JP2004065550A - 炊飯器及び自動炊飯器 - Google Patents
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Abstract
【課題】給水機能付き炊飯器において、本体部に残水をなくし、お手入れ性が高く、高い清潔性を実現した炊飯器を提供すること。
【解決手段】給水タンク31は給水タンク収納部32に着脱自在に収納され、給水タンク31の貯水水位面高さよりも上方で、且つ炊飯器本体23に給水手段36を設置したことにより、給水タンク31が着脱自在な炊飯器となる。
【選択図】 図1
【解決手段】給水タンク31は給水タンク収納部32に着脱自在に収納され、給水タンク31の貯水水位面高さよりも上方で、且つ炊飯器本体23に給水手段36を設置したことにより、給水タンク31が着脱自在な炊飯器となる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭に使用する炊飯器及び自動炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の炊飯器としては、例えば、特許公報特許第3106666号公報に記載されているものがあった。図4は、前記公報に記載された従来の炊飯器を示すものである。
【0003】
図4において、1は上面が開口する炊飯器本体で、この本体1内に米と水を入れる鍋2が着脱自在に収納されている。鍋2の上面には鍋2全面を覆うように蓋体3が設置されている。この蓋体3は一方をヒンジ軸4により回動自在に軸支されており、蓋体3はヒンジ軸4を中心に、開放するのである。
【0004】
また蓋体3内部には、炊飯時に、上方から米を加熱するための、加熱手段である、加熱板5と、加熱板5を発熱させるための蓋コイル6が設置されているのである。
【0005】
また炊飯器本体1前方には貯水部7が設けられており、貯水部7下方には鍋2に水を供給するための給水手段8が設置されている。この給水手段8は実際に給水を行うポンプ部8aとポンプ駆動部8bで構成されており、このポンプ部8aとポンプ駆動部8bは炊飯器本体1に設置されているのである。
【0006】
また給水される水はポンプ部8aから給水パイプ9、及び流量センサ10を通過し、加熱板5に設けられた給水孔5aより鍋2に給水されるのである。
【0007】
また炊飯器本体1内部には、鍋2の底部を加熱する加熱手段として、底コイル11が鍋2底付近に配設されており、鍋2の側面を加熱するための側面コイル12も設定されているのである。
【0008】
以上の炊飯器を使用する動作を簡単に説明すると、まず鍋2を取り出し計量された米を鍋2内で洗米し洗米が終了した後、鍋2を炊飯器本体1にセットし、蓋体3を閉める。そして炊飯量を設定して炊飯スタート行うと水が自動に給水開始し、流量センサ10により所定の炊飯量分の水量を測定し、給水を停止する。そして炊飯が始まる、というのが、炊飯動作の一般的なものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の従来の技術の構成においては、給水手段8であるポンプ部8aとポンプ駆動部8bが炊飯器本体1に設置されているため、貯水部7底面には給水用の給水孔が必要になるために、貯水部7は着脱することが出来ない構成となってしまう。実際に炊飯器を使用する際、炊飯で使用される水以外の残水は常に貯水部7内に存在している状態になるため、貯水部7が取り外しできない構成においては貯水部7内を洗浄する場合は一度水をすべて鍋内に給水させ、貯水部7内面をふきん等で拭き取る程度の手入れしか出来ないのである。
【0010】
またポンプ部8a内の水はいくらポンプ部8aを動作させた場合でも、ある程度水は常に存在している状態になるため、炊飯器本体1にポンプ部8aを設置した構成では、ポンプ部8a内は洗浄することが出来ず、雑菌などの繁殖のし易い場所となってしまうのである。
【0011】
また炊飯器というものは熱源がある製品であり、炊飯時はもちろんのこと、保温時においては高温状態で長時間放置されるような使用をするために更に雑菌の繁殖を促してしまう、という問題点があった。
【0012】
本発明は、以上のような従来の炊飯器が有している課題を解決するもので、貯水部を着脱可能とし、清潔性の高い炊飯器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、鍋内に貯水部から水を供給する給水手段を貯水部内の水位面より上方に設けることで、貯水部上方から水を吸い上げることになり、貯水部底面の給水孔が必要でなくなるので、貯水部が着脱自在な構成になり、且つ炊飯器本体内の残水は自重で下方の貯水部に戻っていくので、残水を無くすことが出来るのである。したがって、貯水部がメンテナンスできる構成になり、清潔性の高い炊飯器を提供することができるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、本体に着脱自在に収納される鍋と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋体と、前記本体から着脱自在な貯水部と、前記鍋に前記貯水部から水を供給する給水手段とを備え、前記給水手段は前記貯水部内の水位面より上方で、且つ前記本体に設けられた炊飯器としたことにより、貯水部が着脱可能になり、炊飯器本体内の給水手段部の水も自重により貯水部に戻ってくるために炊飯器本体内の残水が一切除去することが出来、雑菌等の繁殖場所を一掃でき、清潔性の高い炊飯器が可能となるのである。
【0015】
請求項2記載の発明は、特に請求項1に記載の発明において、蓋体に給水手段を設けたことにより、より高い位置に給水手段が設置できるため、貯水部内の水を貯水部上面まで貯水が可能になることと、貯水部自体が炊飯器本体の上方部に設置できるために、本体下方のスペースが省略でき、製品の高さ方向のコンパクト化が実現するのである。
【0016】
請求項3記載の発明は、特に請求項1に記載の発明において、給水手段はギアポンプとしたことにより、ギアポンプは高流量が吸引できるため、給水手段が動作してから、鍋内への給水するまでの時間が短縮することが出来、流量センサなどで給水量を検知した場合、流量センサに浸入する初期流量が安定し、給水精度が向上するだけでなく、短時間で給水が完了するのである。
【0017】
請求項4記載の発明は、特に請求項1に記載の発明において、給水手段は容積ポンプとした構成にしたことにより、容積ポンプ自身で流量を制御することが出来るため、流量センサなどの給水量検知手段が省略することが可能になるのである。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯器と、米を貯蔵する貯米部と、米を研米する研米部と、前記研米部から米を前記炊飯器に運ぶ搬送と手段を備えた自動炊飯器としたことにより、研米から給水、炊飯とすべての炊飯動作を自動炊飯器が行うので、炊飯動作を大幅に簡略することが可能になるのである。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施例1)
図1に示すように、炊飯器20は、米を調理する着脱自在の鍋21、鍋21上方を覆うように設置されている蓋体22、鍋21を設置する炊飯器本体23で構成されている。蓋体22は一方をヒンジ軸24に軸支されており、蓋体22開放時はヒンジ軸24を中心にして回動しながら蓋体22は開放する。
【0021】
また蓋体22には炊飯中の蒸気を炊飯器20外に排出する蒸気排出部25を設けていると共に、ご飯を上方から加熱するための加熱板26が設定されており、加熱板26を加熱するための加熱手段として蓋コイル27が加熱板26近傍に設置されている。鍋21を加熱する加熱手段としては鍋21底部を加熱する底コイル28、側面を加熱する側面コイル29が鍋21の外面形状に沿うように設定されており、炊飯は底コイル28、側面コイル29、蓋コイル27の全ての加熱手段を使用して炊飯を行うのである。また鍋21の底面中央には底センサ30が鍋21に圧接される状態で設置されており、炊飯中の鍋21の温度を常に測定しているのである。
【0022】
また、炊飯器20は、前方には貯水部である給水タンク31は給水タンク収納部32に着脱自在に収納されており、給水タンク蓋33部より配設された給水タンク給水パイプ34と本体給水パイプ35とが接続されている。
【0023】
また、本体給水パイプ35間には給水タンク31側面上方部に給水手段36が設置されている。またこの給水手段36は給水タンク31内の水位面高さよりも上方に設置されているのである。加えて本体給水パイプ35間には蓋体22内に流量センサ37が設置されているのである。
【0024】
上記構成において動作を説明する。使用者は、まず蓋体22を開放し、鍋21を取り出す。そして鍋21内に米を所定量計量し、投入する。次に米を研米し、研米が終了した米が入った鍋21を炊飯器本体23にセットし、蓋体22を閉める。そして使用者は炊飯する合数をセットし炊飯ボタン(図示しない)を押す。すると炊飯器本体23に設置された給水手段36が動作し、給水タンク給水パイプ34と、本体給水パイプ35と、流量センサ37とを通過し鍋21に給水されるのである。そして流量センサ37が所定の水量を検知すると給水を停止する信号を出し、給水が停止する。次に自動的に炊飯が開始され、炊飯が終了すると保温に入るのである。
【0025】
ここで重要になってくることは、給水手段36が給水タンク31内の水位面よりも高い位置に設置されている点である。従来例のように、もし給水手段36が給水タンク31下面に設置されていた場合、給水タンク31下面には給水手段36への水供給用の孔が必要になり、底面に孔が必要である給水タンク31は着脱が不可能になってしまうのである。
【0026】
また給水タンク31の着脱が不可能になるだけでなく、給水手段36内の残水は、いくら給水手段36を動作させようとも、ある一定量は、残水として存在してしまうのである。しかし、給水手段36を給水タンク31内の水位面よりも上方に設置し、給水タンク31内の水を吸い上げる自吸式ポンプを採用することで給水タンク31は着脱が可能になり、且つ給水手段36内の水も自重により給水タンク31内に戻っていくこととなり、炊飯器20内の残水はすべて給水タンク31内に戻っていくこととなるのである。給水タンク31を着脱し、お手入れできる構成にすることで、雑菌などが繁殖する部位は一掃できるのである。
【0027】
炊飯器は熱源がある製品であり、炊飯時はもちろんのこと、保温時も温度が高い状態で長時間放置されるために炊飯器本体23内に残水が存在すると、残水部より雑菌が発生する恐れがある。これらの対策のために炊飯器本体23内には残水をなくす必要があり、以上のような構成にすることで、清潔性の高い炊飯器が提供することを可能とするためである。
【0028】
また給水タンク31内はすべてお手入れできることにより、給水タンク内の水も清潔で新鮮な水を保つことが出来るため、水の質向上が、炊飯性能の向上にもつながるのである。
【0029】
(実施例2)
炊飯器の基本構成としては、前述の構成と同様のため説明は省略する。図2に示すように、炊飯器本体41には給水タンク収納部42が設けられており、この給水タンク収納部42に給水タンク43は着脱自在に収納されている。
【0030】
また、給水タンク蓋44部より配設された給水タンク給水パイプ45が本体給水パイプ46に接続接続されているのである。蓋体47内の本体給水パイプ46間には給水手段48が設置されている。蓋体47内に給水手段48を設置し、給水タンク43内の水位面よりも上方に給水手段48が設置されている構成をとっているのである。加えて本体給水パイプ46間には蓋体47内に流量センサ49が設置されているのである。
【0031】
以上の構成において給水手段48の設置場所を蓋体47内に設置したことで、炊飯器本体41に設置した場合よりも、より上方に設置できているのである。より上方に給水手段48が設置できるということは、給水手段48の高さまで貯水が可能になり、給水タンク43の容積を効率よく利用することができるようになるのである。
【0032】
また、給水タンク43自身も給水手段48の高さにまで設置可能となり、炊飯器本体41の下方部のスペースが省略でき、炊飯器40の高さ方向のコンパクト化が可能になるのである。
【0033】
ここで給水手段48の方式について説明していくと、本構成において給水手段48は、自吸式ポンプであれば、同様の効果は得ることが出来るが、自吸式ポンプにおいて、ギアポンプを採用した場合の効果を説明する。ギアポンプの特長は、高圧力、高給水量が確保できるということである。
【0034】
ところで、鍋50内への給水量は流量センサ49で検知しているが、流量センサ49はカルマン式、時間測定方式、プロペラ式等どの方式を採用してもある程度の給水開始初期の流量センサ49への水浸入流量ばらつきが給水量のばらつきにとなってしまうため、発生してしまうため、初期給水流量は一定になればなるほ給水量精度は向上するのである。給水量精度が向上するということは、常に一定のご飯が炊飯できるということであり、日々の炊飯性能ばらつきを減少することができ、いつも一定の炊飯性能を維持するためにも、給水量精度を向上させることは、炊飯器において重要なことなのである。
【0035】
しかし、自吸式ポンプによって給水を実施した構成においては、給水タンク43内の貯水量によって、流量センサ49に水が浸入する時間、流量が変化してしまうのである。
【0036】
例えば給水タンク43に水が多量に貯水されていたとすると、給水タンク43の水位面から流量センサ49までの経路は短くなっているが、逆に貯水量が少ない場合は水位面から流量センサ49の経路は長くなってしまう。給水動作をみてみると、給水手段48が動作を開始すると、開始初期はエアーをまず送り出し、エアーを送り出した後に、水の給水が始まるため、水位面から給水手段48までの経路の距離の差は流量センサ49内に水が浸入する時間ばらつきとなってしまうのである。これらの給水初期の給水ばらつきを少しでも、少なくするためには、給水手段48を高圧で高給水量が確保できるタイプの給水手段48を採用し、給水開始から流量センサ49への水浸入時間出来るだけ縮小することが必要となる。このような仕様の給水手段48で最適なポンプは、前述したギアポンプである。ギアポンプを採用することで、給水開始初期の給水量ばらつきを減少することができ、給水量精度を向上させることが可能になるのである。
【0037】
次に、給水手段48の方式を容積ポンプとした場合を説明する。容積ポンプの特長は、容積ポンプ自身で給水量を検知できるということである。容積ポンプ自身で給水量が検知できるということは、流量センサ49が不必要となるのである。
【0038】
また、炊飯器20の加熱方式は誘導加熱方式にて説明したが炊飯の加熱方式は問わない。
【0039】
また、本実施例は給水手段48を蓋体47に設置した構成で説明しているが、炊飯器本体41に設置されても同様の効果が得られることは、言うまでもない。
【0040】
(実施例3)
図3に示すように、自動炊飯器60は、少なくとも炊飯したい量の米を収納することができる貯米部61、米を計量する米計量部62、米計量部62から供給された米をとぐ研米部63、研米部63でとがれた米を炊飯する炊飯部64、研米部63と炊飯部64を接続する米搬送部65を備えている。
【0041】
給水タンク66は給水タンク収納部67に着脱自在に収納されており、給水手段68は、炊飯部64の蓋体75内に設置されている。70は制御部で、米計量部62、研米部63、米搬送部65、給水手段68、炊飯部64を制御する。
【0042】
研米部63は、米計量部62で計量された米を収納する米収納容器71、米収納容器71内で回転自在に配設された回転羽根72、回転羽根72を駆動する米とぎ駆動手段73を備えている。
【0043】
米搬送部65は、米搬送ファン69が生み出す空気流により米を炊飯部64へ搬送する。搬送された米を鍋74に投入するための米投入孔78aが設けられている。
【0044】
炊飯部64の詳細を説明すると炊飯部64は米を調理する着脱自在の鍋74、鍋74上方を覆うように設置されている蓋体75、鍋74を設置する本体83で構成されている。蓋体75は一方をヒンジ軸76に軸支されており、蓋体75開放時はヒンジ軸76を中心にして回動しながら蓋体75は開放する。
【0045】
また蓋体75には炊飯中の蒸気を炊飯部64外に排出する蒸気排出部77を設けていると共に、ご飯を上方から加熱するための加熱板78が設定されており、加熱板78を加熱するための加熱手段として蓋コイル79が加熱板78近傍に設置されている。鍋74を加熱する加熱手段としては鍋74底部を加熱する底コイル84、側面を加熱する側面コイル80が鍋74の外面形状に沿うように設定されており、炊飯は底コイル84、側面コイル80、蓋コイル79の全ての加熱手段を使用して炊飯を行うのである。
【0046】
また鍋74の底面中央には底センサ81が鍋74に圧接される状態で設置されており、炊飯中の鍋74の温度を常に測定しているのである。
【0047】
上記構成において、動作を説明する。使用者が米を貯米部61内に投入し、炊飯したい米の量を入力した後、運転開始ボタン(図示しない)を押すと、自動炊飯器60の運転が開始する。運転が開始されると、制御部70は、給水を開始する。まず給水手段68により、給水が実施され、流量センサ82が設定した炊飯量に最適な量の水を検知すると停止の信号を出し、この信号を受けた制御部70が給水手段68を停止させ、炊飯部64の鍋74への給水が完了するのである。
【0048】
次に、制御部70は米計量部62を動作させる。そして、米計量部62は、所定量の米を米収納容器71へ供給する。
【0049】
所定量の米が米収納容器71に供給されると、制御部70は米とぎ工程プログラムに従って研米駆動手段73を動作させる。研米駆動手段73が動作することにより回転羽根72が回転し、米収納容器71内に収納された米をとぐ米とぎ工程が行われる。
【0050】
米とぎ工程が終了すると、制御部70は米搬送工程プログラムに従って米搬送ファンを動作させる。そして、米とぎ部63でとがれた米を、米搬送部65を介して炊飯部64の鍋74へ供給する。
【0051】
このようにして、所定量の水と米が鍋74へ供給されると、制御部70は米に水を吸収させる浸漬工程プログラムおよび炊飯工程プログラムに従って炊飯部64を動作させる。炊飯部64が動作することにより、使用者が炊飯したい量の米が炊飯されることになる。所定量の米が炊飯されると、制御部70は、ご飯を保温する保温工程に入る。こうして、ご飯が炊きあがる、というような自動炊飯器が可能になるのである。
【0052】
また、本構成においては、説明を給水工程が終了した後、給米工程を実施した構成をしているが、給米工程をした後に給水工程を実施しても問題はなく、あるいは給米工程と給水工程を数回繰り返し、実施しても問題はない。
【0053】
【発明の効果】
以上のように請求項1〜5に記載の発明によれば、炊飯に使われる水が接する部分の大半がメンテナンス可能な構成となり、炊飯器の清潔性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における炊飯器を示す断面図
【図2】本発明の実施例2における炊飯器を示す要部拡大断面図
【図3】本発明の実施例3における自動炊飯器を示す要部平面図
【図4】従来の炊飯器の断面図
【符号の説明】
23、41 炊飯器本体
21、50、74 鍋
22、47、75 蓋体
31、43、66 貯水部(給水タンク)
36、49、68 給水手段
20、40、64 炊飯器(炊飯部)
61 貯米部
63 研米部
65 搬送手段(搬送部)
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭に使用する炊飯器及び自動炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の炊飯器としては、例えば、特許公報特許第3106666号公報に記載されているものがあった。図4は、前記公報に記載された従来の炊飯器を示すものである。
【0003】
図4において、1は上面が開口する炊飯器本体で、この本体1内に米と水を入れる鍋2が着脱自在に収納されている。鍋2の上面には鍋2全面を覆うように蓋体3が設置されている。この蓋体3は一方をヒンジ軸4により回動自在に軸支されており、蓋体3はヒンジ軸4を中心に、開放するのである。
【0004】
また蓋体3内部には、炊飯時に、上方から米を加熱するための、加熱手段である、加熱板5と、加熱板5を発熱させるための蓋コイル6が設置されているのである。
【0005】
また炊飯器本体1前方には貯水部7が設けられており、貯水部7下方には鍋2に水を供給するための給水手段8が設置されている。この給水手段8は実際に給水を行うポンプ部8aとポンプ駆動部8bで構成されており、このポンプ部8aとポンプ駆動部8bは炊飯器本体1に設置されているのである。
【0006】
また給水される水はポンプ部8aから給水パイプ9、及び流量センサ10を通過し、加熱板5に設けられた給水孔5aより鍋2に給水されるのである。
【0007】
また炊飯器本体1内部には、鍋2の底部を加熱する加熱手段として、底コイル11が鍋2底付近に配設されており、鍋2の側面を加熱するための側面コイル12も設定されているのである。
【0008】
以上の炊飯器を使用する動作を簡単に説明すると、まず鍋2を取り出し計量された米を鍋2内で洗米し洗米が終了した後、鍋2を炊飯器本体1にセットし、蓋体3を閉める。そして炊飯量を設定して炊飯スタート行うと水が自動に給水開始し、流量センサ10により所定の炊飯量分の水量を測定し、給水を停止する。そして炊飯が始まる、というのが、炊飯動作の一般的なものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の従来の技術の構成においては、給水手段8であるポンプ部8aとポンプ駆動部8bが炊飯器本体1に設置されているため、貯水部7底面には給水用の給水孔が必要になるために、貯水部7は着脱することが出来ない構成となってしまう。実際に炊飯器を使用する際、炊飯で使用される水以外の残水は常に貯水部7内に存在している状態になるため、貯水部7が取り外しできない構成においては貯水部7内を洗浄する場合は一度水をすべて鍋内に給水させ、貯水部7内面をふきん等で拭き取る程度の手入れしか出来ないのである。
【0010】
またポンプ部8a内の水はいくらポンプ部8aを動作させた場合でも、ある程度水は常に存在している状態になるため、炊飯器本体1にポンプ部8aを設置した構成では、ポンプ部8a内は洗浄することが出来ず、雑菌などの繁殖のし易い場所となってしまうのである。
【0011】
また炊飯器というものは熱源がある製品であり、炊飯時はもちろんのこと、保温時においては高温状態で長時間放置されるような使用をするために更に雑菌の繁殖を促してしまう、という問題点があった。
【0012】
本発明は、以上のような従来の炊飯器が有している課題を解決するもので、貯水部を着脱可能とし、清潔性の高い炊飯器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の炊飯器は、鍋内に貯水部から水を供給する給水手段を貯水部内の水位面より上方に設けることで、貯水部上方から水を吸い上げることになり、貯水部底面の給水孔が必要でなくなるので、貯水部が着脱自在な構成になり、且つ炊飯器本体内の残水は自重で下方の貯水部に戻っていくので、残水を無くすことが出来るのである。したがって、貯水部がメンテナンスできる構成になり、清潔性の高い炊飯器を提供することができるのである。
【0014】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、本体に着脱自在に収納される鍋と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋体と、前記本体から着脱自在な貯水部と、前記鍋に前記貯水部から水を供給する給水手段とを備え、前記給水手段は前記貯水部内の水位面より上方で、且つ前記本体に設けられた炊飯器としたことにより、貯水部が着脱可能になり、炊飯器本体内の給水手段部の水も自重により貯水部に戻ってくるために炊飯器本体内の残水が一切除去することが出来、雑菌等の繁殖場所を一掃でき、清潔性の高い炊飯器が可能となるのである。
【0015】
請求項2記載の発明は、特に請求項1に記載の発明において、蓋体に給水手段を設けたことにより、より高い位置に給水手段が設置できるため、貯水部内の水を貯水部上面まで貯水が可能になることと、貯水部自体が炊飯器本体の上方部に設置できるために、本体下方のスペースが省略でき、製品の高さ方向のコンパクト化が実現するのである。
【0016】
請求項3記載の発明は、特に請求項1に記載の発明において、給水手段はギアポンプとしたことにより、ギアポンプは高流量が吸引できるため、給水手段が動作してから、鍋内への給水するまでの時間が短縮することが出来、流量センサなどで給水量を検知した場合、流量センサに浸入する初期流量が安定し、給水精度が向上するだけでなく、短時間で給水が完了するのである。
【0017】
請求項4記載の発明は、特に請求項1に記載の発明において、給水手段は容積ポンプとした構成にしたことにより、容積ポンプ自身で流量を制御することが出来るため、流量センサなどの給水量検知手段が省略することが可能になるのである。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯器と、米を貯蔵する貯米部と、米を研米する研米部と、前記研米部から米を前記炊飯器に運ぶ搬送と手段を備えた自動炊飯器としたことにより、研米から給水、炊飯とすべての炊飯動作を自動炊飯器が行うので、炊飯動作を大幅に簡略することが可能になるのである。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0020】
(実施例1)
図1に示すように、炊飯器20は、米を調理する着脱自在の鍋21、鍋21上方を覆うように設置されている蓋体22、鍋21を設置する炊飯器本体23で構成されている。蓋体22は一方をヒンジ軸24に軸支されており、蓋体22開放時はヒンジ軸24を中心にして回動しながら蓋体22は開放する。
【0021】
また蓋体22には炊飯中の蒸気を炊飯器20外に排出する蒸気排出部25を設けていると共に、ご飯を上方から加熱するための加熱板26が設定されており、加熱板26を加熱するための加熱手段として蓋コイル27が加熱板26近傍に設置されている。鍋21を加熱する加熱手段としては鍋21底部を加熱する底コイル28、側面を加熱する側面コイル29が鍋21の外面形状に沿うように設定されており、炊飯は底コイル28、側面コイル29、蓋コイル27の全ての加熱手段を使用して炊飯を行うのである。また鍋21の底面中央には底センサ30が鍋21に圧接される状態で設置されており、炊飯中の鍋21の温度を常に測定しているのである。
【0022】
また、炊飯器20は、前方には貯水部である給水タンク31は給水タンク収納部32に着脱自在に収納されており、給水タンク蓋33部より配設された給水タンク給水パイプ34と本体給水パイプ35とが接続されている。
【0023】
また、本体給水パイプ35間には給水タンク31側面上方部に給水手段36が設置されている。またこの給水手段36は給水タンク31内の水位面高さよりも上方に設置されているのである。加えて本体給水パイプ35間には蓋体22内に流量センサ37が設置されているのである。
【0024】
上記構成において動作を説明する。使用者は、まず蓋体22を開放し、鍋21を取り出す。そして鍋21内に米を所定量計量し、投入する。次に米を研米し、研米が終了した米が入った鍋21を炊飯器本体23にセットし、蓋体22を閉める。そして使用者は炊飯する合数をセットし炊飯ボタン(図示しない)を押す。すると炊飯器本体23に設置された給水手段36が動作し、給水タンク給水パイプ34と、本体給水パイプ35と、流量センサ37とを通過し鍋21に給水されるのである。そして流量センサ37が所定の水量を検知すると給水を停止する信号を出し、給水が停止する。次に自動的に炊飯が開始され、炊飯が終了すると保温に入るのである。
【0025】
ここで重要になってくることは、給水手段36が給水タンク31内の水位面よりも高い位置に設置されている点である。従来例のように、もし給水手段36が給水タンク31下面に設置されていた場合、給水タンク31下面には給水手段36への水供給用の孔が必要になり、底面に孔が必要である給水タンク31は着脱が不可能になってしまうのである。
【0026】
また給水タンク31の着脱が不可能になるだけでなく、給水手段36内の残水は、いくら給水手段36を動作させようとも、ある一定量は、残水として存在してしまうのである。しかし、給水手段36を給水タンク31内の水位面よりも上方に設置し、給水タンク31内の水を吸い上げる自吸式ポンプを採用することで給水タンク31は着脱が可能になり、且つ給水手段36内の水も自重により給水タンク31内に戻っていくこととなり、炊飯器20内の残水はすべて給水タンク31内に戻っていくこととなるのである。給水タンク31を着脱し、お手入れできる構成にすることで、雑菌などが繁殖する部位は一掃できるのである。
【0027】
炊飯器は熱源がある製品であり、炊飯時はもちろんのこと、保温時も温度が高い状態で長時間放置されるために炊飯器本体23内に残水が存在すると、残水部より雑菌が発生する恐れがある。これらの対策のために炊飯器本体23内には残水をなくす必要があり、以上のような構成にすることで、清潔性の高い炊飯器が提供することを可能とするためである。
【0028】
また給水タンク31内はすべてお手入れできることにより、給水タンク内の水も清潔で新鮮な水を保つことが出来るため、水の質向上が、炊飯性能の向上にもつながるのである。
【0029】
(実施例2)
炊飯器の基本構成としては、前述の構成と同様のため説明は省略する。図2に示すように、炊飯器本体41には給水タンク収納部42が設けられており、この給水タンク収納部42に給水タンク43は着脱自在に収納されている。
【0030】
また、給水タンク蓋44部より配設された給水タンク給水パイプ45が本体給水パイプ46に接続接続されているのである。蓋体47内の本体給水パイプ46間には給水手段48が設置されている。蓋体47内に給水手段48を設置し、給水タンク43内の水位面よりも上方に給水手段48が設置されている構成をとっているのである。加えて本体給水パイプ46間には蓋体47内に流量センサ49が設置されているのである。
【0031】
以上の構成において給水手段48の設置場所を蓋体47内に設置したことで、炊飯器本体41に設置した場合よりも、より上方に設置できているのである。より上方に給水手段48が設置できるということは、給水手段48の高さまで貯水が可能になり、給水タンク43の容積を効率よく利用することができるようになるのである。
【0032】
また、給水タンク43自身も給水手段48の高さにまで設置可能となり、炊飯器本体41の下方部のスペースが省略でき、炊飯器40の高さ方向のコンパクト化が可能になるのである。
【0033】
ここで給水手段48の方式について説明していくと、本構成において給水手段48は、自吸式ポンプであれば、同様の効果は得ることが出来るが、自吸式ポンプにおいて、ギアポンプを採用した場合の効果を説明する。ギアポンプの特長は、高圧力、高給水量が確保できるということである。
【0034】
ところで、鍋50内への給水量は流量センサ49で検知しているが、流量センサ49はカルマン式、時間測定方式、プロペラ式等どの方式を採用してもある程度の給水開始初期の流量センサ49への水浸入流量ばらつきが給水量のばらつきにとなってしまうため、発生してしまうため、初期給水流量は一定になればなるほ給水量精度は向上するのである。給水量精度が向上するということは、常に一定のご飯が炊飯できるということであり、日々の炊飯性能ばらつきを減少することができ、いつも一定の炊飯性能を維持するためにも、給水量精度を向上させることは、炊飯器において重要なことなのである。
【0035】
しかし、自吸式ポンプによって給水を実施した構成においては、給水タンク43内の貯水量によって、流量センサ49に水が浸入する時間、流量が変化してしまうのである。
【0036】
例えば給水タンク43に水が多量に貯水されていたとすると、給水タンク43の水位面から流量センサ49までの経路は短くなっているが、逆に貯水量が少ない場合は水位面から流量センサ49の経路は長くなってしまう。給水動作をみてみると、給水手段48が動作を開始すると、開始初期はエアーをまず送り出し、エアーを送り出した後に、水の給水が始まるため、水位面から給水手段48までの経路の距離の差は流量センサ49内に水が浸入する時間ばらつきとなってしまうのである。これらの給水初期の給水ばらつきを少しでも、少なくするためには、給水手段48を高圧で高給水量が確保できるタイプの給水手段48を採用し、給水開始から流量センサ49への水浸入時間出来るだけ縮小することが必要となる。このような仕様の給水手段48で最適なポンプは、前述したギアポンプである。ギアポンプを採用することで、給水開始初期の給水量ばらつきを減少することができ、給水量精度を向上させることが可能になるのである。
【0037】
次に、給水手段48の方式を容積ポンプとした場合を説明する。容積ポンプの特長は、容積ポンプ自身で給水量を検知できるということである。容積ポンプ自身で給水量が検知できるということは、流量センサ49が不必要となるのである。
【0038】
また、炊飯器20の加熱方式は誘導加熱方式にて説明したが炊飯の加熱方式は問わない。
【0039】
また、本実施例は給水手段48を蓋体47に設置した構成で説明しているが、炊飯器本体41に設置されても同様の効果が得られることは、言うまでもない。
【0040】
(実施例3)
図3に示すように、自動炊飯器60は、少なくとも炊飯したい量の米を収納することができる貯米部61、米を計量する米計量部62、米計量部62から供給された米をとぐ研米部63、研米部63でとがれた米を炊飯する炊飯部64、研米部63と炊飯部64を接続する米搬送部65を備えている。
【0041】
給水タンク66は給水タンク収納部67に着脱自在に収納されており、給水手段68は、炊飯部64の蓋体75内に設置されている。70は制御部で、米計量部62、研米部63、米搬送部65、給水手段68、炊飯部64を制御する。
【0042】
研米部63は、米計量部62で計量された米を収納する米収納容器71、米収納容器71内で回転自在に配設された回転羽根72、回転羽根72を駆動する米とぎ駆動手段73を備えている。
【0043】
米搬送部65は、米搬送ファン69が生み出す空気流により米を炊飯部64へ搬送する。搬送された米を鍋74に投入するための米投入孔78aが設けられている。
【0044】
炊飯部64の詳細を説明すると炊飯部64は米を調理する着脱自在の鍋74、鍋74上方を覆うように設置されている蓋体75、鍋74を設置する本体83で構成されている。蓋体75は一方をヒンジ軸76に軸支されており、蓋体75開放時はヒンジ軸76を中心にして回動しながら蓋体75は開放する。
【0045】
また蓋体75には炊飯中の蒸気を炊飯部64外に排出する蒸気排出部77を設けていると共に、ご飯を上方から加熱するための加熱板78が設定されており、加熱板78を加熱するための加熱手段として蓋コイル79が加熱板78近傍に設置されている。鍋74を加熱する加熱手段としては鍋74底部を加熱する底コイル84、側面を加熱する側面コイル80が鍋74の外面形状に沿うように設定されており、炊飯は底コイル84、側面コイル80、蓋コイル79の全ての加熱手段を使用して炊飯を行うのである。
【0046】
また鍋74の底面中央には底センサ81が鍋74に圧接される状態で設置されており、炊飯中の鍋74の温度を常に測定しているのである。
【0047】
上記構成において、動作を説明する。使用者が米を貯米部61内に投入し、炊飯したい米の量を入力した後、運転開始ボタン(図示しない)を押すと、自動炊飯器60の運転が開始する。運転が開始されると、制御部70は、給水を開始する。まず給水手段68により、給水が実施され、流量センサ82が設定した炊飯量に最適な量の水を検知すると停止の信号を出し、この信号を受けた制御部70が給水手段68を停止させ、炊飯部64の鍋74への給水が完了するのである。
【0048】
次に、制御部70は米計量部62を動作させる。そして、米計量部62は、所定量の米を米収納容器71へ供給する。
【0049】
所定量の米が米収納容器71に供給されると、制御部70は米とぎ工程プログラムに従って研米駆動手段73を動作させる。研米駆動手段73が動作することにより回転羽根72が回転し、米収納容器71内に収納された米をとぐ米とぎ工程が行われる。
【0050】
米とぎ工程が終了すると、制御部70は米搬送工程プログラムに従って米搬送ファンを動作させる。そして、米とぎ部63でとがれた米を、米搬送部65を介して炊飯部64の鍋74へ供給する。
【0051】
このようにして、所定量の水と米が鍋74へ供給されると、制御部70は米に水を吸収させる浸漬工程プログラムおよび炊飯工程プログラムに従って炊飯部64を動作させる。炊飯部64が動作することにより、使用者が炊飯したい量の米が炊飯されることになる。所定量の米が炊飯されると、制御部70は、ご飯を保温する保温工程に入る。こうして、ご飯が炊きあがる、というような自動炊飯器が可能になるのである。
【0052】
また、本構成においては、説明を給水工程が終了した後、給米工程を実施した構成をしているが、給米工程をした後に給水工程を実施しても問題はなく、あるいは給米工程と給水工程を数回繰り返し、実施しても問題はない。
【0053】
【発明の効果】
以上のように請求項1〜5に記載の発明によれば、炊飯に使われる水が接する部分の大半がメンテナンス可能な構成となり、炊飯器の清潔性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における炊飯器を示す断面図
【図2】本発明の実施例2における炊飯器を示す要部拡大断面図
【図3】本発明の実施例3における自動炊飯器を示す要部平面図
【図4】従来の炊飯器の断面図
【符号の説明】
23、41 炊飯器本体
21、50、74 鍋
22、47、75 蓋体
31、43、66 貯水部(給水タンク)
36、49、68 給水手段
20、40、64 炊飯器(炊飯部)
61 貯米部
63 研米部
65 搬送手段(搬送部)
Claims (5)
- 本体に着脱自在に収納される鍋と、前記鍋の上面開口部を覆う蓋体と、前記本体から着脱自在な貯水部と、前記鍋に前記貯水部から水を供給する給水手段とを備え、前記給水手段は前記貯水部内の水位面より上方で、且つ前記本体に設けられた炊飯器。
- 給水手段を蓋体に設けた請求項1記載の炊飯器。
- 給水手段をギアポンプとした請求項1または2に記載の炊飯器。
- 給水手段は容積ポンプとした請求項1または2に記載の炊飯器。
- 請求項1〜4のいずれか1項に記載の炊飯器と、米を貯蔵する貯米部と、米を研米する研米部と、前記研米部から米を前記炊飯器に運ぶ搬送手段とを備えた自動炊飯器。
Priority Applications (1)
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008149450A1 (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-11 | Yoshihiro Katayama | 全自動式炊飯器 |
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CN101822488A (zh) * | 2010-04-20 | 2010-09-08 | 刘平 | 一种电热饮水机式的分离米汤汁电饭锅 |
CN104814666A (zh) * | 2015-05-29 | 2015-08-05 | 游建春 | 全自动智能电饭煲 |
JP2018094105A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 三菱電機株式会社 | 炊飯器 |
-
2002
- 2002-08-06 JP JP2002228886A patent/JP2004065550A/ja active Pending
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JPWO2008149450A1 (ja) * | 2007-06-07 | 2010-08-19 | 賀博 片山 | 全自動式炊飯器 |
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