JP2003325583A - 移動座椅子付き車椅子 - Google Patents

移動座椅子付き車椅子

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JP2003325583A
JP2003325583A JP2002142110A JP2002142110A JP2003325583A JP 2003325583 A JP2003325583 A JP 2003325583A JP 2002142110 A JP2002142110 A JP 2002142110A JP 2002142110 A JP2002142110 A JP 2002142110A JP 2003325583 A JP2003325583 A JP 2003325583A
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chair
wheelchair
casters
frame
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Takao Kihara
隆雄 木原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭い場所でも簡単に収納できしかも取り
扱いの簡単な座椅子付き車椅子に関する。 【解決手段】 座椅子付き車椅子(A)は、キャスター付
き座椅子(1)と、座椅子昇降装置(3)を装備した車椅子本
体(2)とで構成される。車椅子本体(2)は、左右一対のフ
レーム部(5)と、前記左右一対のフレーム部(5)を着脱可
能或いは折り畳み可能にて接続する接続フレーム(7)
と、座椅子昇降装置(3)をフレーム部(5)に固定するロッ
ク部(8)を含む。また、座椅子昇降装置(3)は、前記キャ
スター付き座椅子(1)が着脱自在に固定される座椅子固
定部(12)を含む。したがって、キャスター付き座椅子
(1)と車椅子本体(2)と座椅子本体昇降装置(3)とをそれ
ぞれ分割することができ、狭い場所でも簡単に収納する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下肢の不自由な者
が室内で簡単に移動するために使用する移動可能な座椅
子付き車椅子の更なる改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の車椅子の一例が、特開2000
−24042号公報に開示されている。この車椅子は、
車輪が装着された車椅子本体と、車椅子本体とは別体で
車椅子本体から離脱して自由に移動することができるキ
ャスター付き座椅子とで構成され、前記車椅子本体の背
面にはキャスター付き座椅子を昇降させる昇降装置が装
備されている。従って、室内においてはキャスター付き
座椅子を使用することで簡便に移動することができ、屋
外にあってはキャスター付き座椅子を車椅子本体に装着
することで通常の車椅子として使用することができ、加
えて車椅子本体に昇降装置が装備されているので、ベッ
ドや介護リフトその他の設備への移動が楽に行なえるよ
うになった。
【0003】しかしながら、前記昇降装置が車椅子本体
の背面に装着されているため、下肢の不自由な者自らが
操作することができず、専ら介助者の助けを借りなけれ
ばならないという不自由さがあった。また、このような
キャスター付き座椅子の装着が可能な車椅子の場合、折
り畳むことができず車椅子の置き場所に場所をとるとい
う問題があった。更に、キャスター付き座椅子の装着が
可能な車椅子の場合、キャスター付き座椅子は単に車椅
子本体に嵌め込まれているだけでしっかりと固定されて
いなかったため、昇降装置を作動させてキャスター付き
座椅子を持ち上げた場合、持ち上げた位置でキャスター
付き座椅子が不安定になり、使用者に不安感を与えると
いうような問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような昇
降装置の操作上での問題、収納場所の問題および使用上
の問題などを解決するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、(a) キャスター付き座椅子(1)と、座椅子昇降装置
(3)を装備した車椅子本体(2)とで構成された座椅子付き
車椅子(A)であって、(b) 車椅子本体(2)は、車輪(4)を
含む左右一対のフレーム部(5)と、左右一対のフレーム
部(5)を着脱可能或いは折り畳み可能にて接続してキャ
スター付き座椅子(1)用の収納空間(6)を形成する接続フ
レーム(7)及び座椅子昇降装置(3)をフレーム部(5)に固
定するロック部(8)とで構成されており、(c) 座椅子昇
降装置(3)は、前記ロック部(8)に固定されるブロック部
(9)を有する下端基台部(10)と、前記下端基台部(10)に
装着された昇降部(11)と、前記キャスター付き座椅子
(1)が着脱自在に固定され、かつ、前記昇降部(11)によ
って昇降される座椅子固定部(12)と、座椅子固定部(12)
に設けられ、座椅子固定部(12)上に載置されたキャスタ
ー付き座椅子(1)を固定する座椅子ロック機構(13)と、
昇降部(11)を昇降させる昇降機構部(14)とで構成されて
いる事を特徴とする。
【0006】これによれば、キャスター付き座椅子(1)
が座椅子昇降装置(3)の座椅子固定部(12)から離脱させ
ることができるので、車椅子使用者はキャスター付き座
椅子(1)に座ったままの状態で室内の任意の場所へ移動
することができる。加えて、車椅子本体(2)は左右一対
のフレーム部(5)と接続フレーム(7)に分解することがで
き、座椅子昇降装置(3)も取り外すことができるので、
不使用時にはコンパクトに収納することができ、大きな
収納スペースを必要としない。更に、キャスター付き座
椅子(1)は座椅子ロック機構(13)にて座椅子昇降装置(3)
の座椅子固定部(12)に固定されるようになっているの
で、座椅子昇降装置(3)を作動させて車椅子使用者ごと
キャスター付き座椅子(1)を持ち上げたとしても持ち上
げ位置でグラグラせず安定感がよく、車椅子使用者に不
安感を与えない。
【0007】「請求項2」は座椅子ロック機構(13)に関
し「座椅子ロック機構(13)は、座椅子固定部(12)に起倒
自在に取り付けられ、座椅子固定部(12)上に載置された
キャスター付き座椅子(1)の係合部(1b)に係合してキャ
スター付き座椅子(1)を座椅子固定部(12)上にロックす
るフック部材(13a)を備える」ことを特徴とするもの
で、フック部材(13a)をキャスター付き座椅子(1)の係合
部(1b)に係合することによってキャスター付き座椅子
(1)を確実に座椅子固定部(12)に固定することができ、
前述のように座椅子昇降装置(3)を作動させて車椅子使
用者ごとキャスター付き座椅子(1)を持ち上げたとして
も持ち上げ位置でグラグラせず安定感がよく、車椅子使
用者に不安感を与えない。
【0008】「請求項3」は昇降機構部(14)に関し「昇
降機構部(14)は、油圧シリンダ(16)と、前記油圧シリン
ダ(16)に対して圧油を供給する手動ポンプ(17)と、前記
手動ポンプ(17)を駆動する操作棒(18)とで構成されてい
る」ことを特徴とするもので、このように操作棒(18)を
設けてあるので、車椅子使用者が自ら操作棒(18)を操作
することで座椅子昇降装置(3)を昇降させることがで
き、介助者の手を煩わせることがない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示実施中に従っ
て詳述する。本発明に係る座椅子付き車椅子(A)は、キ
ャスター付き座椅子(1)と、座椅子昇降装置(3)を装備し
た車椅子本体(2)とで構成されている。前記車椅子本体
(2)は、車輪(4)を含む左右一対のフレーム部(5)と、左
右一対のフレーム部(5)を着脱可能或いは折り畳み可能
にて接続してキャスター付き座椅子(1)用の収納空間(6)
を形成する接続フレーム(7)及び座椅子昇降装置(3)をフ
レーム部(5)に固定するロック部(8)とで構成されてい
る。
【0010】フレーム部(5)は、パイプを溶接により枠
組みしたもので、前後一対の縦フレーム(21)(22)と、上
下一対の枠フレーム(23)(24)と、後方の縦フレーム(22)
に設けられている軸受(25)と、下方の枠フレーム(24)
(以下、下枠フレーム(24)という。)の前部に装着され
た前輪部(26)とで構成されている。前記前輪部(26)は、
下枠フレーム(24)に溶接されている支持筒体(26a)と、
回転軸を介してこの支持筒体(26a)に回転自在に取り付
けられている前輪(26b)とで構成されており、前記前輪
(26b)は支持筒体(26a)を中心に360°自在に回転する
ようになっている。
【0011】前記下枠フレーム(24)の後端垂直部(24a)
の上端部には、介助者操作用のハンドル(27)が設けられ
ており、前記ハンドル(27)に沿って前記車輪(4)のブレ
ーキを司るブレーキレバー(27a)が配置され、更に、下
枠フレーム(24)の後端垂直部(24a)には上下2段に接続
フレーム取付部(24b)が設けられている。一方、上枠フ
レーム(23)の前端下端部には足置き台取り付け棒(23a)
が前方に突設されており、この足置き台取り付け棒(23
a)に足置き台(28)が回動可能に取り付けられている。足
置き台(28)は不使用の時、図2に示すように上に跳ね上
げられており、使用時には図1のように水平に倒して用
いられる。(尚、後述する、リクライニング式座椅子(1)
には足置き台(28)が設置されているため、車椅子本体
(2)側の足置き台(28)は不要となる。)
【0012】車輪(4)は前記軸受(25)に回転自在に装着
されている。本実施例の車椅子(A)は使用者が自ら手で
車輪(4)を回して移動するタイプの手動式であるから、
車輪(4)の外側には車輪(4)よりひと回り小さい手動輪(2
9)が車輪(4)に装着されている。
【0013】接続フレーム(7)は、左右のフレーム部(5)
を前記接続フレーム取付部(24b)を介して連結するため
のもので、本実施例ではパイプで構成されている。接続
フレーム(7)と接続フレーム取付部(24b)とは脱着できれ
ばどのような構造のものでもよいが、ここでは接続フレ
ーム(7)の両端を接続フレーム取付部(24b)に挿入しネジ
(30)で固定されるようになっている。また、脱着出来る
代わりに折り畳むことができるようになっていてもよ
い。
【0014】ロック部(8)は、車椅子本体(2)に座椅子昇
降装置(3)を着脱可能に装着するための矩形状部材であ
り、前・後縦フレーム(21)(22)の下端に形成された略L
字形に屈曲されている屈曲部(21a)(22a)の先端に溶接さ
れる。なお、ロック部(8)は、図6〜図7に示すよう
に、その両サイドがテーパー状に形成されている。
【0015】座椅子昇降装置(3)は、図5に示すよう
に、前記ロック部(8)に固定されるブロック部(9)を有す
る下端基台部(10)と、前記下端基台部(10)に装着された
昇降部(11)と、前記キャスター付き座椅子(1)が着脱自
在に固定され、かつ、前記昇降部(11)によって昇降され
る座椅子固定部(12)と、座椅子固定部(12)に設けられ、
座椅子固定部(12)上に載置されたキャスター付き座椅子
(1)を固定する座椅子ロック機構(13)と、昇降部(11)を
昇降させる昇降機構部(14)とで構成されている。
【0016】下端基台部(10)は、L字形に形成された4
本の板状部材を長方形の枠形になるように配置し、各部
材が溶接などの手段により接続された矩形枠体であり、
両サイドにはブロック部(9)が前後左右4カ所に前記ロ
ック部(8)の位置に合わせて取り付けられている。ブロ
ック部(9)は、図6〜図7に示すように、下端基台部(1
0)の側面に取り付けられた側板(31)、側板(31)の両端に
取り付けられ、内側にガイド溝(33)が凹設されている一
対の固定側および移動側ガイドブロック(32a)(32b)、前
記ガイドブロック(32a)(32b)の上端に接して下端基台部
(10)の側面に取着され、ガイドブロック(32a)(32b)間の
ロック部挿入空間を閉塞する天板(34)、および移動側ガ
イドブロック(32b)の横に配設されているガイドロック
機構(35)から構成されている。固定側ガイドブロック(3
2a)はボルトで下端基台部(10)の側面に固定されてお
り、移動側ガイドブロック(32b)は取付ボルト(40)で適
宜の位置に固定出来るようになっている。
【0017】ガイドロック機構(35)は、下端基台部(10)
の側面に回動可能に取り付けられたロックレバー(36)
と、ロックレバー(36)に固着され、ロックレバー(36)の
回動と共に移動側ガイドブロック(32b)を内側締め付け
方向或いは逆に外側緩め方向に移動させる偏心カム(3
7)、およびロックレバー(36)に螺着され、アーム(38)を
有するロックナット(39)とで構成されている。
【0018】下端基台部(10)の上には昇降部(11)が配設
されている。昇降部(11)は、X字状に組まれ、その中央
に設けられた支点軸(48)にて回動可能に枢着された前記
左右一対の昇降アーム(43)(44)及び油圧シリンダ(16)と
で構成されている。前記昇降アーム(43)の下端部分と油
圧シリンダ(16)の下端部分とが下端基台部(10)に沿って
前後移動するローラ付き下移動軸(46)に枢着されてお
り、下端基台部(10)の後端には、他の昇降アーム(44)の
下端部分が回動可能に下後側支持軸(47)に枢着されてい
る。そして、昇降アーム(44)の上端部分が後述する座椅
子固定部(12)の天井面に沿って前後移動するローラ付き
上移動軸(49)(図8参照)に枢着されており、座椅子固
定部(12)の後端には、他の昇降アーム(43)の上端部分が
回動可能に上後側支持軸(50) (図8参照)に枢着され
ている。
【0019】油圧シリンダ(16)は、前述のようにその下
端部分がローラ付き下移動軸(46)に回動自在に取り付け
られており、油圧シリンダ(16)のピストンロッド(45)が
作動レバー(52)を介して支点軸(48)に回動自在に取り付
けられている。この油圧シリンダ(16)は、次に述べる昇
降機構部(14)により作動する。
【0020】昇降機構部(14)は、前述の油圧シリンダ(1
6)と、前記油圧シリンダ(16)に対して圧油を供給する手
動ポンプ(17)と、前記手動ポンプ(17)を駆動する操作棒
(18)と、圧油の給排を行うバルブ装置(19)と、圧油を収
納する圧油タンク(20)とで構成されている。操作棒(18)
は、座椅子昇降装置(3)の側面に配設されており、先端
の握り部(18a)が車椅子使用者の右手前方に位置するよ
うになっており、その後端部分が揺動軸(53)にて回動自
在に枢着されており、揺動軸(53)から後の部分が手動ポ
ンプ(17)に取り付けられていて操作棒(18)を揺動操作す
ることで手動ポンプ(17)を駆動させるようになってい
る。
【0021】手動ポンプ(17)には、バルブ装置(19)を介
して圧油タンク(20)が接続される。また、バルブ装置(1
9)には、切り替えバルブ(19a)およびゴムホース(19b)が
設けられており、切り替えバルブ(19a)には、ワイヤ(18
c)を介して操作棒(18)の解除レバー(18b)が接続され、
ゴムホース(19b)にはシリンダ(16)が接続される。解除
レバー(18b)によるバルブ操作で切り替えバルブ(19a)が
切り替わり、圧油を油圧シリンダ(16)側に供給をした
り、油圧シリンダ(16)内の圧油を圧油タンク(20)にリリ
ースするようになっている(図10参照)。
【0022】即ち、操作棒(18)の握り部(18a)を握り、
操作棒(18)を前後に揺動させると操作棒(18)の後端が手
動ポンプ(17)を作動させて圧油を油圧シリンダ(16)側に
供給し、ピストンロッド(45)を突き出させ、昇降アーム
(43)(44)を閉じて座椅子昇降装置(3)の座椅子固定部(1
2)を上昇させる。逆に、この状態で解除レバー(18b)を
操作するとバルブ装置(19)の切り替えバルブ(19a)が切
り替わり、油圧シリンダ(16)の圧油がバルブ装置(19)を
通って圧油タンク(20)にリリースされ、ピストンロッド
(45)が油圧シリンダ(16)内に没入し、昇降アーム(43)(4
4)を開かせて座椅子昇降装置(3)の座椅子固定部(12)を
下降させる。
【0023】座椅子固定部(12)は、前記昇降アーム(43)
(44)上に前述のように取り付けられており、昇降アーム
(43)(44)の作動により昇降するようになっている。この
座椅子固定部(12)の前端は座椅子当接部(55)となってお
り、座椅子固定部(12)に載置されたキャスター付き座椅
子(1)の前脚部分(1a)が当接するようになっている。
【0024】座椅子固定部(12)の後部には、座椅子ロッ
ク機構(13)が装備されている。座椅子ロック機構(13)
は、座椅子固定部(12)にフック支持軸(13b)にて起倒自
在に装着され、座椅子固定部(12)上に載置されたキャス
ター付き座椅子(1)の係合部(1b)に係合してキャスター
付き座椅子(1)を座椅子固定部(12)上にロックするフッ
ク部材(13a)、フック部材(13a)を座椅子固定部(12)に固
定・解除するフックロック機構((56)とで構成されてい
る。フック部材(13a)は、図8からわかるように略L形
で、フック爪(13c)がその先端部分に形成されており、
後端部分には前記フックロック機構((56)のフックロッ
クピン(57)が挿脱するフックロック孔(13d)が穿設され
ている。また、座椅子固定部(12)の後端には、複数(こ
の実施例では2個)の係止レバー(41)が回転軸(41a)に
て回動自在に設けられており、係止レバー(41)の先端部
分を後方に移動させることで、接続フレーム(7)に係止
できるようになっている。
【0025】フックロックピン(57)は、図9に示すよう
に、座椅子固定部(12)の後部側面にスライド可能に配設
されており、ロックバネ(58)にて常時フック部材(13a)
側に「すなわち外方に」押圧付勢されている。一方、左
右のフックロックピン(57)の内側端部はピン作動紐(59)
にて連結されており、前記昇降アーム(43)(44)を横切る
ように配置されている。これにより、図1のように昇降
アーム(43)(44)が折り畳まれ、座椅子固定部(12)が低い
位置に位置する場合、ピン作動紐(59)が図9の二点鎖線
で示したように昇降アーム(43)に押し上げられ、フック
ロックピン(57)が前記ロックバネ(58)に抗して内側に引
き出されてフックロック孔(13d)から抜け去った状態と
なって、フック部材(13a)が回動自在なフリー状態とさ
れる。
【0026】逆に、図5のように昇降アーム(43)(44)が
伸長して座椅子固定部(12)が高い位置に位置する場合に
は、ピン作動紐(59)が図9の実線で示したように昇降ア
ーム(43)から離間し、フックロックピン(57)が前記ロッ
クバネ(58)の作用にて外方向に突き出され、フックロッ
ク孔(13d)に嵌まり込んでフック部材(13a)が固定状態と
される。このとき、キャスター付き座椅子(1)の係合部
(1b)にフック部材(13a)が係合しておればこれを係合固
定することになる。
【0027】キャスター付き座椅子(1)は、図11、12に
示すものと、図13、14に示すリクライニング付のものの
2種類がある。まず、前者(図11、12)について説明す
る。キャスター付き座椅子(1)は大別して座部(1A)と背
もたれ部(1B)及びキャスター部(67)(68)とで構成されて
おり、更に詳述すれば、車椅子本体(2)と同様パイプ構
造で、左右一対の座部本体フレーム(60)と、座部本体フ
レーム(60)に取り付けられた座部構成フレーム(61)と、
左右の座部構成フレーム(61)に張られた座部カンバス(6
2)と、座部本体フレーム(60)間に掛け渡され、座部本体
フレーム(60)を接続する前・後架設パイプ(63a)(63b)
と、座部本体フレーム(60)の後部に取り付けられた背も
たれ固定用ヒンジ(51)と、背もたれ固定用ヒンジ(51)に
その下端が揺動可能に枢着された背もたれフレーム(64)
と、背もたれフレーム(64)に張られた背もたれカンバス
(65)と、背もたれフレーム(64)の基部に設けられたクッ
ション装置(66)と、座部本体フレーム(60)の前脚部分(1
a)に回転可能に取り付けられた前部キャスター部(67)及
び座部本体フレーム(60)の後部に取り付けられた後部キ
ャスター部(68)とで構成されている。なお、本実施例に
おいては、後架設パイプ(63b)が係合部(1b)として機能
する。
【0028】後部キャスター部(68)は、キャスター軸(6
9)を介して座部本体フレーム(60)に装着され、水平方向
から垂下方向の間で揺動する略L字形の後部キャスター
脚(70)と、後部キャスター脚(70)に対して360°回転
する後部キャスター輪(71)とで構成されている。(72)は
座部本体フレーム(60)に装着されている後部キャチャー
で、後部キャスター部(68)を水平に持ち上げたところで
後部キャスター部(68)のパイプ部分を両側から弾発力に
て挟み込んで脱着可能にて水平にホールドする働きをす
る。
【0029】(73)は後輪ホルダーで、水平に持ち上げら
れた後部キャスター脚(70)の上部と当接してキャスター
付き座椅子(1)に人が乗り、後部キャスター部(68)に負
荷がかかった時にその負荷を担持し、後部キャスター部
(68)の水平状態を維持するためのものである。
【0030】クッション装置(66)は、背もたれフレーム
(64)の基部に取り付けられ、後方に向けて突出している
もので、図12の拡大図からわかるように、ケーシング
(78)内部にクッションバネ(74)が配設されており、前記
クッションバネ(74)に係合してクッションバネ(74)の弾
発力を利用するバネガイド(75)が座部本体フレーム(60)
に立設されたストッパ(76)のリブ(77)に当接して背もた
れフレーム(64)を弾性的に支持している。なお、バネガ
イド(75)と背もたれフレーム(64)との取り付け位置を調
整することにより、背もたれフレーム(64)の倒れ角度を
好みに合わせて調整することができるようになってい
る。
【0031】ストッパ(76)は左右一対で、座部本体フレ
ーム(60)の後端にそれぞれ回転して立設或いは垂設位置
に固定されるようになっている。前記リブ(77)は、スト
ッパ(76)の基部に溶接固定され、前記バネガイド(75)に
当接するようになっている。
【0032】図13〜図14はリクライニングタイプの
キャスター付き座椅子(1)を示したものであり、基本的
には図11、12に示す第1実施例と同じであるので、
同一個所には同一番号を付与して説明を省略し、異なる
部位を中心に説明する。第2実施例のリクライニングタ
イプのキャスター付き座椅子(1)の座部(1A)を構成する
座部本体フレーム(60)は、固定側フレーム(60a)と移動
側フレーム(60b)とに分かれており、移動側フレーム(60
b)の後端が背もたれフレーム(64)の下端に回動軸(60c)
にて回動自在に接続されている。背もたれフレーム(64)
においては、座部構成フレーム(61)に取り付けられてい
る背もたれ支持軸(87)が回転中心となる。
【0033】一方、移動側本体フレーム(60b)の先端に
は、略L字形の支えアーム(88)がフット側ヒンジ(89)を
介して回転可能に装着されている。更に前記フット側ヒ
ンジ(89)を介して固定側本体フレーム(60a)の先端に中
間部材(90)が装着されている。そして、フットレストヒ
ンジ(91)を介して前述の支えアーム(88)の先端、中間部
材(90)の先端及び足置き台(28)の基部がそれぞれ回転可
能に取り付けられている。
【0034】次に、本発明の作用について説明する。車
椅子本体(2)は前述のように左右一対のフレーム部(5)、
前記フレーム部(5)を接続する接続フレーム(7)および座
椅子昇降装置(3)から構成されている。左右一対のフレ
ーム部(5)は接続フレーム(7)にて前述のように接続さ
れ、且つ座椅子昇降装置(3)はロック部(8)をブロック部
(9)に装着することでフレーム部(5)に取り付けられてい
る。
【0035】ロック部(8)のブロック部(9)への装着につ
いて説明する。図5〜図7に示すように、座椅子昇降装
置(3)をフレーム部(5)間に挿入し、フレーム部(5)のロ
ック部(8)をブロック部(9)のガイド溝(33)に挿入する。
このときロックレバー(36)は倒されており、偏心カム(3
7)は移動側ガイドブロック(32b)から離間して且つ取付
ボルト(40)が緩められて移動側ガイドブロック(32b)が
ある程度ルーズに動くようになっている。ロック部(8)
がブロック部(9)のガイド溝(33)に挿入されると、ロッ
クレバー(36)を回動させて偏心カム(37)を移動側ガイド
ブロック(32b)に押圧し、ロック部(8)を固定側・移動側
ガイドブロック(32a)(32b)にて両側から締め付ける。こ
の状態でアーム(38)を回動させてロックナット(39)を締
め込み、ロックレバー(36)を固定し、フレーム部(5)の
ロック部(8)にブロック部(9)を一体化させる。これを前
後左右4カ所行い、座椅子昇降装置(3)をフレーム部(5)
に装着する。座椅子昇降装置(3)を外す場合は前述の逆
の操作を行なえばよい。
【0036】座椅子付き車椅子(A)は、前述のようにキ
ャスター付き座椅子(1)と車椅子本体(2)とに分離するこ
とができるものであり、室内で用いる場合は、一般的に
車椅子本体(2)からキャスター付き座椅子(1)を分離して
図11、図12の状態でキャスター付き座椅子(1)を使用す
ることになる。屋外で使用する場合は、キャスター付き
座椅子(1)を車椅子本体(2)に嵌め込んで通常の車椅子
(A)として使用するものである。キャスター付き座椅子
(1)の前部キャスター部(67)の前部車輪(67a)は360度
回転するので、キャスター付き座椅子(1)に座っている
人はどの方向にも自由に移動することができる。
【0037】次に、このキャスター付き座椅子(1)を車
椅子本体(2)に装着する場合について説明する。まず、
キャスター付き座椅子(1)を車椅子本体(2)の前方に移動
させ、車椅子本体(2)の収納空間(6)方向にキャスター付
き座椅子(1)を後退させる。この時、座椅子昇降装置(3)
の昇降アーム(43)(44)はあらかじめ折り畳まれて座椅子
固定部(12)が低位置に位置するようにセットされてい
る。この状態でキャスター付き座椅子(1)を後退させる
と、座椅子固定部(12)が丁度座部(1A)の下に来て、前脚
部分(1a)がこの座椅子固定部(12)の前端の座椅子当接部
(55)に当接する。
【0038】この状態で車椅子使用者がキャスター付き
座椅子(1)に座り、操作棒(18)の握り部(18a)を握り、操
作棒(18)を前後に動かすと、前述のように昇降機構部(1
4)の手動ポンプ(17)が作動してバルブ装置(19)を介して
圧油を油圧シリンダ(16)に供給される。これにより油圧
シリンダ(16)のピストンロッド(45)が漸伸し、支点軸(4
8)を上方へ押し上げる。これによりローラ付き上・下移
動軸(46)(49)が後退して昇降アーム(43)(44)は次第に閉
じ、キャスター付き座椅子(1)に座っている車椅子使用
者ごと座椅子固定部(12)を持ち上げる。この時点ではフ
ック部材(13a)は回動自在なフリー状態で、キャスター
付き座椅子(1)の係合部(1b)がフック部材(13a)のフック
爪(13c)に簡単に係合するようになっている。
【0039】座椅子固定部(12)が持ち挙げられ、図9に
示すように昇降アーム(43)がピン作動紐(59)から離間す
ると、2点鎖線で示したように低い位置に位置していた
昇降アーム(44)に当接して曲げられていたピン作動紐(5
9)が、実線で示したようにロックバネ(58)の弾発力によ
ってピンと張られ、これによりフックロックピン(57)が
フックロック孔(13d)に差し込まれ、キャスター付き座
椅子(1)の係合部(1b)がフック部材(13a)のフック爪(13
c)に係合された状態でフック部材(13a)が座椅子固定部
(12)に固定される。これにより、キャスター付き座椅子
(1)は上昇位置で座椅子固定部(12)に固定される。車椅
子使用者はこの状態で手動輪(29)を操作して、車椅子
(A)を自在に移動させることになる。
【0040】また、車椅子使用者が車椅子(A)を止めた
い場合には、フレーム部(5)の側面に設置されているリ
ンク機構を利用したブレーキ装置(80)のブレーキレバー
(81)を操作することでブレーキシュー(82)を車輪(4)に
押圧させて停止させることができる。介助者がハンドル
(27)を持って車椅子(A)を移動させることも可能である
が、ハンドル(27)に併設されているブレーキレバー(27
a)を介助者が操作することで車椅子(A)を停止させるこ
とができる。
【0041】車椅子使用者が車椅子本体(2)からキャス
ター付き座椅子(1)を離脱させたい場合には、車椅子使
用者が操作棒(18)に併設されている解除レバー(18b)を
操作することで簡単にキャスター付き座椅子(1)を離脱
させることができる。即ち、解除レバー(18b)を操作す
ると、バルブ装置(19)の作用で油圧シリンダ(16)から圧
油が抜けて圧油タンク(20)に流れ込み、昇降アーム(43)
(44)が折り畳まれ、車椅子使用者を乗せた状態でキャス
ター付き座椅子(1)と共に座椅子固定部(12)が下の位置
に下がってくる。昇降アーム(44)の折り畳みと共に図9
の二点鎖線で示すように、ピン作動紐(59)が押し撓まさ
れ、ロックバネ(58)に抗してフックロックピン(57)がフ
ックロック孔(13d)から抜去され、フック部材(13a)のロ
ックが解除されてフリーとなり、キャスター付き座椅子
(1)の後部架設フレーム(63)がフック部材(13a)から解除
される。この状態でキャスター付き座椅子(1)に乗って
いる車椅子使用者がキャスター付き座椅子(1)を移動さ
せればキャスター付き座椅子(1)を車椅子本体(2)から離
脱させることができる。
【0042】次に、リクライニングタイプのキャスター
付き座椅子(1)をリクライニングさせる方法について説
明する。図13に示すように、背もたれ部(1B)を起こし
た状態では、第1実施例と同様であるが、図14のよう
に背もたれ部(1B)を倒した場合は、移動側本体フレーム
(60b)が背もたれ支持軸(87)を中心として前方にせり出
し、これと共にフット側ヒンジ(89)が固定側本体フレー
ム(60a)先端の固定ヒンジ軸(92)を中心に回転して支え
アーム(88)の先端を持ち上げるようにフット側ヒンジ(8
9)が回転し、この動作に合わせてフットレストヒンジ(9
1)が回転して足置き台(28)と中間部材(90)及び固定側本
体フレーム(60a)が略平板状になるように移動する。
【0043】図15は本発明にかかる車椅子(A)から車
椅子使用者を乗せた状態でキャスター付き座椅子(1)を
移動台(84)に移載する場合である。この場合は、移動台
(84)の高さ以上に座椅子固定部(12)を上げ、その下に移
動台(84)を滑り込ませる。座椅子固定部(12)の幅はキャ
スター付き座椅子(1)の座部(1A)の幅より狭いので、座
椅子固定部(12)からはみ出している座部(1A)が移動台(8
4)に乗るようにする。続いて、介助者がピン作動紐(59)
を引いて前述のようにフック部材(13a)のロックを解除
する。この状態で解除レバー(18b)を操作してキャスタ
ー付き座椅子(1)と共に座椅子固定部(12)を下げ、キャ
スター付き座椅子(1)が移動台(84)に乗るようにする。
キャスター付き座椅子(1)が移動台(84)に乗ったところ
で移動台(84)を引き出し、必要であれば、図16に示す
ように、ストッパ(76)を回転させて下向きに固定し、背
もたれフレーム(64)を倒して移動台(84)の背もたれ支持
脚(86)に載置する。
【0044】図17はキャスター付き座椅子(1)を車椅
子使用者ごと救急車(85)内に移載する場合である。この
場合もフック部材(13a)によってロックされている状態
であるから、図15と同様、介助者がフック部材(13a)
のロック解除を行う。これによりキャスター付き座椅子
(1)を車椅子使用者ごと救急車(85)に移載することがで
きる。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、キャスター付き座椅
子が座椅子昇降装置の座椅子固定部から離脱させること
ができるので、車椅子使用者はキャスター付き座椅子に
座ったままの状態で室内の任意の場所へ移動することが
できる。更に車椅子本体は左右一対のフレーム部と接続
フレームに分解することができ、しかも座椅子昇降装置
も取り外すことができるので、不使用時にはコンパクト
に収納することができ、大きな収納スペースを必要とし
ない。更に、キャスター付き座椅子は座椅子ロック機構
にて座椅子昇降装置の座椅子固定部に固定されるように
なっているので、座椅子昇降装置を作動させて車椅子使
用者ごとキャスター付き座椅子を持ち上げたとしても持
ち上げ位置でグラグラせず安定感がよく、車椅子使用者
に不安感を与えない。更に、車椅子使用者が自ら操作棒
を操作することで座椅子昇降装置を昇降させることがで
き、介助者の手を煩わせることがないといった利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車椅子の実施例を示す斜視図
【図2】 図1の車椅子の側面図
【図3】 図1の車椅子の正面図
【図4】 本発明に係る車椅子の車椅子本体の斜視図
【図5】 本発明に係る座椅子昇降装置を示す斜視図
【図6】 車椅子本体と座椅子昇降装置との結合部分の
半断面図
【図7】 図7の正面図
【図8】 図5の座椅子昇降装置の側面図
【図9】 本発明に係るキャスター付き座椅子のロック
機構の拡大断面図
【図10】本発明に係る昇降機構部の正面図
【図11】本発明に係るキャスター付き座椅子の第1実
施例の斜視図
【図12】図11の側面図
【図13】本発明に係るキャスター付き座椅子の第2実
施例の側面図
【図14】図13のキャスター付き座椅子をリクライニ
ング状態にした時の側面図
【図15】本発明に係るキャスター付き座椅子を移動台
に移載したときの側面図
【図16】本発明に係るキャスター付き座椅子を移動台
に移載したときの別の使用状態を示す側面図
【図17】本発明に係るキャスター付き座椅子を救急車
に移載したときの側面図
【符号の説明】
(A) 座椅子付き車椅子 (1)キャスター付き座椅子 (2)車椅子本体 (3)座椅子昇降装置 (4)車輪 (5)フレーム部 (6)収納空間 (7)接続フレーム (8)ロック部 (9)ブロック部 (10)下端基台部 (11)昇降部 (12)座椅子固定部 (13)座椅子ロック機構 (14)昇降機構部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) キャスター付き座椅子(1)と、座椅子
    昇降装置(3)を装備した車椅子本体(2)とで構成された座
    椅子付き車椅子(A)であって、(b) 車椅子本体(2)は、
    車輪(4)を含む左右一対のフレーム部(5)と、左右一対の
    フレーム部(5)を着脱可能或いは折り畳み可能にて接続
    してキャスター付き座椅子(1)用の収納空間(6)を形成す
    る接続フレーム(7)及び座椅子昇降装置(3)をフレーム部
    (5)に固定するロック部(8)とで構成されており、(c)
    座椅子昇降装置(3)は、前記ロック部(8)に固定されるブ
    ロック部(9)を有する下端基台部(10)と、前記下端基台
    部(10)に装着された昇降部(11)と、前記キャスター付き
    座椅子(1)が着脱自在に固定され、かつ、前記昇降部(1
    1)によって昇降される座椅子固定部(12)と、座椅子固定
    部(12)に設けられ、座椅子固定部(12)上に載置されたキ
    ャスター付き座椅子(1)を固定する座椅子ロック機構(1
    3)と、昇降部(11)を昇降させる昇降機構部(14)とで構成
    されている事を特徴とする座椅子付き車椅子(A)。
  2. 【請求項2】 座椅子ロック機構(13)は、座椅子固定
    部(12)に起倒自在に取り付けられ、座椅子固定部(12)上
    に載置されたキャスター付き座椅子(1)の係合部(1b)に
    係合してキャスター付き座椅子(1)を座椅子固定部(12)
    上にロックするフック部材(13a)を備えることを特徴と
    する請求項1に記載の座椅子付き車椅子(A)。
  3. 【請求項3】 前記昇降機構部(14)は、油圧シリンダ
    (16)と、前記油圧シリンダ(16)に対して圧油を供給する
    手動ポンプ(17)と、前記手動ポンプ(17)を駆動する操作
    棒(18)とで構成されていることを特徴とする請求項1又
    は2のいずれかに記載の座椅子付き車椅子(A)。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100978386B1 (ko) * 2008-02-28 2010-08-26 배화여자대학 산학협력단 장애 유아용 휠체어
JP2013031592A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Kindware Holdings:Kk 車椅子およびその製造方法
KR101241663B1 (ko) * 2011-04-14 2013-03-11 청주대학교 산학협력단 휠체어
KR20200039158A (ko) * 2018-10-05 2020-04-16 동의대학교 산학협력단 실내외 겸용 휠체어

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