JP2003325545A - 歯科用切削装置 - Google Patents

歯科用切削装置

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JP2003325545A JP2002135784A JP2002135784A JP2003325545A JP 2003325545 A JP2003325545 A JP 2003325545A JP 2002135784 A JP2002135784 A JP 2002135784A JP 2002135784 A JP2002135784 A JP 2002135784A JP 2003325545 A JP2003325545 A JP 2003325545A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全な歯科用切削装置を提供する。 【解決手段】 歯科用切削装置(ハンドピース10)
は、ヘッド部14のハウジング18内に、ハウジングの
工具挿入口42を介して挿入された柱状切削工具46を
保持する回転筒60と、この回転筒に外装されて固定さ
れた翼車62とを収容し、翼車に高圧の空気を当てて翼
車・ロータ・切削工具に回転を与える。特に、この歯科
用切削装置では、工具挿入口の近くにある回転筒端部
は、その一部又は全部が、ハウジングのカバー部42に
よって覆われている。したがって、回転筒が歯牙や口腔
内組織に接触することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歯科用切削装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来から使用されている歯科用
切削装置であるハンドピース100の軸部102と該軸
部102の先端に一体的に設けられたヘッド部104の
構成を示す。この先端ヘッド部104において、外装体
であるハウジング106の内部には、柱状切削工具10
8の一端を着脱自在に保持するロータ110と、このロ
ータ110を回転自在に支持する軸受部112,114
と、ロータ110に外装された翼車116が収容されて
おり、軸部102の給気路118から供給された高圧空
気を翼車116に当てることで、この翼車116とロー
タ110、及びロータ110に保持された切削工具10
8を回転するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなハンドピー
ス100では、通常軸部102に排気路(図示せず)が
形成されており、翼車116に当たった空気は排気路を
介して排気するように構成されている。しかし、一部の
高圧空気は、翼車116に当たった後、軸受部114、
さらにハウジング106とロータ110の隙間120を
通り、切削工具108に沿って該切削工具108の先端
部に向かって高速で噴射される。また、ハンドピース1
00のヘッド部104には冷却用の水を噴出する機構が
付設されており、回転する切削工具108と歯122と
の間に発生する熱を放散する配慮がなされているが、切
削工具108の先端に向かって噴射された高速空気が冷
却水を吹き飛ばし、そのために十分な冷却効果が得られ
ないという事態を招くことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために、本発明は、ヘッド部のハウジング内に、上記
ハウジングの工具挿入口を介して挿入された柱状切削工
具を保持する回転筒と、上記回転筒に外装されて固定さ
れた翼車とを収容し、上記翼車に高圧の空気を当てて上
記翼車・回転筒・切削工具に回転を与える歯科用切削装
置において、上記工具挿入口の近くにある回転筒端部
は、上記回転筒端部の一部又は全部が、上記ハウジング
のカバー部によって覆われていることを特徴とする。
【0005】この歯科用切削装置において、上記ハウジ
ングは、アウターハウジングと、上記アウターハウジン
グの内部に着脱可能に収容されたインナーハウジングと
を有し、上記アウターハウジングは上記工具挿入口を囲
む開口部を有し、上記インナーハウジングは上記開口部
に内装された環状部を有し、上記カバー部が上記環状部
に設けられていることが好ましい。
【0006】本発明の他の形態は、ヘッド部のハウジン
グ内に、上記ハウジングの工具挿入口を介して挿入され
た柱状切削工具を保持する回転筒と、上記回転筒に外装
されて固定された翼車とを収容し、上記翼車に高圧の空
気を当てて上記翼車・回転筒・切削工具に回転を与える
歯科用切削装置において、上記ハウジングが、上記工具
挿入口の近くに、上記上記翼車から工具挿入口に向かっ
て流れる空気を、上記切削工具の径方向外側に向かって
案内する空気誘導部を備えたことを特徴とする。
【0007】この歯科用切削装置において、上記空気誘
導部は、上記ハウジングに形成された孔であることが好
ましい。また、上記ハウジングは、アウターハウジング
と、上記アウターハウジングの内部に着脱可能に収容さ
れたインナーハウジングとを有し、上記アウターハウジ
ングは上記工具挿入口を囲む開口部を有し、上記インナ
ーハウジングは上記開口部に内装された環状部を有し、
上記孔が上記環状部に形成されていることが好ましい。
さらに、上記孔は、上記工具挿入口の近くにある上記回
転筒端部よりも、上記切削工具の先端側に配置されてい
ることが好ましい。
【0008】また、上記空気誘導部は、上記翼車側に近
いところにある空気案内部が上記翼車よりも遠いところ
にある空気案内部よりも上記回転筒の中心軸から外側に
伸びていることが好ましい。さらに、上記空気誘導部
は、少なくとも空気噴出口において、上記回転筒の中心
軸から外側に且つ上記切削工具の先端側に向かって傾斜
していることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る歯科用切削
装置であるハンドピース10の一部、特に術者が手にと
って握る把持部12の一部と、この把持部12の先端に
取り付けたヘッド部14を拡大した断面図である。図示
するように、把持部12は、先端(図面上左側の端部)
に開口部を有する筒状部材からなる。一方、ヘッド部1
4は、概略、筒状部材の先端開口部に挿入されて固定さ
れる軸部16と、以下に説明する切削機構を収容するハ
ウジング18とを有する。
【0010】ハウジング18は、軸部16と一体的に構
成された椀型のアウターハウジング20と、このアウタ
ーハウジング20の内側に着脱可能に装着された椀型の
インナーハウジング22を有する。アウターハウジング
20は上部開口と下部開口部を有する。上部開口部は、
この上部開口部を通じてアウターハウジング20の内部
にインナーハウジング22が装入できる大きさとしてあ
る。一方、下部開口部24は、この下部開口部24を通
じてインナーハウジング22の一部が下方に突出できる
大きさとしてある。
【0011】インナーハウジング22の外形はアウター
ハウジング20の内形に似せてあり、このインナーハウ
ジング22をアウターハウジング20に装入した状態
で、インナーハウジング22とアウターハウジング20
との間に出来る隙間ができるだけ小さくなるようにして
ある。また、アウターハウジング20の内面に対向する
インナーハウジング22の外面には複数の環状溝(Oリ
ング収容溝)が形成されており、これらの環状溝に収容
されたOリング26、28、30によって、アウターハ
ウジング20とインナーハウジング22との間がシール
されている。一方、図1及び図2に示すように、アウタ
ーハウジング20の底部には複数の注水孔32が等間隔
に形成されている。これらの注水孔32は、インナーハ
ウジング22に対向する内面に形成された環状水路34
によって相互に接続されているとともに、軸部16に形
成された給水路(図示せず)に接続されている。
【0012】インナーハウジング22は、アウターハウ
ジング20の下部開口24を貫通して該下部開口24の
下方に突出する環状部36を一体的に備えている。この
環状部36は、ハウジング18の中心軸38に向かって
内方に伸びる環状フランジからなるカバー部40を備え
ており、このカバー部40の内側に切削工具挿入口42
が形成されている。また、環状部36は、ハウジング1
8の中心軸38から径方向外側に向かって伸びる複数
(本実施の形態では3つ)の空気放出孔(空気誘導部)
44が形成されている。そして、これら空気放出孔44
の断面積は、カバー部40と該カバー部40の切削工具
挿入口42に挿入される切削工具46との間に形成され
る隙間の断面積よりも大きくしてある。
【0013】インナーハウジング22の内側には上部軸
受部48と下部軸受部50が配置されており、上部軸受
部48はインナーハウジング22の上部開口部に固定さ
れた環状のトップハウジング52に保持され、下部軸受
部50はインナーハウジング22に保持されている。図
示するように、上部軸受部48とトップハウジング52
との間、また下部軸受部50とインナーハウジング22
との間には、両者の間をシールするOリング54,56
を設けるのが好ましい。
【0014】上部軸受部48と下部軸受部50は、ハウ
ジング18の中心軸38と同軸的に配置されたロータ5
8の回転筒60を回転自在に保持している。この回転筒
60は、上部軸受部48と下部軸受部50の間に配置さ
れた環状の翼車(タービン)62を保持しており、この
翼車62と共に回転するようにしてある。また、回転筒
60はその内面に切削工具保持機構であるチャック64
を備えており、インナーハウジング22のカバー部40
に形成されている切削工具挿入口42を介して挿入され
た円柱状の切削工具46を保持するようにしてある。
【0015】本実施の形態において、翼車62は、外周
上部に形成された上段ブレード部66と、外周下部に形
成された下段ブレード部68を有する。本明細書では翼
車62の構成は詳細に説明しないが、この翼車62には
特開2001−162416号公報に開示されている二
段式の翼車が好適に利用できる。一方、上段ブレード部
66に対向するインナーハウジング22と軸部16の部
分には給気路70,72が形成されている。また、下段
ブレード部68に対向するインナーハウジング22と軸
部16の部分には排気路74,76が形成されている。
そして、インナーハウジング22の内面には、上段ブレ
ード部66と下段ブレード部68にそれぞれ流体的に連
結する空気路78が形成されている。
【0016】以上の構成を収容したアウターハウジング
20の上部開口部には、トップハウジング52を固定す
る環状の固定リング80が取り付けてある。また、固定
リング80はキャップ82を上下動可能に保持してい
る。キャップ82は内面にチャック解除部84として機
能するボス部を備えており、通常、該キャップ82の内
側に収容されているばね86によって図示する位置に保
持されており、ばね86の付勢力に対向してキャップ8
2を下方に移動すると、チャック解除部84がチャック
64を解除して切削工具46を取り外すことができるよ
うにしてある。
【0017】以上の構成を備えたハンドピース10によ
れば、把持部12に収容されている給水管(図示せず)
を介して供給された水は、軸部16の給水路とハウジン
グ18の環状水路34を介して複数の注水孔32から切
削工具46の先端に向けて噴射される。また、把持部1
2に収容されている給気管(図示せず)を介して供給さ
れた高圧空気は、軸部16とインナーハウジング22の
給気路72、70を介して、翼車62の上段ブレード部
66に当てられる。上段ブレード部66に当たった高圧
空気は、空気路78を介して下段ブレード部68に当て
られる。その結果、翼車62に回転が与えられる共に、
この翼車62を備えたロータ58が回転する。また、ロ
ータ58に保持された切削工具46が回転する。
【0018】上段ブレード部66と下段ブレード部68
に当たった高圧空気の殆どは、インナーハウジング22
と軸部16に形成された排気路74,76と、これに連
通する把持部12の内部空間を介して、把持部12に形
成された排気孔(図示せず)から大気中に放出される。
また、下段ブレード部68に当たった高圧空気の一部
は、下部軸受部50の隙間とインナーハウジング22と
ロータ58との間の隙間を通り、さらにロータ58の下
端面上を通り、空気放出孔44から中心軸38と直交す
る方向に放出される。
【0019】したがって、高圧空気は切削工具46の先
端に向かって放出することがないので、切削工具46と
該切削工具46によって切削中の歯牙との間に入り、そ
こに注水されている冷却水を吹き飛ばすということもな
い。また、空気放出孔44の断面積は、カバー部40と
切削工具46との間に形成される隙間の断面積よりも大
きくしてあるので、空気放出孔44を通じて放出される
高圧空気によって生じる騒音は極めて小さく、術者や患
者に不快感を与えることもない。
【0020】また、ロータ58の下端部は、インナーハ
ウジング22に形成されたカバー部40によって覆われ
ているので、治療中の歯牙や口腔内粘膜に接触すること
がない。そのため、歯牙や口腔内粘膜を不要に傷つける
ことがないし、ロータ58が歯牙に当たって損傷するこ
ともない。さらに、本実施の形態では、ハウジング18
をアウターハウジング20とインナーハウジング22と
で形成し、インナーハウジング22に形成したカバー部
40でロータ58の下端を覆う構成を採用しているの
で、歯牙との接触によってインナーハウジング22が損
傷した場合でも、このインナーハウジング22を交換す
るだけで済み、アウターハウジング20を交換する必要
がない。
【0021】なお、本発明は種々のハンドピース10に
適用することが可能で、例えば、図3に示すように、図
4に示した従来のハンドピースを改良し、アウターハウ
ジング88の下部開口部90を介してインナーハウジン
グ92の一部を下方に突出させるとともに、この突出し
た環状部94にロータ110の下端部を覆うカバー部9
6を設け、このカバー部96に軸受部を介して噴出する
高圧空気を中心軸から外側に向けて誘導する一つ又は複
数の空気放出孔98を形成してもよい。
【0022】ところで、ヘッド部に水滴が付着した場
合、種々の問題を生じる。例えば、このヘッド部に付着
した水滴によって術者の視野が妨げられる。また、光重
合によるレジン充填治療などのように乾燥した環境が要
求される治療中にヘッド部に付着した水が落下してレジ
ンに付着するとその治療効果が損なわれる。さらにヘッ
ド部に付着した水が患者の顔に落下すると患者に不快感
を与える。そこで、図5及び図6に示すように、環状カ
バー部40の一部であって空気誘導部である空気放出口
44を形成している部分に切り欠き130(特に、図5
を参照)を形成し、翼車62に近いところにある空気案
内部132を翼車よりも遠いところにある空気案内部1
34よりも中心軸38よりも外側に伸ばすことで、空気
放出口44から噴出する空気を切削工具の先端に向けて
傾斜させることが好ましい。また、図7に示すように、
空気放出口44は中心軸38から外側に向かって、切削
工具の先端側に向けてやや斜めに傾けて形成しても同様
の作用効果が得られる。ここで、空気放出口44を斜め
に形成する範囲は、少なくとも空気放出口44の噴出口
近傍を含むものであればよい。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、工具挿入口の近くにある回転筒端部はその一
部一部又は全部がハウジングのカバー部によって覆われ
ているので、回転筒が患者の歯牙や口腔内粘膜に接触し
て傷つけることがないし、歯牙との接触によって回転筒
が損傷することもない。
【0024】また、本発明によれば、ハウジングは、工
具挿入口の近くに、翼車から工具挿入口に向かって流れ
る空気を切削工具の径方向外側に向かって案内する空気
誘導部を備えているので、この空気誘導部によって誘導
される高圧空気が冷却水を吹き飛ばしてその冷却効果を
低下させることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る歯科用切削装置の部分拡大断面
図。
【図2】 図1に示す歯科用切削装置の底面図。
【図3】 図4に示す歯科用切削装置を本発明に基づい
て改良した、本発明の他の形態の部分拡大断面図。
【図4】 従来の歯科用切削装置の断面図。
【図5】 本発明の他の形態の歯科用切削装置の拡大斜
視図。
【図6】 図5に示す歯科用切削装置の拡大断面図。
【図7】 本発明の他の形態の歯科用切削装置の拡大断
面図。
【符号の説明】
10:ハンドピース 12:把持部 14:ヘッド部 16:軸部 18:ハウジング 20:アウターハウジング 22:インナーハウジング 24:下部開口部 32:注水孔 40:カバー部 42:切削工具挿入口 44:空気放出孔 46:切削工具 58:ロータ 60:回転筒 62:翼車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 徳之 京都府京都市伏見区東浜南町680番地 株 式会社モリタ製作所内 Fターム(参考) 4C052 AA10 BB03 CC07 CC12 CC30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド部のハウジング内に、上記ハウジ
    ングの工具挿入口を介して挿入された柱状切削工具を保
    持する回転筒と、上記回転筒に外装されて固定された翼
    車とを収容し、上記翼車に高圧の空気を当てて上記翼車
    ・回転筒・切削工具に回転を与える歯科用切削装置にお
    いて、 上記工具挿入口の近くにある回転筒端部は、上記回転筒
    端部の一部又は全部が、上記ハウジングのカバー部によ
    って覆われていることを特徴とする歯科用切削装置。
  2. 【請求項2】 上記ハウジングは、アウターハウジング
    と、上記アウターハウジングの内部に着脱可能に収容さ
    れたインナーハウジングとを有し、上記アウターハウジ
    ングは上記工具挿入口を囲む開口部を有し、上記インナ
    ーハウジングは上記開口部に内装された環状部を有し、
    上記カバー部が上記環状部に設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載の歯科用切削装置。
  3. 【請求項3】 ヘッド部のハウジング内に、上記ハウジ
    ングの工具挿入口を介して挿入された柱状切削工具を保
    持する回転筒と、上記回転筒に外装されて固定された翼
    車とを収容し、上記翼車に高圧の空気を当てて上記翼車
    ・回転筒・切削工具に回転を与える歯科用切削装置にお
    いて、 上記ハウジングは、上記工具挿入口の近くに、上記上記
    翼車から工具挿入口に向かって流れる空気を、上記切削
    工具の径方向外側に向かって案内する空気誘導部を備え
    たことを特徴とする歯科用切削装置。
  4. 【請求項4】 上記空気誘導部が、上記ハウジングに形
    成された孔であることを特徴とする請求項3に記載の歯
    科用切削装置。
  5. 【請求項5】 上記ハウジングは、アウターハウジング
    と、上記アウターハウジングの内部に着脱可能に収容さ
    れたインナーハウジングとを有し、上記アウターハウジ
    ングは上記工具挿入口を囲む開口部を有し、上記インナ
    ーハウジングは上記開口部に内装された環状部を有し、
    上記孔が上記環状部に形成されていることを特徴とする
    請求項4に記載の歯科用切削装置。
  6. 【請求項6】 上記孔が、上記工具挿入口の近くにある
    上記回転筒端部よりも、上記切削工具の先端側に配置さ
    れていることを特徴とする請求項4又は5のいずれか一
    に記載の歯科用切削装置。
  7. 【請求項7】 上記空気誘導部は、 上記翼車側に近いところにある空気案内部が上記翼車よ
    りも遠いところにある空気案内部よりも上記回転筒の中
    心軸から外側に伸びていることを特徴とする請求項3〜
    6のいずれか一に記載の歯科用切削装置。
  8. 【請求項8】 上記空気誘導部は、少なくとも空気噴出
    口において、 上記回転筒の中心軸から外側に且つ上記切削工具の先端
    側に向かって傾斜していることを特徴とする請求項3〜
    6のいずれか一に記載の歯科用切削装置。
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