JP2003325456A - 眼科検査装置 - Google Patents

眼科検査装置

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JP2003325456A
JP2003325456A JP2002142572A JP2002142572A JP2003325456A JP 2003325456 A JP2003325456 A JP 2003325456A JP 2002142572 A JP2002142572 A JP 2002142572A JP 2002142572 A JP2002142572 A JP 2002142572A JP 2003325456 A JP2003325456 A JP 2003325456A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子撮影画像を表示するモニタの表示を適切
に自動切り換えし、面倒な操作を必要とすることなく、
適切な画像をモニタで表示できるようにする。 【解決手段】 静止画撮影手段、または動画撮影手段の
撮影画像をモニタ表示するモニタ29と、静止画撮影手
段としてCCDユニット31/ポラロイドユニット32
のいずれが装着されているかを検出するセンサ45を有
し、制御部40の撮影プログラム42の制御により、撮
影期間以外では、CCDカメラ26により撮影された動
画をモニタ29に表示させ、センサ45によりCCDユ
ニット31が検出されている場合は、静止画撮影直後に
CCDユニット31により撮影された静止画をモニタ2
9に自動表示させる。その後、全自動制御においては表
示時間設定手段49の設定時間経過後、動画表示に復帰
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は着脱式の静止画撮影
手段、および動画撮影手段を有する眼科検査装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、眼底カメラのような眼科検査
装置において、銀塩フィルムに記録を行なう撮影手段に
加え、電子的に画像記録を行なう電子画像撮影手段を有
するものが知られており、さらに、電子画像撮影手段と
して動画記録手段および静止画記録手段の双方を設けた
装置が知られている。
【0003】上記のうち、電子画像撮影手段の撮影画像
(動画/静止画)はハードディスクなどの記録媒体に記
録される他、検査中、必要に応じてCRT/LCDディ
スプレイなどから成るモニタに表示できるようにするの
が普通である。
【0004】また、電子画像撮影手段は着脱交換式のも
のもあり、特に、電子画像撮影手段として動画記録手段
および静止画記録手段の双方を設けた構成においては、
静止画系の撮像ユニットをフィルム撮影のためのユニッ
ト、たとえばインスタントカメラユニット(ポラロイド
(商標名)ユニットなど)に交換できるようにしたもの
がある。インスタントカメラユニットは、最も迅速かつ
簡便に撮影画像のハードコピーを得る手段として多くの
需要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電子画像撮影手段を設
ける場合には、上述のようにモニタを設ける必要がある
が、従来の眼科検査装置では、このモニタの表示画像の
切り換えに関する構成が適切でないものが多かった。
【0006】たとえば、従来では、モニタへの入力画像
の切り換えを全て手動で行なうような構成が主流であっ
たが、このような構成では、操作が面倒な上、操作ミス
から所望の画像が表示されない、たとえば静止画を表示
すべきタイミングにおいて動画が表示され続ける、など
の問題があった。また、銀塩フィルムへの記録のみを行
なうような運用もあり得るが、モニタ入力の切り換えを
完全手動で行なうような構成では、不要な期間も操作ミ
スにより不適当な画像(たとえば電子画像撮影手段で撮
影した別の静止画など)がモニタ表示されてしまう、な
どの問題がある。
【0007】このように、従来のモニタ表示を手動切り
換えするシステムでは、検者は誤りなくモニタ表示の切
り換え操作を行なう必要があり、その操作自体や操作ミ
スによる誤まった表示によって本来の検査に集中するこ
とが難しい、という問題がある。特に、静止画系の撮像
ユニットは、上記のようにインスタントカメラユニット
に置換可能な場合があり、このように複雑なシステムで
は誤りなくモニタ表示の切り換え操作を行なうことはよ
り困難になる。
【0008】本発明の課題は、上記の問題を解決し、電
子撮影画像を表示するモニタの表示を適切に自動切り換
えし、面倒な操作を必要とすることなく、適切な画像を
モニタで表示できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、着脱式の静止画撮影手段、および
動画撮影手段を有する眼科検査装置において、前記静止
画撮影手段、または動画撮影手段の撮影画像をモニタ表
示するモニタ手段と、装着された前記静止画撮影手段が
撮影方式の異なる静止画撮影手段のいずれであるかを検
出する検出手段と、前記静止画撮影手段による撮影期間
を除く期間において前記動画撮影手段により撮影された
動画を前記モニタ手段に表示させ、前記検出手段により
特定の撮影方式の静止画撮影手段の装着が検出されてい
る場合は、当該静止画撮影手段による撮影直後に当該静
止画撮影手段により撮影された静止画を前記モニタ手段
に自動表示させる制御手段を有する構成を採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。
【0011】図1に本発明を採用した眼底カメラを示
す。図1の眼底カメラは、赤外光観察/撮影、あるいは
(赤外)蛍光観察/撮影に対応し、さらに銀塩フィルム
に記録を行なう撮影手段に加え、静止画および動画のた
めの電子画像撮影手段を有し、さらに静止画のための電
子画像撮影手段はインスタントカメラユニットに交換で
きるよう構成されている。
【0012】図1において、観察用光源であるランプL
AがミラーM1の中心に配置され、このランプLAから
発せられた光は、コンデンサーレンズ1に向かう。
【0013】ランプLAとコンデンサーレンズ1の間に
は、赤外フィルタF0が挿入できるようになっている。
赤外フィルタF0の挿脱は赤外光観察を行なうか、可視
光観察を行なうかを切り換えるモード設定手段43によ
り切り換えられる。
【0014】コンデンサーレンズ1の前方には撮影用光
源であるストロボSRが配置される。
【0015】ランプLAまたはストロボSRの光は、コ
ンデンサーレンズ2、フィルタF1を経て、全反射ミラ
ーM2によって反射され、続いてレンズ3、リング状照
明を形成するためのリングスリット4、さらにリレーレ
ンズ5、対物レンズの反射を除去するための黒点板6、
リレーレンズ7、中心に穴の開いた穴あき全反射ミラー
M3で反射されてから対物レンズ8を経て、被検眼Eの
瞳Epより眼底Erに入射される。
【0016】フィルタF1は(赤外)蛍光撮影用のエキ
サイターフィルタで、(赤外)蛍光撮影の時にのみ光路
内に挿入され、通常の眼底撮影の時には光路内から離脱
されている。フィルタF1の挿脱はカラー撮影(通常撮
影)か蛍光撮影かを切り換えるモード設定手段44によ
り切り換えられる。
【0017】眼底Erからの反射光は再び瞳Epから対
物レンズ8を介して受光され、穴あき全反射ミラーM3
の穴を介してフィルタF2、合焦レンズ9、結像レンズ
10を通過し、リターンミラーM4に入射する。
【0018】上記のフィルタF2は(赤外)蛍光撮影の
ためのバリアーフィルタである。フィルタF2の挿脱は
フィルタF1と同様にカラー撮影(通常撮影)か蛍光撮
影かを切り換えるモード設定手段44により切り換えら
れる。
【0019】リターンミラーM4、および後述のミラー
22は不図示の駆動手段を介して光路から外せるように
構成されており、これらのミラーの初期位置は図1では
実線により示されている。
【0020】フィルム(銀塩フィルム:35mmなどの
所定のフォーマットを有する)11に撮影する場合に
は、リターンミラーM4が光路から外され、撮影用光源
であるストロボSRを発光させ、この照明光によりフィ
ルム11に眼底像が撮影される。
【0021】リターンミラーM4に入射した光は、上方
の光路(上光路)に向かう。リターンミラーM4の直後
の上光路には、検者が画像観察を行なうためのミラーや
接眼レンズを配置することもできる。
【0022】リターンミラーM4に続く上光路には視野
絞り20、フィールドレンズ21が配置され、その後方
にミラー22が配置される。
【0023】ミラー22は動画記録系と、静止画記録系
の光路を切り換えるものである。静止画記録系を用いる
場合にはミラー22は光路から離脱される。動画記録系
で撮影を行う場合には、ミラー22が光路内に挿入され
る。
【0024】リターンミラーM4およびミラー22の位
置はスイッチ52を介して後述の制御部40により切り
換えられる。図1では、便宜上スイッチ52は単一のス
イッチシンボルにより図示しているが、実際にはスイッ
チ52はリターンミラーM4およびミラー22の位置を
別々に制御できる独立したスイッチ素子から構成され
る。
【0025】動画撮影/記録手段はレンズ25、CCD
カメラ(白黒カメラ)26、動画記録装置27から構成
される。
【0026】静止画記録系はレンズ23、CCDカメラ
(カラーカメラ)24から成るCCDユニット31か、
インスタントカメラユニット32のいずれかが用いられ
る。CCDユニット31が用いられる時は、静止画記録
装置28により撮影画像が記録される。
【0027】静止画記録系にCCDユニット31または
インスタントカメラユニット32のいずれが装着されて
いるかはリミットスイッチや光学センサ、あるいはコネ
クタ電極などを利用したセンサ45により検出される。
【0028】動画記録装置27、および静止画記録装置
28の構成は任意であるが、JPEG/MPEG変換な
どを行なうビデオカードやハードディスクユニットなど
の記録媒体から構成される。
【0029】動画記録装置27は、ハードディスクユニ
ットなどの記録媒体への記録を行なわない状態において
も入力動画データをモニタに送ることができ、これによ
り検査期間中はリアルタイム画像をモニタ29に表示さ
せることができる。赤外蛍光撮影など、ハードディスク
ユニットなどの記録媒体への記録が必要な場合は所定の
撮影期間の間、同記録媒体へのデータ記録が有効化され
る。
【0030】動画記録装置27および静止画記録装置2
8の画像はモニタ29に表示させることができる。モニ
タ29に動画、静止画のいずれを表示させるかはスイッ
チ51を介してモニタ切換手段50により切り換えられ
る。モニタ29はCRTディスプレイやLCDディスプ
レイから構成される。
【0031】図1において符号40は装置全体の動作を
制御する制御部で、ここでは制御部40の構成部材とし
てCPU41および撮影プログラム42を図示してあ
る。
【0032】撮影プログラム42は、不図示のROMな
どの記憶素子、あるいはハードディスクなどの記憶装置
に格納されており、ROM上で直接、あるいは不図示の
RAMなどに展開されてCPU41により実行される。
撮影プログラム42の主要部については後述する。
【0033】CPU41は前述の赤外光観察/可視光観
察を切り換えるモード設定手段43、およびカラー撮影
(通常撮影)/蛍光撮影を切り換えるモード設定手段4
4の設定情報を入力し、装置の動作を制御する。モード
設定手段43、44は、任意のユーザーインターフェー
ス手段、たとえば操作パネル上のスイッチやファンクシ
ョンキー、あるいはモニタ29上のメニューやボタンと
協働するマウスなどのポインティングデバイス(いずれ
も不図示)により構成することができ、これらモード設
定手段43、44により検者は所望の動作モードを指定
する。
【0034】また、モード設定手段43はフィルタF
0、モード設定手段44はフィルタF1、F2の挿脱
(選択)状態を制御するハードウェアを含み、上述のユ
ーザーインターフェースからの入力により決定されたモ
ードに応じてこれらフィルタの挿脱(選択)状態を制御
する。モード設定手段43、44は全てハードウェア回
路から構成することもできるが、その任意の一部をCP
U41の制御プログラム(撮影プログラム42)により
実装することができる。
【0035】リターンミラーM4およびミラー22の位
置は、スイッチ52を介して撮影プログラム42(ある
いはマニュアル操作)により制御されるが、その時のリ
ターンミラーM4およびミラー22による光路選択状態
はセンサ47により検出される。センサ47はスイッチ
52の制御信号を入力するか、あるいはリターンミラー
M4およびミラー22の位置を検出するリミットスイッ
チや光学センサなどを用いてリターンミラーM4および
ミラー22の光路選択状態を検出し、撮影手段決定手段
48に伝達する。
【0036】また、センサ45が出力するCCDユニッ
ト31またはインスタントカメラユニット32のいずれ
が装着されているかを示す静止画撮像手段検出信号46
も撮影手段決定手段48に入力される。
【0037】撮影手段決定手段48は、ハードウェア回
路、またはCPU41のプログラム(撮影プログラム4
2)の一部として構成することができ、本実施形態では
少なくとも (1)リターンミラーM4およびミラー22による光路
選択制御 (2)静止画撮像手段(CCDユニット31/インスタ
ントカメラユニット32)の装着状態 を検出し、モニタ切換手段50およびスイッチ51を介
してモニタ29の入力信号を切り換える。
【0038】モニタ切換手段50もハードウェア回路ま
たはCPU41のプログラム(撮影プログラム42)の
一部として構成することができる。モニタ29の入力を
完全手動により制御するモードを設ける場合、モニタ切
換手段50にはモニタ29の入力信号を選択するための
スイッチなどのユーザーインターフェース手段を設けて
おく。
【0039】本実施形態では、撮影時、全自動制御モー
ドないし半自動制御モードによりモニタ29の表示を切
り換える。全自動制御では、撮影時、モニタ29の入力
を一方から他方に切り換えた後、自動的に復帰させる制
御を行なう。半自動制御では、モニタ29の入力を一方
から他方に切り換えた後、復帰は手動操作により行な
う。
【0040】このようなモニタ表示の制御に表示時間設
定手段49を用いる。表示時間設定手段49に有効な表
示時間データを設定した場合は、全自動制御モードとな
り、その表示時間データがモニタ29の入力を一方から
他方に切り換えた後、自動復帰させるまでの表示時間
(以下の実施形態では静止画表示時間)として用いられ
る。半自動制御モードは、表示時間設定手段49に無限
大の時間値(メモリ上の表現は任意であり、マイナスの
時間値などの所定のフォーマットを用いる)あるいは無
効な時間値を設定することにより選択される。また、表
示時間設定手段49に表示時間0を設定した場合は、撮
影後、モニタ29の入力を一方から他方に切り換える制
御を行なわないようにする。
【0041】表示時間設定手段49に対する設定は、検
者が適当なユーザーインターフェースを介して行なえる
ようにしておく。また、全自動ないし半自動制御のいず
れの制御モードを用いるかは、表示時間設定手段49の
表示時間により制御する以外に、検者がスイッチなどの
ユーザーインターフェース手段を介して設定できるよう
にしておいてもよい。
【0042】次に以上の構成における動作につき図2を
参照して説明する。図2はCPU41が実行する撮影プ
ログラム42の主要部、特にモニタ29の表示(入力)
制御を中心に示したものである。
【0043】図2のステップS1は、撮影期間を除く待
機期間中の動作状態を示している。この状態では、スイ
ッチ51は図1の下側に切り換えられており、動画記録
装置27から出力される動画画像データがモニタ29に
入力され、表示されている。検者は撮影前のアライメン
トなどの動作をこの動画画像を利用しつつ実施する。
【0044】撮影制御の態様はステップS2のリターン
ミラーM4による撮影光路選択状態の判定、およびステ
ップS3の静止画撮像手段(CCDユニット31/イン
スタントカメラユニット32)の判定に基づき制御され
る。
【0045】なお、ステップS2のタイミングでは、実
際にリターンミラーM4は作動させず、検者の設定操
作、あるいは撮影プログラム42に応じて、リターンミ
ラーM4を後述の撮影制御においてどの撮影光路選択状
態に制御するか、だけを判定する。
【0046】また、ステップS1からS2へは、撮影を
開始する所定の操作、たとえばシャッタボタン(不図
示)の操作などに応じて移行する。たとえば、図2では
便宜上ステップS4〜、S8〜、S12でそれぞれ開始
される撮影動作の先頭でシャッタボタンのオン操作を含
めてあるが、このシャッタ操作の検出によりステップS
1からS2への移行を行なってもよい。
【0047】ステップS2では、センサ47および撮影
手段決定手段48を用いて、リターンミラーM4による
撮影光路選択状態の判定を行なう。ここではリターンミ
ラーM4により上光路が選択されている、つまり電子画
像を撮影する場合はステップS3へ、下光路が選択され
ている、つまりフィルム11による撮影を行なう場合は
ステップS4に移行する。
【0048】フィルム11による撮影を行なう場合、ス
テップS4のシャッタオン操作に続いてステップS5で
は、フィルム11による撮影を行なうべくリターンミラ
ーM4を図1の実線の位置からはね上げ、下光路を選択
する。
【0049】ステップS6では、ストロボSRを発光さ
せ、ステップS7でリターンミラーM4を図1の実線の
位置に復帰させ、撮影が終了する。このフィルム11に
よる撮影の際、モニタ29の入力は、リターンミラーM
4がはね上げられている期間の間ブランクとなるが、リ
ターンミラーM4が復帰するとステップS1と同じ動画
表示に戻る。
【0050】一方、電子画像を撮影する場合はステップ
S3において、CCDユニット31が装着されているか
否かが判定される。CCDユニット31が装着されてい
ない場合はステップS8へ、CCDユニット31が装着
されている場合はステップS12に移行する。
【0051】CCDユニット31が装着されていない、
つまりインスタントカメラユニット32が装着されてい
る場合、ステップS8のシャッタオン操作に続いてステ
ップS9において、ミラー22を図1の1点鎖線の位置
に移動させ(リターンミラーM4は図1の実線の初期位
置のまま)、ステップS10でストロボSRを発光さ
せ、ステップS11でミラー22を図1の実線の位置に
復帰させ、撮影が終了する。このインスタントカメラユ
ニット32による撮影の際、モニタ29の入力は、ミラ
ー22がはね上げられている期間の間ブランクとなる
が、ミラー22が復帰するとステップS1と同じ動画表
示に戻る。
【0052】一方、CCDユニット31が装着されてい
る場合は、ステップS12以降の制御において、モニタ
表示の自動切り換えを行なう。ここでは、モニタ29の
動画表示を自動的にCCDユニット31で撮影した静止
画の表示に切り換える。全自動制御モードの場合は動画
表示への復帰も自動で行ない、半自動制御モードの場合
は動画表示への復帰は手動で行なう。
【0053】まず、ステップS12のシャッタオン操作
が行なわれると、ステップS13でミラー22を図1の
1点鎖線の位置に移動させ(リターンミラーM4は図1
の実線の初期位置のまま)、ステップS14でストロボ
SRを発光させ、ステップS15でCCDユニット31
で撮影した静止画を静止画記録装置28に取り込み、ス
テップS16でミラー22を図1の実線の位置に復帰さ
せる。
【0054】ステップS16に続く動作は、ステップS
17で表示時間設定手段49の設定状態を判定すること
により選択される。
【0055】ステップS17では、表示時間設定手段4
9に設定された表示時間データを判定し、その表示時間
値が ・0(静止画表示無し:静止画表示時間0の意) ・無効データ(たとえば無限大データなど:静止画表示
を続行するの意) ・上記以外の有効データ(たとえば正の時間値) のいずれであるかを判定する。なお、表示時間設定手段
49を構成するメモリ上での無効時間値(無限大データ
など)のデータフォーマットはフルビット値やマイナス
の時間値など任意である。
【0056】そして、表示時間設定手段49に設定され
た表示時間データが0であった場合は、そのままステッ
プS1に復帰する(静止画の自動表示無し)。
【0057】また、ステップS17で、表示時間設定手
段49に設定された表示時間データが無効データ(無限
大を示す所定フォーマットのデータ、マイナスの時間値
など)の場合は、ステップS22〜S24の半自動制御
モードの動作を行ない、表示時間設定手段49に設定さ
れた表示時間データがそれ以外の有効データ(たとえば
正の時間値)であった場合はステップS18〜S21の
全自動制御モードの動作を行なう。
【0058】ステップS18〜S21の全自動制御モー
ドでは、まずステップS18でモニタ切換手段50、ス
イッチ51を切り換えてモニタ29に静止画記録装置2
8の静止画画像データを入力し、ステップS19におい
て、今撮影した(ステップS15で取り込んだ)静止画
を表示させる。
【0059】ステップS22〜S24の半自動制御モー
ドでも、静止画の表示までの動作は同様で、ステップS
22でモニタ切換手段50、スイッチ51を切り換えて
モニタ29に静止画記録装置28の静止画画像データを
入力し、ステップS23において、今撮影した(ステッ
プS15で取り込んだ)静止画を表示させる。
【0060】全自動制御モードと半自動制御モードの違
いは、その後の動画モニタ表示への復帰を表示時間設定
手段49の設定に基づき自動的に行なうか、あるいは手
動で行なうかである。
【0061】すなわち、全自動制御モードでは、ステッ
プS19の後、ステップS20において表示時間設定手
段49に設定されている表示時間データに対応する時間
だけ待機した後、ステップS21において自動的にモニ
タ29の入力を動画記録装置27側に復帰させる。ステ
ップS20の静止画表示時間の計時には、タイマハード
ウェアやCPU41のタイマソフトウェアを用いればよ
い。
【0062】一方、半自動制御モードでは、ステップS
23の後、ステップS24において検者の手動による切
り換え操作を待ち、この切り換え操作に応じてモニタ2
9の入力を動画記録装置27側に復帰させる。
【0063】このようにして、全自動制御モードにおい
ては、撮影後、モニタ29は動画表示から電子撮影され
た静止画表示に自動的に切り換えられ、表示時間設定手
段49に設定されている表示時間の間この静止画表示を
続行し、その後、自動的に動画表示に復帰する。
【0064】また、半自動制御モードにおいては、撮影
後、モニタ29は動画表示から電子撮影された静止画表
示に自動的に切り換えられ、その後、検者の明示的な手
動操作に応じて動画表示に復帰する。
【0065】上記の全/半自動制御モードにおいては、
検者は特にモニタ表示の切り換え操作を行なわなくて
も、撮影後、直ちに今撮影した静止画をモニタ29で確
認することができる。そして、全自動制御モードにおい
ては、モニタ表示の切り換え操作を行なわなくても再び
所定時間後に動画表示に復帰するため、スムーズに検査
作業を行なうことができる。また、半自動制御モードに
おいては、復帰操作を行なうまでは動画表示に復帰しな
いため、納得がゆくまで撮影した静止画をモニタ29で
確認することができる。
【0066】また、ステップS4〜ステップS7(フィ
ルム11による撮影)、あるいはステップS8〜S11
(インスタントカメラユニット32による撮影)の期間
では、自動的に動画をモニタ表示することができる。
【0067】以上のように、本実施形態によれば、検者
は面倒なモニタ表示(モニタ入力信号)の切り換え操作
を行なわなくても、モニタ29には適切な入力信号が自
動的に入力され、モニタ29で適切な表示を行なわせる
ことができる。
【0068】まず、フィルム11あるいはインスタント
カメラユニット32による撮影の場合は、特に切り換え
操作を行なわなくてもリターンミラーM4のはね上げ期
間を除いて常時動画をモニタすることができ、従来のよ
うに不適当な画像(他の静止画など)が表示されてしま
う問題がない。
【0069】さらに、静止画撮像手段としてCCDユニ
ット31/インスタントカメラユニット32のいずれを
装着したかに応じて、特に切り換え操作を行なわなくて
も適切なモニタ表示の切り換え制御が行なわれる。
【0070】すなわち、静止画撮像手段としてインスタ
ントカメラユニット32を装着した場合の動作はフィル
ム11による撮影の場合と同様の動画モニタ表示となる
が、静止画撮像手段としてCCDユニット31を装着し
た場合は、静止画撮影直後に自動的に(明示的な操作の
必要なく)CCDユニット31で撮影した静止画をモニ
タ29に表示させることができる。
【0071】さらに、静止画撮像手段としてCCDユニ
ット31を装着した場合は、静止画へモニタ表示を切り
換えた後の動作として全自動制御モード、半自動制御モ
ード、あるいは静止画モニタ表示無し、のいずれかの態
様を選択することができ、全自動制御モードにおいて
は、モニタ表示の切り換え操作を行なわなくても再び所
定時間後に動画表示に復帰するため、スムーズに検査作
業を行なうことができる。
【0072】また、半自動制御モードにおいては、復帰
操作を行なうまでは動画表示に復帰しないため、納得が
ゆくまで撮影した静止画をモニタ29で確認することが
できる。全自動制御/半自動制御モード/静止画モニタ
表示無しは検者が好みに応じて、あるいは検査作業の都
合に応じて選択することができる。
【0073】上記の全自動制御モード、半自動制御モー
ド、あるいは静止画モニタ無しの制御態様は、表示時間
設定手段49の表示時間設定により容易に選択すること
ができる。たとえば、表示時間設定手段49に表示時間
として0を設定すれば静止画モニタ無しの制御を行な
い、無限大(あるいはマイナスの時間値などの無効デー
タでもよい)などの時間値を設定すれば半自動制御モー
ドとし、それ以外の有効データを時間値として設定すれ
ば全自動制御モードを行なう。
【0074】なお、(赤外)蛍光撮影などにおいては、
所定のインターバル時間を狭んで複数枚の静止画を自動
的に撮影するような連続撮影プログラムが考えられる
が、このような連続撮影においては、撮影インターバル
時間よりも表示時間設定手段49に設定される静止画表
示時間、あるいは実際の静止画表示時間が長くならない
ように適宜制御する必要がある。このために、たとえ
ば、表示時間設定手段49の設定操作において、撮影イ
ンターバル時間よりも長い静止画表示時間が入力された
場合はその旨警告したり、あるいは強制的に静止画表示
時間が撮影インターバル時間よりも短かくなるように補
正するような制御が考えられる。また、CCDユニット
31を用いて連続撮影を行なう場合は、表示時間設定手
段49の設定を無視して、順次撮影した静止画を次の静
止画データが入力されるまで表示し続け、所定枚数の静
止画を連続撮影し終った時に動画表示に復帰させるよう
にしてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、静止画撮影手段、または動画撮影手段の撮影
画像をモニタ表示するモニタ手段と、装着された静止画
撮影手段が撮影方式の異なる静止画撮影手段のいずれで
あるかを検出する検出手段と、静止画撮影手段による撮
影期間を除く期間において動画撮影手段により撮影され
た動画をモニタ手段に表示させ、検出手段により特定の
撮影方式の静止画撮影手段の装着が検出されている場合
は、当該静止画撮影手段による撮影直後に当該静止画撮
影手段により撮影された静止画をモニタ手段に自動表示
させる制御手段を有する構成を採用しているので、電子
撮影画像を表示するモニタの表示を適切に自動切り換え
し、面倒な操作を必要とすることなく、適切な画像をモ
ニタで表示できる優れた眼科検査装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した眼科検査装置の構成を示した
説明図である。
【図2】図1の制御部の撮影プログラムの主要部を示し
たフローチャート図である。
【符号の説明】
1 コンデンサーレンズ 2 コンデンサーレンズ 8 対物レンズ 9 合焦レンズ 10 結像レンズ 11 フィルム 20 視野絞り 21 フィールドレンズ 22 ミラー 23 レンズ 24、26 CCDカメラ(カラーカメラ) 25 レンズ 27 動画記録装置 28 静止画記録装置 29 モニタ 31 CCDユニット 32 インスタントカメラユニット 40 制御部 41 CPU 42 撮影プログラム 43、44 モード設定手段 45 センサ 46 静止画撮像手段検出信号 47 センサ 48 撮影手段決定手段 49 表示時間設定手段 50 モニタ切換手段 51、52 スイッチ E 被検眼 LA ランプ M4 リターンミラー SR ストロボ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱式の静止画撮影手段、および動画撮
    影手段を有する眼科検査装置において、 前記静止画撮影手段、または動画撮影手段の撮影画像を
    モニタ表示するモニタ手段と、 装着された前記静止画撮影手段が撮影方式の異なる静止
    画撮影手段のいずれであるかを検出する検出手段と、 前記静止画撮影手段による撮影期間を除く期間において
    前記動画撮影手段により撮影された動画を前記モニタ手
    段に表示させ、前記検出手段により特定の撮影方式の静
    止画撮影手段の装着が検出されている場合は、当該静止
    画撮影手段による撮影直後に当該静止画撮影手段により
    撮影された静止画を前記モニタ手段に自動表示させる制
    御手段を有することを特徴とする眼科検査装置。
  2. 【請求項2】 前記静止画撮影手段および動画撮影手段
    が共有する光路が撮影光路として選択されている場合に
    前記自動表示が有効化されることを特徴とする請求項1
    に記載の眼科検査装置。
  3. 【請求項3】 電子画像として静止画を撮影する撮影方
    式の静止画撮影手段が装着されている場合に前記自動表
    示が有効化されることを特徴とする請求項1に記載の眼
    科検査装置。
  4. 【請求項4】 前記自動表示により静止画撮影手段によ
    り撮影された静止画を前記モニタ手段に所定表示時間の
    間表示させた後、モニタ表示を前記動画撮影手段により
    撮影された動画の表示に復帰させることを特徴とする請
    求項1に記載の眼科検査装置。
  5. 【請求項5】 モニタ表示を前記動画撮影手段により撮
    影された動画の表示に復帰させるまでの所定表示時間を
    設定する設定手段を設けたことを特徴とする請求項4に
    記載の眼科検査装置。
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