JPH06349549A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH06349549A
JPH06349549A JP5133546A JP13354693A JPH06349549A JP H06349549 A JPH06349549 A JP H06349549A JP 5133546 A JP5133546 A JP 5133546A JP 13354693 A JP13354693 A JP 13354693A JP H06349549 A JPH06349549 A JP H06349549A
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】基板を容易に解除できるコネクタを提供する。 【構成】コネクタ2は親基板4と子基板6とを互いに平
行に接続する。コネクタ2のハウジング10の両端に
は、金属ラッチ28が支持されている。金属ラッチ28
の爪34は子基板6に係合可能である。金属ラッチ28
の近傍には、レバー48が軸支され、このレバー48
は、親基板4に平行な面内で回動する。レバー48の一
端48cをハウジング10の内方へ向かって押圧する
と、レバー48の他端48bが逆方向へ移動し、金属ラ
ッチ28を子基板6から離れる方向へ押圧する。これに
より、金属ラッチ28と子基板6との係合が解除され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気コネクタに関し、特
に基板対基板接続コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、親基板(mother board)に対して
子基板(daughter board)を電気的に接続するための電気
コネクタとして、低い挿入力で子基板を挿入できる低挿
入力コネクタがある。この種の低挿入力コネクタは実願
平1−4128号、米国特許第4,986,765号に
開示されている。
【0003】低挿入力コネクタは、親基板に装着される
プラスチック製のハウジングを備える。このハウジング
は、子基板の接触端を受け入れるための溝を有し、この
溝内には、親基板を子基板へ電気接続するための複数の
コンタクトが位置している。
【0004】親基板に子基板を接続するには、先ず子基
板の接触端が、親基板の面に対して斜め方向からハウジ
ングの溝に挿入される。次いで、子基板が回動されて、
親基板の面に対して垂直姿勢に向き付けられる。垂直姿
勢の子基板の接触端は、溝内の複数のコンタクトのスプ
リング作用により保持されて、このコンタクトと電気的
に接触する。子基板の接触端を斜めにハウジングの溝に
挿入する際には、対向するコンタクト間の間隔が子基板
の厚みより大きいので、零挿入力で挿入できる。子基板
を垂直姿勢に固定するために、ハウジングの両端には一
対のラッチ部材が設けられている。各ラッチ部材は、子
基板の回動運動中は子基板によってそれぞれハウジング
の外側方向に押し広げられて撓む。そして、子基板が垂
直姿勢に到達すると、各ラッチ部材は初期形状に復元
し、子基板をその側方縁から挟持する。同時に、各ラッ
チ部材が子基板の表面を支持することにより、子基板は
垂直姿勢に固定される。こうして装着された子基板をコ
ネクタから取り外す場合には、各ラッチ部材を外側に撓
ませて押し広げ、子基板を引き出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の電気コネクタ
は、子基板の挿入は低挿入力で可能なものの、子基板の
取り外しには、ラッチ部材を撓ませるために強い力が必
要である。しかも、左右のラッチ部材を同時に撓ませる
ために両手を使わざるを得ず、取扱いが不便である。ま
た、この種の電気コネクタは、パーソナルコンピュータ
等の電子機器の筐体内の狭細な空間で使用される場合が
多く、子基板の取り外しには作業空間に制約があり、視
界も妨げられるので、効率的な作業は困難である。従っ
て本発明の目的は、基板の取り外しが容易な電気コネク
タを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するために、第1の回路基板を第2の回路基板
へ接続するための電気コネクタであって、一端と他端
と、その一端から他端へ延在して第2の回路基板を受け
入れる開口とを有し、第1の回路基板へ搭載可能な絶縁
性材料製のハウジングと、部分的に開口内へ露出するよ
うにハウジング内に位置し、第2の回路基板との電気的
接続を確立するための複数のコンタクト要素と、ハウジ
ングの一端と他端とにそれぞれ支持され、第2の回路基
板に対して弾性的に係合可能な一対の係合部材と、それ
ぞれ一端と他端とを有し、一端に加えられた力が他端へ
伝達されるように、一端と他端との間で軸支され、一端
に力が加えられた際には、他端が係合部材をその弾性力
に抗して押圧することにより、係合部材と第2の回路基
板との係合を解除させる一対のレバーと、を備える電気
コネクタが提供される。
【0007】本発明の一つの実施例によれば、レバーが
ハウジングと一体的に成形されている。係合部材は、第
2の回路基板に対して弾性的に係合すべき係合部分と、
この係合部分の背面側を覆い且つ第1の回路基板に固定
された保護部分とを有し、係合部分がその背面側へ撓む
際には、係合部分が保護部分に当接することにより、係
合部分の過度な撓みが防止されるようにしてもよい。
【0008】本発明の他の実施例によれば、係合部材と
レバーとが同一の部材から一体的に成形されている。本
発明の更に他の実施例によれば、係合部材とレバーとが
連結されている。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、レバーの一端を押圧する
ことにより、レバーの他端が係合部材を押圧し、係合部
材と第2の回路基板との係合が解除される。
【0010】
【実施例】図1を参照すると、電気コネクタ2が親基板
(mother board)4に装着され、子基板(daughter board)
6が電気コネクタ2に挿入されることにより、親基板4
と子基板6とがコネクタ2を介して電気的に接続され
る。本実施例においては、子基板6は、記憶素子8が実
装されたシングル−インライン−メモリ−モジュール
(SIMM)である。また、親基板4とSIMM6と
は、それらの電気的接続状態においては、互いに平行を
なす。
【0011】コネクタ2は、延伸されたハウジング10
を有し、ハウジング10は、延伸されたベース14に位
置し、それぞれコンタクト24を受入れるための複数の
キャビティ12を有する。ハウジング10は所望の絶縁
特性を有する合成樹脂材料からなる。ハウジング10は
左右対称形状であり、その両端部のみが示されている。
ここで、右端部については、ハウジングの内部構造及び
付属部品を明瞭に示すために、部分的に破断または省略
して示されている。
【0012】コンタクト受入れキャビティ12は、ベー
ス14の上面16からベースのほぼ下面18へ延在して
いる。キャビティ12は、互いに且つベース14の両端
20に対して平行関係で間隔をおいて設けられている。
キャビティ12は、基板受け入れ開口22に連通してい
る。
【0013】キャビティ12にはコンタクト24が配置
されている。各々のコンタクト24は、所望の導電性及
び弾性特性を有する金属板からなる。コンタクト24
は、ベース14の上面16側に位置する接触端24a
と、ベースの下面18側に位置する接続端24bとを有
する。コンタクト24の接触端24aは、SIMM6の
下縁に沿って配列されたSIMMのパッド6aに電気的
に接触可能である。コンタクト24の接続端24bは、
親基板4の半田パッド4aへの半田付けなどの公知の方
法により、親基板4に電気的に接続される。
【0014】このようなコンタクト24は、回路基板の
接続のための様々なコンタクトであり得る。従ってキャ
ビティ12の形状は、その中に固定すべきコンタクト2
4の形状に応じて変更される。
【0015】両端20におけるベース14の上面16に
は、金属ラッチ部材28を支持するためのラッチ支持部
材26が立設されている。ラッチ支持部材26は、その
内面にラッチ部材収容キャビティ26aを有する。
【0016】図2乃至図7に示される金属ラッチ部材2
8は、所望の弾性特性を有する金属板(例えば燐青銅)
からスタンプ加工されてなる。金属ラッチ部材28は、
弾性部分30と取り付け部分32とを有する。弾性部分
30と取り付け部分32との各々は、開放端と閉止端と
を有する。
【0017】弾性部分30は、その開放端30aの下方
近傍において、ラッチ支持部材26側から開口22側へ
向かって延出された爪またはラッチ34を有する。この
爪はSIMM6の側縁に係合可能である。
【0018】弾性部分30の爪34と開放端30aとの
間の部分には、爪34とSIMM6との係合を手動で解
除するための補助的な摘み34aを形成してもよい。本
発明においては、爪34とSIMM6との係合解除は後
述のレバー48の操作により実行されるので、この摘み
34aは必須ではない。
【0019】弾性部分30の閉止端は、屈曲されて取り
付け部分32の閉止端に連なっている。取り付け部分3
2は、その閉止端の上方近傍において延出された第1の
圧入部分36と、この第1の圧入部分の上方近傍におい
て延出された第2の圧入部分38とを有する。更に取り
付け部分32は、その開放端40において延出された一
対の保護突起42を有する。取り付け部分32の第1及
び第2の圧入部分36,38と保護突起42とは、弾性
部分30の爪34と同方向へ延出されている。
【0020】取り付け部分32の第1及び第2の圧入部
分36,38が、ラッチ支持部材26のキャビティ26
aに圧入されることにより、金属ラッチ部材28がラッ
チ支持部材26に固定される。金属ラッチ部材28をラ
ッチ支持部材26により支持させるために、ラッチ支持
部材26と取り付け部分32との形態は、種々の設計が
可能である。
【0021】取り付け部分32は、一対の保護突起42
の位置において、爪34の背面を覆うように断面U字状
の保護部分をなす。爪34がその背面側へ撓む際に、撓
みが弾性変形限界を越えると金属ラッチ部材28が疲労
または破損する。しかし、本実施例によれば、保護部分
が爪34の背面に当接することにより、爪34の過剰な
撓みが防止される。
【0022】再度図1を参照すると、一対の保護突起4
2のうち、親基板4に対面する突起42の下面は、親基
板4上の半田パッド4bに半田付けされる。SIMM6
とコンタクト24との接触圧力の反力は、SIMM6を
通じて一対のラッチ部材28に負荷される。これにより
ラッチ部材28は上方へ変形する力を受ける。その変形
が大きいときは、ラッチ部材28の爪34の背面が取り
付け部分32の保護部分に当接し、ラッチ部材の過剰な
変形が防止される。保護部分は、保護突起42と親基板
4との半田付けにより、ラッチ部材28の上方へ向かう
力に充分に耐える機械的強度を有する。
【0023】ハウジング10の上面16及び下面18に
直交するベース14の一側面44と、それに連続するラ
ッチ支持部材26の一側面46とは、親基板4の表面4
bに装着されている。
【0024】ハウジング10のラッチ支持部材26の近
傍には、ハウジングと一体成形された合成樹脂性材料製
のレバー48が軸支されている。このレバー48は、ハ
ウジング10と一体をなす支点48aと、その支点から
近い一端48bと、支点から遠い他端48cとを有し、
支点48aを軸として親基板4の表面4bに沿って回動
可能である。
【0025】このレバー48は実質的に棒状であるが、
一端48bと他端48cとは、開口22の長さ方向に沿
って開口22から離れる方向へ延出されている。レバー
48の一端48bの先端は指で力を加えるべき面として
形成され、他端48cの先端は、金属ラッチ部材28の
爪34をSIMM6から離れる矢印方向100へ押圧す
るための突起として形成されている。一端48bと他端
48cとは、それぞれ支点48aに近い位置、遠い位置
に位置しているため、一端48bをSIMM6へ近付く
矢印方向200へ僅かに押すと、他端48cは矢印方向
100へ大きく移動する。即ち、レバー48は、一端4
8bの移動距離を増幅し、且つその移動方向を反転させ
て他端48cへ伝達する。これに伴い、他端48cの突
起が、金属ラッチ部材28の爪34を100方向へ押圧
し、爪とSIMM6との係合を解除する。
【0026】ベース14の両端20は、レバー48の一
端48bを配置するためのベース内部の空所50と、こ
の空所に連通して、レバーの一端を突出させるための開
口52とを有する。空所50の両端は、開口52とこれ
に対向する壁54とにより規定されている。
【0027】レバー48を過度に回動させると、支点4
8aが弾性変位を越える応力を受けて破損する。この不
都合は、開口52から壁54までの距離Lを適宜に設定
することにより解消される。即ち、レバー48の一端4
8bが所定の限界距離だけ矢印方向200へ移動した際
に、一端48bの基端部48dが壁54に当接するよう
に距離Lを設定することにより、レバー48の過度の回
動及び破損が防止される。
【0028】上述のコネクタ2の操作について説明す
る。ここでコネクタ2は親基板4に実装されているもの
とする。先ずSIMM6を親基板4へ接続する際には、
SIMM6の基端を基板受け入れ開口22へ挿入し、S
IMM6のパッド6aとコンタクト24とを接続する。
この際、SIMM6は、ラッチ部材28の爪34と係合
することにより、親基板4に対して平行をなして保持さ
れ、且つコンタクト24を通じて親基板4に電気接続さ
れる。
【0029】SIMM6をコネクタ2から取り外すに
は、図8に示すように、レバー48の一端48bを20
0方向へ押すことにより、レバー48の他端48cが1
00方向へ移動してラッチ部材28の爪34を100方
向へ押圧し、爪34とSIMM6との係合を解除する。
係合解除されたSIMM6は、スロット12から容易に
引き抜くことができる。
【0030】レバー48の操作は、単に一端48aを指
で押すのみであるから、非常に容易である。また、一般
にSIMM6は小型であり、一対のレバー48間の距離
は短かいので、一対のレバー48を片手で同時に操作す
ることが可能である。
【0031】尚、図9に示すように、レバー48の支点
48aは、レバーの外面側に限らず、内面側へ設けても
よい。図10及び図11は本発明の第2実施例を示す。
この実施例と第1実施例とは二つの差異を有する。第1
の差異は、合成樹脂製レバー48及び金属ラッチ部材2
8に代えて、これらラッチ部材とレバーとの役割を果た
す一体的な金属部材60を採用したことである。この金
属部材60は第1実施例のラッチ部材28と同様な材料
及び方法により形成されている。金属部材60は、第1
の端部62aと第2の端部62bと、それらの間で屈曲
された折り曲げ部分64とを有する。第1の端部62a
側には、ラッチ部材28と同様に爪34及び摘み34a
が形成されている。折り曲げ部分64はレバーを形成す
るように適宜な長さを有し、第2の端部の近傍はレバー
64の支点64aをなすように丸められている。また、
支点64aの下方には、取り付け突起66が延出されて
いる。この突起66はハウジング10から突出して親基
板4(図1参照)へ例えば半田付けにより固定される。
【0032】第2の差異は、ハウジング10の両端20
が、ラッチ支持部材26、空所50、開口52及び壁5
4を有さないことである。この実施例のハウジング10
の両端20には、金属部材60のレバー64の内面側に
対向する壁68が形成されている。この壁68の先端に
は、レバー64の支点64aを支持する支持部材70が
設けられている。レバー64を壁68へ向けて押すこと
により、第1実施例と同様に、爪34とSIMM6との
係合を解除できる。
【0033】図12及び図13は本発明の第3実施例を
示す。この実施例では、第1実施例の合成樹脂製レバー
48に代えて、金属製レバー72が採用されている。こ
の金属製レバー72は、支点72aと、その支点から遠
い一端72bと、支点から近い他端72cとを有し、支
点72aを軸として親基板4の表面4bに沿って回動可
能である。一端72bから他端72cにかけてのレバー
72の平面形状は、実質的にL字状である。但し、一端
72bは、その一側面から延出された突起74を有し、
他端72cは、その一側面から延出された操作部分76
を有する。
【0034】この実施例の金属ラッチ部材78は、第1
実施例の金属ラッチ部材28と同様な材料及び方法によ
り形成されているが、その形状は異なる。この金属ラッ
チ部材78は、一端と他端とを有し、その一端側には第
1実施例のラッチ部材28と同様に爪34(図12には
示されていない)及び摘み34aが形成されている。金
属ラッチ部材78の他端における一側面には、コネクタ
のハウジング10(図12及び図13には示されていな
い)へ喰い込ませることにより、金属ラッチ部材78を
ハウジングへ固定するための第1の楔状部分80が延出
されている。一端と他端との間における一側面には、第
1の楔状部分80と同様な第2の楔状部分82が延出さ
れている。金属ラッチ部材78の他方の側面には、金属
製レバー72の支点72aを支持し、且つ金属ラッチ部
材78とレバー72とを連結するための支持部分84が
延出されている。
【0035】ラッチ部材78の支持部分84に支点72
aを支持されたレバー72は、第1実施例のレバー48
と同様な働きをなす。即ち、レバー72の操作部分76
を指で押して回動させることにより、突起74がラッチ
部材78の爪34を押圧し、爪34とSIMM6との係
合を解除する。
【0036】本発明の電気コネクタは上述の実施例に限
定されるものではなく、種々の変形が可能である。例え
ば、コネクタに装着されたSIMM6の姿勢は、実施例
では親基板4に対して平行な姿勢としたが、垂直または
斜め姿勢でもよい。また、ハウジング10に開口22を
二つ以上設けて、それぞれの開口22についてラッチ部
材及びレバーを一対ずつ設けることにより、一つのコネ
クタに二つ以上のSIMM6が挿入できるようにしても
よい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電気コ
ネクタによれば、レバーを回動させる簡単な操作により
第2の回路基板の係合が解除されるので、第2の回路基
板の取り外しが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電気コネクタを部分
的に断面して示す斜視図である。
【図2】図1のコネクタに使用される金属ラッチを親基
板側から見て示す側面図である。
【図3】図2の金属ラッチを反対方向から見て示す側面
図である。
【図4】図3の金属ラッチを図3のIV-IV 線に沿った矢
印方向で見た図であり、一部を断面で示す図である。
【図5】図3の金属ラッチを図3のV-V 線に沿って破断
して示す図である。
【図6】図3の金属ラッチを図3のVI-VI 線に沿った矢
印方向で見た図である。
【図7】図6の金属ラッチを図6のVII-VII 線に沿った
矢印方向で見た図である。
【図8】図1の金属ラッチとレバーとの動作を示す図で
ある。
【図9】第1実施例におけるレバーの変形例を示す図で
ある。
【図10】第2実施例に係るコネクタの要部を示す斜視
図である。
【図11】図10における金属部材を示す斜視図であ
る。
【図12】第3実施例に係る金属ラッチとレバーとを示
す平面図である。
【図13】図12の金属ラッチとレバーとを示す斜視図
である。
【符号の説明】
4…親基板(第1の回路基板)、6…子基板(第2の回
路基板)、10…ハウジング、22…開口、34…爪
(係合部分)、24…コンタクト、28,78…金属ラ
ッチ部材(係合部材)、42…保護突起(保護部分)、
48,64,72…レバ−、60…金属部材(係合部
材)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の回路基板を第2の回路基板へ接続
    するための電気コネクタであって、 一端と他端と、その一端から他端へ延在して第2の回路
    基板を受け入れる開口とを有し、第1の回路基板へ搭載
    可能な絶縁性材料製のハウジングと、 部分的に開口内へ露出するようにハウジング内に位置
    し、第2の回路基板との電気的接続を確立するための複
    数のコンタクト要素と、 ハウジングの一端と他端とにそれぞれ支持され、第2の
    回路基板に対して弾性的に係合可能な一対の係合部材
    と、 それぞれ一端と他端とを有し、一端に加えられた力が他
    端へ伝達されるように、一端と他端との間で軸支され、
    一端に力が加えられた際には、他端が係合部材をその弾
    性力に抗して押圧することにより、係合部材と第2の回
    路基板との係合を解除させる一対のレバーと、を備える
    電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 レバーがハウジングと一体的に成形され
    ている請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 係合部材が、第2の回路基板に対して弾
    性的に係合すべき係合部分と、この係合部分の背面側を
    覆い且つ第1の回路基板に固定された保護部分とを有
    し、係合部分がその背面側へ撓む際には、係合部分が保
    護部分に当接することにより、係合部分の過度な撓みが
    防止される請求項1または2記載の電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 係合部材とレバーとが同一の部材から一
    体的に成形されている請求項1記載の電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 係合部材とレバーとが連結されている請
    求項1記載の電気コネクタ。
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