JP4713890B2 - 画像形成装置および吸排気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置および吸排気装置に関し、特に内部の除湿を行う除湿手段を備えた電子写真方式の画像形成装置に関する。
従来は、画像形成装置の除湿ユニットにおいて、送風ファンにより湿気を含んだ複写部内の空気と現像部で発生する粉煙トナーが除湿ユニット内に導かれている。ペルチェ素子の低温部に取りつけられた冷却ファンにて空気内の湿気は結露し水滴となって回収水受け部に落ちる。このとき粉煙トナーは水滴に捕捉され、これとともに回収水受け部に落ちる。湿気および粉煙トナーが除かれた空気は除湿ユニットの外へ排出され複写部内に供給される。このときペルチェ素子の高温部をそれに取りつけられた放熱フィンを介して送風ファンによって冷やすことで、ペルチェ素子の低温部の冷却効率は上がり、その結果除湿効率を上げていた(特許文献1参照。)。
特開平6−83129号公報(段落0035〜0036、図1、図2参照)
しかしながら、従来の除湿ユニットの組付工程では、ペルチェ素子が偏荷重や衝撃に弱いため、ペルチェ素子、冷却除湿部材、排熱部材が剥き出しになった状態の取り扱いが難しく、手間が煩雑であるという課題が存在していた。
本発明は、上述した課題に鑑み、作像部の安定動作、異常画像防止、除湿効率の向上、及び除湿手段の画像形成装置への組付け工程を簡略化する画像形成装置および吸排気装置を提供することを目的とする。
請求項1にかかる発明は、ペルチェ素子と、該ペルチェ素子の吸熱面に設けられる冷却除湿部材と、前記ペルチェ素子の発熱面に設けられる排熱部材と、前記冷却除湿部材を経路内に配置して通過する空気を除湿する除湿気流経路と、前記除湿気流経路に隣接し前記排熱部材を経路内に配置して通過する空気を該排熱部材の熱で加熱して排熱空気とする排熱気流経路と、浸透により水を吸収し水平方向に搬送するとともに該水を蒸発可能に保持する部材であって、前記排熱気流経路に沿って底面及び鉛直面に設置される吸水拡散部材と、を有する除湿手段と、前記除湿手段の次段に接続され、前記除湿気流経路から気流経路を通して除湿空気が導入される電子写真方式の作像部と、を備え、前記除湿手段は、前記冷却除湿部材から滴下した除湿水を前記吸水拡散部材により前記排熱気流経路内へ吸水搬送して蒸発させ、前記排熱空気とともに排出させることを特徴とする画像形成装置である。
請求項2にかかる発明は、前記除湿気流経路及び前記排熱気流経路を一体に覆うとともに、前記除湿気流経路の吸気口となる開口と前記排熱気流経路の吸気口となる開口が1つの面に設けられた共通開口面を有する除湿排熱ケースを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3にかかる発明は、前記除湿排熱ケースにおける共通開口面は、前記除湿気流経路及び前記排熱気流経路に外気を導入可能に設けられることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項4にかかる発明は、前記作像部は湿度検出手段を備え、該湿度検出手段は作像部内の相対湿度を検出するとともに、検出湿度が所定値以上を示した場合に、除湿排熱ケース内に配備された所定の機器を動作させることにより該除湿排熱ケース内の空気の除湿処理を行い、該除湿排熱ケースから作像部に除湿空気を供給するものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項5にかかる発明は、前記除湿手段は、前記排熱気流経路から排熱空気を放出する排熱ファンをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項6にかかる発明は、前記除湿手段は、前記冷却除湿部材の前段に設けた除湿気流ファンをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項7にかかる発明は、前記作像部には、前記除湿気流ファンから前記冷却除湿部材を通して送出された除湿空気が導入されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置である。
請求項8にかかる発明は、前記気流経路は、除湿異物除去部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項9にかかる発明は、前記作像部は、前記気流経路から導入された除湿空気を下流の排気経路に排出し、外部から防塵されていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置である。
請求項10にかかる発明は、前記排熱気流経路は、排熱異物除去部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項11にかかる発明は、除湿異物除去部材と排熱異物除去部材を兼ねた共用異物除去部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項12にかかる発明は、前記作像部は、感光体と、前記感光体に近接する像転写手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項13にかかる発明は、前記作像部は、感光体と、前記感光体に隣接する像転写手段を一体的に外部に取出すプロセスカートリッジであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項14にかかる発明は、前記作像部は、転写紙、転写紙搬送手段、および転写紙容器を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項15にかかる発明は、前記作像部は、それぞれ独立した感光体を有しカラー作像機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項16にかかる発明は、ペルチェ素子と、該ペルチェ素子の吸熱面に設けられる冷却除湿部材と、前記ペルチェ素子の発熱面に設けられる排熱部材と、前記冷却除湿部材を経路内に配置して通過する空気を除湿する除湿気流経路と、前記除湿気流経路に隣接し前記排熱部材を経路内に配置して通過する空気を該排熱部材の熱で加熱して排熱空気とする排熱気流経路と、浸透により水を吸収し水平方向に搬送するとともに該水を蒸発可能に保持する部材であって、前記排熱気流経路に沿って底面及び鉛直面に設置される吸水拡散部材と、を有する除湿手段と、前記除湿気流経路から電子写真方式の作像部へ除湿空気を通過させる気流経路と、前記除湿気流経路から前記気流経路方向への気流を発生させる除湿気流ファンと、前記排熱気流経路から排熱を排出する排熱ファンと、を備え、前記除湿手段は、前記冷却除湿部材から滴下した除湿水を前記吸水拡散部材により前記排熱気流経路内へ吸水搬送して蒸発させ、前記排熱ファンが前記排熱空気とともに蒸発させた除湿水を排出することを特徴とする吸排気装置である。
請求項17にかかる発明は、前記除湿気流経路及び前記排熱気流経路を一体に覆うとともに、前記除湿気流経路の吸気口となる開口と前記排熱気流経路の吸気口となる開口が1つの面に設けられた共通開口面を有する除湿排熱ケースを備えることを特徴とする請求項16に記載の吸排気装置である。
請求項18にかかる発明は、前記除湿手段は、排熱気流経路にて水を含んだ前記吸水拡散部材に前記排熱空気を送風して除湿水を蒸発させることを特徴とする請求項16または17に記載の吸排気装置である。
以上のように、本発明によれば、作像部の安定動作、異常画像防止、除湿効率の向上、及び除湿手段の画像形成装置への組付け工程を簡略化する画像形成装置および吸排気装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施形態について図示例と共に説明する。図1から図4は本発明の第1の実施の形態であって、各図中に同一または類似の符号を付した部分は同一物または相当物を表わし、重複した説明は省略する。
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の原理を示すブロック図である。画像形成装置1は、冷却除湿部材11と排熱部材12との間に配置されるペルチェ素子10を有する除湿手段13と、冷却除湿部材11側に設けた除湿気流経路A及び排熱部材12側に設けた排熱気流経路Bの共通開口面を一体に覆う除湿排熱ケース15と、除湿手段13の次段に接続され、除湿気流経路Aから気流経路24を通して除湿空気Cを導入する電子写真方式の作像部14と、を備える。
図1に示すように、画像形成装置1は、吸気口16、吸気口16に接続する除湿手段13、除湿手段13の下流に位置する気流経路24、気流経路24に接続する作像部14、作像部14に位置する排気経路23、排気経路23の端部に位置する排気口17を備える。
また、除湿手段13は、除湿気流ファン21、除湿気流ファン21の吐出側に位置し空気との接触面積を増大させるフィン状の冷却除湿部材11、吸気口16の下流に位置し空気との接触面積を増大させるフィン状の排熱部材12、排熱部材12の下流に位置する排熱ファン20を備える。
さらに、作像部14は、気流経路24と排気経路23の間に位置し、内部の湿度を検出する湿度検出手段8、転写紙28を受容する転写紙容器26、転写紙搬送手段29、ドラム形状の感光体31、感光体31へ像を転写する像転写手段32を備える。上記湿度検出手段(湿度センサ)8は、作像部14内の相対湿度を検出するとともに、検出湿度が所定値以上を示した場合に、除湿排熱ケース15内に配備された所定の機器を動作させることにより該除湿排熱ケース15内の空気の除湿処理を行い、この除湿排熱ケース15から作像部14に除湿空気を供給するものである。なお、この湿度検出手段(湿度センサ)8の機能等については後に詳記する。
さらにまた、画像形成装置1は、防塵対策のため除湿手段13に設けた排熱ファン20の吸入口側へ排熱異物除去部材19を設けてもよく、同様に、気流経路24の内部に除湿異物除去部材18を設けてもよい。第1の実施の形態では、作像部14の安定動作、異常画像防止を図るように、微粒子除去フィルタや静電除去フィルタにより吸気中の微粒子を吸着する手段を適宜用いることができる。
ここで、吸排気装置は、空気を吸入する吸気口16、冷却除湿部材11と排熱部材12との間に配置されるペルチェ素子10を有する除湿手段13と、冷却除湿部材11側に設けた除湿気流経路A及び排熱部材12側に設けた排熱気流経路Bの共通開口面を一体に覆う除湿排熱ケース15と除湿気流経路Aから電子写真方式の作像部14へ除湿空気Cを通過させる気流経路24と、排熱気流経路Bから排熱Dを排出する排熱ファン20と、を備える。図1において符号Eは、作像部14からの排出空気である。
図2は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置に用いる除湿手段の斜視図である。図1に例示した構成要素と同一の部材については重複する説明を省略する。
図2に示すように、除湿手段13は二点鎖線で囲んだ領域に位置し、筐体22に囲まれた除湿気流経路及び排熱気流経路の共通開口面を一体に覆う除湿排熱ケース15を備える。なお、除湿排熱ケース15の背面角部では、除湿効果を高める断熱部材9を設けてもよい。
また、除湿手段13は、前面左側に排気口17aを設け、排気ファン20が排気する排熱空気を排出させることができる。排気口17aと排気ファン20の間の底面及び鉛直面に吸水拡散部材25を設け、冷却除湿部材11(図1参照)により冷却する空気内の湿気を結露させた水滴を吸水拡散部材25に浸透させることができる。
さらに、除湿手段13は、前面右側に吸気口16を設け、吸気口16を覆う除湿異物除去部材18aを通して空気を導入させ防塵対策を施すことができる。
図3は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置に用いる除湿手段の斜視図である。図中の筐体22から除湿排熱ケース15(図1参照)を取り除いた状態を示す。なお、図2に例示した構成要素と同一の部材については重複する説明を省略する。
除湿手段13は、除湿気流ファン21の前面に位置する吸気口16bと、除湿気流ファン21から隔離された吸気口16aと、吸気口16a近傍に位置する吸水拡散部材25と、排気ファン20の吸入口に設けた排熱異物除去部材19と、除湿気流ファン21の下流に位置する複数の冷却除湿部材11とを備える。
冷却除湿部材11は、排気ファン20が負圧で吸引した気流と除湿気流ファン21が加圧した気流とを分離する隔壁の略中央に形成された開口部に設け、除湿効果及び排熱効果を向上させることができる。
図1のブロック図及び図4の平面図を参照して、画像形成装置の動作を説明する。画像形成装置1は、除湿気流経路から吸引された空気を冷却除湿部材11で除湿し、除湿した空気を内部の気流経路に通過させて作像部14へ送出する。
除湿手段13は、除湿された空気を作像部14に送出することで、例えば、ゴム部品の特性値(硬度、ヤング率等)の変化や、現像剤の電荷量変化、トナー特性(流動性等)の変化を抑制させて、作像機能が安定したシステムを提供することができる。また、画像ボケ等の高湿条件で生じる異常画像の発生を抑えることもできる。
本例では、作像部14の作像ユニット(現像手段)33dに湿度検出手段(湿度センサ)8を取り付けている(図1参照)。この湿度センサは作像ユニット内部の湿度を検出するものであり、プロセスコントロールの際に用いられるものと共通のものとすることができる。また、温湿度サンサを用いてもかまわない。
除湿手段13は、図9のフローチャートに示すように、湿度センサが相対湿度60%以上を示した場合に動作する。より具体的には、湿度センサが相対湿度60%以上を示した場合、除湿気流ファン21(吸熱ファン)、ペルチェ素子10、排熱ファン20(放熱ファン)に通電し、外気が吸気口16aから、除湿気流ファン21(吸熱ファン)によって除湿気流経路Aへ、排熱ファン20(放熱ファン)によって排熱気流経路Bへそれぞれ導入される。そして、除湿気流経路Aに導入された外気はペルチェ素子10によって冷却される冷却除湿部材11によって除湿されて除湿空気Cとなり、気流経路24を通じて作像部14へ送られる。また、排熱気流経路Bに導入された外気はペルチェ素子10によって加熱される排熱部材12からの熱で加熱され、吸水拡散部材25から蒸散される水蒸気を吸収して排熱Dとなって排気口17から放出される。
作像部の湿度が一定以上に達した場合に図9に示すように除湿手段13を動作させることにより、作像部の湿度が一定未満に保たれ、安定した画像品質を実現することができる。さらに、湿度センサが一定の湿度を示した場合にのみ除湿手段13を稼動させることにより、省エネルギ化が可能となる。くわえて、作像部14に送出された空気の風圧により、作像部にある各種センサを清掃して検知精度を向上させることができる。
なお、除湿手段13を動作させるためには電力を多く必要とする一方、画像形成装置に通紙している状態では作像部14に対する湿度の影響が軽微であるため、通紙していない状態でのみ除湿手段13を動作させることにより、画像形成装置全体が消費する電力を抑えることが可能である。また、省エネルギを欲するユーザの場合には除湿手段13をまったく動作させないようにすることも可能である。
除湿手段13は、ペルチェ素子10、冷却除湿部材11、排熱部材12を有し、除湿気流経路Aと排熱気流経路Bとを形成する筐体22と除湿排熱ケース15に覆われ一体構成とすることができる。なお、図4に示す断熱部材9aは、除湿気流を画像形成装置1の内部温度から断熱させ、除湿効果を高める手段である。
ここで、除湿手段13は、ペルチェ素子10を用いることで装置の小型化、省エネルギ化を図ることができる。例えば、図4に示したペルチェ阻止10を用いることで装置の小型化、簡素化を達成している。
除湿手段13は、冷却除湿部材11を冷却フィンで例示し、ペルチェ素子10の吸熱面との間に不図示の熱伝導部材を挟持させている。また、排熱部材12を放熱フィンで例示し、同様にペルチェ素子10の発熱面との間に不図示の熱伝導部材を挟持させている。
断熱部材9bは、除湿気流経路A及び排熱気流経路Bを隔離する隔壁の開口部に設けられ、冷却除湿部材11(冷却フィン)と排熱部材12(放熱フィン)との間を断熱する断熱手段として機能する。
筐体22は、除湿手段13を囲む除湿気流経路Aと排熱気流経路Bの一部を形成させ、除湿気流経路Aと排熱気流経路Bの共通開口面を露出させている。この共通開口面は除湿排熱ケース15で一体に覆うことで気流が分離された除湿気流経路Aと排熱気流経路Bを完成させることができる。なお、吸水拡散部材25は、冷却除湿部材11で生じる除湿水の吸水搬送を行う。
除湿気流ファン21は、冷却除湿部材11に空気を送るファンとして機能し、除湿気流経路から気流経路24へ除湿空気を送風する。一方、排気ファン20は、排熱部材12側から空気を吸込み、加熱された空気を排熱する。
図4に示すように、吸水拡散部材25は、冷却除湿部材11から滴下した除湿水を吸収し、水平方向に水の搬送を行うことができる。すなわち、吸水拡散部材25は、冷却除湿部材11に結露した水を随時水平方向に搬送するので、冷却除湿部材11の下部に多量の水を貯留する水溜部を設ける必要がなく、画像形成装置1が振動又は傾いた影響による水漏れ等を防ぐことができる。
また、除湿手段13内部に除湿水を貯える貯留領域を併設させ、結露した水を一時的に貯留することもできる。すなわち、除湿手段13内部に貯水領域を設けることで冷却除湿部材11にて生じる除湿水を除湿手段13の内部にそのまま貯水させることもできる。
吸水拡散部材25は、排熱気流経路に沿って底面及び鉛直面に設置されているので、省スペースでも吸収している水を容易に蒸発させることができる。特に、排熱部材12を通過した後の気流は吸入口の気流に比して温風であるので、吸水拡散部材25に吸収された水の蒸発能力を向上させることができる。
このように除湿手段13は、除湿水の蒸発機構を有するので、除湿手段のメンテナンス性向上や省スペース化を向上させ、除湿水を排熱気流経路にて蒸発させることで、大容量の貯水タンクや水の廃棄等の作業が不要になる。
また、画像形成装置1は、除湿する作像部14を感光体31とそれに近接する他のプロセス手段(例えば、転写紙容器26、転写紙搬送手段29、像転写手段32)等の周辺を対象とすることで、画像形成装置1の小型化、省エネルギ化を促進させることができる。
さらに、作像部14は、感光体31と少なくとも他の1つのプロセス手段(例えば、像転写手段32)を含む略密閉されたプロセスカートリッジで提供することで、さらに除湿の効率をあげて、画像形成装置1の小型化、省エネルギ化を図ることができる。
さらにまた、除湿対象部を転写紙28と転写紙搬送手段29を含む領域の近傍および転写紙容器26内部にまで拡張させることで、転写紙28と転写紙搬送手段29が大気に比して過度に吸湿することを防止し、安定した搬送性と転写性とを共に提供することができる。また、排気気流経路に排熱異物除去部材19若しくは除湿気流経路に除湿異物除去部材18を設けるので、外気中にほこり等の異物が存在しても、画像形成装置内部の空調対象部にある部品の汚れを有効に防止することができる。
このように、第1の実施の形態では、除湿気流経路の空気を除湿する湿度制御による作像システムの安定化を図ることができ、画像形成装置1内部の空気を除湿することで高湿環境での異常画像発生を防止することもでき、除湿排熱ケース15で覆った一体構成とする除湿手段13を採用することで、除湿空気、排熱空気が混ざり合わない画像形成装置を提供することができる。
また、画像形成装置1は、除湿排熱ケース15で覆った一体構成の除湿手段13を備えるので、画像形成装置1に除湿手段13を組付ける工程においてペルチェ素子10への偏荷重や衝撃を有効に防ぐことができる。
さらに、排熱ファン20を含めて除湿排熱ケース15で覆われた一体構成の除湿手段13を採用することで、排熱部材12と排熱ファン20の間の排熱経路に隙間、継ぎ目等が減少するため、除湿手段13の熱を効率よく排熱でき、除湿効率も向上させることができる。
さらにまた、除湿気流ファン21を除湿手段13と一体構成とすることで排熱部材12と排熱ファン20の間の排熱経路に隙間、継ぎ目等が減少するので空気を効率よく除湿できる。
さらに、除湿気流ファン21は、外気を加圧して除湿手段13へ除湿用空気を送入させているので、作像部気流用ファンを追加で設ける必要がなく画像形成装置1の部品数を減少させることができる。
さらに、外気中にほこり等の異物が存在しても、除湿異物除去部材18又は排熱異物除去部材19が異物を除去するので、画像形成装置1の内部部品の汚れを防止することができる。
すなわち、各気流経路に異物除去部材を設けることで、外気中にほこり等の異物が存在しても、空調対象部にある部品の汚れを防止することができる。しかも、各異物除去部材は除湿手段13と一体構成であり、各気流経路での隙間が少ないため、画像形成装置1の内部部品の汚れを有効に防止することができる。
さらに、作像部14を概略密閉とすることで、画像形成装置1外の空気との自然交換が少なくなり、除湿による効果をより向上させることができる。また除湿効率も良くなるためエネルギ消費を抑える効果もある。
さらに、除湿対象部を除湿効果の大きい感光体とそれに近接するプロセス手段に限定して除湿することで、除湿の効率を上げて装置の小型化、省エネルギ化を図ることができる。
さらに、除湿対象部をプロセスカートリッジとして一体的に構成することで、除湿対象部の密閉化を保ちやすくなり、除湿の効率を上げて画像形成装置1の小型化、省エネルギ化を図ることもできる。
さらに、除湿対象部を転写紙28と転写紙搬送手段29を含む近傍および転写紙容器26内部にまで広げることで、転写紙28と転写紙搬送手段29が過度に吸湿することを防止し、安定した転写紙28の搬送性と転写性とを提供することができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態にかかる画像形成装置に用いる除湿手段の平面図である。図4に示した除湿手段と共通する部材に付いては重複する説明を省略する。
図5の右側に示した除湿気流経路から加圧送入された空気は、冷却除湿部材11を通過し下流の気流経路24(図1参照)へ移送される。ここで、除湿空気は、冷却除湿部材11と気流経路24との間に配置された除湿異物除去部材18により外部から導入する空気に混入されたダストが濾過され感光体31等の汚染を防止することができる。
(第3の実施の形態)
図6及び図7は、本発明の第3の実施の形態にかかる画像形成装置に用いる除湿手段の平面図である。図4に示した除湿手段と共通する部材に付いては重複する説明を省略する。
図6の右側に示した除湿気流経路から加圧送入された空気は、冷却除湿部材11を通過し下流の気流経路24(図1参照)へ移送される。ここで、除湿空気は、冷却除湿部材11と気流経路24との間に配置された共用異物除去部材27により外部から導入する空気に混入されたダストが濾過され感光体31等の汚染を防止することができる。
また、共用異物除去部材27は、除湿気流経路と排熱気流経路を分離する隔壁に設けた貫通口に挿入され、排気ファン20の吐出口側へ延在している。この場合、共用異物除去部材27は、排熱気流経路を通過する排熱気流に混在するダストを有効に除去することができ、画像形成装置1内の防塵対象部品の耐久性又は要求性能の低下を防止することができる。
図7は、第3の実施の形態の変形例を示す平面図である。図6に示した共用異物除去部材27は、排気ファン20の近傍に設けられたが、図7に示した変形例では、共用異物除去部材27aを除湿気流ファン21と冷却除湿部材11の間に配置している点が相違する。
共用異物除去部材27aは、排熱気流経路及び除湿気流経路の上流に位置するので、吸気した空気を早期に異物除去することができるため、冷却除湿部材11及び排熱部材12のフィンにダストが付着する不具合を有効に防止することができる。
このように、第3の実施の形態では、除湿異物除去部材と排熱異物除去部材を一部品とすることで部品数を削減でき、メンテナンスの工程数も減らすことができる。
(第4の実施の形態)
図8は、本発明の第4の実施の形態にかかる画像形成装置の一部切欠き斜視図である。図1に示した構成要素と共通する部材に付いては重複する説明を省略する。
画像形成装置1は、吸気口16及び排気口17aを有する除湿手段13と、除湿手段13から気流経路24を経由して接続される複数の作像部14a〜14dと、複数の作像部14a〜14dから排気経路を経由して排気を排出する排気口17bとを備える。
ここで、作像部14a〜14dは、それぞれ相互に異なる原色像を転写する感光体31a〜31d、像転写手段32a〜32d、現像手段33a〜33d、クリーニング手段34a〜34d、トナー供給手段35a〜35dを備える。
作像部14a〜14dは、除湿手段13から異物が除去された除湿空気が供給される複数の感光体31a〜31dを有するカラー作像システムを提供することができる。
このように、第4の実施の形態では、除湿気流経路の空気を除湿するので、画像形成装置1内部のゴム部品の特性値(硬度、ヤング率等)の変化や、現像剤の電荷量変化、トナー特性(流動性等)の変化を抑制するため、複数の感光体31a〜31dを有するカラー作像システムにおいて各作像システム間の転写画像の差異を小さくし、色ズレ等を軽減でき高画質化を達成することができる。
なお、本発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
第1の実施の形態にかかる画像形成装置のブロック図。 第1の実施の形態に用いる除湿手段の斜視図。 第1の実施の形態に用いる除湿手段の斜視図。 第1の実施の形態に用いる除湿手段の平面図。 第2の実施の形態に用いる除湿手段の平面図。 第3の実施の形態に用いる除湿手段の平面図。 第3の実施の形態に用いる除湿手段の平面図。 第4の実施の形態にかかる画像形成装置の一部破断斜視図。 除湿手段の動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 画像形成装置
8 湿度検出手段(湿度センサ)
9,9a,9b 断熱部材
10 ペルチェ素子
11 冷却除湿部材
12 排熱部材
13 除湿手段
14 作像部
15 除湿排熱ケース
16,16a,16b 吸気口
17,17a,17b 排気口
18,18a 除湿異物除去部材
19 排熱異物除去部材
20 排熱ファン(排気ファン)
21 除湿気流ファン
22 筐体
23 排気経路
24 気流経路
25 吸水拡散部材
26 転写紙容器
27,27a 共用異物除去部材
29 転写紙搬送手段
31 感光体
32 像転写手段
A 除湿気流経路
B 排熱気流経路
C 除湿空気
D 排熱
E 排出空気

Claims (18)

  1. ペルチェ素子と、該ペルチェ素子の吸熱面に設けられる冷却除湿部材と、前記ペルチェ素子の発熱面に設けられる排熱部材と、前記冷却除湿部材を経路内に配置して通過する空気を除湿する除湿気流経路と、前記除湿気流経路に隣接し前記排熱部材を経路内に配置して通過する空気を該排熱部材の熱で加熱して排熱空気とする排熱気流経路と、浸透により水を吸収し水平方向に搬送するとともに該水を蒸発可能に保持する部材であって、前記排熱気流経路に沿って底面及び鉛直面に設置される吸水拡散部材と、を有する除湿手段と、
    前記除湿手段の次段に接続され、前記除湿気流経路から気流経路を通して除湿空気が導入される電子写真方式の作像部と、
    を備え
    前記除湿手段は、前記冷却除湿部材から滴下した除湿水を前記吸水拡散部材により前記排熱気流経路内へ吸水搬送して蒸発させ、前記排熱空気とともに排出させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記除湿気流経路及び前記排熱気流経路を一体に覆うとともに、前記除湿気流経路の吸気口となる開口と前記排熱気流経路の吸気口となる開口が1つの面に設けられた共通開口面を有する除湿排熱ケースを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記除湿排熱ケースにおける共通開口面は、前記除湿気流経路及び前記排熱気流経路に外気を導入可能に設けられることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記作像部は湿度検出手段を備え、該湿度検出手段は作像部内の相対湿度を検出するとともに、検出湿度が所定値以上を示した場合に、除湿排熱ケース内に配備された所定の機器を動作させることにより該除湿排熱ケース内の空気の除湿処理を行い、該除湿排熱ケースから作像部に除湿空気を供給するものであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記除湿手段は、前記排熱気流経路から排熱空気を放出する排熱ファンをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記除湿手段は、前記冷却除湿部材の前段に設けた除湿気流ファンをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記作像部には、前記除湿気流ファンから前記冷却除湿部材を通して送出された除湿空気が導入されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記気流経路は、除湿異物除去部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 前記作像部は、前記気流経路から導入された除湿空気を下流の排気経路に排出し、外部から防塵されていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記排熱気流経路は、排熱異物除去部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  11. 除湿異物除去部材と排熱異物除去部材を兼ねた共用異物除去部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  12. 前記作像部は、感光体と、前記感光体に近接する像転写手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  13. 前記作像部は、感光体と、前記感光体に隣接する像転写手段を一体的に外部に取出すプロセスカートリッジであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  14. 前記作像部は、転写紙、転写紙搬送手段、および転写紙容器を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  15. 前記作像部は、それぞれ独立した感光体を有しカラー作像機構を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  16. ペルチェ素子と、該ペルチェ素子の吸熱面に設けられる冷却除湿部材と、前記ペルチェ素子の発熱面に設けられる排熱部材と、前記冷却除湿部材を経路内に配置して通過する空気を除湿する除湿気流経路と、前記除湿気流経路に隣接し前記排熱部材を経路内に配置して通過する空気を該排熱部材の熱で加熱して排熱空気とする排熱気流経路と、浸透により水を吸収し水平方向に搬送するとともに該水を蒸発可能に保持する部材であって、前記排熱気流経路に沿って底面及び鉛直面に設置される吸水拡散部材と、を有する除湿手段と、
    前記除湿気流経路から電子写真方式の作像部へ除湿空気を通過させる気流経路と、
    前記除湿気流経路から前記気流経路方向への気流を発生させる除湿気流ファンと、
    前記排熱気流経路から排熱空気を排出する排熱ファンと、
    を備え
    前記除湿手段は、前記冷却除湿部材から滴下した除湿水を前記吸水拡散部材により前記排熱気流経路内へ吸水搬送して蒸発させ、前記排熱ファンが前記排熱空気とともに蒸発させた除湿水を排出することを特徴とする吸排気装置。
  17. 前記除湿気流経路及び前記排熱気流経路を一体に覆うとともに、前記除湿気流経路の吸気口となる開口と前記排熱気流経路の吸気口となる開口が1つの面に設けられた共通開口面を有する除湿排熱ケースを備えることを特徴とする請求項16に記載の吸排気装置。
  18. 前記除湿手段は、排熱気流経路にて水を含んだ前記吸水拡散部材に前記排熱空気を送風して除湿水を蒸発させることを特徴とする請求項16または17に記載の吸排気装置。
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