JP2003329495A - 空気流量測定装置およびその取り付け構造 - Google Patents

空気流量測定装置およびその取り付け構造

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JP2003329495A JP2002136919A JP2002136919A JP2003329495A JP 2003329495 A JP2003329495 A JP 2003329495A JP 2002136919 A JP2002136919 A JP 2002136919A JP 2002136919 A JP2002136919 A JP 2002136919A JP 2003329495 A JP2003329495 A JP 2003329495A
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Fumiyoshi Yonezawa
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    • G01F1/68Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
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    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F15/00Details of, or accessories for, apparatus of groups G01F1/00 - G01F13/00 insofar as such details or appliances are not adapted to particular types of such apparatus
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、空気流通管に対する位置規制部
を設け、空気流通管への取り付け作業性を向上するとと
もに、回転方向における組み付けバラツキを抑え、流量
検出精度を確保することができる安価な、かつ、生産性
に優れた空気流量測定装置およびその取り付け構造を得
る。 【解決手段】 回路ケース3が真円形断面に形成された
接合部2一側に一体に配設され、計測用管路5が接合部
2から他側に延設されている。一対の取り付け部9が、
接合部2を挟んで回路ケース3からフランジ状に延設さ
れ、取り付け穴12が各取り付け部9に穿設されてい
る。各取り付け部9の下面が段部を有するように形成さ
れ、段部の壁面が位置規制部13を構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気流量を測定
する流量測定装置およびその取り付け構造に関し、特に
自動車のエンジンに吸入される吸入空気流量を測定する
のに適した空気流量測定装置およびその取り付け構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気流量を測定する空気流量測定装置と
して、例えば特開2001−099688号公報や特開
2000−162009号公報に開示されているものが
知られている。
【0003】まず、特開2001−099688号公報
に開示されている従来の第1空気流量測定装置は、空気
流量測定用の流量検出素子を内包した計測用管路と、こ
の流量検出素子の検出信号を出力する制御回路部とを一
体にモジュール化して構成されている。この従来の第1
空気流量測定装置は、計測空気が流通する空気流通管内
に計測用管路を延在させるように該空気流通管に固定さ
れて、空気流量を測定することになる。なお、この従来
の第1空気流量測定装置が自動車のエンジンに吸入され
る吸入空気流量の測定に適用される場合、空気流通管
は、例えばエアクリーナやエアクリーナの下流に設けら
れたダクトとなる。
【0004】この従来の第1空気流量測定装置は、計測
用管路がベース部材の下面に配設され、かつ、制御回路
部がベース部材の上面に固定されてなるモジュールに形
成されている。そして、接合部がベース部材と計測用管
路との境に設けられている。この接合部は、計測用管路
の断面を内包できる径の小さい真円形断面に形成され、
Oリング装着用の溝部がその外周壁面に凹設されてい
る。また、取り付け穴が接合部を挟むようにベース部材
および制御回路部に2カ所設けられている。従来の第1
空気流量測定装置は、Oリングが溝部に装着された状態
で、計測用管路を空気流通管の壁面に穿設された挿入穴
から挿入し、取付ネジを2カ所の取り付け穴に通して空
気流通管に設けられたボスのネジ穴にそれぞれ締着固定
して、空気流通管に取り付けられる。そして、Oリング
が接合部と挿入穴の内壁面との間に挟持されて、空気流
通管の気密性を確保している。
【0005】また、特開2000−162009号公報
には、溝や段差が形成された金属部材をベース部材およ
び制御回路部に配設し、溝や段差に係合する突起を空気
流通管の外壁面に設けた従来の第2空気流量測定装置が
開示されている。そして、この従来の第2空気流量測定
装置を空気流通管に取り付ける際に、金属部材の溝や段
差と突起とを係合させるようにして、組み付け性のバラ
ツキを低減できる、としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の第1空気流量測
定装置においては、接合部が真円形断面に形成され、か
つ、ベース部材と空気流通管のボスとが平面に形成され
ているので、計測用管路を空気流通管の挿入穴に挿入し
た状態では、この測定装置の回転方向における可動範囲
が大きい。そこで、計測用管路を挿入穴に挿入しただけ
では、測定装置側の取り付け穴と空気流通管のボスのネ
ジ穴との位置が一致しにくく、取付ネジの締着作業に先
立って、計測用管路を挿入した状態で従来の第1空気流
量測定装置を回動させつつ取り付け穴とボスのネジ穴と
の位置合わせを行う必要がある。また、一般には2つの
取付ネジを片側ずつ加締する。そこで、例えば取り付け
穴およびボスのネジ穴の寸法が設定値に対して互いに反
対方向の寸法公差でできているような場合には、一方の
ネジ締めが施されても、他方のネジが締め付けられず、
最初に締め付けた取付ネジを緩めて、取り付け穴とボス
のネジ穴との位置を微調整しなければならなくなる。つ
まり、取付ネジの2度締めが必要となる。このように、
従来の第1空気流量測定装置においては、空気流通管へ
の挿入性及びネジ締め付けの作業性が悪いという問題が
あった。
【0007】また、従来の第2空気流量測定装置におい
ては、装置側に金属部材を配設する必要があり、該金属
部材に溝や段差を形成する加工を施さなければならない
こと、さらに金属部材の溝や段差に係合する突起を空気
流通管に配設しなければならないことなど、製造上の制
約があるとともに、コストアップをもたらす。また、従
来の第2空気流量測定装置の搭載性が損なわれないよう
に金属部材の溝や空気流通管側の突起形状を設定した場
合には、突起部が微小で脆弱なものになってしまうこと
があり、測定装置の挿入時や固定時に突起部が損傷し
て、所望の効果が得られなくなることが懸念される。
【0008】この発明は、上記の課題を解消するために
なされたもので、空気流通管に対する位置規制部を設
け、空気流通管への取り付け作業性を向上するととも
に、回転方向における組み付けバラツキを抑え、流量検
出精度を確保することができる安価な、かつ、生産性に
優れた空気流量測定装置およびその取り付け構造を提供
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気流量
測定装置は、空気流通管の壁面に突設された少なくとも
2本のボスに固定されて取り付けられ、該空気流通管内
を流通する空気流量を測定する空気流量測定装置におい
て、流量検出素子が内包され、上記空気流通管内に配設
される計測用管路と、上記流量検出素子と電気的に接続
され、流量検出信号を出力する制御回路を有する回路部
と、上記ボスに固定される取り付け部とを備え、上記計
測用管路と上記回路部と上記取り付け部とが一体に構成
され、かつ、上記ボスの外周面に係合して取り付け位置
を規制する位置規制部が上記取り付け部に形成されてい
るものである。
【0010】また、上記位置規制部材が上記ボスに外嵌
する凹形状に形成されているものである。
【0011】この発明に係る空気流量測定装置は、空気
流通管の壁面に突設されたボスに少なくとも2カ所で固
定されて取り付けられ、該空気流通管内を流通する空気
流量を測定する空気流量測定装置において、流量検出素
子が内包され、上記空気流通管内に配設される計測用管
路と、上記計測用管路部を上記空気流通管内に挿入する
ときに、該空気流通管の挿入穴に係合して該空気流通管
の気密を確保する接合部と、上記流量検出素子と電気的
に接続され、流量検出信号を出力する制御回路を有する
回路部と、上記ボスに固定される取り付け部とを備え、
上記計測用管路と上記接合部と上記回路部と上記取り付
け部とが一体に構成され、かつ、上記接合部の外周面が
上記空気流通管の挿入穴に挿入されている時の該接合部
の回動を阻止できる連続的な曲面に形成されているもの
である。
【0012】また、上記接合部の外周面が、楕円、卵
形、小判形のいずれか1つの形状に形成されているもの
である。
【0013】この発明に係る空気流量測定装置の空気流
通管への取り付け構造は、上記取り付け部の少なくとも
1つが、上記ボスに熱溶着により固定されているもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1および図2はそれぞれこの発明の実
施の形態1に係る空気流量測定装置を示す下面図および
斜視図、図3は図1のIII−III矢視断面図、図4
はこの発明の実施の形態1に係る空気流量測定装置の空
気流通管への取り付け方法を説明する斜視図である。
【0015】図1乃至図4において、空気流量測定装置
1は、計測空気が流通する空気流通管20に挿入された
際に気密性を確保する接合部2と、接合部2の一側に配
設された回路ケース3と、接合部2から他側に延設さ
れ、先端側に検出流路4が形成された計測用管路5と、
回路ケース3内に収納され、流量検出信号を出力するた
めの制御回路が構成された回路基板6と、回路ケース3
に一体に形成された入出力用のコネクタ部7と、検出流
路4内に配設された流量検出素子8と、回路ケース3に
一体に形成された取り付け部9とを備えている。
【0016】そして、接合部2、回路ケース3、コネク
タ部7、取り付け部9よび計測用管路5は、例えばポリ
ブチレンテレフタレート等の樹脂により一体にモールド
成型されている。接合部2は、真円形断面に形成され、
Oリング10を装着する溝部2aがその外周壁面に凹設
されている。そして、接合部2および計測用管路5に
は、収納穴11が回路ケース3と検出流路4とを連通す
るように穿設されている。一対の取り付け部9が、接合
部2を挟んで回路ケース3からフランジ状に延設されて
いる。各取り付け部9には、取り付け穴12が穿設され
ている。また、各取り付け部9は下面に段部を有するよ
うに形成され、段部の壁面が後述するボス22の外周面
に沿う曲面形状に形成されて位置規制部13を構成して
いる。なお、一対の取り付け部9は、寸法公差を考慮し
て、取り付け穴12の位置関係が一対のボス22のネジ
穴23の位置関係に一致するように形成されている。ま
た、取り付け穴12はネジ穴23より大径に形成されて
いる。
【0017】ベース部材15は、例えばポリブチレンテ
レフタレート等の樹脂で平板状に作製され、リード線1
6が埋設されている。このベース部材15は、収納穴1
1内に収納され、リード線16の一端が回路基板6の電
極端子に電気的に接続されている。支持部材17は、例
えばポリブチレンテレフタレート等の樹脂で平板状に作
製され、検出流路4内に延出するようにベース部材15
に取り付けられている。流量検出素子8がその素子面を
支持部材17の主面と同一面位置となるように支持部材
17に取り付けられて検出流路4内に配設されている。
そして、支持部材17の主面は検出流路4の軸心方向に
略平行となっている。また、リード線16の他端がワイ
ヤ18により流量検出素子8の電極端子と電気的に接続
されている。
【0018】空気流通管20は、例えばエアクリーナや
エアクリーナの下流に設けられたダクトであり、挿入穴
21がその壁面に穿設され、円形断面を有する一対のボ
ス22が挿入穴21を挟んで壁面から突設されている。
ネジ穴23が各ボス22に形成されている。ここで、回
路ケース3、回路基板6およびコネクタ7から回路部が
構成されている。
【0019】このように構成された空気流量測定装置1
を空気流通管20に取り付けるには、まず、接合部2が
挿入穴21に至るまで計測用管路5を挿入穴21に差し
込む。そして、取り付け部9の取り付け穴12がボス2
2のネジ穴23上に略位置するようにして計測用管路5
をさらに押し込む。これにより、接合部2がOリング1
0を圧縮させつつ挿入穴21内に押し込まれる。同時
に、位置規制部材13がボス22の外周面に係合し、取
り付け穴12とボス22のネジ穴23とが位置決めされ
て、取り付け部9がボス22に当接する。そこで、取付
ネジ(図示せず)を取り付け穴12に通し、ボス22の
ネジ穴23に締着して、空気流量測定装置1が空気流通
管20に取り付けられる。
【0020】ついで、流量検出素子8が例えば発熱抵抗
体と流体温度検出体とを備えているものとして、空気流
量測定装置1による流量検出方法について説明する。回
路基板6に構成された制御回路は、発熱抵抗体の温度が
流体温度検出体で測定された空気の温度に対して所定温
度高くなるように発熱抵抗体への通電電流を制御する。
そして、空気流通管20内を流通する空気が検出流路4
内に流れ込み、流量検出素子8の素子面に沿って流れ
る。このとき、空気の流量が大きくなれば、発熱抵抗体
から空気に伝達される熱量が大きくなり、発熱抵抗体の
温度が低下する。そこで、制御回路が空気に伝達された
熱量を補うように発熱抵抗体への通電量を増加し、発熱
抵抗体の温度が所定温度に維持される。逆に、空気の流
量が少なくなれば、発熱抵抗体から空気に伝達される熱
量が少なくなり、発熱抵抗体の温度が上昇する。そこ
で、制御回路が発熱抵抗体への通電量を減少し、発熱抵
抗体の温度が所定温度に維持される。そして、この発熱
抵抗体への通電電流値を検出して、空気の流量信号とし
て出力され、所定の通路断面積を有する通路内を流れる
空気の流量が検出される。同様にして、空気の流速も検
出することもできる。
【0021】このように、空気流量測定装置1は、空気
流通管20内を流れる空気を検出流路4に導入し、検出
流路4内を流れる空気流量を検出している。そして、検
出された検出流路4内を流れる空気流量から空気流通管
20内を流れる空気流量を得ることになる。そこで、空
気流量測定装置1の空気流通管20への取り付け角度の
バラツキは、例えば検出流路4内への空気の取り込み量
のバラツキをもたらし、流量検出精度の低下の要因とな
るので、空気流量測定装置1の空気流通管20への取り
付け精度を高める必要がある。
【0022】ここで、この実施の形態1による空気流量
測定装置1の作用効果について、比較例による空気流量
測定装置50と比較しつつ説明する。比較例としての空
気流量測定装置50は、図5および図6に示されるよう
に、一対の取り付け部51が接合部2を挟んで回路ケー
ス3から延設され、取り付け穴52が各取り付け部51
に穿設されている。この空気流量測定装置50は、従来
の第1空気流量測定装置と同様に、取り付け部51の下
面が平面に形成されている。そして、この空気流量測定
装置50は、取り付け部51の構造を除いて、本空気流
量測定装置1と同様に構成されている。
【0023】この空気流量測定装置50の計測用管路5
を空気流通管20の挿入穴21に差し込んだ状態では、
取り付け部51の下面が平面に形成されているので、空
気流量測定装置50の回転方向における可動範囲が大き
い。そこで、空気流量測定装置50は、例えば図7に示
されるように挿入されてしまうと、取り付け穴52とボ
ス22のネジ穴23とがずれ、取付ネジによる締着がで
きなくなる。そこで、空気流量測定装置50を回転し
て、取り付け穴52とボス22のネジ穴23との位置合
わせを行うことになる。また、場合によっては、一方の
ネジ締めが施されても、他方のネジが締め付けられず、
最初に締め付けたネジを緩めて、取り付け用穴52とボ
ス22のネジ穴23との位置を微調整しなければならな
くなる。つまり、取付ネジを2度締めする事態が生じ
る。
【0024】一方、この空気流量測定装置1の計測用管
路5を空気流通管20の挿入穴21に差し込んだ状態で
は、位置規制部13がボス22の外周面に係合するの
で、図8に示されるように、取り付け穴12とボス22
のネジ穴23との位置が合った状態となる。そこで、取
付ネジによる締着作業がすぐさま行える。
【0025】このように、この実施の形態1によれば、
位置規制部13が取り付け部9の下面に形成されている
ので、計測用管路5を空気流通管20の挿入穴21に挿
入したときに、位置規制部13がボス22に係合して空
気流量測定装置1の回転方向における可動が抑制され
る。そこで、取り付け穴12とボス22のネジ穴23と
の位置合わせ状態がほぼ所望の状態で計測用管路5を挿
入穴21に挿入できる。そのため、比較例で必要であっ
た取り付け穴12とボス22のネジ穴23との位置合わ
せ作業が省略でき、空気流量測定装置1の空気流通管2
0への組み付け作業性が向上される。また、取付ネジの
2度締めも確実になくなり、組み付け作業性が向上され
る。さらに、空気流量測定装置1の空気流通管20への
取り付け角度のバラツキが抑えられ、流量検出精度を確
保することができる。
【0026】また、位置規制部13はモールド成型時に
回路ケース3に一体に形成でき、かつ、ボス21に特別
な加工を施す必要もないので、生産性が向上し、低価格
化が図られる。さらに、既存のボス21を利用して空気
流量測定装置1と空気流通管20との位置決めを行うよ
うにしているので、位置規制部13と係合する部位を空
気流通管20に新たに設ける必要がなく、汎用の空気流
通管を用いることができ、低価格化が図られる。また、
位置規制部13が段差部の壁面で構成されているので、
空気流量測定装置の組み付け時に位置規制部13が損傷
することもなく、安定した位置決めが行われる。
【0027】なお、上記実施の形態1では、ベース部材
15を計測用管路5と別部品として構成するものとして
いるが、モールド成型で一体に構成するようにしてもよ
い。この場合、リード線16をインサート成型すること
になる。また、上記実施の形態1では、接合部2、回路
ケース3および計測用管路5を一体成型するものとして
いるが、接合部2、回路ケース3および計測用管路5を
別部品として構成した後、接着剤等により固着一体化す
るようにしてもよい。また、上記実施の形態1では、空
気流量測定装置が吸気温センサを装着していないものと
して説明しているが、空気流量測定装置は吸気温センサ
が計測用管路5の側面に配設されていても、同様の効果
を奏する。
【0028】また、上記実施の形態1では、ボス22が
円柱状に形成されているものとしているが、ボスの形状
は円柱状に限定されるものではなく、ネジ穴を有する凸
状であればよく、例えば角柱、楕円柱、多角形柱でもよ
い。この場合、位置規制部13はボスの外周面に沿った
面形状に形成される。また、上記実施の形態1では、空
気流通管20にボス22を2つ設けるものとしている
が、ボス22の個数は2つに限定されるものではなく、
3つ以上であってもよい。この場合、取り付け部9はボ
ス22の個数と同数設けられる。また、上記実施の形態
1では、流量検出素子8が発熱抵抗体と流体温度検出体
とを備えているものとして説明しているが、流量検出素
子はこの構成に限定されるものではなく、空気の流量を
検出できるものであればよいことはいうまでもないこと
である。
【0029】実施の形態2.図9および図10はそれぞ
れこの発明の実施の形態2に係る空気流量測定装置を示
す下面図および斜視図である。図9および図10におい
て、一対の取り付け部9Aが、接合部2を挟んで回路ケ
ース3からフランジ状に延設されている。各取り付け部
9Aには、取り付け穴12が穿設されている。また、各
取り付け部9Aの下面には、位置規制部14が取り付け
穴12と同心状の凹状の穴に形成されている。ここで、
一対の取り付け部9Aは、寸法公差を考慮して、取り付
け穴12の位置関係かボス22のネジ穴23の位置関係
と一致するように形成されている。また、位置規制部1
4はボス22に外嵌できる穴径に設定されている。な
お、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されてい
る。
【0030】比較例としての空気流量測定装置50を空
気流通管20に取り付ける際には、計測用管路5を挿入
穴21に挿入し、ついで空気流量測定装置50を回転し
て取り付け穴52とネジ穴23との位置合わせをする。
このとき、空気流量測定装置50では、取り付け部51
に何ら工夫がなされていないので、ネジ穴23が取り付
け穴52からはみ出さない範囲内で、つまりネジ締着に
支障を及ぼさない範囲内で、空気流量測定装置50の回
動が許容される。従って、空気流量測定装置50の空気
流通管20への取り付け角度がバラツキを有することに
なり、流量検出精度が低下することになる。また、場合
によっては、一方のネジ締めが施されても、他方のネジ
が締め付けられず、最初に締め付けたネジを緩めて、取
り付け用穴52とボス22のネジ穴23との位置を微調
整しなければならなくなる。つまり、取付ネジを2度締
めする事態が生じる。
【0031】このように構成された空気流量測定装置1
Aでは、位置規制部14がボス22に外嵌できる穴径に
設定されている。そこで、空気流量測定装置1Aの計測
用管路5を挿入穴21に挿入することにより位置規制部
14がボス22に外嵌され、空気流量測定装置1Aが空
気流通管20に対して位置決めされる。その結果、取り
付け角度のバラツキがほとんどなくなり、空気流通管1
0に対する検出流路4の位置関係が常に設定状態に確保
されて空気流量測定装置1Aが空気流通管20に取り付
けられ、安定した流量検出精度が得られる。また、比較
例で必要であった取り付け穴12とボス22のネジ穴2
3との位置合わせ作業、さらには取付ネジの2度締め作
業を省略することができる。
【0032】実施の形態3.図11および図12はこの
発明の実施の形態3に係る空気流量測定装置を示す下面
図および正面図、図13はこの発明の実施の形態3に係
る空気流量測定装置が取り付けられる空気流通路を示す
上面図である。
【0033】図11および図12において、接合部2A
が断面楕円形に形成され、取り付け部9Bは、寸法公差
を考慮して、取り付け穴12の位置関係かボス22のネ
ジ穴23の位置関係と一致するように形成されている。
そして、取り付け部9bの下面は平面に形成されてい
る。また、空気流通管20Aの挿入穴21Aは、内径形
状が接合部2Aの断面楕円形に略一致した楕円形状に形
成されている。なお、他の構成は上記実施の形態1と同
様に構成されている。
【0034】このように構成された空気流量測定装置1
Bを空気流通管20Aに取り付けるには、まず、接合部
2Aが挿入穴21Aに至るまで計測用管路5を挿入穴2
1に差し込む。そして、取り付け部9Bの取り付け穴1
2がボス22のネジ穴23上に略位置するようにして計
測用管路5をさらに押し込む。これにより、接合部2A
がOリング10を圧縮させつつ挿入穴21A内に押し込
まれる。このとき、断面楕円形の接合部2Aが楕円形の
挿入穴21Aにより回動を規制されて、挿入穴21A内
に押し込まれる。これにより、取り付け穴12とボス2
2のネジ穴23とが位置決めされて、取り付け部9Aが
ボス22に当接する。ついで、取付ネジ(図示せず)を
取り付け穴12に通し、ボス22のネジ穴23に締着し
て、空気流量測定装置1Bが空気流通管20Aに取り付
けられる。
【0035】このように、この実施の形態3によれば、
接合部2Aが断面楕円形に形成されているので、空気流
通管20Aの挿入穴21Aを接合部2Aの外径形状と同
等の楕円形に形成することにより、接合部2Aを挿入穴
21Aに挿入しただけで、取り付け穴12とボス22の
ネジ穴23との位置決めができるようになり、上記実施
の形態1と同様の効果が得られる。また、接合部2Aの
外周壁面が連続的な曲面に構成されているので、汎用の
Oリング10を用いても空気流通管20Aの気密性を損
なうこともない。なお、汎用のOリングとは、断面O形
状で円環状に形成されているものである。
【0036】ここで、上記実施の形態3では、接合部2
Aに位置規制部の機能を持たせているので、上記実施の
形態1における取り付け部9の位置規制部13が不要と
なる。そこで、空気流通管20Aに2つのボス22を設
ける必要はなく、挿入穴21Aの周りに大形のボスを設
け、該ボスに2カ所のネジ穴23を形成するようにして
もよい。また、ボス(ネジ穴)の個数も2つに限定され
るものではなく、3つ以上設けてもよい。この場合、取
り付け部9b(取り付け穴12)をボス(ネジ穴)に対
応するように同数設けることになる。
【0037】実施の形態4.上記実施の形態3では、接
合部2Aが断面楕円形に形成されているものとしている
が、この実施の形態4では、図14に示されるように、
接合部2Bが断面卵形に形成されているものとしてい
る。そして、空気流通管20Bの挿入穴21Bが、図1
5に示されるように、内径形状を接合部2Bの断面卵形
に略一致した卵形に形成されている。なお、他の構成は
上記実施の形態3と同様に構成されている。
【0038】このように構成された空気流量測定装置1
Cにおいても、断面卵形の接合部2Bが卵形の挿入穴2
1Bにより回動を規制されて、挿入穴21B内に押し込
まれて、取り付け穴12とボス22のネジ穴23とが位
置決めされる。従って、この実施の形態4においても、
上記実施の形態3と同様の効果を奏する。
【0039】実施の形態5.上記実施の形態3では、接
合部2Aが断面楕円形に形成されているものとしている
が、この実施の形態4では、図16に示されるように、
接合部2Cが断面小判形に形成されているものとしてい
る。そして、空気流通管20Cの挿入穴21Cが、図1
7に示されるように、内径形状を接合部2Cの断面小判
形に略一致した小判形に形成されている。なお、他の構
成は上記実施の形態3と同様に構成されている。
【0040】このように構成された空気流量測定装置1
Dにおいても、断面小判形の接合部2Cが小判形の挿入
穴21Cにより回動を規制されて、挿入穴21C内に押
し込まれて、取り付け穴12とボス22のネジ穴23と
が位置決めされる。従って、この実施の形態5において
も、上記実施の形態3と同様の効果を奏する。
【0041】実施の形態6.図18はこの発明の実施の
形態6に係る空気流量測定装置の取り付け構造を説明す
る平面図、図19はこの発明の実施の形態6に係る空気
流量測定装置の取り付け構造に適用される空気流通管を
示す斜視図である。図18および図19において、2本
のボス22、22Aが空気流通管20Dに設けられ、一
方のボス22にはネジ穴23が形成され、他方のボス2
2Aには突起24が形成されている。空気流量測定装置
1は、一方の取り付け穴12に通された取付ネジ25が
ボス22のネジ穴23に締着され、他方の取り付け穴1
2に通されたボス22Aの突起24が熱溶融されて取り
付け部9に固着されて、空気流通管20Dに取り付けら
れている。なお、図18中符号26は熱溶着部を示して
いる。
【0042】この実施の形態6では、まず、接合部2が
挿入穴21に至るまで計測用管路5を挿入穴21に差し
込む。そして、取り付け部9の取り付け穴12がボス2
2のネジ穴23上およびボス22Aの突起24上に略位
置するようにして計測用管路5をさらに押し込む。これ
により、接合部2がOリング10を圧縮させつつ挿入穴
21内に押し込まれる。同時に、位置規制部材13がボ
ス22、22Aの外周面に係合し、取り付け穴12とボ
ス22のネジ穴23およびボス22Aの突起24とが位
置決めされて、取り付け部9がボス22,22Aに当接
する。このとき、突起24は取り付け穴12内に挿入さ
れている。そこで、取り付け穴12からの突起24の延
出部を熱溶融させて、取り付け部9とボス22Aとを固
着する。ついで、取付ネジ25を取り付け穴12に通
し、ボス22のネジ穴23に締着して、空気流量測定装
置1が空気流通管20Dに取り付けられる。
【0043】この実施の形態6によれば、空気流量測定
装置1の1カ所の取り付け部9と空気流通管20Dの一
カ所のボス22Aとが突起24を熱溶融させて固着する
いわゆる熱溶着されている。そして、空気流量測定装置
1の取り付け部9には、上記実施の形態1と同様に構成
された位置規制部13が設けられている。そこで、上記
実施の形態1の効果は維持しながら、空気流量測定装置
1の取り付け位置精度を確保し、ネジ部品を削減でき
る。また、取付ネジ25をボス22に締着する際に、取
付ネジ25の締着力が他方の取り付け部9をボス22A
からずらすように作用する。この実施の形態6では、取
り付け部9がボス22Aに熱溶着されているので、取付
ネジ25の締着力により取り付け部9とボス22Aとの
位置関係がずれることがない。そこで、取り付け角度の
バラツキが確実に抑えられる。
【0044】なお、上記実施の形態6では、1つのボス
と取り付け部とを熱溶着により固着するものとしている
が、両方のボスと取り付け部とを熱溶着により固着する
ようにしてもよい。また、ボスの個数が3つ以上であれ
ば、熱溶着されるボスの個数を1つ以上とすることにな
る。また、上記実施の形態6では、上記実施の形態1に
よる空気流量測定装置1を用いるものとしているが、他
の実施の形態による空気流量測定装置1A−1Dを用い
ても、同様の効果を奏する。
【0045】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されているような効果を奏する。
【0046】この発明によれば、空気流通管の壁面に突
設された少なくとも2本のボスに固定されて取り付けら
れ、該空気流通管内を流通する空気流量を測定する空気
流量測定装置において、流量検出素子が内包され、上記
空気流通管内に配設される計測用管路と、上記流量検出
素子と電気的に接続され、流量検出信号を出力する制御
回路を有する回路部と、上記ボスに固定される取り付け
部とを備え、上記計測用管路と上記回路部と上記取り付
け部とが一体に構成され、かつ、上記ボスの外周面に係
合して取り付け位置を規制する位置規制部が上記取り付
け部に形成されているので、空気流通管への取り付け作
業性が向上するとともに、回転方向における組み付けバ
ラツキを抑え、流量検出精度を確保することができる安
価な、かつ、生産性に優れた空気流量測定装置が得られ
る。
【0047】また、上記位置規制部材が上記ボスに外嵌
する凹形状に形成されているので、空気流通管への取り
付け作業性がさらに向上するとともに、回転方向におけ
る組み付けバラツキが一層低減される。
【0048】この発明によれば、空気流通管の壁面に突
設されたボスに少なくとも2カ所で固定されて取り付け
られ、該空気流通管内を流通する空気流量を測定する空
気流量測定装置において、流量検出素子が内包され、上
記空気流通管内に配設される計測用管路と、上記計測用
管路部を上記空気流通管内に挿入するときに、該空気流
通管の挿入穴に係合して該空気流通管の気密を確保する
接合部と、上記流量検出素子と電気的に接続され、流量
検出信号を出力する制御回路を有する回路部と、上記ボ
スに固定される取り付け部とを備え、上記計測用管路と
上記接合部と上記回路部と上記取り付け部とが一体に構
成され、かつ、上記接合部の外周面が上記空気流通管の
挿入穴に挿入されている時の該接合部の回動を阻止でき
る連続的な曲面に形成されているので、空気流通管への
取り付け作業性が向上するとともに、回転方向における
組み付けバラツキを抑え、流量検出精度を確保すること
ができる安価な、かつ、生産性に優れた空気流量測定装
置が得られる。
【0049】また、上記接合部の外周面が、楕円、卵
形、小判形のいずれか1つの形状に形成されているの
で、接合部の製作性を悪化させることなく、接合部に位
置規制機能を付与できる。
【0050】この発明によれば、上記取り付け部の少な
くとも1つが、上記ボスに熱溶着により固定されている
ので、空気流通管への取り付け作業性が向上するととも
に、回転方向における組み付けバラツキを抑え、流量検
出精度を確保することができる空気流量測定装置の空気
流通管への取り付け構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る空気流量測定
装置を示す下面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る空気流量測定
装置を示す斜視図である。
【図3】 図1のIII−III矢視断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る空気流量測定
装置の空気流通管への取り付け方法を説明する斜視図で
ある。
【図5】 比較例としての空気流量測定装置を示す下面
図である。
【図6】 比較例としての空気流量測定装置を示す斜視
図である。
【図7】 比較例としての空気流量測定装置の空気流通
管への取り付け状態を説明する平面図である。
【図8】 この発明の実施の形態1に係る空気流量測定
装置の空気流通管への取り付け状態を説明する平面図で
ある。
【図9】 この発明の実施の形態2に係る空気流量測定
装置を示す下面図である。
【図10】 この発明の実施の形態2に係る空気流量測
定装置を示す斜視図である。
【図11】 この発明の実施の形態3に係る空気流量測
定装置を示す下面図である。
【図12】 この発明の実施の形態3に係る空気流量測
定装置を示す正面図である。
【図13】 この発明の実施の形態3に係る空気流量測
定装置が取り付けられる空気流通管を示す上面図であ
る。
【図14】 この発明の実施の形態4に係る空気流量測
定装置を示す下面視図である。
【図15】 この発明の実施の形態4に係る空気流量測
定装置が取り付けられる空気流通管を示す上面図であ
る。
【図16】 この発明の実施の形態5に係る空気流量測
定装置を示す下面視図である。
【図17】 この発明の実施の形態5に係る空気流量測
定装置が取り付けられる空気流通管を示す上面図であ
る。
【図18】 この発明の実施の形態6に係る空気流量測
定装置の取り付け構造を説明する平面図である。
【図19】 この発明の実施の形態6に係る空気流量測
定装置の取り付け構造に適用される空気流通管を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D 空気流量測定装置、2、
2A、2B、2C 接合部、3 回路ケース(回路
部)、5 計測用管路、6 回路基板(回路部)、7
コネクタ(回路部)、8 流量検出素子、9、9A、9
B 取り付け部、12 取り付け穴、13、14 位置
規制部、20、20A、20B、20C、20D 空気
流通管、21、21A、21B、21C 挿入穴、2
2、22A ボス、23 ネジ穴、24 突起、25
取付ネジ、26 熱溶着部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流通管の壁面に突設された少なくと
    も2本のボスに固定されて取り付けられ、該空気流通管
    内を流通する空気流量を測定する空気流量測定装置にお
    いて、 流量検出素子が内包され、上記空気流通管内に配設され
    る計測用管路と、上記流量検出素子と電気的に接続さ
    れ、流量検出信号を出力する制御回路を有する回路部
    と、上記ボスに固定される取り付け部とを備え、 上記計測用管路と上記回路部と上記取り付け部とが一体
    に構成され、かつ、上記ボスの外周面に係合して取り付
    け位置を規制する位置規制部が上記取り付け部に形成さ
    れていることを特徴とする空気流量測定装置。
  2. 【請求項2】 上記位置規制部材が上記ボスに外嵌する
    凹形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の空気流量測定装置。
  3. 【請求項3】 空気流通管の壁面に突設されたボスに少
    なくとも2カ所で固定されて取り付けられ、該空気流通
    管内を流通する空気流量を測定する空気流量測定装置に
    おいて、 流量検出素子が内包され、上記空気流通管内に配設され
    る計測用管路と、上記計測用管路部を上記空気流通管内
    に挿入するときに、該空気流通管の挿入穴に係合して該
    空気流通管の気密を確保する接合部と、上記流量検出素
    子と電気的に接続され、流量検出信号を出力する制御回
    路を有する回路部と、上記ボスに固定される取り付け部
    とを備え、 上記計測用管路と上記接合部と上記回路部と上記取り付
    け部とが一体に構成され、かつ、上記接合部の外周面が
    上記空気流通管の挿入穴に挿入されている時の該接合部
    の回動を阻止できる連続的な曲面に形成されていること
    を特徴とする空気流量測定装置。
  4. 【請求項4】 上記接合部の外周面が、楕円、卵形、小
    判形のいずれか1つの形状に形成されていることを特徴
    とする請求項3記載の空気流量測定装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1乃至請求項4のいずれか1
    項に記載の空気流量測定装置の空気流通管への取り付け
    構造であって、上記取り付け部の少なくとも1つが、上
    記ボスに熱溶着により固定されていることを特徴とする
    空気流量測定装置の空気流通管への取り付け構造。
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