JP2721321B2 - 歯科治療具 - Google Patents

歯科治療具

Info

Publication number
JP2721321B2
JP2721321B2 JP19054295A JP19054295A JP2721321B2 JP 2721321 B2 JP2721321 B2 JP 2721321B2 JP 19054295 A JP19054295 A JP 19054295A JP 19054295 A JP19054295 A JP 19054295A JP 2721321 B2 JP2721321 B2 JP 2721321B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
gas
cutting body
handpiece
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP19054295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08173454A (ja
Inventor
正夫 関村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEKIMURA KK
Original Assignee
SEKIMURA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEKIMURA KK filed Critical SEKIMURA KK
Priority to JP19054295A priority Critical patent/JP2721321B2/ja
Publication of JPH08173454A publication Critical patent/JPH08173454A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2721321B2 publication Critical patent/JP2721321B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドピースや歯
石除去具などの歯科治療具に関する。
【0002】
【発明の背景】一般にハンドピースは、筒状に形成され
た把持部を有し、その先端にヘッド部が設けられてい
る。そしてこのヘッド部には回転駆動手段を内蔵してお
り、この回転駆動手段に基端部を介して突出状態に接続
させた棒状の切削体を回転駆動手段で高速回転させなが
ら歯の切削を行なうようになっている。また切削の際の
発熱による昇温を防ぐため、ヘッド部乃至その近傍から
噴出させた冷却水を常時切削体の先端部に吹き掛けるよ
うになっている。このようなハンドピースによる歯の切
削については、霧状の冷却水や微粉状の歯牙切削片など
の汚染微粒物が口腔外に飛散し、これが治療従事者に種
々の障害をおよぼすということが大きな問題となってい
る。
【0003】この汚染微粒物の口腔外への飛散問題につ
いては既にいくつかの対処法が提案され、また具体化さ
れている。例えば透明な遮蔽体を用いて治療従事者の顔
の一部を囲うことで汚染微粒物が目などに直接当たるの
を防ぐ方法もその一つである。この方法は簡便で費用も
安いという利点があるものの、治療室に汚染微粒物が拡
散することに対してはこれを防ぐ機能がない。また他の
方法としては、強力な吸引手段を患者の口の付近に設け
て飛散した汚染微粒物を吸い取ってしまうという方法が
ある。この方法は、汚染微粒物が治療従事者へ直接影響
することだけでなく治療室に拡散することをも防止でき
るという優れた機能性を発揮するが、一方で大きな騒音
を伴う、吸引手段が患者の口の付近にあるため治療に際
して何かと邪魔になる、ハンドピースの操作で乱気流が
生じる場合があるが、そのような場合には必ずしも十分
な吸引がなされない、等々の問題点を抱えている。
【0004】以上のように従来の対処法は、それなりに
ある程度の有効性は発揮するものの、汚染微粒物の飛散
に対する十全な対処には何れもなり得ていない。その大
きな原因は、従来の対処法が何れも口腔外に既に飛散し
た汚染微粒物に対応するという考え方を採っていること
にあると考えられ、より根本的な解決を与えるには口腔
外への飛散の発生自体を防止する必要がある。
【0005】このような事情を背景に本願発明者は、汚
染微粒物の口腔外への飛散を有効に防止する方策につい
て多くの試行錯誤を重ねて来た。その結果、例えば空気
などを高速で噴出させて得られる気流により、ハンドピ
ースの切削体の周囲、特にその先端部の周囲を適当な広
がり範囲で囲う状態の気流帯(気流ゾーン)を形成さ
せ、この気流帯で汚染微粒物を閉じ込めるようにしてそ
の飛散を防ぐのが極めて有効であることを見出した。ま
たこの方法の有効性を確認するために試験を繰り返すな
かで以下のような知見がさらに得られた。
【0006】その一つは、気流帯がハンドピースの使用
中に同時に用いる歯科鏡の鏡面を走掃するので鏡面に水
滴が付着したり曇りを生じたりするのを有効に防止する
ということである。このことも治療条件を向上させるに
ついて有用であるが、さらに有用性の高いこととして、
気流帯が切削部位に対する冷却にも思いのほか有効に機
能し、この結果、歯の切削に際して用いる上述の冷却水
の量を大幅に減らせるということが分かった。このこと
は、特に歯科治療時のような姿勢にあって口腔内に大量
の水を注入されると不安感を覚えたり苦痛を感じたりす
る患者が少なくなく、そのために出来るだけ使用水量を
少なくすることが望まれるという事情を考慮すると、歯
科治療の条件の改善に大いに有効である。
【0007】さらにこのような気流帯は、ハンドピース
による治療の場合だけでなく、超音波や圧縮空気などを
振動源として振動する振動チップを切削体として用いる
歯石除去具で歯石を切削除去する場合にも効果的に機能
することも分かった。即ち振動チップ式の歯石除去具の
場合にも、発熱の問題から大量の冷却水を用いる必要が
あるが、これに伴う問題を有効に解消させることができ
る。先ずハンドピースの場合と同様に、気流帯による補
助的な冷却効果で冷却水の量を減らすことができる。ま
た歯石除去の場合に特に問題になることとして、冷却水
が歯の表面に水の膜を生じさせ、この水の膜で遮られて
歯石の除去具合を視認することができないために勘に頼
って歯石除去を行なわざるを得ないという問題がある
が、気流帯はその気流で歯の表面の水を吹き飛ばすこと
により水の膜の発生を防止するのに機能し、したがって
歯石除去具における振動チップの周囲に気流帯を形成さ
せることにより、歯石の除去具合を十分に視認しながら
歯石除去を行なうことが可能になる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような知
見に基くものである。即ち本発明では、先端部に突出状
態で切削体を備えており、この切削体により歯の切削や
歯石の切削除去などを行なう歯科治療具について、切削
体の基端部側の周囲を囲う状態で気体噴出部を設け、こ
の気体噴出部から切削体の突出向きの方向へ気体を噴出
させることで切削体の先端部を囲う状態となる気流帯を
形成するようにしている。そしてこの気流帯を囲いにし
て閉じ込める状態とすることにより汚染微粒物の口腔外
への飛散を有効に防止し、また気流帯を冷却手段として
機能させることにより冷却水の使用量を減少させ、さら
には気流帯による走掃で歯科鏡の鏡面に水滴が付着した
り曇りを生じたりするのを有効に防止するようにし、さ
らにまた気流帯で吹き飛ばすことにより歯の表面に水の
膜が生じるのを有効に防止するようにしている。
【0009】このような機能性から、気流帯に求められ
る要件としては、先ず切削体の周囲、特にその先端部の
周囲を適当な広がり範囲で実質的に囲う状態となるこ
と、また切削体の先端部が歯に作用している状態でその
部位の冷却及びその部位に水の膜の生じるのを防止する
のに必要な程度で気流を吹き当てることができること、
さらに切削に際して用いている歯科鏡の鏡面を気流で走
掃できることが挙げられる。
【0010】このような気流帯の多様な機能を有効に活
用できる歯科治療具の代表的な例としては上記のように
ハンドピースと振動チップ式の歯石除去具である。ハン
ドピースは、一般に、先端のヘッド部に駆動手段を内蔵
しており、この駆動手段に基端部を介して突出状態に接
続させた棒状の切削体により歯の切削を行なうようにな
っている。したがってハンドピースについては、切削体
の基端部側の周囲を囲う状態の気体噴出部をヘッド部に
設け、この気体噴出部から切削体の突出向きの方向へ気
体を噴出させることで切削体の先端部を囲う状態となる
気流帯を形成するようにする。
【0011】また振動チップ式の歯石除去具は、一般
に、先端部に突出状態で振動チップを備え、この振動チ
ップを超音波や圧縮空気などの振動源で高速に振動させ
ながら歯に接触させつつ歯石の除去を行なうようになっ
ている。したがって振動チップ式の歯石除去具について
は、振動チップの基端部側の周囲を囲う状態の気体噴出
部を設け、この気体噴出部から振動チップの突出向きの
方向へ気体を噴出させることで振動チップの先端部を囲
う状態となる気流帯を形成するようにする。
【0012】気体噴出部は、連続的あるいは間欠的にス
リット状で形成する噴出孔を設けた構造、あるいは小さ
な噴出孔を所定の間隔で設けた構造で形成するのが好ま
しい。また気体噴出部は、切削体の基端部側の周囲を全
周にわたって囲む状態で設けるのが好ましいが、必要な
機能上では必ずしも全周にわたる必要はなく、一定以下
の幅であれば途切れる部分があっても噴出気体の拡がり
でこの部分を補完することができ、必要な気流帯を十分
に得ることができる。従って気体噴出部を設ける部分や
その周囲に他の機構要素があって気体噴出部を全周にわ
たって設けるとこれらの障害となる場合には、部分的に
気体噴出部を途切らせた状態としてもよい。
【0013】必要な気流帯を形成するための圧縮気体の
圧力は1〜3kg/cm3 程度あれば十分である。従っ
てハンドピースであればその回転駆動手段に用いる圧縮
空気を利用することができる。つまりハンドピースは、
一般に回転駆動手段としてエアータービンを用いていお
り、このエアータービンを駆動させるために3kg/c
3 程度の圧縮空気の供給源を有しているので、これを
利用できる。このようなエアータービン用の圧縮空気の
利用は、供給源から別系統で圧縮空気を導いて供給する
ようにしてもよく、またエアータービンを作動させた後
の言わば排気を利用するようにしてもよい。このことは
振動源に圧縮空気を用いている歯石除去具についても適
用できる。
【0014】上記のような本発明による気流帯を形成す
る機構は、最初からハンドピースや歯石除去具などの歯
科治療具の機構要素として組み込むようにすることは当
然に可能であるが、既に使用されている歯科治療具に後
加工で付加することも可能である。後者の場合について
は、気流帯形成用の機構ユニットを歯科治療具に外付け
で取り付ける方法を一例として挙げることができる。
【0015】そのための好ましい機構ユニットは、例え
ばハンドピース用であれば、そのヘッド部を適度な弾力
性をもって包み込むかあるいは把持するなどの構造を与
えた装着部を有し、この装着部の先端に、多数の小さな
噴出孔を所定の間隔で設けた例えば細い金属製のチュー
ブを環状に整えて形成した気体噴出部を有し、さらにこ
の環状チューブに一体的に又は着脱可能にして延設され
るチューブやホースなどを圧縮空気供給源への接続用と
して有する。
【0016】
【実施の形態】以下、本発明の実施形態について説明す
る。第1の実施形態は、気流帯形成用の機構ユニットを
既存のハンドピースに後付けする例である。この実施形
態では、図1〜図4に示すように、既存のハンドピース
1に気流形成用ユニット2を取り付けることでハンドピ
ース1のヘッド部3に気体噴出部4を設ける。
【0017】本実施形態で用いるハンドピース1は、既
存のハンドピースの標準的タイプで、筒状に形成された
把持部5の先端に円筒状のヘッド部3を有し、このヘッ
ド部3に内蔵の回転駆動手段の回転軸6に棒状の切削体
7を交換的に接続できる構造を基本としている。またこ
の例のハンドピース1は、ヘッド部3の付け根部分に注
水ノズル8を有し、この注水ノズル8から切削体7の先
端部に冷却水Wを注水するようになっている。
【0018】気流形成用ユニット2は、ハンドピース1
のヘッド部3を適度な弾性力をもって包み込めるような
形状に薄い金属板で形成した装着部10を有する。この
装着部10の先端には、多数の小さな噴出孔11、1
1、……を所定の間隔で設けた金属製の環状チューブ1
2を気体噴出部4として接続させる。またこの環状チュ
ーブ12には、そこから延設された接続用延設部12t
を介してシリコーン樹脂製の中間ホース13を固定的に
接続し、この中間ホース13の先端に設けた接続部13
jに、図外の圧縮空気供給源に接続の圧縮空気供給用ホ
ース14を着脱可能に接続できるようにする(図4)。
【0019】この気流形成用ユニット2のハンドピース
1への取付け・固定は、装着部10をヘッド部3に被せ
た状態で装着部10がその弾性力でヘッド部3を包むよ
うに保持する保持力によりなされる。従って装着部10
をやや強めに押してヘッド部3に被せるだけの簡単な操
作でハンドピース1への取付け・固定を行なえる。一方
中間ホース13は、適当な巻付け手段で把持部5に固定
することになるが、ハンドピース1を操作する際に邪魔
にならない部分に沿って固定するのが好ましく、通常は
図4に示すような位置を選択する。
【0020】上記のようにヘッド部3に装着部10を被
せると環状チューブ12つまり気体噴出部4は、回転軸
6の周囲つまり切削体7の基端部をほぼ均一的に囲う状
態となる。そして図外の圧縮空気供給源から圧縮空気供
給用ホース14を介して圧縮空気を供給すると、この圧
縮空気は、気体噴出部4の各噴出孔11、11、……か
ら切削体7に沿って噴出し、切削体7の周囲を内部に逆
円錐状の空間を形成するようにして囲う状態の気流帯C
を形成する。このため冷却水Wから発生する微水滴や微
粉状の歯牙切削片は気流帯Cに閉じ込められた状態で下
方に集積され、口腔外に飛散することはない。また気流
帯Cは、図5に見られるように、その中心部分の気流が
切削体7の先端近辺で治療中の歯Tに吹き当たることで
切削部位の冷却にも作用する。さらに気流帯Cは、図示
してないが、切削部位に近づけて用いられる歯科鏡の鏡
面にもそこを掃くようにして当たるので歯科鏡の鏡面に
水滴が付着したり曇りを生じたりするのを有効に防止す
るのにも機能する。なお気流帯Cに閉じ込められて下方
に集積して落下した微水滴や微粉状の歯牙切削片は、唾
液や冷却水の吸引に用いられているバキュームなどによ
り排除されることになる。
【0021】第2の実施形態は、気流帯用の機構を予め
内蔵させたハンドピースの例である。この実施形態にお
けるハンドピース20は、図6に示すように、ヘッド部
21に内蔵されているエアータービン22の下部に気体
噴出部23を設けた構造となる。そして気流帯Cは、エ
アータービン22で使用済みの圧縮空気を気体噴出部2
3に供給して形成することになる。
【0022】第3の実施形態は、振動チップ式の歯石除
去具に気流帯形成用の機構ユニットを後付けする例であ
る。この実施形態では、図7に示すように、既存の歯石
除去具30に気流形成用ユニット31を取り付けること
で振動チップ32の基端部に沿った気体噴出部33を設
ける。
【0023】気流形成用ユニット31は、歯石除去具3
0の先端部に嵌合装着させるための装着部34を有し、
また第1の実施形態について説明したと同様な多数の小
さな噴出孔を所定の間隔で設けた金属製の環状チューブ
35を気体噴出部33として有し、さらにこの環状チュ
ーブ35から延設される接続用延設部35tを圧縮空気
供給用ホース36への接続用として有する。その装着部
34は、例えばシリコーンゴムのように耐薬品性や耐熱
性の高い材料を用いて図8に示すような形状構造で形成
する。具体的には歯石除去具30の先端部に嵌合させる
ための嵌合孔37と接続用延設部35tを通すための通
孔38を有する短筒状に形成する。
【0024】第4の実施形態は、同じく振動チップ式の
歯石除去具に気流帯形成用の機構ユニットを後付けする
例である。図9及び図10に示すように、この実施形態
における気流形成用ユニット40は、金属板を用いて歯
石除去具30の先端部の形状に対応する筒状にして形成
した装着部41の先端部に環状チューブ42を保持させ
た構造とする。装着部41による環状チューブ42の保
持は、装着部41の先端に設ける保持爪43でなさせ
る。
【0025】なお歯石除去具についても気流帯用の機構
を予め内蔵させる形態を必要に応じて採用することがで
きる。その場合にはハンドピースの第2の実施形態に関
して説明した形態にに準じた形態となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
汚染微粒物が口腔外に飛散するのを有効に防止でき、ま
た切削時の冷却水の水量を大幅に減らすことができ、さ
らに歯科鏡の鏡面に水滴が付着したり曇りを生じるのを
有効に防止でき、さらにまた切削部位の視認を妨げる水
の膜の生じるのを有効に防止でき、歯科医療における治
療条件の改善に大きく寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態におけるハンドピースの要部斜
視図。
【図2】図1のハンドピースの一部破断を含む要部側面
図。
【図3】図2中の矢示DA方向から見た一部破断を含む
側面図。
【図4】図1のハンドピースの全体側面図。
【図5】図1のハンドピースにおける気流帯の状態につ
いての説明図。
【図6】第2の実施形態におけるハンドピースの一部破
断を含む要部側面図。
【図7】第3の実施形態における歯石除去具の要部側面
図。
【図8】第3の実施形態における気流形成用ユニットの
装着部の斜視図。
【図9】第4の実施形態における歯石除去具の要部側面
図。
【図10】第9中の矢印DA方向から見た気流形成用ユ
ニットの正面図。
【符号の説明】
1 ハンドピース 2 気流用ユニット 3 ヘッド部 4 気体噴出部 5 把持部 7 切削体 C 気流帯 20 ハンドピース 22 エアータービン(回転駆動手段) 23 気体噴出部 30 歯石除去具 33 気体噴出部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に突出状態で切削体を備えてお
    り、この切削体により歯の切削や歯石の切削除去などを
    行なう歯科治療具において、切削体の基端部側の周囲を
    囲う状態で気体噴出部を設け、この気体噴出部から切削
    体の突出向きの方向へ気体を噴出させることで切削体の
    先端部を囲う状態となる気流帯を形成するようにしたこ
    とを特徴とする歯科治療具。
  2. 【請求項2】 先端のヘッド部に駆動手段を内蔵してお
    り、この駆動手段に基端部を介して突出状態に接続させ
    た棒状の切削体により歯の切削を行なうようになってい
    るハンドピースにおいて、切削体の基端部側の周囲を囲
    う状態の気体噴出部をヘッド部に設け、この気体噴出部
    から切削体の突出向きの方向へ気体を噴出させることで
    切削体の先端部を囲う状態となる気流帯を形成するよう
    にしたことを特徴とするハンドピース。
  3. 【請求項3】 先端部に突出状態で振動チップを備え、
    この振動チップを歯に接触させつつ歯石の除去を行なう
    歯石除去具において、振動チップの基端部側の周囲を囲
    う状態の気体噴出部を設け、この気体噴出部から振動チ
    ップの突出向きの方向へ気体を噴出させることで振動チ
    ップの先端部を囲う状態となる気流帯を形成するように
    したことを特徴とする歯石除去具。
JP19054295A 1994-10-26 1995-07-26 歯科治療具 Expired - Lifetime JP2721321B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19054295A JP2721321B2 (ja) 1994-10-26 1995-07-26 歯科治療具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-262900 1994-10-26
JP26290094 1994-10-26
JP19054295A JP2721321B2 (ja) 1994-10-26 1995-07-26 歯科治療具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08173454A JPH08173454A (ja) 1996-07-09
JP2721321B2 true JP2721321B2 (ja) 1998-03-04

Family

ID=26506159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19054295A Expired - Lifetime JP2721321B2 (ja) 1994-10-26 1995-07-26 歯科治療具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2721321B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7131837B2 (en) 2003-10-31 2006-11-07 Dentsply International Inc. Vertically and horizontally standing dental scaler system and method
KR102232638B1 (ko) * 2020-10-30 2021-03-26 김두희 치과용 핸드피스

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08173454A (ja) 1996-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3224545B2 (ja) 超音波歯洗浄器
AU670614B2 (en) Apparatus for controlling the aerosol envelope
US5236358A (en) Dental ultrasonic calculus removal apparatus and method
JP5281642B2 (ja) 液滴スプレーの歯クリーニングシステム用の位置決め/誘導先端部アセンブリ
US5531722A (en) Aspiration unit
JP3342903B2 (ja) 処置部位を冷却する手段を有する歯科医用の器具
US4850868A (en) Spray shield
US5547375A (en) Suction device for dental treatment units
US5067899A (en) Air-water dental syringe with protective barrier
JP3555827B2 (ja) スケーリングチップ
US6585512B2 (en) Aspiration unit
JP2721321B2 (ja) 歯科治療具
US6024566A (en) Abrasive container for gas-abrasive applications
WO2021220316A1 (en) Dental suction device
US4367759A (en) Flexible teeth-cleaning device
JP2003325545A (ja) 歯科用切削装置
JP3600224B2 (ja) 歯科用呼吸器官保護装置
JP2023535094A (ja) 歯科用吸引装置、並びに歯科用吸引装置及び器具アセンブリ
JP4079745B2 (ja) 舌苔除去用チップ及びこれを用いた舌苔除去用ハンドピース
JP2004329312A (ja) 骨の切削吸入採取器
KR200199835Y1 (ko) 치아검사경 및 관련 장치
JP3073535U (ja) 歯科用研磨研削装置
JP4323420B2 (ja) スケーラ用チップ
JPH07289570A (ja) デンタルミラーつきバキュームチップ
EP1155655A1 (en) An odontoscope and the related equipment thereof