JP2003322866A - 画像表示素子および画像表示装置 - Google Patents

画像表示素子および画像表示装置

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JP2003322866A JP2002129358A JP2002129358A JP2003322866A JP 2003322866 A JP2003322866 A JP 2003322866A JP 2002129358 A JP2002129358 A JP 2002129358A JP 2002129358 A JP2002129358 A JP 2002129358A JP 2003322866 A JP2003322866 A JP 2003322866A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省PEPプロセスを用いた場合であっても、
走査信号線またはゲート電極と電気的に接続された部分
の液晶層または配向層への露出を防止する。 【解決手段】 画素電極A11および画素電極B11に
対して共通する表示信号線Dmが接続されている。画素
電極A11と表示信号線Dmとの間には、第1のTFT
M1と第2のTFT M2とが直列に接続してある。画
素電極B11と表示信号線Dmとの間には第3のTFT
M3が接続されている。第1のTFT M1および第3
のTFT M3は走査信号線Gn+1をそのゲート電極
としている。また、第2のTFT M2は、走査信号線
Gn+2から分岐された走査信号線Gn+2’をそのゲ
ート電極としている。走査信号線Gn+1とGn+2’
とは、表示領域内で平行に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示装置、特に
液晶表示装置の高精細化に寄与する技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置として、スイッチング素子
としてのTFT(Thin Film Transistor、薄膜トランジ
スタ)を用いたアクティブ・マトリックス方式の液晶表
示装置が知られている。このアクティブ・マトリックス
方式の液晶表示装置は、走査信号線と表示信号線とをマ
トリックス状に配設し、その交点に薄膜トランジスタが
配設されたTFTアレイ基板と、その基板と所定の間隙
を隔てて配置されるカラーフィルタ基板との間に液晶材
料を封入し、この液晶材料に与える電圧を薄膜トランジ
スタにより制御して、液晶の電気光学的効果を利用して
表示を可能としている。
【0003】アクティブ・マトリックス方式の液晶表示
装置の高精細化に伴う画素数の増大につれて以下のよう
な問題が提起されている。すなわち、画素数の増大に伴
う表示信号線および走査信号線の数量が非常に多くな
り、駆動ICの数も膨大となり、コストの上昇を招いて
いる。また、駆動ICとTFTアレイ基板における接続
のための電極ピッチが狭くなり、接続が困難になるとと
もに接続作業の歩留まりを低下させる。この問題を同時
に解決するために、列方向に隣接する2つ以上の画素に
1本の表示信号線から時分割で電位を与えることで、必
要な駆動ICの数を減らし、接続端子のピッチを大きく
する提案がこれまで数多くなされている。例えば、特開
平6−138851号公報、特開平6−148680号
公報、特開平11−2837号公報、特開平5−265
045号公報、特開平5−188395号公報、特開平
5−303114号公報である。なお、以上の構成を有
する表示素子を、多重画素表示素子と呼ぶことにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】液晶表示装置において
も、コスト低減の観点から製造工程の短縮が図られてい
る。前述のTFTアレイ基板は、写真触刻工程(Photo
Engraving Process、以下PEP)を用いて作成されて
いるが、このPEPの工程数を低減することが進められ
ている。例えば、従来7つのマスク工程(これを7PE
Pと呼ぶ)でTFTアレイ基板を得ていたのに対して、
5PEPと工程数を低減した省PEPプロセスが採用さ
れている。省PEPプロセスにより前述した多重画素表
示素子のTFTアレイ基板を作成すると、詳しくは後述
するが、走査信号線またはゲート電極と電気的に接続さ
れた部分が液晶層または配向層に露出することがある。
なお、以下この露出のことを、ゲートの露出と言うこと
にする。この露出は、画像特性に悪影響を及ぼしてしま
う。この部分を保護膜で被うことも考えられるが、その
ためには保護膜を形成するための工程数を増やす必要が
ある。しかしこれでは、省PEPプロセスを採用する意
味が失われてしまう。そこで本発明は、多重画素表示素
子において、省PEPプロセスを用いた場合であって
も、走査信号線またはゲート電極と電気的に接続された
部分の液晶層または配向層への露出を防止する技術を提
供する。また本発明は、この技術を用いた液晶表示素
子、液晶表示装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による課題を解決
するための手段を述べる前に、従来の多重画素表示素子
において生ずるゲートの露出について詳述する。図17
は、多重画素表示素子22の一例を示す等価回路図であ
る。図17において、表示信号線Dmを挟んで隣接する
画素電極A100およびB100について、第1のTF
T M1、第2のTFT M2および第3のTFTM3と
3つのTFTが以下のように配置されている。まず、第
1のTFT M1は、そのソース電極が表示信号線Dm
に、またそのドレイン電極が画素電極A100に接続し
ている。また、第1のTFT M1のゲート電極は第2
のTFT M2のソース電極に接続している。ここで、
TFTは3端子のスイッチング素子であり、液晶表示装
置において、表示信号線Dmに接続される側をソース電
極と、また画素電極に接続される側をドレイン電極と呼
ぶ例があるが、逆の例もある。つまり、ゲート電極を除
く2つの電極のいずれをソース電極と、またドレイン電
極と呼ぶかは一義的に定まっていない。そこで以下で
は、ゲート電極を除く2つの電極をともにソース/ドレ
イン電極と呼ぶことにする。
【0006】次に、第2のTFT M2は、一方のソー
ス/ドレイン電極が第1のTFT M1のゲート電極
に、また他方のソース/ドレイン電極が走査信号線Gn
+2に接続されている。したがって、第1のTFT M
1のゲート電極は第2のTFT M2を介して走査信号
線Gn+2に接続されることになる。また、第2のTF
T M2のゲート電極は走査信号線Gn+1に接続され
る。したがって、隣接する2本の走査信号線Gn+1と
Gn+2が同時に選択電位(以下、単に選択という)に
なっている期間にのみ、第1のTFT M1がONにな
り表示信号線Dmの電位が画素電極A100に供給され
る。第3のTFT M3は、一方のソース/ドレイン電
極が表示信号線Dmに、また他方のソース/ドレイン電
極が画素電極B100に接続されている。また、第3の
TFT M3のゲート電極は走査信号線Gn+1に接続
されている。したがって、走査信号線Gn+1が選択に
なっているときに、第3のTFT M3がONになり表
示信号線Dmの電位が画素電極B100に供給される。
【0007】図18は図17に示した多重画素表示素子
22の画素電極C100およびD100近傍の回路構造
を模式的に示す平面図である。前述のように、多重画素
表示素子22はPEPにより製造されるが、図18は、
同一のPEP工程で得られる層に同一のグラデーション
を施している。このグラデーションは、工程の順位をも
示しており、薄いグラデーションほど先行する工程であ
ることを示している。例えば、走査信号線Gn+1,G
n+2は、表示信号線Dmより先に形成されたことを意
味している。図18において、第1のTFT M1は、
画素電極A100に接続されたソース/ドレイン電極5
1と、表示信号線Dmに接続されたソース/ドレイン電
極61と、ゲート電極71とから構成されている。第2
のTFT M2は、接続端子81を介して第1のTFT
M1のゲート電極71と接続されているソース/ドレイ
ン電極52と、走査信号線Gn+2と接続されるソース
/ドレイン電極62と、走査信号線Gn+1の一部であ
るゲート電極72とから構成される。走査信号線Gn+
2には接続端子82を介して分岐配線83が接続され、
その分岐配線83の一部がソース/ドレイン電極62を
構成している。
【0008】図19は、図18のZ−Z部分の断面図で
ある。なお、図19の縮尺は図18と相違していること
を断っておく。図19に示すように、ガラス基板95上
に走査信号線Gn+1、Gn+2およびゲート電極71
が形成されている。また、ガラス基板95上には、走査
信号線Gn+1(ゲート電極72)、Gn+2およびゲ
ート電極71を被うゲート絶縁膜94が形成されてお
り、ゲート絶縁膜94上の第1のTFT M1および第
2のTFT M2の該当箇所には半導体層931および
932が形成されている。半導体層931上には、ソー
ス/ドレイン電極51および61が形成され、チャネル
保護膜96とともに第1のTFT M1を構成してい
る。また、半導体層932上には、ソース/ドレイン電
極52および62が形成され、チャネル保護膜96とと
もに第2のTFT M2を構成している。さらにこれら
膜上には保護膜91が積層されている。
【0009】ゲート電極71上には、ゲート絶縁膜94
および保護膜91を貫通するコンタクト・ホール97が
形成され、一方ソース/ドレイン電極52上には保護膜
91を貫通するコンタクト・ホール98が形成されてい
る。このコンタクト・ホール97および98に接続端子
81が入り込むことにより、ソース/ドレイン電極52
とゲート電極71とが電気的に接続される。また、走査
信号線Gn+2上にはゲート絶縁膜94および保護膜9
1を貫通するコンタクト・ホール100が形成され、一
方ソース/ドレイン電極62上には保護膜91を貫通す
るコンタクト・ホール99が形成されている。このコン
タクト・ホール99および100に接続端子82が入り
込むことにより、ソース/ドレイン電極62と走査信号
線Gn+2とが電気的に接続される。
【0010】ここで、接続端子81および82上には保
護膜91が形成されていない。したがって、ゲート電極
71および走査信号線Gn+2は、各々、接続端子81
および82を介して外部に露出していることになる。図
19には示していないが、通常、保護膜91上には配向
膜が形成されており、さらに配向膜上には液晶層が存在
している。したがって、ゲート電極71および走査信号
線Gn+2は、配向膜に電気的に接触している。このよ
うな構造で、ゲート電極71および走査信号線Gn+2
に対して電位(ゲート電位)が供給されると、配向膜に
接続端子81および82が接触している領域では、配向
膜に対して際限なく電荷を供給してしまう。そのため、
この領域には液晶層中に存在する不純物イオンが集中す
ることにより、電圧降下や、電荷保持不良が発生して、
画質劣化を招くおそれがある。
【0011】図17〜図19に示した従来の多重画素表
示素子(以下、単に表示素子)22は、省PEPプロセ
ス、具体的には5PEPで製造されたものである。図2
0は、5PEPにより表示素子22を製造する工程を示
す図である。はじめに、ガラス基板上95に走査信号線
Gn+1(ゲート電極72)、Gn+2を形成するため
の金属膜を成膜する。金属膜を成膜後、PEPにより、
図20(a)に示すようにゲート電極71、走査信号線
Gn+1(ゲート電極72)、Gn+2をパターニング
する。次に、ゲート電極71、走査信号線Gn+1(ゲ
ート電極72)およびGn+2が形成されたガラス基板
95上に、ゲート絶縁膜94、半導体層93を成膜す
る。さらに、半導体層93上に、チャネル保護膜96を
形成するための膜を成膜する。その後、PEPにより、
図20(b)に示すように半導体層93上にチャネル保
護膜96をパターニングする。
【0012】その後、ソース/ドレイン電極51,6
1,52,62および分岐配線83を形成するための金
属膜を成膜する。この金属膜を成膜後、図20(c)に
示すように、PEPによりソース/ドレイン電極51,
61,52,62,分岐配線83および半導体層93
1,932をパターニングする。次いで、保護膜91を
形成するための膜を成膜し、さらに図20(d)に示す
ように、PEPによって保護膜91をパターニングす
る。このパターニングの時に、コンタクト・ホール9
7,98,99,100が形成される。保護膜91を形
成後、画素電極を形成するための例えば酸化インジウム
・スズ膜(Indium Tin Oxide,ITO)をスパッタリン
グで成膜する。このITO膜により接続端子81,82
も形成される。ITO成膜後に、図20(e)に示すよ
う、PEPにより接続端子81,82をパターニングす
る。
【0013】表示素子22において、ゲート電位の露出
が生ずる箇所は、第1のTFT M1と第2のTFT M
2の接続部分、および分岐配線83と走査信号線Gn+
2との接続部分の2箇所である。もちろんこの2箇所と
いうのは、1つの画素電極に関してのものであるから、
表示素子22全体について見れば、画素電極ごとに同様
のゲート電位の露出が存在することになる。ゲート電位
の露出についてさらに言及すると、第1のTFT M1
のゲート電極71および第2のTFT M2のソース/
ドレイン電極52が接続端子81を介して接続されてい
る。また、分岐配線83および走査信号線Gn+2が接
続端子82を介して接続されている。接続端子81また
は82による接続が必要なのは、ゲート電極71とソー
ス/ドレイン電極52、あるいは分岐配線83と走査信
号線Gn+2とが異なるPEP工程で形成され、その
後、コンタクトホールが形成されるためである。例え
ば、接続端子81を保護膜91よりも先行して形成すれ
ば、ゲート電位の露出を防止することができるが、図2
0で説明した5PEPの場合、保護膜91より以前に接
続端子81を形成する工程を挿入する余地がない。
【0014】ここで、表示素子22を基にゲート電位の
露出を回避するための方策を検討してみる。まず、第1
のTFT M1と第2のTFT M2の接続部分について
は、第1のTFT M1のソース/ドレイン電極61を
第2のTFT M2のソース/ドレイン電極52および
62を介して表示信号線Dmに接続、つまり第1のTF
T M1と第2のTFT M2とを直列に接続すると同時
に、第1のTFT M1のゲート電極71を走査信号線
Gn+2に直接に接続すればよい。ソース/ドレイン電
極61,52は同一のPEP工程で成形することができ
るから接続端子81は不要となり、しかもこれらソース
/ドレイン電極61,52は5PEPによっても保護膜
91の下層に位置するから、当該接続部分についてゲー
ト電位が露出することはない。
【0015】次に、分岐配線83と走査信号線Gn+2
との接続部分については、まず、分岐配線83を走査信
号線Gn+2と同一の層で形成する必要がある。しか
し、そのとき分岐配線83は走査信号線Gn+1とも同
一の層になるため、これを第1のTFT M1のゲート
電極71に接続するためには走査信号線Gn+1と交差
する構造をとる必要があり、再びゲート電位の露出が生
じてしまう。このため、第1のTFT M1と第2のT
FT M2との接続部分のような措置を講ずることはで
きない。ところが、当該接続部分が存在していたとして
も、そこが表示領域外であれば、画質低下の問題が生ず
ることはない。前述のように、当該接続部分は、表示素
子22において各画素電極に存在するが、これを表示素
子22のx方向の最端部に集約すればよい。そして、こ
の集約した接続部分を表示領域外に位置させればよい。
図17に示すように、表示素子22は、走査信号線Gn
+2から、複数の分岐配線B1,B2…が引出されてい
るが、この引出しを1本あるいは2本に留めれば、当該
接続部分を最端部(図17では左端部あるいは右端部に
なる)に集約させることができる。例えば、図17にお
いて、走査信号線Gn+2から引出された1本の分岐配
線B1が、画素電極A100の第2のTFT M2、画
素電極A110の第2のTFT M2…に接続される構
造とすればよい。
【0016】さらに、分岐配線83と走査信号線Gn+
2との接続部分については、以下の解決手段もなし得
る。図17に示すように、表示素子22は、走査信号線
Gn+1と走査信号線Gn+2からの分岐配線B1とが
交差している。この交差が、あるために、ゲート電位の
露出が生じる。そこで、この交差が生じない配線の構造
を採用すれば、分岐配線83と走査信号線Gn+2との
接続部分についてもゲート電位の露出を防止することが
できる。この構造は、後述するように、第1のTFT
M1と第2のTFT M2とを直列に接続すること、さ
らに所定の走査信号線からの分岐配線を1本あるいは2
本にすること、を前提に実現することができる。
【0017】本発明は以上の知見に基づくものであっ
て、行方向および列方向に画素電極をマトリックス状に
配列した表示素子であって、表示信号を伝達する複数の
表示信号線と、共通する前記表示信号線を伝達される前
記表示信号が時分割で供給される第1の画素電極および
第2の画素電極と、前記共通する表示信号線と前記第1
の画素電極との間に設けられる第1のスイッチング素子
および第2のスイッチング素子と、前記共通する表示信
号線と前記第2の画素電極との間に設けられる第3のス
イッチング素子と、前記第1のスイッチング素子および
前記第3のスイッチング素子に走査信号を伝達する第1
の走査信号線と、前記第2のスイッチング素子に走査信
号を伝達するとともに、前記第1の走査信号線と並設さ
れる第2の走査信号線とを含む表示素子要素が列方向に
複数段配設され、前記第2の走査信号線は、異なる段の
前記表示素子要素における前記第1の走査信号線から分
岐されたものであることを特徴とする画像表示素子であ
る。
【0018】本発明の画像表示素子において、前記第2
の走査信号線は、後段に位置する前記表示素子要素にお
ける前記第1の走査信号線から分岐されたものとし、か
つ前記表示素子要素における前記第1の走査信号線と前
記第1の画素電極および前記第2の画素電極との間に蓄
積容量を形成することができる。また本発明において、
前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチ
ング素子は、前記第1の画素電極と前記表示信号線との
間で直列に接続することができる。この場合、前記画像
表示素子は、前記第2のスイッチング素子を保護する保
護膜層を有し、前記第2のスイッチング素子に接続され
る前記第2の走査信号線の一部が前記保護膜層上に形成
することができる。
【0019】また本発明において、前記第2の走査信号
線は、前記第1の画素電極および前記第2の画素電極と
前記第1の走査信号線との間に配設されるとともに、前
記第1の走査信号線と画像表示領域外で交差させること
ができる。この場合、前記画像表示素子は、前記第2の
スイッチング素子を保護する保護膜層を有し、前記第2
のスイッチング素子に接続される前記第2の走査信号線
の一部が前記画像表示領域外で前記保護膜層上に形成さ
せることができる。本発明において、以上の要素を組み
合わせることができることはいうまでもない。
【0020】本発明のより具体的な構成を備えた画像表
示装置は、行方向および列方向に画素電極をマトリック
ス状に配列した画像表示領域と、この画像表示領域の周
囲に位置する画像非表示領域とを備えた画像表示装置で
あって、表示信号を供給する表示信号供給回路と、走査
信号を供給する走査信号供給回路と、表示信号供給回路
から供給される前記表示信号を前記画素電極に向けて伝
達する互いに平行な複数の表示信号線と、走査信号供給
回路から供給される走査信号を画素電極に向けて伝達す
る互いに平行な複数の走査信号線と、n(nは正の整
数)番目の走査信号線とn+1番目の走査信号線との間
に配設され、かつ所定の表示信号線から表示信号の伝達
を受ける第1の画素電極および第2の画素電極と、所定
の表示信号線と第1の画素電極との間に直列に接続され
る第1のスイッチング素子および第2のスイッチング素
子と、所定の表示信号線と第2の画素電極との間に接続
される第3のスイッチング素子と、を備え、第1のスイ
ッチング素子および第3のスイッチング素子は、n+1
番目の走査信号線に伝達される走査信号によりオン・オ
フが制御され、第2のスイッチング素子は、n+1番目
の走査信号線よりも後段に位置するn+2番目の走査信
号線から分岐された分岐走査信号線に伝達される前記走
査信号によりオン・オフが制御されることを特徴として
いる。
【0021】本発明の画像表示装置において、前記n+
2番目の走査信号線から前記画像非表示領域で分岐され
た前記分岐走査信号線は、前記画像非表示領域において
前記行方向に延びる第1部分と、前記第1部分に接続さ
れて前記列方向に延びる第2部分とを含み、前記画像非
表示領域で前記n+1番目の走査信号線と交差する構成
とすることができる。
【0022】さらに本発明のより具体的な構成を備えた
画像表示装置として、行方向および列方向に画素電極を
マトリックス状に配列した画像表示領域と、この画像表
示領域の周囲に位置する画像非表示領域とを備えた画像
表示装置であって、表示信号を供給する表示信号供給回
路と、走査信号を供給する走査信号供給回路と、前記表
示信号供給回路から供給される前記表示信号を前記画素
電極に向けて伝達する互いに平行な複数の表示信号線
と、前記走査信号供給回路から供給される前記走査信号
を前記画素電極に向けて伝達する互いに平行な複数の走
査信号線と、n(nは正の整数)番目の走査信号線とn
+1番目の走査信号線との間に配設され、かつ所定の前
記表示信号線から前記表示信号の伝達を受ける第1の画
素電極および第2の画素電極と、前記所定の表示信号線
と前記第1の画素電極との間に直列に接続される第1の
スイッチング素子および第2のスイッチング素子と、前
記所定の表示信号線と前記第2の画素電極との間に接続
される第3のスイッチング素子と、を備え、前記第1の
スイッチング素子および第3のスイッチング素子は、前
記n番目の走査信号線に伝達される前記走査信号により
オン・オフが制御され、前記第2のスイッチング素子
は、前記n+1番目の走査信号線から分岐された分岐走
査信号線に伝達される前記走査信号によりオン・オフが
制御されることを特徴とする画像表示装置を提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の画像表示装置を液晶表示装置に関する実施の形態に
基づき説明する。図1は本実施の形態に係る液晶表示装
置1の主要構成を示すブロック図である。本実施の形態
に係る液晶表示装置1は、1つの共通する表示信号線を
挟んで隣接する2つの画素が当該表示信号線を共有する
ことにより、表示信号線の本数を半減できるところに特
徴を有している。また、本実施の形態による液晶表示装
置1は、その表示領域内において、ゲート電位が露出し
ない構造となっているところにも特徴を有している。な
お、液晶表示装置1としては、表示素子2を構成するT
FTアレイ基板、TFTアレイ基板と対向するカラーフ
ィルタ基板、バックライト・ユニット等の要素を備える
必要があるが、本発明の特徴部分ではないことからその
記載は省略する。
【0024】図1に示すように、液晶表示装置1は、表
示信号線30を介して表示素子2内に配置される画素電
極に表示信号を供給、つまり電位を書き込むための駆動
回路であるXドライバ3と、走査信号線40を介してT
FT(薄膜トランジスタ)のON・OFFを制御する走
査信号を供給するための駆動回路であるYドライバ4を
備えている。表示素子2には、画素がM×N(M,Nは
任意の正の整数)の数だけマトリックス状に配列してあ
る。Xドライバ3およびYドライバ4は、図示しないタ
イミング・コントローラに接続されている。このタイミ
ング・コントローラは、例えばパーソナル・コンピュー
タ等のシステム側から、表示信号であるデジタル・ビデ
オ・データ、同期信号、クロック信号等を受けて、Xド
ライバ3およびYドライバ4の駆動を制御する。
【0025】次に、図2に基づいて、表示素子2におけ
る回路構成を説明する。なお、図2は表示素子2の一部
についてのみ記載しており、実際の表示素子2には図2
に示す構造の回路が連続的に形成されている。また、画
素電極A11,C11,A12…の左側に記してある点
線は表示素子2における画像表示領域と画像非表示領域
の境界を示しており、この点線より右側が画像表示領域
である。図2において、表示信号線Dmを挟んで隣接す
る画素電極A11およびB11について、第1のTFT
M1、第2のTFT M2および第3のTFT M3と
3つのTFTが以下のように配置されている。まず、第
1のTFT M1は、そのソース/ドレイン電極が表示
信号線Dmに、また他方のソース/ドレイン電極が第2
のTFT M2のソース/ドレイン電極に接続されてい
る。また、第1のTFT M1のゲート電極は走査信号
線Gn+1(第1の走査信号線)の一部が構成してい
る。
【0026】次に、第2のTFT M2は、一方のソー
ス/ドレイン電極が第1のTFT M1のソース/ドレ
イン電極に、他方のソース/ドレイン電極が画素電極A
11に接続されている。また、第2のTFT M2のゲ
ート電極は、走査信号線Gn+2(第3の走査信号線)
から分岐された走査信号線Gn+2’(第2の走査信号
線)の一部が構成している。第1のTFT M1と第2
のTFT M2とが以上のような接続関係を有している
から、隣接する2本の走査信号線Gn+1とGn+2が
同時に選択電位になっている期間にのみ、第1のTFT
M1および第2のTFT M2がONになり表示信号線
Dmの電位が画素電極A11に供給される。第3のTF
T M3は、一方のソース/ドレイン電極が表示信号線
Dmに、他方のソース/ドレイン電極が画素電極B11
に接続されている。また、第3のTFT M3のゲート
電極は走査信号線Gn+1の一部が構成している。した
がって、走査信号線Gn+1が選択電位になっている期
間に、第3のTFT M3がONになり表示信号線Dm
の電位が画素電極B11に供給される。
【0027】以上の回路構成を有している表示素子2に
おいて、画素電極A11および画素電極B11は、共通
する単一の表示信号線Dmから表示信号が供給される。
つまり、表示信号線Dmは、画素電極A11および画素
電極B11に対して共通の表示信号線Dmということが
できる。したがって、画素がM×Nのマトリックス状に
配列されているのに対して、表示信号線DmはM/2本
となる。画素電極A11には第1のTFT M1および
第2のTFT M2が接続されており、第1のTFT M
1は表示信号線Dmに接続されるとともに、第2のTF
T M2に接続される。第1のTFT M1のゲート電極
は走査信号線Gn+1に接続されている。また第2のT
FT M2のゲート電極は走査信号線Gn+1の後段の
走査信号線Gn+2から分岐された走査信号線Gn+
2’に接続されている。
【0028】ここで、走査信号線Gn+2とGn+2’
は、画像表示領域内において、互いに平行に配設されて
いる。走査信号線Gn+2とGn+2’とは、Yドライ
バ4からは単一の配線として引き出されているが、画像
非表示領域内において分岐されている。したがって、走
査信号線Gn+2とGn+2’とは、元々は単一の配線
であるが、異なる行に対する画素電極を対象として走査
信号を伝達する。同様のことが、走査信号線Gn+1と
Gn+1’、Gn+3とGn+3’にも当てはまる。つ
まり、表示素子2の複数の走査信号線は、一対の走査信
号線Gn+1とGn+1’等の集合により構成されてい
る。また、Gn+1とGn+2’とは、画素電極A11
よりもその走査方向の後段側に配設されている。そし
て、走査信号線Gn+2‘は走査信号線Gn+1よりも
画素電極A11側に配設され、また、画素電極A11の
前段側の走査信号線Gnと画素電極A11との間には蓄
積容量Csを形成している。
【0029】図3は本実施の形態による表示素子2の回
路構造を模式的に示す部分平面図である。図3に示すよ
うに、画素電極A11(10)に関して、走査信号線G
n+1上に第1のTFT M1が、また走査信号線Gn
+2’上に第2のTFT M2が配置されている。ま
た、画素電極B11(10)に関して、走査信号線Gn
+1上に第3のTFT M3が配置されている。つま
り、第1のTFT M1および第3のTFT M3は、
走査信号線Gn+1の一部をゲート電極とし、第2のT
FT M2は走査信号線Gn+2’の一部をゲート電極
としている。なお、図3には図4で示す保護膜等の記載
は省略している。図4は図3のX−X部分の断面を示す
図である。図4に示すように、ガラス基板15上に走査
信号線Gn+1、Gn+2’が形成されている。また、
ガラス基板15上には、走査信号線Gn+1、Gn+
2’を被うゲート絶縁膜14が形成されており、ゲート
絶縁膜14上の所定領域には半導体層13が形成されて
いる。半導体層13上にはチャネル保護膜16を除く部
分にソース/ドレイン層12が形成され、さらにソース
/ドレイン層12上には保護膜11が形成されている。
以上のような積層構造によって、第1のTFT M1お
よび第2のTFT M2が構成されている。第2のTF
T M2側の保護膜11にはコンタクト・ホール17が
設けられており、このコンタクト・ホール17を介し
て、画素電極10と第2のTFT M2を構成するソー
ス/ドレイン層12が電気的に接続されている。
【0030】図5は、表示素子2の図4に対応する部分
についての製造工程を説明する図である。はじめに、ガ
ラス基板上15に走査信号線Gn+1、Gn+2’を形
成するための金属膜を例えばスパッタリングにより成膜
する。この金属膜を構成する材料として、Ta、Mo−
Ta合金、Mo−W合金、Al等を用いることができ
る。金属膜を成膜後、写真触刻工程(Photo Engraving
Process、以下PEP )により、図5(a)に示すよう
に走査信号線Gn+1、Gn+2’をパターニングす
る。次に、走査信号線Gn+1、Gn+2'が形成され
たガラス基板15上に、ゲート絶縁膜14を形成するた
めの例えばSiO2膜、Si34膜、半導体層13を形
成するための例えばa−Si(アモルファス・シリコ
ン)膜を成膜する。さらに、a−Si膜上に、チャネル
保護膜16を形成するための例えばSiO2膜を成膜す
る。これら3つの膜を例えばCVD(Chemical Vapor D
eposition)で形成した後に、PEPにより、図5
(b)に示すようにゲート絶縁膜14、半導体層13上
にチャネル保護膜16をパターニングする。
【0031】その後、ソース/ドレイン層12を形成す
るための金属膜を例えばスパッタリングによって成膜す
る。この金属膜を構成する材料として、Al、Ti、M
o等を用いることができる。金属膜を成膜後、図5
(c)に示すように、PEPによりソース/ドレイン層
12および半導体層13をパターニングする。次いで、
保護膜11を形成するための例えばSi34膜をCVD
で製膜し、さらに図5(d)に示すように、PEPによ
って保護膜11をパターニングする。このパターニング
の時に、コンタクト・ホール17が形成される。保護膜
11を形成後、画素電極10を形成するための例えば酸
化インジウム・スズ膜(Indium Tin Oxide,ITO)を
スパッタリングで成膜する。ITO成膜後に、図5
(e)に示すよう、PEPにより画素電極10をパター
ニングする。以上図4および図5で示した通り、本実施
の形態による表示素子2は、5PEPプロセスによって
も、その表示領域内において、ゲート電位が露出しな
い。なお、第3のTFT M3の部分についてゲート電
位が露出しないことは、説明を要しないであろう。
【0032】次に、表示素子2の表示領域外の部分の構
造について図6および図7に基づいて説明する。図6
は、図2の点線で囲まれた領域の構造を模式的に示す平
面図である。図6に示すように、同一の走査信号を供給
する2つの走査信号線Gn+2、Gn+2’は、画素電
極C11,D11,C21,D21…を挟んで配置され
ることになる。2つの走査信号線Gn+2およびGn+
2’は、接続配線18および接続端子19を介して電気
的に接続されている。この接続配線18は、図4および
図5で示したソース/ドレイン層12と同工程で形成さ
れる。また、接続端子19は、画素電極10と同工程で
形成されるから、ITOで構成される。このことは、図
6のY−Y断面を示す図7を参照することにより理解が
容易となる。
【0033】図7に示すように、走査信号線Gn+1、
Gn+2およびGn+2’が形成されたガラス基板15
(図示せず)上には、ゲート絶縁膜14が形成されてい
る。そして、ゲート絶縁膜14が形成された所定の領域
(図中、中央部分)には、半導体層13が、さらに接続
配線18として機能するソース/ドレイン層12が形成
されている。ソース/ドレイン層12上およびゲート絶
縁膜14上には保護膜11が形成されている。ソース/
ドレイン層12上の保護膜11にはコンタクト・ホール
17が形成されている。また、走査信号線Gn+2上の
ゲート絶縁膜14および保護膜11にもコンタクト・ホ
ール17が形成されている。このコンタクト・ホール1
7に入り込んだ接続端子19を介してゲート絶縁膜14
とソース/ドレイン層12とが電気的に接続されてい
る。ITOで構成されているこの接続端子19上には、
保護膜11が形成されていない。したがって、走査信号
線Gn+2およびGn+2’は接続端子19を介して外
部に露出していることになる。
【0034】以上説明したように、第1の実施の形態に
よる表示素子2は、表示領域外において走査信号線Gn
+2およびGn+2’が外部に露出するものの、表示領
域内でゲート電位が露出しない構造となっている。した
がって、液晶中に存在する不純物イオンが集中すること
による画像品質の劣化を防止することができる。
【0035】次に、図8〜図11の等価回路図を参照し
つつ、走査信号線Gn+1〜Gn+3の選択、非選択に
よる画素電極A11〜画素電極D11の動作について説
明する。図8に示すように走査信号線Gn+1と走査信
号線Gn+2の両方が選択されてから走査信号線Gn+
2が非選択電位(以下、単に非選択という)になるまで
の期間には、第1のTFT M1〜第3のTFT M3が
ONされる。図8に示すように画素電極A11、画素電
極B11および画素電極D11に、表示信号線Dmから
画素電極A11に与えるべき電位Va1が書き込まれ
る。ここで画素電極A11の電位Va1が決まる。な
お、図8において走査信号線Gn+1、Gn+2および
Gn+2’が選択されていることを、当該線図を太線で
示している。また、電位が書き込まれている画素電極に
はハッチングを施している。
【0036】走査信号線Gn+2が非選択になった後
に、表示信号線Dmから供給される電位は画素電極B1
1に与えるべき電位Vb1に変わる。走査信号線Gn+
2が非選択になった後の期間も引き続き走査信号線Gn
+1を選択にしておくことで、図9に示すように画素電
極B11には電位Vb1が書き込まれ、画素電極B11
の電位が決まる。このように、表示信号線Dmの電位が
時分割で画素電極A11および画素電極B11に供給さ
れる。
【0037】次に走査信号線Gn+1が非選択になった
後に、表示信号線Dmの電位は画素電極C11に与える
べき電位Vc1に変わる。走査信号線Gn+1が非選択
になった後の期間に、走査信号線Gn+2が再び選択に
なるとともに走査信号線Gn+3が選択になると、図1
0に示すように画素電極C11、画素電極D11および
画素電極B21に電位Vc1が書き込まれる。ここで画
素電極C11の電位Vc1が決まる。走査信号線Gn+
3が非選択になった後に、表示信号線Dmから供給され
る電位は画素電極D11に与えるべき電位Vd1に変わ
る。走査信号線Gn+3が非選択になった後の期間も引
き続き走査信号線Gn+2を選択にしておくことで、図
11に示すように画素電極D11には電位Vd1が書き
込まれ、画素電極D11の電位が決まる。
【0038】以上の説明では、走査信号線Gn+1〜G
n+3による画素電極A11、B11、C11およびD
11の動作を対象としたが、他の画素電極についても同
様であることは当業者であれば容易に理解されよう。表
示素子2は、画素電極A11,B11,A12,B12
…の間、つまりX方向には画素電極間に表示信号線D
m,Dm+1…のみしか配設されていない。一方で、Y
方向には分岐された分の走査信号線およびTFTが配設
されている。通常、画素電極A11…は、縦長の形状を
有している。したがって、表示素子2のようにX方向に
表示信号線Dm,Dm+1…のみしか配設しない構造と
すれば、画素電極A11…の長辺方向を開口率の向上の
ために有効に使用することができる。
【0039】(第2の実施の形態)以下、本発明による
第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の
形態は、表示領域内および表示領域外ともにゲート電位
の露出がない表示素子構造を有している点で、第1の実
施の形態をさらに進歩させている。なお、第2の実施の
形態による液晶表示装置1の基本構成は第1の実施の形
態と同様であるので、表示素子21についてその相違を
中心にして説明する。
【0040】図12は、第2の実施の形態による表示素
子21の等価回路図である。図12において、表示信号
線Dmを挟んで隣接する画素電極A11およびB11に
ついて、第1のTFT M11、第2のTFT M12お
よび第3のTFTM13の3つのTFTが以下のように
配置されている。まず、第1のTFT M11は、一方
のソース/ドレイン電極が表示信号線Dmに、他方のソ
ース/ドレイン電極が第2のTFT M12のソース/
ドレイン電極に接続されている。また、第1のTFT
M11のゲート電極は走査信号線Gnの一部が構成して
いる。次に、第2のTFT M12は、一方のソース/
ドレイン電極が第1のTFTM11のソース/ドレイン
電極に、他方のソース/ドレイン電極が画素電極A11
に接続されている。また、第2のTFT M12のゲー
ト電極は、走査信号線Gn+1’の一部が構成してい
る。走査信号線Gn+1’は、走査信号線Gn+1から
分岐されたものである。第1のTFT M11と第2の
TFT M12とが以上のような接続関係を有している
から、隣接する2本の走査信号線GnとGn+1’が同
時に選択電位になっている期間にのみ、第1のTFT
M11および第2のTFT M12がONになり表示信
号線Dmの電位が画素電極A11に供給される。第3の
TFT M13は、一方のソース/ドレイン電極が表示
信号線Dmに、他方のソース/ドレイン電極が画素電極
B11に接続されている。また、第3のTFT M13
のゲート電極は走査信号線Gnの一部が構成している。
したがって、走査信号線Gnが選択電位になっている期
間に、第3のTFT M13がONになり表示信号線D
mの電位が画素電極B11に供給される。
【0041】ここで、第2の実施の形態における第1の
TFT M11、第2のTFT M12および第3のTF
T M13の画素電極A11、B11に対する接続構造
と、第1の実施の形態における第1のTFT M1、第
2のTFT M2および第3のTFT M3の画素電極A
11、B11に対する接続構造に、基本的な差異がない
ことは、図12および図2とを対比すれば容易に理解で
きる。したがって、第2の実施の形態における表示素子
21が、表示領域内でゲート電位が露出しないことも容
易に類推できる。
【0042】ところが、第2の実施の形態と第1の実施
の形態とでは以下のような差異がある。第1の実施の形
態においては、画素電極A11を基準として、走査方向
の後段側に位置する2つの走査信号線Gn+1およびG
n+2’上に各々第1のTFTM1および第2のTFT
M2が形成されていた。そして、走査信号線Gn+1
よりも後段に位置する走査信号線Gn+2から分岐した
走査信号線Gn+2’が画素電極A11に近い方の第2
のTFT M2に接続され、かつ走査信号線Gn+1が
画素電極A11に遠い方の第1のTFT M1に接続さ
れている。したがって、走査信号線Gn+1と走査信号
線Gn+2’とが交差することになる。この交差部分
が、既に説明した、表示領域外におけるゲート電位の露
出原因となる。
【0043】これに対して第2の実施の形態において
は、画素電極A11を基準として、走査方向の前段側に
位置する走査信号線Gnと、走査方向の後段側に位置す
る走査信号線Gn+1から分岐された走査信号線Gn+
1’が、各々第1のTFT M11および第2のTFT
M12のゲート電極を構成している。そして、走査信号
線Gnよりも後段に位置する走査信号線Gn+1’が画
素電極A11に近いほうの第2のTFT M12に接続
され、かつ走査信号線Gnが画素電極A11に遠い方の
第1のTFT M11に接続されている。したがって、
図12に示されるように、走査信号線Gnと分岐配線を
含めた走査信号線Gn+1には交差部分が存在しないこ
とになる。そのために、第2の実施の形態による表示素
子21には、表示領域内はもちろん、表示領域外におい
てもゲートの露出が生じないのである。
【0044】次に、第2の実施の形態による表示素子2
1の動作を、図13〜図16に基づいて簡単に説明して
おく。なお、図13〜図16は、走査信号線Gn、Gn
+1による画素電極A11、B11、C11およびD1
1の動作のみを示している。図13に示すように走査信
号線Gnと走査信号線Gn+1の両方が選択されてから
走査信号線Gn+1が非選択になるまでの期間には、第
1のTFT M11〜第3のTFT M13がONされ
る。したがって、図13に示すように画素電極A11、
画素電極B11および画素電極D11に、表示信号線D
mから画素電極A11に与えるべき電位Va2が書き込
まれる。ここで画素電極A11の電位Va2が決まる。
【0045】走査信号線Gn+1が非選択になった後
に、表示信号線Dmから供給される電位は画素電極B1
1に与えるべき電位Vb2に変わる。走査信号線Gn+
1が非選択になった後の期間も引き続き走査信号線Gn
を選択にしておくことで、図14に示すように画素電極
B11には電位Vb2が書き込まれる、画素電極B11
の電位が決まる。このように、表示信号線Dmの電位が
時分割で画素電極A11および画素電極B11に供給さ
れる。
【0046】走査信号線Gnが非選択になった後に、表
示信号線Dmの電位は画素電極C11に与えるべき電位
Vc2に変わる。走査信号線Gnが非選択になった後の
期間に、走査信号線Gn+1が再び選択になるとともに
走査信号線Gn+2が選択になると、図15に示すよう
に画素電極C11および画素電極D11に電位Vc2が
書き込まれる。ここで画素電極C11の電位Vc2が決
まる。走査信号線Gn+2が非選択になった後に、表示
信号線Dmから供給される電位は画素電極D11に与え
るべき電位Vd2に変わる。走査信号線Gn+2が非選
択になった後の期間も引き続き走査信号線Gn+1を選
択にしておくことで、図16に示すように画素電極D1
1には電位Vd2が書き込まれ、画素電極D11の電位
が決まる。
【0047】以上説明したように第1および第2の実施
の形態による表示素子2、21は、その表示領域内ある
いはさらに表示領域外でもゲート電位の露出が回避され
る。したがって、液晶中に存在する不純物イオンが集中
することによる画像品質の劣化を防止することができ
る。また、1つの共通する表示信号線を挟んで隣接する
2つの画素が当該表示信号線を共有することにより、表
示信号線の本数を半減できる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
隣接する2つ以上の画素に1本の表示信号線から時分割
で電位を与えるアクティブ・マトリックス方式の表示装
置において、ゲート電位の露出を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係る液晶表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態における表示素子の等価回
路図である。
【図3】 第1の実施の形態における表示素子の回路構
造を示す部分平面図である。
【図4】 第1の実施の形態における表示素子の回路構
造を示す部分断面図である。
【図5】 第1の実施の形態における表示素子の製造工
程を示す図である。
【図6】 第1の実施の形態における表示素子の表示領
域外の回路構造を示す部分断面図である。
【図7】 第1の実施の形態における表示素子の表示領
域外の回路構造を示す部分平面図である。
【図8】 第1の実施の形態における表示素子の動作を
説明するための図である。
【図9】 第1の実施の形態における表示素子の動作を
説明するための図であって、図8の次の状態を示す図で
ある。
【図10】 第1の実施の形態における表示素子の動作
を説明するための図であって、図9の次の状態を示す図
である。
【図11】 第1の実施の形態における表示素子の動作
を説明するための図であって、図10の次の状態を示す
図である。
【図12】 第2の実施の形態における表示素子の等価
回路図である。
【図13】 第2の実施の形態における表示素子の動作
を説明するための図である。
【図14】 第2の実施の形態における表示素子の動作
を説明するための図であって、図13の次の状態を示す
図である。
【図15】 第2の実施の形態における表示素子の動作
を説明するための図であって、図14の次の状態を示す
図である。
【図16】 第2の実施の形態における表示素子の動作
を説明するための図であって、図15の次の状態を示す
図である。
【図17】 従来の表示素子の等価回路図である。
【図18】 従来の表示素子の回路構造を示す部分平面
図である。
【図19】 従来の表示素子の回路構造を示す部分断面
図である。
【図20】 従来の表示素子の製造工程を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…液晶表示装置、2,21…表示素子、3…Xドライ
バ、4…Yドライバ、10…画素電極、11…保護膜、
12…ソース/ドレイン層、13…半導体層、14…ゲ
ート絶縁膜、15…ガラス基板、16…チャネル保護
膜、17…コンタクト・ホール、18…接続配線、19
…接続端子、A11,B11,C11,D11,A1
2,B12,C12,D12…画素電極、M1,M1
1,M2,M12,M3,M13…TFT、Gn,Gn
+1,Gn+2,Gn+3,Gn+4,Gn’,Gn+
1’,Gn+2’,Gn+3’,Gn+4’…走査信号
線、Dm,Dm+1…表示信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古立 学 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 中嶋 浩詞 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 2H092 JA24 JB33 JB68 NA23 2H093 NA16 NA45 NC16 NC34 NC35 ND40 NE03 5C006 BB16 BC03 BC08 BC20 BF34 EB05 FA51

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行方向および列方向に画素電極をマトリ
    ックス状に配列した表示素子であって、 表示信号を伝達する複数の表示信号線と、 共通する前記表示信号線を伝達される前記表示信号が時
    分割で供給される第1の画素電極および第2の画素電極
    と、 前記共通する表示信号線と前記第1の画素電極との間に
    設けられる第1のスイッチング素子および第2のスイッ
    チング素子と、 前記共通する表示信号線と前記第2の画素電極との間に
    設けられる第3のスイッチング素子と、 前記第1のスイッチング素子および前記第3のスイッチ
    ング素子に走査信号を伝達する第1の走査信号線と、 前記第2のスイッチング素子に走査信号を伝達するとと
    もに、前記第1の走査信号線と並設される第2の走査信
    号線とを含む表示素子要素が列方向に複数段配設され、 前記第2の走査信号線は、異なる段の前記表示素子要素
    における前記第1走査信号線から分岐されたものである
    ことを特徴とする画像表示素子。
  2. 【請求項2】 前記第2の走査信号線は、 後段に位置する前記表示素子要素における前記第1の走
    査信号線から分岐されたものであり、 かつ前記表示素子要素における前記第1の走査信号線と
    前記第1の画素電極および前記第2の画素電極との間に
    蓄積容量が形成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の画像表示素子。
  3. 【請求項3】 前記第1のスイッチング素子および前記
    第2のスイッチング素子は、前記第1の画素電極と前記
    表示信号線との間で直列に接続されていることを特徴と
    する請求項1に記載の画像表示素子。
  4. 【請求項4】 前記画像表示素子は、前記第2のスイッ
    チング素子を保護する保護膜層を有し、前記第2のスイ
    ッチング素子に接続される前記第2の走査信号線の一部
    が前記保護膜層上に形成されることを特徴とする請求項
    3に記載の画像表示素子。
  5. 【請求項5】 前記第2の走査信号線は、 前記第1の画素電極および前記第2の画素電極と前記第
    1の走査信号線との間に配設されるとともに、 前記第1の走査信号線と画像表示領域外で交差している
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示素子。
  6. 【請求項6】 前記画像表示素子は、前記第2のスイッ
    チング素子を保護する保護膜層を有し、 前記第2のスイッチング素子に接続される前記第2の走
    査信号線の一部が前記画像表示領域外で前記保護膜層上
    に形成されることを特徴とする請求項5に記載の画像表
    示素子。
  7. 【請求項7】 後段に位置する前記表示素子要素におけ
    る前記第1の走査信号線から分岐された前記第2の走査
    信号線が、前記第1の画素電極および前記第2の画素電
    極と前記第1の走査信号線との間に配設されるととも
    に、前記第1の走査信号線と画像表示領域外で交差し、 前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチ
    ング素子は、前記第1の画素電極と前記表示信号線との
    間で直列に接続さるとともに、前記第2のスイッチング
    素子に接続される前記第2の走査信号線の一部が前記画
    像表示領域外において前記第2のスイッチング素子を保
    護する保護膜層上に形成され、 さらに前記第1の走査信号線と、前記第1の画素電極お
    よび前記第2の画素電極との間に蓄積容量が形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示素子。
  8. 【請求項8】 行方向および列方向に画素電極をマトリ
    ックス状に配列した画像表示領域と、 この画像表示領域の周囲に位置する画像非表示領域とを
    備えた画像表示装置であって、 表示信号を供給する表示信号供給回路と、 走査信号を供給する走査信号供給回路と、 前記表示信号供給回路から供給される前記表示信号を前
    記画素電極に向けて伝達する互いに平行な複数の表示信
    号線と、 前記走査信号供給回路から供給される前記走査信号を前
    記画素電極に向けて伝達する互いに平行な複数の走査信
    号線と、 n(nは正の整数)番目の走査信号線とn+1番目の走
    査信号線との間に配設され、かつ所定の前記表示信号線
    から前記表示信号の伝達を受ける第1の画素電極および
    第2の画素電極と、 前記所定の表示信号線と前記第1の画素電極との間に直
    列に接続される第1のスイッチング素子および第2のス
    イッチング素子と、 前記所定の表示信号線と前記第2の画素電極との間に接
    続される第3のスイッチング素子と、を備え、 前記第1のスイッチング素子および第3のスイッチング
    素子は、前記n+1番目の走査信号線に伝達される前記
    走査信号によりオン・オフが制御され、 前記第2のスイッチング素子は、前記n+1番目の走査
    信号線よりも後段に位置するn+2番目の走査信号線か
    ら分岐された分岐走査信号線に伝達される前記走査信号
    によりオン・オフが制御されることを特徴とする画像表
    示装置。
  9. 【請求項9】 前記n+2番目の走査信号線から前記画
    像非表示領域で分岐された前記分岐走査信号線は、 前記画像非表示領域において前記行方向に延びる第1部
    分と、前記第1部分に接続されて前記列方向に延びる第
    2部分とを含み、 前記画像非表示領域で前記n+1番目の走査信号線と交
    差していることを特徴とする請求項8に記載の画像表示
    装置。
  10. 【請求項10】 行方向および列方向に画素電極をマト
    リックス状に配列した画像表示領域と、 この画像表示領域の周囲に位置する画像非表示領域とを
    備えた画像表示装置であって、 表示信号を供給する表示信号供給回路と、 走査信号を供給する走査信号供給回路と、 前記表示信号供給回路から供給される前記表示信号を前
    記画素電極に向けて伝達する互いに平行な複数の表示信
    号線と、 前記走査信号供給回路から供給される前記走査信号を前
    記画素電極に向けて伝達する互いに平行な複数の走査信
    号線と、 n(nは正の整数)番目の走査信号線とn+1番目の走
    査信号線との間に配設され、かつ所定の前記表示信号線
    から前記表示信号の伝達を受ける第1の画素電極および
    第2の画素電極と、 前記所定の表示信号線と前記第1の画素電極との間に直
    列に接続される第1のスイッチング素子および第2のス
    イッチング素子と、 前記所定の表示信号線と前記第2の画素電極との間に接
    続される第3のスイッチング素子と、を備え、 前記第1のスイッチング素子および第3のスイッチング
    素子は、前記n番目の走査信号線に伝達される前記走査
    信号によりオン・オフが制御され、 前記第2のスイッチング素子は、前記n+1番目の走査
    信号線から分岐された分岐走査信号線に伝達される前記
    走査信号によりオン・オフが制御されることを特徴とす
    る画像表示装置。
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