JP2006250810A - 膜式ガスメータ - Google Patents
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Abstract
【課題】位置決めの簡略化により、組立て作業工数の削減を図り、コストダウンを図ることができる膜式ガスメータを提供することにある。
【解決手段】ガス流入口及びガス流出口を形成する上部ケースと、ガス圧によって往復運動する計量膜を備えた計量室を形成する下部ケース1と、この下部ケース1に設けられた分配室取付け部21と、この分配室取付け部21に取付けられ、ガス流入口から流入されたガスを計量室2に分配する分配バルブ29を含むクランク台25とからなる膜式ガスメータにおいて、分配室取付け部21の一ヶ所に位置決め穴24を設け、分配バルブ29を含むクランク台25に位置決めボス26を設け、位置決め穴24と位置決めボス26とを係合位置決めした状態で、分配バルブ29を含むクランク台25を分配室取付け部21に接着固定したことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】ガス流入口及びガス流出口を形成する上部ケースと、ガス圧によって往復運動する計量膜を備えた計量室を形成する下部ケース1と、この下部ケース1に設けられた分配室取付け部21と、この分配室取付け部21に取付けられ、ガス流入口から流入されたガスを計量室2に分配する分配バルブ29を含むクランク台25とからなる膜式ガスメータにおいて、分配室取付け部21の一ヶ所に位置決め穴24を設け、分配バルブ29を含むクランク台25に位置決めボス26を設け、位置決め穴24と位置決めボス26とを係合位置決めした状態で、分配バルブ29を含むクランク台25を分配室取付け部21に接着固定したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、ガスの消費量を積算表示する膜式ガスメータに関する。
一般家庭に据え付けられる膜式ガスメータは、例えば、特許文献1で知られている。この膜式ガスメータは、ケース本体が上部ケースと下部ケースとに2分割されている。上部ケースにはガス流入口とガス流出口とが設けられ、内部にはクランク機構及びバルブ機構が設けられている。また、下部ケースには計量膜を備えた一対の計量室が設けられている。
そして、ガス流入口から上部ケースの内部に流入したガスはバルブ機構によって一対の計量室に交互に分配された後、計量室からガス流出口に流れる。計量室に流入したガスは、そのガス圧によって計量膜が往復運動し、この運動は翼軸によってクランク機構に伝動する。クランク機構はバルブ機構及び積算機構を駆動してガス消費量を積算表示するようになっている。
ところで、クランク機構及びバルブ機構は、下部ケースに対して次のように取付けられている。すなわち、図5〜図8に示す1はアルミニウムダイキャスト等によって成形された下部ケースであり、内部には計量膜(図示しない)を備える計量室2が設けられている。下部ケース1の上面3には上部ケース(図示しない)を取付けるための複数の取付け穴4aを有する取付け座4が設けられている。
下部ケース1の上面3には該下部ケース1と一体に成形された分配室取付け部5が設けられている。分配室取付け部5には分配室を構成するバルブシート6とクランク台取付け部7が設けられている。クランク台取付け部7には円形の単一の位置決め穴8とバルブシート6を取付けるための複数(4ヶ所)のねじ穴からなる取付け穴9が設けられている。
クランク台取付け部7にはクランク台10が設けられ、このクランク台10の下面には位置決め穴8に挿入位置決めされる位置決めボス11が突設されている。クランク台10にはクランクロッド12を有するクランク機構13が設けられている。クランク機構13はバルブシート6の上面をスライドする分配バルブ14が連結され、分配バルブ14はガス流入口から流入されたガスを計量室2に分配するようになっている。
そして、分配室を構成するバルブシート6及び分配バルブ14を含むクランク台10をクランク台取付け部7に取付ける場合、バルブシート6もしくは分配室取付け部5の上面にシール剤を塗布する。次に、クランク台10の位置決めボス11を位置決め穴8に挿入位置決めした上で、バルブシート6の取付け穴(図示しない)をクランク台取付け部7の複数(4ヶ所)の取付け穴9に位置決めする。次に、バルブシート6の取付け穴(図示しない)に取付けねじ15を挿入し、取付けねじ15を取付け穴9に締付け固定して接着する。
特開平5−164589号公報
ところで、前述したように、分配室を構成するバルブシート6及び分配バルブ14を含むクランク台10をクランク台取付け部7に取付ける場合、位置決めボス11を位置決め穴8に挿入位置決めした上で、バルブシート6の取付け穴をクランク台取付け部7の複数(4ヶ所)の取付け穴9に位置決めし、取付けねじ15を取付け穴9に締付ける必要がある。従って、位置決め箇所が多く、組立て作業が面倒になるとともに、下部ケース1にねじ穴加工を行うため、コストアップの原因となっている。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、位置決めの簡略化により、組立て作業工数の削減を図り、コストダウンを図ることができる膜式ガスメータを提供することにある。
この発明は、前記目的を達成するために、請求項1は、ガス流入口及びガス流出口を形成する上部ケースと、ガス圧によって往復運動する計量膜を備えた計量室を形成する下部ケースと、この下部ケースに設けられた分配室取付け部と、この分配室取付け部に取付けられ、前記ガス流入口から流入されたガスを前記計量室に分配する分配バルブを含むクランク台とからなる膜式ガスメータにおいて、前記分配室取付け部の一ヶ所に位置決め用凹凸部の一方を設け、前記分配バルブを含むクランク台に前記位置決め用凹凸部の他方を設け、前記凹部と凸部とを係合位置決めした状態で、前記分配バルブを含むクランク台を前記分配室取付け部に接着固定したことを特徴とする。
請求項2は、請求項1の前記位置決め用凹部及び凸部は、ガスメータに対して平面視で、非円形であることを特徴とする。
請求項3は、請求項1の前記位置決め用凹部及び凸部は、ガスメータに対して平面視で、略8の字形であることを特徴とする。
この発明によれば、凹部と凸部とを係合するだけで、分配バルブを含むクランク台を分配室取付け部に位置決めでき、この状態で接着固定することにより、位置決めの簡略化が図れ、組立て作業工数の削減が図れるため、コストダウンを図ることができるという効果がある。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は第1の実施形態を示し、従来と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。図1は膜式ガスメータの下部ケースの縦断正面図、図2は平面図、図3は分配バルブを含むクランク台を取り外した状態の平面図、図4はクランク台を示し、(a)は側面図、(b)は下面図である。
下部ケース1の上面3には該下部ケース1と一体に成形された分配室取付け部21が設けられている。分配室取付け部21には分配室を構成するバルブシート22とクランク台取付け部23が設けられている。クランク台取付け部23には非円形凹部、例えば、略8の字形の単一の位置決め穴24が設けられている。
クランク台取付け部23にはクランク台25が設けられ、このクランク台25の下面には位置決め穴24に係合位置決めされる凸部、例えば、位置決めボス26が突設されている。位置決めボス26は平面視で、位置決め穴24と同一の略8の字形をなしており、位置決めボス26を位置決め穴24に係合すると、クランク台25は回転不能に分配室取付け部21に位置決めされる。
クランク台25にはクランクロッド27を有するクランク機構28が設けられている。クランク機構28はバルブシート22の上面をスライドする分配バルブ29が連結され、分配バルブ29はガス流入口から流入されたガスを計量室2に分配するようになっている。
そして、分配室を構成するバルブシート22及び分配バルブ29を含むクランク台25をクランク台取付け部23に取付ける場合、クランク台取付け部23の上面もしくはバルブシート22、クランク台25の下面にシール剤を塗布する。次に、クランク台25の位置決めボス26を位置決め穴24に係合すると、バルブシート22、クランク台25が分配室取付け部21に位置決めされ、バルブシート22の下面を分配室取付け部21に接着固定することにより、組立て作業が完了する。
このように、凹部からなる位置決め穴24と凸部からなる位置決めボス26とを係合するだけで分配バルブ29を含むクランク台25をクランク台取付け部23に位置決めできる。すなわち、分配バルブ29を含むクランク台25を分配室取付け部21にねじ止めすることなく接着することにより固定される。従って、位置決めの簡略化が図れ、組立て作業工数の削減が図れる。
なお、前記実施形態においては、クランク台取付け部23に略8の字形の位置決め穴24を設け、クランク台25に位置決め穴24に係合位置決めされる略8の字形の位置決めボス26を設けたが、略8の字形に限定されるものではなく、角形、楕円等の非円形であればよい。また、クランク台取付け部23に非円形の位置決め凸部、クランク台25に位置決め凸部に係合位置決めされる位置決め凹部を設けても同様の効果が得られる。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合わせてもよい。
1…下部ケース、2…計量室、21…分配室取付け部、24…位置決め穴(凹部)、25…クランク台、26…位置決めボス(凸部)、29…分配バルブ
Claims (3)
- ガス流入口及びガス流出口を形成する上部ケースと、ガス圧によって往復運動する計量膜を備えた計量室を形成する下部ケースと、この下部ケースに設けられた分配室取付け部と、この分配室取付け部に取付けられ、前記ガス流入口から流入されたガスを前記計量室に分配する分配バルブを含むクランク台とからなる膜式ガスメータにおいて、
前記分配室取付け部の一ヶ所に位置決め用凹凸部の一方を設け、前記分配バルブを含むクランク台に前記位置決め用凹凸部の他方を設け、前記凹部と凸部とを係合位置決めした状態で、前記分配バルブを含むクランク台を前記分配室取付け部に接着固定したことを特徴とする膜式ガスメータ。 - 前記位置決め用凹部及び凸部は、ガスメータに対して平面視で、非円形であることを特徴とする請求項1記載の膜式ガスメータ。
- 前記位置決め用凹部及び凸部は、ガスメータに対して平面視で、略8の字形であることを特徴とする請求項1記載の膜式ガスメータ。
Priority Applications (1)
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JP2005069649A JP2006250810A (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 膜式ガスメータ |
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2005
- 2005-03-11 JP JP2005069649A patent/JP2006250810A/ja active Pending
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