JP2003325339A - 自動炊飯器 - Google Patents

自動炊飯器

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JP2003325339A
JP2003325339A JP2002135106A JP2002135106A JP2003325339A JP 2003325339 A JP2003325339 A JP 2003325339A JP 2002135106 A JP2002135106 A JP 2002135106A JP 2002135106 A JP2002135106 A JP 2002135106A JP 2003325339 A JP2003325339 A JP 2003325339A
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剛士 稲田
Masaki Yura
政樹 由良
Kuniyuki Nakanishi
邦行 中西
Hatsuhiko Matsushita
初彦 松下
Akihiro Shinabe
晃宏 品部
Norio Ikeda
典生 池田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動炊飯器の動作不良を低減するとともに、
米の劣化を低減する。 【解決手段】 炊飯に必要な量の米および水を給米部お
よび給水部29から炊飯部24の鍋36へ供給して炊飯
を行う。炊飯中または保温中に発生する蒸気が給米部に
浸入しても自動炊飯器20外へ排出されるように給米部
に蒸気排出部40を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として米を準備
すれば炊飯まで自動で行う自動炊飯器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動で米をとぎ、炊飯する炊飯器とし
て、図9に示すような自動炊飯器1がある。ここでは図
9に示す自動炊飯器1の構成について説明する。
【0003】図9に示すように、自動炊飯器1は、使用
者が米を投入する貯米部2、米を計量する米計量部3、
米をとぐ米とぎ部4およびといだ米を炊飯する炊飯部5
を備えている。6は炊飯部5へ所定量の水を供給する給
水部で、給水弁7と給水経路8を有している。
【0004】9は米搬送部で、米とぎ部4と炊飯部5を
接続する給米経路10と、給米経路10と炊飯部5の接
続部に設けられ給米経路10を開閉する米投入弁11お
よび米投入弁11を駆動する弁駆動ユニット12で構成
されている。そして、弁駆動ユニット12を駆動して米
投入弁11を動作させ、給米経路10を開いて米とぎ部
4でとがれた米を炊飯部5へ搬送する。
【0005】なお、貯米部2、米計量部3、米とぎ部
4、米搬送部9を給米部と呼ぶ。
【0006】13は蒸気筒で、炊飯部5が米を炊飯した
り保温したりする際に発生する蒸気を自動炊飯器1外へ
排出する。
【0007】14は給水部6、炊飯部5および給米部等
を制御する制御部である。
【0008】上記構成において動作を説明すると、使用
者が貯米部2に米を投入し、炊飯したい米の量を入力し
た後、運転開始ボタン(図示しない)を押すと、自動炊
飯器1の運転が開始する。
【0009】自動炊飯器1の運転が開始すると、制御部
14が米計量部3を動作させて、貯米部2に貯蔵された
米から、使用者が入力した所定量だけ米を計量する米計
量工程を行う。そして、所定量の米を米とぎ部4へ供給
する。
【0010】所定量の米が米とぎ部4に供給されると、
制御部14は米とぎ部4を動作させて米から糊粉層(糠
の一部)を除去する米とぎ工程を行う。
【0011】米とぎ工程終了後、制御部14が弁駆動ユ
ニット12を駆動して米投入弁11を動作させることに
より、糊粉層が除去された米は給米経路10を介して炊
飯部5へ供給される。
【0012】所定量の米が炊飯部5へ供給されると、制
御部14は給水部6を動作させて炊飯部5へ供給された
米を炊飯するのに最適な量の水を炊飯部5へ供給する給
水工程を行う。
【0013】炊飯部5へ所定量の米と水が供給される
と、米を水に漬からせて米に水を吸収させる浸漬工程が
行われる。そして、所定時間の浸漬工程が行われ、米が
所定量の水を吸収した後、米を炊飯する炊飯工程が行わ
れる。
【0014】所定時間の炊飯が行われた後、炊飯された
ご飯を保温する保温工程が行われ、使用者はいつでもご
飯を炊飯部5から取り出すことができる。
【0015】こうして、炊飯したい米の量を入力して運
転開始ボタンを押すだけで、貯米部2に貯蔵された米か
ら、米の計量、米とぎ、給水、炊飯、保温が自動で行わ
れる。
【0016】なお、図9に示す自動炊飯器1の炊飯部5
は、図9の矢印に示すように、前方または左右方向に引
き出すことができるものである。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
の自動炊飯器1では以下の問題を有している。
【0018】所定量の米が米とぎ部4でとがれると、制
御部14は、弁駆動ユニット12を介して米投入弁11
を動作させて給米経路10を開き、炊飯部5へ米を供給
するが、このとき、図10に示すように、米投入弁11
や、給米経路10と米投入弁11の接触部15等に米や
砕米、くず米、糠またはごみ等の異物16が付着したり
する。そのため、給米経路10と米投入弁11との接触
部15に隙間が生じ、炊飯部5が米を炊飯したり保温し
たりするときに発生する蒸気が蒸気筒13から全自動炊
飯器1外へ出ていくだけでなく、給米経路10内に浸入
する恐れがある。
【0019】そのため、蒸気や、蒸気に含まれるご飯の
ねばり気成分等が、図10に示すように、給米経路10
の内壁に水滴17として付着したり、米とぎ部4内や米
計量部3、さらには貯米部2内にまで浸入したりする。
【0020】その結果、貯米部2内に存在する米を湿ら
せて劣化させたり、また、蒸気が米計量部3や米とぎ部
4の電装部品18に浸入して水滴17となって付着し、
電装部品18の動作不良を生じさせたり、蒸気に含まれ
るご飯のねばり気成分が米計量部3や米とぎ部4の動作
を妨害したりして、自動炊飯器1が正常に動作できない
状態にしてしまうという問題がある。
【0021】さらに、図10に示すように、給米経路1
0の内壁に蒸気やご飯のねばり気成分が水滴17として
付着した状態で自動炊飯器1を動作させると、米とぎ部
4から炊飯部5へ米を供給する際に、米とぎ部4でとが
れた米が給米経路10に付着したりして、所定量の米が
炊飯部5へ供給されなかったり、図11に示すように、
米が給米経路10内で詰まってしまうという問題もあ
る。
【0022】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、自動炊飯器の動作不良を低減し、且つ米の劣化を低
減することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、米を炊飯する炊飯部と、炊飯部に米を供給
する給米部と、炊飯時または保温時に発生する蒸気を炊
飯部から本体外へ排出する蒸気筒と、給米部と炊飯部と
の接続部を開閉する米投入弁とを備え、給米部は米が通
過する給米経路を備えるとともに、蒸気を本体外へ排出
する蒸気排出部を給米経路に設けるように構成したもの
である。
【0024】これにより、給米経路や米とぎ部、米計量
部および貯米部への蒸気の浸入を低減することができ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、米を炊
飯する炊飯部と、炊飯部に米を供給する給米部と、炊飯
時または保温時に発生する蒸気を炊飯部から本体外へ排
出する蒸気筒と、給米部と炊飯部との接続部を開閉する
米投入弁とを備え、給米部は米が通過する給米経路を備
えるとともに、蒸気を本体外へ排出する蒸気排出部を給
米経路に設けるように構成したものであり、炊飯時また
は保温時に発生し給米部に浸入する蒸気を蒸気排出部か
ら排出することができるので、給米部への蒸気の浸入を
防止することができ、自動炊飯器の動作不良を低減し、
且つ米の劣化を防止することができる。
【0026】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、給米経路に空気を送り込む送風手段を
備え、炊飯時または保温時に送風手段を駆動するように
構成したものであり、炊飯工程または保温工程中に給米
経路内に浸入する蒸気を蒸気排出部へ案内することがで
きるので、給米経路や米とぎ部へ蒸気が浸入するのをよ
り低減することができる。
【0027】それゆえ、蒸気による自動炊飯器の動作不
良をより低減することができ、米の劣化をより低減する
ことができる。
【0028】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、給米部から炊飯部へ米を供給する前に
送風手段を駆動するように構成したものであり、自動炊
飯器を連続して使用する場合に、給米経路または米投入
弁に付着している蒸気による水滴等を吹き飛ばしてから
米を炊飯部へ供給することができるので、給米経路また
は米投入弁等に米が付着して供給できないことを低減す
ることができる。
【0029】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の発明において、炊飯終了後または保温終了後
に送風手段を駆動するように構成したものであり、給米
経路または米投入弁または蒸気排出部に付着した蒸気に
よる水滴等を乾燥させることができるので、給米経路ま
たは米投入弁等に米が付着して供給できないことをより
低減することができるとともに、給米経路または米投入
弁または蒸気排出部に蒸気が付着して菌等が繁殖するの
を低減することができ、給米経路または米投入弁または
蒸気排出部を常に清潔な状態に保つことができる。
【0030】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれか1項に記載の発明において、送風手段が給米経
路に送り込む空気を加熱する加熱手段を設けるように構
成したものであり、給米経路または米投入弁または蒸気
排出部に温風を送風することができるので、給米経路ま
たは米投入弁または蒸気排出部に付着した蒸気による水
滴をより早く乾燥させることができる。
【0031】それゆえ、給米経路または米投入弁等に米
が付着して供給できないことをより一層低減することが
できるとともに、給米経路または米投入弁または蒸気排
出部に蒸気が付着して菌等が繁殖するのをより低減する
ことができたり、温風により菌を死滅させたりすること
ができ、給米経路または米投入弁または蒸気排出部をよ
り清潔な状態に保つことができる。
【0032】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明において、加熱手段を炊飯部の鍋を加熱する加熱
ユニットと兼用するように構成したものであり、加熱手
段を新たに設けることなく給米経路に温風を送風するこ
とができるので、低コストで且つ省エネルギな構成で、
給米経路または米投入弁等に米が付着して供給できない
ことを低減することができ、且つ給米経路または米投入
弁または蒸気排出部に蒸気が付着して菌等が繁殖するの
を低減することができる。
【0033】請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の
いずれか1項に記載の発明において、給米部に米を空気
で炊飯部へ供給する米供給手段を備えるように構成した
ものであり、給米経路や米投入弁、給米経路と米投入弁
との接触部等に異物が付着するのをより一層低減するこ
とができるので、炊飯工程または保温工程中に蒸気が給
米経路に浸入するのをより一層低減することができ、蒸
気による自動炊飯器の動作不良をより一層低減し、且つ
米の劣化をより一層低減することができる。
【0034】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、給米部が炊飯部へ米を供給する工程以
外に、米投入弁が給米部と炊飯部との接続部を開き、且
つ米供給手段を駆動する工程を設けた構成にしたもので
あり、給米経路や米投入弁、給米経路と米投入弁との接
触部等に異物が付着するのをさらに一層低減することが
できるので、炊飯工程または保温工程中に蒸気が給米経
路に侵入するのをさらに一層低減することができる。
【0035】請求項9に記載の発明は、請求項2〜8の
いずれか1項に記載の発明において、蒸気排出部を蒸気
筒に連通したように構成したものであり、炊飯工程また
は保温工程中に蒸気排出部に浸入してきた蒸気を蒸気筒
より排出することができるので、炊飯工程または保温工
程中に発生する蒸気を全て蒸気筒から自動炊飯器外へ排
出することができる。
【0036】さらに、給米経路または米投入弁または蒸
気排出部だけでなく、蒸気筒も乾燥させることができる
ので、蒸気筒内に蒸気が付着して菌等が繁殖するのを低
減することができ、蒸気筒を清潔な状態に保つことがで
きる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のも
のは同一符号を付して説明を省略する。
【0038】(実施例1)図1に示す自動炊飯器20
は、少なくとも炊飯したい量の米を収納することができ
る貯米部21、米を計量する米計量部22、米計量部2
2から供給された米をとぐ米とぎ部23、米とぎ部23
でとがれた米を炊飯する炊飯部24を備えている。
【0039】25は米搬送部で、米とぎ部23と炊飯部
24を接続する給米経路26と、給米経路26と炊飯部
24との接続部に設けられ給米経路26を開閉する米投
入弁27および米投入弁27を駆動する弁駆動ユニット
28で構成されている。そして、米とぎ部23でとがれ
た米を炊飯部24へ供給する。
【0040】なお、貯米部21、米計量部22、米とぎ
部23、米搬送部25を給米部と呼ぶ。
【0041】また、29は給水部で、給水弁30と給水
経路31を有しており、炊飯部24へ所定量の水を供給
する。
【0042】32は制御部で、米計量部22、米とぎ部
23、米搬送部25、給水部29、炊飯部24を制御す
る。
【0043】米とぎ部23は、米計量部22で計量され
た米を収納する米収納容器33、米収納容器33内で回
転自在に配設された回転羽根34、回転羽根34を駆動
する駆動手段35を備えている。
【0044】炊飯部24は、米および水を収納する鍋3
6、鍋36を介して米および水を加熱する加熱ユニット
37、米および水を鍋36内に密閉する内蓋38、鍋3
6と内蓋38内で発生する蒸気を自動炊飯器20外へ排
出する蒸気筒39を備えている。
【0045】また、40は蒸気排出部で、給米経路26
と自動炊飯器20の機外とを接続し、給米経路26に浸
入してくる蒸気を自動炊飯器20の機外へ排出する。
【0046】上記構成において、動作を説明する。使用
者が米を貯米部21内に投入し、炊飯したい米の量を入
力した後、運転開始ボタン(図示しない)を押すと、自
動炊飯器20の運転が開始する。
【0047】運転が開始されると、制御部32が米計量
部22を動作させることにより、米計量部22が所定量
の米を米収納容器33へ供給する。
【0048】所定量の米が米収納容器33に供給される
と、制御部32は米とぎ工程プログラムに従って駆動手
段35を動作させる。駆動手段35が動作することによ
り回転羽根34が回転し、米収納容器33内に収納され
た米をとぐ米とぎ工程が行われる。
【0049】米とぎ工程が終了すると、制御部32は米
とぎ部23から米を排出するとともに、米搬送工程プロ
グラムに従って弁駆動ユニット28を介して米投入弁2
7を動作させ、給米経路26と炊飯部24との接続部を
開く。そして、米とぎ部23でとがれた米を、米搬送部
25を介して炊飯部24の鍋36へ供給する。
【0050】所定量の米が炊飯部24の鍋36へ供給さ
れると、制御部32は給水弁30を動作させて、使用者
が設定した炊飯量に最適な量の水を、給水経路31を介
して炊飯部24の鍋36へ供給する。
【0051】このようにして、所定量の水と米が鍋36
へ供給されると、制御部32は米に水を吸収させる浸漬
工程プログラムおよび炊飯工程プログラムに従って炊飯
部24を動作させる。炊飯部24が動作することによ
り、使用者が炊飯したい量の米が炊飯されることにな
る。
【0052】所定量の米が炊飯されると、制御部32
は、ご飯を保温する保温工程に入る。
【0053】こうして、ご飯が炊きあがる。
【0054】なお、炊飯工程または保温工程中に発生す
る蒸気は、蒸気筒39を介して、自動炊飯器20外へ排
出される。
【0055】このように本実施例によれば、制御部32
が弁駆動ユニット28を介して米投入弁27を動作させ
て、米搬送部25を介して米とぎ部23から炊飯部24
へ米を供給すると、図2に示すように、米投入弁27や
給米経路26と米投入弁27の接触部41に米や砕米、
くず米、糠またはごみ等の異物42が付着する恐れがあ
り、このため、給米経路26を閉じようとしても、異物
42により接触部41に隙間が生じてしまい、炊飯工程
または保温工程中に発生する蒸気が給米経路26内に浸
入してきたりするが、給米経路26内に浸入した蒸気は
蒸気排出部40を介して自動炊飯器20外へ排出されて
いく。
【0056】それゆえ、炊飯工程または保温工程中に米
投入弁27を介して給米経路26内に浸入してくる蒸気
が、給米経路26の内壁に付着したり、米とぎ部23内
や米計量部22、さらには貯米部21内にまで浸入した
りするのを低減することができるので、蒸気が貯米部2
1内に存在する米を湿らせて劣化させたり、また、蒸気
が米計量部22や米とぎ部23の駆動手段35等の電装
部品に浸入して水滴として付着し電装部品の動作不良を
生じさせたり、蒸気に含まれるご飯のねばり気成分が米
計量部22や米とぎ部23の動作を妨害したりすること
を低減することができ、自動炊飯器20が正常に動作で
きない状態を低減することができる。
【0057】さらに、給米経路26に水滴が付着するの
を低減することができるので、給米経路26で米が詰ま
ってしまったりするのを低減することができる。
【0058】したがって、給米部への蒸気の浸入を防止
することができ、自動炊飯器20の動作不良を低減し、
且つ米の劣化を防止することができる。
【0059】なお、自動炊飯器20は、図3に示すよう
に、炊飯部24を米とぎ部23または貯米部21の略上
部に設けた構成のものであってもよいし、炊飯部24を
米とぎ部23または貯米部21の略横部に設けた構成の
ものであってもよい。
【0060】また、貯米部21は、大量の米を貯蔵(例
えば10kg)できてもよいし、毎回炊飯する量だけ
(例えば3合分)貯蔵できるものであってもよい。
【0061】また、とがなくても炊飯できる無洗米を貯
米部21に供給して炊飯する場合は、米とぎ部23で無
洗米をとがずに排出するだけでもよい。
【0062】また、給米部は米とぎ部23を持たず、貯
米部21と米計量部22、米搬送部25のみを備えた無
洗米対応の構成のものであってもよい。
【0063】また、自動炊飯器20の動作の説明では、
炊飯部24に米を供給してから水を供給するようにした
が、水を供給してから米を供給してもよいし、水と米を
同時にまたは交互に供給してもよい。
【0064】また、給水部29は水道栓に直結する構成
であってもよいし、水タンクを備えて、水タンクから水
を炊飯部24へ供給する構成であってもよい。水タンク
を備える場合は、使用者が水を水タンクに供給するよう
にすれば、自動炊飯器20を任意の場所に設置できる。
【0065】また、給水経路31に逆止弁を設けたり、
給水弁30を炊飯部24の鍋36近傍に設けたりして、
蒸気が給水経路31に浸入しにくい構成にしてもよい。
【0066】また、自動炊飯器20は、給水部を持た
ず、給米部のみを備えた構成であってもよい。
【0067】それから、図4に示すように、給米経路2
6内に空気を送り込む送風手段43を備え、炊飯工程ま
たは保温工程で蒸気が発生するときに送風手段43を駆
動することにより、炊飯工程または保温工程中に給米経
路26内に浸入する蒸気を蒸気排出部40へ案内するこ
とができるので、給米経路26や米とぎ部23へ蒸気が
浸入するのをより低減することができる。
【0068】それゆえ、蒸気による自動炊飯器20の動
作不良をより低減することができ、米の劣化をより低減
することができる。
【0069】さらに、給米経路26に水滴が付着するの
をより低減することができるので、給米経路26で米が
詰まってしまったりするのをより低減することができ
る。
【0070】それから、制御手段32は、給米部から炊
飯部24へ米を供給する前に送風手段43を駆動するこ
とにより、給米経路26または米投入弁27または蒸気
排出部40に付着する蒸気による水滴等を吹き飛ばした
り乾燥させたりすることができ、水滴等がない状態にす
ることができる。
【0071】それゆえ、自動炊飯器20を連続して使用
する場合に、給米経路26または米投入弁27に蒸気が
水滴として付着していない状態にしてから米を炊飯部2
4へ供給することができるので、給米経路26または米
投入弁27等に米が付着して供給できないことをより一
層低減することができる。
【0072】それから、制御手段32は、炊飯工程終了
後または保温工程終了後にも送風手段43を駆動するこ
とにより、給米経路26または米投入弁27または蒸気
排出部40に付着した蒸気による水滴等を乾燥させるこ
とができる。
【0073】それゆえ、自動炊飯器20を連続して使用
する場合には、給米経路26または米投入弁27に蒸気
が水滴として付着していない状態にしてから米を炊飯部
24へ供給することができ、給米経路26または米投入
弁27等に米が付着して供給できないことを低減するこ
とができるとともに、炊飯工程終了後または保温工程終
了後に給米経路26または米投入弁27または蒸気排出
部40に蒸気が付着して菌等が繁殖するのを低減するこ
とができ、給米経路26または米投入弁27または蒸気
排出部40を常に清潔な状態に保つことができる。
【0074】したがって、米を炊飯部24へ供給できな
いことを低減することができるとともに、給米経路26
または米投入弁27または蒸気排出部40を常に清潔な
状態に保つことができる。
【0075】それから、図5に示すように、送風手段4
3が給米経路26に送り込む空気を加熱する加熱手段4
4を設けることにより、炊飯工程終了後または保温工程
終了後に送風手段43および加熱手段44を駆動する
と、給米経路26または米投入弁27または蒸気排出部
40に温風を送風することができるので、給米経路26
または米投入弁27または蒸気排出部40に付着した蒸
気による水滴等をより早く乾燥させることができる。
【0076】それゆえ、自動炊飯器20を連続して使用
する場合に、給米経路26または米投入弁27に蒸気が
水滴として付着していない状態にしてから米を炊飯部2
4へ供給することができ、給米経路26または米投入弁
27等に米が付着して供給できないことをさらに一層低
減することができるとともに、炊飯工程終了後または保
温工程終了後に給米経路26または米投入弁27または
蒸気排出部40に蒸気が付着して菌等が繁殖するのをよ
り低減することができたり、温風により菌を死滅させた
りすることができるので、給米経路26または米投入弁
27または蒸気排出部40をより清潔な状態に保つこと
ができる。
【0077】それから、炊飯部24に設けられた加熱ユ
ニット37は、炊飯部24の鍋36を加熱するととも
に、熱を炊飯部24周辺に排出するので、図6に示すよ
うに、送風手段43と炊飯部24を吸気経路46で接続
することにより、送風手段43は、加熱ユニット37が
生み出す熱の一部を給米経路26へ送風することができ
る。
【0078】それゆえ、加熱手段44を新たに設けるこ
となく給米経路26に温風を送風することができるの
で、低コストで且つ省エネルギな構成で、給米経路26
または米投入弁27または蒸気排出部40に付着した蒸
気による水滴等を乾燥させることができる。
【0079】したがって、自動炊飯器20を連続して使
用する場合に、給米経路26または米投入弁27に蒸気
が水滴として付着していない状態にしてから米を炊飯部
24へ供給することができ、給米経路26または米投入
弁27等に米が付着して供給できないことを低減するこ
とができる。
【0080】さらに、給米経路26または米投入弁27
または蒸気排出部40に蒸気が付着して菌等が繁殖する
のを低減することができる。
【0081】なお、加熱ユニット37をIHコイルで構
成する場合は、IHコイル制御部が必要であるが、この
IHコイル制御部も多くの熱を発生するので、IHコイ
ル制御部が発生する熱も給米経路26に送風されるよう
にすればよりよい。
【0082】それから、図7に示すように、給米経路2
6の米とぎ部23近傍に米供給手段47を備え、制御部
32は、米とぎ部23でといだ米を炊飯部24へ供給す
るときに米供給手段47を駆動することにより、米を空
気で移動させることができるので、米を米とぎ部23か
ら炊飯部24へより早く供給させることができるととも
に、給米経路26や米投入弁27、給米経路26と米投
入弁27との接触部41に付着した米や砕米、くず米、
糠またはごみ等の異物42を吹き飛ばしたり、または給
米経路26や米投入弁27、給米経路26と米投入弁2
7との接触部41に異物42が付着しにくくしたりする
ことができるので、異物42による給米経路26と米投
入弁27とのシール性の劣化を低減することができ、炊
飯工程または保温工程中に蒸気が給米経路26に浸入す
るのをより一層低減することができる。
【0083】さらに、制御部32は炊飯工程または保温
工程中にも米供給手段47を駆動することにより、炊飯
工程または保温工程中に発生した蒸気が給米経路26内
に浸入してきても蒸気排出部40へ案内することができ
る。
【0084】したがって、給米経路26に蒸気が侵入す
るのをより一層低減することができ、蒸気による自動炊
飯器20の動作不良をより一層低減し、且つ米の劣化を
より一層低減することができる。
【0085】なお、米供給手段47を送風手段43と兼
用できるように記載したが、米供給手段47と送風手段
43の両方を備えてもよい。
【0086】それから、米とぎ部23でといだ米を炊飯
部24へ供給する工程以外に、制御部32は弁駆動ユニ
ット28を介して米投入弁27を動作させて給米経路2
6を開き、米供給手段47を駆動する工程を設けること
により、米供給手段47が生み出す空気の流れにより給
米経路26や米投入弁27、給米経路26と米投入弁2
7との接触部41に付着する異物42を吹き飛ばすこと
ができるので、給米経路26や米投入弁27、給米経路
26と米投入弁27との接触部41に付着する異物42
をさらに一層除去することができる。
【0087】それゆえ、給米経路26や米投入弁27、
給米経路26と米投入弁27との接触部41に異物が付
着するのをさらに一層低減することができ、異物42に
よる給米経路26と米投入弁27とのシール性の劣化を
低減することができるので、炊飯工程または保温工程中
に蒸気が給米経路26に侵入するのをさらに一層低減す
ることができる。
【0088】なお、米投入弁27を動作させて、米供給
手段47を駆動する工程は、米を炊飯部24へ供給する
前、または供給した後に行ってもよい。
【0089】また、米供給手段47の代わりに送風手段
43を動作させて給米経路26や米投入弁27、給米経
路26と米投入弁27との接触部41に付着する異物4
2を吹き飛ばすようにしてもよい。
【0090】それから、図8に示すように、蒸気排出部
40を蒸気筒39に連通することにより、炊飯工程また
は保温工程中に蒸気排出部40に浸入してきた蒸気も蒸
気筒39より排出することができるので、炊飯工程また
は保温工程中に発生する蒸気を全て蒸気筒39から自動
炊飯器20外へ排出することができる。
【0091】それゆえ、蒸気排出部40を小さく構成す
ることができ、且つ自動炊飯器20の蒸気が排出する箇
所を1個にすることができる。
【0092】さらに、炊飯工程後または保温工程後にも
送風手段43を駆動すれば、給米経路26または米投入
弁27、蒸気排出部40だけでなく、蒸気筒39も乾燥
させることができる。
【0093】それゆえ、蒸気筒39内を蒸気が水滴とし
て付着して菌等が繁殖するのを低減することができ、蒸
気筒39を清潔な状態に保つことができる。
【0094】したがって、自動炊飯器20を簡単な構成
にすることができるとともに、給米経路26、米投入弁
27、蒸気排出部40および蒸気筒39を清潔な状態に
保つことができる。
【0095】なお、送風手段43だけでなく、加熱手段
44も動作させれば蒸気筒39内をより早く乾燥させる
ことができるのでよりよい。
【0096】また、送風手段43の代わりに米供給手段
47を動作させてもよい。
【0097】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、給米経路
や米とぎ部、米計量部および貯米部への蒸気の浸入を低
減することができ、自動炊飯器の動作不良を低減し、且
つ米の劣化を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の自動炊飯器の断面図
【図2】同自動炊飯器の給米経路および米投入弁近傍の
部分拡大図
【図3】同自動炊飯器の別の例の断面図
【図4】同自動炊飯器の給米経路に送風手段を設けた場
合の部分拡大図
【図5】同自動炊飯器の給米経路に送り込む空気を加熱
する加熱手段を設けた場合の部分拡大図
【図6】同自動炊飯器の送風手段の吸気経路を加熱ユニ
ット近傍に配置した場合の断面図
【図7】同自動炊飯器の米供給手段を給米経路に設けた
場合の断面図
【図8】同自動炊飯器の蒸気排出部を蒸気筒に連通した
場合の部分拡大図
【図9】従来の自動炊飯器の断面図
【図10】同自動炊飯器の給米経路に蒸気が浸入してき
た場合の断面図
【図11】同自動炊飯器の米が給米経路に詰まった場合
の断面図
【符号の説明】
20 自動炊飯器 24 炊飯部 26 給米経路 27 米投入弁 36 鍋 37 加熱ユニット 39 蒸気筒 40 蒸気排出部 43 送風手段 44 加熱手段 47 米供給手段
フロントページの続き (72)発明者 中西 邦行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 松下 初彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 品部 晃宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 池田 典生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4B054 AA16 AB01 AC02 BA10 CC17 4B055 AA07 BA14 DA02 DB14 EA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米を炊飯する炊飯部と、前記炊飯部に米
    を供給する給米部と、炊飯時または保温時に発生する蒸
    気を前記炊飯部から本体外へ排出する蒸気筒と、前記給
    米部と前記炊飯部との接続部を開閉する米投入弁とを備
    え、前記給米部は米が通過する給米経路を備えるととも
    に、蒸気を本体外へ排出する蒸気排出部を前記給米経路
    に設けた自動炊飯器。
  2. 【請求項2】 給米経路に空気を送り込む送風手段を備
    え、炊飯時または保温時に前記送風手段を駆動する請求
    項1に記載の自動炊飯器。
  3. 【請求項3】 給米部から炊飯部へ米を供給する前に送
    風手段を駆動する請求項2に記載の自動炊飯器。
  4. 【請求項4】 炊飯終了後または保温終了後に送風手段
    を駆動する請求項2または3に記載の自動炊飯器。
  5. 【請求項5】 送風手段が給米経路に送り込む空気を加
    熱する加熱手段を設けた請求項2〜4のいずれか1項に
    記載の自動炊飯器。
  6. 【請求項6】 加熱手段が炊飯部の鍋を加熱する加熱ユ
    ニットである請求項5に記載の自動炊飯器。
  7. 【請求項7】 米を空気で炊飯部へ供給する米供給手段
    を給米部に備えた請求項1〜6のいずれか1項に記載の
    自動炊飯器。
  8. 【請求項8】 給米部が炊飯部へ米を供給する工程以外
    に、米投入弁が前記給米部と前記炊飯部との接続部を開
    き、且つ米供給手段を駆動する工程を設けた請求項7に
    記載の自動炊飯器。
  9. 【請求項9】 蒸気排出部を蒸気筒に連通した請求項2
    〜8のいずれか1項に記載の自動炊飯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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