JP2003331675A - ハンドルスイッチ - Google Patents

ハンドルスイッチ

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JP2003331675A
JP2003331675A JP2002141891A JP2002141891A JP2003331675A JP 2003331675 A JP2003331675 A JP 2003331675A JP 2002141891 A JP2002141891 A JP 2002141891A JP 2002141891 A JP2002141891 A JP 2002141891A JP 2003331675 A JP2003331675 A JP 2003331675A
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/06Casing of switch constituted by a handle serving a purpose other than the actuation of the switch, e.g. by the handle of a vacuum cleaner
    • H01H2009/068Casing of switch constituted by a handle serving a purpose other than the actuation of the switch, e.g. by the handle of a vacuum cleaner with switches mounted on a handlebar, e.g. for motorcycles, fork lift trucks, etc.

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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】各端子板の電気的接続における半田を廃止し得
るとともに、車両から延設された配線コードと端子板と
の接続においても半田を廃止することができるハンドル
スイッチを提供する。 【解決手段】スイッチケース3と、該スイッチケースに
配設された複数の操作スイッチノブ又はボタンと、前記
スイッチケース内に固定され、前記操作スイッチノブ又
はボタンと対応した固定接点が形成された複数の端子板
9〜11と、操作スイッチノブ又はボタンと連動して、
固定接点に接触又は離間する可動接点とを具備したハン
ドルスイッチにおいて、複数の端子板を互いに連結しつ
つ各端子板に形成された固定接点同士を電気的に接続し
た導電板13と、導電板13の端部から成り、車両側か
ら延設した配線コードの先端に形成されたコネクタと接
続し得る外部接続用端子13aとを有し、導電板13を
折り曲げて複数の端子板をスイッチケース3内に収容す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二輪車など車両の
ハンドルバーに固定され、当該車両が搭載する各種電装
品を操作し得るハンドルスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、二輪車が具備する操舵用のハン
ドルバー先端には、運転者が走行中把持し得る把持グリ
ップ又はスロットルグリップが取り付けられており、こ
れら把持グリップ又はスロットルグリップに隣接した位
置にハンドルスイッチが固定されている。かかるハンド
ルスイッチは、上下一対の半割り形状部品を合致して成
るスイッチケースを筐体としており、該スイッチケース
には、二輪車が搭載する各種電装品を操作するための複
数の操作スイッチノブ又はボタンが形成されている。
【0003】例えば、ハンドルバーの左側先端近傍に固
定されたハンドルスイッチには、ディマースイッチを構
成するディマースイッチノブ、パッシングスイッチを構
成するパッシングスイッチノブ、ターンシグナルスイッ
チを構成するターンシグナルスイッチノブ、ホーンスイ
ッチを構成するホーンボタンなどが配設されている。こ
れら操作スイッチノブ又はボタンには、可動接点がロー
ラなどを介して連結されており、当該操作スイッチノブ
又はボタンの動作と連動して可動接点が動作すると、ス
イッチケース内に固定された固定接点と接触又は離間し
て、所定のスイッチ回路が形成されるよう構成されてい
る。
【0004】各固定接点は、操作スイッチ毎に各々配設
された複数の端子板に形成されており、これら端子板同
士をリード線で結んで電気的に連結してスイッチケース
内に配設されていたが、この場合、リード線を端子板と
接続する構成により、部品点数が多く、リード線を含む
配線が複雑になっていた。かかる不具合を解決すべく、
本出願人は、リード線を不要とした技術を実開平3−1
3622号公報で開示している。
【0005】同公報によれば、1枚の導電性の板材を所
望形状に抜き加工するとともに、可動接点に対応する位
置を露出させつつ樹脂をアウトサート成形し、これを各
端子板としており、端子板間を結ぶ導電性板材を略コ字
状に折り曲げてスイッチケース内に配設したものが開示
されている。これにより、リード線を不要としつつ各端
子板を電気的及び物理的に連結することができるので、
部品点数の削減及び配線の簡素化を図ることができた。
また、リード線を不要としたことで、リード線先端と固
定接点とを接続するための半田付け作業が廃止され、作
業性の向上を図ることができるとともに、近年有害性が
注目されるに至っている半田の使用を削減することがで
きた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のハンドルスイッチにおいては、固定接点を有した端
子板同士を電気的及び物理的に連結して半田付けを不要
とすることができるものの、車体から延びた配線コード
と電気的に連結させるには、その部分で半田付け作業が
必要となり、完全には半田を廃止することができなかっ
た。従って、半田付け作業による組み付け作業性の悪化
が依然残っているという問題があった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、各端子板の電気的接続における半田を廃止し
得るとともに、車両から延設された配線コードと端子板
との接続においても半田を廃止することができるハンド
ルスイッチを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
車両のハンドルバーに固定されるスイッチケースと、該
スイッチケースに配設され、前記車両が搭載する各種電
装品を操作し得る複数の操作スイッチノブ又はボタン
と、前記スイッチケース内に固定され、前記操作スイッ
チノブ又はボタンと対応した固定接点が形成された複数
の端子板と、前記操作スイッチノブ又はボタンと連動し
て、前記固定接点に接触又は離間する可動接点とを具備
したハンドルスイッチにおいて、前記複数の端子板を互
いに連結しつつ各端子板に形成された前記固定接点同士
を電気的に接続した導電板と、該導電板の端部で構成さ
れ、前記スイッチケースから突設されて、車両側から延
設した配線コードの先端に形成されたコネクタと接続し
得る外部接続用端子とを有し、前記導電板を折り曲げて
前記複数の端子板を前記スイッチケース内に収容したこ
とを特徴とする。
【0009】かかる構成によれば、導電板によって電気
的及び物理的に連結された複数の端子板が、導電板の所
定部分を折り曲げられてスイッチケース内に収容される
とともに、車両への組み付け時において、外部接続用端
子に車両から延設した配線コード先端のコネクタを接続
する。
【0010】請求項2記載の発明は、前記導電板が、1
枚の導電性板材をトリミングして所定形状とされたもの
であり、前記固定接点に対応する部分を露出させつつイ
ンサート成形して前記各端子板が形成されたものである
ことを特徴とする。
【0011】請求項3記載の発明は、前記固定接点を有
さない連結板が前記導電板を介して前記複数の端子板と
連結されるとともに、該連結板に前記外部接続用端子が
形成されたことを特徴とする。
【0012】請求項4記載の発明は、前記外部接続用端
子が形成された前記端子板を複数設け、それぞれから突
設された外部接続用端子を組み合わせた状態で前記コネ
クタと接続し得ることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明は、前記導電板を略コ
字状に折り曲げて、前記複数の端子板を前記スイッチケ
ース内に収容したことを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明は、前記複数の端子板
が、ディマースイッチノブに対応した固定接点を有した
第1端子板、パッシングスイッチノブに対応した固定接
点を有した第2端子板、ホーンスイッチボタンに対応し
た固定接点を有した第3端子板、及びターンシグナルス
イッチノブに対応した固定接点を有した第4端子板から
成り、当該第1端子板が前記スイッチケースの上側、前
記第2端子板が前記スイッチケースの前側、前記第3端
子板及び前記第4端子板が前記スイッチケースの後ろ側
を向いて配設されたことを特徴とする。
【0015】尚、上記レイアウトは、スイッチケースを
ハンドルバーに固定させた状態を前提としており、スイ
ッチケースの上側とはハンドルバーより上方、前側とは
車両に対して前方、後ろ側とは車両に対して後方(運転
者と対向する側)を指している。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら具体的に説明する。本実施形態に係
るハンドルスイッチは、図1及び図2に示すように、二
輪車が具備する操舵用のハンドルバー1の左側先端に形
成された把持グリップ2と隣接して、当該ハンドルバー
1に固定されるもので、スイッチケース3に、ディマー
スイッチノブ4、ターンシグナルスイッチノブ5と、ホ
ーンスイッチボタン6と、パッシングスイッチノブ7と
から成る操作スイッチノブ又はボタンが形成されたもの
である。尚、同図符号8は、チョークを示している。
【0017】スイッチケース3は、一対の上下半割り形
状部品(上側スイッチケース3a及び下側スイッチケー
ス3b)から成るもので、これら上側スイッチケース3
aと下側スイッチケース3bとをハンドルバー1を挟持
させた状態で合致させ、ボルト締めにより当該ハンドル
バー1に位置決め固定(位置決めピンPによる位置決め
及び回り止め有り)されている。
【0018】かかるスイッチケース3に配設された各種
スイッチノブ又はボタンは、車両が搭載する各種電装品
を操作し得るもので、そのうちディマースイッチノブ4
は、図3に示すように、軸ピン4aを中心に揺動自在と
されたシーソー型スイッチを構成しており、その揺動と
連動するローラ4bが一体的に形成されている。このロ
ーラ4bには、可動接点4cが形成されており、ディマ
ースイッチノブ4の揺動動作と連動して、固定接点(図
4参照)に接触又は離間してスイッチング(前照灯の前
方照射と下方照射との切り換え)が行われるよう構成さ
れている。
【0019】ここで、図4に示すように、第1端子板9
は、ディマースイッチノブ4に対応すべく、当該ディマ
ースイッチノブ4の可動接点4cと接触又は離間し得る
固定接点9aが形成されているとともに、第2端子板1
0、連結基板12、及び第3基板11と導電板13を介
して電気的及び物理的に連結されている。即ち、各端子
板9〜11に形成された固定接点9a〜11aは、導電
板13の一部を端子板9〜11から露出して形成された
ものであるので、連結基板12を含めて電気的な接続が
なされているのである。
【0020】第2端子板10は、パッシングスイッチノ
ブ7に対応すべく、当該パッシングスイッチノブ7の左
右方向への揺動動作と連動する可動接点(不図示)と接
触又は離間し得る固定接点10aを具備したもので、右
端側から右方へ延びた導電板13によって第1端子板9
と連結されるとともに、下端側から下方へ延びた導電板
13によって連結基板12と連結されている。
【0021】第3端子板11は、ホーンスイッチボタン
6に対応すべく、当該ホーンスイッチボタン6の押圧操
作によるスライド動作と連動する可動接点(不図示)と
接触又は離間し得る固定接点11aを具備したもので、
上端側から上方へ延びた導電板13によって連結基板1
2と連結されている。即ち、連結基板12は、その左端
側で第2端子板10を介して第1端子板9と連結される
一方、下端側で第3端子板11と連結されている。
【0022】また、連結基板12は、後述する第4端子
板14と電気的な接続が行われる接続用接点12aが表
面に露出形成されているとともに、右端側から右方へ延
びる外部接続用端子13aが突出形成されている。これ
ら外部接続用端子13aと接続用接点12aは、固定接
点9a〜11aを含む導電板13の一部であり、各固定
接点9a〜11aにおける可動接点との接触又は離間さ
れた際の電流が、外部接続用端子13aに至るよう構成
されている。
【0023】即ち、導電板13は、1枚の導電性板材
(銅板など)をトリミングして所定形状とされたもので
あり、固定接点9a〜11a及び接続用接点12aに対
応する部分を露出させつつインサート成形して各端子板
9〜11及び連結基板12が形成されたものである。ま
た、外部接続用端子13aは、所定形状にトリミングさ
れた導電性板材の端部から成るものであり、外部接続用
端子13a及び固定接点9a〜11aは、導電板13の
一部分(特定部分)から成る。かかる構成により、各端
子板9〜11(連結基板12)を電気的に結ぶリード線
などを不要とすることができ、該リードと各端子板9〜
11とを接続するための半田を廃止することができる。
【0024】尚、所定形状の導電板13及び外部接続用
端子13aを1枚の導電性板材から得る際には、抜き加
工機や溶断加工機など種々のトリミング手段を用いるこ
とができるが、量産性に有利な点から抜き加工によるト
リミングが好ましい。尚、各端子板9〜11及び連結基
板12を得るためのインサート成形は、所望の樹脂を成
形型内に流し込み、該樹脂を冷却固化することにより行
われ、その際の成形型の形状(固定端子に対応する位置
に突起部を形成しておくなど)により各固定端子9a〜
11aを露出形成している。
【0025】一方、第4端子板14は、ターンシグナル
スイッチノブ5に対応すべく、当該ターンシグナルスイ
ッチノブ5に形成された可動端子(不図示)と接触又は
離間すべき固定端子14aを有しているもので、かかる
固定端子14aは、図5に示すように、第4端子板14
の表面に露出して形成されている。また、第4端子板1
4の下端からは、前述した外部接続用端子13aと一対
で用いられるべき外部接続用端子14bが下方に向けて
突出形成されている。
【0026】この外部接続用端子14b及び固定接点1
4aは、連結基板12と同様、1枚の導電性板材をトリ
ミングして所定形状としたものの端部である。即ち、1
枚の導電性板材を所定形状にトリミングし、固定接点1
4aに対応する部分を露出させつつインサート成形する
ことにより第4端子板14が形成されており、固定接点
14aにおける可動接点との接触又は離間された際の電
流が、外部接続用端子14bに至るよう構成されてい
る。
【0027】また、第4端子板14は、連結基板12と
重ね合わされてスイッチケース3内に収容される構成と
されており、これら2部材が重ね合わされると、接続用
接点12aによって第4端子板14と連結基板12とが
電気的に接続され得るよう構成されている。更に、第4
端子板14と連結基板12とが重ね合わせて配設される
と、外部接続用端子13aと14bとが上下に並んで突
出することとなり、これらを組み合わせた状態で車両側
から延びた配線のコネクタと接続され得る。尚、各端子
板に形成される回路の数又は各端子板が成すレイアウト
によっては、第1〜第4端子板全てを一体的に構成する
こともできる。
【0028】上記した各端子板をスイッチケース3内に
収容するには、図4中、導電板13における第1端子板
9と第2端子板10とを連結した部分13bと、第2端
子板10と連結基板12とを連結した部分13cと、連
結基板12と第3端子板11とを連結した部分13dと
を所定方向に折り曲げるとともに、連結基板12上に第
4端子板14を重ねて構成し、図6の如き状態とする。
即ち、導電板13を略コ字状に折り曲げておくのであ
る。同図中、符号15は導電板13の一部13cに嵌合
固定された位置決め用部材を示している。
【0029】かかる略コ字状に折り曲げられたものを、
まず下側スイッチケース3b内に収容して位置決め用部
材15にて位置決め固定する。かかる状態では、第3端
子板11及び第4端子板14における固定接点11aと
14aとが、それぞれホーンスイッチボタン6と連動す
る可動接点、及びターンシグナルスイッチノブ5と連動
する可動接点と対向配置して、接触又は離間し得るよう
位置決めされている。
【0030】その後、上側スイッチケース3aを下側ス
イッチケース3bに合致させ、第1端子板9及び第2端
子板10における固定接点9aと10aとが、それぞれ
ディマースイッチノブ4と連動する可動接点(図4にお
ける符号4c)、及びパッシングスイッチノブ7と連動
する可動接点と対向配置して、接触又は離間し得るよう
位置決めされる。
【0031】即ち、第1端子板9がスイッチケース3の
上側、第2端子板10がスイッチケース3の前側、第3
端子板11及び第4端子板14がスイッチケース3の後
ろ側を向くよう位置決めしつつ収容することにより、各
端子板をスイッチケース3に形成された各種スイッチに
対応させることができるのである。ここで、スイッチケ
ースの上側とは、ハンドルバーより上方、前側とは車両
に対して前方、後ろ側とは車両に対して後方(運転者と
対向する側)を指している。
【0032】上記各端子板が収容された状態において、
図7に示すように、連結基板12から突出した下段の外
部接続用端子13aと第4端子板14から突出した上段
の外部接続用端子14bとが一対となるように組み合わ
され、車両側からの配線の先端に形成されたコネクタC
と接続し得るよう構成されている。ここで、図示した外
部接続用端子14bには、導電板13の延設方向と略直
交する方向に亘って部位13aa及び14aaが形成さ
れているが、これら部位13aa及び14aaは、各端
子板が形成された後に分断されるものである。
【0033】尚、本実施形態においては、2つの外部接
続用端子を上下一対としてコネクタCと接続すべきカプ
ラを形成しているが、導電板13の形状や連結基板12
の配設位置を変更などして、左右一対とした接続部を形
成するようにしてもよい。尚、回路が少ないときなど
は、外部接続用端子を1つのみ(上下一対としない)と
してもよい。
【0034】これにより、図2に示すように、連結基板
12から突出した外部接続用端子13aと、第4端子板
14から突出した外部接続用端子14bとを組み合わせ
てコネクタCとの接続部を構成することができるので、
ハンドルスイッチの車両への組み付け時、各端子板と車
両側から延びた配線との接続を簡単に行うことができる
とともに、各端子板同士の接続部に加え、コネクタCと
の接続部においても半田を廃止することができる。
【0035】以上、本実施形態について説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、例えば導電板に
おける各端子板又は連結基板を連結する部分に絶縁のた
めのコーティングや被覆を施してもよく、導電性を向上
させるべく導電板の材質を種々変更してもよい。
【0036】また、コネクタCと接続される外部接続用
端子は、本実施形態においては上下一対のものから構成
されているが、当該外部接続用端子が突設された3つ以
上の端子板及び連結基板を並列に配設し、それらを1組
としてコネクタCとの接続部を構成してもよい。勿論、
連結基板からのみ外部接続用端子を突設し、これとコネ
クタCとを接続するよう構成してもよい。
【0037】更に、本実施形態においては、連結基板1
2を介して第1端子板9,第2端子板10及び第3端子
板11を連結し、外部接続用端子13aに対する電気的
接続を図っているが、連結されるべきもの全てを固定接
点を有する端子板とし、そのうちの1つから外部接続用
端子を突設するようにしてもよい。
【0038】然るに、本実施形態の如く連結板に外部接
続用端子を有した構成によれば、当該外部接続用端子の
突出を所望位置とすることができる。即ち、固定接点が
形成された端子板は、操作スイッチノブ又はボタンと対
応した位置に配設する必要があるため、外部接続用端子
の突出位置を考慮した所望位置に配設することが困難で
あるのに対し、連結基板12には固定接点が形成されて
おらず、その配設位置も比較的自由に決定することがで
きるので、外部接続用端子を突出させたい位置に当該連
結基板12を配設させることが容易である。
【0039】尚、導電板13の曲げ形状は、スイッチケ
ース3の収容空間や各操作スイッチノブ又はボタンの配
設位置等によって任意に変更することができる。また、
本実施形態に係るハンドルスイッチは、二輪車における
ハンドルバーの左側に固定されたものであるが、右側に
固定されたハンドルスイッチにも適用することができ
る。更に、本実施形態においては、二輪車のハンドルバ
ーに固定されるハンドルスイッチに適用されているが、
他のハンドルバーを有する車両(雪上車やATVなど)
におけるハンドルスイッチにも適用することができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、各端子板同士
は導電板によって接続され、且つ、車両から延設した配
線コード先端とは、該配線コード先端に形成されたコネ
クタと外部接続用端子とが接続する構成とされているた
め、各端子板の電気的接続における半田を廃止し得ると
ともに、車両から延設された配線コードと端子板との接
続においても半田を廃止することができる。
【0041】請求項2の発明によれば、導電板が、1枚
の導電性板材をトリミングして所望形状とされたもので
あるので、簡単な構成にて端子板の連結が図れるととも
に、固定接点に対応する部分を露出させつつインサート
成形して各端子板が形成されているので、各固定接点間
において確実に導電性を確保することができる。
【0042】請求項3の発明によれば、導電板によって
各端子板を連結しつつ連結板が連結されて、該連結板に
外部接続用端子を有しているので、当該外部接続用端子
の突出を所望位置とすることができる。
【0043】請求項4の発明によれば、外部接続用端子
が形成された端子板を複数設け、それぞれから突設され
た外部接続用端子を組み合わせた状態でコネクタと接続
し得る構成とされているので、これら外部接続用端子の
組み合わせによって、コネクタ形状及び外部接続用端子
のレイアウトを所望のものとすることができる。
【0044】請求項5の発明によれば、導電板を略コ字
状に折り曲げて、複数の端子板をスイッチケース内に収
容したので、当該スイッチケース内の空間を有効的に利
用して複数の端子板を内在させることができる。
【0045】請求項6の発明によれば、スイッチケース
に形成された種々スイッチに対応させて各々の端子板を
配置することができるので、従来のスイッチケースのレ
イアウトを変更することなく、本発明を適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るハンドルスイッチを示
す正面図
【図2】同右側面図
【図3】図1におけるIII−III線断面図
【図4】本発明の実施形態に係るハンドルスイッチにお
ける複数の端子板、連結基板、及びそれらを連結する導
電板(外部接続用端子を含む)を示す模式図(導電板が
折り曲げられる前の状態)
【図5】本発明の実施形態に係るハンドルスイッチにお
ける他の端子板及び外部接続用端子とを示す模式図
【図6】本発明の実施形態に係るハンドルスイッチにお
ける複数の端子板、連結基板及びそれらを連結する導電
板を示す模式図(導電板が折り曲げられた後であって図
5の端子板が取り付けられた状態)
【図7】本発明の実施形態に係るハンドルスイッチにお
ける上下一対で構成された外部接続用端子を示す斜視図
【符号の説明】
1…ハンドルバー 2…把持グリップ 3…スイッチケース 3a…上側スイッチケース 3b…下側スイッチケース 4…ディマースイッチノブ 5…ターンシグナルスイッチノブ 6…ホーンスイッチボタン 7…パッシングスイッチノブ 8…チョーク 9…第1端子板 10…第2端子板 11…第3端子板 12…連結基板 14…第4端子板 9a、10a、11a、14a…固定接点 13a、14b…外部接続用端子 15…位置決め用部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のハンドルバーに固定されるスイッチ
    ケースと、 該スイッチケースに配設され、前記車両が搭載する各種
    電装品を操作し得る複数の操作スイッチノブ又はボタン
    と、 前記スイッチケース内に固定され、前記操作スイッチノ
    ブ又はボタンと対応した固定接点が形成された複数の端
    子板と、 前記操作スイッチノブ又はボタンと連動して、前記固定
    接点に接触又は離間する可動接点と、 を具備したハンドルスイッチにおいて、 前記複数の端子板を互いに連結しつつ各端子板に形成さ
    れた前記固定接点同士を電気的に接続した導電板と、 該導電板の端部で構成され、前記スイッチケースから突
    設されて、車両側から延設した配線コードの先端に形成
    されたコネクタと接続し得る外部接続用端子と、を有
    し、前記導電板を折り曲げて前記複数の端子板を前記ス
    イッチケース内に収容したことを特徴とするハンドルス
    イッチ。
  2. 【請求項2】前記導電板は、1枚の導電性板材をトリミ
    ングして所定形状とされたものであり、前記固定接点に
    対応する部分を露出させつつインサート成形して前記各
    端子板が形成されたものであることを特徴とする請求項
    1記載のハンドルスイッチ。
  3. 【請求項3】前記固定接点を有さない連結板が前記導電
    板を介して前記複数の端子板と連結されるとともに、該
    連結板に前記外部接続用端子が形成されたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載のハンドルスイッチ。
  4. 【請求項4】前記外部接続用端子が形成された前記端子
    板を複数設け、それぞれから突設された外部接続用端子
    を組み合わせた状態で前記コネクタと接続し得ることを
    特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の
    ハンドルスイッチ。
  5. 【請求項5】前記導電板を略コ字状に折り曲げて、前記
    複数の端子板を前記スイッチケース内に収容したことを
    特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の
    ハンドルスイッチ。
  6. 【請求項6】前記複数の端子板は、ディマースイッチノ
    ブに対応した固定接点を有した第1端子板、パッシング
    スイッチノブに対応した固定接点を有した第2端子板、
    ホーンスイッチボタンに対応した固定接点を有した第3
    端子板、及びターンシグナルスイッチノブに対応した固
    定接点を有した第4端子板から成り、当該第1端子板が
    前記スイッチケースの上側、前記第2端子板が前記スイ
    ッチケースの前側、前記第3端子板及び前記第4端子板
    が前記スイッチケースの後ろ側を向いて配設されたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載
    のハンドルスイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020200036A (ja) * 2020-09-24 2020-12-17 本田技研工業株式会社 自動二輪車のハンドルスイッチ

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