルダー10bに対し
て位置決めされた状態となる(図5(b))。また、係
止板4の先端がケーブル10bの前端突条24に下側か
ら係合した状態となり、これによりケーブル1の末端部
分の浮き、つまり合せ面20からの浮き上がりが防止さ
れる。
【0034】次に、この状態でホルダー10bをその後
側(後端突条28の側)からハウジング10aの差込孔
11に挿入する。このようにすると、図2に示すように
ホルダー10bの裏面に形成された前記フック27がハ
ウジング10aの前記係止穴12aに突入し、ハウジン
グ10aに対してホルダー10bが離脱不能にロックさ
れた状態となる。そして、ハウジング10aの差込孔1
1を塞ぐようにロック片14を折り曲げ、さらにロック
片14を前記両脚部16の間に押し込んでフック18に
より係止することによって(すなわち、ロックすること
によって)、ケーブル1へのコネクタC2の装着が完了
する。
【0035】このようにケーブル1にコネクタC2が装
着された状態では、図1に示すようにケーブル末端の導
体2の露出部分がホルダー10bと共にハウジング10
aの胴部12の前側に突出した状態で支持される。ま
た、ハウジング10aの突条19とホルダー10bの突
条29とが協働して前後方向(コネクタ嵌合方向)に延
びる案内部(コネクタC2を基板用コネクタC1に嵌合
する際の案内部)が形成される。
【0036】一方、基板用コネクタC1(以下、コネク
タC1という)は、図1に示すようにケーブル1に対応
した幅方向に細長のハウジング30を有している。
【0037】ハウジング30の内部には、図2に示すよ
うに、幅方向(同図では紙面に直交する方向)に並ぶ多
数の端子収納室32が形成され、各端子収納室32内に
その後側(同図では右側)から端子34がそれぞれ収納
されている。各端子34は、前後方向に夫々延びる接続
用撓み片34aと、ハウジング30の後方に向って延び
る上下一対の脚部34bとを有しており、脚部34bが
回路基板上のランド等(図示省略)にはんだ付けされる
ことによって各端子34が回路基板の回路に電気的に接
続されるようになっている。
【0038】ハウジング30の前面側(図2では左面
側)には、ケーブル1の差込口36が設けられるととも
に、この差込口36の周囲に筒型のフード37が一体に
形成されている。
【0039】フード37において、その上部前端には、
コネクタC1の前記ロック片14のカム15に対する摺
動面40aを有したカムフォロア40が一体に形成され
ている。また、フード37の内側面には、コネクタC2
の前記案内部(突状19,29)に対応する案内溝38
が形成され、さらに同底面には、コネクタC2の前記フ
ック12bに対応する係止穴39が形成されている。
【0040】以上のように構成されたフラット配線材用
コネクタにおいて、ケーブル1をコネクタC1に接続す
るには、図2に示すようにコネクタC2をコネクタC1
の差込口36に対向させ、コネクタC2をホルダー10
bの先端側からコネクタC1のハウジング30(差込口
36)に差し込む。このようにすると、図6に示すよう
にコネクタC2のハウジング10aがコネクタC1のフ
ード37に嵌合し、ケーブル1の導体2の露出部分に対
して各端子34の接続用撓み片34aが接触した状態と
なる。この際、コネクタC2においてはケーブル1に突
起26が嵌入してケーブル1がホルダー10bに対して
前後方向および幅方向に位置決めされているため、各導
体2が対応する端子34に対して適切に接触することと
なる。
【0041】また、両コネクタC1、C2が完全に嵌合
すると、コネクタC2のフック12bがフード37の前
記係止穴39に突入して両コネクタC1、C2のハウジ
ング同士がロックされた状態となり、これによってケー
ブル1がコネクタC1に接続された状態が保持される。
また、コネクタC2の前記ロック片14のカム15がコ
ネクタC1のカムフォロア40(摺動面40a)に当接
した状態となる。
【0042】なお、ケーブル1には穿孔部5や切欠き6
が設けられているが、これら穿孔部5等は、上述したよ
うに導体2と端子34との接触位置よりもケーブル1の
末端側(先端側)に位置するように設けられているので
(図6参照)、両コネクタC1、C2を完全に嵌合した
ときには、ケーブル1の全ての導体2が有効に端子34
に対して接続されることとなる。
【0043】一方、ケーブル1をコネクタC1から取り
外すには、図6に示すコネクタ嵌合状態において、ハウ
ジング10aのロック片14をロック解除する。すなわ
ち、具体的にはロック片14の下端を指先等で引き上げ
てフック18による係止状態を解除する。このようにす
るとカムフォロア40にカム15の先端が当接した状態
でこの部分を支点としてロック片14が揺動(回動)
し、この揺動に伴いコネクタC1に対してコネクタC2
が引出し方向(嵌合解除方向)に移動する。そして、ロ
ック片14をある程度の位置まで引き上げると(例えば
図4に示す程度の位置)、コネクタC2がコネクタC1
から殆ど引出された半嵌合状態となるため、この状態で
ロック片14を摘んでコネクタC2を引き抜くことによ
り、ケーブル1をコネクタC1から取り外すことができ
る。
【0044】なお、コネクタC2の前記フック12b
は、図4に示すように基端部から先端部に向って先細り
の略台形状に形成されており、従って、両コネクタC
1、C2のロック状態は所謂セミロック状態であって、
上述したようにロック片14のロック解除操作によりコ
ネクタC2に引き抜き方向の荷重が作用すると、ロック
状態が解除されてコネクタC1からコネクタC2が取り
外されるととなる。特に、ロック片14は、上記の通り
その揺動支点(連結片13の結合部分)からロック片1
4の下端までの寸法が、該揺動支点からカム15の先端
までの寸法よりも長く設定されているため、ロック片1
4の揺動操作時には、いわゆる梃子の作用により両コネ
クタC1,C2のロック状態を少ない操作力で解除する
ことができる。
【0045】以上のようなフラット配線材用コネクタに
よると、特に、コネクタC2においては、ケーブル1に
穿孔部5を形成してこれにホルダー10bの突起26を
嵌入することによりホルダー10bに対してケーブル1
を直接位置決めしているので、従来構造、つまりケーブ
ルに貼付けた位置決め用の薄板を介して間接的にケーブ
ルをホルダーに位置決めする構造に比べると位置決め精
度が高い。従って、コネクタ嵌合時、導体2を相手側端
子34に対してより精度よく位置決めすることが可能と
なり、例えば、導体2及び端子34が高密度(狭ピッ
チ)で配されるような場合でも、各導体2を相手側端子
34に対して正確、かつ確実に接触させることができる
ようになるという効果がある。
【0046】しかも、このコネクタ構造では、ケーブル
1そのものに穿孔部5を設け、そこに突起26を嵌合さ
せる構造なので、図5(b)に示すようにホルダー10
bの幅(合せ面20の幅)をケーブル1の幅とほぼ同一
にすることができる。従って、他の例として、例えば合
せ面の両側(幅方向両側)に側壁を立ててケーブルを幅
方向に位置決めする構造も考えられるが、この場合には
側壁分だけホルダーが幅方向に大型化するという弊害を
伴うことになるが、上記実施形態の構造によればそのよ
うな弊害を伴うことなくケーブル1の位置決め精度を高
めることができるという利点がある。なお、当実施形態
では、ホルダー10bの側部に突条29を設けているた
めこの点の恩恵は少ないが、たとえばホルダー10bの
具体的な構成として突条29を省略する場合等には、コ
ネクタを小型化する上で上記の効果は大きいといえる。
【0047】また、このコネクタ構造では、ケーブル1
には穿孔部5や切欠き6を設けているが、穿孔部5等
は、上述したように導体2と端子34との接触位置より
もケーブル1の末端側(先端側)に位置するように設け
られているので、全ての導体2を無駄なく活用すること
ができるという利点もある。
【0048】さらに、コネクタC2においては、ケーブ
ル1の先端に係止板4を固定し、これをホルダー10b
の前端突条24の下側に差し込んだ状態ケーブル1をホ
ルダー上に支持するように構成されているので、ケーブ
ル1の末端部分が不意に合せ面20から浮き上がるとい
ったトラブルの発生を未然に防止することができ、コネ
クタ同士をスムーズに嵌合させることができるという利
点もある。
【0049】ところで、以上説明したフラット配線材用
コネクタは、本発明に係るフラット配線材用コネクタの
一つの実施の形態であって、その具体的な構成は、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0050】例えば、コネクタC2において、図7に示
すようにケーブル1の幅方向両端に凹型の切欠き7を形
成する一方、ホルダー10bにこれら切欠き7に対応す
る凸部25aを有した側部突条25を形成し、前記各切
欠き7に凸部25aをそれぞれ嵌合させた状態でケーブ
ル1を合せ面20に重ね合わせることにより、ケーブル
1をホルダー10bに対して位置決めするように構成し
てもよい。この場合も、導体2と端子34との接触位置
よりケーブル1の末端側(先端側)に切欠き7が位置す
るように該切欠き7を設けておくことで、全ての導体2
を無駄なく活用することができる。
【0051】また、コネクタC2において、図8に示す
ようにケーブル1の係止板4やホルダー10bの凹部2
2を省略することによりコネクタ構成を簡略化するよう
にしてもよい。但し、この場合は、ホルダー10bから
のケーブル末端部分の浮き上がりが防止されるように、
ケーブル1の穿孔部5を末端近傍に形成し、かつ嵌合し
た突起26が容易に抜けることがないようにその孔寸法
等を設定していおくのが好ましい。
【0052】また、上記の説明では詳しく説明していな
いが、突起26の高さは、その上端がケーブル1の導体
2の上面と面一、あるいはそれ以下(つまり突起26が
導体2の上面から突出しない状態)となるように形成し
ておくのが好ましい。このような構成によると、コネク
タ嵌合時に、突起26と端子34(接続用撓み片34
a)とが衝突することがなくなり、コネクタC1とコネ
クタC2とをスムーズに嵌合させることができるように
なるという利点がある。
【0053】なお、上記実施形態では、フラット配線材
としてフラットケーブル1を適用しているが、フラット
配線材はフラットケーブルに限られるものではなく、リ
ボン電線、FPC(Flexible Printed Circuit)等のそ
の他のフラット配線材であってもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、端子を
収納する第1コネクタと、フラット配線材の末端部分に
装着される第2コネクタとかなるフラット配線材用コネ
クタの構造において、特に、第2コネクタにつき、フラ
ット配線材自体に切欠き又は穿孔からなる位置規制部を
形成し、この位置規制部を支持部材上に形成した突起に
嵌め合わせた状態でフラット配線材を支持部材上に支持
することにより、フラット配線材自体を直接支持部材に
対して位置決めするようにしたので、フラット配線材に
貼付けた位置決め用の薄板を介して間接的にフラット配
線材と支持部材とを位置決めする従来構造に比べ、簡単
な構成で位置決め精度を高めることができる。しかも、
支持部材の幅をフラット配線材と同一、あるいはそれ以
下に抑えることができ、従って、コネクタの大型化を伴
うことなくフラット配線材の位置決め精度を高めること
ができる。
【0055】特に、フラット配線材に複数の位置規制部
を形成しておけば、支持部材に対してフラット配線材を
安定した状態で位置決めすることが可能となる。
【0056】また、この構造において、前記位置規制部
を導体と端子との接触位置よりもフラット配線材の末端
側に設けることで、フラット配線材に切欠きや穿孔(位
置規制部)を形成しながらも、フラット配線材の全ての
導体を有効に活用することができるようになる。
【0057】また、支持部材上にフラット配線材を支持
した状態で支持部材の前記突起の上端が導体の上面と面
一又はそれ以下となるように該突起を形成すれば、コネ
クタ嵌合時の突起と端子先端との衝突を有効に防止する
ことが可能となり、両コネクタ同士をスムーズに嵌合さ
せることができるようになる。
【0058】また、フラット配線材の下面にその末端部
分から突出する状態で係止部材を固定する一方、支持部
材の前端部に係止部材の先端部を上側から覆う係止部を
設け、前記係止部の下側に係止部材を挿入した状態で支
持部材上にフラット配線材を支持するようにすれば、フ
ラット配線材末端部分の支持部材からの浮き上がりを有
効に防止することができ、両コネクタ同士をスムーズに
嵌合させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるフラット配線材用コネクタを示
す斜視図である。
【図2】本発明にかかるフラット配線材用コネクタを示
す縦断面図である(配線材側コネクタと基板用コネクタ
とを対向させた状態)。
【図3】配線材側コネクタを示す分解斜視図である。
【図4】配線材側コネクタを示す分解縦断面図である
(フラットケーブルの末端部分をホルダーに重ね合わせ
た状態)。
【図5】フラットケーブルの末端部分をホルダーに重ね
合わせる際の作業状態を示す斜視図である((a)フラ
ットケーブル先端を凹部に差し込んだ状態、(b)はフ
ラットケーブルの末端部分をホルダーに重ね合わせた状
態である。)
【図6】フラット配線材用コネクタを示す縦断面図であ
る(配線材側コネクタと基板用コネクタとが嵌合した状
態)。
【図7】ケーブルとこれを支持するホルダー(配線材側
コネクタ)の変形例を示す斜視図である。
【図8】配線材側コネクタの変形例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フラットケーブル(フラット配線材) 2 導体 3 補強板 4 係止板 5 穿孔部(位置規制部) 6 切欠き 10a ハウジング 10b ホルダー(支持部材) 20 合せ面 26 突起 30 ハウジング 34 端子 34a 接続用撓み片 C1 基板用コネクタ(第1コネクタ) C2 配線材側コネクタ(第2コネクタ)
フロントページの続き (72)発明者 岡村 憲知 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 平井 宏樹 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 (72)発明者 酒井 義人 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5E023 AA04 BB06 CC23 EE13 FF01 GG15 HH01 HH08 HH17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子を収納する第1コネクタと、フラッ
    ト配線材の末端部分を板状の支持部材上に支持した状態
    で該フラット配線材を保持する第2コネクタとを互いに
    嵌合させてフラット配線材を前記支持部材と共に第1コ
    ネクタに差込むように構成されたフラット配線材用コネ
    クタの前記第2コネクタにおけるフラット配線材の支持
    構造であって、 前記フラット配線材自体に切欠き又は穿孔からなる位置
    規制部が形成されるとともに、この位置規制部に対応す
    る位置決め用の突起が前記第2コネクタの支持部材上に
    形成され、前記位置規制部を前記突起に嵌め合わせた状
    態でフラット配線材を支持部材上に支持した状態におい
    て、該フラット配線材の幅方向およびこれに直交するコ
    ネクタ嵌合方向のフラット配線材と支持部材との相対変
    位を規制するように前記突起および前記位置規制部が形
    成されていることを特徴とするフラット配線材用コネク
    タの配線材支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフラット配線材用コネク
    タの配線材支持構造において、 前記フラット配線材に複数の位置規制部が形成されてい
    ることを特徴とするフラット配線材用コネクタの配線材
    支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のフラット配線材用コネク
    タの配線材支持構造において、 前記位置規制部としてフラット配線材の幅方向両端に一
    対の切欠きが形成されていることを特徴とするフラット
    配線材用コネクタの配線材支持構造。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のフラット配線材用コネク
    タの配線材支持構造において、 前記位置規制部としてフラット配線材の幅方向に所定間
    隔を隔てて複数の穿孔が一列に形成されていることを特
    徴とするフラット配線材用コネクタの配線材支持構造。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載のフラ
    ット配線材用コネクタの配線材支持構造において、 前記位置規制部は、前記導体と端子との接触位置よりも
    フラット配線材の末端側に設けられていることを特徴と
    するフラット配線材用コネクタの配線材支持構造。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のフラット配線材用コネク
    タの配線材支持構造において、 前記支持部材上にフラット配線材を支持した状態で前記
    突起の上端が前記導体の上面と面一又はそれ以下となる
    ように前記支持部材の突起が形成されていることを特徴
    とするフラット配線材用コネクタの配線材支持構造。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載のフラ
    ット配線材用コネクタの配線材支持構造において、 前記フラット配線材の下面にその末端部分から突出する
    状態で係止部材が固定される一方、前記支持部材の前端
    部に前記係止部材の先端部を上側から覆う係止部が設け
    られ、前記係止部の下側に係止部材が挿入された状態で
    前記支持部材上にフラット配線材が支持されていること
    を特徴とするフラット配線材用コネクタの配線材支持構
    造。
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