JP3073535U - 歯科用研磨研削装置 - Google Patents
歯科用研磨研削装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 術者が歯表面の状態を触覚的に感じることが
でき、所望の精度の治療効果が得られる研磨研削用粉体
噴射式の歯科用研磨研削装置を提供する。 【解決手段】 ハンドピース1の噴射ノズル11に、歯
表面に接触するガイド棒5が設けられ、このガイド棒5
の形状寸法は、噴射ノズル11から噴射される研磨研削
用粉体と気体の混合流の円滑な流れを確保し得るように
設定されている。これにより、術者は、治療に際して、
ガイド棒5により歯表面の状態を触覚的に感じ取りなが
ら治療を行うことができる。
でき、所望の精度の治療効果が得られる研磨研削用粉体
噴射式の歯科用研磨研削装置を提供する。 【解決手段】 ハンドピース1の噴射ノズル11に、歯
表面に接触するガイド棒5が設けられ、このガイド棒5
の形状寸法は、噴射ノズル11から噴射される研磨研削
用粉体と気体の混合流の円滑な流れを確保し得るように
設定されている。これにより、術者は、治療に際して、
ガイド棒5により歯表面の状態を触覚的に感じ取りなが
ら治療を行うことができる。
Description
【0001】
本考案は、歯科用研磨研削装置に関し、さらに詳細には、歯表面の歯垢や歯石 を取り除いたり、歯表面を研磨する、あるいは歯の治療のため、う蝕部を研削除 去するために用いられる歯科用研磨研削装置に関する。
【0002】
歯表面の歯垢や歯石を取り除いたり、歯表面を研磨したり、研削する歯科用研 磨研削装置としては、回転切削工具式のものと、研磨研削用粉体噴射式のものと に大別される。
【0003】 前者の回転切削工具式の研磨研削装置は、マイクロモータハンドピース、エア タービンハンドピース等により回転する切削工具を歯表面に直接当てることによ り、歯を研磨研削する構造とされている。
【0004】 一方、後者の研磨研削用粉体噴射式の研磨研削装置は、ハンドピース先端に研 磨研削用粉体を噴射する噴射ノズルを備えてなり、この噴射ノズルから研磨研削 用粉体を空気や水などの液体と共に噴射して歯表面に当てることにより、研磨研 削用粉体のアブレーション効果で歯表面を研磨研削する構造とされている。
【0005】 そして、これらの研磨研削装置は、それぞれの特性を生かして、用途別に使い 分けられている。
【0006】
ところで、後者の研磨研削用粉体噴射式の研磨研削装置においては、以下の述 べるような不具合があり、さらなる改良が要望されていた。
【0007】 (1) 治療に際して精密さを保つのに非常な神経を使うことを強いられ、あるいは 所望の精度の治療効果が得られ難い。
【0008】 従来、術者である歯科医師は、回転切削工具式の研磨研削装置を用いる機会が 多く、この回転切削工具式のものにおいては、切削工具が必ず歯表面と直接接触 する状態で治療を行うため、術者は歯表面の状態を触覚的に調べながら治療を行 うことになり、このような治療手法に慣れている。
【0009】 ところが、研磨研削用粉体噴射式の研磨研削装置においては、噴射ノズルから 噴射される研磨研削用粉体が効率よく流れるためには、噴射ノズルは歯表面から 適度な距離だけ離す必要があり、術者は歯表面の状態を視覚的に調べながら治療 を行うことになる。これがため、術者は研磨、研削時の歯表面からの触覚的なフ ィードバックを感じることができず、治療に際して、精密さを保つのに非常な神 経を使うことを強いられており、また、回転切削工具式の研磨研削装置に比較し て所望の精度の治療効果を望み難かった。
【0010】 (2) 従来の研磨研削用粉体噴射式では、噴射ノズルから噴射された研磨研削用粉 体が口腔内ばかりか口腔外にも飛散しやすく、衛生的にも、好ましい状態ではな かった。
【0011】 また、このような状態を低減するために、外部から研磨研削用粉体等を吸引す る吸引装置を併用することも行われたりしているが、効率的な吸引が比較的行い 難いなどの問題があり、抜本的な解決には至っていなかった。
【0012】 (3) 従来の研磨研削用粉体噴射式の研磨研削装置では、研磨研削用粉体として、 アルミナや炭酸水素ナトリウム等の研磨研削剤の単体粉末が使用されているとこ ろ、アルミナ単体では、切削力が強烈過ぎて、健全な歯までも研削除去する可能 性が高く、炭酸水素ナトリウム単体では、粘膜に対する刺激性が高く、治療後に 歯肉部に疼痛を感じるなどの不具合があった。
【0013】 本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的 とするところは、回転切削工具式の研磨研削装置と同様、術者が歯表面の状態を 触覚的に感じることができ、所望の精度の治療効果が得られる構造を備えた研磨 研削用粉体噴射式の歯科用研磨研削装置を提供することにある。
【0014】 また、本考案の他の目的とするところは、噴射ノズルから噴射された研磨研削 用粉体が口腔内外にも飛散するのを防止する構造も備えた研磨研削用粉体噴射式 の歯科用研磨研削装置を提供することにある。
【0015】 さらに、本考案のもう一つ他の目的とするところは、切削力が適度であり、あ るいは粘膜に対する刺激性が低い研磨研削用粉体噴射構造も備えた研磨研削用粉 体噴射式の歯科用研磨研削装置を提供することにある。
【0016】
上記目的を達成するため、本考案の歯科用研磨研削装置は、研磨研削用粉体を 気体と共にハンドピースから噴射して歯を研磨研削する装置において、ハンドピ ースの噴射部に、歯表面に接触する接触手段が設けられ、この接触手段の形状寸 法は、上記噴射部から噴射される研磨研削用粉体と気体の混合流の円滑な流れを 確保し得るように設定されていることを特徴とする。
【0017】 好適な実施態様として、上記ハンドピースの噴射部に、歯表面患部を照明する 光照射部が設けられたり、上記ハンドピースの先端部に、歯表面患部の研磨研削 深さを測定する研磨研削深さ測定手段が設けられる。また、好適には、上記ハン ドピースの噴射部近傍に、吸引手段が設けられる。
【0018】 さらに、上記研磨研削用粉体が、キシリトールを含むことが望ましい。
【0019】 また、上記ハンドピースの作動モードが複数種類設定されて、これら複数種類 の作動モードの中からいずれか一つが選択可能な構成とされる。具体的には、例 えば、上記作動モードとして、上記噴射部から研磨研削用粉体と気体の混合流を 噴射する混合流体噴射モード、上記噴射部から気体のみを噴射するの噴射モード 、上記吸引手段のみが作動する吸引モード、および上記噴射部から研磨研削用粉 体と気体の混合流を噴射すると同時に上記吸引手段が作動する複合モードのうち 、少なくとも2種類以上のモードを含み、これら作動モードの中からいずれか一 つが選択可能な構成とされる。
【0020】 本考案の歯科用研磨研削装置においては、ハンドピースの噴射部に、歯表面に 接触する接触手段が設けられることで、回転切削工具式の研磨研削装置と同様、 術者は、治療に際して、接触手段により歯表面の状態を触覚的に感じ取りながら 治療を行うことができる。この場合、上記接触手段の形状寸法は、上記噴射部か ら噴射される研磨研削用粉体と気体の混合流の円滑な流れを確保し得るように設 定されることで、研磨研削用粉体の効率的な流れが阻害されることはない。
【0021】 また、上記ハンドピースの噴射部に、歯表面患部を照明する光照射部が設けら れたり、上記ハンドピースの先端部に、歯表面患部の研磨研削深さを測定する研 磨研削深さ測定手段が設けられることで、より精密な治療が可能となる。
【0022】 さらに、上記ハンドピースの噴射部近傍に、吸引手段が設けられることにより 、噴射ノズルから噴射された研磨研削用粉体が効率良く吸引排除され、口腔内外 への飛散が防止される。
【0023】 また、上記研磨研削用粉体として、アルミナや炭酸水素ナトリウム等の研磨研 削剤の単体粉末に加えてキシリトールを含むことにより、研磨研削剤の単体粉末 が使用される場合に比較して、切削力が穏やかになり、または粘膜に対する刺激 性も低く、さらには、キシリトールの自体の作用により、う蝕抑制効果等も発揮 され得る。
【0024】
【考案の実施の形態】 以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0025】 実施形態1 本考案に係る歯科用研磨研削装置が図1および図2に示されており、この研磨 研削装置は、具体的には歯科医院等において使用される研磨研削用粉体噴射式の ものである。この研磨研削装置は、ハンドピース1、粉体供給部2、気体供給部 3およびモード選択部4などを主要部として備えるとともに、ハンドピース1の 噴射部に、歯表面に接触する接触手段5が設けられてなる接触型構造を備えてな る。
【0026】 ハンドピース1は、手持ち治療器として術者が手持ち操作可能な形状寸法を有 する本体ケース10の先端に噴射部11が設けられるとともに、本体ケース10 内に、粉体供給管12および光照射部13が設けられている。
【0027】 噴射部11は、研磨研削用粉体を気体と共にハ表面に向けて噴射する部位であ り、具体的には噴射ノズルの形態とされている。この噴射ノズル11は、図示の ごとく先細の円錐筒形状とされるとともに、その開口された先端部11aが噴射 口とされている。
【0028】 また、噴射ノズル11の先端部位には、上記接触手段5が一体的に設けられて いる。この接触手段5は、治療に際し歯表面に接触して、術者に歯表面の状態を 触覚的に感知させるためのもので、噴射ノズル11の本来的機能を阻害しないよ うに構成されている。
【0029】 つまり、接触手段5の形状寸法は、噴射ノズル11から噴射される研磨研削用 粉体と気体の混合流の効率的で円滑な流れを阻害しないように設定されている。 図示の実施形態の接触手段5は、図2に示すように、上記噴射ノズル11の噴射 口11aの先端縁から前方に延びるガイド棒の形態とされている。
【0030】 このガイド棒5は、噴射ノズル11から噴射される研磨研削用粉体の円滑な流 れを阻害せずかつ上記触覚的感知手段としての機能を有する太さ寸法とすること も可能である。また、ガイド棒5は、噴射ノズル11の円錐筒形状の外形輪郭に 沿って直線状に延びるとともに、噴射ノズル11の軸線と交わる位置に先端5a が位置する長さ寸法に設定することも可能である。このような構成により、ガイ ド棒5の先端5aが歯表面に接触した状態において、噴射ノズル11の噴射口1 1aと歯表面とが噴射ノズル11から噴射される研磨研削用粉体が効率よく流れ るために適度な距離となり、上記触覚的感知機能に加えてガイド機能をも兼備す る。
【0031】 さらに、ガイド棒5は、歯表面患部の研磨研削深さを測定する接触型の研磨研 削深さ測定手段としての機能を持たせた形態にすることもできる。この目的のた め、ガイド棒5の表面には、その長さ方向に目盛14が設けられている。これに より、ガイド棒5の先端5aが歯表面患部に接触した状態で上記目盛14を読み 取ることで、白色で目視ではどの程度掘れているのか判別し難い歯表面患部の研 磨研削深さを目視にて明確に測定することができる。
【0032】 粉体供給管12は、研磨研削用粉体とエアを同時に噴射する構造とされ、具体 的には、図示のごとく、外周側の研磨研削用粉体供給パイプ15と内周側のエア ー供給パイプ16とが同心状に配置されてなる同軸パイプ構造とされている。具 体的には図示しないが、研磨研削用粉体供給パイプ15とエアー供給パイプ16 は、本体ケース10の基端部に接続された配管17を介して、粉体供給部2と気 体供給部3にそれぞれ連通可能とされている。粉体とエアーとの混合方式は図示 した混合方式以外にも公知のベンチュリ方式であっても良い。
【0033】 光照射部13は、歯表面患部を照明するもので、図示しない電線等を介して電 源に接続可能とされたハロゲン電球またはLEDのような光源13aと、この光 源13aからの光を導く光ファイバからなるライトガイド出光端13bから出光 される。このライトガイド出光端13bは、噴射ノズル11の噴射口11aから 外部に臨んで配置され、これにより、歯表面患部を照明するように構成されてい る。
【0034】 粉体供給部2は、研磨研削用粉体をハンドピース1の粉体供給管12に供給す るもので、具体的には図示しないが、研磨研削用粉体が貯留される粉体タンクお よび粉体タンク内の研磨研削用粉体を圧送供給する供給ポンプ等からなる従来周 知の構造を備え、配管17を介して、粉体供給管12の研磨研削用粉体供給パイ プ15に連通可能とされている。また、粉体供給部2は図示ではハンドピースの 外に設けたが、ハンドピース内部に設けても良い。
【0035】 研磨研削用粉体としては、研磨研削剤(アブレーション)の単体粉末や2種類 以上の混合粉末のほか、望ましくは、研磨研削剤に糖アルコールが含有されたも のが使用される。
【0036】 研磨研削剤としては、炭酸水素ナトリウム、食塩(塩化ナトリウム)、グルタ ミン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、アルミナ、シリカ、ク ルミ殻粉等や、これらのうち少なくとも2種類を混合したものが用いられる。
【0037】 糖アルコールとしては、マルチトール、マンニトール、ソルビトール、エリス リトール、マルトトリイトール、パラチニットおよびキシリトールからなる群か ら選ばれる少なくとも1種を含むものが使用される。
【0038】 図示の実施形態の研磨研削用粉体は、研磨研削剤としてアルミナや炭酸水素ナ トリウム等の研磨研削剤の単体粉末に加えて、糖アルコールとしてキシリトール が含有されてなる。キシリトールは、糖アルコールの中でも、う蝕の発生原因と されるミュータンス連鎖球菌の代謝機能を抑制する作用に優れ、ミュータンス連 鎖球菌内に取り込まれた際に、優れた静菌作用を発揮する。
【0039】 研磨研削用粉体は、研磨研削剤の粉末と糖アルコールの粉末とが単純に混練さ れるほか、研磨研削剤の粒子を支持体として、この粒子中に、キシリトール粒子 を分散したものが用いられ、図示の実施形態においては、使用の簡便性や水や食 塩水等の溶液への溶解・分散性を考慮して、後者が採用されている。また、水に 溶解しやすくゲル状になる粉体であっても良い。
【0040】 気体供給部3は、清浄な圧力エアをハンドピース1の粉体供給管12に供給す るもので、具体的には図示しないが、エアポンプ、フィルタ、圧力調整弁等から なる従来周知の構造を備え、配管17を介して、粉体供給管12のエアー供給パ イプ16に連通可能とされている。
【0041】 モード選択部4は、ハンドピース1の作動モードつまり噴射ノズル11から噴 射される噴射モードを選択制御するもので、具体的には図示しないが、粉体供給 部2および気体供給部3からの供給路の中途個所に配された流路切換弁や流量調 整弁と、これら流路切換弁や流量調整弁を開閉制御して予め設定された複数種類 の作動モードのいずれか一つを選択するモード選択手段などを主要部として備え てなる。
【0042】 図示の実施形態においては、ハンドピース1の作動モードとして、噴射ノズル 11から研磨研削用粉体とエアの混合流を噴射する混合流体噴射モードと、噴射 ノズル11からエアのみを噴射するの噴射モードの2種類が設定されるとともに 、各作動モードにおける噴射量も調整可能なモード設定とされ、これら作動モー ドが、ハンドピース1に設けられた上記モード選択手段により選択可能とされ、 このモード選択手段の選択スイッチ18が、ハンドピース1の本体ケース10の 外周面に設けられている。
【0043】 以上のように構成された歯科用研磨研削装置においては、装置のメインスイッ チ(図示省略)をオンにした状態で、ハンドピース1の選択スイッチ18により 所望の操作モードを選択した後、ハンドピース1の操作スイッチ(図示省略)を オンすることで、ハンドピース1の噴射ノズル11から、所望の操作モードの噴 射が行われる。
【0044】 例えば、混合流体噴射モードにより歯を研磨研削治療する場合は、選択スイッ チ18により混合流体噴射モードを選択して、噴射ノズル11の先端のガイド棒 5を歯表面に接触させた状態で、光照射部13により歯表面患部を照射し、上記 操作スイッチをオンーオフ操作しながら治療を行う。このとき、ハンドピース1 先端の噴射ノズル11から噴射される研磨研削用粉体とエアの混合流は歯表面に 当たり、研磨研削用粉体のアブレーション効果で歯が研磨研削される。
【0045】 しかして、上記構成とされた歯科用研磨研削装置においては、ハンドピース1 の噴射ノズル11に、歯表面に接触するガイド棒5が設けられることで、回転切 削工具式の研磨研削装置と同様、術者は、治療に際して、ガイド棒5により歯表 面の状態を触覚的に感じ取りながら治療を行うことができる。この場合、ガイド 棒5が、噴射ノズル11から噴射される研磨研削用粉体とエアの混合流の流れを 阻害することはなく、円滑で効率的な流れが確保される。
【0046】 また、ガイド棒5は、歯表面患部の研磨研削深さを測定する研磨研削深さ測定 手段としても機能しうるので、ガイド棒5の先端5aを歯表面患部に接触させた 状態でガイド棒5上の目盛14を読み取れば、歯表面患部の研磨研削深さを目視 にて明確に測定することができる。
【0047】 さらに、ハンドピース1の噴射ノズル11先端部からは、光照射部13のライ トガイド出光端13bから歯表面患部に対する照明がなされるので、歯表面患部 が明るく、この点でも精密な治療が可能となる。
【0048】 さらに、研磨研削用粉体として、アルミナや炭酸水素ナトリウム等の単体粉末 に加えてキシリトールを含むことにより、単体粉末が使用される場合に比較して 、切削力が穏やかになり、または粘膜に対する刺激性も低く、さらには、キシリ トールの自体の作用により、う蝕抑制効果等も発揮され得る。
【0049】 つまり、研磨研削用粉体のアブレーション効果により、歯垢や歯石が取り除か れるとともに、大部分のミュータンス連鎖球菌が取り除かれ、清掃、研磨研削後 の歯表面にわずかに残存しているミュータンス連鎖球菌にキシリトールが働き、 その代謝機能が抑制される。これにより、ミュータンス連鎖球菌の増殖が長時間 にわたって抑制され、口腔内のミュータンス連鎖球菌の数が減るので、う蝕の発 生が有効に抑えられることとなる。
【0050】 実施形態2 本実施形態は図3に示されており、ハンドピース1の噴射部に設けられる接触 手段の構造が改変されたものである。
【0051】 すなわち、本実施形態の接触手段25は、噴射ノズル11の先端部位から前方 に延びる筒体の形態とされ、具体的には、噴射ノズル11の噴射口11aの端縁 に一体的に取り付けられた先細の円錐筒形状とされている。
【0052】 この接触手段25の外形円錐面は、上記噴射ノズル11の外形円錐面に同心状 にかつ面一に連続する形状とされて、接触手段25と噴射ノズル11が単一の円 錐筒を形成している。
【0053】 これに関連して、上記接触手段25には、噴射ノズル11から噴射される研磨 研削用粉体の混合流の円滑な流れを確保するための切欠部25bが開設されてい る。この切欠部25bは、接触手段25の外形円錐面の母線に沿って直線状に延 びるスリットの形態とされ、その先端が接触手段25の先端縁25aに開口して いる。
【0054】 この切欠部25bの形状寸法と配設数は、接触手段25の先端縁25aが歯表 面に接触した状態において、噴射ノズル11から噴射される研磨研削用粉体の混 合流の円滑な流れが確保され得るように設定され、図示のものにおいては、接触 手段25の円周方向へ等角度をもって4つ設けられている(4等配)。
【0055】 また、これらの切欠部25b、25b、…は、治療時においては表面患部を目 視するための開口窓としても機能する。
【0056】 このような構成により、接触手段25の先端縁25aが歯表面に接触した状態 において、噴射ノズル11の噴射口11aと歯表面とが噴射ノズル11から噴射 される研磨研削用粉体が効率よく流れるために適度な距離となり、本来的機能で ある触覚的感知機能に加えてガイド機能をも兼備する。
【0057】 また、接触手段25の構造に対応して、歯表面患部の研磨研削深さを測定する 研磨研削深さ測定手段26としては、例えば、超音波や光の反射を利用した非接 触型のセンサが用いられており、このセンサ26は、噴射ノズル11の噴射口1 1aの近傍に設けられている。
【0058】 しかして、以上のように構成された歯科用研磨研削装置においては、ハンドピ ース1の噴射ノズル11に接触手段25が設けられることで、回転切削工具式の 研磨研削装置と同様、術者は、治療に際して、接触手段25により歯表面の状態 を触覚的に感じ取りながら治療を行うことができる。 その他の構成および作用は、実施形態1と同様である。
【0059】 実施形態3 本実施形態は図4に示されており、実施形態2の接触手段25の構造が若干改 変されたものである。
【0060】 すなわち、実施形態2の接触手段35が噴射ノズル11の噴射口11aの端縁 に一体的に取り付けられた先細の円錐筒形状とされていたが、本実施形態の接触 手段35は、噴射ノズル11の基端部つまり本体ケース10との境界部に一体的 に取り付けられた円筒形状とされている。
【0061】 この接触手段35の外形円筒面は、上記本体ケース10の外形円筒面に同心状 にかつ面一に連続する形状とされて、接触手段35と噴射ノズル11が単一の円 筒筒を形成している。
【0062】 これに関連して、上記接触手段35には、噴射ノズル11から噴射される研磨 研削用粉体の混合流の円滑な流れを確保するための切欠部35bが開設されてい る。この切欠部35bは、接触手段35の外形円筒面の母線に沿って延びる矩形 開口の形態とされ、接触手段35の先端縁35aに開口している。
【0063】 この切欠部35bの形状寸法と配設数は、実施形態2と同様、接触手段35の 先端縁35aが歯表面に接触した状態において、噴射ノズル11から噴射される 研磨研削用粉体の混合流の円滑な流れが確保され得るように設定され、図示のも のにおいては、接触手段35の円周方向へ等角度をもって4つ設けられている( 4等配)。
【0064】 また、これらの切欠部35b、35b、…は、治療時においては表面患部を目 視するための開口窓としても機能する。
【0065】 このような構成により、接触手段35の先端縁35aが歯表面に接触した状態 において、噴射ノズル11の噴射口11aと歯表面とが噴射ノズル11から噴射 される研磨研削用粉体が効率よく流れるために適度な距離となり、本来的機能で ある触覚的感知機能に加えてガイド機能をも兼備する。
【0066】 しかして、以上のように構成された歯科用研磨研削装置においては、ハンドピ ース1の噴射ノズル11に接触手段35が設けられることで、回転切削工具式の 研磨研削装置と同様、術者は、治療に際して、接触手段35により歯表面の状態 を触覚的に感じ取りながら治療を行うことができる。 その他の構成および作用は、実施形態2と同様である。
【0067】 実施形態4 本実施形態は図5に示されており、実施形態2および実施形態3と同じく、同 じくハンドピース1の噴射部に設けられる接触手段の構造が改変されたものであ る。
【0068】 すなわち、本実施形態の接触手段45は、噴射ノズル11の先端部位から前方 に延びる網状の通気体の形態とされ、具体的には、噴射ノズル11の噴射口11 aの端縁に一体的に取り付けられた先細の円錐筒形状とされている。
【0069】 図示の接触手段45の外形円錐面は、実施形態2の接触手段25と同様、上記 噴射ノズル11の外形円錐面に同心状にかつ面一に連続する形状とされて、接触 手段45と噴射ノズル11が単一の円錐筒を形成している。
【0070】 上記接触手段45の網目構造は、金属線材や合成樹脂線材等が網状に編成され たものや、合成樹脂の網状一体成形品が用いられるなど、接触手段45の先端開 口縁45aが歯表面に接触した状態において、噴射ノズル11から噴射される研 磨研削用粉体の混合流の円滑な流れが確保される限り、種々の網目構造が採用可 能である。
【0071】 また、図示しないが、格子状の通気体の形態の接触手段45も採用可能であり 、さらに、図示のような噴射ノズル11の外形円錐面全周にわたる構造でなくて も、その一部を構成するものでもよい。要するに、噴射ノズル11から噴射され る研磨研削用粉体の円滑な流れを阻害せずかつ触覚的感知手段としての機能を有 する構造であればよい。
【0072】 また、接触手段45は網状の通気体であることから、治療時において術者が歯 表面患部を目視する際の妨げになることはない。
【0073】 このような構成により、接触手段45の先端開口縁45aが歯表面に接触した 状態において、噴射ノズル11の噴射口11aと歯表面とが噴射ノズル11から 噴射される研磨研削用粉体が効率よく流れるために適度な距離となり、本来的機 能である触覚的感知機能に加えてガイド機能をも兼備する。
【0074】 しかして、以上のように構成された歯科用研磨研削装置においては、ハンドピ ース1の噴射ノズル11に接触手段45が設けられることで、回転切削工具式の 研磨研削装置と同様、術者は、治療に際して、接触手段45により歯表面の状態 を触覚的に感じ取りながら治療を行うことができる。 その他の構成および作用は、実施形態2と同様である。
【0075】 実施形態5 本実施形態は図6および図7に示されており、実施形態1の構造を改変したも ので、具体的には、ハンドピース1に吸引手段50が設けられたものである。
【0076】 すなわち、本実施形態の吸引手段50は、ハンドピース1の噴射ノズル11の 近傍に開口して設けられている。
【0077】 具体的には、吸引手段50は、噴射ノズル11の外周を囲繞する同心状の円筒 体の形態とされており、その吸引開口50aが噴射ノズル11の噴射口11aよ りも前方で、かつガイド棒5の先端よりも後方に位置するように設定されている 。このように構成されることにより、ガイド棒5は、噴射ノズル11の円錐筒形 状の外形輪郭に沿って直線状に延びるとともに、噴射ノズル11の軸線と交わる 位置に先端5aが位置する長さ寸法に設定されている。このような構成により、 前述したガイド棒5の触覚的感知機能、ガイド機能および研磨研削深さ測定機能 を損なうことなく、噴射ノズル11の噴射口11から噴射される研磨研削用粉体 を効率よく確実に吸引回収することができる。
【0078】 吸引手段50の存在は、歯表面患部の視認を妨げることから、全体が透明材質 で構成されるか、あるいは一部に視認窓または切欠きが設けられる。
【0079】 吸引手段50は、具体的には図示しないが、その基端部50bが研磨研削用粉 体供給パイプ15およびエアー供給パイプ16と共用の配管17、またはこの配 管17と別個独立した吸気配管(図示省略)を介して、吸引部51に連通可能と されている。
【0080】 吸引部51は、吸引手段50内を強制排気するもので、具体的には図示しない が、真空ポンプ、フィルタ、圧力調整弁、粉体回収部等からなる従来周知の構造 を備える。
【0081】 また、本実施形態においては、上記吸引手段50を備えることに対応して、モ ード選択部4に設定されるハンドピース1の作動モードとして、豊富なバリエー ションが考えられる。
【0082】 具体的には、噴射ノズル11から研磨研削用粉体とエアの混合流を噴射する混 合流体射モードと、噴射ノズル11からエアのみを噴射するの噴射モードと、吸 引手段50のみが作動する吸引モード、および噴射ノズル11から研磨研削用粉 体と気体の混合流を噴射すると同時に吸引手段50が作動する複合モードが設定 されるとともに、各作動モードにおける噴射量・吸引量も調整可能なモード設定 とされている。そして、ハンドピース1に設けられたモード選択手段の選択スッ チ18を切り替え操作することにより、所望の作動モードを選択することができ る。
【0083】 しかして、以上のように構成された歯科用研磨研削装置においては、噴射ノズ ル11から噴射された研磨研削用粉体とエアの混合流は歯表面に当たって、歯表 面を研磨研削した後、噴射ノズル11の近傍に設けられた吸引手段50により効 率良く吸引排除されることとなり、口腔内外への飛散が有効に防止される。 その他の構成および作用は実施形態1と同様である。
【0084】 なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであ って、本発明はこれに限定されることなくその範囲内で種々の設計変更が可能で ある。
【0085】 例えば、噴射ノズル11の先端部位に設けられる接触手段5は、前記の触覚的感 知手段としての機能を有する限り、また噴射ノズル11から噴射される研磨研削 用粉体と気体の混合流の効率的で円滑な流れが確保される形状寸法を有する限り 、図示のもの以外の構造も採用可能である。要するに、噴射ノズル11から噴射 される研磨研削用粉体の円滑な流れを阻害せずかつ触覚的感知手段としての機能 を有する構造であればよい。
【0086】
以上述べたように、本考案によれば、ハンドピースの噴射部に、歯表面に接触す る接触手段が設けられているから、回転切削工具式の研磨研削装置と同様、術者 は、治療に際して、接触手段により歯表面の状態を触覚的に感じ取りながら治療 を行うことができ、これにより、所望の精度の治療効果を得ることができる。
【0087】 しかも、この場合、上記接触手段の形状寸法が上記噴射部から噴射される研磨研 削用粉体と気体の混合流の円滑な流れを確保し得るように設定されているから、 研磨研削用粉体の効率的な流れが阻害されることはない。
【0088】 また、上記ハンドピースの噴射部に、歯表面患部を照明する光照射部が設けられ たり、上記ハンドピースの先端部に、歯表面患部の研磨研削深さを測定する研磨 研削深さ測定手段が設けられると、白色で目視ではどの程度掘れているのか判別 し難い歯表面患部の研磨研削深さを目視にて確認することができ、より精密な治 療が可能となる。
【0089】 さらに、上記ハンドピースの噴射部近傍に、吸引手段が設けられることにより 、噴射ノズルから噴射された研磨研削用粉体が効率良く吸引排除され、口腔内外 への飛散が有効に防止され、衛生的な雰囲気での治療が可能となる。
【0090】 また、上記研磨研削用粉体として、アルミナや炭酸水素ナトリウム等の単体粉末 に加えてキシリトールを含むことにより、単体粉末が使用される場合に比較して 、切削力が穏やかになり、健全な歯を研削除去してしまう危険を避けることがで き、または粘膜に対する刺激性も低くて、患者が治療後に歯肉部に疼痛を感じる などの不具合を避けることができる。さらには、キシリトールの自体の作用によ り、う蝕抑制効果等も発揮され得ることになる。
【図1】本考案の実施形態1に係る歯科用研磨研削装置
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
【図2】同歯科用研磨研削装置の要部であるハンドピー
スを示し、図2(a)は斜視図、図2(b)は一部を切開して
示す側面図、図2(c)は同じく一部を切開して示す平面
図である。
スを示し、図2(a)は斜視図、図2(b)は一部を切開して
示す側面図、図2(c)は同じく一部を切開して示す平面
図である。
【図3】本考案の実施形態2に係る歯科用研磨研削装置
のハンドピースを示し、図3(a)は斜視図、図3(b)は一
部を切開して示す側面図、図3(c)は正面図である。
のハンドピースを示し、図3(a)は斜視図、図3(b)は一
部を切開して示す側面図、図3(c)は正面図である。
【図4】本考案の実施形態3に係る歯科用研磨研削装置
のハンドピースを示し、図4(a)は斜視図、図4(b)は一
部を切開して示す側面図、図4(c)は正面図である。
のハンドピースを示し、図4(a)は斜視図、図4(b)は一
部を切開して示す側面図、図4(c)は正面図である。
【図5】本考案の実施形態4に係る歯科用研磨研削装置
のハンドピースを示し、図5(a)は斜視図、図5(b)は一
部を切開して示す側面図、図5(c)は同じく一部を切開
して示す平面図である。
のハンドピースを示し、図5(a)は斜視図、図5(b)は一
部を切開して示す側面図、図5(c)は同じく一部を切開
して示す平面図である。
【図6】本考案の実施形態5に係る歯科用研磨研削装置
を示す概略構成図である。
を示す概略構成図である。
【図7】同歯科用研磨研削装置の要部であるハンドピー
スを示し、図7(a)は斜視図、図7(b)は一部を切開して
示す側面図、図7(c)は正面図である。
スを示し、図7(a)は斜視図、図7(b)は一部を切開して
示す側面図、図7(c)は正面図である。
1 ハンドピース 2 粉体供給部 3 気体供給部 4 モード選択部 5 ガイド棒(接触手段、研磨研削深さ
測定手段) 10 本体ケース 11 噴射ノズル(噴射部) 11a 噴射口 12 粉体供給管 13 光照射部 14 目盛 25 接触手段 25b 切欠部 26 センサ(測定手段) 35 接触手段 35b 切欠部 45 接触手段 50 吸引手段 50a 吸引開口 51 吸引部
測定手段) 10 本体ケース 11 噴射ノズル(噴射部) 11a 噴射口 12 粉体供給管 13 光照射部 14 目盛 25 接触手段 25b 切欠部 26 センサ(測定手段) 35 接触手段 35b 切欠部 45 接触手段 50 吸引手段 50a 吸引開口 51 吸引部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 徳之 京都府京都市伏見区東浜南町680番地 株 式会社モリタ製作所内 (72)考案者 西村 巳貴則 京都府京都市伏見区東浜南町680番地 株 式会社モリタ製作所内 (72)考案者 中井 照二 京都府京都市伏見区東浜南町680番地 株 式会社モリタ製作所内
Claims (12)
- 【請求項1】 研磨研削用粉体を気体と共にハンドピー
スから噴射して歯を研磨又は研削する装置において、 ハンドピースの噴射部に、歯表面に接触する接触手段が
設けられ、 この接触手段の形状寸法は、前記噴射部から噴射される
研磨研削用粉体と気体の混合流の円滑な流れを確保し得
るように設定されていることを特徴とする歯科用研磨研
削装置。 - 【請求項2】 前記接触手段は、前記噴射部先端部位か
ら前方に延びるガイド棒の形態とされていることを特徴
とする請求項1に記載の歯科用研磨研削装置。 - 【請求項3】 前記接触手段は、前記噴射部先端部位か
ら前方に延びる筒体の形態とされ、 この筒体には、前記噴射部から噴射される前記混合流の
円滑な流れを確保するための切欠部が開設されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の歯科用研磨研削装置。 - 【請求項4】 前記接触手段は、前記噴射部先端開口縁
から前方に延びる網状または格子状の通気体の形態とさ
れていることを特徴とする請求項1に記載の歯科用研磨
研削装置。 - 【請求項5】 前記ハンドピースの噴射部近傍に、吸引
手段が設けられていることを特徴とする請求項1から4
のいずれか一つに記載の歯科用研磨研削装置。 - 【請求項6】 前記吸引手段は、前記噴射部の外周を囲
繞する同心状の筒体の形態とされていることを特徴とす
る請求項5に記載の歯科用研磨研削装置。 - 【請求項7】 前記ハンドピースの噴射部に、歯表面患
部を照明する光照射部が設けられていることを特徴とす
る請求項1から6のいずれか一つに記載の歯科用研磨研
削装置。 - 【請求項8】 前記ハンドピースの作動モードが複数種
類設定されて、これら複数種類の作動モードの中からい
ずれか一つが選択可能な構成とされていることを特徴と
する請求項1から7のいずれか一つに記載の歯科用研磨
研削装置。 - 【請求項9】 前記作動モードは、前記噴射部から研磨
研削用粉体と気体の混合流を噴射する混合流体噴射モー
ド、前記噴射部から気体のみを噴射するの噴射モード、
前記吸引手段のみが作動する吸引モード、および前記噴
射部から研磨研削用粉体と気体の混合流を噴射すると同
時に前記吸引手段が作動する複合モードのうち、少なく
とも2種類以上のモードを含み、これら作動モードの中
からいずれか一つが選択可能な構成とされていることを
特徴とする請求項8に記載の歯科用研磨研削装置。 - 【請求項10】 前記作動モードを選択するモード選択
手段が前記ハンドピースに設けられていることを特徴と
する請求項8または9に記載の歯科用研磨研削装置。 - 【請求項11】 前記研磨研削用粉体が、キシリトール
を含むことを特徴とする請求項1から10のいずれか一
つに記載の歯科用研磨研削装置。 - 【請求項12】 前記ハンドピースの先端部に、歯表面
患部の研磨研削深さを測定する研磨深さ測定手段が設け
られていることを特徴とする請求項1から11のいずれ
か一つに記載の歯科用研磨研削装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000003505U JP3073535U (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | 歯科用研磨研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000003505U JP3073535U (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | 歯科用研磨研削装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3073535U true JP3073535U (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=43206754
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000003505U Expired - Fee Related JP3073535U (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | 歯科用研磨研削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3073535U (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015104429A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | 株式会社サンギ | 粉体流通装置 |
JP2020191939A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-12-03 | 株式会社モリタ東京製作所 | 粉体吹き付け装置 |
WO2022162952A1 (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | 英世 宇治 | 光るバキュームチップ |
JP7520979B2 (ja) | 2019-11-25 | 2024-07-23 | フェルトン ホールディング ソシエテ アノニム | 歯の表面洗浄のための粉末 |
-
2000
- 2000-05-25 JP JP2000003505U patent/JP3073535U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP7340231B2 (ja) | 2019-05-24 | 2023-09-07 | 株式会社モリタ東京製作所 | 粉体吹き付け装置 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |