JPH08322801A - 眼科撮影装置 - Google Patents

眼科撮影装置

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JPH08322801A
JPH08322801A JP7156909A JP15690995A JPH08322801A JP H08322801 A JPH08322801 A JP H08322801A JP 7156909 A JP7156909 A JP 7156909A JP 15690995 A JP15690995 A JP 15690995A JP H08322801 A JPH08322801 A JP H08322801A
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JP
Japan
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timer
photographing
ophthalmologic
operating
timer means
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JP7156909A
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Satoru Okinishi
覚 沖西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部タイマ手段を有する画像記録装置を使用
して、見掛け上複数の内部タイマを有する眼科装置とし
て使用できるようにする。 【構成】 画像記録装置17のタイマ手段16は2つの
タイマ情報信号Iを外部に出力し、画像上に合成した
り、画像フレームのファイル上に記録したりすることが
でき、画像処理システム18の記憶手段によりこれらの
情報から画像の検索や画像処理、保存等が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼底カメラ等において
眼球部位の蛍光造影撮影を行うために使用する眼科撮影
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から眼科における蛍光造影撮影で
は、フルオレセインソディウム(Fluorescein sodium:
以下 Fluo.と云う)を蛍光造影剤として使用し、490
nm付近の波長の励起光を用いて520nm付近の波長
の蛍光光を得ることにより、網膜血管等の可視蛍光造影
(Fluorescein Angiography :以下FAGと云う)撮影
が行われているが、近年になってインドシアニングリー
ン(Insocyanin Green:以下ICGと云う)を蛍光造影
剤として使用し、790nm付近の波長の励起光を用い
て810nm付近の波長の蛍光光を得ることにより、網
膜色素上皮下の血管組織等の赤外蛍光造影(Insocyanin
Green Angiography:以下IAGと云う)撮影が行われ
るようになっている。
【0003】このような蛍光造影撮影では、蛍光造影剤
の静脈注射開始時点から計時用のタイマをスタートさ
せ、このタイマの値を蛍光造影画像と共にフィルムや電
子撮像素子等の撮像媒体に写し込んで画像と経過時間と
の対応をとっている。
【0004】特に、IAG(赤外蛍光造影)撮影の場合
にはビデオ等の電子撮像素子が使用され、このビデオ撮
影の場合には、電子撮像素子と画像記録装置の間にビデ
オタイマを介在させて、タイマの情報を電子画像上にス
ーパインポーズして撮影画像に重ね撮りしせている。こ
の場合は、眼科撮影装置上のタイマ表示は装置の内部タ
イマをそのまま使用しているが、ビデオタイマと内部タ
イマとのずれを生ずる可能性があり、これを解決するた
めに、特開平6−7303号公報に開示されているよう
な内部タイマとビデオタイマのタイマ情報を一致させる
手段や、内部タイマ情報をビデオタイマや画像表示装置
へ出力する手段等が使用されている。
【0005】また、タイマの数に関しては、通常1人の
被検者に対して、FAG(可視蛍光造影)撮影又はIA
G撮影の何れか一方の撮影を行うか又はそれぞれを時間
をおいて行うのが普通であり、一連の撮影の度にタイマ
の作動をオン・オフさせて画像との同時記録を行うの
で、タイマ手段は1系統だけが用意されている。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら最近
では、FAG撮影とIAG撮影で得られる画像の相互比
較対応が重要となり、同一の被検者に対して同時期にF
AG撮影とIAG撮影を行う必要が生じている。一方、
Flou. とICGを混合した薬剤の静脈注射は高い危険性
を有するために、人間に対して行うことはできないとい
う問題があり、更に貴重なデータとなる静脈注射直後の
蛍光像撮影は画像変化が激しいために、FAG撮影とI
AG撮影の両方を同時に行うことは困難である。
【0007】従って、このような場合にはFlou. の静脈
注射後数分を経過して可視蛍光画像変化が落ち着ついて
から、ICGの静脈注射を行ってIAG撮影を行う等
の、短時間の時間差を付けた交互撮影を行う必要があ
る。また、IAG撮影はFAG撮影に比較して長時間と
なり、静脈注射後の画像変化が落ち着くまでの撮影間隔
が長い場合が多く、この撮影間隔の間に他の被検者のF
AG撮影又はIAG撮影を開始することが可能である
が、撮影装置のタイマ手段が1系統しかない従来の眼科
装置では、それぞれの撮影に際して経過時間の測定方式
が複雑化するという欠点があり、複数系統のタイマ手段
が必要となる。
【0008】また、電子撮像媒体の画像に電気的な手段
によりタイマ情報を同時記録する場合には、内部タイマ
とビデオタイマ等の外部タイマとを一致させる手段を使
用したり、内部タイマの情報を外部に出力させる手段を
使用するために、眼科撮影装置自体の構造や制御が複雑
化してコストアップにつながり、更にタイマの複数化を
行うことにより、内部タイマを複数用意して時間同期を
させなければならず装置が一層大型化し、FAG撮影や
IAG撮影の電子画像を必要としないユーザーにとって
は非常なコスト負担になるという問題が生ずる。
【0009】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
内部タイマ手段とは独立して並行作動操作が可能な外部
タイマ手段を設け、複数のタイマ手段を撮影モードに連
動させたり、検者が自由意志によって自在に操作できる
眼科撮影装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1発明に係る眼科撮影装置は、蛍光造影撮影が可能
で、計時時間の撮影媒体への記録及び表示のために使用
する内部タイマ手段を有する眼科撮影装置において、少
なくとも1つの外部タイマ手段の計時情報信号をリアル
タイムに入力可能な入力手段と、前記外部タイマ手段の
計時情報を表示する表示手段と、前記外部タイマ手段の
それぞれをスタート、ストップ、リセット及び使用選択
する操作手段と、該操作手段の操作信号を出力する出力
手段とを有することを特徴とする。
【0011】第2発明に係る眼科撮影装置は、撮影画像
と同時記録可能でかつ選択的に使用可能な少なくとも1
つのタイマ手段と、個々の前記タイマ手段をスタート、
ストップ、リセット及び使用選択する操作を行う外部か
らの操作信号を入力する入力手段と、計時情報信号を外
部に出力する出力手段とを有することを特徴とする。
【0012】
【作用】上述の構成を有する第1発明の眼科撮影装置
は、内部タイマ手段とは独立に少なくとも1つの外部タ
イマ手段を並行して作動させ、操作手段により少なくと
も1つの出力ポートからの操作信号を出力して、それぞ
れの外部タイマ手段をスタート、ストップ、リセット及
び使用選択し、タイマ手段の少なくとも1つの入力ポー
トからのリアルタイムな計時時間信号を入力して、表示
手段に蛍光像と共に時間情報を表示する。
【0013】第2発明の眼科撮影装置は、少なくとも1
つのタイマ手段を選択的に使用可能とし、個々のタイマ
手段を入力ポートによる外部からの操作信号によりスタ
ート、ストップ、リセット及び使用選択し、出力ポート
により計時情報信号を外部に出力して撮影画像と共に記
録する。
【0014】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は実施例の眼科撮影装置の構成図を示し、連
続光光源1から被検眼Eに対向して配置された対物レン
ズ2に至る照明光学系の光路O1上には、閃光管光源3、
光路O1に挿脱可能なエキサイタフィルタ4、5、有孔ミ
ラー6等が順次に配列されている。有孔ミラー6の背後
の撮像光学系の光路O2上には、光路O2に挿脱可能なバリ
アフィルタ7、8、タイマ情報を投影する際に光路O2に
投入されるデータミラー9、可動ミラー10等が順次に
配列されており、可動ミラー10が光路O2から退避して
いるときのメイン光路O3には撮像媒体としての銀塩フィ
ルム11が配置されている。
【0015】また、可動ミラー10が光路O2にある場合
は、可動ミラー10の反射方向のサブ光路O4上に可動接
眼ミラー12が配置され、可動接眼ミラー12の反射方
向に観察時に検者眼eが覗くファインダ13が設けられ
ている。可動接眼ミラー12が光路O4から退避している
ときのサブ光路O4上には、リレーレンズ系14、CCD
等の電子撮像媒体15が配列され、電子撮像媒体15の
出力は2つのタイマ信号を発するタイマ手段16を内蔵
する画像記録装置17に接続されており、画像記録装置
17の出力は画像の検索や画像処理、更に最終的な画像
保存を行う記憶手段を有する画像処理システム18に接
続されている。
【0016】データミラー9の入射方向には、タイマ情
報を反射するミラー19、タイマ投影部20が配置され
ており、タイマ投影部20にはタイマ制御部21の出力
が接続され、タイマ制御部21にはタイマ操作表示部2
2及び画像処理装置17のタイマ手段16の出力が接続
されている。また、装置の可動台位置検知部23及び撮
影モード操作部24の出力が撮影モード制御部25に接
続され、撮影モード制御部25とタイマ制御部21の出
力が接続されている。
【0017】連続光光源1又は閃光管光源3を発した光
束は、照明光路O1を経て有孔ミラー6、対物レンズ2か
ら被検眼Eに照射される。被検眼Eからの反射光は再び
対物レンズ2から有孔ミラー6を経て撮影光路O2を通
り、可動ミラー10で反射されてサブ光路O4を進み、可
動接眼ミラー12に反射されてファインダ13に至り、
検者眼eは被検眼Eを観察する。
【0018】一方、可動接眼ミラー12が跳ね上がる
と、光束はサブ光路O4を直進してリレーレンズ系14を
透過し、電子撮像媒体15に結像して画像記録装置17
に記録される。また、可動ミラー6が跳ね上がると、光
束はメイン光路O3を進み銀塩フィルム11に至り、眼底
画像が撮影される。これらの位置合わせや撮影は、検者
が撮影モード操作部24を操作して、可動台位置検知部
23の情報に基づいて撮影モード制御部25により行わ
れる。
【0019】画像記録装置17のタイマ手段16は2つ
のタイマ信号を発し、このタイマ情報が種々の条件下で
撮影画像と同時記録される。即ち、タイマ手段16はタ
イマ情報信号Iを外部に出力すると共に、外部からの操
作信号Hによってタイマの選択、スタート、ストップ、
リセット等を操作する。画像記録装置17において、タ
イマ情報信号Iは画像上に合成されたり、画像フレーム
のファイル上に情報として記録されたり、対応の取れる
別のファイルとして記録され、画像処理システム18の
記憶手段は画像記録装置17の情報に基づいて画像の検
索や画像処理、更には画像保存等を行う。なお、タイマ
手段16は少なくとも2つの複数のタイマ信号を発生さ
せるようにしてもよい。
【0020】一方、内部タイマ系としては、検者がタイ
マ操作表示部22を操作することにより、タイマ制御部
21はタイマ投影部20からタイマ情報を発生させ、こ
のタイマ情報はミラー19、データミラー9を介して撮
影光路O2に投入され、撮影光と共に電子撮像媒体15、
銀塩フィルム11に至り、図2に示すように撮影された
眼底画像と共に時間情報として記録される。
【0021】図3はタイマ操作表示部22の正面図を示
し、このタイマ操作表示部22には、中段に複数のタイ
マ表示画面26、下段にこれらのタイマ表示画面26そ
れぞれに対応するスタートスイッチ27及びストップ/
クリアスイッチ28、上段にタイマ手段の選択スイッチ
29及び選択表示ランプ30が設けられている。
【0022】画像記録装置17がタイマ制御部21に電
気的に接続されたことが図示しない検知手段により検知
されると、内部タイマはタイマ1に割り振られ、メイン
光路O3での撮影に使用される。また、外部タイマ手段1
6からの2つのタイマ情報信号Iはタイマ2とタイマ3
に割り振られてサブ光路O4での撮影に使用され、タイマ
操作表示部22の操作によるタイマ制御部21からの操
作信号Hによって操作が可能となる。なお、タイマ1、
2、3を割り振る順序はどのような順序でもよい。
【0023】図示しない操作手段により撮影光路O2をメ
イン光路O3に設定し、タイマ選択スイッチ29でタイマ
1を選択して選択表示ランプ30が点灯すると、スター
トスイッチ27をスタートさせる。スタート信号がタイ
マ制御部21に伝えられて内部タイマ手段がスタート
し、タイマ投影部20よりタイマ情報が撮影光路O2中に
投入され、同時にタイマ表示画面26にも同じタイマ情
報が表示される。なお、タイマの設定と光路の設定順序
を逆にしてもよい。
【0024】更に、サブ光路O4を設定しタイマ2の選択
スイッチ29を操作してタイマ2を選択すると、タイマ
投影部20のタイマ情報は再びタイマ1が選択されるま
で無表示となる。ただし、サブ光路O4へタイマ投影部2
0の光束が入ってきても、電子撮影媒体15に写り込ま
ないように光学的に構成されている場合はこの限りでは
ない。
【0025】タイマ2をスタートさせて撮影を行うと、
タイマ2のタイマ情報と撮影画像が同時記録される。サ
ブ光路O4を選択した状態からタイマ3を選択しスタート
させると、タイマ3のタイマ情報と撮影画像が同時記録
される。各タイマが動いている状態で選択スイッチ29
を操作すると、撮影時に記録するタイマを切り換えるこ
とができる。また、タイマを停止するにはそれぞれのス
トップ/クリアスイッチ28によって行い、どのタイマ
が選択されていても他のタイマは操作及び表示が可能で
ある。
【0026】タイマ手段16が出力する2つのタイマ情
報の内容については、タイマ2をスタートして時間tの
経過後にタイマ3をスタートさせた場合には、タイマ制
御部21はタイマ2の計時時間Tと時間tとの差T−t
をタイマ3のタイマ情報として与える。なお、各タイマ
情報信号Iはタイマがスタートする順番に従って割り振
ったり、使用者が任意に割り振ってもよい。
【0027】上述の操作系のスイッチを変更し、スター
トスイッチ27を操作するとダイレクトにタイマの選択
とスタートが行えるようにし、その後はタイマ選択スイ
ッチ29として使用するようにしてもよい。また、スト
ップ/クリアスイッチ28とスタートスイッチ27を兼
用するようにしてもよく、ストップ/クリアスイッチ2
8をストップスイッチとクリアスイッチの2つに分けて
配置してもよく、更に選択されたタイマの操作のみを受
け付けるようにしてもよい。
【0028】タイマ制御部21からのタイマ情報は1つ
のクロックを使用し、1番目スタートのタイマのタイマ
情報を時間Tとして、時間tn後にスタートするn番目の
タイマのタイマ情報を差T−tnとして与えているが、そ
の他にもn−1番のタイマ情報を時間Tnとして、時間tn
後にスタートするn番目タイマのタイマ情報を差Tn−tn
として与えてもよい。また、n個の独立したクロックを
タイマ制御部21に設けることも可能である。
【0029】図3ではそれぞれのタイマに表示画面と操
作スイッチを設けているが、図4に示すように選択され
たタイマのみを表示及び操作できるようにしてもよい。
この場合は、タイマ選択スイッチ29を切換えてゆくと
タイマ表示画面26の情報が切換わり、そのタイマ情報
に対しての操作が可能となる。
【0030】タイマの選択は上述のように検者が任意に
手動で行うのではなく、撮影モードの切換えに応じてタ
イマの切換えを行えるようにしてもよい。
【0031】図5は撮影モード操作部24の正面図を示
し、パネル前面の左側にはメイン光路O3でFAG(可視
蛍光造影)モードで撮影するためのメイン・FAGスイ
ッチ31が配置され、中央にはサブ光路O4でFAGモー
ド、IAG(赤外蛍光造影)モードで撮影するためのサ
ブ・FAGスイッチ32及びサブ・IAGスイッチ33
が配置され、右側にはFAG撮影時のエキサイタフィル
タ用スイッチ34及びバリアフィルタ用スイッチ35と
IAG撮影時のエキサイタフィルタ用スイッチ36及び
バリアフィルタ用スイッチ37が配置されており、パネ
ルの下側には被検者のIDナンバを切換えるIDナンバ
切換スイッチ38とIDナンバを表示するIDナンバ表
示部39が配置されている。
【0032】ここで、例えばメイン光路O3でFAG撮影
を行うためにメイン・FAGスイッチ31を操作する
と、その信号は撮影モード制御部25に伝達されてタイ
マ制御部21に指令が入力され、FAG撮影が準備され
てタイマ1がこのモードに割り当てられて選択される。
その後は、上述のように蛍光造影剤の静注と同時にタイ
マ1のスタートを行い、時間をおいてサブ光路O4でIA
G撮影を行うためにサブ・IAGスイッチ33を操作す
ると、メイン・FAGスイッチ31の場合と同様にタイ
マ2が割り当てられてスタートが行われる。スタート後
はメイン・FAGスイッチ31、サブ・IAGスイッチ
33の操作によりタイマの選択及び切換えが行われ、再
びこの状態からサブ・FAGスイッチ32を操作すると
タイマ3が割り当てられる。
【0033】同じ撮影モードで複数の被検者の撮影を行
う場合に、例えば2人の被検者に対してIAG撮影を行
う場合には、被検者のIDナンバを図示しないテンキー
などの方法で入力し、確認はIDナンバ表示部34によ
り行う。入力が済むと、このIDナンバに対応して撮影
モード制御部25からタイマ制御部21へ指令が発せら
れてタイマ1が割当てられ、その後にサブ・IAGスイ
ッチ33を操作してスタートを行う。
【0034】そして、次の被検者の撮影の場合には、I
Dナンバ切換スイッチ35により先の被検者から切換え
て次の被検者のIDナンバを入力し、タイマ2を割り当
ててスタートを行う。このときのタイマの選択はIDナ
ンバ切換スイッチ35で行う。なお、IAG撮影モード
に切換えてからIDナンバを入力してもよいし、IDナ
ンバを1つずつでなく1度に全て入力してもよい。
【0035】また、これ以外にも同じ撮影モードで複数
の撮影を行う場合には、赤外蛍光造影1、赤外蛍光造影
2等との複数個撮影モードスイッチを用意してもよい。
更に、撮影モードスイッチやIDナンバ切換スイッチ3
5を用いるタイマ切換の他にも、タイマ側を直接切換え
たときに、切換わったタイマに対応して撮影モードやI
Dナンバを切換えるようにすることもできる。また、メ
イン光路O3、サブ光路O4で撮影が分かれる場合には、こ
れらの光路それぞれに対してタイマを割り振るようにし
てもよい。
【0036】FAG撮影やIAG撮影を行う場合には、
これらに対応するエキサイタフィルタ4、5やバリアフ
ィルタ7、8の何れかが光路内に挿入されると、挿入さ
れたことが可動台位置検知部23で検知されて撮影モー
ド制御部25に伝達され、タイマ制御部21において可
視蛍光造影用又は赤外蛍光造影用のタイマが割当てられ
るようにしてもよい。このときのタイマの切換えは、エ
キサイタフィルタ用スイッチ34、36、バリアフィル
タ用スイッチ35、37でも行えるようにしておく。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る眼科
撮影装置は、同一被検者に対し同時期にFAG撮影とI
AG撮影を行う場合や、並行して複数の被検者の蛍光造
影撮影を行う場合に、少なくとも1つのタイマ手段を並
行作動させて操作や選択を行い、静脈注射後の選択され
たタイマ手段からのリアルタイムの時間情報を表示手段
に表示することができるので、検者は複数のタイマを簡
便に操作することができ、使用中のタイマとそれ以外の
タイマとの表示誤認や誤操作が防止でき、検者の自由意
志により種々のタイマ使用方式が可能となる。更に、撮
影モード切換えや被検者の交代によるタイマ選択のミス
や、タイマ選択による撮影モードの切換えミス等の防止
も可能である。
【0038】第2発明の眼か撮影装置は、同一被検者に
対し同時期にFAG撮影とIAG撮影を行う場合や、並
行して複数の被検者の蛍光造影撮影を行う場合に、外部
から信号を入力して個々のタイマ手段を操作選択するこ
とにより、検者は個々のタイマ手段を自在に選択して各
種の計時情報を測定することができ、これらのデータを
外部に出力して、被検眼の種々の状態での詳細な情報を
時間と共に表示記憶することができ、眼科診断を正確に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の眼科撮影装置の構成図である。
【図2】撮影媒体上の眼底像と時間情報の説明図であ
る。
【図3】タイマ操作部の正面図である。
【図4】他のタイマ操作部の正面図である。
【図5】撮影モード操作部の正面図である。
【符号の説明】
1、3 光源 2 対物レンズ 6 有孔ミラー 9 データミラー 10 可動ミラー 11 銀塩フィルム 12 可動接眼ミラー 13 ファインダ 15 電子撮像媒体 16 タイマ手段 17 画像記録装置 18 画像処理システム 20 タイマ投影部 21 タイマ制御部 22 タイマ操作表示部 23 可動台位置検知部 24 撮影モード操作部 25 撮影モード制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光造影撮影が可能で、計時時間の撮影
    媒体への記録及び表示のために使用する内部タイマ手段
    を有する眼科撮影装置において、少なくとも1つの外部
    タイマ手段の計時情報信号をリアルタイムに入力可能な
    入力手段と、前記外部タイマ手段の計時情報を表示する
    表示手段と、前記外部タイマ手段のそれぞれをスター
    ト、ストップ、リセット及び使用選択する操作手段と、
    該操作手段の操作信号を出力する出力手段とを有するこ
    とを特徴とする眼科撮影装置。
  2. 【請求項2】 使用するタイマ手段を選択する選択手段
    は、撮影モードの切換えによる自動選択手段又は使用者
    の任意による手動選択手段の少なくとも1つとした請求
    項1に記載の眼科撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記並行作動している複数のタイマ手段
    の内、少なくとも2つを同時に表示可能な表示手段と、
    それぞれのタイマ手段を独立に操作可能な操作手段とを
    有する請求項1又は2に記載の眼科撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記並行作動している複数のタイマ手段
    の内、少なくとも2つを同時に表示可能な表示手段と、
    選択されているタイマ手段を操作可能な操作手段とを有
    する請求項1又は2に記載の眼科撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記並行作動している複数のタイマ手段
    の内、選択されている前記タイマ手段を表示可能な表示
    手段と、該選択されている前記タイマ手段を操作可能な
    操作手段とを有する請求項1又は2に記載の眼科撮影装
    置。
  6. 【請求項6】 撮影画像と同時記録可能でかつ選択的に
    使用可能な少なくとも1つのタイマ手段と、個々の前記
    タイマ手段をスタート、ストップ、リセット及び使用選
    択する操作を行う外部からの操作信号を入力する入力手
    段と、計時情報信号を外部に出力する出力手段とを有す
    ることを特徴とする眼科撮影装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345955A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Kowa Co 眼科撮影装置
JP2008055073A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Kowa Co 眼科撮影装置
JP2009072266A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Topcon Corp 蛍光撮影用眼底カメラ装置

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