JP2003329717A - 表面電位計 - Google Patents

表面電位計

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JP2003329717A
JP2003329717A JP2002140757A JP2002140757A JP2003329717A JP 2003329717 A JP2003329717 A JP 2003329717A JP 2002140757 A JP2002140757 A JP 2002140757A JP 2002140757 A JP2002140757 A JP 2002140757A JP 2003329717 A JP2003329717 A JP 2003329717A
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JP
Japan
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circuit board
shield case
tuning fork
signal
measurement
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JP2002140757A
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Shigeo Hatake
茂雄 畠
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板の面積をより小さくする。 【解決手段】 回路基板5には、測定電極1と、増幅素
子3と、接続コネクタ6とを有し、測定電極1と増幅素
子3とコネクタ6と、抵抗およびコンデンサ等とを配置
するのに必要な最小サイズにしてある。回路基板5はシ
ールドケース9に収納してあり、回路基板5上の回路の
基準電位とシールドケース9の電位とを同一にするた
め、回路基板5の基準電位部がシールドケース9に半田
付けしてある。また、シールドケース9内の底部には、
音叉型振動子2の基端部2aが溶接して固定してあり、
電気的にシールドケース9と接続して、音叉型振動子2
の電位とシールドケース9の電位を同一にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定対象物の表面
電位を非接触で測定する表面電位計に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子写真装置の感光体などの
表面電位を非接触で測定する表面電位計としては、主
に、いわゆるチョッパー方式の電位計と容量変動方式の
電位計とが知られている。
【0003】チョッパー方式の電位計としては、その外
観が図4に示すようになっており、その構成が図5に示
すものが知られている。図6は図5中のII−II線断面図
である。このチョッパー方式の電位計によれば、測定対
象物8と、窓部40に臨ませた測定電極1との間に、音
叉型振動子2の先端部が配置され、一方の圧電素子4に
信号が供給され、この供給する信号が他方の圧電素子4
からの信号に基づき制御されて、音叉型振動子2が図5
にAで示す方向に振動され、もって測定対象物8から測
定電極1への電気力線がチョッピングされて入射量が増
減し、測定電極1と信号処理手段により、信号測定対象
物8の電界強度が測定される。
【0004】回路基板45は、測定電極1の出力インピ
ーダンスをインピーダンス変換して増幅する増幅素子3
と、圧電素子4に接続した駆動信号線と、測定電極1に
接続した受信信号線と、電源線と、他の伝送要素の導体
とを接続するための接続コネクタ6とを有する。また、
回路基板45の図5および図6に11で示す基準電位部
に、音叉型振動子2の基端部2aが半田付けされて固定
され、回路基板45の基準電位と音叉型振動子2の電位
とが同一にされている。
【0005】この回路基板45は絶縁性の両面テープで
シールドケース9内の底部に固着されており、回路基板
45上の回路の基準電位とシールドケース9の電位とを
同一にするため、回路基板45の図5に5aで示す部分
とシールドケース9が半田付けされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、音叉型
振動子2の基端部2aを回路基板45上に半田付けする
ようにしたので、増幅素子3と接続コネクタ6とに関係
する回路を形成するのに必要な面積以上の面積の回路基
板が必要であった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記のような問
題点を解決し、回路基板の面積をより小さくすることが
できる表面電位計を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、測定
対象物からの電気力線を取り入れるための窓部を有する
シールドケースと、前記窓部に臨ませ前記電気力線を受
けるための測定電極と、該測定電極への前記電気力線の
量を時間的に変化させるための音叉型振動子であって、
2つの腕部の一方に、電気的に機械的振動を励起させる
ための素子を有し、他方に振動センサを有する音叉型振
動子と、前記振動センサからの電気信号に基づき前記素
子に駆動信号を供給する駆動手段と、前記測定電極から
の信号を処理する信号処理手段とを有する表面電位計に
おいて、前記音叉型振動子は、その先端部を前記測定対
象物と前記測定電極の間に配置し、その基端部を前記シ
ールドケース内の底部に固定するとともに、その固定部
において前記シールドケースと電気的に接続し、前記基
端部と干渉しないように前記シールドケースに配置し、
基準電位を前記シールドケースと同一にした回路基板で
あって、前記測定電極と前記駆動手段と前記信号処理手
段とを有する回路基板を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項1において、回路基板は、測定電極
と駆動手段と信号処理手段とを有するのに必要な最小面
積を有することができる。
【0010】請求項1において、音叉型振動子は、その
基端部をシールドケース内の底部に溶接することができ
る。
【0011】請求項1ないし3のいずれかにおいて、信
号処理手段は、測定電極の出力インピーダンスをインピ
ーダンス変換する電気回路と、該電気回路の導体を他の
伝送要素の導体と接続するためのコネクタとを有するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態を示す。図2
は図1中のI−I線断面図である。図1において、1は
測定対象物8からの電気力線を受ける測定電極である。
2は測定対象物8から測定電極1へ入射する電気力線7
を、図1にAで示す方向に振動させてチョッピングする
音叉型振動子である。音叉型振動子2の基端部2aがシ
ールドケース9内の底部の図1および図2に12で示す
位置に溶接して固定してあり、電気的にシールドケース
9と接続して、音叉型振動子2の電位とシールドケース
9の電位を同一にしてある。なお、音叉型振動子2は半
田がのりにくいことから、音叉型振動子2の基端部2a
をシールドケース9内の底部に溶接により固定する方
が、半田付けにより固定するよりも、その作業に要する
時間を短縮することができる。
【0014】3は測定電極1の出力インピーダンスをイ
ンピーダンス変換するとともに、測定電極1からの微小
信号を増幅する増幅素子である。4は音叉型振動子2に
振動を与える圧電素子である。6は圧電素子4への駆動
信号と、測定電極1からの受信信号と、電源を入出力す
るための接続コネクタである。
【0015】5は回路基板であって、紙フェノール、ガ
ラスエポキシ、またはアルミナ等の材料のものであり、
測定電極1と、増幅素子3と、接続コネクタ6とを有す
る。回路基板5のサイズは測定電極1と増幅素子3とコ
ネクタ6と、図示しない抵抗およびコンデンサ等とを配
置するのに必要な最小サイズにしてある。回路基板5の
形状は、回路基板5をシールドケース9内の底部に固着
した場合に、音叉型振動子2の基端部2aのシールドケ
ース9への溶接部と干渉しない形状にしてある。
【0016】回路基板5はシールドケース9に収納して
ある。シールドケース9内の底部に、回路基板5が絶縁
性の両面テープで固着してあり、回路基板5上の回路の
基準電位とシールドケース9の電位とを同一にするた
め、回路基板5の図1に51aで示す部分がシールドケ
ース9に半田付けしてある。
【0017】図3は図1の増幅素子3の構成を示す。1
00MΩの入力側の抵抗11と、FETとにより構成し
たソースフォロワ回路によりインピーダンス変換を行っ
ている。出力側の抵抗12、13は、例えば、100
Ω、20kΩとしてある。なお、これらの抵抗等の部品
は、回路基板5の表面もしくは裏面または両面に印刷し
てあるか、ディスクリートチップ部品等で半田付けして
ある。
【0018】次に、上記構成の表見電位計の動作を説明
する。外部から供給される圧電素子駆動信号により圧電
素子4及び音叉型振動子2が共鳴状態となり、機械振動
が生じる。その結果、測定対象物8からシールドケース
9の測定窓を通過して測定電極1に入射する電気力線の
量がその音叉型振動子2の振動に合わせて増減する。こ
れにより、測定電極1と図3に示す入力側の抵抗10に
微弱な交流誘導電流が発生し、これが電圧信号として増
幅素子3であるFETのゲートに印加される。
【0019】増幅素子3はソースフォロワとなっている
ので、増幅度1のインピーダンス変換が行われ、FET
のソースより電圧信号が出力される。そして、この信号
がコネクタ6を介して外部の図示しない信号処理回路に
転送され、その後の処理が行われ、測定対象物8の表面
電位が検出される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
上記のように構成したので、回路基板が測定電極と駆動
手段と信号処理手段とを有するようにでき、もって回路
基板の面積をより小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る表面電位計の内部
構造を示す断面図である。
【図2】図1中のI−I線断面図である。
【図3】インピーダンス変換回路の一例を示す回路図で
ある。
【図4】表面電位計の外観を示す斜視図である。
【図5】従来の表面電位計の内部構造を示す断面図であ
る。
【図6】図5中のII−II線断面図である。
【符号の説明】
1 測定電極 2 音叉型振動子 3 増幅素子 4 圧電素子 5 回路基板 6 コネクタ 7 電気力線 8 測定対象物 2a 基端部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象物からの電気力線を取り入れる
    ための窓部を有するシールドケースと、 前記窓部に臨ませ前記電気力線を受けるための測定電極
    と、 該測定電極への前記電気力線の量を時間的に変化させる
    ための音叉型振動子であって、2つの腕部の一方に、電
    気的に機械的振動を励起させるための素子を有し、他方
    に振動センサを有する音叉型振動子と、 前記振動センサからの電気信号に基づき前記素子に駆動
    信号を供給する駆動手段と、 前記測定電極からの信号を処理する信号処理手段とを有
    する表面電位計において、 前記音叉型振動子は、その先端部を前記測定対象物と前
    記測定電極の間に配置し、その基端部を前記シールドケ
    ース内の底部に固定するとともに、その固定部において
    前記シールドケースと電気的に接続し、 前記基端部と干渉しないように前記シールドケースに配
    置し、基準電位を前記シールドケースと同一にした回路
    基板であって、前記測定電極と前記駆動手段と前記信号
    処理手段とを有する回路基板を備えたことを特徴とする
    表面電位計。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記回路基板は、前
    記測定電極と前記駆動手段と前記信号処理手段とを有す
    るのに必要な最小面積を有することを特徴とする表面電
    位計。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記音叉型振動子
    は、その基端部を前記シールドケース内の底部に溶接し
    たことを特徴とする表面電位計。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記信号処理手段は、前記測定電極の出力インピーダン
    スをインピーダンス変換する電気回路と、該電気回路の
    導体を他の伝送要素の導体と接続するためのコネクタと
    を有することを特徴とする表面電位計。
JP2002140757A 2002-05-15 2002-05-15 表面電位計 Pending JP2003329717A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006162457A (ja) * 2004-12-08 2006-06-22 Canon Inc 電位測定装置および画像形成装置
JP2006317358A (ja) * 2005-05-16 2006-11-24 Canon Inc 電位測定装置、およびそれを用いた画像形成装置

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