JP2617881B2 - 歯科治療用開口器 - Google Patents

歯科治療用開口器

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JP2617881B2
JP2617881B2 JP6092878A JP9287894A JP2617881B2 JP 2617881 B2 JP2617881 B2 JP 2617881B2 JP 6092878 A JP6092878 A JP 6092878A JP 9287894 A JP9287894 A JP 9287894A JP 2617881 B2 JP2617881 B2 JP 2617881B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は歯科治療時の補助器具と
して用いる歯科治療用開口器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歯科において、歯牙の治療を行う際には
口腔を大きく開くようにしている。これは術者の口腔視
野を拡大させ、円滑な治療行為を実施する上で重要なこ
とであるが、患者にとって、口腔を長時間大きく開いて
いることは苦痛を伴う問題がある。
【0003】そのため、口腔視野の拡大を改善すると同
時に患者の苦痛を軽減し長時間にわたる治療を可能とす
ることを目的として、治療する歯牙とは左右反対側に位
置する上下の歯牙の間に挟装セットするようにした開口
器が用いられている。
【0004】従来の開口器には、上下に歯牙受部のみを
有して上下の歯牙を所要の間隔に保持するようにしたも
の、あるいは、上歯牙受部と下歯牙受部の間隔を任意に
変えられるようにして、上下の歯牙間に上下の歯牙受部
を挾んで機械的に上下の歯牙受部を開いて上下の歯牙を
所要の間隔に保持するようにしたもの、等種々のものが
用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
いずれの開口器も、上下の歯牙列を一定間隔に保持させ
て口腔を大きく開かせておくだけのものであり、治療中
に生じる唾液等の吸い出しや治療時の舌圧排子はアシス
タントによる治療補助作業として不可欠のものとなって
いる。すなわち、通常、口腔を開いて歯牙の治療を行う
場合、口腔内に唾液や治療時の冷却水等が溜る問題があ
り、又、回転切削器具を用いた場合には、偶発的に舌を
傷付ける事故が発生する虞があるため、唾液等を吸引排
出するノズル管を口腔内に挿入配置する作業や舌を押え
込む作業等をアシスタントが行う必要が生じるが、この
際、アシスタントの手が術者の治療行為の邪魔になるこ
とがある。
【0006】そこで、本発明は、口腔を大きく開かせる
と共に、唾液等の吸引と舌の押え込みとを同時に行わせ
ることができるようにして、アシスタントによる補助作
業をなくすことができるような歯科治療用開口器を提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、上下両面部に歯牙受部を形成した開口器
本体の下部位置に、前面側から後面側へ向けて水平方向
に延びるスリットを設け、該スリットに、先端部で舌を
上から覆って治療する側の歯牙と舌との間を仕切るよう
にした舌圧排子の基端部を、着脱自在に且つ舌圧排子が
その長手方向に移動できるように嵌め込んで、舌圧排子
が開口器本体の左右いずれかの方向へも突出させられる
ようにし、且つ上記開口器本体に、先端ノズル部を下向
きに湾曲させた吸液ノズル管を前後方向へ挿通させて、
先端ノズル部が開口器本体の後面側で左右方向へ回動変
位できるようにすると共に、開口器本体の後面側に、該
先端ノズル部の左右方向位置を規制するための扇状の凹
部からなる位置決め部を設け、該先端ノズル部を左右い
ずれの向きにも向けて位置決めできるようにして、上記
舌圧排子側の下部側方に位置させるようにした構成とす
る。
【0008】
【作用】開口器本体に対し舌圧排子を左向き又は右向き
に突出させた状態に嵌め込んで使用できるので、治療す
る歯牙が、たとえば、右側であるときは、開口器本体を
左側の上下の歯牙間に挟装させて、舌圧排子を舌に対応
する側に突出させるように取り付けるようにする。これ
により、口腔が大きく開かれ、このとき、舌圧排子によ
り舌が覆われ、治療する側の歯牙と舌とが仕切られる。
吸液ノズル管の先端ノズル部を舌圧排子と同じ方向へ回
動させることにより下側の歯牙の内側に位置させられ
る。口腔内の反対側の歯牙を治療するときは、開口器本
体に対し舌圧排子を上記とは反対の方向へ突出するよう
に取り付け、且つ吸液ノズル管の先端ノズル部を舌圧排
子側へ回動させるようにする。
【0009】又、舌圧排子はその長手方向へ移動させる
ことができるので、患者の顎の大きさに合わせて突出長
さを調整することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1乃至図3は本発明の一実施例を示すもので、
上下の歯牙1の間に挟装させるために所要の高さとして
上下両面部に歯牙受部2をそれぞれ形成した開口器本体
3を備え、該開口器本体3の中央部よりもやや下側の位
置に、該開口器本体3に上下方向の弾性力をもたせるよ
うに前面から後面側へ向けて水平方向へ延びる所要の奥
行き深さとしたスリット4を設け、該スリット4の上面
中央部に半球状の小突起5を設ける。又、舌8を上方か
ら覆えるように先端部6aを下向きに適宜湾曲させたヘ
ラ状とし且つ基端部6bの上面長手方向に上記小突起5
と対応する長溝状の凹み7を設けてなる舌圧排子6を構
成して、該舌圧排子6の上記基端部6bを、上記スリッ
ト4に横向きの姿勢で着脱自在に嵌め込んで、凹み7が
小突起5に係合する範囲内でスリット4内を移動できる
ようにし、開口器本体3の側方へ張り出された舌圧排子
6の先端部6aにて治療する側の歯牙1と舌8とを仕切
れるようにし、更に、上記開口器本体3の中央部付近
に、前後方向の貫通孔9を設け、該貫通孔9に、釣針状
に先端ノズル部10aを下向きに湾曲成形した吸液ノズ
ル管10を挿通させて、先端ノズル部10aが開口器本
体3の下側に位置するようにして口腔内に開口するよう
にすると共に、基端部10bが開口器本体3の前面側に
突出して、これに吸引ホース11が接続されるようにす
る。上記開口器本体3の後面部には、吸液ノズル管10
の先端ノズル部10aを斜めに沿わせて歯茎の内側に先
端開口部が位置させられるように位置規制のための凹部
を、貫通孔9を要とする扇状に形成して位置決め部12
とし、治療する歯牙が左右の場合に合わせて吸引ノズル
管10の先端ノズル部10aを左又は右側へ傾けられる
ようにして、吸液ノズル管10を通して口腔内より唾
液、冷却水、治療薬液等を吸引排出させられるようにす
る。
【0011】なお、上記開口器本体3、舌圧排子6、吸
液ノズル管10は、それぞれ薬液消毒や高圧蒸気滅菌処
理に耐え得る材質製としてある。
【0012】上記構成とした本発明の開口器を使用する
場合には、吸液ノズル管10の基端部10bに吸引ホー
ス11を接続した状態として、図3に示す如く、治療す
る歯牙1aが右奥歯の場合には、口を大きく開かせて左
側の奥の上下の歯牙1の間に開口器本体3を配置して上
下の歯牙受部2を噛ませるように挟装させる。この際、
開口器本体3の正面に対し、治療する歯牙1aの方向へ
向けて舌圧排子6を張り出させるようにしておくと共
に、吸液ノズル管10の先端ノズル部10aを舌圧排子
6側へ回動変位させて歯牙1の内側に位置させておくよ
うにする。これにより、舌8は舌圧排子6により覆われ
て治療する側の歯牙1と舌8とが舌圧排子6の先端部6
aにて仕切られることになり、又、吸液ノズル管10の
先端ノズル部10aが下側の歯牙1列の内側に位置させ
られることになる。
【0013】したがって、上記の状態で治療行為を実施
すると、アシスタントの補助作業を不要とすることがで
きる。すなわち、開口器本体3により上下の歯牙1列の
間隔が一定に保持されて口腔が大きく開かれることにな
り、又、口腔内の唾液や使用した治療薬液や冷却水等は
吸液ノズル管10を通して自動的に吸引排出されること
になり、更に、回転切削器具を術者が用いた場合でも、
舌圧排子6の存在により偶発的に舌8を傷付けてしまう
ような事故を未然に防止することができる。
【0014】上記において、舌圧排子6は、基端部6b
の上面に設けた長溝状の凹み7を、開口器本体3のスリ
ット4の上面に設けた小突起5に係合させてあって、凹
み7の範囲で左右方向へ移動調整可能としてあるため、
患者が小児等の場合であっても顎の大きさに合わせて張
り出し長さを適正に選定することができる。又、上記舌
圧排子6は、開口器本体3のスリット4に対し着脱でき
るようにしてあり、且つ吸液ノズル管10は、開口器本
体3の後面側の位置決め部12に規制される範囲内で先
端ノズル部10aを左右に回動変位できるようにしてあ
るので、治療する歯牙1aが図3に示す場合とは左右反
対側に位置するときには、上記舌圧排子6及び吸液ノズ
ル管10の先端ノズル部10aを図3に示す場合とは左
右逆向きにセットすることにより、何ら支障なく対処す
ることができる。更に、上記舌圧排子6は、ヘラ状にし
てあって舌8を全体的に覆うことができるようにしてあ
るので、たとえば、根管処置を行う場合等には、張り出
し部の下面側に綿花を配置することにより簡易防湿機能
を発揮させることができ、同目的でラバーダムをセッテ
ィングする場合に比して作業が極めて楽である。
【0015】次に、図4は本発明の他の実施例を示すも
ので、上記実施例と同様な構成において、舌圧排子6の
基端部6b上面に長溝状の凹み7を設けることに代え
て、開口器本体3側の1つの小突起5と対応する半球面
状の凹み7´を、左右方向(長手方向)へ複数個所(実
施例では3個所)設けたものである。
【0016】図4の実施例の場合には、1つの小突起5
を係合させる凹み7´を選定することにより、舌圧排子
6の張り出し長さを段階的に調節することができ、舌8
から左右方向の力が作用しても小突起5と凹み7´との
係合力により舌圧排子6の位置を確実に保持することが
できる。
【0017】なお、上記実施例では、開口器本体3のス
リット4の上面側に小突起5を設け、舌圧排子6の基端
部6bの上面側に長溝状あるいは半球面状の凹み7ある
いは7´を設けた場合を示したが、これらはいずれも下
面側に設けてもよいこと、又、開口器本体3のスリット
4に舌圧排子6の基端部6bを嵌め込んで容易に移動し
ない状態に保持できれば、上記小突起5や凹み7,7´
は必ずしも設ける必要はないこと、更に、舌圧排子6及
び吸液ノズル管10の形状は図示した以外の形状として
もよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内に
おいて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の歯科治療用開
口器によれば、上下両面部に歯牙受部を形成した開口器
本体の下部位置に、前面側から後面側へ向けて水平方向
に延びるスリットを設け、該スリットに、先端部で舌を
上から覆って治療する側の歯牙と舌との間を仕切るよう
にした舌圧排子の基端部を、着脱自在に且つ舌圧排子が
その長手方向に移動できるように嵌め込んで、舌圧排子
が開口器本体の左右いずれかの方向へも突出させられる
ようにし、且つ上記開口器本体に、先端ノズル部を下向
きに湾曲させた吸液ノズル管を前後方向へ挿通させて、
先端ノズル部が開口器本体の後面側で左右方向へ回動変
位できるようにすると共に、開口器本体の後面側に、該
先端ノズル部の左右方向位置を規制するための扇状の凹
部からなる位置決め部を設け、該先端ノズル部を左右い
ずれの向きにも向けて位置決めできるようにして、上記
舌圧排子側の下部側方に位置させるようにした構成とし
てあるので、治療する歯牙とは左右反対側の上下の歯牙
間に開口器本体を挟装させることにより、口腔を大きく
開かせることができて口腔視野を拡大することができる
と共に、患者の苦痛を軽減して長時間にわたる治療を可
能とし、同時に、舌圧排子にて治療する側の舌を押えて
治療する側の歯牙と舌とを仕切ることができることによ
り、回転切削器具にて偶発的に舌を傷付けてしまう事故
を未然に防止することができ、更に、歯牙の治療や歯石
除去において口腔内に溜って来る唾液や治療薬液、冷却
水等を真空吸引される吸引ホースに接続される吸液ノズ
ル管にて自動的に吸引排出することができ、したがっ
て、アシスタントの補助操作を不要とすることができ、
これによりアシスタントの手が術者の邪魔になることが
ないことから、治療を円滑に行わせることが可能とな
る。
【0019】又、舌圧排子はその長手方向に移動調整で
きることから、患者が小児等の場合であっても顎の大き
さに合わせて張り出し長さを適正に選定することができ
る。しかも舌圧排子は開口器本体に設けてあるスリット
に対し左又は右へ向けて突出させるように基端部を着脱
でき、吸液ノズル管は開口器本体の後面側の位置決め部
に規制される範囲内で先端ノズル部を左右に回動変位で
きるようにして左右いずれの向きにも位置決めできるよ
うにしてあるため、舌圧排子を突出させる向きと吸液ノ
ズル管の先端ノズル部の回動位置を選定することによっ
て、治療する歯牙が左右いずれの位置にあっても容易に
対処することができて便利である。更に、上記舌圧排子
はヘラ状として、その下面に綿花を配置することによ
り、簡易防湿機能をも発揮させることができる、等の優
れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯科治療用開口器の一実施例を示すも
ので、(イ)は斜視図、(ロ)は正面図、(ハ)は背面
図、(ニ)は縦断側面図である。
【図2】舌圧排子の平面図である。
【図3】使用状態を示す概略図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す一部切断正面図であ
る。
【符号の説明】
1,1a 歯牙 2 歯牙受部 3 開口器本体 4 スリット 6 舌圧排子 6a 先端部 6b 基端部 8 舌 10 吸液ノズル管 10a 先端ノズル部 12 位置決め部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下両面部に歯牙受部を形成した開口器
    本体の下部位置に、前面側から後面側へ向けて水平方向
    に延びるスリットを設け、該スリットに、先端部で舌を
    上から覆って治療する側の歯牙と舌との間を仕切るよう
    にした舌圧排子の基端部を、着脱自在に且つ舌圧排子が
    その長手方向に移動できるように嵌め込んで、舌圧排子
    が開口器本体の左右いずれかの方向へも突出させられる
    ようにし、且つ上記開口器本体に、先端ノズル部を下向
    きに湾曲させた吸液ノズル管を前後方向へ挿通させて、
    先端ノズル部が開口器本体の後面側で左右方向へ回動変
    位できるようにすると共に、開口器本体の後面側に、該
    先端ノズル部の左右方向位置を規制するための扇状の凹
    部からなる位置決め部を設け、該先端ノズル部を左右い
    ずれの向きにも向けて位置決めできるようにして、上記
    舌圧排子側の下部側方に位置させるようにした構成を有
    することを特徴とする歯科治療用開口器。
JP6092878A 1994-04-07 1994-04-07 歯科治療用開口器 Expired - Lifetime JP2617881B2 (ja)

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