JP2003330471A - 防音自動車 - Google Patents

防音自動車

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JP2003330471A
JP2003330471A JP2002242227A JP2002242227A JP2003330471A JP 2003330471 A JP2003330471 A JP 2003330471A JP 2002242227 A JP2002242227 A JP 2002242227A JP 2002242227 A JP2002242227 A JP 2002242227A JP 2003330471 A JP2003330471 A JP 2003330471A
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vibration damping
soundproof
damping sheet
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JP2002242227A
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English (en)
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Tsuneo Sasaike
恒男 笹池
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な防音特性を発現しつつ、軽量でかつ内
装などの際の施工性に優れた防音自動車を提供する。 【解決手段】 自動車を構成する金属板(好ましくは、
ドア構造体2若しくは自動車天井及び床部の金属板)の
少なくとも一部に、損失正弦(tanδ)のピーク値が
1.5以上である有機高分子材料(好ましくは、塩素含
有量20〜65重量%の塩素系高分子材料100重量部
と、炭素数10〜50で且つ塩素含有量30〜70重量
%の少なくとも1種の塩素化パラフィン100〜350
重量部とからなる樹脂組成物)からなる制振シート3が
貼り合わせられ、制振シート3上に、縦弾性係数が1G
Pa以上である拘束部材4が貼り合わせられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音機能を向上さ
せた防音自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の防音機能を向上させるた
めに、圧延樹脂シートの一方の面にフェルト層を、他方
の面に不織布を圧着して積層シートを製造し、上下一対
の成形型に積層シートと加熱されたカーペットとを挟ん
で一体化することにより遮音材を形成し、これを車両の
敷設床面に貼り合わせることが知られている(特開平6
−55967号参照)。また、合成繊維を主成分とした
繊維集合体を車両の対象箇所に敷き詰めることも知られ
ている(特開平7−287581号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上下型を使用
して積層シートとカーペットを一体化した遮音材では、
車両の対象物ごとに成型をする必要があり、工程および
型費用が多くかかるという問題があった。また、合成繊
維を主成分とした繊維集合体を車両の対象箇所に敷き詰
めるものでは、敷き詰め厚さが厚くなり室内空間が狭く
なるという問題があった。
【0004】また、上記において、遮音材を貼り合わせ
る場合や繊維集合体を敷き詰める場合に対象箇所に固定
するためには、接着剤やネジなどの接合材が必要であ
り、工程および部材費用が多大になるという問題があっ
た。
【0005】本発明は、従来技術の上記諸問題に鑑み、
良好な防音特性を発現しつつ、軽量でかつ内装などの際
の施工性に優れた防音自動車を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1による防音自動
車は、自動車を構成する金属板の少なくとも一部に、損
失正弦(tanδ)のピーク値が1.5以上である有機
高分子材料からなる制振シートが貼り合わせられ、制振
シート上に、縦弾性係数が1GPa以上である拘束部材
が貼り合わせられていることを特徴とするものである。
【0007】請求項2による防音自動車は、請求項1記
載の防音自動車において、有機高分子材料が、塩素含有
量20〜65重量%の塩素系高分子材料100重量部
と、炭素数10〜50で且つ塩素含有量30〜70重量
%の少なくとも1種の塩素化パラフィン100〜350
重量部とからなる樹脂組成物であることを特徴とするも
のである。
【0008】請求項3による防音自動車は、請求項1記
載の防音自動車において、有機高分子材料が、塩素含有
量20〜70重量%の塩素系高分子材料100重量部
と、炭素数12〜16で且つ塩素含有率30〜70重量
%の第1塩素化パラフィンおよび炭素数20〜50で且
つ塩素含有率30〜70重量%の第2塩素化パラフィン
の混合物50〜300重量部(ただし第1塩素化パラフ
ィンの割合が上記混合物中40%以上を占める)とから
なる樹脂組成物であることを特徴とするものである。
【0009】請求項4による防音自動車は、請求項1〜
3の何れか1項記載の防音自動車において、制振シート
は、中空状ドア部構造体を構成する金属板の内面に貼り
合わされていることを特徴とするものである。
【0010】請求項5による防音自動車は、請求項1〜
3の何れか1項記載の防音自動車において、制振シート
は、エンジンルームと運転室との仕切りを構成している
金属板の車内側に貼り合わされていることを特徴とする
ものである。
【0011】請求項6による防音自動車は、請求項1〜
3の何れか1項記載の防音自動車において、制振シート
は、自動車天井及び床部を構成する金属板の室内側又は
室外側の少なくとも何れか一方に貼り合わされているこ
とを特徴とするものである。
【0012】請求項1による防音自動車において、制振
シート用の有機高分子材料は、損失正弦(tanδ)の
ピーク値が1.5以上であるものであれば、特に限定さ
れないが、極性基を有する高分子材料が好ましい。この
ような高分子材料の例として、クロロプレンゴム、アク
リロニトリル−ブタジエンゴム、フッ素系ゴム、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルブチラール、クロ
ロスルフォン化ポリエチレン、塩素化ポリエチレン、塩
化ビニル系樹脂、塩素化塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリ
デン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ハ
ロゲン化ポリマー、フッ素系ポリマー、臭素系ポリマ
ー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステ
ル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラ
ストマーなどが挙げられる。
【0013】有機高分子材料のハロゲン含有量は、少な
すぎると制振性が低下し、多すぎると制振シートが硬く
なりすぎて成形が難しくなるので、好ましくは20〜6
5重量%である。
【0014】有機高分子材料には必要に応じて可塑剤が
添加されてもよい。特に有機高分子材料が硬過ぎる場
合、可塑剤を添加するのが好ましい。可塑剤としては、
通常、塩化ビニル系樹脂に使用されるものが使用でき、
例えば、フタル酸ジオクチル、フタル酸ジエチル、フタ
ル酸ジイソノニル、テトラブロモフタル酸ジ−2−エチ
ルヘキシル等のフタル酸系可塑剤;トリクレジンホスフ
ェート、トリス(1,3−ジシクロ−2−プロピル)ホ
スフェート等のリン酸エステル系可塑剤;トリ−2−エ
チルヘキシルトリメリテート等のトリメリット酸エステ
ル系可塑剤;エポキシ系可塑剤;ポリエステル系可塑剤
などが挙げられる。植物油系の可塑剤も好ましい。塩素
化パラフィンのブリードアウトを抑制するには、フタル
酸系可塑剤が好ましい。これらは単独で用いても、2種
類以上組み合わせ用いてもよい。フタル酸系可塑剤以外
の可塑剤を用いる場合には、これにフタル酸系可塑剤と
併用するのが好ましい。
【0015】可塑剤の配合量は、有機高分子材料100
重量部に対し50〜200重量部、好ましくは60〜1
80重量部、より好ましくは100重量部以下である。
この範囲でブリードアウトが抑制でき、制振効果も発現
できる。
【0016】有機高分子材料には必要に応じて充填材が
添加されてもよい。特に、樹脂組成物にある程度の硬さ
を付与したいときは、充填材を添加するのがよい。充填
材としては、鉄粉、アルミニウム粉、銅粉等の金属粉;
マイカ、カオリン、モンモリロナイト、シリカ、炭酸カ
ルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、
リン酸マグネシウム、結晶性炭素(グラファイト等)、
バーミキュライト等の無機質充填材などが例示される。
これらは、単独で用いられても、2種類以上併用されて
もいい。充填材の量は、多すぎると樹脂組成物の制振性
が低下するので、有機高分子材料100重量部に対し
て、好ましくは300重量部以下である。
【0017】有機高分子材料からなる制振シートの作製
方法は、特に限定されず、例えば押出成形法、カレンダ
ー成形法、溶剤キャスト法等の一般的なシート成形方法
であってよい。得られたシートを所要サイズにカットし
て防音自動車の構成に供する。
【0018】請求項1による防音自動車のもう1つの構
成材である拘束部材は、縦弾性係数が1GPa以上であ
るものであれば特に限定されないが、制振シート用の有
機高分子材料より縦弾性係数が大きい材料がよい。
【0019】このような拘束部材の例として、鉛、鉄、
鋼材(ステンレス鋼を含む)、アルミニウム等の金属材
料;コンクリート、石膏ボード、大理石、スレート板、
砂板、ガラス等の無機材料;ポリカーボネート、ポリサ
ルフォン等のビスフエノールA変性樹脂;ポリ(メタ)
アクリレートなどのアクリル樹脂;塩化ビニル系樹脂、
塩素化塩化ビニル系樹脂等の塩素系樹脂;アクリロニト
リル−ブタジエン−スチレン系ゴム等のゴム系材料;ポ
リエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート
等の飽和ポリエステル;スチレン系樹脂;ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂;ナイロン
6、ナイロン66、アラミド(芳香族ポリアミド)等の
ポリアミド系樹脂;メラミン系樹脂;ポリイミド系樹
脂;ウレタン系樹脂;ジシクロペンタジエン、ベークラ
イト等の熱硬化性樹脂;木、紙等のセルロース系材料;
キチン、キトサンなどからなる板材またはシートが挙げ
られる。
【0020】これらは単独で用いても、2以上の組み合
わせで用いてもよい。拘束部材はガラス繊維、カーボン
繊維、液晶などで補強されていてもよく、互いに異なる
材料からなる複合板であってもよく、さらに、これらの
材料からなる発泡体であってもよい。
【0021】拘束部材の形状は特に限定されず、シート
状、板状、棒状、ブロック状などであってもよい。好ま
しくはシート状拘束部材が用いられる。金属製の拘束部
材の場合には、メッキや塗装を施すのが好ましい。平滑
な金属板からなる拘束部材は反射率が大きくなる傾向を
有するので、表面に凹凸を設ける、孔を開ける、拘束部
材を無機材にする、などにより反射率を低減させるのが
好ましい。孔径は、孔が汚れなどで塞がれないようにま
た穴内に水が浸透しないように、直径3〜20mm程度
にするのがよい。拘束部材が振動していても、拘束部材
の縦弾性係数があまり低下しなければ、表面の凹凸や孔
開けなどで防音効果は増す傾向にある。
【0022】制振シートおよび拘束材料の厚みは任意で
あってよいが、薄すぎると制振性能が劣り、厚すぎると
重量が重くなり施工性が悪くなるので、制振シートの厚
みは好ましくは50μm〜50mm、拘束部材の厚みは
好ましくは50μm〜5mmである。縦弾性係数100
GPa以上の硬い拘束材料の場合は、厚みは好ましくは
50μm〜5mmである。
【0023】なお、「自動車」は、ガソリン、軽油など
を燃料とする発動機、電動機などを装着し、その動力に
よって車輪を回転させ、道路上または一部軌道上を走行
するものをいい、制振シートが貼り付けられる対象とし
ては、車体、発動機室、電動機室、ドア構造体、天井、
床等を形成している金属板の一部または全部である。
【0024】上記金属板は、通常、必要に応じて種々の
形状に成形されるが、上記制振シートは金属板が成形さ
れた後に貼り付けられてもよく、金属板が成形される前
に貼り付けられ、その後金属板と制振シートとが一体成
形されてもよい。
【0025】つぎに、請求項2の有機高分子材料におい
て、制振シート用の塩素系高分子材料は、請求項1の制
振シート用の有機高分子材料のうち塩素系のものであっ
てよく、例えば、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系
樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩素化ポ
リエチレン系樹脂、塩素化塩化ビニル系樹脂等が挙げら
れる。
【0026】塩素系高分子材料の塩素含有量は、少なす
ぎると制振性が低下し、多すぎると制振シートが硬くな
りすぎて成形が難しくなるので、20〜65重量%とす
るのがよい。
【0027】請求項2の有機高分子材料において、塩素
化パラフィンは、炭素数が10〜50で、塩素含有率が
30〜70重量%であるものであれば、限定されず、液
状のものでも固体のものでもよい。塩素化パラフィン
は、単一物質からなるものでも、2以上の物質の混合物
でもよい。塩素化パラフィンは1種類で単独使用されて
も、2種類以上併用されてもよい。
【0028】塩素化パラフィンの炭素数は、小さすぎる
と塩素化パラフィンがブリードアウトしてしまい、大き
すぎると十分な制振性が発現しないため、好ましくは1
2〜50であり、塩素化パラフィンが1種類で使用され
る場合、好ましくは12〜20、より好ましくは12〜
16である。
【0029】塩素化パラフィンの塩素含有量は、少なす
ぎると、充分な制振性が発現せず、且つ、塩素化パラフ
ィンが塩素系高分子材料と相溶しにくくブリードアウト
する恐れがあり、多すぎると、やはり塩素化パラフィン
が塩素系高分子材料と相溶しにくくブリードアウトする
恐れがあるので、30〜70重量%とするのがよい。塩
素化パラフィンの塩素含有量が塩素系高分子材料の塩素
含有量に近いほど、制振性が良くなるので、塩素系高分
子材料の塩素含有量に従って、塩素化パラフィンの塩素
含有量を決めればよい。
【0030】請求項2の有機高分子材料において、塩素
系高分子材料に対する塩素化パラフィンの量は、少なす
ぎると十分な制振性が得られず、多すぎると強度が小さ
くなって樹脂組成物が形態を保持しにくくなるため、塩
素系高分子材料100重量部に対して100〜350重
量部である。
【0031】請求項2の樹脂組成物には必要に応じて可
塑剤、充填材等が添加されてもよい。可塑剤、充填材の
例示および添加量は請求項1におけるものと同じであっ
てよい。
【0032】つぎに、請求項3の有機高分子材料におい
て、制振シート用の塩素系高分子材料は、請求項1の制
振シート用の有機高分子材料のうち塩素系のものであっ
てよく、例えば、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニリデン系
樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、塩素化ポ
リエチレン系樹脂、塩素化塩化ビニル系樹脂等が挙げら
れる。
【0033】塩素系高分子材料の塩素含有量は、少なす
ぎると制振性が低下し、多すぎると制振シートが硬くな
りすぎて成形が難しくなるので、20〜70重量%とす
るのがよい。
【0034】請求項3の有機高分子材料において、塩素
化パラフィンは、炭素数12〜16で且つ塩素含有率3
0〜70重量%の第1塩素化パラフィンおよび炭素数2
0〜50で且つ塩素含有率30〜70重量%の第2塩素
化パラフィンの混合物である。このように炭素数が互い
に異なる2種の塩素化パラフィンを用いることにより、
損失正弦(tanδ)のピーク値をより上昇させ、すぐ
れた制振性を得ることができる。
【0035】この場合、第1塩素化パラフィンの割合が
上記混合物中40%以上を占めると、損失正弦(tan
δ)のピーク値をより上昇させるとともに長期に亘って
維持することができ、且つ、塩素化パラフィンの制振シ
ートからのブリードアウトを抑制させることができるの
で好ましい。
【0036】請求項3の有機高分子材料において、塩素
系高分子材料に対する塩素化パラフィン混合物の量は、
少なすぎると十分な制振性が得られず、多すぎると強度
が小さくなって樹脂組成物が形態を保持しにくくなるた
め、塩素系高分子材料100重量部に対して50〜30
0重量部である。
【0037】請求項3の樹脂組成物には必要に応じて可
塑剤、充填材等が添加されてもよい。可塑剤、充填材の
例示および添加量は請求項1におけるものと同じであっ
てよい。
【0038】請求項4および請求項5で使用される制振
シートは、例えば、塩素化ポリエチレン100重量部に
対して、塩素含有量50重量%の塩素化パラフィン20
0重量部および塩素含有量70%の塩素化パラフィン1
00重量部の樹脂配合で厚みが1.0mmとされ、拘束
部材は、例えば、厚み0.4mmの鋼板とされる。制振
シートは、必ずしもドア構造体または仕切りの全面に設
ける必要はなく、ドア構造体の場合には、例えば、貼り
合わせ面積は50%でもよい。
【0039】請求項6で使用される制振シートは、上記
と同様に例えば、塩素化ポリエチレン100重量部に対
して、塩素含有量50重量%の塩素化パラフィン200
重量部および塩素含有量70%の塩素化パラフィン10
0重量部の樹脂配合で厚みが1.0mmとされ、拘束部
材は、例えば、厚み0.4mmの鋼板とされる。制振シ
ートは、必ずしも自動車天井及び床部の全面に設ける必
要はなく、例えば、貼り合わせ面積は50%でもよい。
【0040】本発明による防音自動車を製作する方法は
任意であってよいが、施工性を良くするためには、予め
制振シートと拘束部材を貼合して防音装置を作製してお
き、これを自動車の金属板に制振シートを内側にして貼
付けるのがよい。制振シートおよび拘束部材からなる防
音装置を金属板に多層状に設置してもよい。
【0041】塩素化パラフィンを含む樹脂組成物は適度
な粘着性を有し、自動車の金属板に制振シートを貼り合
わせる際、粘着剤や両面テープが必要でなく施工性が良
い。
【0042】また、自動車の金属板は通常必要に応じて
天井や床部などの種々の形状に成形されるが、上記防音
装置は金属板が成形された後に貼り付けてもよく、金属
板が成形される前に貼り付け、その後に金属板と防音装
置を一体成形してもよい。本発明に用いられる制振シー
トは柔軟性を有するため、上記防音装置においては金属
板と貼り合わせた後に一体成形し得る点でも施工性に優
れたものとなる。上記制振シートおよび拘束部材からな
る防音装置は金属板に多層状に設置されたものであって
もよい。
【0043】(作用)請求項1の発明による防音自動車
は、金属板の少なくとも一部に、損失正弦(tanδ)
のピーク値が1.5以上である有機高分子材料からなる
制振シートが貼り合わせられ、同シート上に、縦弾性係
数が1GPa以上である拘束部材が貼り合わせられてい
るので、優れた制振性能を有する制振シートが車内に入
る音を吸収し、高い防音性能を有する。しかも、これは
軽量で自動車の金属板面に安定的に設置することがで
き、優れた防音効果を長期に亘って維持することができ
る。
【0044】また、請求項2の発明による防音自動車で
は、有機高分子材料として、塩素含有量20〜65重量
%の塩素系高分子材料100重量部と、炭素数10〜5
0で且つ塩素含有量30〜70重量%の少なくとも1種
の塩素化パラフィン100〜350重量部とからなる樹
脂組成物を用いると、一層優れた防音性能を有する防音
自動車が得られる。
【0045】さらに、請求項3の発明による防音自動車
では、有機高分子材料として、塩素含有量20〜70重
量%の塩素系高分子材料100重量部と、炭素数12〜
16で且つ塩素含有率30〜70重量%の第1塩素化パ
ラフィンおよび炭素数20〜50で且つ塩素含有率30
〜70重量%の第2塩素化パラフィンの混合物50〜3
00重量部(ただし第1塩素化パラフィンの割合が上記
混合物中40%以上を占める)とからなる樹脂組成物を
用いるので、損失正弦(tanδ)のピーク値をより上
昇させるとともに長期に亘って維持することができ、且
つ、塩素化パラフィンの制振シートからのブリードアウ
トを抑制させることができる。
【0046】請求項2および3の樹脂組成物は塩素化パ
ラフィンを含むので、適度な粘着性を有し、車両の対象
箇所に制振シートを貼り合わせる際、粘着剤や両面テー
プが必要でなく、又ねじ止め等の加工をする必要もない
ため施工性が良い。
【0047】請求項1〜3の防音自動車は、積層シート
とカーペットを一体化した遮音材や合成繊維を主成分と
した繊維集合体に比べ、制振シートと拘束部材を合わせ
厚さを大幅に薄くできるとともに面密度を小さくできる
ため、既存の自動車の仕様をそのままに保って防音機能
を高めることができ、また、燃費にも優れている。
【0048】請求項4の発明による防音自動車では、ド
ア構造体には、窓ガラスを下げたときにこれを収納する
空間が必要であるが、制振シートと拘束部材とを加えた
厚みが例えば、0.3〜1.5mm程度でも、防音機能
が顕著に向上するので、従来のドア構造体および窓ガラ
スの仕様を変更する必要がない。
【0049】また、請求項5の発明による防音自動車で
は、制振シートと拘束部材とを加えた厚みが例えば、
0.3〜1.5mm程度でも、防音機能が顕著に向上す
るので、これを仕切りに設けた場合の運転室内空間を従
来とほとんど差のないものとすることができる。
【0050】請求項4および請求項5の発明による防音
自動車では、制振シートの粘着性が高いため、施工に際
してねじ止め等の加工をする必要がなく、施工性に優れ
ている。また、その面密度が2.0kg/m2と軽いた
め、燃費にも優れている。
【0051】請求項6の発明による防音自動車では、上
記同様に、防音機能が顕著に向上するので、自動車内の
空間を従来とほとんど差のないものとすることができる
とともに、制振シートの粘着性が高いため、施工に際し
てねじ止め等の加工をする必要がなく貼り合わせに要す
る時間が短縮されるなどの施工性に優れている。また、
その面密度(kg/m2)が小さいため、燃費にも優れ
ている。
【0052】
【発明の実施の形態】本発明を実施例に基づいてさらに
詳しく説明する。
【0053】実施例1 塩素化ポリエチレン(昭和電工社製、商品名「エラスレ
ン402NA」、塩素含有量40重量%)100重量部
と塩素化パラフィン(旭電化社製、品番「E500」、
塩素含有量50重量%、平均炭素数14、炭素数12〜
16=99重量%)200重量部と塩素化パラフィン
(味の素ファインテクノ社製、商品名「エンパラ7
0」、塩素含有率70重量%、平均炭素数26、炭素数
20〜50=99重量%)100重量部とをロール練り
機で混練し、得られた樹脂混練物を120℃でプレスし
て、厚さ1.0mmのシートを得た。これをドアの面積
にカットして制振シートを作製した。同時に、ドアの面
積の半分の面積にカットした制振シートも作製した。樹
脂混練物のtanδは3.5であった。
【0054】そして、図1(a)(b)に示すように、
制振シート(3)に拘束部材として0.4mmの鋼板
(4)を貼付け、防音装置(1)を作製した。ただし、
貼付けは粘着剤なしで行った。この防音装置(1)を市
販の自動車の中空状ドア構造体(2)の内面に貼付け
た。この貼付けも粘着剤なしで行った。同図に符号
(5)で示すのは窓ガラスであり、防音装置(1)は、
窓ガラス(5)の上下移動を妨げることなくドア構造体
(2)の中空部に納まっている。
【0055】比較例1 実施例1の防音装置(1)を施工した自動車には図1
(c)(d)に示す遮音材(6)が設けられており、こ
れを比較例1とした。
【0056】実施例2 図2(a)(b)に示すように、実施例1と同じ構成お
よび配合のシートを市販の自動車の発動機部(エンジン
ルーム)(11)と車内(12)の仕切り(13)の金
属板の車内側に貼り合わせた。
【0057】比較例2 実施例2の防音装置(1)を施工した自動車には図2
(c)(d)に示す遮音材(14)が設けられており、
これを比較例2とした。
【0058】実施例3 塩素化ポリエチレン(昭和電工社製、商品名「エラスレ
ン402NA」、塩素含有量40重量%)100重量部
と塩素化パラフィン(旭電化社製、品番「E500」、
塩素含有量50重量%、平均炭素数14、炭素数12〜
16=99重量%)200重量部と塩素化パラフィン
(味の素ファインテクノ社製、商品名「エンパラ7
0」、塩素含有率70重量%、平均炭素数26、炭素数
20〜50=99重量%)100重量部とをロール練り
機で混練し、得られた樹脂混練物を120℃でプレスし
て、厚さ1.0mmのシートを得た。これを天井部面積
の90%の面積にカットして制振シートを作製した。同
時に、天井部面積の50%の面積にカットした制振シー
トも作製した。樹脂混練物のtanδは3.5であっ
た。
【0059】そして、図3(a)(b)に示すように、
制振シート(3)に拘束部材として0.4mmの鋼板
(4)を貼付け、防音装置(1)を作製した。ただし、
貼付けは粘着剤なしで行った。この防音装置(1)を、
自動車生産工程において、天井用金属板の室内側となる
面に制振シート(3)を内側にしてシート表面が接する
ように貼付けた後(貼付は接着剤なし)プレス成形によ
り一体成形し、天井部形状に成形された金属板(7)の
室内側に防音装置(1)が貼り合わされた天井部を得
た。次いで、上記天井部の形状に合わせて予め成形され
た天井材(積水化学社製、商品名「FS−II」)を上
記天井部に取り付け防音自動車を得た。上記における防
音装置(1)の貼り合わせに要した時間は1枚当たり1
分であった。
【0060】比較例3 図3(c)(d)に示すように、天井部形状に成形され
た金属板4の室内側に遮音シート(8)(住友社製)を
粘着テープで仮止めした後、実施例3と同様に成形され
た天井材を取り付け防音自動車を得た。上記において遮
音シートの仮止めに要した時間は1枚当たり3分であっ
た。
【0061】比較例4 防音装置(1)を用いなかったこと以外は実施例3と同
様にして防音自動車を得た。
【0062】性能評価試験 実施例および比較例の自動車に対し、下記の項目につい
て性能評価を行った。
【0063】a.防音性能 JIS A1416に準拠して、音響透過損失を測定し
た。すなわち、車体の防音装置(1)(6)(14)
(8)設置部から3m外方の位置にスピーカを設置し、
ノイズジェネレーター(RION社製、型式「SF−0
5」)を用い、100dBのオールパスのピンクノイズ
を発生させた。車体内部にマイクロホンを設置し、オク
ターブバンド精密騒音計(RION社製、型式「NA−
29」)を用いて、車体内部で音圧レベルを測定し、音
響透過損失を求めた。この測定結果を以下に示す。
【0064】実施例1のものでは、貼り合わせ面積が5
0%のものでは3dB、貼り合わせ面積が100%のも
のでは5dBそれぞれ向上し、車内側での音響透過損失
はD25であった。これに対し、比較例1のものでは、
音響透過損失がD20であり、実施例1のものの性能が
1ランク優れていることが確認された。
【0065】また、実施例2のものでは、ドア構造体
(2)のように窓ガラス(5)がないため、音響透過損
失は、実施例1のものより1ランク優れるD30であっ
た。これに対し、比較例2のものでは、音響透過損失が
D25であり、実施例2のものの性能が1ランク優れて
いることが確認された。
【0066】実施例3のものでは、貼り合わせ面積が9
0%のものでは5dB、貼り合わせ面積が50%のもの
では3dBそれぞれ向上し、車内側での音響透過損失は
D25であった。また、比較例3のものも車内側での音
響透過損失はD25であった。これに対し、比較例4の
ものでは、音響透過損失がD20であり、実施例3及び
比較例3のものに対して性能が1ランク劣っていること
が確認された。
【0067】上記の測定結果から明らかなように、実施
例1および2の防音自動車はいずれも良好な防音性を示
すものである。また、実施例3の防音自動車は良好な防
音性を示すとともに、貼り合わせに要する時間などの施
工性にも優れることが判明した。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、優れた制振性
能を有する制振シートが車外騒音やエンジン音などを吸
収し、高い防音性能を有する。しかも、これは軽量で自
動車の金属板に安定的に設置することができ、優れた防
音効果を長期に亘って維持することができる。
【0069】請求項2の発明によれば、一層優れた制振
性能を有する防音自動車が得られる。
【0070】請求項3の発明によれば、損失正弦(ta
nδ)のピーク値をより上昇させるとともに長期に亘っ
て維持することができ、且つ、塩素化パラフィンの制振
シートからのブリードアウトを抑制させることができ
る。
【0071】請求項2および3の樹脂組成物は塩素化パ
ラフィンを含むので、適度な粘着性を有し、自動車の金
属板に制振シートを貼り合わせる際、粘着剤や両面テー
プが必要でなく施工性が良い。
【0072】請求項1〜3の防音自動車は、従来の遮音
材に比べ、制振シートと拘束部材を合わせた厚さを大幅
に薄くできるため、自動車の仕様を変更する必要がな
く、また、車内空間もほとんど減少させることなく、防
音性能を向上させることができる。
【0073】請求項4の発明によれば、従来のドア構造
体および窓ガラスの仕様を変更せずに、防音機能を向上
させることができる。
【0074】請求項5の発明によれば、運転室内のスペ
ースを保ったまま、防音機能を向上させることができ
る。
【0075】請求項4および請求項5の自動車は、制振
シートの粘着性が高いため、施工に際してねじ止め等の
加工をする必要がなく、施工性に優れている。また、そ
の面密度が2.0kg/m2と軽いため、燃費にも優れ
ている。
【0076】請求項6の発明による防音自動車では、上
記同様に、防音機能が顕著に向上するので、自動車内の
空間を従来とほとんど差のないものとすることができる
とともに、制振シートの粘着性が高いため、施工に際し
てねじ止め等の加工をする必要がなく貼り合わせに要す
る時間が短縮されるなどの施工性に優れている。また、
その面密度(kg/m2)が小さいため、燃費にも優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、実施例1による防音自動車のド
ア構造体に設けられた防音装置の断面図で、同図(b)
は、その要部の拡大図である。図1(c)(d)は、図
1(a)(b)に対応する比較例の図である。
【図2】図2(a)は、実施例2による防音自動車の仕
切りに設けられた防音装置の断面図で、同図(b)は、
その要部の拡大図である。図2(c)(d)は、図2
(a)(b)に対応する比較例の図である。
【図3】図3(a)は、実施例3による防音自動車の天
井部に設けられた防音装置の断面図で、同図(b)は、
その要部の拡大図である。図3(c)は、比較例3によ
る防音自動車の天井部に設けられた防音装置の断面図
で、同図(d)は、その要部の拡大図である。
【符号の説明】
(1) :防音装置 (2) :ドア構造体 (3) :制振シート (4) :拘束部材 (5) :窓ガラス (6) :遮音材 (7) :金属板 (8) :遮音シート (13):仕切り
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10K 11/16 G10K 11/16 D Fターム(参考) 3D023 BA02 BB02 BB12 BB29 BC01 BD01 BD04 BD21 BE06 4F100 AB01A AJ11B AK01B AK03 AK04 AK10B AL05B AL06B AS00C BA03 BA07 BA10A BA10C DC21B EJ17 EJ172 GB32 JH02 JH02B YY00B YY00C 4J002 AE05X AE053 BB24W BD04W BD10W BD18W GM00 5D061 AA02 BB01 DD06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車を構成する金属板の少なくとも一
    部に、損失正弦(tanδ)のピーク値が1.5以上で
    ある有機高分子材料からなる制振シートが貼り合わせら
    れ、制振シート上に、縦弾性係数が1GPa以上である
    拘束部材が貼り合わせられていることを特徴とする防音
    自動車。
  2. 【請求項2】 有機高分子材料が、塩素含有量20〜6
    5重量%の塩素系高分子材料100重量部と、炭素数1
    0〜50で且つ塩素含有量30〜70重量%の少なくと
    も1種の塩素化パラフィン100〜350重量部とから
    なる樹脂組成物であることを特徴とする請求項1記載の
    防音自動車。
  3. 【請求項3】 有機高分子材料が、塩素含有量20〜7
    0重量%の塩素系高分子材料100重量部と、炭素数1
    2〜16で且つ塩素含有率30〜70重量%の第1塩素
    化パラフィンおよび炭素数20〜50で且つ塩素含有率
    30〜70重量%の第2塩素化パラフィンの混合物50
    〜300重量部(ただし第1塩素化パラフィンの割合が
    上記混合物中40%以上を占める)とからなる樹脂組成
    物であることを特徴とする請求項1記載の防音自動車。
  4. 【請求項4】 制振シートは、中空状ドア部構造体を構
    成する金属板の内面に貼り合わされていることを特徴と
    する請求項1〜3の何れか1項記載の防音自動車。
  5. 【請求項5】 制振シートは、エンジンルームと運転室
    との仕切りを構成している金属板の車内側に貼り合わさ
    れていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記
    載の防音自動車。
  6. 【請求項6】 制振シートは、自動車天井及び床部を構
    成する金属板の室内側又は室外側の少なくとも何れか一
    方に貼り合わされていることを特徴とする請求項1〜3
    の何れか1項記載の防音自動車。
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