JP6600038B2 - 折り畳み可能な車椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み可能な車椅子についてであり、特に、前後に収納、展開する折り畳み可能な車椅子構造を構成し、折り畳み可能な車椅子を前後に収納させた後、歩行補助器として推し進めることができる。
折り畳み可能な車椅子の使用は、身体障害者または身動き不自由な障害者が座ることを可能にし、介護者が手持ちの車椅子を使用して移動することを可能にする。さらに、現在折り畳み可能な車椅子構造は、主に、左右に伸縮可能な連接棒アセンブリと、連接棒アセンブリの上に椅子クロスを配置して構成されている。連接棒アセンブリの前端部には前足部が設けられ、後端部には本体部が設けられ、前足部の下端部の両側には前輪がそれぞれ設けられ、本体部の下端の両側には主輪がそれぞれ設けられる。主輪の車輪直径は、前輪の車輪直径よりも大きい。折り畳み可能な車椅子構造は、作動時に、左右に連接棒アセンブリを展開するために使用され、それにより、連接棒アセンブリの上に設置された椅子クロスを展開し、身体不自由な人を椅子クロスに乗せることができる。そして、介護者は、折り畳み可能な車椅子を押すために、本体の上のプッシュハンドルを使用することができる。折り畳み可能な車椅子構造は、連接棒アセンブリの左右を閉じるように構成されているので、折り畳み可能な車椅子のサイズを縮小して配置時のスペースを低減することができるが、折り畳み可能な車椅子を閉じたとき、折り畳み式車椅子の前端部から後端部までの長さは変わらない。折り畳み式の車いす前端部の二つの前輪と後端部の二つの主輪が左右に接近することにより、折り畳むことができ、車椅子の幅を大幅に縮小し、折り畳んで置く以外、歩行補助器としては使用できない。このため、現時点で折り畳み可能な車椅子構造は、単一用途のみの使用が可能であり、折りたたんだ後はスペースを占有するだけのものであり、付加的な利益を生むことはできず、研究と革新を行う必要がある。これは現時点の折り畳み式車椅子において解決が待たれる重要な課題である。
この問題を解決するために、本発明の折り畳み可能な車椅子は、バックブラケット、2つの後輪、シート部、ロック部材、シートプレート、2つの第1連接棒、2つのアームレスト、前足部、2つの前輪、2つの第2連接棒、2つの延長アーム、2つの補助車輪とを含む。
バックブラケットは、2つのそれぞれ設けられているサイドバーを含み、2つのサイドバーはそれぞれ、第1端部と第2端部とを有する。各サイドバーは、それぞれ、第1と第2端部の間に形成された第1枢軸部と、第2枢軸部と、第3枢軸部とを備える。2つの後輪は、それぞれ2つのサイドバーの第2端部に旋回可能に結合される。シート部は、1つのベースパイプと、ベースパイプの両端に形成された2つの連結板とを備え、それぞれの連結板はロングセグメントと傾斜部とを有する。シート部は、ベースパイプから延びるシートフレームをさらに備え、シートフレームは先端部とを有し、前記連結板の各ロングセグメントは、バックブラケットの各第2枢軸部に枢接される。シート部は、第1位置と第2位置との間でバックブラケットに対して旋回することができる。
ロック部材はロック位置と解除位置との間のシート部のベースパイプ内に移動可能に収容される。シートプレートはシートフレームの上に固定される。
2つの第1連接棒は、それぞれ、第1端部および第2端部を含み、各第1連接棒の第1端部は、各連結板の傾斜部に旋回可能に配置される。
2つのアームレストは、バックブラケットの第3枢軸部にそれぞれ枢接され、各アームレストは1つのアダプターを含む。各アダプターはそれぞれ第1連接棒の第2端部に枢接され、シート部は、第1位置と第2位置との間で回転時に各アームレストを連動して回転する。
前足部には、それぞれ設けられている2つの側セグメントと、2つの側セグメントの間に延びる横セグメントが1つ含まれ、前足部の横セグメントはシート部の各前端部に枢接される。
2つの前輪は、それぞれ前足部の各側セグメントと旋回可能に結合する。2つの第2連接棒はそれぞれ、第1枢設端部と第2枢設端部とを含み、各第2連接棒の第1枢設端部は、前足部の各側セグメントに枢接され、各第2連接棒の第2枢設端部は、それぞれ、バックブラケットの第1枢軸部に枢接される。
シート部が第1位置にある状態では、シート部はバックブラケットと平行ではなく、各前輪は各後輪と略整列し、シート部が第2位置にある状態では、シート部とバックブラケットとが略平行である。且つ、各前輪は各後輪と整列せず、シート部が第1位置に位置し、且つロック部材がロック位置にある状態で、ロック部材とバックブラケットが嵌合し、シート部が第1位置に位置付けられる。シート部が第1位置に位置し、且つロック部材が解除位置にある状態では、ロック部材とバックブラケットとが嵌合せず、シート部が第1位置から第2位置へ旋回することができる。
本発明は、前足部、シート部の前後に展開または収納操作を行ない、折り畳み可能な車椅子を前後に収納させた後、床にブラケットを立ててもよい点である。
ブラケットの底端の補助車輪と主体部の底端の車輪を地面に支持させることにより、収納後に折り畳み可能な車椅子の体積を減らし、折り畳み可能な車椅子の幅を確保し、使用者は手で押す操作を補助歩行器として操作を行うことができる。
現時点で折り畳み可能な車椅子構造は、単一用途のみの使用が可能であり、折りたたんだ後はスペースを占有するだけのものであり、付加的な利益を生むことはできず、研究と革新を行う必要がある。
これは現時点の折り畳み式車椅子において解決が待たれる重要な課題である。
本発明は、この問題を解決するために、本発明の折り畳み可能な車椅子は、バックブラケットと、2つの後輪と、シート部と、ロック部材と、シートプレートと、2つの第1連接棒と、2つのアームレストと、前足部と、2つの前輪と、2つの第2連接棒と、2つの延長アームと、2つの補助輪とを含む。
バックブラケットは、2つのそれぞれ設けられているサイドバーを含み、2つのサイドバーはそれぞれ、第1端部と第2端部とを有する。各サイドバーは、それぞれ、第1と第2端部の間に形成された第1枢軸部と、第2枢軸部と、第3枢軸部とを備える。
2つの後輪は、それぞれ2つのサイドバーの第2端部に旋回可能に結合される。シート部は、1つのベースパイプと、ベースパイプの両端に形成された2つの連結板とを備え、それぞれの連結板はロングセグメントと傾斜部とを有する。
シート部はベースパイプから延びるシートフレームをさらに備え、シートフレームは先端部とを有し、連結板の各ロングセグメントは、バックブラケットの各第2枢軸部に枢接される。シート部は、第1位置と第2位置との間でバックブラケットに対して旋回することができる。
ロック部材はロック位置と解除位置との間のシート部のベースパイプ内に移動可能に収容される。シートプレートはシートフレームの上に固定される。
2つの第1連接棒は、それぞれ、第1端部および第2端部を含み、各第1連接棒の第1端部は、各連結板の傾斜部に旋回可能に配置される。2つのアームレストは、バックブラケットの第3枢軸部にそれぞれ枢接され、各アームレストは1つのアダプターを含む。各アダプターはそれぞれ第1連接棒の第2端部に枢接され、シート部は、第1位置と第2位置との間で回転時に各アームレストを連動して回転する。
2つのアームレストは、バックブラケットの第3枢軸部にそれぞれ枢接され、各アームレストは1つのアダプターを含む。各アダプターはそれぞれ第1連接棒の第2端部に枢接され、シート部は、第1位置と第2位置との間で回転時に各アームレストを連動して回転する。
前足部には、それぞれ設けられている両側セグメントと、両側セグメントの間に延びる横セグメントが1つ含まれ、前足部の横セグメントはシート部の各前端部に枢接される。
2つの前輪は、それぞれ前足部の各側セグメントと旋回可能に結合する。2つの第2連接棒はそれぞれ、第1枢設端部と第2枢設端部とを含み、各第2連接棒の第1枢設端部は、前足部の各側セグメントに枢接され、各第2連接棒の第2枢設端部は、それぞれ、バックブラケットの第1枢軸部に枢接される。
本発明は、前足部、シート部の前後に展開または収納操作を行ない、折り畳み可能な車椅子を前後に収納させた後、床にブラケットを立ててもよい点である。
ブラケットの底端の補助車輪と主体部の底端の車輪を地面に支持させることにより、収納後に折り畳み可能な車椅子の体積を減らし、折り畳み可能な車椅子の幅を確保し、使用者は手で押す操作を補助歩行器として操作を行うことができる。
本発明の折り畳み可能な車椅子の分解斜視図である。 本発明の折り畳み可能な車椅子アセンブリの斜視図である。 図2の線3−3に沿った断面図である。 本発明の折りたたみ可能な車椅子の別の斜視図である。 本発明の折り畳み可能な車椅子の展開使用の側面図である。 本発明の折り畳み可能な車椅子の折り畳み操作の側面図である。 本発明の折り畳み可能な車椅子の折り畳み操作の斜視図である。 本発明の折り畳み可能な車椅子を収容して配置した側面図である。 本発明の折り畳み可能な車椅子を収容して配置した斜視図である。
本発明が折り畳み可能な車椅子10は、図1、図2、図3及び図4に示されるように、本折り畳み可能な車椅子は、1つのバックブラケット20と、1つのシート部36と、1つの前足部72とを備え、前後に展開または収合可能な構造を構成する。
バックブラケット20は、縦方向に延び、左右にそれぞれ設けられている2つのサイドバー22を備えており、2つのサイドバー22は第1端部24及び第2端部26をそれぞれ有している。
2つのサイドバー22の第1端部24の間には、第1固定棒23が設けられており、2つのサイドバー22の第2端部26の間には、第2固定棒25が設けられている。
各サイドバー22の第1端部24は、後方に延びてプッシュハンドル28を形成し、2つのサイドバー22の第1端部24と第2端部26との間には、バックレスト34が設けられている。
2つのサイドバー22の第2端部26は、それぞれ、後輪32を回動可能に設置し、2つのサイドバー22は、第1端部24と第2端部26との間に形成された第1枢軸部20Aと、第2枢軸部20Bと、第3枢軸部20Cとをさらに含む。
第3枢軸部20Cは、第1端部24と第2枢軸部20Bとの間に配置される。2つのサイドバー22の第1端部24と第2端部26との間に位置決め部27が配置されている。
位置決め部27には位置決め穴29が配置され、位置決め部27は第1枢軸部20Aと第2枢軸部20Bの間に位置する。
図1、図2、図3および図4に示すように、シート部36は、左右方向に延びる1つのベースパイプ38を含み、ベースパイプ38の両端は、それぞれ1つの取り付け溝39を備え、及びベースパイプ38の取り付け溝39の表面は、左右に延伸し、かつ取り付け溝39を連通する1つのスライド47を備えている。取り付け溝39には、左右に延びる1つのバネ41と、バネ41の一端に当たって左右に延びるロック部材43とが設けられている(第3図に示す)。ロック部材43の表面にはダイヤルレバー45が設けられている。ダイヤルレバー45はスライド47に位置し、ダイヤルレバー45の末端部はスライド47から突出している。これにより、ダイヤルレバー45を手動操作してロック部材ロック部材43を取り付け溝39のロック位置と解除位置との間で左右方向に移動させることができる。ベースパイプ38の両端は、縦方向に延びる1本の連結板40を有し、各連結板40は、縦方向に延びる1つのロングセグメント42を有している。各連結板40のロングセグメント42末端部は、1つの傾斜部44を形成し、各連結板40の傾斜部44には、1つの連結管46と、各連結板40のロングセグメント42側と、左右に延びる1つのダイヤフラム48とが含まれるロック部材43は、バネ41を押圧し、その末端部が連結板40を突き出すと、ロック部材43がロック位置に位置し、一方、ロック部材43の末端部が移動し、連結板40に引っ込め、伸ばさないとき、このロック部材43は解除位置に位置する。
図1および図2に示すように、シート部36は、左右方向にそれぞれ設けられている2つのシートフレーム56を含み、2つのシートフレーム56は、それぞれ前後方向にそれぞれ設けられている前端部58及び後端部60を有する。2つのシートフレーム56の前端部58にレバー63を設け、2つのシートフレーム56の間には左右方向に1つの接続棒62が設けられ、2つのシートフレーム56の後端部60は、ベースパイプ38の表面に固定されている。シート部36は、縦方向にそれぞれ設けられている上面133及び下面135を有するシートプレート131を別途備えている。このシートプレート131の下面135は、シートフレーム56に貼り付けて固定されている。各連結板40のロングセグメント42の各々は、それぞれ、枢軸49によってバックブラケット20の第2枢軸部20Bに枢接されている。
したがって、シート部36は、枢軸49を旋回中心として、第1の位置と第2の位置との間で旋回することができる。
シート部36が第1位置にあるとき、シート部36は、バックブラケット20と平行ではないが、シート部36は、バックブラケット20に保持する角度範囲が90°から110°までの間である。すなわち、シート部36が第1位置にあるとき、シート部36はバックブラケット20に対して垂直である。また、シート部36が第1位置にある場合には、前記ロック部材43末端部は、バックブラケット20のサイドバー22の位置決め部27の位置決め穴29に押し込まれて閉鎖状態にある(図3参照)。シート部36は、バックブラケット20の前方に完全に展開される(図4及び図5参照)。且つ連結板40のダイヤフラム48は、各サイドバー22の前方に配置され、シート部36の過剰旋回を避けるために、シート部36が第1位置に旋回するためのターミナルストップとして使用することができる。ロック部材43の末端部が位置決め部27の位置決め穴29を出ると、ロック部材43は解除位置にある。したがって、シート部36は、旋回中心としての枢軸49を有し、第1位置からバックブラケット20に向かって後方に旋回して第2位置に収まることができる。
図1および図2に示されるように、本発明の折り畳み可能な車椅子10は、縦方向にそれぞれ設けられている第1端部52及び第2端部54を有する第1連接棒50をさらに備える。各第1連接棒50の第1端部52は、それぞれの連結板40の傾斜部44に設けられた連結管46に旋回可能に取り付けられている。また、前後に折畳むことができる本発明の車椅子10は、2つのアームレストレバー111を含み、各アームレストレバー111は、一端にアダプター113を有し、このアダプター113は、前後方向に延びる1つの枢接片115を有し、各枢接片115は、各第1連接棒50の第2端部54に旋回可能に設置されている。
図1および図2に示すように、本発明の折り畳み可能な車椅子10は、前後方向にそれぞれ設けられている1つのフックエンド66及び1つの枢接端部68を有するフックプレート64をさらに備えている。フックエンド66には嵌入槽70があり、フックエンド66とこの枢接端68との間に1つのダイアル71が設けられている。フックプレート64の枢接端部68は、このアームレバー111の表面に接し、アダプター113に近接している。
図1および図2に示すように、折り畳み可能な車椅子10の前足部72は、左右方向に延びる横セグメント74を有し、横セグメント74の二端部は縦方向に旋回して伸びる側セグメント76を有する。横セグメント74は第1枢軸片78を有し、各側セグメント76は第2枢軸片80を有し、各側セグメント76末端部に1つのホイールフレーム96を設ける。各ホイールフレーム96の底部には前輪98が旋回可能に配置され、各側セグメント76にはフットレスト117が配置され、各フットレスト117にはペダル119が配置されている。各フットレスト117は、縦方向および前後方向に挾まれた角度間で旋回することができる。前足部72は、第1枢軸片78によってシート部36のシートフレーム56の前端部58に枢設されている。
本発明の折り畳み可能な車椅子10は、第1図および第2図に示すように、第2連接棒82を含み、各第2連接棒82は、前後方向にそれぞれ設けられている第1枢設端部84及び第2枢設端部86を有している。折り畳み可能な車椅子10は、前後方向にそれぞれ設けられている位置決め部90及び支持部92を有する2つの延長アーム88をさらに備える。各延長アーム88の定位端90は、各第2連接棒82に固設され、各延長アーム88の支持端92には補助輪94が設けられている。
本発明は、折り畳み可能な車椅子10を展開する操作によって使用は、シート部36をバックブラケット20から離れた前方に向けて旋回させることである。そして、シート部36を第1の位置に旋回させると、ベースパイプ38の二端のロック部材43末端部が、バックブラケット20の各サイドバー22の位置決め部27の位置決め穴29に差し込まれる。従って、ロック部材43は閉鎖状態であり、シート部36は完全に展開され、バックブラケット20の前方に係止、位置決めされる。このとき、バックブラケット20のサイドバー22の底部にある後輪32は地面に起立して立つ。この前足部72の側セグメント76の下端の各前輪98は地面に立ち、各後輪32と前後に整列している。
この延長アーム88の補助輪94は地面に接觸しないため、このシート部36は安定して完全に展開される。また、肢体障害や身動きに不自由な人はシートプレート131に座って足部がペダル119を踏むのに対し、介護者はプッシュハンドル28を手で把持して折り畳み可能な車椅子10を推し進めることができる。
本発明は、折り畳み可能な車椅子10の前後に収納する操作によって、折り畳み可能な車椅子10の使用終了後、ロック部材43を手で回動してロック部材43を解除位置に移動させることができる。レバー63または椅子板131を手で引き動かして、シート部36をバックブラケット20に向けて後方に旋回させることができるので、このシート部36は枢軸49を旋回中心としてバックブラケット20に向けて後方に収まることになる。
一方、シート部36が後方に旋回すると同時にこの前足部72と、この第2連接棒82とが、バックブラケット20に向けて後方に収合する。これにより、この2つ延長アーム88は、この第2連接棒82とともに旋回する。また、この2つの延長アーム88の一端に設けられた補助輪94と、バックブラケット20の後輪32とが、床面に垂直に支持されるようにする。
シート部36がバックブラケット20に向かって第2の位置に回動されると、フックプレート64のフックエンド66の嵌入槽70によって前足部72のホイールフレーム96に引っ掛かることができる。この前足部72を後方に係合させてシート部36の前方に貼付し、このフックプレート64のロック位置を得る。このとき、シート部36とバックブラケット20とは略平行であり、前輪98と後輪32とは整列していない。したがって、折り畳み可能な車椅子10全体は、前後の折り畳み操作の後に全体的な容積が減少するが、その全体の幅は変化しない。バックブラケット20の幅は、依然として人間の肩と同じ幅に維持される。また、軽傷者や軽い身動きが不自由な人が折り畳み可能な車椅子10を使用して収納した後も、車椅子10を歩行補助器として利用して推し進めたり、リハビリをしたりすることができる。
本発明の基本的な教示は、前述したように説明されており、当分野の通常技術者にとって、多くの拡張および変化が明らかになるであろう。例えば、ベースパイプ38の両端部に設けられたロック部品43及びバネ41は、一組を設置すれば、シート部36の前後に収合を展開してロックまたはアンロック操作を行うことができる。また、シート部36の2つのシートフレーム56は、一体構造となり、シート部36がロック解除された状態でバックブラケット20に向けて前後に収納操作するのに影響を及ぼさずに、シートフレーム56に固定されることができる。
明細書に開示された本発明は、本発明の精神または実質的に特徴から逸脱しない他の特定の形態で実施することができ、これらの特定の形態は指摘されているので、明細書によって開示される実施形態は、限定ではなく例示として扱われるべきである。
本発明の範囲は、添付の特許範囲によって規定され、上述の説明によって規定されるものではなく、特許範囲の均等な意味と範囲のすべての変更は、依然としてその範囲に含まれる。
10 車椅子
20 バックブラケット
20A 第1枢軸部
20B 第2枢軸部
20C 第3枢軸部
22 サイドバー
23 第1固定棒
24 バックブラケットの第1端部
25 第2固定棒
26 バックブラケットの第2端部
27 位置決め部
28 プッシュハンドル
29 位置決め穴
32 後輪
34 バックレスト
36 シート部
38 ベースパイプ
39 取り付け溝
40 連結板
41 バネ
42 ロングセグメント
43 ロック部材
44 傾斜部
45 ダイヤルレバー
46 連結管
47 スライド
48 ダイヤフラム
49 枢軸
50 第1連接棒
52 第1連接棒の第1端部
54 第1連接棒の第2端部
56 シートフレーム
58 前端部
60 後端部
62 接続棒
63 レバー
64 フックプレート
66 フックエンド
68 枢接端部
70 嵌入槽
71 ダイアル
72 前足部
74 横セグメント
76 側セグメント
78 第1枢軸片
80 第2枢軸片
82 第2連接棒
84 第1枢設端部
86 第2枢設端部
88 延長アーム
90 位置決め部
92 支持部
94 補助輪
96 ホイールフレーム
98 前輪
111 アームレストレバー
113 アダプター
115 枢接片
117 フットレスト
119 ペダル
131 シートプレート
133 上面
135 下面

Claims (6)

  1. 折り畳み可能な車椅子であり、バックブラケットと、2つの後輪と、シート部と、ロック部材と、シートプレートと、2つの第1連接棒と、2つのアームレストと、前足部と、2つの前輪と、2つの第2連接棒と、2つの延長アームと、2つの補助輪とを含み、
    前記バックブラケットは、それぞれ設けられている2つのサイドバーを含み、前記2つのサイドバーはそれぞれ、第1端部と第2端部とを有し、前記各サイドバーは、それぞれ、前記第1端部と前記第2端部の間に形成された第1枢軸部と、第2枢軸部と、第3枢軸部とを備え、
    前記2つの後輪は、それぞれ2つの前記サイドバーの前記第2端部に旋回可能に結合され、前記シート部は、1つのベースパイプと、前記ベースパイプの2つの末端部に形成された2つの連結板とを備え、それぞれの前記連結板はロングセグメントと傾斜部とを有し、前記シート部は、前記ベースパイプから延びるシートフレームをさらに備え、前記シートフレームは先端部とを有し、前記連結板の前記各ロングセグメントは、前記バックブラケットの各前記第2枢軸部に枢接され、前記シート部は、第1位置と第2位置との間で前記バックブラケットに対して旋回することができ、前記ロック部材はロック位置と解除位置との間の前記シート部の前記ベースパイプ内に移動可能に収容され、前記シートプレートはシートフレームの上に固定され、前記2つの第1連接棒は、それぞれ、第1端部および第2端部を含み、前記各第1連接棒の前記第1端部は、前記各連結板の前記傾斜部に旋回可能に配置され、前記2つのアームレストは、前記バックブラケットの前記第3枢軸部にそれぞれ枢接され、前記各アームレストは1つのアダプターを含み、前記各アダプターはそれぞれ前記第1連接棒の前記第2端部に枢接され、前記シート部は、第1位置と第2位置との間で回転時に前記各アームレストを連動して回転し、前記前足部には、それぞれ設けられている2つの側セグメントと、前記2つの側セグメントの間に延びる横セグメントが1つ含まれ、前記前足部の前記横セグメントは前記シート部の前記各前端部に枢接され、前記2つの前輪は、それぞれ前記前足部の前記各側セグメントと旋回可能に結合し、前記2つの第2連接棒はそれぞれ、第1枢設端部と第2枢設端部とを含み、前記各第2連接棒の前記第1枢設端部は、前記前足部の前記各側セグメントに枢接され、前記各第2連接棒の前記第2枢設端部は、それぞれ、前記バックブラケットの前記第1枢軸部に枢接され、前記2つの延長アームはそれぞれ前記各第2連接棒に固定された1つの位置決め部と支持部を含み、前記2つの補助輪はそれぞれ前記各延長アームの前記支持部と枢接し、前記シート部が第1位置にある状態では、前記シート部はバックブラケットと平行ではなく、且つ前記各前輪は前記各後輪と略整列し、前記各補助輪は前記各前輪と前記各後輪と整列し、且つ前記各後輪は前記各前輪と前記補助輪との間に位置され、前記シート部が第2位置にある状態では、前記シート部と前記バックブラケットとが略平行であり、且つ、前記各前輪は前記各後輪と整列せず、前記各補助輪は前記後輪と整列し、且つ前記各補助輪が前記後輪の前方に位置され、前記各後輪は前記各補助輪とともに車椅子を支えて立ち、前記シート部が第1位置に位置し、且つロック部材がロック位置にある状態で、前記ロック部材と前記バックブラケットとが嵌合し、前記シート部が第1位置に位置付けられ、前記シート部が第1位置に位置し、且つ前記ロック部材が解除位置にある状態では、前記ロック部材と前記バックブラケットとが嵌合せず、前記シート部が第1位置から第2位置に旋回することを特徴とする折り畳み可能な車椅子。
  2. 前記各連結板は、更に前記ロングセグメントの一側に形成されたダイヤフラムを含み、前記シート部が第1位置にある状態では、前記各ダイヤフラムがそれぞれ前記バックブラケットの前記各サイドバーに当たって、前記シート部が第2位置にある状態では、前記各ダイヤフラムと前記バックブラケットの各前記サイドバーそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の折り畳み可能な車椅子。
  3. 前記折り畳み可能な車椅子は、さらに、前記バックブラケットに旋回可能に設置される、1つのフックプレートを含み、前記フックプレートは1つのフックエンドを含み、前記シート部が第1位置にある状態では、前記フックプレートの前記フックエンドが前記前足部から離れ、前記シート部が第2位置にある状態で、前記フックプレートの前記フックエンドが前記前足部と係合し、前記シート部が第2位置に位置付けられることを特徴とする、請求項1に記載の折り畳み可能な車椅子。
  4. 折り畳み可能な車椅子であり、バックブラケットと、2つの後輪と、1つのシート部と、2つのアームレストと、2つの第1連接棒と、1つの前足部と、2つの前輪と、2つの第2連接棒と、2つの延長アームと、2つの補助輪とを含み、前記1つのバックブラケットは2つの第1端部と2つの第2端部を含み、
    前記2つの後輪は、それぞれ、前記バックブラケットの前記2つの第2端部と枢接し、前記シート部は、前記バックブラケットに枢接された2つの連結板と、前記連結板からそれぞれ設けられている前端部とを含み、前記各連結板は、傾斜部を有し、前記シート部は、第1位置と第2位置との間で前記バックブラケットに対して旋回することができ、前記2つのアームレストはそれぞれ前記バックブラケットに枢接され、前記各アームレストは末端部に形成されたアダプターを含み、前記2つの第1連接棒は、前記各連結板の傾斜部に枢接された第1端部と、前記アームレストの前記アダプターにそれぞれ枢接された第2端部とを含み、前記シート部が第1位置と第2位置との間で枢動されると、前記アームレストは同時に連動、枢動され、前記前足部は前記シート部の先端部に枢接され、前記2つの前輪は回転可能に前記前足部と結合し、
    前記2つの第2連接棒はそれぞれ、前記前足部に枢接された第1枢設端部と、前記バックブラケットに枢接された第2枢設端部とを含み、前記シート部は、前記アームレストと前記第2連接棒との間に位置し、
    前記2つの延長アームはそれぞれ、前記第2連接棒に固定された位置決め部と支持端部とを含み、前記2つの補助輪は前記延長アームの支持部にそれぞれ枢接され、前記シート部が前記第1位置にある状態では、前記シート部は前記バックブラケットに対して平行ではなく、且つ前記各前輪は前記各後輪と略整列し、前記各補助輪は、前記前輪及び前記後輪に整列され、前記各後輪は、前記前輪及び前記補助輪の間に位置し、前記シート部が前記第2位置にある状態では、前記シート部と前記バックブラケットとは略平行であり、且つ前記各前輪と前記各後輪と整列せず、前記補助輪は前記後輪と整列し、前記各補助輪は前記後輪の前に位置し、前記各後輪と前記各補助輪は車椅子を支えて立つことを特徴とする、折り畳み可能な車椅子。
  5. 前記各連結板はさらにロングセグメントの片側に形成された1つのダイヤフラムを含み、前記シート部が第1位置にある状態では、前記ダイヤフラムはそれぞれ前記バックブラケットの前記各サイドバーに当たって、前記シート部が第2位置にある状態では、前記各ダイヤフラムはそれぞれ前記バックブラケットの前記各サイドバーそれぞれ設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の折り畳み可能な車椅子。
  6. 前記シート部は、さらに、ベースパイプと、前記ベースパイプに形成された取り付け溝とを備え、前記取り付け溝は更にロック部材と、フックプレートとを備え、
    前記ロック部材は、前記シート部の取り付け溝に、ロック位置と解除位置との間に移動可能に収容され、前記ロック部材がロック位置にある状態で、前記ロック部材の一部が前記取り付け溝の外側に位置し、前記ロック部材は解除位置で前記取り付け溝内に完全に引き込まれ、前記フックプレートはフックエンドを備え、前記バックブラケットに旋回可能に取り付けられ、前記シート部が第1位置にあるとき、前記フックプレートの前記フックエンドは前記前足部から分離され、前記シート部が第1位置に位置し、前記ロック部材がロック位置にある状態では、前記ロック部材と前記バックブラケットとが嵌合し、前記シート部が第1位置に位置付けられ、前記シート部が第1位置にあり、且つ前記ロック部材が解除位置にある状態では、前記ロック部材が前記バックブラケットに嵌合せず、前記シート部は第1位置から第2位置に回転させることができ、前記シート部が第2位置にある状態では、前記フックプレートの前記フックエンドが前記前足部に係合して前記シート部が第2位置に位置付けられることを特徴とする、請求項4に記載の折り畳み可能な車椅子。
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