JP2003327161A - アンダーランプロテクタの設置構造 - Google Patents

アンダーランプロテクタの設置構造

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JP2003327161A
JP2003327161A JP2002137265A JP2002137265A JP2003327161A JP 2003327161 A JP2003327161 A JP 2003327161A JP 2002137265 A JP2002137265 A JP 2002137265A JP 2002137265 A JP2002137265 A JP 2002137265A JP 2003327161 A JP2003327161 A JP 2003327161A
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JP
Japan
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underrun protector
side rail
side rails
bracket
rail
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JP2002137265A
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English (en)
Inventor
Shinji Morinaga
真二 森永
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を増加させることなく大きなスペー
スを形成すると共に、サイドレールの強度を確保し得る
アンダーランプロテクタの設置構造を提供する。 【解決手段】 車両の長手方向に延在する一対のサイド
レール1にブラケット9を介してアンダーランプロテク
タビーム16を配置するアンダーランプロテクタ6の設
置構造であって、一対のサイドレール1の間に大型の機
器19を配置し得るよう、サイドレール1に切り欠き8
を形成すると共に、サイドレール1の切り欠き8部分を
補強するようサイドレール1にブラケット9を接続す
る。これにより、大きなスペースを形成すると共に、サ
イドレール1の強度を十分に確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物体のもぐり込み
を防止するよう車両の端側に配置されるアンダーランプ
ロテクタの設置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の前方側のフロントアンダ
ーランプロテクタの一例を示すものであり、一般に、車
両には、車両の長手方向に沿って所定長さで延在する左
右一対のサイドレール1を備えている。
【0003】サイドレール1の車両前方には、車両のバ
ンパ(図示せず)の下方空間へ他物体が潜り込まないよ
うフロントアンダーランプロテクタ2を配し、フロント
アンダーランプロテクタ2は、サイドレール1の下面よ
り下垂するフロントアンダーランプロテクタステー3
と、フロントアンダーランプロテクタステー3より車両
前方に向かって延在するエネルギー吸収部材4と、エネ
ルギー吸収部材4の車両の前方側先端に取付けられるフ
ロントアンダーランプロテクタビーム5とにより構成さ
れている。
【0004】又、サイドレール1の間であってフロント
アンダーランプロテクタビーム5の後側には、ラジエー
タ及びエンジン(図示せず)を配置し、車両後方に広い
荷台を構成することを可能にしている。
【0005】一方、ラジエータは、近年、エンジンの高
回転化に伴って大型化しており、このような大型のラジ
エータをサイドレール1の間に配置する際には大きなス
ペースが必要になるため、サイドレール1に鋳物等の別
部品を用いて大きなスペースを確保するようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サイド
レール1に別部品を用いて大きなスペースを形成する場
合には、別部品等の部品点数が増加するため、コストが
大幅に上昇するという問題があると共に、別部物品の構
成のため、サイドレール1の強度が落ちる虞れがあっ
た。
【0007】本発明は上述の実情に鑑みてなしたもの
で、部品点数を増加させることなく大きなスペースを形
成すると共に、サイドレールの強度を確保し得るアンダ
ーランプロテクタの設置構造を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、車
両の長手方向に延在する一対のサイドレールにブラケッ
トを介してアンダーランプロテクタビームを配置するア
ンダーランプロテクタの設置構造であって、一対のサイ
ドレールの間に大型の機器を配置し得るよう、サイドレ
ールに切り欠きを形成すると共に、前記サイドレールの
切り欠き部分を補強するようサイドレールにブラケット
を接続したことを特徴とするアンダーランプロテクタの
設置構造に係るものである。
【0009】本発明の請求項2は、断面形状がコの字状
であるサイドレールの上面及び下面に切り欠きを形成
し、前記サイドレールの側面にブラケットを接続した請
求項1記載のアンダーランプロテクタの設置構造に係る
ものである。
【0010】このように、本発明の請求項1によれば、
大型の機器を一対のサイドレールの間に配置し得るよ
う、サイドレールを切り欠いて大きなスペースを形成す
るので、大きなスペースを形成するための別部品を不要
にし、結果的に、部品点数を削減してコストを低減する
ことができる。又、サイドレールにブラケットを接続し
てサイドレールの切り欠きの部分を補強するので、サイ
ドレールの強度を十分に確保することができる。
【0011】請求項2に示す如く、断面形状がコの字状
であるサイドレールの上面及び下面に切り欠きを形成
し、サイドレールの側面にブラケットを接続すると、大
きなスペースを容易に形成してコストを確実に低減する
と共に、サイドレールの強度を十分且つ適切に確保する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0013】図1〜図3は本発明を実施する形態例を示
すもので、図4と同一の符号を付した部分は同一物を表
わしている。
【0014】フロントアンダーランプロテクタ6を設置
するサイドレール1は、車両の長手方向に沿って所定長
さで延在し且つ断面形状がコの字状で開放側が互いに向
い合う左右一対で形成されており、サイドレール1の先
端にはフロントクロスメンバ7を挟み込むよう配置して
いる。
【0015】サイドレール1の車両前方であってフロン
トクロスメンバ7の後側近傍位置には、大きなスペース
を形成するよう、サイドレール1の上面1a及び下面1
bに所定範囲で切り欠き8を形成している。
【0016】又、サイドレール1の車両前方には、サイ
ドレール1より下垂して形成されるフロントアンダーラ
ンプロテクタステー(ブラケット)9を設けており、フ
ロントアンダーランプロテクタステー9は、上部に、サ
イドレール1の切り欠き8を備えた部分の側面1cを覆
い得る所定形状の補強プレート面10を備え、補強プレ
ート面10をサイドレール1の側面1cに複数のボルト
11で締結することによりサイドレール1の切り欠き8
を補強している。
【0017】フロントアンダーランプロテクタステー9
の下部には、前方に接触面12を形成するアングル状の
取付ブラケット(ブラケット)13をボルト14により
締結しており、取付ブラケット13の接触面12には複
数の締結孔15を形成している。
【0018】一方、車両の前方側先端に配置されるフロ
ントアンダーランプロテクタビーム16は、車両側の面
に、ボルト17を突出させた接続部18(ブラケット)
をボルト締結し、フロントアンダーランプロテクタビー
ム16とサイドレール1は、接続部18のボルト17を
取付ブラケット13の締結孔15に挿入してナット(図
示せず)で締結することにより取付ブラケット13及び
フロントアンダーランプロテクタステー9を介して接続
されている。
【0019】以下、本発明を実施する形態例の作用を説
明する。
【0020】大型のラジエータ19を車両前方に配置す
る際には、サイドレール1の間において、切り欠き8に
より形成された大きなスペースに大型のラジエータ19
を配置する。
【0021】このように、大型の機器であるラジエータ
19を一対のサイドレール1の間に配置し得るよう、サ
イドレール1を切り欠いて大きなスペースを形成するの
で、大きなスペースを形成するための別部品を不要に
し、結果的に、部品点数を削減してコストを低減するこ
とができる。又、サイドレール1に、ブラケットのフロ
ントアンダーランプロテクタステー9を接続してサイド
レール1の切り欠き8の部分を補強するので、切り欠き
8がない状態と略同様にサイドレール1の強度を十分に
確保することができる。
【0022】断面形状がコの字状であるサイドレール1
の上面1a及び下面1bに切り欠き8を形成し、サイド
レール1の側面1cにブラケットのフロントアンダーラ
ンプロテクタステー9を接続すると、大きなスペースを
容易に形成してコストを確実に低減すると共に、サイド
レール1の強度を十分且つ適切に確保することができ
る。
【0023】なお、本発明のアンダーランプロテクタの
設置構造は、上述の形態例にのみ限定されるものではな
く、車両後方に設置されるものでもよいこと、サイドレ
ールの切り欠きに配置される大型の機器はラジエータに
限定されるものでないこと、切り欠きはどのような形状
でもよいこと、フロントアンダーランプロテクタステー
はサイドレールの切り欠き部分を補強するならば形状は
どのようなものでもよいこと、サイドレール及びフロン
トアンダーランプロテクタステーの接続は溶接等でもよ
いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明のアンダー
ランプロテクタの設置構造によれば、下記の如き、種々
の優れた効果を奏し得る。
【0025】I)本発明の請求項1によれば、大型の機
器を一対のサイドレールの間に配置し得るよう、サイド
レールを切り欠いて大きなスペースを形成するので、大
きなスペースを形成するための別部品を不要にし、結果
的に、部品点数を削減してコストを低減することができ
る。又、サイドレールにブラケットを接続してサイドレ
ールの切り欠きの部分を補強するので、サイドレールの
強度を十分に確保することができる。
【0026】II)請求項2に示す如く、断面形状がコ
の字状であるサイドレールの上面及び下面に切り欠きを
形成し、サイドレールの側面にブラケットを接続する
と、大きなスペースを容易に形成してコストを確実に低
減すると共に、サイドレールの強度を十分且つ適切に確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンダーランプロテクタの設置構造の
形態例を示す斜視図である。
【図2】ブラケットとフロントアンダーランプロテクタ
ビームを接続する直前状態を示す斜視図である。
【図3】ブラケットとフロントアンダーランプロテクタ
ビームを接続する直前状態を示す側面図である。
【図4】従来例のアンダーランプロテクタを示す概略図
である。
【符号の説明】
1 サイドレール 1a 上面 1b 下面 1c 側面 6 フロントアンダーランプロテクタ(アンダーラン
プロテクタ) 8 切り欠き 9 フロントアンダーランプロテクタステー(ブラケ
ット) 13 取付ブラケット(ブラケット) 16 フロントアンダーランプロテクタビーム(アン
ダーランプロテクタビーム) 18 接続部(ブラケット) 19 ラジエータ(大型の機器)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の長手方向に延在する一対のサイド
    レールにブラケットを介してアンダーランプロテクタビ
    ームを配置するアンダーランプロテクタの設置構造であ
    って、一対のサイドレールの間に大型の機器を配置し得
    るよう、サイドレールに切り欠きを形成すると共に、前
    記サイドレールの切り欠き部分を補強するようサイドレ
    ールにブラケットを接続したことを特徴とするアンダー
    ランプロテクタの設置構造。
  2. 【請求項2】 断面形状がコの字状であるサイドレール
    の上面及び下面に切り欠きを形成し、前記サイドレール
    の側面にブラケットを接続した請求項1記載のアンダー
    ランプロテクタの設置構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021115878A (ja) * 2020-01-22 2021-08-10 日野自動車株式会社 車両のフレーム構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021115878A (ja) * 2020-01-22 2021-08-10 日野自動車株式会社 車両のフレーム構造
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