JP4902308B2 - 撮像素子 - Google Patents

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本発明は、全画素読出しまたは画素加算読出しを実行可能なXYアドレス方式の撮像素子に関する。
近年、高解像度の要請により、撮像素子の高画素化が進んでいる。このような高画素化により、静止画像の解像度がますます改善している。また、近年のデジタルカメラでは静止画像のみならず動画像の撮影および撮影待機時にモニタなどに表示させるスルー画像の撮影が可能である。
このような動画像やスルー画像に関しては、静止画像程の高画素化は不要である。逆に動解像度を向上させるために、撮像素子における画像信号の生成や画像信号の信号処理の高速化が求められる。
画像信号の生成および画像信号の信号処理の高速化のために、データサイズの小さな画像信号を生成することが考えられる。データサイズの小さな画像信号を生成する方法として、一部の画素にのみ信号を出力させる間引き出力方法や複数の画素の信号を加算した信号を出力させる加算出力方法が知られている。特に、解像度の低下およびモアレの発生を抑える加算出力方法により生成させることが好ましい。また、高感度で静止画像を撮影するためにも加算出力方法を用いることが可能である。
CCD撮像素子に加算出力を実行させることは、従来知られていた。一方、近年開発の進むCMOS撮像素子などのXYアドレス方式の撮像素子に、CCD撮像素子と同じ方法で加算出力させることは出来なかった。
そこで、画素において生成した信号電圧を後段の回路において加算することが提案されている(特許文献1参照)。また、互いに隣合う複数の画素のアンプMOSを共通化して信号電荷を加算することが提案されている(特許文献2参照)。
しかし、特許文献1の構成では、受光面の後段の回路の大型化により撮像素子全体が大型化してしまう点で問題であった。さらに、全画素読出しと加算読出しとの切替を行うMOSのばらつきによりノイズが発生することが問題であった。また、特許文献2の構成では、モノクロの撮像素子にのみ適用可能であってフルカラーの撮像素子に適用することが出来なかった。
特開2004−235677号公報 特開2004−215048号公報
したがって、本発明では、複雑化すること無く全画素読出しと加算読出しとが可能なXYアドレス方式のカラー撮像素子の提供を目的とする。
本発明の第1の撮像素子は、受光量に応じた信号電荷を発生する光電変換素子と光電変換素子から転送されてくる信号電荷に応じて電位の変わるキャパシタと信号電荷を光電変換素子からキャパシタに転送する転送素子とを有し第1の方向に沿って配列され第1の方向に沿って色の異なるn種類(nは2以上の整数)のカラーフィルタによって光電変換素子が順番に繰返して覆われる画素と、第1の方向に連続して並ぶn×α(αは2以上の整数)の画素において同じ種類のカラーフィルタによって覆われる画素の前記キャパシタをそれぞれ接続する第1〜第nの第1方向キャパシタ接続線と、第1〜第nの第1方向キャパシタ接続線にそれぞれ接続され第1〜第nの第1方向キャパシタ接続線に接続されるキャパシタの信号電荷をリセットする第1〜第nのリセット素子と、第1〜第nの第1方向キャパシタ接続線にそれぞれ接続され第1〜第nの第1方向キャパシタ接続線の電位に基づいて画素信号を生成する第1〜第nの増幅素子と、第1〜第nの増幅素子が生成する画素信号を出力するための第1〜第nの共通読出し線と、第1〜第nの増幅素子から第1〜第nの共通読出し線への画素信号の出力のON/OFFを切替える第1〜第nの選択素子とを備えることを特徴としている。
なお、第1の方向に沿った画素加算読出しをするときに、第1の方向に沿って同じ種類のカラーフィルタに覆われる画素における転送素子に同時に、信号電荷の転送を行なわせることが好ましい。
また、第1の方向に沿った全画素読出しをするときに、第1の方向に沿って同じ種類のカラーフィルタに覆われ同一の第1〜第nの第1方向キャパシタ接続線に接続される画素における転送素子に、別々のタイミングで、信号電荷の転送を行なわせることが好ましい。
また、画素は第1の方向に垂直な第2の方向に向かって配列され第2の方向に沿って色の異なるm種類の(mは2以上の整数)のカラーフィルタによって光電変換素子が順番に繰返して覆われ、第2の方向に連続して並ぶm×β(βは2以上の整数)の画素におけるキャパシタは相互に接続されることが好ましい。
また、第2の方向に沿った画素加算読出しをするときに、第2の方向に沿って同じ種類のカラーフィルタに覆われる画素における転送素子毎に、信号電荷の転送を行なわせることが好ましい。
また、第2の方向に沿った全画素読出しをするときに、第2の方向に沿って同じ種類のカラーフィルタに覆われる画素における転送素子すべてに、別々のタイミングで、信号電荷の転送を行なわせることが好ましい。
また、転送素子、第1〜第nのリセット素子、第1〜第nの増幅素子、および第1〜第nの選択素子は基板上に半導体および電極を積層させることにより形成されるMOSFETであり、第1〜第nの第1方向キャパシタ接続線はMOSFETのゲート電極と同じ層に設けられることが好ましい。
また、すべての転送素子の向き、すべての第1〜第nのリセット素子の向き、すべての第1〜第nの増幅素子の向き、および第1〜第nの選択素子の向きは、それぞれ同じになるように設けられることが好ましい。
本発明の第2の撮像素子は、受光量に応じた信号電荷を発生する光電変換素子と光電変換素子から転送されてくる信号電荷に応じて電位の変わるキャパシタと信号電荷を光電変換素子からキャパシタに転送する転送素子とを有し第2の方向に沿って配列され第2の方向に沿って色の異なるm種類(mは2以上の整数)のカラーフィルタによって光電変換素子が順番に繰返して覆われる画素と、第2の方向に連続して並ぶm×β(βは2以上の整数)の画素におけるキャパシタを接続する第2方向キャパシタ接続線と、第2方向キャパシタ接続線に接続され第2方向キャパシタ接続線に接続されるキャパシタの信号電荷をリセットするリセット素子と、第2方向キャパシタ接続線に接続され第2方向キャパシタ接続線の電位に基づいて画素信号を生成する増幅素子と、画素信号を出力するための共通読出し線と、増幅素子から共通読出し線への画素信号の出力のON/OFFを切替える選択素子とを備えることを特徴としている。
本発明によれば、XYカラー撮像素子を大型化すること無く全画素読出しおよび加算読出しを行うことが可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を適用したCMOS固体撮像素子の全体構成を模式的に示す構成図である。
CMOS固体撮像素子10は、撮像部11、垂直シフトレジスタ12、相関二重サンプリング/サンプルホールド(CDS/SH)回路13、水平シフトレジスタ14、水平読出し線15などによって構成される。撮像部11と垂直シフトレジスタ12は直接接続され、水平読出し線15はCDS/SH回路13を介して撮像部11に接続される。
撮像部11の撮像面には複数の画素ブロック30がマトリックス状に配列される。また、各画素ブロック30の内部には複数の画素(図1において図示せず)が配列される。個々の画素において信号電荷が生成される。被写体像全体の画像信号は撮像面すべての画素の信号電荷に相当する画素信号の集合により構成される。
全画素読出しを行うときには、生成した画素信号が画素毎に読出される。加算読出しを行うときには、同じ画素ブロック30内の画素の画素信号が加算され、加算された画素信号が画素ブロック30毎に読出される。
読出しを行う画素は垂直シフトレジスタ12および水平シフトレジスタ14により選択される。また、加算読出しを行うときの加算動作および読出しを行なう画素ブロック30の選択は垂直シフトレジスタ12および水平シフトレジスタ14により実行される。
選択された画素から出力される画素信号が、垂直読出し線(図1において図示せず)を介してCDS/SH回路13により相関二重サンプリングされる。さらにCDS/SH回路13に保持される画素信号は水平シフトレジスタ14により選択され、水平読出し線15に出力される。水平読出し線15に出力された画素信号は例えば、信号処理を行う信号処理回路(図示せず)に送られ、所定の処理が行われて被写体像全体の画像信号に加工される。
撮像部の構成についてさらに詳細に説明する。図2は撮像部の構成を示すブロック図である。前述のように、撮像部11には、複数の画素ブロック30がマトリックス状に配置される。また、画素ブロック30内部には、16個の画素31が4行4列のマトリックス状に配置される。
各画素31はRed(R)、Green(G)、Blue(B)のいずれかのカラーフィルタによって覆われる。RGBの各カラーフィルタはベイヤー方式に従って配列される。画素ブロック30内における1、2列目の画素31の間に第1の垂直読出し線16aが、3、4列目の画素31の間に第2の垂直読出し線16bが設けられる。
後述するように、全画素読出しをするときには、画素ブロック30内の1、3列目の画素31において生成される画素信号が第1の垂直読出し線16aを介してCDS/SH回路13に送られる。また、2、4列目の画素31において生成される画素信号が第2の垂直読出し線16bを介してCDS/SH回路13に送られる。
また、後述するように、加算読出しをするときには、画素ブロック30内の1行1列目、1行3列目、3行1列目、3行3列目に配置された画素31の画素信号が加算される。加算された画素信号が第1の垂直読出し線16aを介してCDS/SH回路13に送られる。
同様に、加算読出しをするときには、画素ブロック30内の1行2列目、1行4列目、3行2列目、3行4列目に配置された画素31の画素信号が加算される。加算された画素信号が第2の垂直読出し線16bを介してCDS/SH回路13に送られる。
同様に、加算読出しをするときには、画素ブロック30内の2行1列目、2行3列目、4行1列目、4行3列目に配置された画素31の画素信号が加算される。加算された画素信号が第1の垂直読出し線16aを介してCDS/SH回路13に送られる。
同様に、加算読出しをするときには、画素ブロック30内の2行2列目、2行4列目、4行2列目、4行4列目に配置された画素31の画素信号が加算される。加算された画素信号が第2の垂直読出し線16bを介してCDS/SH回路13に送られる。
次に、画素ブロック30とCDS/SH回路13の詳細な構成について図3を用いて説明する。図3は、画素ブロック30およびCDS/SH回路13の構成を示す回路図である。前述のように、画素ブロック30には4行4列に画素31が配列される。
なお、1行1列目、1行3列目、3行1列目、3行3列目の画素31はRカラーフィルタに覆われる。1行2列目、1行4列目、2行1列目、2行3列目、3行2列目、3行4列目、4行1列目、4行3列目の画素31はGカラーフィルタに覆われる。2行2列目、2行4列目、4行2列目、4行4列目の画素31はBカラーフィルタに覆われる(図2参照)。
画素31には、フォトダイオード(PD)32、フローティングディフュージョン(FD)33、転送トランジスタ34が設けられる。PD32では画素30毎の受光量に応じて電荷が発生し、発生した電荷が蓄積される。PD32は、転送トランジスタ34を介してFD33に接続される。
画素ブロック30内における1行目の画素31に沿って第1、第2の転送信号線Φt1、Φt2が設けられる。画素ブロック30内における2行目の画素31に沿って第3、第4の転送信号線Φt3、Φt4が設けられる。画素ブロック30内における3行目の画素31に沿って第5、第6の転送信号線Φt5、Φt6が設けられる。画素ブロック30内における4行目の画素31に沿って第7、第8の転送信号線Φt7、Φt8が設けられる。
画素ブロック30内の1、2列目の画素31における転送トランジスタ34のゲートが第1、第3、第5、第7の転送信号線Φt1、Φt3、Φt5、Φt7に接続される。画素ブロック30内の3、4列目の画素31における転送トランジスタ34のゲートが第2、第4、第6、第8の転送信号線Φt2、Φt4、Φt6、Φt8に接続される。
第1〜第8の転送信号線Φt1〜Φt8には、HIGH、LOWが所定のタイミングで切替わる第1〜第8の転送信号が流される。各転送信号線Φt1〜Φt8に流される第1〜第8の転送信号は、それぞれの転送信号線Φt1〜Φt8に接続される転送トランジスタ34に入力される。第1〜第8の転送信号がHIGHであるとき、転送トランジスタ34によりPD32に蓄積された信号電荷がFD33に転送される。
画素ブロック30内で縦に並ぶ4つの画素31のFD33は、垂直FD接続線35に接続される。また、画素ブロック30内で1、3列目の垂直FD接続線35が相互に、水平FD接続線36により接続される。画素ブロック30内で2、4列目の垂直FD接続線35が相互に、水平FD接続線36に接続される。
したがって、画素ブロック30内の1、3列目の画素31におけるFD33はすべて相互に接続され、合成容量が形成される。また、画素ブロック30内の2、4列目の画素31におけるFD33はすべて連結され、合成容量が形成される。合成容量の電位は、合成容量を形成するFD33に転送される信号電荷に応じて変わる。
画素ブロック30内の3列目の垂直FD接続線35は、単一のリセットトランジスタ37を介して電圧源Vddに接続される。また、画素ブロック30内の4列目の垂直FD接続線35は、単一のリセットトランジスタ37を介して電圧源Vddに接続される。
リセットトランジスタ37のゲートは、リセット信号線Φrに接続される。リセット信号線Φrには、HIGH、LOWが所定のタイミングで切替わるリセット信号が流される。リセット信号線Φrに流されるリセット信号は、リセット信号線Φrに接続されるリセットトランジスタ37のゲートに入力される。
リセット信号がHIGHであるとき、リセットトランジスタ37によりFD33に蓄積された電荷は電圧源Vddに掃き出されてリセットされる。また、FD33の電位は電圧源Vddの電位からリセットトランジスタ37の閾値電圧を引いた電位にリセットされる。
画素ブロック30内の1列目の垂直FD接続線35は、単一の増幅トランジスタ38のゲートに接続される。また、画素ブロック30内の2列目の垂直FD接続線35は、単一の増幅トランジスタ38のゲートに接続される。
増幅トランジスタ38のドレインは、電圧源Vddに接続される。1列目の垂直FD接続線35に接続される増幅トランジスタ38のソースは、行選択トランジスタ39を介して第1の垂直読出し線16aに接続される。2列目の垂直FD接続線35に接続される増幅トランジスタ38のソースは、行選択トランジスタ39を介して第2の垂直読出し線16bに接続される。増幅トランジスタ38により出力インピーダンスが調整され、合成容量の電位に応じた信号電位が画素信号として出力される。
行選択トランジスタ39のゲートは、画素ブロック行選択信号線Φsrに接続される。画素ブロック行選択信号線Φsrには、HIGH、LOWが所定のタイミングで切替わる行選択信号が流される。画素ブロック行選択信号線Φsrに流される行選択信号は、行選択トランジスタ39のゲートに入力される。行選択信号がHIGHであるとき、画素信号が第1、第2の垂直読出し線16a、16bに出力可能となる。
なお、画素ブロック行選択信号線Φsrは画素ブロック30の並ぶ行毎に設けられる。画素ブロック30の行毎に異なるタイミングの行選択信号が流される。同じ行に配置される画素ブロック30の行選択トランジスタ39は、同じ画素ブロック行選択信号線Φsrに接続される。
また、第1〜第8の転送信号線Φt1〜Φt8、リセット信号線Φr、および画素ブロック行選択信号線Φsrは、撮像部11を水平方向に延びる線であり、垂直シフトレジスタ12に接続される。転送信号、リセット信号、および行選択信号は、垂直シフトレジスタ12から出力される。
また、受光面における画素31の形成にはCMOS LSIの製造プロセスが適用され、基板上に半導体層、電極層などを積層することにより各部位が形成される。受光面における各トランジスタはMOSFETである。受光面における各トランジスタのゲート電極と同じ層に、水平FD接続線36が設けられる。
また、すべての転送トランジスタ34の向きが同じ方向となるように、各転送トランジスタ34が形成される。また、すべてのリセットトランジスタ37の向きが同じ方向となるように、各リセットトランジスタ37が形成される。また、すべての増幅トランジスタ38の向きが同じ方向となるように、各増幅トランジスタ38が形成される。また、すべての行選択トランジスタ39の向きが同じ方向となるように、各行選択トランジスタ39が形成される。
第1、第2の垂直読出し線16a、16bは撮像部11を垂直に延びる線であり、下方においてCDS/SH回路13に接続される。CDS/SH回路13には、プレホールド信号線Φshpおよびデータホールド信号線Φshdが接続される。
後述する所定のタイミングでプレホールド信号線Φshpに流されるプレホールド信号をHIGHに切替えることにより、リセット時の信号電位がサンプルホールドされる。また、後述する所定のタイミングでデータホールド信号線Φshdに流されるデータホールド信号をHIGHに切替えることにより、画素信号の相関二重サンプリングが行なわれ、リセットノイズが除去された画素信号がCDS/SH回路13にサンプルホールドされる。
CDS/SH回路13は、列選択トランジスタ21を介して水平読出し線15に接続される。列選択トランジスタ21のゲートは、列選択信号線Φscに接続される。列選択信号線Φsrには、HIGH、LOWが所定のタイミングで切替わる列選択信号が流される。HIGH状態である列選択信号が列選択トランジスタ21のゲートに入力されるとき、サンプルホールドされた画素信号が水平読出し線15に出力される。
上述のような構成であるCMOS撮像素子10の全画素読出し時の動作について、図4〜図7のタイミングチャートを用いて説明する。
撮影待機状態であるT0のタイミングにおいて、リセット信号がHIGHに維持される。リセット信号がHIGHに維持されることにより、FD33がリセットされる。
使用者による撮像操作入力がなされると、CMOS撮像素子10の撮像動作が開始される。まずT1のタイミングにおいて、第n行目の画素ブロック30を選択するためのn行選択信号がHIGHに切替えられ、n行目の画素ブロック30内の各画素31から画素信号が出力可能となる。
T2のタイミングでは、リセット信号がLOWに切替えられ、FD33のリセット動作を完了する。T3のタイミングでは、プレホールド信号がHIGHに切替えられ、CDS/SH回路13にはFD33のリセット時の信号電位であるリセットノイズが出力され、サンプルホールドされる。
T4のタイミングにおいて、プレホールド信号がLOWに切替えられ、プレホールド動作を完了する。T5のタイミングで、第1の転送信号がHIGHに切替えられ、PD32において発生し蓄積された信号電荷がFD33に転送される。FD33には転送された信号電荷に応じた電位変化が生じる。リセットノイズと電位変化量に応じた信号電位が第1、第2の垂直読み出し線16a、16bに出力される。
T6のタイミングで、第1の転送信号がLOWに切替えられ、転送動作を完了する。さらにT7のタイミングで、データホールド信号がHIGHに切替えられ、リセットノイズの除去された画素信号がCDS/SH回路13にサンプルホールドされる。
なお、第1垂直読出し線16aに接続されるCDS/SH回路13には、選択された行の画素ブロック30における1行1列目の画素31の電位変化量に相当する画素信号がサンプルホールドされる。また、第2の垂直読出し線16bに接続されるCDS/SH回路13には、選択された行の画素ブロックにおける1行2列目の画素31の電位変化量に相当する画素信号がサンプリングされる。
データホールド信号がLOWに切替えられた後のT8のタイミングで再び、リセット信号がHIGHに切替えられ、FD33がリセットされる。
T8のタイミングの後、左から右に向かって順番に第1、第2、・・・、第n列選択信号がHIGHに切替えられる(期間T9参照)。奇数列の列選択トランジスタ21により画素ブロック30内における1行1列目の画素31における画素信号が水平読出し線16a、16bに出力され、水平読出し線15を介してCMOS撮像素子10の外部に出力される。偶数列の列選択トランジスタ21により画素ブロック30内における1行2列目の画素31における画素信号が水平読出し線15に出力され、水平読出し線15を介してCMOS撮像素子10の外部に出力される。
最後の列の画素ブロックにおける1行2列目の画素31における画素信号の出力が終わると、T10の期間において、T0〜T9のタイミングと同様の動作が行なわれ、n行目の画素ブロック30内における1行3列目、1行4列目の画素31における画素信号がCMOS撮像素子10の外部に出力される。なお、T10の期間においては、T5のタイミングにおける第1の転送信号の代わりに第2の転送信号がHIGHに切替えられる(タイミングT11参照)。
同様に、T12の期間(図5参照)には、第3の転送信号をHIGHに切替えることにより、n行目の画素ブロック30内における2行1列目、2行2列目の画素31における画素信号がCMOS撮像素子31の外部に出力される。なお、T10の期間と異なり、第3の転送信号がHIGHに切替えられる。
同様に、T13の期間には、第4の転送信号をHIGHに切替えることにより、n行目の画素ブロック30内における2行3列目、2行4列目の画素31における画素信号がCMOS撮像素子10の外部に出力される。なお、T12の期間と異なり、第4の転送信号がHIGHに切替えられる。
同様に、T14の期間(図6参照)には、第5の転送信号をHIGHに切替えることにより、n行目の画素ブロック30内における3行1列目、3行2列目の画素31における画素信号がCMOS撮像素子10の外部に出力される。なお、T13の期間と異なり、第5の転送信号がHIGHに切替えられる。
同様に、T15の期間には、第6の転送信号をHIGHに切替えることにより、n行目の画素ブロック30内における3行3列目、3行4列目の画素31における画素信号がCMOS撮像素子10の外部に出力される。なお、T14の期間と異なり、第6の転送信号がHIGHに切替えられる。
同様に、T16の期間(図7参照)には、第7の転送信号をHIGHに切替えることにより、n行目の画素ブロック30内における4行1列目、4行2列目の画素31における画素信号がCMOS撮像素子10の外部に出力される。なお、T15の期間と異なり、第7の転送信号がHIGHに切替えられる。
同様に、T17の期間には、第8の転送信号をHIGHに切替えることにより、n行目の画素ブロック30内における4行3列目、4行4列目の画素31における画素信号がCMOS撮像素子10の外部に出力される。なお、T16の期間と異なり、第8の転送信号がHIGHに切替えられる。
同じ行の画素ブロック30内のすべての画素31における画素信号の出力が終わると、n+1の行の画素ブロック30内の画素31における画素信号の出力が始められる。以後、同様の動作が繰返され、撮像素子10のすべての画素31における画素信号の出力が行なわれる。
次に、CMOS撮像素子10の加算読出し時の動作について、図8のタイミングチャートを用いて説明する。
撮影待機状態であるt0のタイミングにおいて、リセット信号がHIGHに維持される。リセット信号がHIGHに維持されることにより、FD33がリセットされる。
使用者による撮像操作入力がなされると、CMOS撮像素子10の撮像動作が開始される。まずt1のタイミングにおいて、第n行目の画素ブロック30を選択するためのn行選択信号がHIGHに切替えられ、n行目の画素ブロック30内の各画素31から画素信号が出力可能となる。
t2のタイミングでは、リセット信号がLOWに切替えられ、FD33のリセット動作を完了する。t3のタイミングでは、プレホールド信号がHIGHに切替えられ、CDS/SH回路13にはFD33のリセット時の信号電位であるリセットノイズが出力され、サンプルホールドされる。
t4のタイミングにおいて、プレホールド信号がLOWに切替えられ、プレホールド動作を完了する。t5のタイミングでは、第1、第2、第5、第6の転送信号がHIGHに切替えられ、画素ブロック30内の1、2行目のすべての画素31におけるPD32において発生し蓄積された信号電荷がFD33に転送される。
前述のように、画素ブロック30内のFD33は2系統で連結されており、それぞれの系統における連結により合成容量が形成される。
画素ブロック30内の1列目と3列目の画素31におけるFD33により形成される合成容量において、1行1列目、1行3列目、3行1列目、3行3列目の画素31におけるPD32から転送された信号電荷の合計に応じた電位変化が生じる。
また、画素ブロック30内の2列目と4列目の画素31におけるFD33により形成される合成容量において、1行2列目、1行4列目、3行2列目、3行4列目の画素31におけるPD32から転送された信号電荷の合計に応じた電位変化が生じる。
合成容量の電位変化により、リセットノイズと電位変化量に応じた信号電位が第1、第2の垂直読み出し線16a、16bに出力される。
t6のタイミングで、第1、第2、第5、第6の信号がLOWに切替えられ、転送動作を完了する。さらにt7のタイミングで、データホールド信号がHIGHに切替えられ、リセットノイズの除去された画素信号がCDS/SH回路13にサンプルホールドされる。
次のt8のタイミングで再び、リセット信号がHIGHに切替えられ、FD33がリセットされる。
t8のタイミングの後、左から右に向かって順番に第1、第2、・・・、第n列選択信号がHIGHに切替えられる(期間t9参照)。奇数列の列選択トランジスタ21により画素ブロック30内における1行1列目、1行3列目、3行1列目、および3行3列目の画素31を画素加算した画素信号が水平読出し線15に出力され、水平読出し線15を介してCMOS撮像素子10の外部に出力される。
なお、1行1列目、1行3列目、3行1列目、および3行3列目の画素31はRカラーフィルタにより覆われており、t6で出力する画素信号は画素ブロック30内の赤色成分の画素31について画素加算した画素信号である。
偶数列の列選択トランジスタ21により画素ブロック31内における1行2列目、1行4列目、3行2列目、および3行4列目の画素31における画素信号が水平読出し線15に出力され、水平読出し線15を介してCMOS撮像素子10の外部に出力される。
なお、1行2列目、1行4列目、3行2列目、および3行4列目の画素31はGカラーフィルタにより覆われており、t6で出力する画素信号は画素ブロック30内の緑色成分の画素31ついて画素加算した画素信号である。
最後の列の画素ブロック30における画素加算した画素信号の出力が終わると、t10の期間において、t0〜t9のタイミングと同様の動作が行なわれ、n行目の画素ブロック30内における2行1列目、2行3列目、4行1列目、および4行3列目の画素31を画素混合した画素信号、および2行2列目、2行4列目、4行2列目、および4行4列目の画素31を画素混合した画素信号画素信号がCMOS撮像素子10の外部に出力される。なお、t10の期間では、t5のタイミングにおける第1、第2、第5、第6の転送信号の代わりに第3、第4、第7、第8の転送信号がHIGHに切替えられる(タイミングt11参照)。
なお、2行1列目、2行3列目、4行1列目、および4行3列目の画素31はGカラーフィルタにより覆われており、t8の期間に出力する画素信号は画素ブロック30内の緑色成分の画素31ついて画素加算した画素信号である。
また、2行2列目、2行4列目、4行2列目、および4行4列目の画素31はBカラーフィルタにより覆われており、t8の期間に出力する画素信号は画素ブロック30内の青色成分の画素31ついて画素加算した画素信号である。
以上のような構成である本実施形態のCMOS撮像素子10によれば、出力方法として全画素読出しと加算読出しとを切替え可能である。また、モノクロの撮像素子のみならずフルカラーの撮像素子であっても、全画素読出しと加算読出しとを切替え可能である。
また、本実施形態のCMOS撮像素子10では、受光面の後段の回路を従来のCMOS撮像素子と同じ大きさに保つことが可能であり、撮像素子全体の大型化を防ぐことが可能である。
また、本実施形態のCMOS撮像素子10では、水平FD接続線36が画素ブロック30内のトランジスタのゲート電極と同じ層に設けられるので、以下に説明するように画素信号へのノイズの混入およびCMOS撮像素子の多層化を防止することが可能である。
通常、CMOS撮像素子では、半導体基板上にゲート電極層、ゲート電極層上に垂直読出し線などの垂直方向に延びる垂直方向配線層、垂直方向配線層の上に、転送信号線、リセット信号線、行選択信号線などの水平方向に延びる水平方向配線層が設けられる。
本実施形態において、垂直FD接続線35を垂直方向配線層に設けることに問題は生じないが、水平FD接続線36を水平方向配線層に設けると同じ層に設けられる信号線に流れるそれぞれの信号によりFDにノイズが混入することが考えられる。ノイズの混入を回避するためにさらに別の層を積層させることも考えられるが、入射光量の減少を招く問題が生じる。そこで、本実施形態のように水平FD接続線36をゲート電極と同じ層に設けることにより、ノイズの混入の回避と入射光量の減少を防止することが可能である。
また、本実施形態のCMOS撮像素子10では、すべての転送トランジスタ34の向きが同じ方向、すべてのリセットトランジスタ37の向きが同じ方向、すべての増幅トランジスタ38の向きが同じ方向、およびすべての行選択トランジスタ39の向きが同じ方向となるように形成されるので、画素信号のばらつきを抑えることが可能である。
CMOS撮像素子10では層毎に異なるフォトマスクを用いて露光することにより、各層の形成が行なわれる。半導体基板形成時とゲート電極層形成時との間にフォトマスクの位置ズレが生じるが、各トランジスタの向きが同じであれば位置ズレの影響も同じとなる。それゆえ、画素信号のばらつきの発生を防ぐことが可能になる。
特に、本実施形態では、例えばリセットトランジスタの向きを逆向きにすることにより画素ブロック30内の回路構成を簡潔にすることが可能である。しかし、前述のようにリセットトランジスタ37の向きを同じ方向に向けることにより、ゲート電極の位置ズレの影響を、除去することが可能になる。
なお、本実施形態において、画素ブロック30内に垂直に並ぶ画素31のFD33が垂直FD接続線35を介して垂直方向に接続される構成である。しかし、垂直方向には接続されなくともよい。水平方向に並ぶ同じ色のカラーフィルタによって覆われる画素31が接続されていれば、水平方向のみにだけでも画素加算することが可能である。
または、本実施形態において、画素ブロック30内に水平に並び、同じ色のカラーフィルタによって覆われる画素31同士のFD33が水平FD接続線36を介して水平方向に接続される構成である。しかし、水平方向には接続されなくともよい。垂直方向に並ぶ画素31が接続されていれば、垂直方向のみにだけでも画素加算することが可能である。
また、本実施形態において、水平方向に並ぶ画素31は2種類のカラーフィルタによって交互に覆われる構成である。しかし、3種以上のn種類のカラーフィルタによって交互に覆われる構成であってもよい。n種類以上のカラーフィルタによって覆われる場合は、同じ色のカラーフィルタにより覆われる画素31のFD33を水平FD接続線36によって接続すればよい。
また、本実施形態において、垂直方向に並ぶ画素31は2種類のカラーフィルタによって交互に覆われる構成である。しかし、3種類以上のm種類のカラーフィルタによって交互に覆われる構成であってもよい。m種類のカラーフィルタによって覆われる場合は、画素ブロック30内の同じ列すべての画素31のFD33を接続すればよい。
また、本実施形態において、水平方向に沿った2画素の画素加算が行われる構成であるが、3以上のα個の画素を用いて画素加算をすることも可能である。単一の画素ブロック30内に含まれる画素31の数を増やすことにより実行可能である。
また、本実施形態において、垂直方向に沿った2画素の画素加算が行なわれる構成であるが、3以上のβ個の画素を用いて画素加算をすることも可能である。水平方向の場合と同様に単一の画素ブロック30内に含まれる画素31の数を増やすことにより実行可能である。
また、本実施形態において、水平FD接続線36が画素ブロック30内のトランジスタのゲート電極と同じ層に設けられる構成であるが、別の層に設けてもよい。別の層に設けても、全画素読出しと加算読出しとを実行することは可能である。ただし、前述のように同じ層に設けることが好ましい。
また、本実施形態において、画素ブロック30内の各トランジスタの向く方向が同じ方向となるように配置する構成であるが、別の向きであってもよい。別の向きであっても、本実施形態における全画素読出しと加算読出しとを実行することは可能である。ただし、前述のように同じ向きとすることが好ましい。
また、本実施形態において、画素31にFD33を形成したが、フローティングゲートであってもよく、転送された信号電荷に応じて電位が変わるいかなるキャパシタであってもよい。
また、本実施形態において、画素ブロック30内の各トランジスタはMOSFETであるが、他のいかなるトランジスタであってもよい。さらに、本実施形態において、撮像部11に設けられたトランジスタはnチャンネル型であるが、pチャンネル型であってもよい。ただし、pチャンネル型である場合は、各トランジスタの接続において電圧の高低を入れ替える必要がある。
また、本実施形態における撮像素子はCMOS固体撮像素子であるが、他のXYアドレス方式の撮像素子にも適用可能である。
本発明の一実施形態を適用したCMOS固体撮像素子の全体構成を模式的に示す構成図である。 撮像部の構成を示すブロック図である。 画素ブロックおよびCDS/SH回路の構成を示す回路図である。 全画素読出し時の撮像素子の動作について説明するための第1のタイミングチャートである。 全画素読出し時の撮像素子の動作について説明するための第2のタイミングチャートである。 全画素読出し時の撮像素子の動作について説明するための第3のタイミングチャートである。 全画素読出し時の撮像素子の動作について説明するための第4のタイミングチャートである。 加算読出し時の撮像素子の動作について説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
10 CMOS固体撮像素子
16a、16b 第1、第2の垂直読出し線
30 画素ブロック
31 画素
32 フォトダイオード(PD)
33 フローティングディフュージョン(FD)
34 転送トランジスタ
35 垂直FD接続線
36 水平FD接続線
37 リセットトランジスタ
38 増幅トランジスタ
39 行選択トランジスタ
Φr リセット信号線
Φsr 画素ブロック行選択信号線
Φsc 列選択信号線
Φt1〜Φt8 第1〜第8の転送信号線

Claims (8)

  1. 受光量に応じた信号電荷を発生する光電変換素子と、前記光電変換素子から転送されて
    くる前記信号電荷に応じて電位の変わるキャパシタと、前記信号電荷を前記光電変換素子
    から前記キャパシタに転送する転送素子とを有し、第1の方向に沿って配列され、前記第
    1の方向に沿って色の異なるn種類(nは2以上の整数)のカラーフィルタによって前記
    光電変換素子が順番に繰返して覆われる画素と、
    前記第1の方向に連続して並ぶn×α(αは2以上の整数)の前記画素において、同じ
    種類の前記カラーフィルタによって覆われる前記画素の前記キャパシタをそれぞれ接続す
    る第1〜第nの第1方向キャパシタ接続線と、
    前記第1〜第nの第1方向キャパシタ接続線にそれぞれ接続され、前記第1〜第nの第
    1方向キャパシタ接続線に接続される前記キャパシタの信号電荷をリセットする第1〜第
    nのリセット素子と、
    前記第1〜第nの第1方向キャパシタ接続線にそれぞれ接続され、前記第1〜第nの第
    1方向キャパシタ接続線の電位に基づいて画素信号を生成する第1〜第nの増幅素子と、
    前記第1〜第nの増幅素子が生成する前記画素信号を出力するための第1〜第nの共通
    読出し線と、
    前記第1〜第nの増幅素子から前記第1〜第nの共通読出し線への、前記画素信号の出
    力のON/OFFを切替える第1〜第nの選択素子とを備え
    前記転送素子、前記第1〜第nのリセット素子、前記第1〜第nの増幅素子、および前
    記第1〜第nの選択素子は基板上に半導体および電極を積層させることにより形成される
    MOSFETであり、
    前記第1〜第nの第1方向キャパシタ接続線は、前記MOSFETのゲート電極と同じ
    層に設けられることを特徴とする撮像素子。
  2. 前記第1の方向に沿った画素加算読出しをするときに、前記第1の方向に沿って同じ種
    類の前記カラーフィルタに覆われる前記画素における前記転送素子に、同時に前記信号電
    荷の転送を行なわせることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記第1の方向に沿った全画素読出しをするときに、前記第1の方向に沿って同じ種類
    の前記カラーフィルタに覆われ同一の前記第1〜第nの第1方向キャパシタ接続線に接続
    される前記画素における前記転送素子に、別々のタイミングで、前記信号電荷の転送を行
    なわせることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  4. 前記画素は、第1の方向に垂直な第2の方向に向かって配列され、前記第2の方向に沿
    って色の異なるm種類の(mは2以上の整数)のカラーフィルタによって前記光電変換素
    子が順番に繰返して覆われ、
    前記第2の方向に連続して並ぶm×β(βは2以上の整数)の前記画素における前記キ
    ャパシタは相互に接続される
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の撮像素子。
  5. 前記第2の方向に沿った画素加算読出しをするときに、前記第2の方向に沿って同じ種
    類の前記カラーフィルタに覆われる前記画素における前記転送素子毎に、前記信号電荷の
    転送を行なわせることを特徴とする請求項4に記載の撮像素子。
  6. 前記第2の方向に沿った全画素読出しをするときに、前記第2の方向に沿って同じ種類
    の前記カラーフィルタに覆われる前記画素における前記転送素子すべてに、別々のタイミ
    ングで、前記信号電荷の転送を行なわせることを特徴とする請求項4に記載の撮像素子。
  7. すべての前記転送素子の向き、すべての前記第1〜第nのリセット素子の向き、すべて
    の前記第1〜第nの増幅素子の向き、および前記第1〜第nの選択素子の向きは、それぞ
    れ同じになるように設けられることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記
    載の撮像素子。
  8. 受光量に応じた信号電荷を発生する光電変換素子と、前記光電変換素子から転送されて
    くる前記信号電荷に応じて電位の変わるキャパシタと、前記信号電荷を前記光電変換素子
    から前記キャパシタに転送する転送素子とを有し、第2の方向に沿って配列され、前記第
    2の方向に沿って色の異なるm種類(mは2以上の整数)のカラーフィルタによって前記
    光電変換素子が順番に繰返して覆われる画素と、
    前記第2の方向に連続して並ぶm×β(βは2以上の整数)の前記画素における前記キ
    ャパシタを接続する第2方向キャパシタ接続線と、
    前記第2方向キャパシタ接続線に接続され、前記第2方向キャパシタ接続線に接続され
    る前記キャパシタの信号電荷をリセットするリセット素子と、
    前記第2方向キャパシタ接続線に接続され、前記第2方向キャパシタ接続線の電位に基
    づいて画素信号を生成する増幅素子と、
    前記画素信号を出力するための共通読出し線と、
    前記増幅素子から前記共通読出し線への、前記画素信号の出力のON/OFFを切替え
    る選択素子とを備え
    前記転送素子、前記リセット素子、前記増幅素子、および前記選択素子は基板上に半導体および電極を積層させることにより形成されるMOSFETであり、
    前記第2方向キャパシタ接続線は、前記MOSFETのゲート電極と同じ層に設けられることを特徴とすることを特徴とする撮像素子。
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