JPH11285473A - 眼底カメラ - Google Patents

眼底カメラ

Info

Publication number
JPH11285473A
JPH11285473A JP10088616A JP8861698A JPH11285473A JP H11285473 A JPH11285473 A JP H11285473A JP 10088616 A JP10088616 A JP 10088616A JP 8861698 A JP8861698 A JP 8861698A JP H11285473 A JPH11285473 A JP H11285473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
timer
photographing
fundus
optical system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10088616A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3895036B2 (ja
Inventor
Takanori Takeda
孝紀 武田
Hiroaki Okada
浩昭 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP08861698A priority Critical patent/JP3895036B2/ja
Publication of JPH11285473A publication Critical patent/JPH11285473A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3895036B2 publication Critical patent/JP3895036B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイマースイッチの操作を必要としない眼底
カメラを提供する。 【解決手段】 カメラ30,53,54が装着可能な装置
本体と、この装置本体に内蔵される内部タイマー23と
を備え、前記35mmカメラで撮影を行うとき内部タイマ
23を使用し、TVカメラ53,54で撮影を行うとき
タイマ57,157を使用する眼底カメラにおいて、カ
メラ30,53,54の中からどのカメラで撮影を行うか
を選択する選択スイッチS3と、この選択スイッチS3の
選択結果に応じてタイマ23,57,157のいずれかを
選択するとともにこの選択したタイマを操作する制御装
置24とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】眼底を撮影する複数の撮影装置が
装着可能となっている眼底カメラに関する。
【0002】
【従来技術】従来の眼底カメラは、撮影装置(35mmカ
メラ、TVカメラ等)を取り付けるためのマウントを複
数個備え、一方に35mmカメラ、他方にTVカメラとい
った具合に、複数の撮影装置を装着可能とした構成を取
るものが多い。
【0003】また、従来の眼底カメラは、蛍光撮影のた
めの蛍光剤を被検者の静注してからの経過時間を計測す
るタイマー(以下、内部タイマという)と、この内部タ
イマの計測時間を表示する表示部の像をファインダ光学
系に投影すると共に35mmカメラのフィルム面に結像さ
せるリレー光学系とを装置本体内に備えている。このリ
レー光学系により、内部タイマの計時時間をファインダ
で観察することができるとともに、35mmカメラのフィ
ルム面に計時時間を写し込むことができる。また、内部
タイマの計時時間は、アライメント用のジョイスティッ
クの側部に隣接した位置に設けられた操作パネルのタイ
マー表示部にも表示される。
【0004】この内部タイマの計時を開始させるための
スイッチ(以下、タイマースイッチという)は、撮影モ
ード選択スイッチや撮影装置選択スイッチとともに上記
操作パネルに設けられるのが普通である。したがって、
検者は、35mmカメラで蛍光撮影を行うときは、この操
作パネルで撮影モードや撮影装置を選択した後、被検者
への静注のタイミングを見計らってタイマースイッチを
押すことにより、蛍光撮影の準備操作を完了することが
できる。すなわち、操作パネル付近から離れることなく
全準備操作を完了することができる。
【0005】一方、TVカメラにより蛍光撮影を行う場
合には、内部タイマをTVカメラの撮像面に投影する代
わりに画像記録装置(スチルビデオレコーダー等)が内
蔵するタイマや、画像記録装置に外付け接続されたタイ
マー(以下、これらのタイマを外部タイマという)を使
用し、この外部タイマの計時時間をTVカメラにより得
られた画像に合成表示・記録することが多い。これは、
TVカメラの撮像面が小さいため(1/2インチが主
流)、内部タイマの画像をTVカメラの撮像面に光学的
に写し込むこととすると、肝心の眼底像を取り込むため
の撮像面の面積が少なくなるという不都合があるからで
ある。
【0006】このため、TVカメラによる撮影を行う場
合には、被検者への蛍光剤の静注と同時にスチルビデオ
レコーダーの操作部に設けられたタイマースイッチや外
付けの外部タイマー本体に設けられたタイマースイッチ
を押すことにより、外部タイマーをスタートさせてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の眼
底カメラでは、35mmカメラで撮影する場合とTVカメ
ラで撮影する場合とでは、タイマーをスタートさせるタ
イマースイッチが異なるので、タイマースイッチの操作
が面倒であり、その操作性の面で問題があった。
【0008】また、上記眼底カメラでは、内部タイマの
計時時間は上述の操作パネルのタイマー表示部で確認す
るが、外部タイマの計時時間は、画像記録装置の表示部
で確認しなければならない。すなわち、撮影装置の種類
によってタイマの計時時間を確認する位置が異なるの
で、非常に不便であり、その確認を誤ってしまう問題も
あった。
【0009】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、タイマースイッチの操作を必要と
しない、また、撮影装置の種類に拘わらずタイマの計時
時間の確認位置が同じである眼底カメラを提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、眼底を観察する観察光学系を有
するとともに複数の撮影装置が装着可能な装置本体と、
この装置本体に内蔵される内部タイマーとを備え、前記
撮影装置である35mmカメラおよびTVカメラを装置本
体に装着して、前記35mmカメラで撮影を行うとき前記
内部タイマを使用し、前記TVカメラで撮影を行うとき
前記装置本体外部に前記内部タイマとは別個に設けられ
た外部タイマーを使用する眼底カメラにおいて、前記複
数の撮影装置の中からどの撮影装置で撮影を行うかを選
択する撮影装置選択手段と、この撮影装置選択手段の選
択結果に応じて前記内部タイマ及び外部タイマのいずれ
かを選択するとともにこの選択したタイマを操作するタ
イマ操作手段とを設けたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、前記タイマ操作手段に
よって選択された前記タイマーの計時時間を目視するた
めの計時時間目視手段を前記装置本体に設けたことを特
徴とする。
【0012】請求項3の発明は、前記観察光学系は付属
のファインダ光学系を備え、前記計時時間目視手段は、
前記内部タイマ又は前記外部タイマからの計時時間情報
を表示するLED表示部と、該LED表示部の像を前記
ファインダ光学系にリレーする計時時間情報リレー光学
系とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、可視蛍光撮影用TVカ
メラおよび赤外蛍光撮影用TVカメラが装着可能であ
り、該2つのTVカメラのいずれか一方に選択的に前記
装置本体からの眼底像をリレーするTVリレーレンズユ
ニットを備え、前記各TVカメラのそれぞれに対応して
前記外部タイマが2つ設けられたことを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、前記撮影装置選択手段
の選択結果に応じて、前記2つの外部タイマのうち対応
する一方の外部タイマを作動させることを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、前記TVリレーレンズ
ユニットは、両TVカメラのいずれか一方に眼底像形成
光束をリレーする切換ミラーを備え、該切換ミラーは、
前記撮影装置選択手段の選択結果に応じて切り換わるこ
とを特徴とする。
【0016】
【実施形態】以下、この発明に係る眼底カメラの実施形
態を図面に基づいて説明する。
【0017】図1に示す眼底カメラは、基台10に取り
付けられた本体11を有し、この本体11は基台10と
ともにジョイスティック12の操作によりベース台13
に対して前後左右方向に移動可能となっている。そし
て、基台10と本体11とベース台13とで装置本体が
構成される。15はジョイスティック12に設けた撮影
スイッチである。
【0018】基台11の上面には、ジョイスティック1
2に隣接した位置に操作パネル20が設けられており、
この操作パネル20には、ICG撮影モード,FAG撮
影モードおよび通常撮影モードのいずれかを設定する撮
影モード設定スイッチS1と、後述するタイマ23,5
7,157の計時を開始させるタイマスイッチS2と、後
述するカメラ30,53,54の内いずれかのカメラで撮
影を行うかを選択する選択スイッチS3と、タイマの計
時時間を表示する表示部22とが設けられている。
【0019】基台11またはベース台13内には、内部
タイマ23と、CPU等からなる制御装置24とが設け
られており、制御装置24は、撮影モード設定スイッチ
S1やタイマスイッチS2等の操作に基づいて後述するタ
イマ23,57,157をスタートさせたり、各タイマ2
3,57,157の計時時間を表示部22,171に表示
させたりするタイマ操作手段としての機能を有してい
る。また、制御装置24は後述するクイックリターンミ
ラー151や切換ミラー153,73の跳ね上げや切換
制御等も行う。
【0020】本体11には、マウント14を介して35
mmカメラ30が着脱可能に装着されている。また、本体
11にはTVリレーレンズユニット50が設けられてお
り、このTVリレーレンズユニット50にはマウント5
1,52を介して可視蛍光撮影用TVカメラ53と赤外
蛍光撮影用TVカメラ54が着脱可能に装着されてい
る。
【0021】可視蛍光撮影用TVカメラ53にはスチル
ビデオ装置56が接続され、スチルビデオ装置56は内
蔵タイマ(外部タイマ)57を備えている。スチルビデ
オ装置56は、TVカメラ53が撮像する眼底像に内蔵
タイマ57の計時時間をスーパーインポーズして眼底像
とともに記録する。
【0022】赤外蛍光撮影用TVカメラ54には外部タ
イマ157を介してビデオ装置158に接続され、ビデ
オ装置158はTVカメラ54が撮像する眼底像に外部
タイマ157の計時時間をスーパーインポーズして眼底
像とともに記録する。
【0023】本体11内には、被検眼Eの眼底を照明す
る照明光学系100と、照明された眼底を観察・撮影す
る観察光学系120とが設けられている。
【0024】照明光学系100は、観察用光源であるハ
ロゲンランプ101と、コンデンサレンズ102と、撮
影用光源であるキセノンランプ103と、コンデンサレ
ンズ104と、反射ミラー105と、エキサイタフィル
タ106,107と、被検眼の瞳孔と共役位置にあるリ
ング開口108aを有するリング開口板108と、リレ
ーレンズ109,110と、孔開きミラー111と、対
物レンズ112とを有している。エキサイタフィルタ1
06,107は光路から離脱可能に配置されており、可
視蛍光撮影(FAG撮影モード)のときにはエキサイタ
フィルタ106のみが光路に挿入され、赤外蛍光撮影
(ICG撮影モード)のときにはエキサイタフィルタ1
07のみが光路に挿入され、通常の撮影モードのときに
は両エキサイタフィルタ106,107は光路から離脱
される。
【0025】照明光学系100は、眼底観察時にハロゲ
ンランプ101が点灯してコンデンサレンズ102,1
04および反射ミラー105を介してリング開口板10
8を照射する。リング開口板108のリング開口108
aを通った光束は、リレーレンズ109,110、孔開き
ミラー111および対物レンズ112を介して被検眼に
入射する。リング開口板108と瞳孔とは共役位置にあ
るので、瞳孔上にリング開口像が形成され、このリング
開口像により眼底が照明されることとなる。通常の眼底
撮影時には、キセノンランプ103が点灯して上記と同
様にして眼底を照明する。
【0026】観察光学系120は、対物レンズ112
と、バリアフィルタ122,123と、合焦レンズ12
4と、撮影レンズ125とを備えている。バリアフィル
タ122,123は光路から離脱可能に配置されてお
り、FAG撮影モードのときにはバリアフィルタ122
のみが光路に挿入され、ICG撮影モードのときにはバ
リアフィルタ123のみが光路に挿入され、通常の撮影
モードのときには両バリアフィルタ122,123は光
路から離脱される。
【0027】また、観察光学系120はファインダ光学
系150と情報光学系(計時時間目視手段)170とを
備えており、ファインダ光学系150はクイックリター
ンミラー151と視野レンズ152と切換ミラー153
と接眼レンズ154とを有している。視野レンズ152
と35mmカメラ30のフィルムFとが共役位置にある。
切換ミラー153は、FAG撮影モードのとき、撮影ス
イッチ15が押される毎に破線位置へ跳ね上がり、IC
G撮影モードのとき破線位置に切り換わり、撮影スイッ
チ15の操作に拘わらず破線位置に停止した状態とな
る。
【0028】情報光学系学系170は、後述するタイマ
23,57,157の計時時間を表示する7セグメントL
EDが設けられた表示部171と、結像レンズ172
と、ミラー173とを備えており、表示部171とフィ
ルム31とが結像レンズ172に対して共役関係にあ
り、クイックリターンミラー151が破線位置へ跳ね上
がったとき表示部171の像がフィルム31面上に結像
される。そして、結像レンズ172とミラー173と
で、表示部171の像をファインダ光学系150にリレ
ーするリレー光学系を構成している。
【0029】観察光学系120は、眼底で反射された照
明光束を対物レンズ112,孔開きミラー111,合焦レ
ンズ124および撮影レンズ125を介してクイックリ
ターンミラー151へ導く。クイックリターンミラー1
51が実線位置にあるとき、眼底の反射光束がクイック
リターンミラー151で反射して視野レンズ152およ
び切換ミラー153を介して接眼レンズ154に達す
る。これにより、ファインダ光学系150を介して眼底
を観察することできる。一方、表示部171から発せら
れた光束は結像レンズ172,ミラー173,クイックリ
ターンミラー151,視野レンズ152および切換ミラ
ー153を介して接眼レンズ154に達するので、図2
に示すように、表示部171に表示されるタイマ23,
57,157の計時時間を眼底像Erとともに観察するこ
とができる。
【0030】クイックリターンミラー151が鎖線位置
へ跳ね上げられると、眼底の反射光束はフィルムF面上
に達し、このフィルムF面上に眼底像が結像され眼底が
撮影される。このとき、表示部171から発せられた光
束も結像レンズ172およびミラー173を介してフィ
ルムF面上に達するので、図2に示す状態で眼底像Er
とタイマの計時時間とが撮影されることになる。
【0031】TVリレーレンズユニット50は、リレー
レンズ71と、結像レンズ72と、切換ミラー73と、
リレーレンズ74と、ミラー75とを備えている。切換
ミラー73は、選択スイッチS3によってTVカメラ5
4が選択されると実線位置から破線位置へ切り換わり、
選択スイッチS3によってTVカメラ53が選択される
と実線位置へ切り換わる。一方、切換ミラー153は、
選択スイッチS3によってTVカメラ54が選択される
と破線位置へ切り換わるようになっている。
【0032】切換ミラー153が破線位置に切り換わる
と、クイックリターンミラー151に達した眼底の反射
光束は視野レンズ152,リレーレンズ51,結像レンズ
52および切換ミラー73を介してTVカメラ53の撮
像素子53Aに達し、この撮像素子53A上に眼底像が
結像され、TVカメラ53によって眼底像が撮像され
る。
【0033】切換ミラー153および切換ミラー73が
破線位置へ切り換わると、クイックリターンミラー15
1に達した眼底の反射光束は視野レンズ152,リレー
レンズ51,結像レンズ52,リレーレンズ54およびミ
ラー55を介してTVカメラ54の撮像素子54Aに達
し、この撮像素子54A上に眼底像が結像され、TVカ
メラ54によって眼底像が撮像される。なお、TVカメ
ラ53,54では、図2に示す鎖線の範囲を撮像するも
ので、表示部171に表示される計時時間は撮像されな
い。
【0034】次に、上記実施形態の眼底カメラの動作に
ついて説明する。
【0035】先ず、図示しないメインスイッチを投入す
る。すると、照明光学系100のハロゲンランプ101
が点灯し眼底が照明される。この眼底の照明によりファ
インダ光学系150を通して眼底が観察される。そし
て、撮影モード設定スイッチS1により通常モードを設
定し、撮影スイッチ15を押せば、クイックリターンミ
ラー151が跳ね上がるとともにキセノンランプ103
が発光して眼底が35mmカメラ18により撮影されてい
く。
【0036】ICG撮影する場合には、先ず、撮影モー
ド設定スイッチS1によりICG撮影モードを設定し、
選択スイッチS3によりTVカメラ54を選択する。I
CG撮影モードが設定されると、エキサイタフィルタ1
07およびバリアフィルタ123が光路に挿入され、T
Vカメラ54の選択により切換ミラー73,153が破
線位置へ切り換えられる。次に、被検者Aに蛍光剤を静
注するとともにタイマスイッチS2を押す。このタイマ
スイッチS2が押されると、制御装置24は外部タイマ
157の計時をスタートさせるとともに外部タイマ15
7の計時時間を表示部22,171に表示させる。
【0037】表示部22に外部タイマ157の計時時間
が表示されることにより、検者は、表示部22を見れば
外部タイマ157の計時時間を確認することができる。
このため、検者はビデオ装置158に設けられた表示部
(図示せず)を覗き込む必要はない。
【0038】撮影スイッチ15が操作されると、TVカ
メラ54によってICG撮影が行われていき、TVカメ
ラ54によって撮像された赤外蛍光眼底像に外部タイマ
157の計時時間がスーパーインポーズされてビデオ装
置158に記録されていく。このICG撮影モードで
は、一回目の撮影スイッチ15の操作で撮影が開始さ
れ、2回目の撮影スイッチ15の操作で撮影が停止され
る。
【0039】FAG撮影する場合には、撮影モード設定
スイッチS1によりFAG撮影モードを設定し、選択ス
イッチS3によってTVカメラ53を選択する。FAG
撮影モードが設定されると、エキサイタフィルタ106
およびバリアフィルタ122が光路に挿入され、TVカ
メラ53の選択により切換ミラー73,153が実線位
置へ切り換わる。
【0040】そして、被検者Bに蛍光剤を静注するとと
もにタイマスイッチS2を押す。このタイマスイッチS2
が押されると、制御装置24はスチルビデオ装置56の
内蔵タイマ57の計時をスタートさせるとともに内蔵タ
イマ57の計時時間を表示部22,171に表示させ
る。
【0041】検者は、表示部22を見ることにより外部
タイマ57の計時時間を確認することができ、スチルビ
デオ装置56の表示部を覗き込む必要がない。
【0042】FAG撮影モードの設定により、エキサイ
タフィルタ106およびバリアフィルタ122が光路に
挿入されているとともに切換ミラー73が実線位置へ切
り換わっていることにより、眼底が所定波長の可視光に
より照明されてTVカメラ53により可視蛍光撮影が可
能となる。また、切換ミラー153が実線位置へ切り換
わっていることにより、検者は、蛍光眼底をファインダ
光学系150を通して観察することができる。
【0043】この場合、内蔵タイマ57の計時時間が表
示部171に表示されているので、蛍光眼底を観察しな
がら表示部171の計時時間を確認することができ、フ
ァインダ光学系150から目を離してスチルビデオ装置
56の表示部を覗き込む必要がない。
【0044】検者は、ファインダ光学系150を通して
蛍光眼底を観察しながら撮影スイッチ15を押してい
く。撮影スイッチ15が押される毎に切換ミラー153
が破線位置へ跳ね上がり、可視蛍光眼底像がTVカメラ
53によって撮像されていく。TVカメラ53によって
撮像された可視蛍光眼底像は、内蔵タイマ57の計時時
間がスーパーインポーズされてスチルビデオ装置56に
記録されていく。
【0045】35mmカメラ30でFAG撮影を行う場合
には、撮影モード設定スイッチS1によりFAG撮影モ
ードを設定し、選択スイッチS3により35mmカメラ3
0を選択する。FAG撮影モードの設定により、上記と
同様に、エキサイタフィルタ106およびバリアフィル
タ122が光路に挿入され、35mmカメラ30の選択に
より切換ミラー153が実線位置へ切り換わる。
【0046】そして、被検者CにFAG撮影用の蛍光剤
を静注してタイマスイッチS2を押す。このタイマスイ
ッチS2が押されると、制御装置24は内部タイマ23
の計時をスタートさせるとともに内部タイマ23の計時
時間を表示部22,171に表示させる。切換ミラー1
53が実線位置へ切り換えられることにより、検者は、
蛍光眼底をファインダ光学系150を通して観察するこ
とができる。
【0047】この場合、内部タイマ23の計時時間が表
示部171に表示されているので、蛍光眼底を観察しな
がら表示部171の計時時間を確認することができる。
【0048】そして、検者は、ファインダ光学系150
を通して蛍光眼底を観察しながら撮影スイッチ15を押
していく。撮影スイッチ15が押される毎にクイックリ
ターンミラー151が破線位置へ跳ね上がり、可視蛍光
眼底像が35mmカメラ30によって撮影されていく。3
5mmカメラ30は、図2に示すように、可視蛍光眼底像
Erとともに表示部171の計時時間も撮影していくこ
とになる。
【0049】このように、選択スイッチS3によりカメ
ラ30,53,54を選択してタイマスイッチS2を操作
すれば、選択されたカメラ30,53,54のタイマ2
3,57,157がスタートするので、各タイマ23,5
7,157のスタートスイッチ(図示せず)を操作する必
要がなく、非常に操作性のよいものとなる。
【0050】また、選択スイッチによりTVカメラ53
や35mmカメラ30を選択すると、切換ミラー153が
実線位置に切り換えられるので眼底をファインダ光学系
150を通して観察することができる。この場合も、内
部タイマ23の計時時間が表示部171に表示されるの
で、蛍光眼底とともに表示部171の計時時間をファイ
ンダ光学系150を通して確認することができ、非常に
便利である。
【0051】ところで、再度、被検者Aの蛍光眼底像を
撮影する場合には、撮影モード設定スイッチS 1により
ICG撮影モードを設定し、選択スイッチS3によりT
Vカメラ54を選択する。ICG撮影モードが設定され
ると、エキサイタフィルタ107およびバリアフィルタ
123が光路に挿入され、TVカメラ54の選択により
切換ミラー53,153が破線位置へ切り換わるととも
に、外部タイマ157の計時時間が表示部22,171
に表示される。そして、撮影スイッチ15が操作される
と、TVカメラ54によってICG撮影が行われてい
き、TVカメラ54によって撮像された赤外蛍光眼底像
に外部タイマ157の計時時間がスーパーインポーズさ
れてビデオ装置157に記録されていく。
【0052】同様に、再度、被検者Bの蛍光眼底像を撮
影する場合には、撮影モード設定スイッチS1によりF
AG撮影モードを設定し、選択スイッチS3によりTV
カメラ53を選択する。FAG撮影モードの設定により
エキサイタフィルタ106およびバリアフィルタ122
が光路に挿入され、TVカメラ53の選択により切換ミ
ラー73,153が実線位置へ切り換わる。他方、スチ
ルビデオ装置56の内蔵タイマ57の計時時間が表示部
22,171に表示される。
【0053】そして、撮影スイッチ15が押される毎に
切換ミラー153が破線位置へ跳ね上がり、可視蛍光眼
底像がTVカメラ53によって撮像されていく。TVカ
メラ53によって撮像され可視蛍光眼底像は、内蔵タイ
マ57の計時時間がスーパーインポーズされてスチルビ
デオ装置56に記録されていく。
【0054】被検者Cの蛍光眼底像を再度撮影する場合
も上記と同様なので、その説明は省略する。
【0055】このように、選択スイッチS3によりカメ
ラ30,53,54が選択されると、表示部22,171
の計時時間の表示が切り換わって、この選択されたカメ
ラ30,53,54に使用されているタイマ23,57,1
57の計時時間が表示部22,171に表示されるの
で、検者は表示部22,171を見るだけで現在撮影を
行っているカメラ30,53,54のタイマ23,57,1
57の計時時間を確認することができる。このため、検
者は計時時間の確認のためにビデオ装置56,158の
表示部をいちいち覗き込む必要がなく、しかも確認位置
が同じであることにより非常に使用勝手のよいものとな
る。
【0056】
【効果】この発明によれば、撮影装置選択手段により撮
影装置を選択すれば、タイマ操作手段がその選択に応じ
た所定のタイマを操作するので、各タイマの各操作スイ
ッチを操作する必要がなく、非常に操作性のよいものと
なる。
【0057】また、タイマ操作手段によって選択された
所定のタイマーの計時時間を目視するための計時時間目
視手段を装置本体に設けたものであるから、検者は計時
時間目視手段によって現在撮影を行っている撮影装置の
タイマの計時時間を確認することができ、このため、検
者は計時時間の確認のために外部タイマ等の表示部をい
ちいち覗き込む必要がなく、しかも確認位置が同じとな
るので、非常に使用勝手のよいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る眼底カメラの構成を示した説明
図である。
【図2】ファインダ光学系の視野範囲を示した説明図で
ある。
【符号の説明】
23 内部タイマ 24 制御装置 30 35mmカメラ 53 可視蛍光撮影用TVカメラ 54 赤外蛍光撮影用TVカメラ 57 内蔵タイマ S3 選択スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼底を観察する観察光学系を有するととも
    に複数の撮影装置が装着可能な装置本体と、この装置本
    体に内蔵される内部タイマーとを備え、前記撮影装置で
    ある35mmカメラおよびTVカメラを装置本体に装着し
    て、前記35mmカメラで撮影を行うとき前記内部タイマ
    を使用し、前記TVカメラで撮影を行うとき前記装置本
    体外部に前記内部タイマとは別個に設けられた外部タイ
    マーを使用する眼底カメラにおいて、 前記複数の撮影装置の中からどの撮影装置で撮影を行う
    かを選択する撮影装置選択手段と、 この撮影装置選択手段の選択結果に応じて前記内部タイ
    マ及び外部タイマのいずれかを選択するとともにこの選
    択したタイマを操作するタイマ操作手段とを設けたこと
    を特徴とする眼底カメラ。
  2. 【請求項2】前記タイマ操作手段によって選択された前
    記タイマーの計時時間を目視するための計時時間目視手
    段を前記装置本体に設けたことを特徴とする請求項1に
    記載の眼底カメラ。
  3. 【請求項3】前記観察光学系は付属のファインダ光学系
    を備え、 前記計時時間目視手段は、前記内部タイマ又は前記外部
    タイマからの計時時間情報を表示するLED表示部と、
    該LED表示部の像を前記ファインダ光学系にリレーす
    る計時時間情報リレー光学系とを備えたことを特徴とす
    る請求項2に記載の眼底カメラ。
  4. 【請求項4】可視蛍光撮影用TVカメラおよび赤外蛍光
    撮影用TVカメラが装着可能であり、該2つのTVカメ
    ラのいずれか一方に選択的に前記装置本体からの眼底像
    をリレーするTVリレーレンズユニットを備え、 前記各TVカメラのそれぞれに対応して前記外部タイマ
    が2つ設けられたことを特徴とする請求項1に記載の眼
    底カメラ。
  5. 【請求項5】前記撮影装置選択手段の選択結果に応じ
    て、前記2つの外部タイマのうち対応する一方の外部タ
    イマを作動させることを特徴とする請求項4に記載の眼
    底カメラ。
  6. 【請求項6】前記TVリレーレンズユニットは、両TV
    カメラのいずれか一方に眼底像形成光束をリレーする切
    換ミラーを備え、該切換ミラーは、前記撮影装置選択手
    段の選択結果に応じて切り換わることを特徴とする請求
    項4に記載の眼底カメラ。
JP08861698A 1998-04-01 1998-04-01 眼底カメラ Expired - Fee Related JP3895036B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08861698A JP3895036B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 眼底カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08861698A JP3895036B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 眼底カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11285473A true JPH11285473A (ja) 1999-10-19
JP3895036B2 JP3895036B2 (ja) 2007-03-22

Family

ID=13947750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08861698A Expired - Fee Related JP3895036B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 眼底カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3895036B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345955A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Kowa Co 眼科撮影装置
JP2008055073A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Kowa Co 眼科撮影装置
JP2009072266A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Topcon Corp 蛍光撮影用眼底カメラ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006345955A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Kowa Co 眼科撮影装置
JP2008055073A (ja) * 2006-09-04 2008-03-13 Kowa Co 眼科撮影装置
JP2009072266A (ja) * 2007-09-19 2009-04-09 Topcon Corp 蛍光撮影用眼底カメラ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3895036B2 (ja) 2007-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4355413B2 (ja) 眼底撮影装置
JP5127850B2 (ja) 眼科撮影装置
JP3833529B2 (ja) 眼科撮影装置
WO2010125772A1 (en) Ophthalmologic observation and photographing apparatus
JP2000005131A (ja) 眼底カメラ
JP3895036B2 (ja) 眼底カメラ
JPH0966032A (ja) 眼底カメラ
JPH0360261B2 (ja)
JPH09173298A (ja) 眼科撮影装置
JPH10234673A (ja) 眼底カメラ
JP2000232961A (ja) 眼底カメラ
JP4795533B2 (ja) 眼科撮影装置
JP2000296114A (ja) 眼撮影装置
JP3526959B2 (ja) 眼底カメラ
JP3559617B2 (ja) 眼科撮影装置
JP4659173B2 (ja) 眼底カメラ
JPH07327931A (ja) 眼底カメラ
JP4392230B2 (ja) 眼科撮影装置
JPH11267104A (ja) 眼底カメラ
JPH08322801A (ja) 眼科撮影装置
JP2966914B2 (ja) 眼科撮影装置
JPH09103409A (ja) 眼底撮影装置
JP2000287938A (ja) 眼底撮影装置
JPH0340252Y2 (ja)
JP3501523B2 (ja) 眼科用画像記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050322

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060822

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees