JP6202769B1 - 折りたたみ式介護用車いす - Google Patents

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【課題】安定性、安全性に富む折りたたみ式介護用車いすを提供する。【解決手段】ハンドルパイプ1、シート部材5、フロントパイプ3、リヤーパイプ2、ステップパイプ4を主たる構成部材とし、これらの部材と複数の連結部材を使用して、本体が前後方向及び上下方向に同時に折りたたまれる構造となした折りたたみ式介護用車いすであって、ハンドルパイプに一端がパイプジョイント方式により上下方向に回動自在にかつ着脱可能に取着され、シート部材に下端が回動可能に取着されかつ内蔵されたバネにより常時上方向に付勢されて一定ストローク上下動可能な二重管構造の繰出し式支持パイプを介して支持され、いす本体と連動して折りたたまれるごとく設けた、先端部が略直角に屈曲した左右一対のL字形パイプからなる跳ね上げ式ひじ掛け8を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、主に介護を必要とする高齢者や身体の不自由な方に好適な介護用車いすに係り、車いすとしての機能に加え、浴室用いすとしての機能も備えた折りたたみ式の介護用車いすに関する。
この種の従来の折りたたみ式介護用車いすとしては、例えば本願出願人が先に提案した折りたたみ式介護用車いすが知られている(特許文献1参照)。この折りたたみ式介護用車いすは、介護を必要とする高齢者や身体の不自由な方に好適であるのみならず、浴室用いす及び簡易便器としての機能も備え、さらに狭く限られたスペースの浴室や脱衣場での使用や、収納、保管、携帯、持ち運びにも便利な折りたたみ式の介護用車いすであり、その構造は、左右一対のフロント・ハンドルパイプとリヤーパイプが上下方向に回動自在に枢着され、かつ便座付き座板が折りたたみ可能に取付けられ、フロント・ハンドルパイプの下部には着脱式のステップが前後左右に回動可能に取付けられ、さらにステップパイプの先端には、キャスターと車輪を別々にロック、解除できるキャスター回転ロック機構及び車輪回転ロック機構の二つの機構を備えたキャスターが取付けられ、前記座板の両サイドに跳ね上げ式肘掛けを有し、前記フロント・ハンドルパイプとリヤーパイプのクロス部を支点に前記フロント・ハンドルパイプとリヤーパイプ間に設けたリンク機構と便座付き座板の前記座面支持アームの作用によりいす本体が前後方向に折りたたまれる構造となしたものである。
しかしながら、上記構成の折りたたみ式介護用車いすを含むこの種の介護用車いすの場合、以下に記載する課題があった。
座面の両サイドに設けられる跳ね上げ式肘掛けは、通常、一端がフロント・ハンドルパイプに上下方向に回動可能に枢着され、他端が座板に着脱可能となす着脱式パイプからなり、その肘掛け自体も直線的な部材で構成されたものが一般的である。しかし、このような直線的な部材で構成された跳ね上げ式肘掛けの場合、特に介護を必要とする高齢者や足腰の弱い人、身体の不自由な方の使用時においては、座面に座った体の左右は両サイドの肘掛けで支えられるため座面の横方向への体の倒れは防止できても、体の正面側はいわゆる柵のない状態にあるため、座面に座ったときに体が前屈みになったり、前方に倒れてしまう危険性があり使用中における安定性、安全性が十分とは言えないという課題を有していた。
特許第3840466号公報
本発明は、上記した従来の折りたたみ式介護用車いすの課題に鑑みてなされたもので、特に介護を必要とする高齢者や足腰の弱い人、身体の不自由な方でも車いす使用中における座面の横方向への体の倒れを防止できるのみならず、車いす前方方向への前屈みや傾倒を防止することができる極めて安定性、安全性に富む折りたたみ式介護用車いすを提供しようとするものである。
本発明に係る折りたたみ式介護用車いすは、浴室用いすとしての機能を兼ね備えた車いすであり、基本的にはハンドルパイプ、シート部材、フロントパイプ、リヤーパイプ、ステップパイプを主たる構成部材とし、これらの部材と複数の連結部材を使用して、本体が前後方向及び上下方向に同時に折りたたまれる構造となしたもので、その要旨は、所定の間隔を隔てて相平行する一対のハンドルパイプに座面を形成するための一対のシート部材が上下方向に回動可能に枢着され、該シート部材の下方において、シート部材にリヤーパイプの上端が前後方向に回動可能に枢着され、さらにリヤーパイプの上部に略L字形のフロントパイプの上端が上下方向に回動可能に枢着され、ステップパイプ間において当該ステップパイプに凹形連結部材の左右両端部が上下方向に回動可能に枢着されて連結され、かつ前記凹形連結部材、フロントパイプ及びハンドルパイプ間に前後方向に配置されて前端部を凹形連結部材及びフロントパイプに、後端部をハンドルパイプに、それぞれ回動可能に枢着された左右一対の長尺の連結部材を介してハンドルパイプとステップパイプが前後方向に開閉可能となすとともに、左右のリヤーパイプ間に横設した連結棒と前記凹形連結部材間には凹形連結部材を略水平に保持するための引張バネが掛けられ、本体のハンドルパイプとシート部材を把持し、シート部材を上方向に回動させることにより、ハンドルパイプ、フロントパイプ及び凹形連結部材とを前後方向につなぐ前記長尺の連結部材の作用により当該本体が同時に前後方向及び上下方向に折りたたまれる構造となし、左右のハンドルパイプ部に本体開脚状態自動ロック機構を備えた折りたたみ式介護用車いすであって、ハンドルパイプに一端がパイプジョイント方式により上下方向に回動自在にかつ着脱可能に取着され、シート部材に下端が回動可能に取着されかつ内蔵されたバネにより常時上方向に付勢されて一定ストローク上下動可能な二重管構造の繰出し式支持パイプを介して支持され、いす本体と連動して折りたたまれるごとく設けた、先端部が略直角に屈曲した左右一対のL字形パイプからなる跳ね上げ式ひじ掛けを備えたことを特徴とするものである。
又、前記本体開脚状態自動ロック機構としては、シート部材のハンドルパイプ付け根部下面に形成した段付き部と、上面に前記段付き部に下から係合可能な突起部を有し、前記ハンドルパイプに内蔵されたバネにより常時上方向に付勢されて一定ストローク上下動するごとく当該ハンドルパイプに外嵌された筒形レバーと、該筒形レバーの側面に回動可能に枢着され、かつ該筒形レバーとの間に掛けたバネにより常に一定方向に回動力を付勢され、その先端部が前記シート部材付け根部下面に摺接する回転アームとから構成され、本体開脚時には前記段付き部に前記突起部が自動的に係合して本体開脚状態がロックされ、前記筒形レバーハンドルパイプに内蔵されたバネに抗して下げると、前記段付き部と突起部が分離されてロックが解除されると同時に前記回転アームが前記筒形レバーとの間に掛けたバネにより回動して当該ロック開放状態が保持される仕組みとなしたものを用いることができる。
本発明は上記のごとく構成してなるから、車いすとしての機能に加え、折畳み式であるため狭く限られたスペースの浴室や脱衣場での使用や、収納、保管、携帯、持ち運びにも便利であるのみならず、特に左右一対の跳ね上げ式ひじ掛けをL字形パイプで構成して当該ひじ掛けに体を支えるためのガード機能を持たせたことにより、特に介護を必要とする高齢者や足腰の弱い人、身体の不自由な方でも車いす使用中における車いす前方方向への前屈みや傾倒を防止することが可能となり、介護用車いす使用時の安定性及び安全性がより高められるという優れた効果を奏する。
本発明に係る折りたたみ式介護用車いすの一実施例を示す斜視図である。 同上折りたたみ式介護用車いすの側面図である。 同上折りたたみ式介護用車いすの跳ね上げ式ひじ掛けの取付け部を一部破断して示す拡大側面図である。 同上折りたたみ式介護用車いすの跳ね上げ式ひじ掛けの支持部を一部破断して示す拡大側面図である。 同上折りたたみ式介護用車いすの跳ね上げ式肘掛けの一方を跳ね上げた状態を示す側面図である。 同上折りたたみ式介護用車いすの本体開脚状態自動ロック機構を示す説明図で、(a)はロック状態を示す側面図、(b)はロック開放状態を示す側面図である。 同上折りたたみ式介護用車いすを折りたたんだ状態を示す側面図である。
図1〜図7において、1はハンドルパイプ、2はリヤーパイプ、3はフロントパイプ、4はステップパイプ、5はシート部材、6は凹形連結部材、7は長尺の連結部材、8は跳ね上げ式ひじ掛け、9は跳ね上げ式ひじ掛け取付け部、10は回動連結部材、11はいす本体開脚状態自動ロック機構、12は前輪キャスター、12−1は前輪、13は後輪車軸、13−1は後輪、14は引張バネ、15はスペーサバーである。
即ち、本発明に係る折りたたみ式介護用車いすの基本的な構成としては、所定の間隔を隔てて相平行する左右一対のハンドルパイプ1、該ハンドルパイプ1にブラケットB1を介して枢軸S1にて上下方向に回動可能に取着された左右一対のシート部材5、ハンドルパイプ1とシート部材5との間に配設され、ハンドルパイプ1側の端部は当該ハンドルパイプの下部に枢軸S2にて上下方向に回動可能に取着された回動連結部材10に、当該回動連結部材10間に横設した後輪車軸13を介して固着され、シート部材5側の端部は当該シート部材にブラケットB2を介して枢軸S3にて上下方向に回動可能に取着された左右一対のリヤーパイプ2、該リヤーパイプ2に一端をブラケットB3を介して枢軸S4にて上下方向に回動可能に取着された左右一対の略L字形のフロントパイプ3、先端部をシート部材5の先端部にブラケットB4を介して枢軸S5にて前後方向に回動可能に取着されたステップパイプ4、さらに左右のステップパイプ4に枢軸S6にて取着されたブラケットB5に両端部を枢軸S7にて上下方向に回動可能に取着されて当該ステップパイプ4を支持する凹形連結部材6とからいす本体の骨格が形成されている。15は左右のフロントパイプ3間に横設したスペーサバーである。
前記ハンドルパイプ1、フロントパイプ3及び凹形連結部材6間には、当該いす本体を前後方向に折りたたむ際にその動きに連動してフロントパイプ3及びステップパイプ4をハンドルパイプ1側に引き寄せ、かついす本体を開脚する際にその動きに連動してフロントパイプ3及びステップパイプ4を前方へ押し出すための作用を行わせる左右一対の長尺の連結部材7が設けられている。この連結部材7の後端はハンドルパイプ1の下部に回動連結部材10と同じ枢軸S2にて上下方向に回動可能に取着され、前端側はフロントパイプ3と凹形連結部材6に枢軸S8、S9にて取着されている。又、前記凹形連結部材6と左右のリヤーパイプ2間に横設した連結棒2−1間には、凹形連結部材6を略水平に保持するための引張バネ14が掛けられている。
次に、跳ね上げ式ひじ掛け8及びその取付け構造を図3、図4に基づいて説明する。跳ね上げ式ひじ掛け8は、使用者の体を支えるためのガード機能を持たせるため、先端部を略直角に屈曲して形成した左右一対のL字形パイプで構成したもので、その跳ね上げ式ひじ掛け8は、一本のパイプの直線部8−1と、該直線部8−1の先端部を略直角に屈曲して形成した屈曲部8−2とからなり、その付け根部には当該パイプ内部に装着した板バネ8−3にて出没自在に設けた着脱用ピン8−4が取付けられている。一方、ハンドルパイプ1側には、前記直線部8−1の後端部を取着するためのパイプジョイント8−5が、当該パイプジョイントと一体に設けられたブラケットB6を介して枢軸S10にて上下方向に回動可能に取着されている。このパイプジョイント8−5には、前記板バネ8−3にて出没自在に設けられた着脱用ピン8−4が嵌合する所望長さの円弧状溝8−7が形成され、前記着脱用ピン8−4を当該パイプ内に没して当該パイプ後端部をパイプジョイント8−5に差し込んでハンドルパイプ1側にスライドさせると、着脱用ピン8−4が前記円弧状溝8−7に位置したところで前記板バネ8−3により円弧状溝8−7内に突出してジョイントされ、この状態で該ひじ掛け8を前記円弧状溝8−7で規定されるストローク回動させることにより屈曲部8−2を水平及び下向きにできる仕組みとなっている。
又、この跳ね上げ式ひじ掛け8の支持手段としては、該L字形パイプのハンドルパイプ1側付け根部の前記パイプジョイント8−5の着脱用ピン8−4手前側に取着したブラケットB7に上端が枢軸S11にて上下方向に回動可能に取着され、下端がシート部材5の側面のハンドルパイプ1側端部に枢軸S12にて回動可能に取着された接合突起8−9に固着された繰出し式支持パイプ8−8にて支持されるように取付けられている。前記繰出し式支持パイプ8−8は内管8−8aと外管8−8bとからなる二重管で構成され、かつ内管8−8aは外管8−8b内に装着した圧縮コイルバネ8−8cにより常時上方向に付勢されて一定ストローク上下動可能に取付けられ、さらに内管8−8a内に装着した板バネ8−8dに取着されて外管8−8bに穿設された貫通孔より出没可能となすストッパーピン8−8eを、外管8−8bに外嵌して設けたピン押さえ8−8fにて内方に押すと内管8−8aが圧縮コイルバネ8−8cにより繰り出す仕組みとなしている。
又、いす本体開脚状態自動ロック機構11は、図6に示すごとく、シート部材5のハンドルパイプ1付け根部のブラケットB1に下面に形成した段付き部B1−1と、上面に前記段付き部B1−1に下から係合可能な突起部11−2を有し、前記ハンドルパイプ1に縦方向に穿設された長孔11−4に緩貫通した設けた軸ピン11−3に取付けられ、同ハンドルパイプ1内に設けたバネ座11−5a、11−5b間に嵌装した圧縮コイルバネ11−6により常時上方向に付勢されて前記長孔11−4で規定される一定ストローク上下動するごとく当該ハンドルパイプ1に外嵌された筒形レバー11−1と、該筒形レバー11−1の側面に回動可能に枢着され、かつ該筒形レバー11−1との間に掛けた引張バネ11−7により常に一定方向の回動力を付勢され、その先端部が前記シート部材付け根部下面に摺接する回転アーム11−8とから構成されている。11−9は筒形レバー11−1の側面に設けた突起状の押圧レバーである。
なお、ステップパイプ4の下部には着脱式の一対のステップ4−1がブラケット4−2を介して前後左右に回動可能に取付けられている。
上記構成の折りたたみ式介護用車いすにおいて、開脚した状態にあっては図1、図2に示すように前記凹形連結部材6、フロントパイプ3及びハンドルパイプ1間に前後方向に配置されて前端部を凹形連結部材6及びフロントパイプ3に、後端部をハンドルパイプ1に、それぞれ回動可能に枢着された左右一対の長尺の連結部材7を介して開脚状態が保持される。この時、凹形連結部材6は当該凹形連結部材6と左右のリヤーパイプ2間に横設した連結棒2−1間に掛けられた引張バネ14により略水平に保持されている。
開脚した状態で当該車いすに乗り降りする場合は、図5に示すように前記跳ね上げ式ひじ掛け8の繰出し式支持パイプ8−8のピン押さえ8−8fにて内管8−8aを繰り出して跳ね上げ式ひじ掛け8を上方に回動位置させる。開脚した状態で当該車いすを使用する際は、前記跳ね上げ式ひじ掛け8の繰出し式支持パイプ8−8を操作して当該跳ね上げ式ひじ掛け8を下方に回動させて繰出し式支持パイプ8−8にて所定の高さ位置に水平に保持する。この時、跳ね上げ式ひじ掛け8は該ひじ掛け取付け部9を操作してL字形パイプの屈曲部8−2がそれぞれ内側に向いて、使用者の体の背面、左右側面だけでなく前面部もガードする状態となっている。これにより、特に介護を必要とする高齢者や足腰の弱い人、身体の不自由な方でも車いす使用中における車いす前方方向への前屈みや傾倒を防止することが可能となる。
いす本体を折たたむ場合は、前記本体開脚状態自動ロック機構11の筒形レバー11−1を下げてロックを解除した状態で、ハンドルパイプ1とシート部材5を把持してシート部材5を上方へ回動させることによって、フロントパイプ3及びハンドルパイプ1間に前後方向に配置されて前端部を凹形連結部材6及びフロントパイプ3に、後端部をハンドルパイプ1に、それぞれ回動可能に枢着された左右一対の長尺の連結部材7の作用によりワンタッチ動作でいす本体が前後方向及び上下方向に同時に折りたたまれる。
即ち、いす本体のロック機構を解除した状態でシート部材5を下側から上側に押し上げると回動連結部材10が後方に回動するに伴いリヤーパイプ2が後方に回動し、その回動に連動してフロントパイプ3がリヤーパイプ2側に引っ張られながら折りたたまれていく。この折りたたみ動作に伴い、長尺の連結部材7により凹形連結部材6が引っ張られることによりステップパイプ4も内方へ回動し折りたたまれていく。又この時、跳ね上げ式ひじ掛け8もシート部材5の押し上げ動作に伴い繰出し式支持パイプ8−8を介してハンドルパイプ1側に回動して折りたたまれていく。そして、完全に閉じた状態のいす本体は図7に示すごとく、ハンドルパイプ1、リヤーパイプ2、フロントパイプ3、ステップパイプ4、シート部材5及び凹形連結部材6がほぼ垂直状態に相重なり、さらに跳ね上げ式ひじ掛け8もほぼ垂直状態に回動位置した状態となる。
折りたたんだ状態にある車いすを使用する場合は、折りたたみ時と逆の動作、即ち、ハンドルパイプ1及びシート部材5を前後方向に開くことによって、リヤーパイプ2、フロントパイプ3及び長尺の連結部材7の作用によりいす本体が前後方向及び上下方向に開脚するとともに、この開脚動作に伴い跳ね上げ式ひじ掛け8も前方に回動し、所定の高さ位置に水平に保持される。
1 ハンドルパイプ
2 リヤーパイプ
2−1 連結棒
3 フロントパイプ
4 ステップパイプ
4−1 ステップ
4−2 ブラケット
5 シート部材
6 凹形連結部材
7 長尺の連結部材
8 跳ね上げ式ひじ掛け
8−1 パイプの直線部
8−2 パイプの屈曲部
8−3、8−8d 板バネ
8−4 着脱用ピン
8−5 パイプジョイント
8−7 円弧状溝
8−8 繰出し式支持パイプ
8−8a 内管
8−8b 外管
8−8c、11−6 圧縮コイルバネ
8−8e ストッパーピン
8−8f ピン押さえ
8−9 接合突起
9 跳ね上げ式ひじ掛け取付け部
10 回動連結部材
11 いす本体開脚状態自動ロック機構
11−1 筒形レバー
11−2 突起部
11−3 軸ピン
11−4 長孔
11−5、11−5a、11−5b バネ座
11−7、14 引張バネ
11−8 回転アーム
11−9 押圧レバー
12 前輪キャスター
12−1 前輪
13 後輪車軸
13−1 後輪
15 スペーサバー
B1〜B7 ブラケット
B1−1 段付き部
S1〜S12 枢軸

Claims (1)

  1. 所定の間隔を隔てて相平行する一対のハンドルパイプに座面を形成するための一対のシート部材が上下方向に回動可能に枢着され、該シート部材の下方において、シート部材にリヤーパイプの上端が前後方向に回動可能に枢着され、さらにリヤーパイプの上部に略L字形のフロントパイプの上端が上下方向に回動可能に枢着され、ステップパイプ間において当該ステップパイプに凹形連結部材の左右両端部が上下方向に回動可能に枢着されて連結され、かつ前記凹形連結部材、フロントパイプ及びハンドルパイプ間に前後方向に配置されて前端部を凹形連結部材及びフロントパイプに、後端部をハンドルパイプに、それぞれ回動可能に枢着された左右一対の長尺の連結部材を介してハンドルパイプとステップパイプが前後方向に開閉可能となすとともに、左右のリヤーパイプ間に横設した連結棒と前記凹形連結部材間には凹形連結部材を略水平に保持するための引張バネが掛けられ、本体のハンドルパイプとシート部材を把持し、シート部材を上方向に回動させることにより、ハンドルパイプ、フロントパイプ及び凹形連結部材とを前後方向につなぐ前記長尺の連結部材の作用により当該本体が同時に前後方向及び上下方向に折りたたまれる構造となし、左右のハンドルパイプ部に本体開脚状態自動ロック機構を備えた折りたたみ式介護用車いすであって、ハンドルパイプに一端がパイプジョイント方式により上下方向に回動自在にかつ着脱可能に取着され、シート部材に下端が回動可能に取着されかつ内蔵されたバネにより常時上方向に付勢されて一定ストローク上下動可能な二重管構造の繰出し式支持パイプを介して支持され、いす本体と連動して折りたたまれるごとく設けた、先端部が略直角に屈曲した左右一対のL字形パイプからなる跳ね上げ式ひじ掛けを備えたことを特徴とする折りたたみ式介護用車いす。
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