JP3056264B2 - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

Info

Publication number
JP3056264B2
JP3056264B2 JP3025999A JP2599991A JP3056264B2 JP 3056264 B2 JP3056264 B2 JP 3056264B2 JP 3025999 A JP3025999 A JP 3025999A JP 2599991 A JP2599991 A JP 2599991A JP 3056264 B2 JP3056264 B2 JP 3056264B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
eye
gantry
photographing
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3025999A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04263834A (ja
Inventor
大塚浩之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP3025999A priority Critical patent/JP3056264B2/ja
Publication of JPH04263834A publication Critical patent/JPH04263834A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3056264B2 publication Critical patent/JP3056264B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼底カメラ等の眼科装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】眼底カメラ等の眼科装置においては、通
常、まず光学系の倍率を低倍に設定し、観察・撮影を行
った後、必要がある場合に倍率を高倍にして必要部の観
察・撮影を行う撮影方法がとられる。従って、前回の操
作時に高倍率に設定しそのままの状態になっていると、
観察・撮影の開始時に光学系の倍率を低倍率に設定し直
す必要があり、この設定を図2に示す変倍レバー21に
より手動で行っていた。また、蛍光撮影時等に必要とさ
れるフィルターも観察の開始時にはフィルターを挿入し
ない状態で被検眼を観察し、その後フィルターを挿入し
て観察・撮影がなされるのが通常であり、このフィルタ
ーの光路への出し入れは、フィルター切換レバー22の
手動による操作によりなされていた。
【0003】更に、光学系のピントの調節や照明光・撮
影光の光量の切換えもそれぞれピント調整ノブ23及び
光量調整ボリューム24、撮影光量切換スイッチ24’
の操作により手動でなされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の眼科装置におい
ては、上述したように、各種の撮影条件の設定を撮影開
始時に手動で行わなければならず、実際に撮影に取り掛
かるまでに手間がかかり、蛍光撮影時など撮影時間が限
られている場合などに撮影ミスをしてしまう場合が度々
あった。
【0005】本発明は従来の眼科装置のこのような欠点
を解消するためになされたものであり、撮影開始に必要
な各種の撮影条件の設定が速やかになされ、格別に撮影
条件の設定をすることなく観察・撮影のできる眼科装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、被検者の被検眼を観察又は撮影
するための光源と、前記被検眼の該光源からの反射光を
受光し、該被検眼像を結像する光学系と、少なくとも該
光学系の一部を収納する本体部と、該本体部を載置する
架台とを備えた眼科装置において、前記被検者の動きを
検出するセンサと、前記センサの検出信号に応じて前記
眼科装置の状態を初期状態にさせる制御手段を設けた眼
科装置としたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、前記センサは被
検者の体の一部が接触する部位に設けられていることを
特徴とする。
【0008】更に、請求項3の発明は、被検者の被検眼
を観察又は撮影するための光源と、前記被検眼の該光源
からの反射光を受光し、該被検眼像を結像する光学系
と、少なくとも該光学系の一部を収納する本体部と、該
本体部を載置する架台とを備えた眼科装置において、前
記架台の後方への移動量を予め設定された移動量のしき
い値と比較して、このしきい値より前記架台が後方に移
動したときに、前記眼科装置を初期状態にさせる制御手
段を設けた眼科装置としたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、被検者の動きがセン
サにより検出される。そして、制御手段は、センサの検
出信号に応じて前記眼科装置の状態を初期状態にする
【0010】また、請求項2の発明によれば、センサは
被検者の体の一部が接触する部位に設けられているの
で、被検者の体の一部が接触するごとに又は離れるごと
にセンサが被検者の動きを検出する。そして、制御手段
は、センサの検出信号に応じて前記眼科装置の状態を初
期状態にする
【0011】更に、請求項3の発明によれば制御手段
は、架台の後方への移動量を予め設定された移動量のし
きい値と比較して、このしきい値より前記架台が後方に
移動したときに、前記眼科装置を初期状態にさせる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の眼科装置
の一実施例を説明する。
【0013】図1は、本発明の眼科装置の一実施例の回
路構成を示すブロック図である。なお、本実施例の外部
形状は図2の従来例と同一であるので、図2を必要に応
じて参照する。
【0014】図1の実施例において、光学系1は、被検
眼からの反射光を受光し該被検眼像を写真カメラ2及び
TVカメラ等の撮像手段3上に結像する光学系であり、
被検者の被検眼を観察・撮影をするための光源及び蛍光
撮影時等に必要となるフィルターを含む。
【0015】撮像手段3から出力される被検眼の映像信
号は制御・信号処理回路4に入力される。制御・信号処
理回路4では、本実施例の各部で必要とされる制御信号
を出力するとともに、撮像手段3から入力された映像信
号に各種の補正等の処理を施し、CRT等のモニタ6及
びVTR7に出力する。
【0016】制御・信号処理回路4には、また、センサ
回路5からの出力信号が入力される。
【0017】センサ回路5は、前記光学系1の一部と制
御・信号処理回路4を収納する本体部25が載置された
架台26の移動量を検出し、該移動量信号を制御・信号
処理回路4に出力する。
【0018】次に、本実施例の動作を説明する。
【0019】被検者が交替して、架台26が検者の操作
により大きく後方に引かれてその位置が移動すると、セ
ンサ回路5から架台26の動きに応じた信号が制御・信
号処理回路4に出力され、制御・信号処理回路4では、
架台26の移動量を予め設定された移動量のしきい値と
比較し、かつ制御・信号処理回路4のメモリ中に設定さ
れたX−Y座標上の所定の領域に架台26が位置するか
否かが判定される。この判定の結果、架台26の移動量
が所定の移動量よりも大きくなるか、架台26が予め設
定した領域に入るかしたことが明らかになると、本実施
例の光学系1の倍率を最も低倍率に復帰させ、光学系1
の焦点位置を中間位置に復帰させ、フィルターを光路中
から退避させ、かつ観察用又は照明用光源の光量を中間
値に設定する各種の初期状態に復帰させる信号が制御・
信号処理回路4から各部の駆動回路に出力される。
【0020】一方、光学系1で結像された被検眼像は、
写真カメラ2で銀塩画像として撮影されるとともに、撮
像手段3で電子画像として撮影され、制御・信号処理回
路4を介してモニタ6上に表示され、かつVTR7で録
画される。
【0021】なお、以上のごとく架台26の所定の動作
に応じて自動的に初期状態に復帰する自動モードの他
に、変倍レバー21やフィルター切換レバー22等を手
動で操作してレンズの倍率やフィルターの切換を行う手
動モードが設けられており、両モードの切換はモード切
換スイッチ29で行われる。このモード切換によって過
度の初期状態への復帰を防止できる。
【0022】また、本実施例においては、架台26の動
きを検出して初期状態への復帰信号を出力するようにし
たが、眼科装置の電源のON時あるいはOFF時に初期
状態への復帰信号を出力するようにし、眼科装置の使用
開始時には常に初期状態に設定されているようにしても
よく、また、センサ回路5を額当て27又は顎受け28
内に設定し、被検者が代わって額当て27又は顎受け2
8に新たに接触する度ごとに、あるいは被検者が額当て
27又は顎受け28から離れるごとに、初期状態に設定
されるようにしてもよい。
【0023】更に、検者が被検眼の観察・撮影操作を開
始するために氏名板やキーボードの操作又はIDカード
の出し入れ等の動作をするのを検出して初期状態に設定
するようにしてもよい。具体的には、氏名板とIDカー
ドの検出動作は、該氏名板とIDカードの挿入位置にセ
ンサを設け、キーボードの操作で検出するには、電源O
N後の最初のキーボード操作がなされたことを検出する
ようにすればよい。
【0024】
【発明の効果】本発明の眼科装置は、以上のように構成
したので、撮影開始に必要な各種の撮影条件の設定が速
やかになされ、格別に撮影条件の設定をすることなく観
察・撮影動作ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の一実施例の外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 光学系 2 写真カメラ 3 撮像手段 4 制御・信号処理回路 5 センサ回路 21 変倍レバー 22 フィルター切換レバー 23 ピント調整ノブ 24 光量調整ボリューム 24’撮影光量切換スイッチ 25 本体部 26 架台 27 額当て 28 顎受け 29 モード切換スイッチ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検者の被検眼を観察又は撮影するための
    光源と、前記被検眼の該光源からの反射光を受光し、該
    被検眼像を結像する光学系と、少なくとも該光学系の一
    部を収納する本体部と、該本体部を載置する架台とを備
    えた眼科装置において、前記被検者の動きを検出するセンサと、前記センサの検
    出信号に応じて前記眼科装置の状態を初期状態にさせる
    制御手段を設けたことを特徴とする眼科装置。
  2. 【請求項2】前記センサは被検者の体の一部が接触する
    部位に設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    の眼科装置。
  3. 【請求項3】被検者の被検眼を観察又は撮影するための
    光源と、前記被検眼の該光源からの反射光を受光し、該
    被検眼像を結像する光学系と、少なくとも該光学系の一
    部を収納する本体部と、該本体部を載置する架台とを備
    えた眼科装置において、前記架台の後方への移動量を予め設定された移動量のし
    きい値と比較して、このしきい値より前記架台が後方に
    移動したときに、前記眼科装置を初期状態にさせる制御
    手段を設けたことを特徴とする眼科装置。
JP3025999A 1991-02-20 1991-02-20 眼科装置 Expired - Fee Related JP3056264B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3025999A JP3056264B2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 眼科装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3025999A JP3056264B2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 眼科装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04263834A JPH04263834A (ja) 1992-09-18
JP3056264B2 true JP3056264B2 (ja) 2000-06-26

Family

ID=12181419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3025999A Expired - Fee Related JP3056264B2 (ja) 1991-02-20 1991-02-20 眼科装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3056264B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4865257B2 (ja) * 2004-09-29 2012-02-01 キヤノン株式会社 眼底撮影装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04263834A (ja) 1992-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7270414B2 (en) Ophthalmic photographic apparatus
EP1417924B1 (en) Ophthalmologic image taking apparatus
JP4693402B2 (ja) 眼科撮影装置
JPH04170933A (ja) 眼底カメラ
JP3056264B2 (ja) 眼科装置
JP3783814B2 (ja) 眼科装置
JP3987760B2 (ja) 眼科検査装置
JPH06254054A (ja) 眼底カメラ
JP2001245851A (ja) 眼科撮影装置
JPH0888784A (ja) 映像信号記録再生装置
JP2003189136A (ja) カメラ
JP4500616B2 (ja) 眼科撮影装置及びその制御方法、プログラム
JP2005118465A (ja) 眼科撮影装置及び撮影方法
JPH0271723A (ja) 眼底カメラ
JP3501523B2 (ja) 眼科用画像記憶装置
JP3379600B2 (ja) 眼科撮影装置
JPH09131321A (ja) 眼底検査装置
JPH0471526A (ja) 眼底カメラ
JPH09308610A (ja) 眼科撮影装置
JPH09135813A (ja) 眼科撮影装置
JPH10248811A (ja) 眼底撮影装置
JPH05290140A (ja) 医用画像処理装置
JPH0482531A (ja) 眼科撮影装置
JPH05111466A (ja) 眼科装置
JPH01113019A (ja) モニタ画像撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees