JP2003323101A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の像担持体での結露の防止にお
ける省エネを実現する。 【解決手段】 像担持体11に作成した静電潜像をトナ
ーで現像し、現像したトナー像を転写材3に転写しその
転写したトナー像を定着装置10により加熱して転写材
3に定着させる画像形成装置1に、定着装置10が発生
させる余剰熱を蓄積する蓄熱部37を設ける。この蓄熱
部37を、蓄熱部37が熱を放出した場合に像担持体1
1を加熱可能なように像担持体11よりも下に配置す
る。これにより、定着装置10への電力供給が遮断され
蓄熱部37の周囲の温度が蓄熱部37の温度よりも下が
った場合には、蓄熱部37が熱を放出して像担持体11
を加熱し乾燥させる。よって、像担持体11を加熱する
のに特段の電力を必要としない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式の画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真方式を用いた複写機やプ
リンタ等の画像形成装置においては、像担持体である感
光体の表面を帯電装置で一様に帯電させ、帯電させた感
光体の表面に露光装置によって静電潜像を形成してい
る。この静電潜像は、現像装置から供給されたトナーに
より現像され、トナー像として可視化される。
【0003】可視化されたトナー像は、転写装置により
用紙等の転写材に転写され、その後、定着装置により熱
と圧力を加えられて定着される。転写材へ転写されずに
感光体上に残留したトナーはクリーニング装置により除
去される。
【0004】感光体表面を帯電させる帯電装置は、その
放電に伴って、放電生成物質、例えば、オゾンや窒素酸
化物等のガスを発生する。このような放電生成物質が帯
電装置等に滞留すると、帯電装置等の放電が不安定とな
り、帯電ムラや除電ムラを生じ、これにより感光体表面
に形成されるトナー像の画質が低下し、また、滞留した
放電生成物質が空気中の水分と化合して感光体表面に悪
影響を与え、画像ボケが発生し、感光体の寿命が低下す
る恐れもある。これらの現象は、画像形成装置が設置さ
れた室内の湿度が高い場合に顕著に現れる。また、電子
写真方式では、帯電に限らず、現像、転写、クリーニン
グ等の性能も湿度による影響を受け変動してしまう。
【0005】ここで、空気は温度によって飽和水蒸気圧
が変わるので、空気の温度が変わると、含まれている水
の量は同じであるのに相対湿度の値は変化する。また、
水蒸気の形で水が空気に溶けることのできる量は、温度
が低くなるほど少なくなるので、低温では結露しやすく
なる。
【0006】以上のように、電子写真方式の画像形成装
置においては、感光体の温度を調整したり、感光体の周
囲を乾燥させたり除湿する必要がある。
【0007】感光体の温度を調整したり感光体の周囲を
乾燥させたり除湿したりする技術として、例えば、特開
平8−16073号公報、特開平9−114321号公
報、特開平11−112709号公報、特開平9−26
9706号公報、特開平8−16073号公報、特開平
9−81018号公報、特開平10−232591号公
報、特開平10−254330号公報、特開2000−
89647公報に記載された各種の技術がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のいずれの技術においても、画像形成装置内部の温度や
湿度などを制御する為にヒータ等を必要としており、そ
のために多くの電力を消費してしまうという問題があ
る。また、画像形成装置の電源が遮断された状態では、
画像形成装置内部の温度や湿度などを制御することがで
きないという問題がある。
【0009】また、電子写真方式を用いた画像形成装置
においては、定着装置などの発熱する装置が設けられて
いるため、その熱が感光体に伝えられ、感光体の温度が
過度に上昇する恐れがある。感光体は、一般的に熱の影
響により特性が変化しやすく、物質の変質といった現象
が発生し、所望の濃度の画像が得られなくなるという問
題がある。
【0010】本発明の目的は、像担持体での結露の防止
における省エネを実現することである。
【0011】本発明の目的は、電源が遮断された状態に
おいても、像担持体に結露が発生することを防止するこ
とである。
【0012】本発明の目的は、発熱する装置の熱の影響
により像担持体の温度が過度に上昇することを防止する
ことである。
【0013】本発明の目的は、像担持体及びその他の作
像装置を確実にメーカ側で回収してリサイクルできるよ
うにすることである。
【0014】本発明の目的は、像担持体及びその他の作
像装置をメーカ側でリサイクル工程に乗せることを容易
にすることである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
像担持体を露光して静電潜像を作成し、この静電潜像を
トナーで現像し現像したトナー像を転写材に転写しその
転写したトナー像を定着装置により加熱して前記転写材
に定着させる画像形成装置において、前記定着装置から
発生する熱の一部を蓄積する蓄熱部を具備し、前記蓄熱
部は、蓄積した熱を放出した場合に前記像担持体及びそ
の周囲を加熱可能なように前記担持体よりも下に配置さ
れている。
【0016】したがって、定着装置がトナー像を加熱し
ているときにはその熱の一部を蓄熱部が蓄積する。そし
て、例えば、画像形成装置への電源が遮断されて、定着
装置からの熱の発生が停止され蓄熱部の周囲の温度が蓄
熱部の温度よりも低くなった場合には、蓄熱部が熱を放
出しその放出により空気の自然対流が発生し、蓄熱部が
放出した熱が蓄熱部よりも上に配置されている像担持体
及びその周囲に伝達され、これにより、像担持体及びそ
の周囲が加熱されて乾燥する。よって、電源が遮断され
た場合であっても、像担持体における結露の発生が防止
される。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、空気が流れ、前記定着装置から発
生する熱を空気を介して前記蓄熱部に伝達させるための
第1の空気流路と、空気が流れ、前記蓄熱部が放出する
熱を空気を介して前記像担持体及びその周囲に伝達させ
るための第2の空気流路と、前記第1及び第2の空気流
路の開閉を行なう流路開閉部と、本装置の内部の結露に
影響を与える物理量を検出するセンサと、前記センサが
検出した物理量により本装置の内部に結露が発生する可
能性があると判定した場合に、前記流路開閉部により前
記第2の空気流路を開放する結露防止手段と、を具備す
る。
【0018】したがって、定着装置から発生した熱は、
第1の空気流路中の空気を介して蓄熱部に伝達される。
そして、センサが検出した物理量により画像形成装置の
内部に結露が発生する可能性があると結露防止手段が判
定した場合には、結露防止手段によって第2の空気流路
が開放されて、蓄熱部が放出する熱が第2の空気流路中
の空気を介して像担持体及びその周囲に伝達される。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、前記第2の空気流路中に、吸湿性
を有する乾燥剤が設けられている。
【0020】したがって、乾燥剤により第2の空気流路
内が除湿され、これにより、像担持体の周囲が除湿され
る。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1,2又は
3記載の画像形成装置において、前記像担持体を帯電さ
せる帯電装置と、帯電した前記像担持体に静電潜像を形
成する露光装置と、前記像担持体上の静電潜像を現像し
て前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置と、前
記像担持体上に形成されたトナー像を前記転写材に転写
する転写装置と、前記転写後に、前記像担持体上の残留
トナーを除去するクリーニング装置と、前記帯電装置、
前記露光装置、前記現像装置、前記転写装置及び前記ク
リーニング装置のうちの少なくとも1つの装置を前記像
担持体とともに覆ってそれらを外部と略遮断する遮断部
材と、を具備する。
【0022】したがって、定着装置のような高温を発生
させる装置から像担持体や遮断部材で覆った装置が隔離
される。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項4記載の画
像形成装置において、前記蓄熱部は、前記遮断部材によ
り外部と略遮断された空間に接続されていて前記空間に
加熱した空気を送ることにより前記像担持体及びその周
囲を加熱する。
【0024】したがって、遮断部材により密閉した空間
に空気を送ることができる。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載の画像形成装置において、前記遮断部材は、本遮断部
材が覆って外部と遮断している前記装置及び前記像担持
体とともにユニット化されていて単一のユニットを構成
し、このユニットは本装置の本体に固定されている。
【0026】したがって、像担持体及びこの像担持体と
ともにユニット化されている装置については、画像形成
装置本体からの取り外しをユーザが行なうことが困難と
なる。
【0027】請求項7記載の発明は、請求項6記載の画
像形成装置において、前記固定は、本装置の前記本体に
専用工具により着脱可能な締結具により行なわれてい
る。
【0028】したがって、像担持体及びこの像担持体と
ともにユニット化されている装置については、専用工具
を用意しているメーカ側では容易に取り外すことができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1ない
し図6に基づいて説明する。ここで、図1は本実施の形
態の画像形成装置を概略的に示す縦断正面図、図2は作
像ユニットと第2のダクトとを概略的に示す縦断正面
図、図3は作像ユニットと第2のダクトとを連通させて
密閉した状態の画像形成装置を概略的に示す縦断正面図
である。
【0030】画像形成装置1の本体2の内部には、図1
に示すように、転写材である用紙3が積層保持される給
紙部4から画像形成された用紙3が排紙される排紙部5
に到る用紙搬送路6が形成され、この用紙搬送路6に沿
って、用紙搬送部7、作像ユニット8、転写装置9、定
着装置10等が配置されている。さらに、本体2の内部
には、画像データに応じて書き込み光(例えばレーザ
光)を出射することにより後述する像担持体である感光
体11の表面に静電潜像を形成する露光装置12、作像
ユニット8内部を乾燥させる結露防止部13等が設けら
れている。
【0031】作像ユニット8は、図2に示すように、ド
ラム形状の感光体11、放電により感光体11の表面を
一様に帯電させる帯電装置14、感光体11の表面に形
成された静電潜像に対してトナーを供給することにより
その静電潜像をトナー像として現像する現像装置15、
そのトナー像が転写装置9により用紙3に転写された後
に感光体11の表面に残留したトナーを除去するクリー
ニング装置16等により構成されており、これらは、遮
断部材である筐体17に収納されて1つのユニットを形
成している。
【0032】筐体17は、前壁(図示せず)、後壁18
及び隔壁19により形成されその内部の空間は外部と遮
断されている。隔壁19には、感光体11の表面に形成
されたトナー像を用紙3に転写するための転写窓20
(図1参照)、露光装置12から出射された書き込み光
を感光体11の表面に露光させるためのスリット状の図
示しない露光窓、筐体17の内部に対して空気を出入り
させるための第1及び第2の空気出入口21,22が形
成されている。第1の空気出入口21は、筐体17の上
部に形成され、第2の空気出入口22は、感光体11の
下方となる筐体17の下部に形成されている。転写窓2
0は、開閉シャッタ23により開閉される。この開閉シ
ャッタ23は、図示しない駆動源により開閉駆動され
る。露光窓は、ガラスや樹脂などの透明板で覆われてい
る。第1及び第2の空気出入口21,22は、流路切替
部である第1及び第2の流路切替弁24,25により開
閉される。これらの第1及び第2の流路切替弁24,2
5は、図示しない駆動源により開閉駆動される。
【0033】感光体11は、筐体17の前壁と後壁18
とにより図示しない玉軸受けを介して回転自在に支持さ
れている。帯電装置14は、帯電ローラ26により感光
体11を帯電させる。現像装置15は、トナー剤を攪拌
する攪拌スクリュ27と現像ローラ28とを備えてい
て、感光体11表面の静電潜像をトナーにより可視像に
現像する。クリーニング装置16は、クリーニングブレ
ード29、クリーニングブラシ30、廃トナー搬送スク
リュ(図示せず)を備えている。
【0034】図1及び図3に示すように、転写装置9
は、転写ベルト31がローラ32,33間に架け渡され
て構成され、用紙3を搬送する機能とその用紙3に対し
てトナー像を転写させる機能とを有する。この転写装置
9は、感光体11に対向する位置(図1)と感光体11
から離反する位置(図3)とに移動自在とされており、
図示しない駆動源により移動駆動される。定着装置10
は、発熱源であるヒータ34を内蔵する加熱ローラ35
と加圧ローラ36とを備えており、用紙3に転写された
トナー像を加熱及び加圧することにより用紙3に定着さ
せる。
【0035】結露防止部13は、熱を蓄積する蓄熱部で
ある蓄熱剤37を備えており、定着装置10のヒータ3
4から発生する熱の一部である余剰熱を蓄熱剤37で蓄
積し、その蓄積した熱を作像ユニット8の内部に放出し
て作像ユニット8の内部を乾燥させるものである。具体
的には、結露防止部13は、図1に示すように、蓄熱剤
37の他に、定着装置10のヒータ34を覆ってそのヒ
ータ34から排気口38へ到るダクト39、定着装置1
0近傍のダクト39中に配置されヒータ34により熱せ
られた空気を蓄熱剤37に向けて送風する送風ファン4
1を備えている。排気口38は、本体2に形成された図
示しない排出口に連通している。送風ファン41は、図
示しないファンモータにより回転駆動される。蓄熱剤3
7としては、例えば、パラフィンを主成分とするもの等
を例示することができる。この蓄熱剤37は、作像ユニ
ット8よりも下であってダクト39の内部に配置されて
いる。
【0036】ダクト39は、定着装置10側であって画
像形成装置1の本体2に固定的に設けられた第1のダク
ト40aと、排気口38が形成され作像ユニット8の隔
壁19の外面に沿って作像ユニット8に一体化して形成
された第2のダクト40bとによる2分割構成とされて
いる。第2のダクト40bは、作像ユニット8の筐体1
7の第1及び第2の空気出入口21,22に連通してい
る。ダクト39は、筐体17の露光窓を覆わない位置に
配置され、露光装置12から射出される光の光路と交差
していない。
【0037】ここで、前述した第1及び第2の流路切替
弁24,25は、第1及び第2の空気出入口21,22
の開閉を行なうとともに、ダクト39の開閉も行なう構
造とされている。具体的には、第1及び第2の流路切替
弁24,25は、第1及び第2の空気出入口21,22
を閉鎖しダクト39を開放するダクト開放位置と、第1
及び第2の空気出入口21,22を開放しダクト39を
閉鎖する空気出入口開放位置とに切替自在とされてい
る。
【0038】第1及び第2の流路切替弁24,25をダ
クト開放位置に切り替えることより、定着装置10部か
ら排気口38までダクト39が開放されて第1の空気流
路42が形成され、この状態で送風ファン41を駆動す
ることにより、定着装置10のヒータ34から発生する
余剰熱によって加熱された空気を蓄熱剤37へ送ること
ができる。一方、第1及び第2の流路切替弁24,25
を空気出入口開放位置に切り替えることにより、作像ユ
ニット8の筐体17と第2のダクト40bとが連通した
状態で密閉されて第2の空気流路43が形成され、この
状態で蓄熱剤37が熱を放出することにより、作像ユニ
ット8と第2のダクト40bとの内部に自然対流が発生
し、作像ユニット8及び第2のダクト40bとの内部を
加熱して乾燥させることができる。
【0039】第2のダクト40bの内部であって第2の
空気流路43の内部には、第1の流路切替弁24と蓄熱
剤37との間に位置させて吸湿性を有する乾燥剤44が
設けられている。乾燥剤44としては、例えば、シリカ
ゲル等を例示することができる。
【0040】画像形成装置1には、図1に示すように、
作像ユニット8の内部に配置され作像ユニット8の内部
の温度及び湿度を検出するセンサである内部温湿度セン
サ45と、本体2の外壁に配置され画像形成装置1の外
部の温度及び湿度を検出するセンサである外部温湿度セ
ンサ46とが設けられている。ここで、作像ユニット8
の内部の温度及び湿度及び画像形成装置1の外部の温度
及び湿度は、作像ユニット8の内部の結露に影響を与え
る物理量である。
【0041】図4は画像形成装置1の各部の電気的接続
を示すブロック図である。図4に示すように、画像形成
装置1には、CPU、ROM、RAM(いずれも図示せ
ず)等により構成され画像形成装置1の各部を制御する
制御部47が設けられており、この制御部47に対し
て、用紙搬送部7、作像ユニット8の各部、転写装置
9、定着装置10、露光装置12、第1及び第2の流路
切替弁24,25、内部温湿度センサ45、外部温湿度
センサ46等が接続されている。ここで、RAMには、
第1及び第2の流路切替弁24,25の位置情報が記憶
される。
【0042】画像形成装置1の電源は、主電源ON、副
電源ON、電源OFFのいずれか一つに切り替え可能と
されている。主電源ONでは、画像形成装置1の各部が
作動可能な電力が各部に供給される。副電源ONでは、
主電源がOFFとなり画像形成に必要な電力は遮断さ
れ、制御部47、第1及び第2の流路切替弁24,2
5、内部温湿度センサ45及び外部温湿度センサ46等
の後述する乾燥処理に必要な各部が作動可能な電力のみ
が供給される。電源OFFでは、画像形成装置1への全
電力が遮断される。なお、電源OFFの状態からは、主
電源ONへの切替のみ可能とされている。
【0043】次に、制御部47が行なう乾燥処理を図4
に基づいて説明する。ここで、図4は乾燥処理の流れを
示すフローチャートである。
【0044】電源切り替えが行なわれ(ステップS1の
Y)、その電源切り替えが主電源ONへの切り替えであ
る場合には(ステップS2のY)、乾燥準備処理を行な
う(ステップS3)。具体的には、第1及び第2の流路
切替弁24,25をダクト開放位置に切り替えるととも
に、送風ファン41を回転駆動させる。そして、第1及
び第2の流路切替弁24,25の位置をRAMに記憶さ
せる。これにより、第1の空気流路42が形成され、定
着装置10から発生する余剰熱で加熱された空気が送風
ファン41により蓄熱剤37へ送られ、蓄熱剤37に定
着装置10から発生する熱が蓄積される。このとき、第
2のダクト40bに配置された乾燥剤44も加熱空気に
さらされるので、乾燥剤44が吸湿して水分を含んでい
る場合には、乾燥剤44が乾燥される。そして、乾燥剤
44を乾燥させ水分を多く含んだ空気は、排出口より外
部へ排出される。これにより、その水分を多く含んだ空
気が作像ユニット8の内部に流入することがない。
【0045】一方、電源の切り替えが主電源ONではな
く(ステップS2のN)、主電源ONの状態から副電源
ON(主電源OFF)への切替である場合には(ステッ
プS4のY)、内部温湿度センサ45及び外部温湿度セ
ンサ46が検出した温度により作像ユニット8の内部に
結露が発生する可能性があるか否かを判定する。具体的
には、作像ユニット8の筐体17内部の温度が画像形成
装置1の外部温度以下か否かを判定する(ステップS
5)。内部温湿度センサ45及び外部温湿度センサ46
が検出する温度を比較して、作像ユニット8の筐体17
内部の温度が画像形成装置1の外部温度以下になったと
判断した場合には(ステップS5のY)、乾燥処理を実
行する(ステップS6)。
【0046】ステップS6での具体的な処理は、第1及
び第2の流路切替弁24,25を空気出入口開放位置に
切り替える(結露防止手段)とともに、送風ファン41
を停止させ、RAMに記憶されている第1及び第2の流
路切替弁24,25の位置を更新する。そして、定着装
置10を離反位置に移動させて、開閉シャッタ23を閉
じる。これにより、作像ユニット8の筐体17と第2の
ダクト40bとが連通した状態で密閉され第2の空気流
路43が形成される。このとき、副電源ON(主電源O
FF)であるので、定着装置10からの熱の発生は停止
されており、蓄熱剤37の周囲の温度が蓄熱剤37の温
度よりも低くなった場合に、蓄熱剤37が熱を徐々に放
出する。これにより、空気が加熱され、作像ユニット8
と第2のダクト40bとの内部に自然対流が発生し、作
像ユニット8及び第2のダクト40bとの内部が加熱さ
れ、感光体11を含む作像ユニット8の内部の乾燥が実
行される。また、このとき、自然対流している空気が乾
燥剤44にさらされることにより、作像ユニット8及び
第2のダクト40bの内部は乾燥剤44によって効率よ
く除湿されることになる。
【0047】また、電源の切り替えが主電源ONや副電
源ONではなく(ステップS4のN)、電源OFFの場
合には、第1及び第2の流路切替弁24,25の位置を
確認する(ステップS7)。第1及び第2の流路切替弁
24,25の位置の確認は、RAMに記憶されている第
1及び第2の流路切替弁24,25の位置情報を参照す
ることにより行なわれる。第1及び第2の流路切替弁2
4,25が空気出入口開放位置にあると判断した場合に
は(ステップS7のY)、この状態で、副電源ON(主
電源OFF)の場合に説明したように感光体11を含む
作像ユニット8の内部の乾燥及び除湿が実行されるの
で、処理を終了する。
【0048】一方、ステップS7において、第1及び第
2の流路切替弁24,25の位置が空気出入口開放位置
ではなくダクト開放位置であると判断した場合には(ス
テップS7のN)、ステップS6に進み乾燥処理を実行
する。これにより、感光体11を含む作像ユニット8の
内部の乾燥及び除湿が実行される。
【0049】以上説明したように、本実施の形態の画像
形成装置1によれば、副電源ON(主電源OFF)や電
源OFFの状態で定着装置10からの熱の発生が停止さ
れ、蓄熱剤37の周囲の温度が蓄熱剤37の温度よりも
低くなった場合には、蓄熱剤37が熱を放出して蓄熱剤
37よりも上に配置されている感光体11を含む作像ユ
ニット8の内部を加熱するので、感光体11を含む作像
ユニット8の内部を加熱して乾燥させるために特段の電
力を必要とせず、画像形成装置1における感光体11を
含む作像ユニット8の内部の結露防止における省エネを
実現することができる。また、電源が遮断された場合で
あっても、感光体11を含む作像ユニット8の内部にお
ける結露の発生を防止することができる。ここで、電源
OFFの状態における従来の画像形成装置1では、冬期
の朝に室内のエアコンを作動させたときの室温の急激な
変化により装置内部で結露が発生しやすいが、本実施の
形態では、電源が遮断された状態でも作像ユニット8の
内部が上述のように加熱されて乾燥するので、このよう
な場合においても、作像ユニット8内部の結露を確実に
防止することができる。
【0050】また、画像形成装置1は、第1及び第2の
空気流路42,43と、第1及び第2の流路切替弁2
4,25とが設けられているので、定着装置10から発
生した熱を第1の空気流路42中の空気を介して確実に
蓄熱剤37に伝達することができ、蓄熱剤37が放出す
る熱を第2の空気流路43中の空気を介して作像ユニッ
ト8の内部に確実に伝達させることができる。
【0051】また、乾燥処理を、例えば、主電源ONか
ら副電源ON(主電源OFF)への切り替えを条件に行
なうようにした場合には、乾燥が必要のない環境の場合
においても、主電源ON/副電源ON(主電源OFF)
の切替が繰り返し行なわれたときには、その分必要のな
い乾燥処理が行なわれることとなり不経済となるが、本
実施の形態では、内部温湿度センサ45及び外部温湿度
センサ46が検出した温度により作像ユニット8の内部
に結露が発生する可能性があると判定した場合に、乾燥
処理を実行するので、乾燥処理における省エネを実現す
ることができる。
【0052】また、作像ユニット8に連通して密閉され
る第2のダクト40b内に乾燥剤44が設けられている
ので、これにより、感光体11を含む作像ユニット8の
内部の結露の発生をより確実に防止することができる。
【0053】また、定着装置10のような高温を発生さ
せる装置から作像ユニット8の筐体17により感光体1
1等が隔離されているので、感光体11等に過度の熱が
伝達することを防止することができる。これにより、感
光体11の温度が過度に上昇することを防止することが
できる。
【0054】また、密閉された作像ユニット8の内部に
蓄熱剤37により加熱した空気を送るので、感光体11
の表面の乾燥を効率良く行なうことができる。
【0055】この画像形成装置1は、感光体11を含む
作像ユニット8の内部の結露が防止されるので、結露が
防止されていない従来の画像形成装置1よりも長寿命と
なり、感光体11を含む作像ユニット8の各部について
は、定期的な交換が不要になり、それらをユーザにより
交換が容易なプロセスカートリッジの形態でユーザに提
供する必要がなくなる。
【0056】そこで、本実施の形態では、作像ユニット
8を画像形成装置1の本体2に専用工具を使用して固定
する構成として、このような専用工具を所有しているサ
ービスマンのみが、作像ユニット8の取り付け及び取り
外しを行なうことができるようにしている。
【0057】具体的には、作像ユニット8の筐体17に
は、支持部材48が設けられていて、この支持部材48
にはネジ穴49が設けられている。そして、ネジ穴49
に着脱可能な締結具であるネジ(図示せず)が挿入さ
れ、かつ、そのネジを画像形成装置1の本体2の前面に
設けられたネジ穴(図示せず)にとめることによって、
支持部材48が画像形成装置1の本体2の前面に固定さ
れるようになっている。
【0058】ここで使用されるネジは、一般的に使用さ
れているプラスネジや、マイナスネジではなく、そのド
ライバ穴が特殊形状に形成されている。即ち、このネジ
は、例えば、メーカ側のサービスマンのみが所持を許可
されていて、このネジのみに対応した特殊な専用工具で
ある専用ドライバ(図示せず)を用いたときのみ着脱可
能で、それ以外の市販の通常のドライバでは取り付け、
あるいは、取り外したりすることができないように形成
されている。
【0059】よって、ユーザは作像ユニット8を容易に
取り外せないが、メーカの信託を受けたサービスマンに
は容易に取り外せる。これにより、ユーザが作像ユニッ
ト8の交換のために使用済の作像ユニット8を取り外し
て廃棄することがなく、作像ユニット8の内部の各部を
確実にメーカ側で回収することができるようになり、ま
た、メーカ側でリサイクル工程に乗せることが容易にな
る。
【0060】この結果、作像ユニット8を、中古品とし
て再利用し、あるいは、リサイクル過程に確実に乗せた
りするための作業を、メーカ側で確実に行なうことがで
きるようになり、環境への負荷低減を確実に促進させる
ことができる。このように、ユーザが使用しなくなった
作像ユニット8は、メーカが回収できるようにすること
が望ましい。
【0061】また、使用しなくなった作像ユニット8を
メーカが回収することで、作像ユニット8の交換に慣れ
ないユーザが感光体11などの各部に誤って触れること
により発生する、各部の破損やユーザ自身の汚染や損傷
も防止することができ、品質保証を図るとともにユーザ
の負荷も低減することができる。
【0062】さらに、作像ユニット8をメーカのみで取
り付け及び取り外し可能な形態とすることは、次のよう
な品質保証の点でも意義がある。すなわち、ユーザによ
る取り付け及び取り外しを基本とする形態では、作像ユ
ニット8を取り付けるたびに微妙な取り付け誤差が発生
する可能性が高いが、メーカの専門家による取り付けを
行なえば、このような取り付け誤差を低減もしくは無く
すことが可能である。特に作像ユニット8が画像形成装
置1に対してしっかりと固定されている程、その取り付
け誤差を低減することができる。
【0063】さらに、露光装置12と感光体11との位
置決め精度は、将来予想される高解像度化に伴い、一層
厳しくなる方向に進んでおり、ユーザによる作業ではそ
の取り付け精度を十分に出すことが困難と予想されるの
で、このような取り付け方は、大変有効である。
【0064】なお、本実施の形態では、副電源ON及び
電源OFFのときに、乾燥処理を行なう例を説明した
が、乾燥処理は、主電源ONのときに行なってもよい。
このときには、図5に示すように、開閉シャッタ23を
開き転写装置9を感光体11に対向させた状態で、第1
及び第2の流路切替弁24,25を空気出入口開放位置
に切り替えればよい。
【0065】また、本実施の形態では、乾燥処理におい
て、作像ユニット8の内部に結露が発生する可能性があ
るか否かを判定するのに、内部温湿度センサ45及び外
部温湿度センサ46が検出した温度を用いて行なう例を
説明したが、これに限るものではなく、例えば、内部温
湿度が検出する湿度を用いて行なってもよい。
【0066】また、本実施の形態では、像担持体として
感光体11を用いた例を説明したが、像担持体はこれに
限るものはなく、例えば、中間ベルトなどの中間転写体
を用いたものであってもよい。
【0067】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、像担持体
を露光して静電潜像を作成し、この静電潜像をトナーで
現像し現像したトナー像を転写材に転写しその転写した
トナー像を定着装置により加熱して前記転写材に定着さ
せる画像形成装置において、前記定着装置から発生する
熱の一部を蓄積する蓄熱部を具備し、前記蓄熱部は、蓄
積した熱を放出した場合に前記像担持体及びその周囲を
加熱可能なように前記担持体よりも下に配置されている
ことにより、例えば、画像形成装置への電源が遮断され
て定着装置からの熱の発生が停止され、蓄熱部の周囲の
温度が蓄熱部の温度よりも低くなった場合には、蓄熱部
が熱を放出して蓄熱部よりも上に配置された像担持体及
びその周囲を効率良く加熱して乾燥させるので、像担持
体及びその周囲を加熱するために特段の電力を必要とせ
ず、像担持体の結露防止における省エネを実現すること
ができる。また、電源が遮断された場合であっても、像
担持体における結露の発生を防止することができる。
【0068】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、空気が流れ、前記定着装置
から発生する熱を空気を介して前記蓄熱部に伝達させる
ための第1の空気流路と、空気が流れ、前記蓄熱部が放
出する熱を空気を介して前記像担持体及びその周囲に伝
達させるための第2の空気流路と、前記第1及び第2の
空気流路の開閉を行なう流路開閉部と、本装置の内部の
結露に影響を与える物理量を検出するセンサと、前記セ
ンサが検出した物理量により本装置の内部に結露が発生
する可能性があると判定した場合に、前記流路開閉部に
より前記第2の空気流路を開放する結露防止手段と、を
具備することにより、定着装置から発生した熱を第1の
空気流路中の空気を介して確実に蓄熱部に伝達すること
ができる。また、センサが検出した物理量により画像形
成装置の内部に結露が発生する可能性があると結露防止
手段が判定した場合には、結露防止手段によって第2の
空気流路が開放されるので、蓄熱部が放出する熱を第2
の空気流路中の空気を介して像担持体及びその周囲に伝
達することができる。
【0069】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の画像形成装置において、前記第2の空気流路中に、
吸湿性を有する乾燥剤が設けられていることにより、乾
燥剤により第2の空気流路内が除湿され、これにより、
像担持体の周囲を除湿することができ、より確実に像担
持体での結露の発生を防止することができる。
【0070】請求項4記載の発明によれば、請求項1,
2又は3記載の画像形成装置において、前記像担持体を
帯電させる帯電装置と、帯電した前記像担持体に静電潜
像を形成する露光装置と、前記像担持体上の静電潜像を
現像して前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置
と、前記像担持体上に形成されたトナー像を前記転写材
に転写する転写装置と、前記転写後に、前記像担持体上
の残留トナーを除去するクリーニング装置と、前記帯電
装置、前記露光装置、前記現像装置、前記転写装置及び
前記クリーニング装置のうちの少なくとも1つの装置を
前記像担持体とともに覆ってそれらを外部と略遮断する
遮断部材と、を具備することにより、定着装置のような
高温を発生させる装置から像担持体や遮断部材で覆った
装置が隔離されるので、像担持体に過度の熱が伝達する
ことを防止することができ、像担持体の温度が過度に上
昇することを防止することができる。
【0071】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の画像形成装置において、前記蓄熱部は、前記遮断部
材により外部と略遮断された空間に接続されていて前記
空間に加熱した空気を送ることにより前記像担持体及び
その周囲を加熱することにより、遮断部材により密閉し
た空間に空気を送ることができるので、像担持体の表面
等の乾燥を効率良く行なうことができる。
【0072】請求項6記載の発明によれば、請求項4又
は5記載の画像形成装置において、前記遮断部材は、本
遮断部材が覆って外部と遮断している前記装置及び前記
像担持体とともにユニット化されていて単一のユニット
を構成し、このユニットは本装置の本体に固定されてい
ることにより、像担持体及びこの像担持体とともにユニ
ット化されている装置については、画像形成装置本体か
らの取り外しをユーザが行なうことが困難となるので、
像担持体及びこの像担持体とともにユニット化されてい
る装置を従来のようにプロセスカートリッジとした場合
にくらべて、確実にメーカ側で回収することができるよ
うになる。
【0073】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の画像形成装置において、前記固定は、本装置の前記
本体に専用工具により着脱可能な締結具により行なわれ
ていることにより、像担持体及びこの像担持体とともに
ユニット化されている装置については、専用工具を用意
しているメーカ側では容易に取り外すことができるの
で、像担持体及びこの像担持体とともにユニット化され
ている装置を、メーカ側でリサイクル工程に乗せること
が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の画像形成装置を概略的
に示す縦断正面図である。
【図2】作像ユニットと第2のダクトとを概略的に示す
縦断正面図である。
【図3】作像ユニットと第2のダクトとを連通させて密
閉した状態の画像形成装置を概略的に示す縦断正面図で
ある。
【図4】画像形成装置の各部の電気的接続を示すブロッ
ク図である。
【図5】乾燥処理の流れを概略的に示すフローチャート
である。
【図6】作像ユニットの内部を乾燥させながら画像形成
を行なう画像形成装置を概略的に示す縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 本体 3 転写材(用紙) 9 転写装置 10 定着装置 11 像担持体(感光体) 12 露光装置 14 帯電装置 15 現像装置 16 クリーニング装置 17 遮断部材(筐体) 24 流路開閉部(第1の流路切替弁) 25 流路開閉部(第2の流路切替弁) 37 蓄熱部(蓄熱剤) 42 第1の空気流路 43 第2の空気流路 44 乾燥剤 45 センサ(内部温湿度センサ) 46 センサ(外部温湿度センサ)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体を露光して静電潜像を作成し、
    この静電潜像をトナーで現像し現像したトナー像を転写
    材に転写しその転写したトナー像を定着装置により加熱
    して前記転写材に定着させる画像形成装置において、 前記定着装置から発生する熱の一部を蓄積する蓄熱部を
    具備し、 前記蓄熱部は、蓄積した熱を放出した場合に前記像担持
    体及びその周囲を加熱可能なように前記担持体よりも下
    に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 空気が流れ、前記定着装置から発生する
    熱を空気を介して前記蓄熱部に伝達させるための第1の
    空気流路と、 空気が流れ、前記蓄熱部が放出する熱を空気を介して前
    記像担持体及びその周囲に伝達させるための第2の空気
    流路と、 前記第1及び第2の空気流路の開閉を行なう流路開閉部
    と、 本装置の内部の結露に影響を与える物理量を検出するセ
    ンサと、 前記センサが検出した物理量により本装置の内部に結露
    が発生する可能性があると判定した場合に、前記流路開
    閉部により前記第2の空気流路を開放する結露防止手段
    と、を具備することを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の空気流路中に、吸湿性を有す
    る乾燥剤が設けられていることを特徴とする請求項2記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記像担持体を帯電させる帯電装置と、 帯電した前記像担持体に静電潜像を形成する露光装置
    と、 前記像担持体上の静電潜像を現像して前記像担持体上に
    トナー像を形成する現像装置と、 前記像担持体上に形成されたトナー像を前記転写材に転
    写する転写装置と、 前記転写後に、前記像担持体上の残留トナーを除去する
    クリーニング装置と、 前記帯電装置、前記露光装置、前記現像装置、前記転写
    装置及び前記クリーニング装置のうちの少なくとも1つ
    の装置を前記像担持体とともに覆ってそれらを外部と略
    遮断する遮断部材と、を具備することを特徴とする請求
    項1,2又は3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記蓄熱部は、前記遮断部材により外部
    と略遮断された空間に接続されていて前記空間に加熱し
    た空気を送ることにより前記像担持体及びその周囲を加
    熱することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記遮断部材は、本遮断部材が覆って外
    部と遮断している前記装置及び前記像担持体とともにユ
    ニット化されていて単一のユニットを構成し、このユニ
    ットは本装置の本体に固定されていることを特徴とする
    請求項4又は5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記固定は、本装置の前記本体に専用工
    具により着脱可能な締結具により行なわれていることを
    特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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