JP2003324655A - 固体撮像素子及びその駆動方法 - Google Patents
固体撮像素子及びその駆動方法Info
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Abstract
を水平転送方向に画素単位で容易に加算できるようにす
る。 【解決手段】 撮像領域110の側部に平行に設けられ
た水平転送レジスタ111A、111Bの間にレジスタ
間転送ゲート113が設けられている。このレジスタ間
転送ゲート113は、その下層に1水平ビットおきに転
送チャネル領域が設けられており、転送チャネル領域を
設けたビットの信号電荷が第1の水平転送レジスタ11
1Aから第2の水平転送レジスタ111Bに読み出され
る。したがって、このレジスタ間転送ゲート113によ
り、水平1ライン分の信号電荷が1ビットおきに2つの
水平転送レジスタ111A、111Bに振り分けられ
る。これにより、色成分別の信号電荷を複数ビット加算
した信号出力を行うことが可能となる。
Description
に応じた信号電荷を生成する2次元配列の複数の画素
と、各画素の信号電荷を読み出す複数の垂直転送レジス
タ及び水平転送レジスタを有するCCD型の固体撮像素
子及びその駆動方法に関する。
て、電荷転送部にCCDレジスタを用いたCCD型の固
体撮像素子が使用されている。このCCD固体撮像素子
は、光電変換手段(フォトダイオード;PD)を設けた
複数の画素を半導体基板上の撮像領域(イメージエリ
ア)内に2次元配列のアレイ状に配置したものであり、
各画素に入射した光をフォトダイオードによって光電変
換して信号電荷を生成し、この信号電荷を垂直転送レジ
スタ及び水平転送レジスタを介して出力アンプ部に設け
たフローティングデフュージョン(FD)部に転送し、
このFD部の電位変動をMOSトランジスタによって検
出し、これを電気信号に変換、増幅することにより、撮
像信号として出力する。
スタによる信号電荷の転送経路を示す概略説明図であ
り、信号電荷をそれぞれ破線による矢印で示している。
なお、この図3に示す撮像領域(イメージエリア)10
には、2次元配列の複数の画素と各画素列毎の複数の垂
直転送レジスタが配置されており、撮像領域10の外側
部に水平転送レジスタ11及び出力アンプ部12が配置
されている。まず、各画素の信号電荷は、各画素列毎に
一括して垂直転送レジスタに読み出され、垂直転送パル
スに基づいて各垂直転送レジスタにより垂直(矢印A)
方向に転送され、1水平ライン毎に順次水平転送レジス
タ11に読み出される。そして、水平転送レジスタ11
に読み出された1ライン分の信号電荷は、水平転送パル
スに基づいて水平転送レジスタ11により水平(矢印
B)方向に転送され、順次出力アンプ部12に出力され
る。また、出力アンプ部12においては、水平転送レジ
スタ11によって転送されてきた信号電荷を順次電気信
号に変換し、さらに後段の信号処理回路に出力する。
た半導体基板の上には、各転送レジスタを駆動するため
のゲート電極膜や、各画素の受光面だけに外光を入射さ
せるための遮光膜等が配置され、さらにその上層に各画
素に入射する光の色成分を分離するカラーフィルタや、
各画素の受光面に光を集光するオンチップマイクロレン
ズ等が配置される。
なCCD型固体撮像素子では、多画素化が進むととも
に、各画素信号を間引いて出力したり、あるいは、複数
の画素信号を加算して出力するような多機能化が図られ
ている。しかしながら、上記従来のCCD型固体撮像素
子の場合、垂直方向の画素信号を加算することは、読み
出しタイミングの制御により、垂直転送レジスタの内
部、または、水平転送レジスタの内部において容易に実
現できるが、水平方向の画素信号を加算することは難易
度が高く、隣り合う数画素分の画素信号を水平転送レジ
スタの内部で混合する方式のみ可能である。
色成分の画素フィルタが、たとえば市松模様等の配列で
設けられており、同一の色成分の画素フィルタは連続し
ておらず、たとえば1画素おきに配置されている。した
がって、同一色成分の画素信号を水平方向に加算するた
めには、たとえば水平方向に1画素(ビット)おきに画
素信号を加算する必要がある。したがって、このような
加算動作を上記従来のCCD型固体撮像素子の内部で行
うことは困難であった。
から読み出した各画素信号を水平転送方向に画素単位
(水平ビット単位)で容易に加算することが可能なCC
D型の固体撮像素子及び駆動方法を提供することにあ
る。
するため、半導体基板上に設けた撮像領域に2次元配列
で設けられた複数の画素と、前記複数の画素の各列毎に
配置されて各画素によって蓄積された信号電荷を垂直方
向に転送する複数の垂直転送レジスタと、前記複数の垂
直転送レジスタによって転送された信号電荷を水平方向
に転送する複数の水平転送レジスタとを有する固体撮像
素子であって、前記複数の水平転送レジスタは、各垂直
転送レジスタの端部近傍に互いに平行に配置される第1
の水平転送レジスタと第2の水平転送レジスタとを含
み、前記第1の水平転送レジスタと第2の水平転送レジ
スタとの間に、前記各垂直転送レジスタから第1の水平
転送レジスタの各水平ビットに転送された信号電荷を、
各水平ビット単位で選択して第2の水平転送レジスタに
転送するレジスタ間転送ゲートを設けたことを特徴とす
る。
領域に2次元配列で設けられた複数の画素と、前記複数
の画素の各列毎に配置されて各画素によって蓄積された
信号電荷を垂直方向に転送する複数の垂直転送レジスタ
と、前記複数の垂直転送レジスタによって転送された信
号電荷を水平方向に転送する複数の水平転送レジスタと
を有する固体撮像素子の駆動方法であって、前記複数の
水平転送レジスタは、各垂直転送レジスタの端部近傍に
互いに平行に配置される第1の水平転送レジスタと第2
の水平転送レジスタとを含み、前記各垂直転送レジスタ
から前記第1の水平転送レジスタに転送された信号電荷
について、所定の水平ビットの信号電荷を選択して第2
の水平転送レジスタに転送し、前記第1の水平転送レジ
スタ及び第2の水平転送レジスタのそれぞれにおいて水
平方向に転送してきた信号電荷を加算することを特徴と
する。
送レジスタと第2の水平転送レジスタとの間に設けられ
たレジスタ間転送ゲートにより、各垂直転送レジスタか
ら第1の水平転送レジスタの各水平ビットに転送された
信号電荷を、各水平ビット単位で選択して第2の水平転
送レジスタに転送する。これにより、互いに隣接した水
平ビットの信号電荷を第1、第2の水平転送レジスタに
振り分け、それぞれ個別に転送することができるため、
各画素信号を水平方向に画素単位(水平ビット単位)で
容易に加算することが可能となる。したがって、たとえ
ば異なる色成分の画素信号を分離して、各画素信号を色
成分毎に加算して出力するような処理を容易に実現で
き、固体撮像素子の多機能化に貢献することができる。
は、各垂直転送レジスタから第1の水平転送レジスタに
転送された信号電荷について、所定の水平ビットの信号
電荷を選択して第2の水平転送レジスタに転送する。こ
れにより、互いに隣接した水平ビットの信号電荷を第
1、第2の水平転送レジスタに振り分け、それぞれ個別
に転送することができるため、各画素信号を水平方向に
画素単位(水平ビット単位)で容易に加算することが可
能となる。したがって、たとえば異なる色成分の画素信
号を分離して、各画素信号を色成分毎に加算して出力す
るような処理を容易に実現でき、固体撮像素子の多機能
化に貢献することができる。
及びその駆動方法の実施の形態例について説明する。な
お、以下に説明する実施の形態は、本発明の好適な具体
例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されている
が、本発明の範囲は、以下の説明において、特に本発明
を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限定さ
れないものとする。
るCCD型固体撮像素子の各レジスタによる信号電荷の
転送経路を示す概略説明図であり、信号電荷をそれぞれ
破線による矢印で示している。本例の固体撮像素子は、
2本の水平転送レジスタによって出力信号を振り分けて
出力する構成(2チャネル出力型)の例である。図1に
おいて、撮像領域(イメージエリア)110には、2次
元配列の複数の画素と各画素列毎の複数の垂直転送レジ
スタが配置されており、撮像領域110の外側部に2本
の水平転送レジスタ111A、111B及び出力アンプ
部112A、112Bが配置されている。また、水平転
送レジスタ111A、111Bの間には、レジスタ間転
送ゲート(HHG)113が設けられている。
Bは互いに平行に配置され、共通の転送チャネル及び転
送ゲート構造を有している。ただし、図1に示す例で
は、転送方向が逆になっており、出力アンプ部112
A、112Bの位置が反対側に配置されている。そし
て、各水平転送レジスタ111A、111Bのうちの撮
像領域110の中央に近い方の第1の水平転送レジスタ
111Aには、図3に示した従来例と同様に、全ての垂
直転送レジスタに対応する水平ビットの転送チャネルに
各垂直転送レジスタの信号電荷が転送される。
外側に配置される第2の水平転送レジスタ111Bに
は、レジスタ間転送ゲート113の動作によって第1の
水平転送レジスタ111Aに転送されてきた各水平ビッ
トの信号電荷のうち1水平ビットおきの信号電荷が転送
される。すなわち、レジスタ間転送ゲート113は、そ
の下層に1水平ビットおきに転送チャネル領域が設けら
れており、転送チャネル領域を設けたビットの信号電荷
が第1の水平転送レジスタ111Aから第2の水平転送
レジスタ111Bに読み出される。なお、このレジスタ
間転送ゲート113は、水平転送レジスタ111A、1
11B間で信号電荷の転送する際に、十分な転送効率を
確保されるだけの転送長を有しているものとする。
は、垂直転送パルスによって水平1ラインの信号電荷を
垂直転送する際にONとなり、水平転送による水平転送
開始の直前にOFFとなる。したがって、垂直転送レジ
スタの最終段の信号電荷が第1の水平転送レジスタ11
1A側に読み出されるタイミングでは、レジスタ間転送
ゲート113がONしており、各水平ビットの信号電荷
のうち、レジスタ間転送ゲート113の転送チャネル領
域に対応するビットの信号電荷は、そのまま第1の水平
転送レジスタ111Aから第2の水平転送レジスタ11
1Bに読み出される。この結果、第1の水平転送レジス
タ111Aの各ビットには1ビットおきに信号電荷が蓄
積され(矢印A1)、第2の水平転送レジスタ111B
の各ビットには、第1の水平転送レジスタ111Aと異
なるビットに1ビットおきに信号電荷が蓄積される(矢
印A2)。
荷が1ビットおきに2つの水平転送レジスタ111A、
111Bに振り分けられる。したがって、2つの水平転
送レジスタ111A、111Bを水平転送パルスによっ
て駆動し、それぞれの信号電荷を転送することにより、
1ビットおきの信号電荷を2つの出力アンプ部112
A、112Bに転送し、2つの撮像信号に変換して取り
出すことできる(矢印B1、B2)。また、この際、各
水平転送レジスタ111A、111Bの最終水平転送ゲ
ートにおいて、FD部に対するリセットタイミングを制
御することにより、複数ビット(水平転送ゲートの4ビ
ット分の加算で実質的には2ビット分)の信号電荷を加
算して出力アンプ部112A、112Bに供給すること
ができ、色成分別の信号電荷を複数ビット加算した信号
出力を行うことが可能である。
上記従来例と同様に、固体撮像素子の上には各画素に入
射する光の色成分を分離するカラーフィルタ等が配置さ
れているが、このカラーフィルタは、各色成分の画素フ
ィルタが所定のパターンで配列されており、隣接するビ
ットには異なる色成分の画素フィルタが配置されてい
る。そこで、本例のように1ビットおきに信号電荷を取
り出すことにより、同一色成分の信号電荷を連続させる
ことでき、これを順次加算することにより、各色成分毎
の画素信号を加算することが可能である。したがって、
本例の固体撮像素子では、信号電荷の転送段階で有効な
画素信号の加算を行うことができ、これを後段の信号処
理回路でサンプリングし、撮像信号を得ることにより、
複雑な信号処理を要することなく、有効な加算信号の撮
像出力を得ることが可能である。なお、レジスタ間転送
ゲート113をONさせることなく撮像動作を行うこと
により、第1の水平転送レジスタ111Aだけを用いた
通常の撮像信号出力を行うことが可能である。
るCCD型固体撮像素子の各レジスタによる信号電荷の
転送経路を示す概略説明図であり、信号電荷をそれぞれ
破線による矢印で示している。本例の固体撮像素子は、
撮像領域(イメージエリア)210を垂直方向に2分割
し、各撮像領域210A、210B毎に垂直転送レジス
タによって逆方向に信号電荷を転送するとともに、各撮
像領域210A、210Bに、それぞれ2本の水平転送
レジスタを設け、合計4本の水平転送レジスタ211
A、211B、211C、211Dによって出力信号を
振り分けて出力する構成(4チャネル出力型)の例であ
る。
0Aには、その外側部(図2に示す上側部)に2本の水
平転送レジスタ211A、211B及び出力アンプ部2
12A、212Bが配置され、水平転送レジスタ211
A、211Bの間には、レジスタ間転送ゲート(HH
G)213Aが設けられている。また、図2に示す下段
の撮像領域210Bにも同様に、その外側部(図2に示
す下側部)に2本の水平転送レジスタ211C、211
D及び出力アンプ部212C、212Dが配置され、水
平転送レジスタ211C、211Dの間には、レジスタ
間転送ゲート(HHG)213Bが設けられている。
も、図1に示した例と同様にして、各撮像領域210
A、210Bの画素信号を水平1ビットおきに振り分
け、さらに複数ビットずつ加算して出力することが可能
である。すなわち、撮像領域210Aの画素信号は矢印
A3、A4、B3、B4の経路で転送され、撮像領域2
10Bの画素信号は矢印A5、A6、B5、B6の経路
で転送される。なお、個々の動作については図1に示し
た実施の形態例と同様であるので詳細は省略する。
ず、種々の変形が可能である。たとえば、上述の例で
は、2本1組みの水平転送レジスタを設けて水平1ビッ
トのおきに信号電荷を転送するようにしたが、3本1組
みの水平転送レジスタを設け、各水平転送レジスタの間
に、それぞれレジスタ間転送ゲートを設けることによ
り、信号電荷を3つの水平転送レジスタに振り分けて転
送するような構成を採用することも可能である。また、
上述の例では、2本1組みの水平転送レジスタの転送方
向を互いに逆方向としたが、同一方向に転送するような
構成としてもよい。
子によれば、第1の水平転送レジスタと第2の水平転送
レジスタとの間に設けられたレジスタ間転送ゲートによ
り、各垂直転送レジスタから第1の水平転送レジスタの
各水平ビットに転送された信号電荷を、各水平ビット単
位で選択して第2の水平転送レジスタに転送するように
したので、互いに隣接した水平ビットの信号電荷を第
1、第2の水平転送レジスタに振り分け、それぞれ個別
に転送することができ、各画素信号を水平方向に画素単
位(水平ビット単位)で容易に加算することが可能とな
る。したがって、たとえば異なる色成分の画素信号を分
離して、各画素信号を色成分毎に加算して出力するよう
な処理を容易に実現でき、固体撮像素子の多機能化に貢
献することができる。
よれば、各垂直転送レジスタから第1の水平転送レジス
タに転送された信号電荷について、所定の水平ビットの
信号電荷を選択して第2の水平転送レジスタに転送する
ようにしたので、互いに隣接した水平ビットの信号電荷
を第1、第2の水平転送レジスタに振り分け、それぞれ
個別に転送することができるため、各画素信号を水平方
向に画素単位(水平ビット単位)で容易に加算すること
が可能となる。したがって、たとえば異なる色成分の画
素信号を分離して、各画素信号を色成分毎に加算して出
力するような処理を容易に実現でき、固体撮像素子の多
機能化に貢献することができる。
体撮像素子の各レジスタによる信号電荷の転送経路を示
す概略説明図である。
体撮像素子の各レジスタによる信号電荷の転送経路を示
す概略説明図である。
る信号電荷の転送経路を示す概略説明図である。
1A、111B、211A、211B、211A、21
1B……水平転送レジスタ、112A、112B、21
2A、212B、212C、212D……出力アンプ
部、113、213A、213B……レジスタ間転送ゲ
ート。
Claims (12)
- 【請求項1】 半導体基板上に設けた撮像領域に2次元
配列で設けられた複数の画素と、前記複数の画素の各列
毎に配置されて各画素によって蓄積された信号電荷を垂
直方向に転送する複数の垂直転送レジスタと、前記複数
の垂直転送レジスタによって転送された信号電荷を水平
方向に転送する複数の水平転送レジスタとを有する固体
撮像素子であって、 前記複数の水平転送レジスタは、各垂直転送レジスタの
端部近傍に互いに平行に配置される第1の水平転送レジ
スタと第2の水平転送レジスタとを含み、 前記第1の水平転送レジスタと第2の水平転送レジスタ
との間に、前記各垂直転送レジスタから第1の水平転送
レジスタの各水平ビットに転送された信号電荷を、各水
平ビット単位で選択して第2の水平転送レジスタに転送
するレジスタ間転送ゲートを設けた、 ことを特徴とする固体撮像素子。 - 【請求項2】 前記レジスタ間転送ゲートは、第1の水
平転送レジスタの各水平ビットの信号電荷を1水平ビッ
トおきに選択して前記第2の水平転送レジスタに転送す
ることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。 - 【請求項3】 前記レジスタ間転送ゲートの下層に1水
平ビットおきに転送チャネル領域を設けたことを特徴と
する請求項2記載の固体撮像素子。 - 【請求項4】 前記第1の水平転送レジスタ及び第2の
水平転送レジスタによってそれぞれ水平方向に転送して
きた信号電荷を1水平ビットおきに加算して出力するこ
とを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。 - 【請求項5】 前記加算は、各水平転送レジスタの最終
転送ゲートで行うことを特徴とする請求項4記載の固体
撮像素子。 - 【請求項6】 前記第1の水平転送レジスタと第2の水
平転送レジスタの組みが複数組み設けられていることを
特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。 - 【請求項7】 前記第1の水平転送レジスタと第2の水
平転送レジスタの組みが前記垂直転送レジスタの両端部
近傍にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項
1記載の固体撮像素子。 - 【請求項8】 前記第1の水平転送レジスタと第2の水
平転送レジスタは、互いに反対方向に信号電荷を転送す
ることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。 - 【請求項9】 前記レジスタ間転送ゲートは、前記撮像
領域上に配置されたカラーフィルタの同一色成分の画素
で生成された信号電荷を選択して前記第1の水平転送レ
ジスタから第2の水平転送レジスタに転送することを特
徴とする請求項1記載の固体撮像素子。 - 【請求項10】 半導体基板上に設けた撮像領域に2次
元配列で設けられた複数の画素と、前記複数の画素の各
列毎に配置されて各画素によって蓄積された信号電荷を
垂直方向に転送する複数の垂直転送レジスタと、前記複
数の垂直転送レジスタによって転送された信号電荷を水
平方向に転送する複数の水平転送レジスタとを有する固
体撮像素子の駆動方法であって、 前記複数の水平転送レジスタは、各垂直転送レジスタの
端部近傍に互いに平行に配置される第1の水平転送レジ
スタと第2の水平転送レジスタとを含み、 前記各垂直転送レジスタから前記第1の水平転送レジス
タに転送された信号電荷について、所定の水平ビットの
信号電荷を選択して第2の水平転送レジスタに転送し、 前記第1の水平転送レジスタ及び第2の水平転送レジス
タのそれぞれにおいて水平方向に転送してきた信号電荷
を加算する、 ことを特徴とする固体撮像素子の駆動方法。 - 【請求項11】 前記加算は、各水平転送レジスタの最
終転送ゲートで行うことを特徴とする請求項10記載の
固体撮像素子の駆動方法。 - 【請求項12】 前記所定の水平ビットの信号電荷は、
前記撮像領域上に配置されたカラーフィルタの同一色成
分の画素で生成された信号電荷であることを特徴とする
請求項10記載の固体撮像素子の駆動方法。
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