JPH04102481U - 電位センサ - Google Patents

電位センサ

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JPH04102481U
JPH04102481U JP172791U JP172791U JPH04102481U JP H04102481 U JPH04102481 U JP H04102481U JP 172791 U JP172791 U JP 172791U JP 172791 U JP172791 U JP 172791U JP H04102481 U JPH04102481 U JP H04102481U
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JP
Japan
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tuning fork
detection electrode
piezoelectric ceramic
electric
lines
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Pending
Application number
JP172791U
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Inventor
修 秋山
Original Assignee
日本電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【構成】音叉2は、被測定物から放射される電気力線を
一定の周期で切るチョッパ部が先端に取付けられる。検
出電極3は、音叉2を駆動する圧電セラミック6aと、
チョッパ部によって交番的に遮断された電気力線により
電気信号を出力する。プリアンプ11は、電気信号を増
幅およびインピーダンス変換する。基板8は音叉2,検
出電極3及びプリアンプ11を搭載する。ケース1は電
気力線を導入するための検出孔を有し基板8が収容され
る。導電性のプレート14は音叉2が動作する隙間を残
し検出電極3と圧電セラミック6aとの間に配置して基
板に搭載される。 【効果】圧電セラミックから検出電極が受けるノイズを
低減し、また、外部からの衝撃に対して圧電セラミック
を保護することができる。

Description

【考案の詳細な説明】】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電位センサに関し、特に静電気の強度検出や帯電量の測定等に使用す る電気センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に電位センサは被測定物から放射される電気力線を導入するための検出孔 を持つケースと、ケース内に入ってくる電気力線を一定の周期で遮断するチョッ パ部と、この遮断された電気力線を受けて交流信号を取り出す電極部と、電極部 が受けた交流信号を増幅及びインピーダンス変換するプリアンプとから構成され ている。
【0003】 図5は従来の電位センサの一例を示す平面(a)及び側面(b)の断面図であ る。
【0004】 従来例は、チョッパ部には駆動用および検出用の圧電セラミック6a,6bが 接着された音叉2を使用しており、音叉2の先端部2aで電気力線7が交番的に 遮断される。検出電極3と音叉2とは基板8に固定され、基板8上にはプリアン プ11が形成されている。基板8は、検出孔10を持つケース1に収容され、所 定位置に音叉駆動用端子4a,音叉検出用端子4b、出力端子5、プリアンプ1 1の電源端子12及び接地端子9が取付けられ、音叉駆動用及び検出端子4a、 4bと駆動用および検出用の圧電セラミック6a、6bとの間には所要の内部配 線が施される。また、使用時には、外部に音叉発振回路を設け、音叉駆動,検出 用端子4a、4bに接続することで、音叉2を共振周波数で駆動する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の電位センサは、駆動用および検出用の圧電セラミックに電圧信 号が与えられる為、この信号がケース内の空間を介して検出電極にノイズを与え る。検出電極は微小信号を増幅するためにハイインピーダンスに保たれており、 圧電セラミックからのノイズを受け易い。このノイズの影響で、測定電圧が0V の時でも、微少の交流出力が検出されてしまう。このノイズによる出力は検出信 号と同じ周波数成分であるため、フィルタ回路を付加しても取り除けないばかり か、特に低電圧測定時には図4に示す様な入出力特性になってしまい、出力が不 正確になるという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の電位センサは、被測定物から放射される電気力線を一定の周期で切る チョッパ部が先端に取付けられた音叉と、この音叉を駆動する圧電セラミックと 、前記チョッパ部によって交番的に遮断された電気力線により電気信号を出力す る検出電極と、前記電気信号を増幅およびインピーダンス交換するプリアンプと 、前記音叉、検出電極及びプリアンプを搭載する基板と、前記電気力線を導入す るための検出孔を有し前記基板が収容されるケースと、前記音叉が動作する隙間 を残し前記検出電極と前記圧電セラミックとの間に配置し前記基板に搭載される 導電性のプレートとを有する。
【0007】
【実施例】
次に本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施例の平面 (a)及び側面(b)の断面図、図2は本実施例の音叉部分の拡大斜視図である 。
【0008】 ケース1には検出孔10が設けられており、電気力線7が取り込まれる。音叉 2は先端にチョッパ部2a、駆動用の圧電セラミック6a,検出用の圧電セラミ ック6bを有し、外付けの発振回路により駆動される。電気力線7はチョッパ部 2aによって交番的に遮断され、検出電極3に到達する。検出電極部3は電気力 線7を受け電気信号を発生し、さらにプリンアンプ11によって増幅、インピー ダンス変換され外部に出力される。プレート14は圧電セラミック6a、6bと 検出電極3との間に配置され、図2に示すように音叉2の部分に切り込みが入っ ている。またプレート14は基板内の配線により接地されているため、圧電セラ ミック6aに加わる電気信号から発するノイズを遮断し、ハイインピーダンスに 保たれた検出電極3を保護する。
【0009】 このようにすると、従来例では音叉2が外部から衝撃を受けた時図3の(b) に示すように音片が大きく曲るが、本実施例では図3の(a)に示すようにプレ ート14が音叉2の衝撃による変形を小さくおさえることができるので変形に弱 い圧電セラミック6a、6bの耐衝撃性を強化することもできる。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、圧電セラミックと検出電極との間に切り込みの 入った導電性のプレートを配置し、これを接地することにより、検出電極が受け るノイズを低減する効果と、外部からの衝撃に対して音叉に取付けられた圧電セ ラミックを保護する効果とを有する。
【提出日】平成4年3月26日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は電位センサに関し、特に静電気の強度検出や帯電量の測定等に使用す る電気センサに関する。
【従来の技術】
一般に電位センサは被測定物から放射される電気力線を導入するための検出孔 を持つケースと、ケース内に入ってくる電気力線を一定の周期で遮断するチョッ パ部と、この遮断された電気力線を受けて交流信号を取り出す電極部と、電極部 が受けた交流信号を増幅及びインピーダンス変換するプリアンプとから構成され ている。 図5は従来の電位センサの一例を示す平面(a)及び側面(b)の断面図であ る。 従来例は、チョッパ部には駆動用および検出用の圧電セラミック6a,6bが 接着された音叉2を使用しており、音叉2の先端部2aで電気力線7が交番的に 遮断される。検出電極3と音叉2とは基板8に固定され、基板8上にはプリアン プ11が形成されている。基板8は、検出孔10を持つケース1に収容され、所 定位置に音叉駆動用端子4a,音叉検出用端子4b、出力端子5、プリアンプ1 1の電源端子12及び接地端子9が取付けられ、音叉駆動用及び検出端子4a、 4bと駆動用および検出用の圧電セラミック6a、6bとの間には所要の内部配 線が施される。また、使用時には、外部に音叉発振回路を設け、音叉駆動、検出 用端子4a、4bに接続することで、音叉2を共振周波数で駆動する。
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の電位センサは、駆動用および検出用の圧電セラミックに電圧信 号が与えられる為、この信号がケース内の交換を介して検出電極にノイズを与え る。検出電極は微小信号を増幅するためにハイインピーダンスに保たれており、 圧電セラミックからのノイズを受け易い。このノイズの影響で、測定電圧が0V の時でも、微少の交流出力が検出されてしまう。このノイズによる出力は検出信 号と同じ周波数成分であるため、フィルタ回路を付加しても取り除けないばかり か、特に低電圧測定時には図4に示す様な入出力特性になってしまい、出力が不 正確になるという問題点があった。
【課題を解決するための手段】
本考案の電位センサは、被測定物から放射される電気力線を一定の周期で切る チョッパ部が先端に取付けられた音叉と、この音叉を駆動する圧電セラミックと 、前記チョッパ部によって交番的に遮断された電気力線により電気信号を出力す る検出電極と、前記電気信号を増幅およびインピーダンス交換するプリアンプと 、前記音叉、検出電極及びプリアンプを搭載する基板と、前記電気力線を導入す るための検出孔を有し前記基板が収容されるケースと、前記音叉が動作する隙間 を残し前記検出電極と前記圧電セラミックとの間に配置し前記基板に搭載される 導電性のプレートとを有する。
【実施例】
次に本考案について図面を参照して説明する。図1は本考案の一実施例の平面 (a)及び側面(b)の断面図、図2は本実施例の音叉部分の拡大斜視図である 。 ケース1には検出孔10が設けられており、電気力線7が取り込まれる。音叉 2は先端にチョッパ部2a、駆動用の圧電セラミック6a,検出用の圧電セラミ ック6bを有し、外付けの発振回路により駆動される。電気力線7はチョッパ部 2aによって交番的に遮断され、検出電極3に到達する。検出電極部3は電気力 線7を受け電気信号を発生し、さらにプリアンプ11によって増幅、インピーダ ンス交換され外部に出力される。プレート14は圧電セラミック6a、6bと検 出電極3との間に配置され、図2に示すように音叉2の部分に切り込みが入って いる。またプレート14は基板内の配線により接地されているため、圧電セラミ ック6aに加わる電気信号から発するノイズを遮断し、パイインピーダンスに保 たれた検出電極3を保護する。 このようにすると、従来例では音叉2が外部から衝撃を受けた時図3の(b) に示すように音片が大きく曲るが、本実施例では図3の(a)に示すようにプレ ート14が音叉2の衝撃による変形を小さくおさえることができるので変形に弱 い圧電セラミック6a,6bの耐衝撃性を強化することもできる。
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、圧電セラミックと検出電極との間に切り込みの 入った導電性のプレートを配置し、これを接地することにより、検出電極が受け るノイズを低減する効果と、外部からの衝撃に対して音叉に取付けられた圧電セ ラミックを保護する効果とを有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の平面(a)及び側面(b)
を示す断面図である。
【図2】本実施例の音叉部分の拡大斜視図である。
【図3】電位センサが衝撃を受けた状態を説明するため
の図である。
【図4】電位センサの動作を説明するための特性図であ
る。
【図5】従来の電位センサの一例の平面(a)及び側面
(b)を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 音叉 3 検出電極 4a 音叉駆動用端子 4b 音叉検出用端子 5 出力端子 6a,6b 圧電セラミック 7 電気力線 8 基板 9 接地端子 10 検出孔 11 プリアンプ 12 電源端子 13 音叉固定用脚 14 プレート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物から放射される電気力線を一定
    の周期で切るチョッパ部が先端に取付けられた音叉と、
    この音叉を駆動する圧電セラミックと、前記チョッパ部
    によって交番的に遮断された電気力線により電気信号を
    出力する検出電極と、前記電気信号を増幅およびインピ
    ーダンス変換するプリアンプと、前記音叉、検出電極及
    びプリアンプを搭載する基板と、前記電気力線を導入す
    るための検出孔を有し前記基板が収容されるケースと、
    前記音叉が動作する隙間を残し前記検出電極と前記圧電
    セラミックとの間に配置し前記基板に搭載される導電性
    のプレートとを有することを特徴とする電位センサ。
JP172791U 1991-01-24 1991-01-24 電位センサ Pending JPH04102481U (ja)

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JP172791U Pending JPH04102481U (ja) 1991-01-24 1991-01-24 電位センサ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6361663A (ja) * 1986-08-29 1988-03-17 Fujii Akizumi 車のシ−トベルトが直接肩に触れない装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6361663A (ja) * 1986-08-29 1988-03-17 Fujii Akizumi 車のシ−トベルトが直接肩に触れない装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961217